JPWO2016056236A1 - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

異なるシステム間の構成定義の差分を効率的に抽出する。差分検出装置(100)は、構成定義取得部(110)と構成比較部(140)とを含む。構成定義取得部(110)は、システムを構成するコンポーネント、及び、コンポーネント間の参照関係を含む構成定義(210)を、異なるシステムについて取得する。構成比較部(140)は、異なるシステムの各々の構成定義(210)におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、各々の構成定義(210)におけるコンポーネントを、当該異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類し、出力する。

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び、記録媒体に関する。
近年、情報システムの構成情報を構造化文書として記述し管理することが盛んに行われている。特に、クラウド基盤への情報システムのデプロイを目的に、仮想マシン(VM(Virtual Machine))やネットワーク等、情報システムを構成するコンポーネントに係る構成情報を、構成定義ファイルとして管理することが広く行われている。この場合、構成定義ファイルは、例えば、XML(Extensible Markup Language)やJSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)形式で、一括して記述される。
これらの構成定義ファイルは構造化文書であるため、構造化文書における一般的な取り扱い上の利点(部分的な切り出し、コピー、再利用が容易等)を持つ。これにより、類型化された情報システムの構成定義ファイルをマージ(統合)することで、比較的容易に、個別の要件に合わせた複雑な情報システムの構成定義ファイルを生成し、当該情報システムを構築できる。
しかし、複数の構成定義ファイルをマージするためには、構成定義ファイル間で、それぞれをつなぎ合わせるための結合点となるコンポーネント(共通コンポーネント)を決定する必要がある。適切な結合点を検出するためには、各情報システムの構成定義ファイル内で定義されたコンポーネントの役割を理解する必要があり、作業負荷が大きい。また、大規模な情報システムでは、構成定義ファイルにおける結合点の判定対象が膨大であり、結合点の検出が難しい。このため、情報システムの規模に関係なく一定の作業量で、既存の構成定義ファイルの組み合わせ(再利用)により、新たな情報システムの構成定義を生成することが求められる。
構成定義ファイル間の結合点を発見するための分析手法は、テキスト文書間で類似点や差分を検出する技術と考えられる。このようなテキスト文書の差分検出手法として、例えば、UNIX(登録商標)システムのDIFFコマンドが知られている。DIFFコマンドは、2つのテキストファイルを行ごとに比較し、変更された行、及び、追加された行を提示する。また、特許文献1には、構造化文書の差分検出手法として、構造化文書の構造情報を利用する技術が開示されている。特許文献1の差分抽出装置は、HTML(Hyper Text Markup Language)のタグをもとに文書を木構造で表し、木構造上の対応するノード間で、タグに付与された比較基準に従って文書の比較、及び、差分抽出を行う。
なお、関連技術として、特許文献2には、同一の論理構造を有する構造化文書を統合する技術が開示されている。また、特許文献3には、文書内の構成要素間に参照関係を付与し、構成要素の修正時に利用する技術が開示されている。
特開平8−329079号公報 特開2014−081886号公報 特開平6−243131号公報
上述のDIFFコマンドに代表されるテキストベースの比較方式では、文書内に記述された文字列の差分は抽出されるが、文書内のある意味をもつ単位間での差分は抽出されない。したがって、DIFFコマンドを情報システムの構成定義ファイル間に適用した場合、ユーザ等が、差分として抽出された文字列を用いて、情報システムの構成の差異を解析する必要がある。
また、上述の特許文献1に開示された技術は、木構造上の差分を抽出できるが、木構造で表されない構成定義ファイルの差分は抽出できない。したがって、特許文献1に開示された技術は、情報システムの構成定義ファイルの差分の抽出には適用できない。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、情報システムの構成定義ファイル間の差分を効率的に抽出可能な情報処理装置、情報処理方法、及び、記録媒体を提供することである。
本発明の一態様における情報処理装置は、システムを構成するコンポーネント、及び、コンポーネント間の参照関係を含む構成定義を、異なるシステムについて取得する、構成定義取得手段と、前記異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、当該異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネントを、当該異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類し、出力する、構成比較手段と、を備える。
本発明の一態様における情報処理方法は、システムを構成するコンポーネント、及び、コンポーネント間の参照関係を含む構成定義を、異なるシステムについて取得し、前記異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、当該異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネントを、当該異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類し、出力する。
本発明の一態様におけるコンピュータが読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、システムを構成するコンポーネント、及び、コンポーネント間の参照関係を含む構成定義を、異なるシステムについて取得し、前記異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、当該異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネントを、当該異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類し、出力する、処理を実行させるプログラムを格納する。
本発明の効果は、情報システムの構成定義ファイル間の差分を効率的に抽出できることである。
本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、差分検出装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、コンピュータにより実現された差分検出装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、差分検出装置100の全体的な処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における、コンポーネント分割処理(ステップS2)の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における、構成比較処理(ステップS3)の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における、構成マージ処理(ステップS5)の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における、構成定義210の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、スキーマ情報121の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、構成定義210の分割結果の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、類似度の算出結果の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、選択パターンの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、選択パターンごとの類似度の算出結果の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、マッチング判定結果の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、差分抽出結果の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、マージ後構成定義220の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における、差分検出装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における、競合解決画面300の例を示す図である。 本発明の第3実施の形態における、差分検出装置100の構成を示すブロック図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、各図面、及び、明細書記載の各実施形態において、同様の構成要素には同一の符号を付与し、説明を適宜省略する。また、図面中の矢印の方向は一例を示すものであり、本発明の実施形態を限定するものではない。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態について説明する。
はじめに、本発明の第1の実施の形態の構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における、差分検出装置100の構成を示すブロック図である。差分検出装置100は、本発明の情報処理装置の一実施形態である。
図2を参照すると、本発明の第1の実施の形態の差分検出装置100は、構成定義取得部110、スキーマ情報記憶部120、コンポーネント分割部130、構成比較部140、差分抽出部150、及び、構成マージ部160を含む。
構成定義取得部110は、ユーザ等から、マージ対象の2つのシステムの構成定義ファイル(以下、単に構成定義210とも記載する)の入力を受け付ける。構成定義210は、システムを構成するコンポーネント、各コンポーネントの設定項目と当該設定項目の値(設定値)、及び、コンポーネント間の参照関係を示す。
図8は、本発明の第1の実施の形態における、構成定義210の例を示す図である。図8の例では、各コンポーネントに係る構成情報が空行で区切られている。各コンポーネントの構成情報の1行目には、コンポーネントの識別子、2行目以降には、当該コンポーネントの設定項目と設定値が示されている。例えば、システムAの構成定義210は、コンポーネント「AP_A」、「DB_A」、「Monitor_A」、及び、「VLan_A」を含む。ここで、コンポーネント「AP_A」は、識別子「AP_A」のコンポーネントを示す。コンポーネント「AP_A」は、設定項目「Type」、「CPU」、「Mem」、「ipAddress」、及び、「vlan」を有する。なお、各コンポーネントの設定項目には、コンポーネントの種別(システム上の役割)を示す設定項目「Type」が含まれる。設定項目「Type」の設定値には、例えば、「Server」や「VLan」、「Storage」等が用いられる。
また、図8の例では、設定項目「vlan」が参照項目である。参照項目は、当該参照項目を有するコンポーネントが、当該参照項目の設定値で表される他のコンポーネントに依存しており(他のコンポーネントを参照しており)、当該コンポーネントの動作のために当該他のコンポーネントが必要であることを示す。図8の例では、コンポーネント「AP_A」、及び、「DB_A」が、コンポーネント「VLan_A」を参照している。
本発明の実施の形態では、このような参照項目により示された、参照元と参照先のコンポーネントの関係を、参照関係と呼ぶ。
スキーマ情報記憶部120は、スキーマ情報121を記憶する。
スキーマ情報121は、構成定義210における、コンポーネントの分割基準等、構成定義210の文法に係る情報、及び、各コンポーネントの設定項目の内、参照項目である設定項目を示す。
図9は、本発明の第1の実施の形態における、スキーマ情報121の例を示す図である。図9の例では、コンポーネントの分割基準として「空行」が指定されている。また、参照項目として「vlan」が設定されている。なお、構成定義210がXML形式で記述されている場合、分割基準として、特定のタグが指定されていてもよい。
コンポーネント分割部130は、各システムの構成定義210を、コンポーネント単位の構成情報に分割する。
構成比較部140は、分割された構成定義210を比較し、各システムのコンポーネントを、マージ時の結合点となるコンポーネント(共通コンポーネント)、及び、共通コンポーネント以外の差分コンポーネントに分類する。本発明の実施の形態では、共通コンポーネントの抽出をマッチングと呼ぶ。マッチング成立と判定されたコンポーネントのペアは共通コンポーネント、マッチング不成立と判定されたコンポーネントは差分コンポーネントに分類される。
差分抽出部150は、共通コンポーネントと判定されたコンポーネントのペアについて、競合する(設定値が異なる)設定項目を抽出する。
構成マージ部160は、構成比較部140によるマッチング判定結果、及び、差分抽出部150による差分抽出結果をもとに、2つのシステムの構成定義210をマージする。
なお、差分検出装置100はCPU(Central Processing Unit)とプログラムを記憶した記憶媒体を含み、プログラムに基づく制御によって動作するコンピュータであってもよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態における、コンピュータにより実現された差分検出装置100の構成を示すブロック図である。
差分検出装置100は、CPU101、ハードディスクやメモリ等の記憶手段(記憶媒体)102、他の装置等と通信を行う通信手段103、キーボード等の入力手段104、及び、ディスプレイ等の出力手段105を含む。CPU101は、構成定義取得部110、コンポーネント分割部130、構成比較部140、差分抽出部150、及び、構成マージ部160の機能を実現するためのコンピュータプログラムを実行する。記憶手段102は、スキーマ情報記憶部120のデータ(スキーマ情報121)を記憶する。入力手段104は、ユーザ等から、構成定義210の入力を受け付ける。出力手段105は、ユーザ等へ、マッチング判定結果や差分抽出結果、マージ後構成定義220を出力する。また、通信手段103が、他の装置から構成定義210を受信し、他の装置等へマッチング判定結果や差分抽出結果、マージ後構成定義220を出力してもよい。
なお、差分検出装置100の各構成要素は、独立した論理回路でもよい。
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における、差分検出装置100の全体的な処理を示すフローチャートである。
構成定義取得部110は、ユーザ等から、マージ対象の2つのシステムの構成定義210の入力を受け付ける(ステップS1)。ここで、構成定義取得部110は、2つの構成定義210間の競合解決ルールも合わせて受け付ける。競合解決ルールは、2つの構成定義210間で同じ設定項目が競合する(設定値が異なる)場合に、どちらの設定項目を用いるかを示す。
例えば、構成定義取得部110は、図8のような、システムA、Bに係る構成定義210を受け付ける。
なお、構成定義取得部110は、図示しない構成定義記憶部に記憶された構成定義210の内、マージ対象の2つのシステムの構成定義210を取得してもよい。
コンポーネント分割部130は、コンポーネント分割処理を行う(ステップS2)。コンポーネント分割処理は、取得した各システムの構成定義210を、コンポーネント単位の構成情報に分割する処理である。
図5は、本発明の第1の実施の形態における、コンポーネント分割処理(ステップS2)の詳細を示すフローチャートである。
コンポーネント分割部130は、スキーマ情報記憶部120からスキーマ情報121を取得する(ステップS201)。
コンポーネント分割部130は、スキーマ情報121に従って、各システムの構成定義210からコンポーネントの構成情報を抽出する(ステップS202)。
コンポーネント分割部130は、各コンポーネントの構成情報から設定項目を抽出する(ステップS203)。
コンポーネント分割部130は、抽出された各コンポーネントの設定項目から、さらに、参照項目を抽出する(ステップS204)。
図10は、本発明の第1の実施の形態における、構成定義210の分割結果の例を示す図である。
例えば、コンポーネント分割部130は、図8の構成定義210から、図9のスキーマ情報121を参照し、図10のように、システムA、Bの各々のコンポーネントの構成情報、及び、各コンポーネントの設定項目を抽出する。さらに、コンポーネント分割部130は、図10のように、各コンポーネントの設定項目から、設定項目「vlan」を参照項目(図10における「reference」)として抽出する。
次に、構成比較部140は、構成比較処理を行う(ステップS3)。構成比較処理は、ステップS2で分割された構成定義210を比較し、各システムのコンポーネントを、マージ時の結合点となるコンポーネント(共通コンポーネント)、及び、共通コンポーネント以外の差分コンポーネントに分類する処理である。
図6は、本発明の第1の実施の形態における、構成比較処理(ステップS3)の詳細を示すフローチャートである。
ここで、入力された2つのシステムの構成定義210の内、一方の構成定義210を比較元の構成定義210、他方の構成定義210を比較先の構成定義210と呼ぶ。なお、2つの構成定義210の内、どちらの構成定義210を比較元にしても、構成比較処理の結果は同一である。
構成比較部140は、比較元の構成定義210についてステップS2で抽出されたコンポーネントから、コンポーネント(比較元コンポーネント)を1つ選択する(ステップS301)。
同様に、構成比較部140は、比較先の構成定義210についてステップS2で抽出されたコンポーネントから、コンポーネント(比較先コンポーネント)を1つ選択する(ステップS302)。
構成比較部140は、比較元コンポーネントと比較先コンポーネントとの種別(設定項目「Type」の値)が同じかどうかを判定する(ステップS303)。
ステップS303で種別が異なる場合(ステップS303/N)、ステップS302からの処理が繰り返される。
ステップS303で種別が同じ場合(ステップS303/Y)、構成比較部140は、比較元、及び、比較先コンポーネント間で、参照関係が類似しているかどうかを判定する(ステップS304)。ここで、構成比較部140は、比較元、及び、比較先コンポーネントの参照項目をもとに、当該比較元、及び、比較先コンポーネントが参照している他のコンポーネント(参照先コンポーネント)の種別を比較する。また、構成比較部140は、他のコンポーネントの参照項目を参照し、当該比較元、及び、比較先コンポーネントを参照している他のコンポーネント(参照元コンポーネント)の種別を比較する。そして、構成比較部140は、当該比較元、及び、比較先コンポーネント間で、参照先コンポーネントの種別が同じ、かつ、参照元コンポーネントの種別が同じ場合、参照関係が類似していると判定する。
ステップS304で、参照関係が類似していない場合(ステップS304/N)、ステップS302からの処理が繰り返される。
一方、ステップS304で、参照関係が類似している場合(ステップS304/Y)、構成比較部140は、比較元、及び、比較先コンポーネント間の類似度を算出する(ステップS305)。ここで、構成比較部140は、例えば、比較元、及び、比較先コンポーネント間で、設定値が同じ設定項目の割合や、設定値の一致文字数を、類似度として算出する。なお、構成比較部140は、類似度が定量化できる定式化された方法であれば、他の方法を用いて類似度を算出してもよい。
構成比較部140は、類似度が閾値以上の場合(ステップS306/Y)、比較元、及び、比較先コンポーネントをマッチング候補(共通コンポーネントの候補)に設定する(ステップS307)。閾値は、マッチングが成立しないコンポーネントのペアが、誤ってマッチング成立と判定されるのを防ぐために用いられる。
ステップS306で、類似度が閾値未満の場合(ステップS306/N)、ステップS302からの処理が繰り返される。
図11は、本発明の第1の実施の形態における、類似度の算出結果の例を示す図である。
例えば、システムAの構成定義210を比較元構成定義、システムBの構成定義210を比較先構成定義として用いる場合、構成比較部140は、比較元コンポーネント「AP_A」、比較先コンポーネント「AP_B1」を選択する。コンポーネント「AP_A」と「AP_B1」とは、種別が同じ(「Server」)である。コンポーネント「AP_A」は、種別「VLan」の参照先コンポーネント「VLan_A」を有し、参照元コンポーネントを有しない。同様に、コンポーネント「AP_B」は、種別「VLan」の参照先コンポーネント「VLan_B」を有し、参照元コンポーネントを有しない。したがって、構成比較部140は、コンポーネント「AP_A」と「AP_B1」との参照関係は、類似と判定する。そして、構成比較部140は、図11に示すように、コンポーネント「AP_A」と「AP_B1」とのペアの類似度「0.9」を算出する。ここで、類似度の閾値が「0.6」の場合、構成比較部140は、当該ペアを、マッチング候補<AP_A、AP_B1>として設定する。<AP_A、AP_B1>は、コンポーネント「AP_A」と「AP_B1」とのペアを示す。
同様に、構成比較部140は、図11に示すように、比較元コンポーネント「AP_A」と比較先コンポーネント「AP_B2」、「DB_B」の各々とのペアの類似度「0.8」、「0.6」を算出する。構成比較部140は、これらのペアをマッチング候補<AP_A、AP_B2>、<AP_A、DB_B>として設定する。
また、構成比較部140は、図11に示すように、比較元コンポーネント「DB_A」と比較先コンポーネント「AP_B1」、「AP_B2」、「DB_B」の各々とのペアの類似度「0.6」、「0.6」、「0.9」を算出する。構成比較部140は、これらのペアをマッチング候補<DB_A、AP_B1>、<DB_A、AP_B2>、<DB_A、DB_B>として設定する。
また、構成比較部140は、図11に示すように、比較元コンポーネント「Monitor_A」と比較先コンポーネント「AP_B1」、「AP_B2」、「DB_B」の各々とのペアの類似度「0.2」、「0.3」、「0.2」を算出する。この場合、比較元コンポーネント「Monitor_A」は、マッチング候補に設定されない。
また、比較元コンポーネント「VLan_A」と比較先コンポーネント「VLan_B」とは、種別が同じ(「VLan」)である。コンポーネント「VLan_A」は、種別「Server」の参照元コンポーネント「AP_A」、「DB_A」を有し、参照先コンポーネントを有しない。コンポーネント「VLan_B」は、種別「Server」の参照元コンポーネント「AP_B1」、「AP_B2」、「DB_B」を有し、参照先コンポーネントを有しない。したがって、構成比較部140は、コンポーネント「VLan_A」と「VLan_B」との参照関係は、類似と判定する。そして、構成比較部140は、図11に示すように、コンポーネント「VLan_A」と「VLan_B」とのペアの類似度「0.9」を算出する。構成比較部140は、このペアをマッチング候補<VLan_A、VLan_B>として設定する。
次に、構成比較部140は、マッチング候補に設定されたコンポーネント間で、参照関係の数が同じかどうかを判定する(ステップS308)。ここで、構成比較部140は、参照先、及び、参照元コンポーネントの種別ごとの数が同じかどうかを判定する。
例えば、上述のマッチング候補<AP_A、AP_B1>について、コンポーネント「AP_A」、「AP_B1」の種別「VLan」の参照先コンポーネントの数は、それぞれ、1、1である。したがって、構成比較部140は、コンポーネント「AP_A」と「AP_B1」との参照関係の数は同じと判定する。同様に、構成比較部140は、マッチング候補<AP_A、AP_B2>、<AP_A、DB_B>、<DB_A、AP_B1>、<DB_A、AP_B2>、<DB_A、DB_B>についても、参照関係の数は同じと判定する。
また、上述のマッチング候補<VLan_A、VLan_B」>について、コンポーネント「VLan_A」、「VLan_B」の種別「Server」の参照元コンポーネントの数は、それぞれ、2、3である。したがって、構成比較部140は、コンポーネント「VLan_A」と「VLan_B」との参照関係の数は異なると判定する。
ステップS307で、参照関係の数が同じ場合(ステップS308/Y)、ステップS310以降の処理が行われる。
一方、ステップS307で、参照関係の数が異なる場合(ステップS308/N)、構成比較部140は、コンポーネントの選択パターンを生成する(ステップS309)。ここで、選択パターンは、マッチング候補のコンポーネント間でマッチング判定を行う場合に、比較元または比較先の構成定義210から選択するコンポーネントの組である。構成比較部140は、マッチング候補のコンポーネントの内、ある種別の参照先、または、参照元コンポーネントの数が多い方の構成定義210から、当該種別のコンポーネントを抽出した組を生成する。抽出されるコンポーネントの数は、当該種別の参照先、または、参照元コンポーネントの数が少ない方の構成定義210における、当該種別の参照先、または、参照元コンポーネントの数である。
図12は、本発明の第1の実施の形態における、選択パターンの例を示す図である。
例えば、構成比較部140は、マッチング候補<VLan_A、VLan_B>に関し、種別「Server」の参照元コンポーネントの数が多い方の(3つの)システムBの構成定義210から、種別「Server」のコンポーネントの組を抽出する。抽出されるコンポーネントの数は、種別「Server」の参照元コンポーネントの数が少ない方の(2つの)システムAの構成定義210における、当該種別「Server」の参照元コンポーネントの数(2つ)である。すなわち、構成比較部140は、図12に示すように、選択パターン<AP_B1、AP_B2>、<AP_B1、DB_B>、及び、<AP_B2、DB_B>を生成する。
そして、比較先の構成定義210の全てのコンポーネントについて、ステップS302からの処理が繰り返される(ステップS310)。
また、比較元の構成定義210の全てのコンポーネントについて、ステップS301からの処理が繰り返される(ステップS311)。
構成比較部140は、各マッチング候補に対して、マッチング判定を行う(ステップS312)。ここで、マッチング候補に設定されているコンポーネントのペアの内のどちらも選択パターンに含まれていない場合、構成比較部140は、当該マッチング候補をマッチング成立(共通コンポーネント)と判定する。また、選択パターンに含まれていないコンポーネントに係るマッチング候補が複数ある場合、構成比較部140は、類似度が最大のマッチング候補を、マッチング成立と判定する。構成比較部140は、マッチング成立と判定されたマッチング候補のコンポーネントのペアを、判定結果「マッチング成立(共通コンポーネント)」とともに、マッチング判定結果に設定する。
図14は、本発明の第1の実施の形態における、マッチング判定結果の例を示す図である。
例えば、構成比較部140は、図11のマッチング候補の内、類似度が「0.9」であるマッチング候補<VLan_A、VLan_B>を、マッチング成立(共通コンポーネント)と判定し、図14に示すように、マッチング判定結果に設定する。
また、マッチング候補に設定されているコンポーネントのペアの内のいずれかが、選択パターンに含まれている場合、構成比較部140は、選択パターンに対して取りうるマッチング候補の組について、類似度の平均値を算出する。そして、構成比較部140は、平均値が最大であるマッチング候補の組を、マッチング成立と判定する。
図13は、本発明の第1の実施の形態における、選択パターンごとの類似度の算出結果の例を示す図である。
例えば、構成比較部140は、図12の選択パターン<AP_B1、AP_B2>、<AP_B1、DB_B>、<AP_B2、DB_B>の各々に対して取りうるマッチング候補の組について、図13のように、類似度の平均値を算出する。構成比較部140は、平均値が最大の選択パターン<AP_B1、DB_B>に対するマッチング候補の組<AP_A、AP_B1>、<DB_A、DB_B>をマッチング成立(共通コンポーネント)と判定し、図14のように、マッチング判定結果に設定する。
さらに、構成比較部140は、マッチング候補に設定されているコンポーネントの内、マッチングが成立しなかったコンポーネントを、判定結果「マッチング不成立(差分コンポーネント)」とともに、マッチング判定結果に設定する。また、構成比較部140は、比較元、及び、比較先の構成定義210のコンポーネントの内、マッチング候補に設定されなかったコンポーネントも、同様に、判定結果「マッチング不成立(差分コンポーネント)」とともに、マッチング判定結果に設定する。
例えば、構成比較部140は、システムAのコンポーネント「Monitor_A」、及び、システムBのコンポーネント「AP_B2」を、図14に示すように、マッチング不成立(差分コンポーネント)として、マッチング判定結果に設定する。
なお、構成比較部140は、マッチング判定結果をユーザ等に出力してもよい。
次に、差分抽出部150は、差分抽出処理を行う(ステップS4)。差分抽出処理は、マッチング成立(共通コンポーネント)と判定されたコンポーネントのペアについて、競合する(設定値が異なる)設定項目を抽出する処理である。
図15は、本発明の第1の実施の形態における、差分抽出結果の例を示す図である。
例えば、差分抽出部150は、図14のマッチング判定結果においてマッチング成立と判定されたコンポーネントのペア<AP_A、AP_B1>、<DB_A、DB_B>について、図15のように、競合する設定項目を抽出する。
なお、差分抽出部150は、差分抽出結果をユーザ等に出力してもよい。
次に、構成マージ部160は、構成マージ処理を行う(ステップS5)。構成マージ処理は、2つのシステムの構成定義210を統合(マージ)する処理である。
図7は、本発明の第1の実施の形態における、構成マージ処理(ステップS5)の詳細を示すフローチャートである。
構成マージ部160は、マッチング判定結果から、判定結果のレコードを1つ抽出する(ステップS501)。
判定結果が「マッチング成立」の場合(ステップS502/Y)、構成マージ部160は、当該判定結果に係るコンポーネントのペアについて、構成情報をマージし、マージ後構成定義220に追加する(ステップS503)。ここで、構成マージ部160は、差分抽出結果により示される、競合する設定項目について、競合解決ルールに従って競合を解決する。
判定結果が「マッチング不成立」の場合(ステップS502/N)、構成マージ部160は、当該判定結果に係るコンポーネントの構成情報を、そのままマージ後構成定義220に追加する(ステップS504)。
また、コンポーネントの構成情報のマージにより、コンポーネントの識別子が変更になる場合、構成マージ部160は、当該コンポーネントの参照元コンポーネントの設定項目の設定値も変更する。
構成マージ部160は、マッチング判定結果に含まれる全ての判定結果のレコードについて、ステップS501からの処理を繰り返す(ステップS505)。
図16は、本発明の第1の実施の形態における、マージ後構成定義220の例を示す図である。
例えば、構成マージ部160は、コンポーネントのペア<AP_A、AP_B1>について、図16に示すように、コンポーネント「AP_AB1」の構成情報を、マージ後構成定義220に追加する。競合解決ルールが「システムBの設定値を優先」の場合、コンポーネント<AP_A、AP_B1>間で競合する設定項目「Mem」には、コンポーネント「AP_B1」の設定値「2G」が設定される。また、構成マージ部160は、コンポーネントのペア<DB_A、DB_B>についてコンポーネント「DB_AB」、コンポーネントのペア<VLan_A、VLan_B>についてコンポーネント<VLan_AB>の構成情報を追加する。
また、構成マージ部160は、図16に示すように、コンポーネント「AP_B2」、「Monitor_A」の構成情報を、マージ後構成定義220に追加する。
さらに、構成マージ部160は、図16に示すように、各コンポーネントの設定項目「vlan」の設定値を「VLan_AB」に変更する。
構成マージ部160は、マージ後構成定義220を、ユーザ等に出力する(S6)。
なお、図示しない配備部等が、マージ後構成定義220に従って、図示しない他のコンピュータ上にコンポーネントの配備、及び、設定を行い、マージしたシステムを構築してもよい。
以上により、本発明の第1の実施の形態の動作が完了する。
次に、本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の特徴的な構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、差分検出装置100(情報処理装置)は、構成定義取得部110と構成比較部140とを含む。
構成定義取得部110は、システムを構成するコンポーネント、及び、コンポーネント間の参照関係を含む構成定義210を、異なるシステムについて取得する。
構成比較部140は、各々の構成定義210におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、当該異なるシステムの各々の構成定義210におけるコンポーネントを、当該異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類し、出力する。
本発明の第1の実施の形態によれば、情報システムの構成定義ファイル間の差分を効率的に抽出できる。その理由は、構成比較部140が、異なるシステムの各々の構成定義210におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、各々の構成定義210におけるコンポーネントを、システム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類するためである。
また、本発明の第1の実施の形態によれば、共通なコンポーネントを有する2つのシステムの構成定義ファイルを容易にマージできる。その理由は、構成マージ部160が、システム間の共通コンポーネントの構成情報、及び、差分コンポーネントの構成情報を含む、マージ後構成定義220を生成するためである。
これにより、システムの設計者は、マージ対象の異なるシステムの構成定義ファイルを解析することなく、当該構成定義ファイルと競合解決ルールを入力するだけで、マージされた構成定義ファイルを得ることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施形態においては、予め入力された競合解決ルールを用いる代わりに、ユーザと対話的に競合を解決する点において本発明の第1の実施の形態と異なる。
図17は、本発明の第2の実施の形態における、差分検出装置100の構成を示すブロック図である。
図17を参照すると、本発明の第2の実施の形態の差分検出装置100は、本発明の第1の実施の形態の構成に加えて、さらに、競合解決指示取得部170を含む。
競合解決指示取得部170は、上述のステップS503において、ユーザ等に、競合解決画面300を出力し、競合解決指示の入力を受け付ける。
図18は、本発明の第2の実施の形態における、競合解決画面300の例を示す図である。競合解決画面300は、マッチングが成立したコンポーネント間で、競合する設定項目と設定値を示す。ユーザは、当該競合解決画面300において、コンポーネント間で競合する設定項目について、どちらのコンポーネントの設定値を用いるかを選択する。また、ユーザは、当該競合解決画面300において、競合する設定項目の設定値を直接入力してもよい。
競合解決指示取得部170は、競合している各設定項目について、競合解決画面300を出力する。競合解決指示取得部170により取得された各設定項目の設定値は、構成マージ部160により、マージ後構成定義220に反映される。
なお、競合解決指示取得部170は、競合している設定項目の内、競合解決ルールで解決できない設定項目について、競合解決画面300を出力してもよい。
本発明の第2の実施の形態によれば、競合解決のルール化が困難な場合でも、迅速に競合解決を行うことができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本発明の第3の実施形態においては、3つ以上のシステムの構成定義210をマージする点において本発明の第1の実施の形態と異なる。
図19は、本発明の第3実施の形態における、差分検出装置100の構成を示すブロック図である。
図19を参照すると、本発明の第3の実施の形態の差分検出装置100は、本発明の第1の実施の形態の構成に加えて、さらに、制御部180を含む。
制御部180は、ユーザ等から、3つ以上のシステムの構成定義210の入力を受け付け、その内の2つの構成定義210を選択し、構成定義取得部110に送信する。これにより、本発明の第1の実施の形態と同様に、構成比較部140、差分抽出部150、及び、構成マージ部160により、当該2つの構成定義210がマージされ、マージ後構成定義220が生成される。マージ後構成定義220は、制御部180に送信される。
制御部180は、未マージの構成定義210が存在する場合は、その内の1つの構成定義210を選択し、マージ後構成定義220とともに、構成定義取得部110に送信することを繰り返す。これにより、構成比較部140、差分抽出部150、及び、構成マージ部160により、未マージの構成定義210とマージ後構成定義220とのマージによる、新たなマージ後構成定義220の生成が繰り返される。
制御部180は、未マージの構成定義210が無くなると、マージ後構成定義220(3つ以上のシステムの構成定義210の全てがマージされたマージ後構成定義220)を出力する。
本発明の第3の実施の形態によれば、共通なコンポーネントを有する3つ以上のシステムの構成定義ファイルを容易にマージできる。その理由は、構成マージ部160が、制御部180からの指示に従って、複数のシステムの構成定義210の内の2つの構成定義210をマージした後で、マージ後構成定義220と未マージの構成定義210のマージを繰り返すためである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、情報システムの構成定義ファイルを編集する編集ツールに適用できる。また、本発明は、システムのデザインパターンを組み合わせて所望のシステムを設計する設計ツールにも適用できる。
この出願は、2014年10月8日に出願された日本出願特願2014−206949を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100 差分検出装置
101 CPU
102 記憶手段
103 通信手段
104 入力手段
105 出力手段
110 構成定義取得部
120 スキーマ情報記憶部
121 スキーマ情報
130 コンポーネント分割部
140 構成比較部
150 差分抽出部
160 構成マージ部
170 競合解決指示取得部
180 制御部
210 構成定義
220 マージ後構成定義
300 競合解決画面

Claims (10)

  1. システムを構成するコンポーネント、及び、コンポーネント間の参照関係を含む構成定義を、異なるシステムについて取得する、構成定義取得手段と、
    前記異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、当該異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネントを、当該異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類し、出力する、構成比較手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記構成比較手段は、同じ種別の他のコンポーネントと参照関係を有する、第1のシステムのコンポーネントと第2のシステムのコンポーネント間の類似度をもとに、当該第1のシステムのコンポーネントと第2のシステムのコンポーネントが共通コンポーネントであるかどうかを判定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記構成比較手段は、前記第1のシステムにおける第1の種別のコンポーネントと参照関係を有する第2の種別のコンポーネントの数である第1の参照数が、前記第2のシステムにおける前記第1の種別のコンポーネントと参照関係を有する前記第2の種別のコンポーネントの数である第2の参照数より少ない場合、前記第1のシステムにおける前記第2の種別の前記第1の参照数のコンポーネントの組と前記第2のシステムにおける前記第2の種別のコンポーネントの内の前記第1の参照数のコンポーネントの組と、の類似度をもとに、前記第1のシステムにおける前記第2の種別の前記第1の参照数のコンポーネントの組と前記第2のシステムにおける前記第2の種別の前記第1の参照数のコンポーネントの組とが共通コンポーネントの組であるかどうかを判定する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. さらに、前記異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントを含む新たな構成定義を生成することにより、前記異なるシステムの前記構成定義をマージする、構成マージ手段を備える、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記構成定義は、さらに、コンポーネントの設定項目の値を含み、
    前記構成マージ手段は、前記異なるシステムの共通コンポーネントと判定されたコンポーネント間で、設定項目の値が異なる場合、所定のルール、または、入力された指示に従って、一方のシステムの当該コンポーネントの当該設定項目の値を、共通コンポーネントの当該設定項目の値として用いる、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記構成マージ手段は、複数のシステムの前記構成定義の内の2つのシステムの前記構成定義をマージした後で、マージにより生成された新たな構成定義に前記複数のシステムの前記構成定義の内のマージされていない前記構成定義をマージすることを繰り返すことにより、前記複数のシステムの前記構成定義をマージする、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. システムを構成するコンポーネント、及び、コンポーネント間の参照関係を含む構成定義を、異なるシステムについて取得し、
    前記異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、当該異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネントを、当該異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類し、出力する、
    情報処理方法。
  8. 前記構成定義におけるコンポーネントを分類する場合、同じ種別の他のコンポーネントと参照関係を有する、第1のシステムのコンポーネントと第2のシステムのコンポーネント間の類似度をもとに、当該第1のシステムのコンポーネントと第2のシステムのコンポーネントが共通コンポーネントであるかどうかを判定する、
    請求項7に記載の情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    システムを構成するコンポーネント、及び、コンポーネント間の参照関係を含む構成定義を、異なるシステムについて取得し、
    前記異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネント間の参照関係をもとに、当該異なるシステムの各々の前記構成定義におけるコンポーネントを、当該異なるシステム間の共通コンポーネント、及び、差分コンポーネントに分類し、出力する、
    処理を実行させるプログラムを格納する、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  10. 前記構成定義におけるコンポーネントを分類する場合、同じ種別の他のコンポーネントと参照関係を有する、第1のシステムのコンポーネントと第2のシステムのコンポーネント間の類似度をもとに、当該第1のシステムのコンポーネントと第2のシステムのコンポーネントが共通コンポーネントであるかどうかを判定する、
    処理を実行させる請求項9に記載のプログラムを格納する、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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