JPH0510797Y2 - - Google Patents

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JPH0510797Y2
JPH0510797Y2 JP11766286U JP11766286U JPH0510797Y2 JP H0510797 Y2 JPH0510797 Y2 JP H0510797Y2 JP 11766286 U JP11766286 U JP 11766286U JP 11766286 U JP11766286 U JP 11766286U JP H0510797 Y2 JPH0510797 Y2 JP H0510797Y2
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motor
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、電源の周波数に応じて回転数が変化
するモータを用いた洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術 一般の洗濯機は、洗濯槽内の回転翼を誘導モー
タによつて回転させるが、該モータは電源の周波
数に応じて回転数が変化する。そして、例えば50
Hz,60Hzと周波数が変化すると、回転翼の回転数
も変り、洗濯物に対する洗浄度が変化する。
従つて、電源周波数に基づいたクロツクパルス
を受けたマイクロコンピユータが回転時間を制御
する場合は、50Hz,60Hzの双方で洗浄度が同じに
なるように、周波数切換スイツチを設ける必要が
ある。そして、斯るスイツチを無くし、いずれの
電源を用いても同一の時間が得られるようにした
ものが特公昭51−36109号公報に開示してあるが、
このものは選択切換回路等の判別手段や夫々の電
源に対応する分周回路を要しており、複雑化が避
けられなかつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、電源周波数の変化に対応して、回転
翼の回転及び休止(停止)による洗浄度を簡単な
手段で均一化せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による解決手段は、洗濯槽に設けられた
回転翼を休止時間を挟んで回転させ、その回転数
を交流電源の周波数に応じて変化させるモータ
と、上記交流電源の周波数に基づくクロツクパル
スを発生するクロツクパルス発生手段と、上記ク
ロツクパルスをカウントする運転用カウンター手
段と、運転用カウンター手段のカウント数と上記
交流電源の周波数に無関係な所定数とを比較し、
一致した時に出力する比較手段と、上記交流電源
とは無関係に上記休止時間とカウントする休止用
カウンター手段と、上記比較手段が出力するまで
上記モータを駆動させると共に、出力後には上記
休止用カウンター手段がカウントした休止時間だ
け上記モータを停止させるモータ駆動手段とを備
えた構成である。
(ホ) 作用 所定数のクロツクパルスがカウントされるまで
の時間は、50Hzの場合と60Hzの場合では夫々異な
る。即ち、50Hzの場合は60Hzの場合の1.2倍と成
り、回転時間が長く成る。一方、モータは通常は
電源周波数が大であればそれだけ回転数も大と成
り、60Hzの場合が50Hzの場合より大きい。従つ
て、60Hzでは回転数が大であるが時間は短く、50
Hzでは回転数が小である時間は長く、この結果、
洗浄度は50Hzと60Hzの双方で近似するのである。
また、休止時間をクロツクパルスのカウント数
で定めると、50Hzでの休止時間が長くなり、全運
転時間が長くなるに従つて50Hzでの洗浄度が低下
するところ、ここでは50Hz,60Hzでの夫々の休止
時間を一定としたので、休止時間が50Hzと60Hzの
洗浄度を変化されることはない。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、1は交流電源
2に両端子を夫々トライアツク3,4を介して接
続した単相の誘導モータであり、洗濯槽(図示せ
ず)の内底部に配設された回転翼(図示せず)を
一定な減速比によつて減速回転させる。上記交流
電源2には脱水槽(図示せず)を遠心脱水のため
に高速回転させる脱水モータ5がトライアツク6
を介して接続されると共に、トランス7の一次側
が接続されている。
上記トランス7の二次側には、直流定電圧源8
が構成され、また上記交流電源2の周波数に基づ
いてクロツクパルスを発生するクロツクパルス発
生手段9が波形整形回路として接続される。上記
クロツクパルスは上記交流電源2の1/2サイクル、
1サイクル、2サイクル等を単位としたものであ
る。
10は上記直流定電圧源8から給電され、発振
子から成るタイミングパルス発生手段11から作
動用の一定周期のタイミングパルスが供給れるマ
イクロコンピユータ(以下マイコンという)であ
り、CPU(中央演算処理装置)、メモリ12、イ
ンターフエースから成り、トライアツク3,4,
6に対するゲート信号を制御することにより各モ
ータ1,5の駆動手段13を構成すると共に、ク
ロツクパルスの数をカウントする運転用カウンタ
ー手段14を構成する。また、このマイコン10
は、タイミングパルスの数をカウントする休止用
カウンター手段15を構成すると共に、各カウン
ター手段14,15のカウント数をメモリ12内
の所定数と比較して一致した時に駆動制御手段1
3等へ出力する比較手段16を構成する。
上記所定数はモータ1の右回転時間、左回転時
間、モータ5の回転時間、モータ1の休止時間等
に対応する数であり、キー入力装置17によつて
使用者が変更することができる。例えば、ソフト
洗いのキー操作が成されていれば、左右回転時間
に対応する所定数が小と成る。
18はキー入力装置17のキー入力装置、運転
状態、時間等を使用者に表示灯で知らせるための
表示装置、19は各種状態を報知するためのブザ
ー、20は脱水槽の上蓋(図示せず)の開閉に応
答して安全を確保するための上蓋スイツチであ
る。
かくして、給水された洗濯槽内で洗濯するため
にスタートキーを操作すると、駆動手段13が一
方のトライアツク3をONしてモータ1を右回転
させ、同時に運転用カウンター手段14がクロツ
クパルスのカウントを開始する。斯るカウンター
手段14のカウント内容(CD)は、右回転時間
に対応する所定数(DR)と比較手段16で比較
される。CDがカウントアツプしてDRと一致する
と、比較手段16は出力して駆動手段13により
トライアツク3をOFFさせ、モータ1を停止す
る。駆動手段13によりトライアツクのOFF信
号が出ると、休止用カウンター手段15がタイミ
ングパルスのカウントを開始し、そのカウント内
容(CP)は休止時間に対応する所定数(PO)と
比較手段16或いは別の比較手段によつて比較さ
れる。そして、CPがカウントアツプしてPOと一
致すると、比較出力により駆動手段13が今度は
トライアツク4をONさせ、モータ1を左回転さ
せる。運転用カウンター手段14は左回転時にも
クロツクパルスをカウントし、その内容(CD)
を左回転時間に対応する所定数(DL)と比較手
段16で比較する。CDがカウントアツプしてDL
と一致すると、右回転時の同様に駆動手段13は
トライアツク4をOFFしてモータ1を停止せし
める。次は前述のように休止用カウンター手段1
5が動作していく。各カウンター手段14,15
のカウント内容はカウントアツプによりクリアさ
れている。
このように、モータ1は回転時間をクロツクパ
ルスの数で決定し、休止時間をタイミングパルス
の数で決定される。従つて、50Hzでの回転時間は
60Hzでの回転時間より長くなる。しかし、50Hzで
のモータ1の回転数は60Hzでの回転数より少い。
本発明者の実験に依れば、洗浄度の目安と成る洗
浄比の時間特性は第3図で示すように、50Hz,60
Hz双方での差が非常に少くなつた。
一方、休止時間は電源周波数とは無関係なタイ
ミングパルス発生手段11からのタイミングパル
スの数で決め且つ一定としたので、休止時間が電
源周波数に応じて変化した結果洗浄比を変化させ
ると云う事態は生じない。
全体の運転時間は、他の運転時間用のカウンタ
ー手段21によつて左右反転回数や運転用カウン
ター手段14のカウント内容の総計を測定するこ
とにより、制御することができる。
(ト) 考案の効果 本考案の洗濯機によれば、回転翼を回転するモ
ータは通常電源周波数が大であればそれだけ回転
数も大となり、このままでは例えば60Hz駆動の方
が50Hz駆動に比べて洗浄度が大きくなるが、電源
周波数が大であると回転時間が短くなるようにし
たため、回転翼が間欠的に回転する中で、洗浄度
は電源周波数の影響を受けずほぼ一定とすること
ができる。
しかも、このように洗浄度をほぼ一定とする手
段としては、交流電源の周波数に基づくクロツク
パルスをカウントし、このカウント数と上記交流
電源の周波数に無関係な所定数とを比較し、一致
するまでモータを駆動する構成としたものであ
り、電源周波数判別手段や分周回路等を必要とせ
ず、構成は極めて簡単である。
更に、上記回転翼を間欠的に回転する中で、そ
の回転休止時間は交流電源とは無関係にカウント
するものであり、休止時間を電源周波数の影響を
受けずに一定とすることができ、この点でも洗浄
度をほぼ一定とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による洗濯機の制御回路図、第
2図は動作説明のためのフローチヤート、第3図
は洗浄比の時間特性図である。 1……誘導モータ、2……交流電源、9……ク
ロツクパルス発生手段、10……マイコン、13
……モータ駆動手段、14……運転用カウンター
手段、15……休止用カウンター手段、16……
比較手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗濯槽に設けられた回転翼を休止時間を挟んで
    回転させ、その回転数を交流電源の周波数に応じ
    て変化させるモータと、上記交流電源の周波数に
    基づくクロツクパルスを発生するクロツクパルス
    発生手段と、上記クロツクパルスをカウントする
    運転用カウンター手段と、運転用カウンター手段
    のカウント数と上記交流電源の周波数に無関係な
    所定数とを比較し、一致した時に出力する比較手
    段と、上記交流電源とは無関係に上記休止時間を
    カウントする休止用カウンター手段と、上記比較
    手段が出力するまで上記モータを駆動させると共
    に、出力後には上記休止用カウンター手段がカウ
    ントした休止時間だけ上記モータを停止させるモ
    ータ駆動手段とを備えて成る洗濯機。
JP11766286U 1986-07-31 1986-07-31 Expired - Lifetime JPH0510797Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11766286U JPH0510797Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11766286U JPH0510797Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325979U JPS6325979U (ja) 1988-02-20
JPH0510797Y2 true JPH0510797Y2 (ja) 1993-03-16

Family

ID=31003380

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11766286U Expired - Lifetime JPH0510797Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6325979U (ja) 1988-02-20

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