JPH05108604A - 登録分子付加方法およびその装置 - Google Patents

登録分子付加方法およびその装置

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JPH05108604A
JPH05108604A JP27147791A JP27147791A JPH05108604A JP H05108604 A JPH05108604 A JP H05108604A JP 27147791 A JP27147791 A JP 27147791A JP 27147791 A JP27147791 A JP 27147791A JP H05108604 A JPH05108604 A JP H05108604A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モデリング途中等の分子構造に対する既登録
分子の付加のための作業を簡素化する。 【構成】 分子の結合位置にダミー原子を配置した状態
で登録しておき、ダミー原子を含む登録分子が選択され
た場合に、モデリング途中等の分子構造の結合位置を指
定するだけで、指定された結合位置およびダミー原子配
置位置に基づいて登録原子の付加を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は登録分子付加方法およ
びその装置に関し、さらに詳細にいえば、分子設計支援
システムにおいてモデリング途中等の分子構造に対して
既に登録されている分子を付加することにより分子をモ
デリングする場合等に好適な登録分子付加方法およびそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からモデリング途中等の分子構造に
対して既に登録されている分子を付加することにより分
子のモデリング作業を簡素化することが分子設計支援シ
ステムにおいて広く採用されている。図11は従来の分
子付加方法の一例を説明するフローチャートであり、ス
テップSP1においてライブラリに登録されている複数
の分子の中から所望の分子が選択されるまで待ち、ステ
ップSP2において選択した分子の結合位置が指定され
るまで待ち、ステップSP3においてモデリング途中等
の分子構造の分子付加予定位置が指定されるまで待ち、
ステップSP4において結合位置と分子付加予定位置と
を結合させることによりモデリング途中等の分子構造に
対して所望の分子を付加し、ステップSP5において付
加された分子を結合軸回りに所定角度だけ回転させるこ
とにより一連の処理を終了する。
【0003】したがって、ライブラリに既に登録されて
いる分子を選択し、選択した分子の結合位置およびモデ
リング途中等の分子構造の分子付加予定位置を指定する
ことにより、モデリング途中等の分子構造の所望位置に
所望の分子を付加することができ、原子を1つずつ付加
している場合と比較してモデリング作業を大巾に簡素化
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の登録分子付
加方法においては、モデリング途中等の分子構造および
選択された分子の双方について結合位置の指定を行なわ
なければならないのであるから、一般的に多数の分子を
順次付加する必要がある高分子のモデリング等において
は結合位置を指定するための作業量が著しく多くなって
しまうという不都合がある。したがって、モデリング途
中等の分子構造に対する選択された分子の付加を行なう
ために必要な作業量を一層低減することが強く要望され
ている。
【0005】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、モデリング途中等における分子構造に対
して既に登録されている分子を付加する場合の作業性を
向上させることができる登録分子付加方法およびその装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1の登録分子付加方法は、分子を登録する
に当って該当する分子の結合予定位置にダミー原子を配
置しておき、ダミー原子配置位置を分子付加予定位置に
結合させるとともにダミー原子を除去して予め登録され
ている分子を所定の分子構造に付加する方法である。
【0007】請求項2の登録分子付加方法は、付加すべ
き分子が選択された後に分子付加予定位置が指示された
ことに応答してダミー原子配置位置を分子付加予定位置
に結合させ、分子付加予定位置が指示された後に付加す
べき分子が選択されたことに応答してダミー原子の有無
に拘らず付加すべき分子の所望の原子配置位置を分子付
加予定位置に結合させる方法である。
【0008】請求項3の登録分子付加装置は、付加対象
となり得る分子の結合予定位置にダミー原子を配置した
状態で保持する付加対象分子保持手段と、所定の分子構
造の分子付加予定位置を指示する付加予定位置指示手段
と、付加対象分子保持手段から付加すべき分子を選択す
る付加対象分子選択手段と、ダミー原子配置位置を分子
付加予定位置に結合させるとともにダミー原子を除去し
て予め登録されている分子を所定の分子構造に付加する
分子付加手段とを含んでいる。
【0009】
【作用】請求項1の登録分子付加方法であれば、分子を
登録するに当って該当する分子の結合予定位置にダミー
原子を配置しておき、ダミー原子配置位置を分子付加予
定位置に結合させるとともにダミー原子を除去して予め
登録されている分子を所定の分子構造に付加するのであ
るから、付加すべき分子の結合位置の指定を不要にで
き、登録分子を付加するために必要な作業を簡素化でき
る。また、分子を登録する場合にも、分子を構成する一
部の原子に代えてダミー原子を配置しておくだけでよい
のであるから、従来の分子登録と比較して作業量が増加
することはない。
【0010】請求項2の登録分子付加方法であれば、付
加すべき分子が選択された後に分子付加予定位置が指示
されたことに応答してダミー原子配置位置を分子付加予
定位置に結合させ、分子付加予定位置が指示された後に
付加すべき分子が選択されたことに応答してダミー原子
の有無に拘らず付加すべき分子の所望の原子配置位置を
分子付加予定位置に結合させるのであるから、予め登録
されているダミー原子配置位置を結合位置とする場合の
みならず、ダミー原子以外の原子が配置されている位置
を結合位置とする場合にも対処でき、しかも予め登録さ
れているダミー原子配置位置を結合位置とする場合には
請求項1と同様に登録分子を付加するために必要な作業
を簡素化できる。
【0011】請求項3の登録分子付加装置であれば、付
加対象となり得る分子の結合予定位置にダミー原子を配
置した状態で付加対象分子保持手段に保持しておき、所
定の分子構造の分子付加予定位置を付加予定位置指示手
段により指示し、付加対象分子保持手段から付加すべき
分子を付加対象分子選択手段により選択すればよく、分
子付加手段によりダミー原子配置位置を分子付加予定位
置に結合させるとともにダミー原子を除去して予め登録
されている分子を所定の分子構造に付加する。
【0012】したがって、付加すべき分子の結合位置の
指定を不要にでき、登録分子を付加するために必要な作
業を簡素化できる。また、分子を登録する場合にも、分
子を構成する一部の原子に代えてダミー原子を配置して
おくだけでよいのであるから、従来の分子登録と比較し
て作業量が増加することはない。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1はこの発明の登録分子付加方法の一実施
例を説明するフローチャートであり、ステップSP1に
おいてライブラリに登録されている複数の登録分子の中
から所望の登録分子が選択されるまで待ち、ステップS
P2において、選択された登録分子がダミー原子を含ん
でいるか否かを判別し、ダミー原子を含んでいる場合に
は、ステップSP3においてモデリング途中等の分子構
造の結合位置が指定されるまで待ち、ステップSP4に
おいてモデリング途中等の分子構造の指定された結合位
置に対してダミー原子配置位置を結合させることにより
選択された登録分子を付加する。逆に、ステップSP2
において選択された登録分子がダミー原子を含んでいな
いと判別された場合には、ステップSP5において選択
された登録分子の結合位置が指定されるまで待ち、ステ
ップSP6においてモデリング途中等の分子構造の結合
位置が指定されるまで待ち、ステップSP7においてモ
デリング途中の分子構造の指定された結合位置に対して
登録分子の指定された結合位置を結合させることにより
選択された登録分子を付加する。そして、ステップSP
4またはステップSP7の処理が行なわれた後は、ステ
ップSP8において、付加した登録分子を結合軸回りに
所望角度だけ回転させることにより登録分子付加に伴な
うモデリングを達成し、そのまま一連の処理を終了す
る。
【0014】図2は図1の登録分子付加方法の具体例を
説明する図であり、CH4分子に対してCH4分子を付加
する場合を示している。図2(A)に示すようにCH4
分子がモデリングされている状態において、1つのHを
ダミー原子Dで置換した状態の登録分子CH3Dを選択
すれば、モデリング途中のCH4分子の結合位置の指定
が要求されるので、この要求に応えて結合位置の指定を
行なうだけでよく、図2(B)に示すように、指定され
た結合位置とダミー原子配置位置とを結合させるととも
にダミー原子Dを除去することによりC26のモデリン
グを達成できる。但し、モデリング途中のCH4分子と
付加されるCH3D分子との相対的回転角度は一義には
定まらないので、従来方法と同様に結合軸回りに付加さ
れた分子を回転させることにより分子付加に伴なうモデ
リングを達成する。
【0015】図3は他の具体例を説明する図であり、C
26分子がモデリングされている状態において、1つの
Hをダミー原子Dで置換した状態の登録分子NH2Dを
選択すれば、モデリング途中のC26分子の結合位置の
指定が要求される。そして、この要求に応えて1つのC
を結合位置として指定した場合にはC原子に対して付加
可能な方向が複数存在するのであるから、図3(A)に
示すように付加可能な方向を例えば破線で表示し、方向
を選択すべきことを促す。次いで、方向の選択を行なえ
ば、図3(B)に示すように、選択された方向において
分子の付加を達成できる。
【0016】図4はライブラリに登録されている分子を
選択する処理を説明するフローチャートであり、ステッ
プSP1において登録分子の読み込みが指定されるまで
待ち、ステップSP2において登録分子のファイル名を
一覧表示し、ステップSP3において登録分子の構造図
表示が指示されたか否かを判別する。そして、登録分子
の構造図表示が指示された場合には、ステップSP4に
おいてライブラリから登録分子の構造データを順次読み
出し、ステップSP5において読み出された構造データ
に基づく可視的表示を行なう。上記ステップSP3にお
いて登録分子の構造図表示が指示されていない場合、ま
たはステップSP5の処理が行なわれた場合にはステッ
プSP6において登録分子が選択されるまで待ち、ステ
ップSP7において選択された登録分子の分子データを
ライブラリから読み出す。但し、登録分子の構造図表示
に基づく選択が行なわれた場合には、分子データの読み
出しは既にライブラリから読み出されているのであるか
ら、重複することになる処理については省略でき、ピッ
キング用のID付与処理等のみを行なえばよいので、そ
の後の処理を高速化できる。
【0017】図5は図4のフローチャートの処理を説明
する図であり、登録分子の読み込みが指示されれば、図
5(A)に示すように登録分子のファイル名が一覧表示
され、ファイル名のみに基づいて登録分子を正確に選択
できる場合にはファイル名一覧表示の該当箇所のピッキ
ング等を行なえばよく、直ちに所望の登録分子の分子デ
ータをライブラリから読み出すことができる。逆に、フ
ァイル名のみでは登録分子を正確に選択できない可能性
が高い場合には登録分子の構造図表示を指示すればよ
く、図5(B)に示すようにファイル名一覧表示と共に
該当する分子構造の可視的表示を行なうのであるから、
分子構造の可視的表示に基づいて登録分子を正確に選択
できる。尚、分子構造は3次元的であるが、分子構造の
可視的表示は2次元的にしか達成できないのであるか
ら、必要に応じて分子構造を回転させた状態で可視的に
表示することにより登録分子の選択を一層正確にでき
る。
【0018】
【実施例2】図6はこの発明の登録分子付加装置の一実
施例を示すブロック図であり、複数の分子データおよび
対応するファイル名等を保持するライブラリ1と、ライ
ブラリ1に登録されている複数の登録分子の中から所望
の登録分子を選択する登録分子選択部2と、選択された
登録分子がダミー原子を含んでいるか否かを判別するダ
ミー原子有無判別部3と、モデリング途中等の分子構造
の指定された結合位置を第1結合位置として保持する第
1結合位置保持部4と、選択された登録分子のダミー原
子配置位置を第2結合位置として保持する第2結合位置
保持部5と、選択された登録分子の分子構造の指定され
た結合位置を第2結合位置として保持する第2結合位置
保持部6と、選択された登録原子がダミー原子を含んで
いることを示すダミー原子有無判別部3からの判別結果
に応答して第1結合位置保持部4に保持されている第1
結合位置と第2結合位置保持部5に保持されている第2
結合位置とに基づいてモデリング途中等の分子構造の該
当位置に選択された登録分子をダミー原子を除去した状
態で付加する第1登録分子付加部7と、選択された登録
原子がダミー原子を含んでいないことを示すダミー原子
有無判別部3からの判別結果に応答して第1結合位置保
持部4に保持されている第1結合位置と第2結合位置保
持部6に保持されている第2結合位置とに基づいてモデ
リング途中等の分子構造の該当位置に選択された登録分
子を付加する第2登録分子付加部8と、付加された登録
分子を結合軸回りに所望角度だけ回転させる付加分子回
転部9とを有している。
【0019】上記の構成の登録分子付加装置の作用は次
のとおりである。登録分子選択部2によりライブラリ1
から所望の登録分子を選択した場合に、先ず、ダミー原
子有無判別部3により、選択された登録分子がダミー原
子を含んでいるか否かを判別する。そして、選択された
登録分子がダミー原子を含んでいると判別された場合に
は、モデリング途中等の分子構造の指定された結合位置
を第1結合位置として第1結合位置保持部4に保持する
とともに、選択された登録分子のダミー原子配置位置を
第2結合位置として第2結合位置保持部5に保持する。
その後は、第1結合位置保持部4に保持されている第1
結合位置および第2結合位置保持部5に保持されている
第2結合位置に基づいて第1登録分子付加部7によりモ
デリング途中等の分子構造の該当位置に選択された登録
分子をダミー原子を除去した状態で付加する。逆に、選
択された登録分子がダミー原子を含んでいないと判別さ
れた場合には、モデリング途中等の分子構造の指定され
た結合位置を第1結合位置として第1結合位置保持部4
に保持するとともに、選択された登録分子の分子構造の
指定された結合位置を第2結合位置として第2結合位置
保持部6に保持する。その後は、第1結合位置保持部4
に保持されている第1結合位置および第2結合位置保持
部6に保持されている第2結合位置に基づいて第2登録
分子付加部8によりモデリング途中等の分子構造の該当
位置に選択された登録分子をダミー原子を除去した状態
で付加する。そして、何れの場合にも、付加分子回転部
9により、付加された登録分子を結合軸回りに所望角度
だけ回転させることにより、登録分子を付加することに
伴なうモデリングを終了する。
【0020】以上の説明から明らかなように、選択され
た登録分子がダミー原子を含んでいない場合には、従来
方法と同様にモデリング途中等の分子構造の結合位置お
よび選択された分子の結合位置を指定しなければならな
いのであるが、選択された登録分子がダミー原子を含ん
でいる場合には、モデリング途中等の分子構造の結合位
置を指定するだけでよいから登録分子を付加するために
必要な作業を簡素化できる。
【0021】
【実施例3】図7および図8はこの発明の登録図形付加
方法の他の実施例を説明するフローチャートであり、ス
テップSP1においてライブラリに登録されている複数
の登録分子の中から所望の登録分子が選択されるまで待
ち、ステップSP2において、選択された登録分子がダ
ミー原子を含んでいるか否かを判別し、ダミー原子を含
んでいる場合には、ステップSP3において2つ以上の
ダミー原子が含まれているか否かを判別し、1つのダミ
ー原子しか含まれていないと判別された場合には、ステ
ップSP4においてモデリング途中等の分子構造の結合
位置が指定されるまで待ち、ステップSP5においてモ
デリング途中等の分子構造の指定された結合位置に対し
てダミー原子配置位置を結合させることにより選択され
た登録分子を付加する。逆に、ステップSP3において
2つ以上のダミー原子が含まれていると判別された場合
には、ステップSP6において何れかのダミー原子が選
択されるまで待ち、ステップSP7においてモデリング
途中等の分子構造の結合位置が指定されるまで待ち、ス
テップSP8においてモデリング途中等の分子構造の指
定された結合位置に対してダミー原子配置位置を結合さ
せることにより選択された登録分子を付加する。また、
上記ステップSP2において選択された登録分子がダミ
ー原子を含んでいないと判別された場合には、ステップ
SP9において選択された登録分子の結合位置が指定さ
れるまで待ち、ステップSP10においてモデリング途
中等の分子構造の結合位置が指定されるまで待ち、ステ
ップSP11においてモデリング途中の分子構造の指定
された結合位置に対して登録分子の指定された結合位置
を結合させることにより選択された登録分子を付加す
る。そして、ステップSP5、ステップSP8またはス
テップSP11の処理が行なわれた後は、ステップSP
12において、付加した登録分子を結合軸回りに所望角
度だけ回転させることにより登録分子付加に伴なうモデ
リングを達成し、そのまま一連の処理を終了する。
【0022】したがって、この実施例の場合には、2つ
以上のダミー原子が配置されている分子が登録されてい
る場合であっても対処できる。尚、2つ以上のダミー原
子が配置されている場合には登録分子の結合位置をも指
定しなければならないので作業は簡素化されないことに
なるが、一般的に2つ以上のダミー原子が配置される分
子の割合は余り大きくないのであるからさほど不都合で
はない。
【0023】
【実施例4】図9および図10はこの発明の登録分子付
加方法のさらに他の実施例を説明するフローチャートで
あり、ステップSP1においてライブラリに登録されて
いる複数の登録分子の中から所望の登録分子が選択され
るまで待ち、ステップSP2において、選択された登録
分子がダミー原子を含んでいるか否かを判別し、ダミー
原子を含んでいる場合には、ステップSP3において結
合位置の指定が行なわれるまで待ち、ステップSP4に
おいて、指定された結合位置がモデリング途中等の分子
構造の結合位置であるか否かを判別し、付加される分子
の結合位置であると判別された場合には、ステップSP
5においてモデリング途中等の分子構造の結合位置が指
定されるまで待ち、ステップSP6においてモデリング
途中の分子構造の指定された結合位置に対して登録分子
の指定された結合位置を結合させることにより選択され
た登録分子を付加する。尚、この場合にはダミー原子を
水素原子で置換する。逆に、上記ステップSP4におい
て指定された結合位置がモデリング途中等の分子構造の
結合位置であると判別された場合には、ステップSP7
においてモデリング途中等の分子構造の指定された結合
位置に対してダミー原子配置位置を結合させることによ
り選択された登録分子を付加する。また、上記ステップ
SP2においてダミー原子を含んでいないと判別された
場合には、ステップSP8においてモデリング途中等の
分子構造の結合位置が指定されるまで待ち、ステップS
P9において付加すべき分子の結合位置が指定されるま
で待ち、ステップSP10においてモデリング途中の分
子構造の指定された結合位置に対して登録分子の指定さ
れた結合位置を結合させることにより選択された登録分
子を付加する。そして、ステップSP6、ステップSP
7またはステップSP10の処理が行なわれた後は、ス
テップSP11において、付加した登録分子を結合軸回
りに所望角度だけ回転させることにより登録分子付加に
伴なうモデリングを達成し、そのまま一連の処理を終了
する。
【0024】したがって、この実施例の場合には、ダミ
ー原子を含む登録分子が選択された場合に無条件にダミ
ー原子を結合位置に設定するのではなく、付加すべき分
子の結合位置を先に指定することにより任意の原子を結
合位置として指定できるほか、モデリング途中等の分子
構造の結合位置を先に指定することによりダミー原子配
置位置を結合位置として自動的に設定できる。
【0025】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、付加す
べき分子の結合位置の指定を不要にでき、登録分子を付
加するために必要な作業を簡素化できるという特有の効
果を奏する。請求項2の発明は、請求項1の効果に加
え、予め登録されているダミー原子配置位置を結合位置
とする場合のみならず、ダミー原子以外の原子が配置さ
れている位置を結合位置とする場合にも対処できるとい
う特有の効果を奏する。
【0026】請求項3の発明は、付加すべき分子の結合
位置の指定を不要にでき、登録分子を付加するために必
要な作業を簡素化できるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の登録分子付加方法の一実施例を説明
するフローチャートである。
【図2】図1の登録分子付加方法の具体例を説明する図
である。
【図3】図1の登録分子付加方法の他の具体例を説明す
る図である。
【図4】ライブラリに登録されている分子を選択する処
理を説明するフローチャートである。
【図5】図4のフローチャートの処理を説明する図であ
る。
【図6】この発明の登録分子付加装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図7】この発明の登録図形付加方法の他の実施例の要
部を説明するフローチャートである。
【図8】この発明の登録図形付加方法の他の実施例の残
部を説明するフローチャートである。
【図9】この発明の登録分子付加方法のさらに他の実施
例の要部を説明するフローチャートである。
【図10】この発明の登録分子付加方法のさらに他の実
施例の残部を説明するフローチャートである。
【図11】従来の分子付加方法の一例を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ライブラリ 2 登録分子選択部 4第1結合
位置保持部 7 第1登録分子付加部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の分子構造に対して予め登録されて
    いる分子を付加する方法において、分子を登録するに当
    って該当する分子の結合予定位置にダミー原子を配置し
    ておき、ダミー原子配置位置を分子付加予定位置に結合
    させるとともにダミー原子を除去して予め登録されてい
    る分子を所定の分子構造に付加することを特徴とする登
    録分子付加方法。
  2. 【請求項2】 付加すべき分子が選択された後に分子付
    加予定位置が指示されたことに応答してダミー原子配置
    位置を分子付加予定位置に結合させ、分子付加予定位置
    が指示された後に付加すべき分子が選択されたことに応
    答してダミー原子の有無に拘らず付加すべき分子の所望
    の原子配置位置を分子付加予定位置に結合させる請求項
    1に記載の登録分子付加方法。
  3. 【請求項3】 所定の分子構造に対して予め登録されて
    いる分子を付加する装置において、付加対象となり得る
    分子の結合予定位置にダミー原子を配置した状態で保持
    する付加対象分子保持手段(1)と、所定の分子構造の
    分子付加予定位置を指示する付加予定位置指示手段
    (4)と、付加対象分子保持手段(1)から付加すべき
    分子を選択する付加対象分子選択手段(2)と、ダミー
    原子配置位置を分子付加予定位置に結合させるとともに
    ダミー原子を除去して予め登録されている分子を所定の
    分子構造に付加する分子付加手段(7)とを含むことを
    特徴とする登録分子付加装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855435A (ja) * 1981-09-05 1983-04-01 クルツプ−コツパ−ス・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 純芳香族化合物を収得する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01161578A (ja) * 1987-12-18 1989-06-26 Toshiba Corp 分子設計支援システム

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