JPH05108761A - 配線長指定配線方式 - Google Patents

配線長指定配線方式

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JPH05108761A
JPH05108761A JP3272921A JP27292191A JPH05108761A JP H05108761 A JPH05108761 A JP H05108761A JP 3272921 A JP3272921 A JP 3272921A JP 27292191 A JP27292191 A JP 27292191A JP H05108761 A JPH05108761 A JP H05108761A
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JP3272921A
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Tatsuo Matsushita
達男 松下
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分割配線領域の外など迂回経由点として求め
ても、配線長指定配線できない迂回経由候補点を予め除
くことにより、配線長指定配線の処理速度を大幅に向上
させる。 【構成】 配線長指定ネット18の仮迂回経由候補点1
5を発生し、仮迂回経由候補点15から配線長指定ネッ
ト18の始点12と終点13の含まれる分割配線領域に
含まれない仮迂回経由候補点18を除いた部分を、新た
に迂回経由候補点16にする。迂回経由候補点16より
配線長指定ネット18の迂回経由点17を求め、始点1
2−迂回経由点17−終点13の順に配線長指定配線を
行う。配線長指定ネット18の配線長指定配線に成功す
れば、全配線長指定ネットの配線長指定配線が完了した
かの判断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線基板などの
配線方式に関し、特に特定のネットの配線長を指定して
配線を行う配線長指定配線方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配線長指定配線方式は、配線長指
定配線に必要なパラメータを入力する手段と、配線長指
定ネットの迂回経由候補点を発生する手段と、発生した
迂回経由候補点より配線長指定ネットの迂回経由点を求
める手段と、求めた迂回経由点を使用して始点−迂回経
由点−終点の順に配線長指定ネットの配線長指定配線を
行う手段と、配線長指定ネットの配線長指定配線に成功
したかの判断をし、配線長指定ネットの配線長指定配線
に成功しなければ、再度迂回経由候補点より別の迂回経
由点を求め、配線長指定配線ネットの配線を行い、配線
長指定ネットの配線長指定配線に成功すれば次の処理を
行う手段と、全配線長指定ネットの配線長指定配線が完
了したかの判断をし、全配線長指定ネットの配線長指定
配線が完了していなければ、次の配線長指定配線ネット
の配線長指定配線を行い、全配線長指定ネットの配線長
指定配線が完了していれば、配線長指定配線処理を終了
する手段とを有している。
【0003】次に従来の技術について図面を参照して説
明する。
【0004】図3は従来の技術を示すイメージ図であ
る。
【0005】図3において、全配線領域11は配線の種
別により分割配線領域Aと分割配線領域Bと分割配線領
域Cとに分割されている。始点12と終点13と最短経
路探索領域14と迂回経由候補点16と迂回経由点17
とは全て全配線領域11の領域内にある。さらに、始点
12と終点13と最短経路探索領域14とは分割配線領
域Aの領域内にあるが、迂回経由点17は分割配線領域
Aの領域外にある。
【0006】次に、図3を用いて従来の技術の処理動作
について説明する。
【0007】まず図3において、全配線領域11、分割
配線領域A、分割配線領域B、分割配線領域C、全ての
配線長指定配線ネットの始点、終点、配線長など配線長
指定配線に必要なパラメータを入力する。
【0008】次に配線長指定ネットの始点12と終点1
3との座標より、最短経路探索領域14と迂回経由候補
点16を発生する。この場合、配線長指定ネットの指定
配線長をLr、マンハッタン長をLmとすると、最短経
路探索領域14と迂回経由候補点16の座標には下記の
数1と数2の関係がある。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】
【0011】次に発生した迂回経由候補点16より他の
配線パターンと重なっている点や、配線禁止などで禁止
になっている点を除き、迂回経由点17を求める。
【0012】次に求めた迂回経由点17を使用して、始
点12−迂回経由点17−終点13の順に配線長指定配
線を行う。
【0013】次に配線長指定ネットの配線長指定配線に
成功したかの判断を行う。ここで配線長指定ネットの配
線長指定配線に成功していなければ、再度迂回経由候補
点16より別の迂回経由点17を求め、配線長指定配線
ネットの配線を行う。配線長指定ネットの配線長指定配
線に成功すれば、次の処理を行う。ここで始点12−迂
回経由点17−終点13の順に最短経路で配線長指定ネ
ットの配線を行うと指定配線長Lrになる。
【0014】次に全配線長指定ネットの配線長指定配線
が完了したかの判断を行う。ここで全配線長指定ネット
の配線長指定配線が完了していなければ、次の配線長指
定配線ネットの配線長指定配線を行う。全配線長指定ネ
ットの配線長指定配線が完了していれば配線長指定配線
処理を終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】この従来の配線長指定
配線方式では、発生した迂回経由候補点から配線長指定
ネットの始点と終点の含まれない分割配線領域に迂回経
由点を発生することが頻繁にあったため、配線時間が膨
大となる問題があった。
【0016】そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点
に鑑み、配線長指定配線ネットの迂回経由点を求める場
合の処理速度を向上させた配線長指定配線方式を提供す
ることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、配線長
指定配線ネットの複数の迂回経由点に基づいて、配線長
指定配線を行う配線長指定配線方式において、前記複数
の迂回経由点は、前記配線長指定配線できる配線領域内
にある配線可能迂回経由点と、前記配線領域とは異なる
領域にある配線不可能迂回経由点とを含み、前記配線可
能迂回経由点のみを用いて、前記配線長指定配線を行う
ことを特徴とする配線長指定配線方式が得られる。
【0018】また、本発明によれば、配線長指定配線ネ
ットの複数の迂回経由点に基づいて、配線長指定配線を
行う配線長指定配線方式において、前記配線長指定ネッ
トの始点と終点とが含まれる第1の配線領域と、該第1
の配線領域とは異なる第2の配線領域とを有し、前記複
数の迂回経由点から、第1の配線領域にのみ在る迂回経
由点を用いて、前記配線長指定配線を行うことを特徴と
する配線長指定配線方式が得られる。
【0019】また、本発明によれば、配線長指定配線に
必要なパラメータを入力する手段と、配線長指定ネット
の仮迂回経由候補点を発生する手段と、発生した仮迂回
経由候補点から配線長指定ネットの始点と終点の含まれ
る分割配線領域に含まれない仮迂回経由候補点を除いた
部分を新たに迂回経由候補点にする手段と、迂回経由候
補点より配線長指定ネットの迂回経由点を求める手段
と、求めた迂回経由点を使用して始点−迂回経由点−終
点の順に配線長指定配線を行う手段と、配線長指定ネッ
トの配線長指定配線に成功したかの判断をし、配線長指
定ネットの配線長指定配線に成功しなければ再度迂回経
由候補点より別の迂回経由点を求め配線長指定配線ネッ
トの配線を行い配線長指定ネットの配線長指定配線に成
功すれば次の処理を行う手段と、全配線長指定ネットの
配線長指定配線が完了したかの判断をし全配線長指定ネ
ットの配線長指定配線が完了していなければ次の配線長
指定配線ネットの配線長指定配線を行い全配線長指定ネ
ットの配線長指定配線が完了していれば配線長指定配線
処理を終了する手段とを備えることを特徴とする配線長
指定配線方式が得られる。
【0020】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例の配線長指定配線
方式のイメージ図である。
【0022】図1において、全配線領域11[(xa,
ya)−(xh,ya)−(xh,yh)−(xa,y
h)−(xa,ya)]は配線の種別により分割配線領
域A[(xa,ya)−(xf,ya)−(xf,y
f)−(xa,yf)−(xa,ya)]と分割配線領
域B[(xf,ya)−(xh,ya)−(xh,y
f)−(xf,yf)−(xf,ya)]と分割配線領
域C[(xa,yf)−(xh,yf)−(xh,y
h)−(xa,yh)−(xa,yf)]とに分割され
ている。
【0023】始点12と終点13と最短経路探索領域1
4[xd,yd)−(xe,yd)−(xe,ye)−
(xd,ye)−(xd,yd)]と仮迂回経由候補点
15[(xd,yb)−(xe,yb)−(xg,y
d)−(xg,ye)−(xe,yg)−(xd,y
g)−(xb,ye)−(xb,yd)−(xd,y
b)]と迂回経由候補点16[(xc,yf)−(x
b,ye)−(xb,yd)−(xd,yb)−(x
e,yb)−(xf,yc)]と迂回経由点17とは全
て全配線領域11の領域内にある。
【0024】さらに、始点12と終点13と最短経路探
索領域14と迂回経由候補点16と迂回経由点17とは
分割配線領域Aの領域内にある。
【0025】図2は図1に示した実施例の処理動作を示
す流れ図である。
【0026】図2において、処理ボックス21から分岐
ボックス27は本発明の一実施例の処理動作を示す。
【0027】図1と図2とを用いて本発明の一実施例の
処理動作について説明する。
【0028】まず図1において、全配線領域11、分割
配線領域A、分割配線領域B、分割配線領域C、全ての
配線長指定配線ネットの始点、終点、配線長など配線長
指定配線に必要なパラメータを入力する(処理ボックス
21)。
【0029】次に配線長指定ネットの始点12と終点1
3との座標より、最短経路探索領域14と仮り迂回経由
候補点15を発生する(処理ボックス22)。
【0030】この場合、配線長指定ネットの指定配線長
をLr、マンハッタン長をLmとすると、最短経路探索
領域14と仮迂回経由候補点15の座標には先に述べた
数1と数2との関係がある。
【0031】次に発生した仮迂回経由候補点15から配
線長指定ネットの始点12と終点13との含まれる分割
配位腺領域Aに含まれない仮迂回経由候補点15を除い
た部分を、新たに迂回経由候補点16とする。この時点
で迂回経由候補点16は、全て配線長指定ネット18の
始点12と終点13との含まれる分割配線領域Aに含ま
れる(処理ボックス23)。
【0032】次に迂回経由候補点16より他の配線パタ
ーンと重なっている点や、配線禁止などで禁止になって
いる点を除き、迂回経由点17を求める(処理ボックス
24)。
【0033】次に求めた迂回経由点17を使用して、始
点12−迂回経由点17−終点13の順に配線長指定配
線を行う(処理ボックス25)。
【0034】次に配線長指定ネット18の配線長指定配
線に成功したかの判断を行う。ここで配線長指定ネット
18の配線長指定配線に成功していなければ、再度迂回
経由候補点16より別の迂回経由点17を求め、配線長
指定配線ネット18の配線を行う。配線長指定ネット1
8の配線長指定配線に成功すれば、次の処理を行う。こ
こで始点12−迂回経由点17−終点13の順に最短経
路で配線長指定ネット18の配線を行うと、指定配線長
Lrになる(分岐ボックス26)。
【0035】次に全配線長指定ネットの配線長指定配線
が完了したかの判断を行う。ここで全配線長指定ネット
の配線長指定配線が完了していなければ、次の配線長指
定配線ネットの配線長指定配線を行う。全配線長指定ネ
ットの配線長指定配線が完了していれば配線長指定配線
処理を終了する(分岐ボックス27)。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、配線長指
定配線ネットの迂回経由点を求める処理において分割配
線領域の外など迂回経由点として求めても配線長指定配
線できない迂回経由候補点を予め除くことにより、配線
長指定配線の処理速度を大幅に向上させるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のイメージ図である。
【図2】図1に示した実施例の処理動作を示す流れ図で
ある。
【図3】従来の技術を示すイメージ図である。
【符号の説明】
11 全配線領域 12 始点 13 終点 14 最短経路探索領域 15 仮迂回経由候補点 16 迂回経由候補点 17 迂回経由点 18 配線長指定ネット A 分割配線領域A B 分割配線領域B C 分割配線領域C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線長指定配線ネットの複数の迂回経由
    点に基づいて、配線長指定配線を行う配線長指定配線方
    式において、 前記複数の迂回経由点は、前記配線長指定配線できる配
    線領域内にある配線可能迂回経由点と、前記配線領域と
    は異なる領域にある配線不可能迂回経由点とを含み、 前記配線可能迂回経由点のみを用いて、前記配線長指定
    配線を行うことを特徴とする配線長指定配線方式。
  2. 【請求項2】 配線長指定配線ネットの複数の迂回経由
    点に基づいて、配線長指定配線を行う配線長指定配線方
    式において、 前記配線長指定ネットの始点と終点とが含まれる第1の
    配線領域と、該第1の配線領域とは異なる第2の配線領
    域とを有し、 前記複数の迂回経由点から、第1の配線領域にのみ在る
    迂回経由点を用いて、前記配線長指定配線を行うことを
    特徴とする配線長指定配線方式。
  3. 【請求項3】 配線長指定配線に必要なパラメータを入
    力する手段と、 配線長指定ネットの仮迂回経由候補点を発生する手段
    と、 発生した仮迂回経由候補点から配線長指定ネットの始点
    と終点の含まれる分割配線領域に含まれない仮迂回経由
    候補点を除いた部分を新たに迂回経由候補点にする手段
    と、 迂回経由候補点より配線長指定ネットの迂回経由点を求
    める手段と、 求めた迂回経由点を使用して始点−迂回経由点−終点の
    順に配線長指定配線を行う手段と、 配線長指定ネットの配線長指定配線に成功したかの判断
    をし、配線長指定ネットの配線長指定配線に成功しなけ
    れば、再度迂回経由候補点より別の迂回経由点を求め、
    配線長指定配線ネットの配線を行い、配線長指定ネット
    の配線長指定配線に成功すれば、次の処理を行う手段
    と、 全配線長指定ネットの配線長指定配線が完了したかの判
    断をし、全配線長指定ネットの配線長指定配線が完了し
    ていなければ、次の配線長指定配線ネットの配線長指定
    配線を行い、全配線長指定ネットの配線長指定配線が完
    了していれば、配線長指定配線処理を終了する手段と、
    を備えることを特徴とする配線長指定配線方式。
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