JPH05108495A - データ用誤り訂正検出方法及びコンピユータ・メモリ用 誤り検出回路 - Google Patents

データ用誤り訂正検出方法及びコンピユータ・メモリ用 誤り検出回路

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JPH05108495A
JPH05108495A JP4053033A JP5303392A JPH05108495A JP H05108495 A JPH05108495 A JP H05108495A JP 4053033 A JP4053033 A JP 4053033A JP 5303392 A JP5303392 A JP 5303392A JP H05108495 A JPH05108495 A JP H05108495A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンピュータシステムに多重ビット出力メモ
リデバイスを設けた場合、メモリに記憶されたデータに
対するビット誤りの発生の検出を提供する。 【構或】 多重出力の回路内にデータワードを記憶する
主メモリと協働して誤り訂正コードと装置を使用する。
全データワードに対する奇偶ビット56を記憶する。3
2ビットのデータワードに対して少くとも3ビットを1
0個のメモリに記憶する。主メモリからデータを読出す
時、検査ビットと奇偶ビットの組を生成記憶した検査ビ
ット42〜54と記憶した奇偶ビットとを比較、検査ビ
ットシンドロームと奇偶ビットシンドロームを生ずる。
検査ビットシンドローム70−84を復合して出力し、
この出力を奇偶シンドロームと共に誤りジェネレータ回
路104に入力して多重ビット誤り108、検査ビット
誤り112等の誤り信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に誤り訂正及び検
出、ことに多重−ビット出力を持つメモリ回路を利用す
るコンピュータ・メモリに誤り訂正検出コードを加える
ことに関する。
【0002】
【発明の背景】コンピュータ・メモリは、コンピュータ
のCPUに使われるデータの記憶のためにダイナミック
RAM(DRAM)を利用する。このデータは、多くの
考えられる原因により改悪状態になる。従ってメモリ・
システムは、ランダムな誤りが比較的起りにくくなるよ
うに改良され開発される。しかし多くの用途ではデータ
の完全性は、比較的まれな誤りでも許容できないほど臨
界的である。種種の誤り訂正検出コードが、このような
誤りを検出し又若干の場合には訂正するように開発され
ている。最もよく知られているものはハミング・コード
である。このハミング・コードは、1ビット又は2ビッ
トの誤り検出と、1ビットの誤り訂正を行う。コンピュ
ータ・メモリ・システムでこのようなハミング・コード
を実行できる工業用回路が利用できる。ハミング・コー
ドの技術は、よく知られこの技術分野の文献に広く記載
してある。
【0003】各メモリ・デバイスに1ビツトのデータを
記憶する従来のメモリ・システムでは、ハミング・コー
ドの使用が極めて有効である。大形のメモリ・システム
は、それぞれたとえば1メガビット、4メガビット又は
16メガビットのデータを含む数百又は数千もの個別の
メモリ・デバイスを備える。DRAMデバイスは通常デ
バイスごとに1ビットの出力を生じ、データ・ワードを
このデータ・ワード内のビット数と同数のメモリ・デバ
イスにわたって配分する。一般にソフト・エラーと称す
るランダムに発生する誤りは1ビット誤りであることが
最も多い。さらに特定のメモリ・デバイスに恒久的又は
一時的な故障が生じても、なお生ずるデータ・ワードに
1ビット誤りが生ずる。従ってハミング・コードの使用
により1ビット誤りを検出し訂正することができる。こ
れ等の状態のもとでの多重−ビット誤りの確率はわずか
であると想定される。ハミング・コードは、典型的には
2ビット誤りを検出するが、訂正することはできない。
しかし比較的多数のビット誤りを経済的に検出し訂正す
ることは極めてむずかしい。多重−ビット誤りの生ずる
確率は、わずかであるので誤りの発生を完全に無視でき
ることは従来から認められていることである。
【0004】単一のコンピュータ主メモリに対し数百メ
ガバイトのようなはるかに大きい主メモリ容量の導入に
よって、単一ビットだけでなくて、各デバイスから多重
−ビットを出力するメモリ回路を利用することが必要に
なっている。この種の典型的なDRAM・デバイスは、
1メガビット及び4メガビットのようなメモリ・デバイ
ス・サイズに対し並列に4ビット出力を生ずることがで
きる。このような実際例は継続し又メモリ回路の容量が
16メガバイト又64メガバイトに高くなると一層大き
い多重−ビット出力も生ずるのは明らかである。しかし
単一メモリ・デバイスが単一デバイス・ワードで4ビツ
トを生ずるときは、この特定のメモリ・デバイスに故障
を生ずると多重−ビット誤りがはるかに生じやすくな
る。
【0005】極めて高いレベルのデータ完全性すなわち
データ保全性(dataintegrity)を必要と
するコンピュータ・システムの若干の用途が開発されて
いる。このようなコンピュータ・システムに対しては、
年間にわずかに1回又は2回だけの割合でも検出されな
い誤りが存在するときは、油断のならない結果を生ずる
ことになる。多重−ビット出力メモリ・デバイスの使用
と、データ完全性の重要さの増大とによって、多重−ビ
ット誤りが一層生じやすいので、このようなコンピュー
タ・メモリに記憶されたデータに対する多重−ビット誤
りの発生を検出する方法及び装置が必要である。
【0006】
【発明の概要】本発明の選択した実施例は、コンピュー
タ・メモリ内に記憶されたデータに対する誤りの訂正検
出の方法である。最少数の誤り検出訂正記憶検査ビット
は、選択した誤り訂正コードの使用によりデータ・ワー
ドに対し生成される。このコードは、単一ビット誤りを
検出する。奇偶記憶検査ビットは、データ・ワードの全
体に対し生成される。データ・ワード記憶検査ビット及
び記憶奇偶検査ビットは、コンピュータ・メモリ内に記
憶される。コンピュータ・メモリは、データ・ワードの
多重−ビットを、各メモリ・デバイス内に記憶する複数
の多重−ビット出力メモリ・デバイスから成っている。
記憶検査ビット又は記憶奇偶検査ビットのうち一方だけ
しかメモリ・デバイスのいずれにも記憶されない。この
コンピュータ・メモリは読出され、データ・ワード、記
憶検査ビット(store check bits)及
び記憶奇偶ビット(store paritybit)
を生成する。誤り条件によって、コンピュータ・メモリ
から読出されたデータ・ワード、記憶検査ビット及び記
憶奇偶検査ビットの組すなわち重合(set)内に1つ
又は複数のビット誤りが存在する。コンピュータ・メモ
リから読出した選択した誤り訂正コードは、データ・ワ
ードに加えられ、1組の検証検査ビット(verify
check bits)を生ずる。書込み奇偶検査ビ
ットは、コンピュータ・メモリから読出したデータ・ワ
ードの調査によつて生成される。コンピュータ・メモリ
から読出した記憶検査ビットは、検証検査ビットと比較
されて検査ビット・シンドロームを生成する。コンピュ
ータ・メモリから読出した記憶奇偶検査ビットは、又検
証奇偶検査と比較し奇偶シンドロームを生成する。次に
検査ビット・シンドロームは次のように復号して、
(a)すべてデータ・ビット内で生ずる単一ビット誤り
を検出して識別し又は3ビット誤りを検出し、この場合
第1の出力はこのような発生起時に生成するか又は、
(b)2ビツト誤りを検出し、この場合第2の出力はこ
のような発生時に生成するか又は(c)メモリ・デバイ
スのうちの1つのメモリ・デバイス内のデータ・ビット
内にすべて生ずる3ビット誤りを検出し、このような状
態のもとで第3の出力を生成して、第1の出力を、この
ような第1出力を生ずる場合には、奇偶シンドロームと
比較し、単一ビット誤りを指示する第4の出力、又はメ
モリ回路のうちの1つの回路内の3ビット誤りの存在を
指示する第5の出力を生成する。
【0007】本発明の別の態様は、32−ビット・デー
タ・ワードに対するデータ・ビットと複数の多重−ビッ
ト出力メモリ・デバイスを利用するコンピュータ・メモ
リ内のデータ・ワードの対応する検査ビットとの特定の
記憶を行う方法にある。本方法は、第1の4−ビット出
力メモリ・デバイスの4−ビットのデータ・ワードを記
憶し、第2の4−ビット出力メモリ・デバイス内の4−
ビットのデータ・ワードを記憶し、第3の4−ビット出
力メモリ・デバイス内の3ビットのデータ・ワードと1
つの誤り訂正検出検査ビットとを記憶し、第4の4−ビ
ット出力メモリ・デバイス内のデータ・ワードの3ビッ
トと、1つの誤り訂正検出検査ビットとを記憶し、第5
の4−ビット出力メモリ・デバイス内のデータ・ワード
の3ビットと1つの誤り訂正検出検査ビットとを記憶
し、第6の4−ビット出力メモリ・デバイス内のデータ
・ワードの3ビットと1つの誤り訂正検出検査ビットと
を記憶し、第7の4−ビット出力メモリ・デバイス内の
データ・ワードの3ビットと、1つの誤り訂正検出検査
ビットとを記憶し、第8の4−ビット出力メモリ・デバ
イス内のデータ・ワードの3ビットと1つつの誤り訂正
検出検査ビットとを記憶し、第9の4−ビット出力メモ
リ・デバイス内のデータ・ワードの3ビットと1つの誤
り訂正検出検査ビットとを記憶し、第10の4−ビット
出力メモリ・デバイス内のデータ・ワードの3ビットと
データ・ワード用奇偶ビットとを記憶することから成っ
ている。
【0008】以下本発明を添付図面について詳しく説明
する。
【0009】
【実施例】本発明は以下に述べる実施例において、デー
タ・ワードの多重−ビットを、各別のメモリ・デバイス
に記憶するメモリ・システムと協働して使うようにビッ
ト誤り検出訂正(EDC)コードを備えている。最も一
般的な形の現用のメモリ・デバイスはダイナミックRA
M(DRAM)である。この説明で述べるメモリ・シス
テムに応用できる現用のDRAMの構成は256K×4
又は1メガビット×4として設計される。この設計は、
メモリの読出し又は書込みのサイクルの発生時に4ビッ
トのデータを1サイクル中に並列に書込み又は読出す。
とくに大形の主メモリではこのような多重−ビット出力
メモリ・デバイス(multi−bit output
memory device)を利用するのがますま
す普通になっている。典型的なデータ・ワードは、多重
−ビット出力メモリ・デバイスにわたつて配分される3
2ビットから成っている。誤り訂正検出検査ビットをデ
ータ・ワードと協働して使うときは、これ等のビットも
又主メモリに記憶する。
【0010】32−ビット・データ・ワードに対しては
ハミング・コードは、単一ビット誤りを検出し訂正し、
2ビット誤りの存在を検出することのできる最少7ビッ
トを使用する。
【0011】標準の7−ビット・ハミング・コードは、
AMD Am2nC660、ナショナル・セミコンダク
タ(National Semiconduotor)
74F632又はテキサス・インスツルメンツ(Tex
as Instruments)SN74AS632の
ような工業的に利用できる部品の使用により供給するこ
とができる。本発明では、単一ビット誤りの検出訂正と
2ビット誤りの検出とをこれ等の工業的に利用できる部
品で実施するのと同じ方法で実施される。
【0012】本発明を述べるのにこの場合利用される図
のほかにさらに詳細な説明に続く12の表を含める。こ
れ等の12の表は本発明の説明に参照する。
【0013】本発明に利用される主メモリのセグメント
は図1に示してある。はるかに大きい全主メモリの小部
分であるメモリ10は10個のDRAMデバイス12、
14、16、18、20、22、24、26、28、3
0を備えている。これ等の各DRAMデバイスはメモリ
・サイクル中に4−ビットの出力を生ずる。代表的DR
AMデバイスは、256K×4ビット又は1メガビット
×4ビットの構成を持つ。この種のDRAMデバイス
は、広く利用され業界の文献に詳しく記載してある。一
層大きい容量を持つ多重−ビット・メモリ・デバイスが
近い将来利用できるのは疑いない。
【0014】メモリ10は、1つのデータ・ワードを記
憶するのに利用する10個のDRAMデバイスから成
る。コンピュータの全主要メモリはその中に多数のメモ
リ10を利用する。しかし本発明はメモリ10だけを参
照して詳しく述べる。
【0015】本発明の重要な態様はデータ・ワードに対
するデータ・ビットと、メモリ10内の協働する誤り訂
正検査ビット及び奇偶ビットとに対する記憶場所であ
る。各DRAMデバイス12〜30は少なくとも3デー
タビットを含み、メモリデバイスのいずれにも1検査ビ
ットだけしか記憶しない。
【0016】本発明の選定した実施例によればDRAM
デバイス12はデータ・ビット2,3,5及び31を記
憶する。DRAMデバイス14は、検査ビット1と共に
データ・ビット14,20及び24を記憶する。DRA
Mデバイス16は、データ・ビット0,4,8及び9を
記憶する。DRAMデバイス18は、検査ビット6と共
にデータ・ビット11,12及び13を記憶する。DR
AMデバイス20は、検査ビット5と共にデータ・ビッ
ト6,10及び17を記憶する。DRAMデバイス22
は、検査ビット7と共にデータ・ビット15,18及び
19を記憶する。DRAMデバイス24は、検査ビット
4と共にデータ・ビット7,21及び22を記憶する。
DRAMデバイス26は、検査ビット2と共にデータ・
ビット16,23及び25を記憶する。DRAMデバイ
ス28は、検査ビット0と共にデータ・ビット26,2
7及び30を記憶する。最後にDRAMデバイス30
は、検査ビット3と共にデータ・ビット1,28及び2
9を記憶する。検査ビット0ないし6は、前記した工業
用部品に利用される普通の7−ビット・ハミング・コー
ドの7ビットを構成する。第8の検査ビットは、データ
・ワードの全32−ビットに対し生ずる奇偶検査ビット
である。
【0017】図2には本発明に使う別の装置を示す。誤
り制御デバイス40は7個のシンドローム・ジェネレー
タ回路42、44、46、48、50、52、54と共
に奇偶ジェネレータ回路56を備えている。各シンドロ
ーム・ジェネレータ回路は、32−ビット・データ・ワ
ードの16−ビットを受け取り、又排他的論理和機能
(exclusive OR function)によ
って誤り訂正検査ビットを生ずる。各シンドローム・ジ
ェネレータ回路42ないし54はそれぞれ検査ビット0
ないし6を生成する。奇偶ジェネレータ回路56はデー
タ・ワードの32ビット全部に対し排他的論理和機構を
使い検証検査ビットを生ずる。
【0018】各シンドローム・ジェネレータ回路42な
いし54のデータ入力はメモリ10から読出されるデー
タ・ワードである。これ等の入力は次の表1の通りであ
る。
【0019】
【表1】
【0020】32のデータ・ビット(0…31)は、す
べて奇偶ジェネレータ回路56に入力され検査ビット7
と称する奇偶ビットを生ずる。
【0021】各シンドローム・ジェネレータ回路42〜
56は排他的論理和回路(exclusive OR
circuit)である。
【0022】各シンドローム・ジェネレータ回路42〜
56からの出力は排他的論理和論理ゲート〔exclu
sive OR logic gate〕70、72、
74、76、78、80、82、84に第1の入力とし
て送る。メモリ10から、読出された検査ビット0〜7
はそれぞれ各排他的論理和論理ゲート(以下単に論理ゲ
ートと呼ぶ)70〜84の第2入力に入力される。各論
理ゲート70〜84の出力は各シンドローム・ビット0
〜7である。各シンドローム・ビット0〜6はこの場合
検査ビット・シンドロームと称する。シンドローム・ビ
ット7は奇偶ビット・シンドロームと称する。
【0023】検査ビット・シンドローム(ビット0〜
6)は、可能な128の各組合せに7つの入力を復号す
るデコーダ100に入力され、デコーダ100からの1
28の出力の選択された1つを動作させる。デコーダ1
00はこのような復合のための普通の論理設計を持つ。
【0024】デコーダ100からの出力は、誤りジェネ
レータ回路104の対応する組の入力に1群の線路10
2を経て送られる。検査ビット・シンドローム(ビット
0〜6)は、ヌ誤りジェネレータ回路104に入力され
る。ゲート84の出力に生ずる奇偶ビット・シンドロー
ム・ビット7は同様に誤りジェネレータ回路104への
入力として生ずる。回路104に入力を受けると、この
回路は4本の線路106、108、110、112で4
つの可能な出力の1つを生ずる。単一ビット誤りに対し
ては線路106で、多重−ビット誤りに対しては線路1
08で、3ビット誤りに対しては線路110で、又検査
ビット誤りに対しては線路112でそれぞれ出力が生成
される。
【0025】誤りジェネレータ回路104を図3及び図
4について詳しく述べる。線路102における回路10
0の128の出力は、それぞれOR回路130、OR回
路132及びOR回路134に入力される。OR回路1
30からの出力は、ORゲート136に第1入力として
送られる。ORゲート136は、その出力線路として線
路108を持ち、多重−ビット誤りを指示する。
【0026】ORゲート132の出力は、第1入力とし
てOR回路138に送られる。OR回路138は、その
出力を第2入力としてOR回路136に、かつ線路11
0に送り、3ビット誤りの存在を指示する。OR回路1
34の出力は、線路112に送られ検査ビット誤りを指
示し、かつ入力としてインバータ140に送られる。イ
ンバータ140は、その出力をANDゲート142の第
1入力に送る。各論理ゲート70〜84からのシンドロ
ーム・ビット0〜7は、ORゲート150に入力され
る。ORゲート150は、その出力をANDゲート14
2の第3入力に接続してある。シンドローム・ビット7
は、インバータ152を経てANDゲート142の第2
入力に接続してある。このシンドローム・ビット7はさ
らにANDゲート154の第1入力に接続してある。A
NDゲート154はその第2入力にORゲート150の
出力を接続する。ANDゲート154の出力はORゲー
ト138の第3入力に接続してある。
【0027】誤りジェネレータ回路104の入力は、8
つのシンドローム入力(ビット0〜7)と共に線路10
2の128の要素である。第3A図及び第3B図に示し
た論理回賂は線賂106、108、110、112に誤
り出力指示を生ずる。
【0028】本発明の作用を第1図及び第2図について
以下に述べる。メモリ10を備えたコンピュータ主メモ
リは、32−ビット・データ・ワードを受け取る。この
データ・ワードは、シンドローム回路42〜54と同等
のシンドローム・ジェネレータによって処理され、7−
ビット・ハミング・コードを普通の方法で生ずる。32
−ビット・データ・ワードは、又回路56のような奇偶
ジェネレータ回路に入力され、奇偶検査ビットを生ず
る。
【0029】奇偶検査ビットと共にハミング・コードの
7検査ビットは、図1について述べ図1に示した特定の
構成のDRAMデバイス12〜30に記憶される。これ
等は記憶検査ビット及び記憶奇偶ビットと称する。従っ
て各データ・ワードに対して、データー・ワードでは3
2のビット、ハミング・コードでは7のビット又は奇偶
検査ビットでは1ビットを記憶される。DRAMデバイ
スのうち8つは、1つの検査ビット又は奇偶ビットと共
に3つのデータビットを記憶し、DRAMデバイスの2
つは4つのデータビットだけを記憶する。
【0030】メモリ10内に前回に記憶された特定のデ
ータ・ワードを読出するように要求を受け取るときは、
このデータ・ワードは図1のDRAMデバイスの出力に
対し示したように検査ビット及び奇偶ビットと共に並列
に読出される。メモリ10から読出されたデータ・ワー
ドは、シンドローム・ジエネレータ回路42〜54に、
図2のこれ等の回路に対する入力として示した組合せで
入力される。メモリ10から読出されたデータ・ワード
の32のビット全部を、奇偶ジエネレータ回路56に入
力する。各シンドローム・ジエネレータ回路42〜54
は、検証検査ビットと呼ばれる各検査ビットを生ずる。
奇偶ジエネレータ回路56は又いわゆる検証奇偶検査ビ
ットを生ずる。各検証検査ビットは、メモリ10から読
出された対応する記憶検査ビットと共に論理ゲート70
〜84の各1つに入力される。
【0031】各論理ゲート70〜82は、メモリ10か
ら読出された記憶検査ビットと、シンドローム・ジエネ
レータ回路42〜54により生ずる検証検査ビットとの
関数である検査ビット・シンドロームを生ずる。データ
・ワード又は検査ビット内に又は新たな検証検査ビット
の生成の際に、誤りが生じていなければ、論理ゲート7
0〜84の出力にすベて一様な論理0である。このシン
ドローム状態は、デコーダ100の出力線路の1つによ
る与えられた論理出力を生ずる。この出力は、誤りジエ
ネレータ回路104に送られる。この状態に対して誤り
ジエネレータ回路104は、誤りが生じていないから線
路106〜112のずれも動作させない。
【0032】誤り状態が生ずるときは、論理ゲート70
〜84への入力はすべて同じではなくて、誤りの発生を
指示する検査ビット・シンドロームが論理ゲード70〜
82の出力に生ずる。この7−ビット・シンドローム
は、デコーダ100に入力される。デコーダ100は、
その128の出力のうちで入力シンドロームに対応する
出力に対し動作状態を生或する。この出力は、誤りジエ
ネレータ回路104の対応する入力に送られる。さらに
誤りジエネレータ回路104への入力は、論理ゲート8
4により生ずる奇偶シンドロームと、検査ビット・シン
ドローム0〜6とである。これ等の入力は論理的に比較
されて、線路106,108,110,112により4
つの出力のうちの1つを生ずる。特定の出力を生ずる論
理を以下に述べる。
【0033】データ・ワード内の単一ビット誤りの発生
を、「ソフト誤り」(soft error)と呼ぶ。
単一ビット誤りの存在は判定することができ、又データ
・ワード内の誤りのビットの場所も同様に判定すること
ができる。次いでこのビットを反転させて訂正したデー
タ・ワードを生ずる。これは従来のハミング誤り検出訂
正方法である。この状態が起ると、線路106に単一ビ
ット(ソフト)誤りの発生を指示する出力信号が生ず
る。
【0034】しかし多重−ビット誤りが、データ・ワー
ド及び検査ビットに生ずると、2つの他の出力のうちの
いずれか1つを生成する。全部の誤りがDRAMデバイ
ス12〜30のうちの1つで生ずるビット誤りを検出す
るときは、線路110に出力を生成する。しかし多重−
ビット誤りがあり、誤りの全部のビットがDRAMデバ
イス12〜30の1つで発生したことを判定できない場
合に、線路108に、このような多量−ビット誤りの発
生を指示する出力を生成する。
【0035】メモリ10から読出された検査ビットの1
つに誤りが生じた場合には、線路112に誤り信号を生
成する。
【0036】表2は、各単一ビット誤り条件に対し論理
ゲート70〜84の出力に生ずる8−ビット・シンドロ
ームを示す。データ・ビットはDB0〜B31とし、検
査ビットCB0〜CB7とする。各単一ビット誤りに対
し十六進値で表わした対応するシンドロームを示す。
【0037】表3、表4、表5には、シンドローム・ビ
ット0〜6から成る7−ビット検査ビットに対する12
8の可能なシンドロームを例示してある。各シンドロー
ムに対し対応する誤りのタイプを示してある。可能な誤
りのタイプは、単−ビット、3ビット、多重ビット及び
クオッド・ビット(quad bit)である。デコー
ダ100は、7ビットシンドローム入力を受け取り、こ
れに応答してその128の出力の1つを動作させる。
【0038】表6、表7、表8は、諭理ゲート70〜8
4により生成されるシンドロームを示す。各DRAMデ
バイス12〜30に対し生ずることのできる3及び4ビ
ットの各誤り条件に対するシンドロームを示してある。
これ等のシンドロームは又16進値として表示してあ
る。これ等はすべて、各論理ゲート70〜84の出力に
生ずる8ビットのシンドロームを表わす。
【0039】表9、表10、表11、表12、表13
は、可能なシンドローム値と各線路106,108,1
10,112に生ずる出力との間の各論理関係を示す。
単一ビット誤りは、文字Sにより、2ビット誤りは文字
Dにより、3ビット誤りは文字Tにより、クオッド・ビ
ット誤りは文字Qによりそれぞれ示してある。各文字の
次の数字は、入力により表わされる誤り条件の数字であ
る。
【0040】図2、図3及び図4に示した回路について
示した表2ないし13のデータ表示は、線路106、1
08、110、112で選択した4つの出力を生ずるよ
うに誤りジエネレータ回路104内の論理を独特に定め
る。
【0041】本発明は、3ビット誤りがDRAMデバイ
ス12〜30の単一の1つ内に生ずる場合に、3ビット
誤りの検出を行うものである。DRAMデバイス12〜
30のうち多重の回路に生ずる3ビット誤りは、必ずし
も検出されるわけではない。しかしこのような誤りは、
DRAMデバイスのうちの1つの完全な故障によって起
りやすいから、任意の3ビット誤りを検出するのは可能
性が極めて高い。
【0042】本発明の複数の実施例を添付図面について
述べたが、本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんである。
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】
【表5】
【0047】
【表6】
【0048】
【表7】
【0049】
【表8】
【0050】
【表9】
【0051】
【表10】
【0052】
【表11】
【0053】
【表12】
【0054】
【表13】
【図面の簡単な説明】
【図1】単一データ・ワード用の複数のビットを誤り訂
正検出検査ビットと共に記憶するダイナミックRAM
(DRAM)デバイスの集合を備えたコンピュータ・メ
モリの一部分の説明図である。
【図2】単一ビット誤りを検出訂正し種種の形式の多重
ビット誤りを検出する本発明による誤り訂正検出回路の
回路図である。
【図3】図2に示した誤りジエネレータ回路の一部分の
詳細な回路図である。
【4図】図2に示した誤りジエネレータ回路の残余の部
分の詳細な回路図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ・メモリ 12,14,16,18,20,22,24,26,2
8,30 DRAMデバイス 42,44,46,48,50,52,54 シンド
ローム・ジエネレータ 56 奇偶ジエネレータ回路 70,72,74,76,78,80,82 論理回
路 84 論理回路 100 デコーダ回路 104 誤りジエネレータ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク、エイ、クワートロウマニ アメリカ合衆国テクサス州75002、アリン、 ウイロウ・ブルツク・ドライヴ 710番 (72)発明者 ケヴイン、エム、ロウダン アメリカ合衆国テクサス州75081、リチア ドスン、 ウインドソング・トレイル 1810番

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ・メモリ内に記憶されたデ
    ータの誤り訂正及び検出を行う、データ用誤り訂正検出
    方法において、 (イ)データ・ワード内の単一ビット誤りを検出して訂
    正し多重ビット誤りを検出する、選択した誤り訂正コー
    ドの使用により、前記データ・ワード用の記憶検査ビッ
    トの誤り検出訂正の組を生成する段階と、 (ロ)前記データ・ワードに対する記憶奇偶検査ビット
    を生成する段階と、 (ハ)複数の多重−ビット出力メモリ・デバイスを備え
    たコンピュータ・メモリ内に前記データ・ワード、前記
    記憶検査ビット及び前記記憶奇偶検査ビットを記憶する
    に際し、これ等の各多重−ビット出力メモリ・デバイス
    内に前記データ・ワードの多重ビットを記憶し、前記多
    重−ビット出力メモリ・デバイスの任意の1つに前記記
    憶検査ビット又は記憶奇偶検査ビットのうちの1つ以上
    は記憶しないようにする段階と、 (ニ)前記コンピュータ・メモリから前記データ・ワー
    ド、前記記憶検査ビット及び前記記憶奇偶検査ビットを
    読出すに際し、前記コンピュータ・メモリから読出され
    る前記データ・ワード、前記記憶検査ビット及び前記記
    憶奇偶検査ビット内に1つ又は複数のビット誤りが存在
    するようにする段階と、 (ホ)前記コンピュータ・メモリから読出された前記デ
    ータ・ワードに対し前記選択した誤り訂正コードの使用
    により検証検査ビットの誤り検出訂正の組を生成する段
    階と、 (ヘ)前記コンピュータ・メモリから読出した前記デー
    タ・ワードに対し検証奇偶検査ビットを生成する段階
    と、 (ト)前記コンピュータ・メモリから読出した前記記憶
    検査ビットを前記検証検査ビットと比較して検査ビット
    ・シンドロームを生成する段階と、 (チ)前記コンピュータ・メモリから読出した前記記憶
    奇偶検査ビットを前記検証奇偶検査ビットと比較して奇
    偶シンドロームを生成する段階と、 (リ)前記検査ビット・シンドローム及び前記奇偶シン
    ドロームを復号して、 (a)前記コンピュータ・メモリから読出した前記デー
    タ・ワード内の単一ビット誤りを検出して識別し第1の
    出力を生成するか又は (b)前記多重−ビット出力メモリ・デバイスのうちの
    単一の多重−ビット出力メモリ・デバイス内に全く生じ
    ない多重ビット誤りを検出して第2の出力を生成するか
    又は (c)前記多重−ビット出力メモリ・デバイスのうちの
    1つ内のデータ・ビット内にすべて生ずる3ビット誤り
    を検出して第3の出力を生成するか又は、 (d)検査ビット誤りを検出して第4の出力を生成する
    ようにする段階と、を包含するデータ用誤り訂正検出方
    法。
  2. 【請求項2】 前記データ・ワードが32ビットを持
    ち、前記記憶検査ビットの組が7ビットを持ち、前記各
    多重−ビット出力メモリ・デバイスが4ビットを記憶
    し、前記4ビットのうち少なくとも3ビットは、前記デ
    ータ・ワードのデータ・ビットである、請求項1のデー
    タ用誤り訂正検出方法。
  3. 【請求項3】 前記記憶検査ビットの組が、単一ビット
    誤りを検出訂正しかつ2ビット誤りを検出するために、
    前記データ・ワードに対し最少数のビットを含む、請求
    項1のデータ用誤り訂正検出方法。
  4. 【請求項4】 データ・ワードの多重ビットをコンピュ
    ータ・メモリ内の複数の各メモリデバイス内に記憶し
    て、前紀コンピュータ・メモリ内の1つのメモリ・デバ
    イスの故障を検出する故障検出方法において、 (イ)前記データ・ワード内の単一ビット誤りを検出訂
    正しかつ多重ビット誤りを検出する選択した誤り訂正コ
    ードの使用により、データ・ワードに対し記憶検査ビッ
    トの誤り検出訂正の組を生成する段階と、 (ロ)前記データ・ワードに対し記憶奇偶検査ビットを
    生成する段階と、 (ハ)複数の多重−ビット出力メモリ・デバイスを備え
    たコンピュータ・メモリ内に前記データ・ワード、前記
    記憶検査ビット及び記憶奇偶検査ビットを記憶するに際
    し、前記データ・ワードの多重ビットを前記各多重一ビ
    ット出力メモリ・デバイス内に記憶し、前記記憶検査ビ
    ット又は記憶奇偶検査ビットの1つ以上を、前記多重−
    ビット出力メモリ・デバイスの任意の1つ内に記憶しな
    いようにする段階と、 (ニ)前記コンピュータ・メモリから前記データ・ワー
    ド、前記記憶検査ビット及び前記記憶奇偶検査ビットを
    読出す際に、前記コンピュータ・メモリから読出される
    前記データ・ワード、前記記憶検査ビット及び前記記憶
    奇偶検査ビットに1つ又は複数のビット誤りが存在する
    ようにする段階と、 (ホ)前記コンピュータ・メモリから読出された前記デ
    ータ・ワードに対し前記選択した誤り訂正コードの使用
    により、検証検査ビットの誤り検出訂正の組を生成する
    段階と、 (ヘ)前記コンピュータ・メモリから読出される前記デ
    ータ・ワードに対し検証奇偶検査ビットを生成する段階
    と、 (ト)前記コンピュータ・メモリから読出される前記記
    憶検査ビットを、前記検証検査ビットと比較し検査ビッ
    ト・シンドロームを生成する段階と、 (チ)前記コンピュータ・メモリから読出される前記記
    憶奇偶検査ビットを、前記検証奇偶検査ビットと比較し
    奇偶シンドロームを生成する段階と、 前記検査ビット・シンドローム及び前記奇偶シンドロー
    ムを複合して前記多重−ビット出力メモリ・デバイスの
    1つ内の前記データ・ワード内にすべて生ずる3ビット
    誤りを検出することにより、前記コンピュータ・メモリ
    内の1つの多重−ビット出力メモリ・デバイスの故障を
    指示する段階と、を含有する、故障検出方法。
  5. 【請求項5】 前記データ・ワードが32ビットを持
    ち、前記記憶検査ビットの組が7ビットを持ち、前記各
    多重−ビット出力メモリ・デバイスが4ビットを記憶
    し、これ等の4ビットのうち少なくとも3つが前記デー
    タ・ワードのデータ・ビットである、請求項4の故障検
    出方法。
  6. 【請求項6】 前記記憶検査ビットの組が、単一ビット
    誤りを検出して訂正しかつ2ビット誤りを検出するため
    に、前記データ・ワード用の最少数のビットを含む、請
    求項4の故障検出方法。
  7. 【請求項7】データ・ワードのデータ・ビットと、対応
    するデータ・ワード用誤り訂正検出検査ビットとコンピ
    ュータ・メモリ内に記憶する記憶方法において、 (イ)複数の多重−ビット出力メモリ・デバイスのそれ
    ぞれ内に、前記データ・ワード用の前記データ・ビット
    の多重−ビットを記憶する段階と、 (ロ)前記複数の多重−ビット出力メモリ・デバイス内
    に前記誤り訂正検出検査ビットを記憶する際に、前記デ
    ータ・ワード用の前記誤り訂正検出ビットのうちの1つ
    以上を前記各多重−ビット出力メモリ・デバイスに記憶
    しないようにする段階と、を包含する、記憶方法。
  8. 【請求項8】 前記多重−ビット出力メモリ・デバイス
    を10個設け、前記データ・ワード内に32ビットを含
    み、8つの検査ビットを含み、前記各多重−ビット出力
    メモリ・デバイスにより前記ビットの4つを保留する、
    請求項7の記憶方法。
  9. 【請求項9】 各データ・ワードを記憶するために、複
    数の多重−ビット出力メモリ・デバイスを利用するコン
    ピュータ・メモリ内に32−ビット・データ・ワードの
    データ・ビット及びデータ・ワード用の対応する検査ビ
    ットを記憶する記憶方法において、 (イ)第1の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの4ビットを記憶する段階と、 (ロ)第2の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの4−ビットを記憶する段階と、 (ハ)第3の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの3ビットと、1つの誤り訂正検出検査
    ビットとを記憶する段階と、 (ニ)第4の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの3ビットと、1つの誤り訂正検出検査
    ビットとを記憶する段階と、 (ホ)第5の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの3ビットと、1つの誤り訂正検出検査
    ビットとを記憶する段階と、 (ヘ)第6の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの3ビットと、1つの誤り訂正検出検査
    ビットとを記憶する段階と、 (ト)第7の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの3ビットと、1つの誤り訂正検出検査
    ビットとを記憶する段階と、 (チ)第8の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの3ビツトと、1つの誤り訂正検出検査
    ビットとを記憶する段階と、 (リ)第9の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前記
    データ・ワードの3ビットと、1つの誤り訂正検出検査
    ビットとを記憶する段階と、 (ヌ)第10の4−ビット出力メモリ・デバイス内に前
    記データ・ワードの3ビットと、1つのデータ・ワード
    用奇偶ビットとを記憶する段階と、を包含する記憶方
    法。
  10. 【請求項10】 データ・ワードが、複数の各メモリ・
    デバイス内に、記憶される多重−ビットと共に記憶され
    る前記データ・ワードに対する1組のシンドローム検査
    ビット及び奇偶検査ビットとを備えた、コンピュータ・
    メモリ用誤り検出回路において、 (イ)前記コンピュータ・メモリの前記各メモリ・デバ
    イスから読出された、前記データ・ワードの各別のサブ
    セットのビットをそれぞれ受け取るように接続され、そ
    れぞれ対応するシンドローム検査ビットを生成する複数
    のシンドローム・ジェネレータと、 (ロ)前記コンピュータ・メモリから読出される前記デ
    ータ・ワードに対する奇偶ビットを生成する奇偶ジェネ
    レータ回路と、 (ハ)前記コンピュータ・メモリから読出される前記記
    憶したシンドローム検査ビットと、前記生成されるシン
    ドローム検査ビットとを受け取るように接続され、シン
    ドロームを出力に生成する論理回賂と、 (ニ)前記コンピュータ・メモリから読出される前記記
    憶した奇偶ビットを受け取るように接続され、かつ前記
    生成される奇偶ビットを受け取るように接続され、奇偶
    シンドローム・ビットを生成する論理回路と、 前記シンドロームを受け取り、このシンドロームを復号
    し、複数の出力線路の少なくとも1つに論理信号を生成
    するように接続したデコーダ回路と、 前記論理信号を受け取るように、前記デコーダ回路の前
    記出力線路に接続され、前記シンドロームを受け取るよ
    うに接続され、かつ前記奇偶シンドローム・ビットを受
    け取るように接続され、前記データ・ワード内の単一ビ
    ット誤りを指示する単一ビット誤り信号と、前記データ
    ・ワード及び検査ビットが記憶された前記メモリ・デバ
    イスの1つ以上のメモリ・デバイスにわたって配分され
    た複数のビット誤りを指示する多重−ビット誤り信号
    と、前記メモリ・デバイスの1つの中の少なくとも3つ
    のビット誤りを指示する3ビット誤り信号とを含む複数
    の誤り指示信号を生成する誤りジェネレータ回路と、を
    包含するコンピュータ・メモリ用誤り検出回路。
  11. 【請求項11】 前記各シンドローム・ジェネレータ回
    路がORゲートであり、前記記憶したシンドローム検査
    ビットを受け取るように接続した前記論理回路がORゲ
    ートである、請求項10のコンピュータ・メモリ用誤り
    検出回路。
  12. 【請求項12】 前記誤りジェネレータ回路が、又前記
    複数のメモリ・デバイス内に記憶した検査ビット内のビ
    ット誤りの存在を指示する検査ビット誤り信号を生成す
    るようにした、請求項10のコンピュータ・メモリ用誤
    り検出回路。
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