JPH0510803Y2 - - Google Patents

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JPH0510803Y2
JPH0510803Y2 JP777388U JP777388U JPH0510803Y2 JP H0510803 Y2 JPH0510803 Y2 JP H0510803Y2 JP 777388 U JP777388 U JP 777388U JP 777388 U JP777388 U JP 777388U JP H0510803 Y2 JPH0510803 Y2 JP H0510803Y2
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JP
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adhesive sheet
fabric
plastic plate
cuff
blood pressure
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば上腕動脈を圧迫して血圧を
測定する血圧計用腕帯に関する。
(ロ) 従来の技術 第3図は、従来の血圧計用腕帯を示す分解斜視
図である。
従来の血圧計用腕帯は、内布71と外布72と
の間に、ゴム袋73、接着用シート(ビニールシ
ート)74及び弯曲状プラスチツク板75を、そ
れぞれ上下方向へ積層した状態で介在させて構成
している。この状態において、弯曲状プラスチツ
ク板75は延伸した平板状に保持され、接着用シ
ート74と外布72との間に位置している。ま
た、このプラスチツク板75及び、内布71と接
着用シート74との間に位置するゴム袋73は、
共に内布(外布72)71幅・長さより小さく設
定されている。従つて、この積層状態において内
布71と外布72の外周縁部は、接着用シート7
4の外周縁部を介して接面している。これによ
り、上下布帛シート(内布71、外布72)の外
周縁を熱圧着することで、接着用シート74の外
周縁が熱融解し、ゴム袋73及びプラスチツク板
75を包含した状態で一体に接着される。
また、内布71及び外布72が一体に接着され
た後は、平板状に設定されていたプラスチツク板
75が、資材の復元力で弯曲状の原形に復帰す
る。これにより、常態において腕帯の弯曲形状
(円弧形状)が保持され、上腕に対する腕帯の装
着便宜性が達成される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記血圧計用腕帯は、内布と外布間に接着用シ
ートを介在させ、ゴム袋及びプラスチツク板を包
含した状態で熱圧着し、内布及び外布の外周接面
間を接着する構成であるから、内布と外布の外周
縁を縫着する方式に比し、生産性を向上し得る利
点がある。
ところが、外周部が熱溶解した接着用シートに
より、内布及び外布が一体に接着した後は、プラ
スチツク板が資材の復元力で弯曲状に復帰し、腕
帯自体が弯曲状(筒状)となる。この時、弯曲状
プラスチツク板の内側(内布側)に位置する接着
用シートの面内に皺が生じる。つまり、接着用シ
ートの面内の中央部(熱溶解していない部分全
体)に、強靱な尾根状の皺が筒軸方向に生じる。
この皺が、ゴム袋及び内布を変形させる。この結
果、測定部位の全体を均一に圧迫することが出来
ず、精度の高い測定、安定した測定をなし難い等
の不利があつた。
この考案は、上記問題点を解消させ、測定部位
の全体に亘つて均一な圧迫力を印可し得、精度の
高い測定を実現する血圧計用腕帯を提供すること
を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 この目的を達成させるために、この考案の血圧
計用腕帯では、次のような構成としている。
血圧計用腕帯は、内布及び外布から成る一対の
布帛シート間に、ゴム袋と接着用シートと平板状
に保持した弯曲状プラスチツク板をそれぞれ積層
状に介在させ、前記接着用シートにて一対の布帛
シートの周縁を接着した血圧計用腕帯であつて、
前記接着用シートの面内に、皺寄り防止用の窓孔
を開口して構成されている。
このような構成を有する血圧計用腕帯では、延
伸させ平板状に保持した、本来は弯曲状のプラス
チツク板の内側(内布及びゴム袋側)に接着用シ
ートが積層してあり、この接着用シートの面内、
つまりプラスチツク板に対応する位置に皺寄り防
止用窓孔が切り抜き状に開口してある。
接着用シートの外周縁部を介して接面する内布
及び外布の外周縁部に熱をかけ、接着用シートの
外周縁部を熱融解させることで、一対の布帛シー
ト(内布・外布)はゴム袋及びプラスチツク板を
包含した状態で一体に接着される。一対の布帛シ
ートが熱接着され腕帯が構成された後は、平板状
に保持されていたプラスチツク板が資材の復元力
で弯曲状に復帰する。つまり、腕帯自体の形状が
常態において弯曲状(筒体)に保持される。この
結果、弯曲状プラスチツク板の内側(内布側)に
位置する接着用シートも同様に弯曲状となり、本
来は面内に筒軸方向の皺より(測定部位に対する
均一な圧迫の障害となる皺)が発生することとな
る。しかし、この考案では接着用シートの面内
(熱溶解していない部分)、つまりプラスチツク板
に対応する位置に大きな窓孔が開口してある。従
つて、プラスチツク板が弯曲状に変位しても、接
着シートの両端部・両側辺部にのみ僅かな皺が生
じるのみで、窓孔のある中央部には全く皺が発生
しない。このため、例えば上腕部に対し均一な圧
迫力を加えることが可能となり、精度の高い安定
した血圧測定を実行し得る。
(ホ) 実施例 第1図は、この考案に係る血圧計用腕帯の具体
的な一実施例を示す分解斜視図である。
血圧計用腕帯は、従来公知のように、内布1及
び外布2とから成る一対の布帛シートの間に、エ
アホース31を備えたゴム袋3、接着用シート4
及び弯曲状プラスチツク板5を、それぞれ上下方
向へ積層状に介在した状態で構成される。このプ
ラスチツク板5は、本来は弯曲形状のものを延伸
した平板状に保持され、外布2と接着用シート
(ビニールシート)4間に位置し、ゴム袋3は接
着用シート4と内布1との間に介在位置してい
る。ゴム袋3及びプラスチツク板5は、共に一対
の布帛シート(内布1、外布2)の幅・長さより
小さく設定されている。従つて、積層状態におい
て内布1及び外布2の外周縁部は、接着用シート
4の外周縁部を介して接面している。この状態に
おいて、一対の布帛シート(内布1、外布2)の
外周縁部を熱圧着する。これにより、接着用シー
ト4の外周縁が溶解し、内布1と外布2がゴム袋
3及びプラスチツク板5を包含した状態で一体に
接着する。この接着が完了した時点において、平
板状に保持されていたプラスチツク板5が資材の
復元力で弯曲状の原形に復帰し、腕帯自体を常態
において筒状(弯曲状)に保持する。
この考案の特徴は、前記接着用シート4の面内
に皺寄り防止用窓孔41を開口した点にある。
第2図は、接着用シート(ビニールシート)4
を示す平面図である。
接着用シート4は、前記内布1及び外布2とほ
ぼ同様な大きさの矩形状シートに形成され、面
内、つまりゴム袋3、プラスチツク板5の対応位
置に皺寄り防止用窓孔41が切り抜き状に開口し
てある。第2図で示すように、この窓孔41はゴ
ム袋3及びプラスチツク板5より僅かに小さく設
定してある。第2図中、「破線A」はプラスチツ
ク板5及びゴム袋3の大きさを示しており、「ハ
ツチング部B」は第1図と同様に内布1及び外布
2との接着部位を示している。実施例では、接着
用シート4の外周縁から窓孔41縁までの距離、
つまり接着部位・Bより窓孔41縁までの間隔
(寸法)を大きくし、内布1の保護を図るように
設定してある。つまり、接着用シート4の外周縁
部によりプラスチツク板5の外周縁部が被覆され
るように設定することで、プラスチツク板5が弯
曲状に復帰する際、強度のない内布1を変形させ
ることを防止している。
このような構成を有する血圧計用腕帯では、接
着用シート4を介して内布1及び外布2の外周縁
部が一体に熱圧着され、内部にゴム袋3、プラス
チツク板5を包含した状態で一体に接着される。
この状態において、平板状に保持されていたプラ
スチツク板5が資材の復元力で弯曲状の原形に復
帰し、腕帯自体が弯曲状(ほぼ筒状)に保持され
る。この時、弯曲状プラスチツク板5の内側(内
布1側)に位置する接着用シート4も弯曲状に変
位する。従つて、通常であれば接着用シート4の
面内に筒軸方向の皺が発生し、この皺のために測
定部位を均一に圧迫することが不可能となる。と
ころが、この実施例ではプラスチツク板5に対応
する接着用シート4の面内(熱融解されていない
部分)に、大きな窓孔41を開口している。この
ため、接着用シート4の両端部にのみ僅かな皺よ
りが発生するのみで、面内中央部にはプラスチツ
ク板5の弯曲変位による皺が全く発生せず、測定
部位の全体に亘つて均一な圧迫力を加えることが
可能となる。かくして、精度の高い安定した血圧
測定を実行し得る。
(ヘ) 考案の効果 この考案では、以上のように、ゴム袋と弯曲状
プラスチツク板とを包含した状態で、内布と外布
の外周縁を一体に接着する接着用シートの面内
に、弯曲状プラスチツク板に対応して皺寄り防止
用窓孔41を開口させることとしたから、内布と
外布との一体接着後に、平板状に保持されていた
プラスチツク板が弯曲状の原形に復帰した場合で
あつても、接着用シートの面内中央部には全く皺
が発生せず、測定部位の全体に亘つて均一な圧迫
力を加え得る。従つて、従来のように接着用シー
トの面内に発生する皺により測定結果が不安定と
なり、測定精度が低下する等の不利が解消される
等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例血圧計用腕帯を示す分解斜視
図、第2図は、実施例血圧計用腕帯の接着用シー
トを示す平面図、第3図は、従来の血圧計用腕帯
を示す分解斜視図である。 1……内布、2……外布、3……ゴム袋、4…
…接着用シート、5……弯曲状プラスチツク板、
41……皺寄り防止用窓孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内布及び外布から成る一対の布帛シート間に、
    ゴム袋と接着用シートと平板状に保持した弯曲状
    プラスチツク板をそれぞれ積層状に介在させ、前
    記接着用シートにて一対の布帛シートの周縁を接
    着した血圧計用腕帯において、 前記接着用シートの面内に、皺寄り防止用の窓
    孔を開口したことを特徴とする血圧計用腕帯。
JP777388U 1988-01-25 1988-01-25 Expired - Lifetime JPH0510803Y2 (ja)

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JP777388U JPH0510803Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JP777388U JPH0510803Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25

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JPH01112804U JPH01112804U (ja) 1989-07-28
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JP4665757B2 (ja) * 2005-12-27 2011-04-06 オムロンヘルスケア株式会社 血圧計用カフおよびこれを備えた血圧計
JP7171374B2 (ja) * 2018-11-09 2022-11-15 オムロン株式会社 血圧測定装置

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