JPH0668202A - 閉図形抽出方法 - Google Patents
閉図形抽出方法Info
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- JPH0668202A JPH0668202A JP4221105A JP22110592A JPH0668202A JP H0668202 A JPH0668202 A JP H0668202A JP 4221105 A JP4221105 A JP 4221105A JP 22110592 A JP22110592 A JP 22110592A JP H0668202 A JPH0668202 A JP H0668202A
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Abstract
複数の線分から効率的に閉図形を抽出する。 【構成】y座標の最小な端点を含む線分からトレースを
開始し、分岐が存在した場合は、極力最小な閉図形を検
出する傾向になる様にトレースの継続線分を選択すると
ともに、その他の線分はスタックしておき、1つの閉図
形検出後、再度同様のルールでトレースを開始し、与え
られた線分から漏れなく閉図形を抽出する。
Description
特にレイアウト系CAE(Computer Aided Engineering)
における、プリント基板や集積回路などのCAD(Compu
ter Aided Design) で、面積を持つ導体領域や禁止エリ
アのパターンメンテンス方法の閉図形抽出方法に関す
る。
れた線分群に対し、それぞれの端点を共有する線分を順
次トレースし、分岐点に達した場合は始めに見つけた線
分を優先してトレースし、他の分岐線分はトレースは行
わない。例として図4の様な線分群が与えられた場合、
順次トレースして閉図形300を検出する。また、トレ
ースしながらトレース済みの線分にフラグを立て、二度
とトレースしない様にする。この様なシーケンスをフラ
グの立っていない線分がなくなるまで繰り返す。
なかった線分群301は閉図形を形成しないため、2回
目のトレース時においてコの字型の閉じていない線分と
見なされ閉図形としてはキャンセルされる。
抽出方法は、与えられた線分群の中に分岐点が存在した
場合、その中の1つのみを有効にしてトレースしていた
ため、場合によっては検出できない閉図形があった。し
たがって、コンピュータが理解できるように、データ入
力者が慎重にデータ入力を行っていた。また、閉図形内
にもう一つの閉図形が含まれているドーナツ状の閉図形
表現として図2の様に変形した凹図形は扱えないという
難点があった。
は、両端点の座標が与えられた複数の線分に対し任意の
線分を抽出しその片側を開始点として記憶する手順と、
もう一方の端点に接続する他の線分を探索する事を繰り
返し線分を連鎖的にトレースする手順と、トレース時に
トレース済みのフラグを立てていく手順と、端点を共有
する線分が複数存在した場合に手前の線分とのなす角度
が最も大きくなる線分を選び出す手順と、他の線分をス
タックしておく手順と、トレースによって開始点に戻っ
た場合トレースした線分を閉図形を構成する辺として出
力する手順と、スタックしておいた線分を開始線分とし
て同様にトレースをする手順と、スタックしておいた線
分にトレース済みのフラグが立っているものをキャンセ
ルする手順を備えて構成される。
て説明する。
を示すSPD(Structur Program Diagram)形式のフロー
チャートである。
ローチャートを示し、この図1のアルゴリズムにしたが
って、図2以降で具体的に説明する。
の線分をまず抽出する事になるが、ここでは後に続くト
レース処理を反時計方向に進めるため、できるだけ左下
の端点を抽出する事とする。そのために最小のy座標を
含む線分をまず求め、さらに水平線とのなす角度が小さ
い線分を更に選択する。図2では最小のy座標を含む線
分として線分101、線分112、線分102が候補に
上がるが、水平線とのなす角度が小さい線分101なの
でこれを開始線分として選出する。次に開始点を端点1
に決定し、端点2を共有する線分102を検出する。さ
らに反対側の端点3を共有する線分を検出するが、これ
は線分103、線分107、線分108が存在する。こ
れらの内、線分102とのなす角度が最大のものは、線
分103および線分107であるが、さらに長さの短い
線分103が採用される。したがって、トレースとして
は端点4を共有する線分を探す事になる。なお、この際
線分107と線分108をスタックしておく。このよう
にしてトレースを続けると線分107に到達するが、端
点3にも同様の分岐が存在することから、上記と同様の
規則を適用すると線分108がトレース線分として選び
出され、かつ線分102と線分103がスタックされ
る。この様にして線分110に至り、開始点1に到達し
て閉図形200が出力される。また、出力時に閉図形の
辺をなす線分にはそれを表現するフラグを立てておく。
閉図形の検出を開始するが、線分107と線分108お
よび線分102、線分103はすでに閉図形として検出
済みであることが上記のフラグで判明するので、開始線
分としての候補からははずされ、スタックが空になった
事から処理が終了する。
図3の様な図形が入力される局面としては、入力者がま
ず、線分120、線分121、線分122、線分123
で構成される閉図形を作成した後、この図形を大きくす
るように修正しようと試み線分124、線分125、線
分126を追加した状況で起こる。この際、線分122
を消去しておけば問題はないが、閉図形としての実体
は、線分122があろうがなかろうが関係はないので、
図面としてはそのままにしても、問題はない。まず、開
始点として端点20が選ばれ、開始線分として線分12
0が選ばれる。トレースを開始して線分121に至るが
ここで線分124がスタックされ、線分122でトレー
スが進められる。さらに、線分126がスタックされ、
線分123にて開始点20に到達するので閉図形201
が出力される。
端点22としてトレースが開始される。線分125、線
分126と進み、ここで分岐点である端点23に到達す
るので、線分123がスタックされ、線分122でトレ
ースが再開される。この段階で開始点である端点22に
到達するので、2つ目の閉図形202が出力される。
線分126が存在しているが、すでに出力された閉図形
の辺の構成要素としてのフラグが立っているので、開始
線分としての候補とはならず処理が終了する。
出方法は、複数の線分が端点を共有する際、その分岐点
をスタックしておくことで、閉図形となりうる図形は漏
らさず検出することが可能である。さらに、分岐におけ
る複数の線分から、どれをトレース対象とし、どれをス
タックするかを一意的に決定する方法を与える事で、実
行時の偶然性を排除することが可能である。また、分岐
におけるトレース対象の抽出において、直前の線分との
角度が最大であるものという条件と、トレース開始の線
分の決定方法とで、極力小刻みに閉図形を出力する様に
なり、与えられた線分群の情報を漏らさず閉図形にする
考慮が可能となる。
D(Structur Program Diagram)形式のフローチャートで
ある。
を示す図である。
を示す図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】両端点の座標が与えられた複数の線分に対
し任意の線分を抽出しその片側を開始点として記憶する
手順と、もう一方の端点に接続する他の線分を探索する
事を繰り返し線分を連鎖的にトレースする手順と、トレ
ース時にトレース済みのフラグを立てていく手順と、端
点を共有する線分が複数存在した場合に手前の線分との
なす角度が最も大きくなる線分を選び出す手順と、他の
線分をスタックしておく手順と、トレースによって開始
点に戻った場合トレースした線分を閉図形を構成する辺
として出力する手順と、スタックしておいた線分を開始
線分として同様にトレースをする手順と、スタックして
おいた線分にトレース済みのフラグが立っているものを
キャンセルする手順を備えることを特徴とする閉図形抽
出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4221105A JP2897541B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 閉図形抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4221105A JP2897541B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 閉図形抽出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668202A true JPH0668202A (ja) | 1994-03-11 |
JP2897541B2 JP2897541B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=16761569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4221105A Expired - Lifetime JP2897541B2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 閉図形抽出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897541B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7020657B2 (en) | 2001-09-27 | 2006-03-28 | International Business Machines Corporation | Scalable hardware scheduler time based calendar search algorithm |
US7113517B2 (en) | 2001-09-27 | 2006-09-26 | International Business Machines Corporation | Configurable hardware scheduler calendar search algorithm |
JP2007128173A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Fuji Heavy Ind Ltd | Cadを用いた面積算出方法 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP4221105A patent/JP2897541B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7020657B2 (en) | 2001-09-27 | 2006-03-28 | International Business Machines Corporation | Scalable hardware scheduler time based calendar search algorithm |
US7113517B2 (en) | 2001-09-27 | 2006-09-26 | International Business Machines Corporation | Configurable hardware scheduler calendar search algorithm |
US8072972B2 (en) | 2001-09-27 | 2011-12-06 | International Business Machines Corporation | Configurable hardware scheduler calendar search algorithm |
JP2007128173A (ja) * | 2005-11-01 | 2007-05-24 | Fuji Heavy Ind Ltd | Cadを用いた面積算出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2897541B2 (ja) | 1999-05-31 |
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