JPS62176492A - 洗たく機の洗たく物量検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗たく機の洗たく物量検出装置に関し、特に
全自動洗たく機において洗たく物量に応した給水等を行
うのに有用である。

従来技術 洗たく物量検出装置として従来から種々の方式の装置が
提案されている。

その代表例としては、タコジェネレータ等により攪拌翼
の回転数を検出し、その回転数に基づいて洗たく物量を
判定する回転数検出方式のものがある。

洗たく物量が多くなると、攪拌翼が発生すべきトルクが
増大するので、攪拌翼の回転数が低下する。そこで逆に
、この攪拌翼の回転数の変化を検出して洗たく物量を検
知するのである。

従来技術の問題点 上記回転数回転方式の従来装置の場合、攪拌翼の回転を
検出するために、タコジェネレータの如き回転数検出器
を用いている。

しかし、タコジェネレータの如き回転数検出器は高価で
あり、攪拌翼の駆動系に取り付けるための装着機構を必
要とするなど構成が複雑になる問題点がある。

発明の目的 本発明の目的とするところは、洗たく機の攪拌駆動系に
タコジェネレータの如き回転数検出器を取り付けること
なく洗たく物量を検知することができる洗た（物量検出
装置を提供することにある。

発明の構成 本発明の洗たく機の洗たく物量検出装置は、洗たく機の
攪拌モータをオンし所定時間後にオフするモータオンオ
フ手段と、前記オフ後に攪拌モータから発生される起電
力を検出する起電力検出手段と、検出した起電力に基づ
いて洗たく物量を判定する判定手段とを具備したことを
構成上の特徴とするものである。

作用 ｉ拌モータをオンして攪拌翼を回転すると、水と洗たく
物とが攪拌されて回転する。

ここで攪拌モータをオフにすると、攪拌モータのロータ
、水および洗たく物は慣性により回転を続けようとする
が、攪拌モータのロータに比べて水および洗たく物は急
速に慣性力を失い、攪拌モータのロータが慣性力で回り
続けることに対する抵抗となる。

そして、この抵抗の大きさは洗たく物量と強い相関を持
ち、洗たく物量が多いほど抵抗も大きくなることが本発
明の発明者により確認されている。

つまり、攪拌モータをオンして攪拌した後、攪拌モータ
をオフとすれば、洗たく物量が多いほど直ぐに攪拌モー
タのロータが速度を失い、洗たく物量が少なければロー
タは直ぐには速度を失わないのである。

したがって、攪拌モータオフ後の攪拌モータのロータの
回転数を検出すれば、洗たく物量を判定できることが分
かる。

一方、一般に電動機は発電機としても機能し得る。そし
て、発電機の起電力はロータの回転数に比例する。

そこで、攪拌モータをオフした後、発電機として機能さ
せれば、その起電力に基づいてロータの回転数が分り、
洗た（物量を判定することができる。

ところで、洗たく機の攪拌モータは単相誘導電動機が用
いられるのが普通である。そして、単相誘導電動機は、
その構造上、単に通電をオフしただけでは、発電機とし
て機能させるがことが困難であると考えられる。

ところが意外なことに、本発明の発明者の知見によれば
、通電をオフとした直後の少なくとも短時間は単相誘導
電動機が起電力を発生し、その周波数はロータの回転数
に依存するものであった。

従って、単相誘導電動機を攪拌モータとする通常の洗た
（機においても本発明は好適に実施し得るものである。

実力％（タリ 以下、図に示す実施例に基づいて本発明をさらに詳しく
説明する。ここに第１図は本発明を実施し得る洗たく機
の攪拌駆動系の模式的斜視図、第２図は本発明の一実施
例の洗たく物量検出装置を含む電気回路図、第３図は第
２図に示す回路の作動を説明するフローチャート、第４
図は本発明の他の実施例を含む電気回路図である。なお
、図に示す実施例により本発明が限定されるものではな
い。

第１図に示すように、攪拌モータｌの回転はベルト２に
よりタコジェネレータｇに伝達され、そのセンタープー
リ３とシャフト４で連結されたパルセータ５が回転され
、洗たく槽６内の水Ｗおよび洗たく物Ａが攪拌される。

第１図に破線で示すように　従来装置ではシャフト４に
タコジェネレータｇが取り付けられることがあったが、
この実施例では取り付けられていない。

第２図に示すように、攪拌モータ１はコンデンサモータ
であって、トライアック１１および１２を介して商用型
＃１３に接続されている。

トライアック１１および１２が共にオフであると攪拌モ
ータ１には給電されず、トライアック１１がオンでトラ
イアック１２がオフであると正方向回転するように給電
され、トライアック１１がオフでトライアック１２がオ
ンであると逆方向回転するように給電される。

両トライアック１１．１２のオンオフ制御は、マイクロ
コンピータを中枢とする制御回路１４によって、トラン
ジスターアレイ１５を介して行われる。

攪拌モータ１のステータ巻線の一つには、信号用トラン
ス１６の一次側が並列に接続され、その信号用トランス
１６の二次側は波形成形回路１７に接続されている。

この波形整形回路１７は、入力された交流信号を矩形波
に整形して前記制御回路１４へ出力する。

そこで、攪拌モータ１の一つのステータ巻線の両端に生
じた電圧は、矩形波信号として制御回路１４に入力され
る。

なお、１８は直流電源回路である。

次に第３図を参照して作動を説明する。

洗たく槽６に洗たく物Ａを投入し、所定の給水を行った
状態で、制御回路１４はトライアック１１または１２の
いずれかをオンし、攪拌モータ１を一方向に回転させる
（Ｓｌ）。

攪拌モータｌの運転を所定時間Ｔ２だけ続けると（Ｓ２
）、両トライアック１１，１２をオフとし、攪拌モータ
１の運転をオフにする（Ｓ３）。

前記所定時間Ｔ１は、攪拌モータ１の回転数がある程度
高くなる程度の時間であり、たとえば０．５秒〜５秒程
度が好ましい。なお、制御回路１４が攪拌モータ１を断
続運転する機能を有しておれば、攪拌モータ１が短時間
連続運転される一回の動作を上記攪拌モータオンに当て
るのが好ましい。

攪拌モータ１をオフした後、制御回路１４は、波形整形
回路１７から入力される矩形波のパルス数をカウントす
る（Ｓ４）。

攪拌モータ１への給電をオフしているから、このとき攪
拌モータ１のステータ巻線の両端に生しる電圧は、ロー
タ１．の回転により誘起される起電力である。したがっ
て、カウントされたパルス数は、攪拌モータｌのロータ
１．の回転数を表すことになる。

パルス数のカウントは所定時間Ｔトたけ続けられる（Ｓ
５）、この所定時間Ｔｂは、たとえば１秒〜５秒程度で
十分である。

カウント値が得られると、そのカウント値に基づいて洗
たく物の量を判定する（ｓ６）。この洗たく物量の判定
の具体例をあげると、Ｖ、＞Ｖ。

〉ｖ３なる３つの基準値を設定しておき、カウント値が
Ｖとすると、Ｖ＞Ｖ、なら洗たく物量は少量、Ｖ、＞Ｖ
＞Ｖ２ならば小中量、Ｖり＞ｖ＞ｖ３ならば中卒量、Ｖ
３＞Ｖならば多量と判定するものがあげられる。ここで
Ｖ、、Ｖ、、Ｖ、は洗たく槽６の容量や前記所定時間Ｔ
し等により経験的に得ることができる。

以上の説明から理解されるように、タコジェネレータの
如き回転数検出器を用いることなく、洗たく物量の検知
を行うことができる。

第４図は本発明の他の実施例を示すものである。

第２図に示す実施例と異なる点は、信号用トランス１６
および波形整形回路１７に代えて、ＬＥＤ２１およびフ
ォトトランジスタ２２からなるフォトカブラ２３が用い
られている点である。

攪拌モータｌのステータ巻線に発生した起電力は、半波
整流されてＬＥＤ２１を点滅させる。これによりフォト
トランジスタ２２がオンオフされ、制御回路１４に矩形
波信号が入力される。

この矩形波のカウント値によって攪拌モータ１ノロータ
ｌｒの回転数が分り、その回転数に基づいて洗たく物量
を検知できることは先述の実施例の場合と同様である。

発明の効果 本発明によれば、洗た（機の攪拌モータをオンし所定時
間後にオフするモータオンオフ手段と、前記オフ後に攪
拌モータから発生される起電力を検出する起電力検出手
段と、検出した起電力に基づいて洗たく物量を判定する
判定手段とを具備し量 たことを特徴とする洗たく機の洗たく物検出装置が提供
され、これによりタコジェネレータの如き回転数検出器
を用いることなく洗たく物量を検出することができる。

従って、構成が簡単化され、コストも低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施し得る洗たく機の攪拌駆動系の模
式的斜視図、第２図は本発明の一実施例の洗たく物量検
出装置を含む電気回路図、第３図は第２図に示す回路の
作動を説明するフローチャート、第４図は本発明の他の
実施例を含む電気回路図である。 （符号の説明） １・・・攪拌モータ　　　５・・・パルセーク６・・・
洗たく槽 １１．１２・・・トライアック １４・・・制御回路　　　１６・・・信号用トランス１
７・・・波形整形回路　２１・・・ＬＥＤ２２・・・フ
ォトトランジスタ ２３・・・フォトカプラ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、洗たく機の攪拌モータをオンし所定時間後にオフす
   るモータオンオフ手段と、前記オフ後に攪拌モータから
   発生される起電力を検出する起電力検出手段と、検出し
   た起電力に基づいて洗たく物量を判定する判定手段とを
   具備したことを特徴とする洗たく機の洗たく物量検出装
   置。