JPH11146691A - 家庭用電気機器の運転制御方法 - Google Patents
家庭用電気機器の運転制御方法Info
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- JPH11146691A JPH11146691A JP9310066A JP31006697A JPH11146691A JP H11146691 A JPH11146691 A JP H11146691A JP 9310066 A JP9310066 A JP 9310066A JP 31006697 A JP31006697 A JP 31006697A JP H11146691 A JPH11146691 A JP H11146691A
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- rotation speed
- time difference
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】特別なセンサを殊更用いることなく、従来の回
路を利用して簡単に単相誘導電動機の回転数を検出し、
この回転数に基づいて電動機への通電をオンオフ制御し
て、電動機の回転を任意の一定回転数に保つことで、例
えば洗濯機の場合、電源周波数に依存しない脱水性能、
脱水時の発泡障害や振動振幅を減少させ、洗濯の信頼性
向上、騒音低減化を図る。 【解決手段】単相誘導電動機の主コイルと補助コイルに
流れる電流あるいは印加電圧の位相差を前記の零クロス
点の時間差として計測する手段と、電動機に接続される
商用電源を通断電するスイッチ手段を設ける。そして前
記時間差から電動機の回転数を検出する。またこの検出
回転数に基づいて前記スイッチ手段を通断電制御するこ
とで一定速度の回転数を得る。
路を利用して簡単に単相誘導電動機の回転数を検出し、
この回転数に基づいて電動機への通電をオンオフ制御し
て、電動機の回転を任意の一定回転数に保つことで、例
えば洗濯機の場合、電源周波数に依存しない脱水性能、
脱水時の発泡障害や振動振幅を減少させ、洗濯の信頼性
向上、騒音低減化を図る。 【解決手段】単相誘導電動機の主コイルと補助コイルに
流れる電流あるいは印加電圧の位相差を前記の零クロス
点の時間差として計測する手段と、電動機に接続される
商用電源を通断電するスイッチ手段を設ける。そして前
記時間差から電動機の回転数を検出する。またこの検出
回転数に基づいて前記スイッチ手段を通断電制御するこ
とで一定速度の回転数を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば洗濯機や扇
風機、ジューサー等、単相誘導電動機を用いる家庭用電
気機器の運転制御方法に関する。
風機、ジューサー等、単相誘導電動機を用いる家庭用電
気機器の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯機、例えば全自動洗濯機において
は、従来より、攪拌翼または洗濯兼脱水槽を回転駆動す
る電動機の回転速度を可変制御することにより、洗濯物
の種類に応じて最適な洗濯水流を生成したり、商用電源
の周波数が異なっても脱水槽の脱水回転数を同一に合わ
せたり、しわの付きやすい衣類の脱水ではその脱水回転
数を下げてしわ付きを防止するように構成したものがあ
る。この場合、電動機の回転速度を検出する方式および
この検出回転数に基づき電動機を可変速制御する方式と
して種々のものがある。例えば特開平5−269289
号公報に記載されるように、電動機として単相誘導電動
機を用い、この電動機の回転数をホール素子からなる回
転速度検出手段で検出し、検出した回転速度に基づき、
電動機の主コイルおよび補助コイルへの通電を制御して
電動機の回転速度を可変するものがある。
は、従来より、攪拌翼または洗濯兼脱水槽を回転駆動す
る電動機の回転速度を可変制御することにより、洗濯物
の種類に応じて最適な洗濯水流を生成したり、商用電源
の周波数が異なっても脱水槽の脱水回転数を同一に合わ
せたり、しわの付きやすい衣類の脱水ではその脱水回転
数を下げてしわ付きを防止するように構成したものがあ
る。この場合、電動機の回転速度を検出する方式および
この検出回転数に基づき電動機を可変速制御する方式と
して種々のものがある。例えば特開平5−269289
号公報に記載されるように、電動機として単相誘導電動
機を用い、この電動機の回転数をホール素子からなる回
転速度検出手段で検出し、検出した回転速度に基づき、
電動機の主コイルおよび補助コイルへの通電を制御して
電動機の回転速度を可変するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、電動
機の回転速度を検出するために、別途、ホール素子等で
構成される回転速度検出手段を電動機近傍に配置する必
要があり、このため、電気回路構成および布線が複雑と
なり、製造コストが高くなるという問題があった。ま
た、電動機の回転速度を制御する方式として、主コイル
あるいは補助コイルへの通電を同時あるいは個別に制御
する手法を採用しているため、通電制御スイッチ手段で
ある双方向性3端子サイリスタが従来の倍必要となり、
製造コストが高くなるという問題があった。さらに、主
コイルあるいは補助コイルの片方のみに通電する場合に
は、電動機の効率を著しく低下させるため、電動機が多
大な温度上昇を引き起こすという問題があった。
機の回転速度を検出するために、別途、ホール素子等で
構成される回転速度検出手段を電動機近傍に配置する必
要があり、このため、電気回路構成および布線が複雑と
なり、製造コストが高くなるという問題があった。ま
た、電動機の回転速度を制御する方式として、主コイル
あるいは補助コイルへの通電を同時あるいは個別に制御
する手法を採用しているため、通電制御スイッチ手段で
ある双方向性3端子サイリスタが従来の倍必要となり、
製造コストが高くなるという問題があった。さらに、主
コイルあるいは補助コイルの片方のみに通電する場合に
は、電動機の効率を著しく低下させるため、電動機が多
大な温度上昇を引き起こすという問題があった。
【0004】本発明の目的は、特別なセンサを殊更用い
ることなく、従来の回路を利用して簡単に単相誘導電動
機の回転数を検出し、この回転数に基づいて電動機への
通電をオンオフ制御して、電動機の回転を任意の一定回
転数に保つことにある。そして、例えば洗濯機用攪拌翼
の回転速度を下げてゆるやかな水流を作り、ウール地等
の布傷みを防止したり、脱水時の騒音を低減するために
低い一定回転数に制御したり、あるいは商用電源周波数
によらず脱水回転数を一定に制御したり、さらには脱水
工程時の異常現象を判断し、それ以降の洗濯工程を変更
させて、洗剤発泡障害等を回避することができる。
ることなく、従来の回路を利用して簡単に単相誘導電動
機の回転数を検出し、この回転数に基づいて電動機への
通電をオンオフ制御して、電動機の回転を任意の一定回
転数に保つことにある。そして、例えば洗濯機用攪拌翼
の回転速度を下げてゆるやかな水流を作り、ウール地等
の布傷みを防止したり、脱水時の騒音を低減するために
低い一定回転数に制御したり、あるいは商用電源周波数
によらず脱水回転数を一定に制御したり、さらには脱水
工程時の異常現象を判断し、それ以降の洗濯工程を変更
させて、洗剤発泡障害等を回避することができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】電動機は主コイル、補助
コイルおよび進相用コンデンサから構成される単相誘導
電動機である。この単相誘導電動機の回転数を検出する
手段として、主コイルと補助コイルに流れる電流あるい
は印加電圧の位相差を計測しマイコン等で演算すること
でその回転数を検出する回転数検出手段を設ける。ま
た、電動機に接続される商用電源を通断電するスイッチ
手段を設ける。そして、回転数検出手段の回転数を受
け、それに基づいてスイッチ手段を制御する、マイコン
等からなる制御手段を設ける。
コイルおよび進相用コンデンサから構成される単相誘導
電動機である。この単相誘導電動機の回転数を検出する
手段として、主コイルと補助コイルに流れる電流あるい
は印加電圧の位相差を計測しマイコン等で演算すること
でその回転数を検出する回転数検出手段を設ける。ま
た、電動機に接続される商用電源を通断電するスイッチ
手段を設ける。そして、回転数検出手段の回転数を受
け、それに基づいてスイッチ手段を制御する、マイコン
等からなる制御手段を設ける。
【0006】前記において、まず制御手段がスイッチ手
段を制御して、電動機に電源を供給すると電動機は回転
を開始する。回転数検出手段は電動機が通電されている
時、主コイルと補助コイルの電流あるいは電圧の位相差
からその回転数を得、これを制御手段に出力する。制御
手段はこの回転数を監視し、これが所定の値を越えたな
らばスイッチ手段を制御し、電動機への電源供給を断
つ。そして、所定の時間が経過したならば再びスイッチ
手段を制御し、電動機に電源を供給する。電動機の回転
数は電源断で徐々に低下する。そして、再通電で再び増
加してゆく。この通電期間中、回転数検出手段は回転数
を検出して制御回路に出力する。制御手段は前記回転数
を監視し、これが所定の値を越えたならば、再びスイッ
チ手段を制御して電源を断つ。以上を繰り返すことで、
電動機はほぼ所定の回転数を維持する。
段を制御して、電動機に電源を供給すると電動機は回転
を開始する。回転数検出手段は電動機が通電されている
時、主コイルと補助コイルの電流あるいは電圧の位相差
からその回転数を得、これを制御手段に出力する。制御
手段はこの回転数を監視し、これが所定の値を越えたな
らばスイッチ手段を制御し、電動機への電源供給を断
つ。そして、所定の時間が経過したならば再びスイッチ
手段を制御し、電動機に電源を供給する。電動機の回転
数は電源断で徐々に低下する。そして、再通電で再び増
加してゆく。この通電期間中、回転数検出手段は回転数
を検出して制御回路に出力する。制御手段は前記回転数
を監視し、これが所定の値を越えたならば、再びスイッ
チ手段を制御して電源を断つ。以上を繰り返すことで、
電動機はほぼ所定の回転数を維持する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、全自動洗濯機に
適用した場合を例にとり、図面を参照して説明する。
適用した場合を例にとり、図面を参照して説明する。
【0008】図1は全自動洗濯機の縦断側面図である。
【0009】鋼鈑製の外枠1内には、吊り棒2およびコ
イルバネや弾性ゴムからなる防振装置3によって合成樹
脂製の外槽4が吊架されている。つまり、外槽4は、四
組の吊り棒および防振装置で外枠1の上部四隅から吊り
下げ支持されている。洗濯水を溜める外槽4内には、ス
テンレス製の洗濯兼脱水槽5を回転自在に設ける。洗濯
兼脱水槽5には多数の脱水孔5aを設け、洗濯兼脱水槽
5の中央底部には撹拌翼6を回転可能に設ける。洗いお
よびすすぎ工程時には洗濯兼脱水槽5を静止させ、撹拌
翼6を時計方向(正)および反時計方向(逆)に回転さ
せる。また、脱水工程時には洗濯兼脱水槽5を一方向に
回転させる。撹拌翼6および洗濯兼脱水槽5の回転は駆
動装置7により行われる。
イルバネや弾性ゴムからなる防振装置3によって合成樹
脂製の外槽4が吊架されている。つまり、外槽4は、四
組の吊り棒および防振装置で外枠1の上部四隅から吊り
下げ支持されている。洗濯水を溜める外槽4内には、ス
テンレス製の洗濯兼脱水槽5を回転自在に設ける。洗濯
兼脱水槽5には多数の脱水孔5aを設け、洗濯兼脱水槽
5の中央底部には撹拌翼6を回転可能に設ける。洗いお
よびすすぎ工程時には洗濯兼脱水槽5を静止させ、撹拌
翼6を時計方向(正)および反時計方向(逆)に回転さ
せる。また、脱水工程時には洗濯兼脱水槽5を一方向に
回転させる。撹拌翼6および洗濯兼脱水槽5の回転は駆
動装置7により行われる。
【0010】駆動装置7は、電動機8と、この電動機8
の回転を撹拌翼6あるいは洗濯兼脱水槽5に伝達するた
めのプーリ9aやベルト9bからなる伝達手段と、洗い
およびすすぎ工程時に撹拌翼6のみを回転させたり、あ
るいは脱水工程時に洗濯兼脱水槽5を回転させたりする
クラッチ装置10と、その切り替えを行うクラッチソレ
ノイド10a(図2参照)からなる。12は排水装置1
2である。
の回転を撹拌翼6あるいは洗濯兼脱水槽5に伝達するた
めのプーリ9aやベルト9bからなる伝達手段と、洗い
およびすすぎ工程時に撹拌翼6のみを回転させたり、あ
るいは脱水工程時に洗濯兼脱水槽5を回転させたりする
クラッチ装置10と、その切り替えを行うクラッチソレ
ノイド10a(図2参照)からなる。12は排水装置1
2である。
【0011】駆動装置7は、外槽4の底面に鋼鈑製の支
持板14を用いて固定する。また、外槽4には、外槽4
内の水圧を水位センサ13に伝達するチューブ11を接
続する導入口4cが設けてある。
持板14を用いて固定する。また、外槽4には、外槽4
内の水圧を水位センサ13に伝達するチューブ11を接
続する導入口4cが設けてある。
【0012】外枠1の上部には、洗濯物を投入する投入
口16aと、給水電磁弁15等を収納する後部収納箱1
6bと、マイコン等の電気部品を収納する前部操作箱1
6cとを形成したトップカバー16が設けてある。投入
口16aには合成樹脂製の蓋17を設けてある。
口16aと、給水電磁弁15等を収納する後部収納箱1
6bと、マイコン等の電気部品を収納する前部操作箱1
6cとを形成したトップカバー16が設けてある。投入
口16aには合成樹脂製の蓋17を設けてある。
【0013】前部操作箱16cの上面には操作パネル1
8が取り付けてあり、その下にはマイコン等を内蔵した
制御部23が設けてある。また、前部操作箱16c内に
は、外槽4内の水圧を検出することにより、規定水位ま
で水が溜まったかを判定する水位センサ13が設けてあ
る。操作パネル18には、電源スイッチ19、表示器2
0、操作ボタン21、ブザー22(図2参照)が配置さ
れており、使用者が操作ボタン21で洗濯機を操作し、
またその動作状態を表示器20、ブザー22で確認でき
るようになっている。
8が取り付けてあり、その下にはマイコン等を内蔵した
制御部23が設けてある。また、前部操作箱16c内に
は、外槽4内の水圧を検出することにより、規定水位ま
で水が溜まったかを判定する水位センサ13が設けてあ
る。操作パネル18には、電源スイッチ19、表示器2
0、操作ボタン21、ブザー22(図2参照)が配置さ
れており、使用者が操作ボタン21で洗濯機を操作し、
またその動作状態を表示器20、ブザー22で確認でき
るようになっている。
【0014】図2はマイクロコンピュータ50を中心に
構成される前記制御部23のブロック図である。
構成される前記制御部23のブロック図である。
【0015】マイクロコンピュータ50は回転速度検出
手段の出力の他に、操作ボタン入力回路51や水位セン
サ13とも接続されて入力信号を受け、マイクロコンピ
ュータ50からの出力は駆動回路53を介して、前記電
動機8や給水電磁弁15、排水装置12の排水電磁弁5
5の他、ブザー22や表示器20等の報知手段にも接続
される。
手段の出力の他に、操作ボタン入力回路51や水位セン
サ13とも接続されて入力信号を受け、マイクロコンピ
ュータ50からの出力は駆動回路53を介して、前記電
動機8や給水電磁弁15、排水装置12の排水電磁弁5
5の他、ブザー22や表示器20等の報知手段にも接続
される。
【0016】図3は電動機8の回転数を検出し、かつ電
動機8の回転数を可変速制御するための基本回路図であ
る。図2に符号53で示す駆動回路の詳細も併せて説明
する。
動機8の回転数を可変速制御するための基本回路図であ
る。図2に符号53で示す駆動回路の詳細も併せて説明
する。
【0017】駆動電動機8は単相誘導モータである。7
mはその主コイル、7aは補助コイル、7cは進相用コ
ンデンサである。進相用コンデンサ7cにより主コイル
7mと補助コイル7aに流れる電流は位相差を持ち、内
部に回転磁界を発生させ、回転子を回転させる。72は
商用電源であり、その商用電源72は電源スイッチ19
を介して、双方向性3端子サイリスタ73f、73bで
通電され、主コイル7mおよび進相用コンデンサ7cを
介して補助コイル7aに供給される。そして、進相用コ
ンデンサ7cにより位相差が生じた電流が補助コイル7
aに流れ、その結果、補助コイル7aと主コイル7mと
により回転磁界が生じ、回転子が回転する。
mはその主コイル、7aは補助コイル、7cは進相用コ
ンデンサである。進相用コンデンサ7cにより主コイル
7mと補助コイル7aに流れる電流は位相差を持ち、内
部に回転磁界を発生させ、回転子を回転させる。72は
商用電源であり、その商用電源72は電源スイッチ19
を介して、双方向性3端子サイリスタ73f、73bで
通電され、主コイル7mおよび進相用コンデンサ7cを
介して補助コイル7aに供給される。そして、進相用コ
ンデンサ7cにより位相差が生じた電流が補助コイル7
aに流れ、その結果、補助コイル7aと主コイル7mと
により回転磁界が生じ、回転子が回転する。
【0018】洗濯工程時には、双方向性3端子サイリス
タ73fと73bを交互に導通させることにより、図1
の撹拌翼6を正転および逆転させる。正転時には双方向
性3端子サイリスタ73fを導通、73bを非導通の状
態とする。逆転時には反対に双方向性3端子サイリスタ
73fを非導通、73bを導通の状態とする。正逆回転
で同じトルクを得るために主コイルと補助コイルはほば
同じ線種で同じ回数巻かれている。つまり、正転時には
7mが主コイルであり、7aが補助コイルであるが、逆
転時には立場を変えて、7aが主コイル、7mが補助コ
イルとして動作するように巻かれている。
タ73fと73bを交互に導通させることにより、図1
の撹拌翼6を正転および逆転させる。正転時には双方向
性3端子サイリスタ73fを導通、73bを非導通の状
態とする。逆転時には反対に双方向性3端子サイリスタ
73fを非導通、73bを導通の状態とする。正逆回転
で同じトルクを得るために主コイルと補助コイルはほば
同じ線種で同じ回数巻かれている。つまり、正転時には
7mが主コイルであり、7aが補助コイルであるが、逆
転時には立場を変えて、7aが主コイル、7mが補助コ
イルとして動作するように巻かれている。
【0019】脱水工程時には、双方向性3端子サイリス
タ73fを導通、73bを非導通の状態とする。双方向
性3端子サイリスタ73fと73bのゲート端子は、マ
イクロコンピュータ50の出力ポートに接続され、導通
非導通に制御される。
タ73fを導通、73bを非導通の状態とする。双方向
性3端子サイリスタ73fと73bのゲート端子は、マ
イクロコンピュータ50の出力ポートに接続され、導通
非導通に制御される。
【0020】零クロス検出回路(A)77、零クロス検
出回路(B)78は、それぞれ商用電源の零クロス点、
進相用コンデンサ電圧の零クロス点を検出するもので、
双方向性フォトカプラ、抵抗から構成される。各零クロ
ス検出回路出力はマイクロコンピュータ50の入力端子
に接続される。
出回路(B)78は、それぞれ商用電源の零クロス点、
進相用コンデンサ電圧の零クロス点を検出するもので、
双方向性フォトカプラ、抵抗から構成される。各零クロ
ス検出回路出力はマイクロコンピュータ50の入力端子
に接続される。
【0021】これら零クロス検出回路(A)77、
(B)78は、従来技術の洗濯機にも別目的のために備
えられている。例えば特開平7−255993号公報に
記載されるように、零クロス検出回路(A)77は、商
用電源の周波数を検出する目的で備えられている。ま
た、零クロス検出回路(B)78は、例えば特公平8−
2532441号公報に記載されるように、洗濯布量を
検出するために、電動機8の断電時における逆起電圧の
減衰特性を測定する目的で備えられている。本実施例で
はこれら双方からの信号を同時に用いて電動機8の回転
数を検出するために用いる。
(B)78は、従来技術の洗濯機にも別目的のために備
えられている。例えば特開平7−255993号公報に
記載されるように、零クロス検出回路(A)77は、商
用電源の周波数を検出する目的で備えられている。ま
た、零クロス検出回路(B)78は、例えば特公平8−
2532441号公報に記載されるように、洗濯布量を
検出するために、電動機8の断電時における逆起電圧の
減衰特性を測定する目的で備えられている。本実施例で
はこれら双方からの信号を同時に用いて電動機8の回転
数を検出するために用いる。
【0022】図4に電動機8の回転数を検出し、かつ電
動機8の回転数を可変速制御するための他の基本回路図
を示す。図3と同一符号は同一物を示す。
動機8の回転数を可変速制御するための他の基本回路図
を示す。図3と同一符号は同一物を示す。
【0023】79は零クロス検出回路(C)である。零
クロス検出回路(C)79のフォトカプラは一方向性で
あり、図3の実施例に比較してさらに安価なものとな
る。
クロス検出回路(C)79のフォトカプラは一方向性で
あり、図3の実施例に比較してさらに安価なものとな
る。
【0024】脱水工程時、零クロス検出回路(A)77
は、商用電源給電回路に接続されて、洗濯機が接続され
る商用電源の電圧波形周期に同期し、商用電源電圧の零
クロスタイミングで矩形パルス電圧を発生する。この矩
形パルス電圧は電源電圧零クロス信号となる。図3の回
路で得られる零クロス信号と位相時間差の関係を図5に
示す。2つの電源電圧零クロス信号の発生周期が商用電
源電圧の1サイクルに相当し、その発生周期は、50H
z商用電源では20msec、60Hz商用電源では1
6.7msecである。
は、商用電源給電回路に接続されて、洗濯機が接続され
る商用電源の電圧波形周期に同期し、商用電源電圧の零
クロスタイミングで矩形パルス電圧を発生する。この矩
形パルス電圧は電源電圧零クロス信号となる。図3の回
路で得られる零クロス信号と位相時間差の関係を図5に
示す。2つの電源電圧零クロス信号の発生周期が商用電
源電圧の1サイクルに相当し、その発生周期は、50H
z商用電源では20msec、60Hz商用電源では1
6.7msecである。
【0025】零クロス検出回路(B)78は進相用コン
デンサ両端に接続されて、商用電源電圧(主コイル印加
電圧)と補助コイル7aに印加される電圧の差である進
相用コンデンサ端子電圧波形周期に同期した矩形パルス
電圧を発生する。商用電源が主コイル7mに給電されて
いれば、図5に示すように、先の電源電圧零クロス信号
と同じ周期で位相が進んだものとなる。
デンサ両端に接続されて、商用電源電圧(主コイル印加
電圧)と補助コイル7aに印加される電圧の差である進
相用コンデンサ端子電圧波形周期に同期した矩形パルス
電圧を発生する。商用電源が主コイル7mに給電されて
いれば、図5に示すように、先の電源電圧零クロス信号
と同じ周期で位相が進んだものとなる。
【0026】図6に前出図5と比較して、零クロス検出
回路(C)79の出力を示す。図6に示す零クロス検出
回路(A)77の零クロスタイミングtmと零クロス検
出回路(C)79の零クロス信号の立ち上がりあるいは
立ち下がりのタイミングtaの時間差t=ta−tmを
計測する。他の回転数検出のための動作は前述図3の基
本回路図と同様であり、説明を省略する。
回路(C)79の出力を示す。図6に示す零クロス検出
回路(A)77の零クロスタイミングtmと零クロス検
出回路(C)79の零クロス信号の立ち上がりあるいは
立ち下がりのタイミングtaの時間差t=ta−tmを
計測する。他の回転数検出のための動作は前述図3の基
本回路図と同様であり、説明を省略する。
【0027】周知のように、単相誘導電動機8の回転数
Nは、電源周波数Fとコイル極数P、すべりSを用いて
(1)式で表される。
Nは、電源周波数Fとコイル極数P、すべりSを用いて
(1)式で表される。
【0028】
【数1】
【0029】図7に4極単相誘導電動機8の回転数トル
ク特性の一例をすべりSとともに示す。
ク特性の一例をすべりSとともに示す。
【0030】周波数50Hzの商用電源で4極単相誘導
電動機8を駆動すれば、電源投入と同時に回転を始める
が、当初はすべりSが大きく、回転数は低い。徐々にす
べりSは小さくなり、回転速度が上昇し、ある程度時間
が経つ負荷量による一定回転数N(負荷線とトルク特性
との交点P1で示される回転数)に達する。負荷が無い
すなわちすべりS=0の時の回転数は、同期回転数Ns
と呼ばれ、式1から1500rpmである。通常はすべ
りが0.1程度あるため、N=1300〜1400rp
mとなる。つまり、すべりSは、同期回転数Ns(S=
0とした)と実際の回転数Nの比で定義されるものであ
る。
電動機8を駆動すれば、電源投入と同時に回転を始める
が、当初はすべりSが大きく、回転数は低い。徐々にす
べりSは小さくなり、回転速度が上昇し、ある程度時間
が経つ負荷量による一定回転数N(負荷線とトルク特性
との交点P1で示される回転数)に達する。負荷が無い
すなわちすべりS=0の時の回転数は、同期回転数Ns
と呼ばれ、式1から1500rpmである。通常はすべ
りが0.1程度あるため、N=1300〜1400rp
mとなる。つまり、すべりSは、同期回転数Ns(S=
0とした)と実際の回転数Nの比で定義されるものであ
る。
【0031】図8に主コイル、補助コイルが同一巻き数
の単相誘導電動機8の等価回路を示す。実際にはこの等
価回路は同一電源に接続される(Em=Es)ので、主
コイル、補助コイルの電流はそれぞれ(2)式、(3)式で
表される。
の単相誘導電動機8の等価回路を示す。実際にはこの等
価回路は同一電源に接続される(Em=Es)ので、主
コイル、補助コイルの電流はそれぞれ(2)式、(3)式で
表される。
【0032】
【数2】
【0033】
【数3】
【0034】(2)式、(3)式から主補助コイル間の電流
位相差角φは式4となる。位相差角φはすべりSの関数
である。これはすべりSが主コイルと補助コイルの電流
位相差φでも表されることを意味する。
位相差角φは式4となる。位相差角φはすべりSの関数
である。これはすべりSが主コイルと補助コイルの電流
位相差φでも表されることを意味する。
【0035】
【数4】
【0036】(4)式から位相差角φを計測すればすべり
Sを得ることができ、そのすべりSから式1で回転数N
を得ることができる。以上が本発明の回転数検出の原理
である。
Sを得ることができ、そのすべりSから式1で回転数N
を得ることができる。以上が本発明の回転数検出の原理
である。
【0037】位相差角φは本発明では零クロス検出回路
(A)77および零クロス検出回路(B)78の零クロ
スタイミングの時間差で得る。図5に示す零クロス検出
回路(A)77の零クロスタイミングtmと零クロス検
出回路(B)78の零クロスタイミングtaの時間差t
=ta−tmを計測する。この時間差tと脱水時での脱
水槽回転数N1の関係の一例を図9に示す。この場合電
動機8は、プーリ9aとベルト9bを介して脱水槽5を
回転させているため、電動機回転数Nと脱水槽回転数N
1はN=aN1(a:定数)の関係にある。時間差tと
脱水槽回転数N1が800rpm近くまで比例関係にあ
ることがわかる。理論的には、温度による時間差tと脱
水槽回転数N1の関係は平行移動するはずであるが、実
際には脱水槽の回転数が上昇するとともに巻線温度も上
昇するため、低温時と高温時の傾きが若干違ってくる。
(A)77および零クロス検出回路(B)78の零クロ
スタイミングの時間差で得る。図5に示す零クロス検出
回路(A)77の零クロスタイミングtmと零クロス検
出回路(B)78の零クロスタイミングtaの時間差t
=ta−tmを計測する。この時間差tと脱水時での脱
水槽回転数N1の関係の一例を図9に示す。この場合電
動機8は、プーリ9aとベルト9bを介して脱水槽5を
回転させているため、電動機回転数Nと脱水槽回転数N
1はN=aN1(a:定数)の関係にある。時間差tと
脱水槽回転数N1が800rpm近くまで比例関係にあ
ることがわかる。理論的には、温度による時間差tと脱
水槽回転数N1の関係は平行移動するはずであるが、実
際には脱水槽の回転数が上昇するとともに巻線温度も上
昇するため、低温時と高温時の傾きが若干違ってくる。
【0038】(4)式で示すように、位相差はすべりSつ
まり回転数だけでなくステータ(一次側)の巻線抵抗と
ロータ(二次側)の一次側変換された抵抗でも変化す
る。周知のように導体の抵抗と温度は比例関係にある。
したがって温度で巻線の抵抗が変化し、位相差すなわち
時間差tも変化する。これが回転数検出の誤差となって
現れる。洗濯工程後の脱水では、洗濯工程で電動機8は
ある温度上昇を起こしている。ところが、通常、電動機
8には温度センサが配置されていないため、脱水スター
ト時の温度を検知できない。このため、所定の回転数に
制御するために所定の時間差をしきい値とした一定制御
を行う場合、スタート時の巻線温度によって制御される
回転数が異なるという不具合を生じる。
まり回転数だけでなくステータ(一次側)の巻線抵抗と
ロータ(二次側)の一次側変換された抵抗でも変化す
る。周知のように導体の抵抗と温度は比例関係にある。
したがって温度で巻線の抵抗が変化し、位相差すなわち
時間差tも変化する。これが回転数検出の誤差となって
現れる。洗濯工程後の脱水では、洗濯工程で電動機8は
ある温度上昇を起こしている。ところが、通常、電動機
8には温度センサが配置されていないため、脱水スター
ト時の温度を検知できない。このため、所定の回転数に
制御するために所定の時間差をしきい値とした一定制御
を行う場合、スタート時の巻線温度によって制御される
回転数が異なるという不具合を生じる。
【0039】これを解決する手法として電動機8の起動
直後に時間差を検出し、この時間差を基準時間とし、順
次検出する時間差と基準時間との変化量により回転数を
制御する方法がある。基準時間との変化量をTs2、T
s4、Ts6、Ts8と順次計算していくと、図10に
示す関係になる。この方法であると巻線温度による影響
を取り除くことができ、また制御するために必要なデー
タテーブル等の記憶容量を少なく抑えることができる。
例えば脱水槽の回転数を200r/minに制御したい
場合、制御時間Ts2を0.27msにすれば良い。同
様に、回転数400r/minでは制御時間Ts4を
0.56ms、回転数600r/minでは制御時間T
s6を0.89ms、回転数800r/minでは制御
時間Ts8を1.20msとしてやれば良い。
直後に時間差を検出し、この時間差を基準時間とし、順
次検出する時間差と基準時間との変化量により回転数を
制御する方法がある。基準時間との変化量をTs2、T
s4、Ts6、Ts8と順次計算していくと、図10に
示す関係になる。この方法であると巻線温度による影響
を取り除くことができ、また制御するために必要なデー
タテーブル等の記憶容量を少なく抑えることができる。
例えば脱水槽の回転数を200r/minに制御したい
場合、制御時間Ts2を0.27msにすれば良い。同
様に、回転数400r/minでは制御時間Ts4を
0.56ms、回転数600r/minでは制御時間T
s6を0.89ms、回転数800r/minでは制御
時間Ts8を1.20msとしてやれば良い。
【0040】脱水工程時にマイコンを用いて脱水槽回転
数を検出する方法を説明する。
数を検出する方法を説明する。
【0041】電源スイッチ19が通電され、操作ボタン
21で脱水工程が選択された時、制御部23のマイコン
50はクラッチ装置10のソレノイド10aに通電し
て、電動機8の回転を洗濯兼脱水槽5に伝達させるよう
にする。そして双方向性3端子サイリスタ73fを通電
して電動機8に電源を供給する。同時にマイコン50
は、零クロス検出回路(A)77から電源電圧の零クロ
スタイミングtmと零クロス検出回路(B)78からの
進相用コンデンサ7cの端子電圧の零クロスタイミング
taを得る。マイコン50には、予め図10に示す脱水
槽回転数N1と制御時間Tsの関係をテーブルの形ある
いは数式の形で記憶しておく。マイコン50は、先のテ
ーブルを検索することで脱水槽回転数N1を得る。この
ように、電源の1/2周期(60Hzの場合8.3m
s)毎に回転数を検出する。商用電源は多少の電圧およ
び周波数の変動があるため、電源の1/2周期毎に回転
数を得るのではなく、1/2周期毎の制御時間Tsをあ
る回数累積記憶して、この回数平均値から回転数を求め
るのが好ましい。例えば10回の平均時間差から回転数
を求めるようにすれば、電源が60Hzの場合83.3
ms毎に正確な回転数を得ることができる。
21で脱水工程が選択された時、制御部23のマイコン
50はクラッチ装置10のソレノイド10aに通電し
て、電動機8の回転を洗濯兼脱水槽5に伝達させるよう
にする。そして双方向性3端子サイリスタ73fを通電
して電動機8に電源を供給する。同時にマイコン50
は、零クロス検出回路(A)77から電源電圧の零クロ
スタイミングtmと零クロス検出回路(B)78からの
進相用コンデンサ7cの端子電圧の零クロスタイミング
taを得る。マイコン50には、予め図10に示す脱水
槽回転数N1と制御時間Tsの関係をテーブルの形ある
いは数式の形で記憶しておく。マイコン50は、先のテ
ーブルを検索することで脱水槽回転数N1を得る。この
ように、電源の1/2周期(60Hzの場合8.3m
s)毎に回転数を検出する。商用電源は多少の電圧およ
び周波数の変動があるため、電源の1/2周期毎に回転
数を得るのではなく、1/2周期毎の制御時間Tsをあ
る回数累積記憶して、この回数平均値から回転数を求め
るのが好ましい。例えば10回の平均時間差から回転数
を求めるようにすれば、電源が60Hzの場合83.3
ms毎に正確な回転数を得ることができる。
【0042】洗濯およびすすぎ工程時も同様である。た
だし、この時は電動機8の回転がクラッチ装置10内の
ギヤで減速され、撹拌翼6を回転させること、撹拌翼6
を正逆回転させるために双方向性3端子サイリスタ73
fと73bを断電を挟んで交互に通電させることに注意
する。撹拌翼回転数を求める時には図9のテーブルから
得られる回転数をギヤの減速比で割り算する。例えばギ
ヤで1/10に減速する場合、制御時間Tsで得られた
回転数が600rpmであれば、これを10で割って6
0rpmを撹拌翼6の回転数とする。
だし、この時は電動機8の回転がクラッチ装置10内の
ギヤで減速され、撹拌翼6を回転させること、撹拌翼6
を正逆回転させるために双方向性3端子サイリスタ73
fと73bを断電を挟んで交互に通電させることに注意
する。撹拌翼回転数を求める時には図9のテーブルから
得られる回転数をギヤの減速比で割り算する。例えばギ
ヤで1/10に減速する場合、制御時間Tsで得られた
回転数が600rpmであれば、これを10で割って6
0rpmを撹拌翼6の回転数とする。
【0043】以上のように本発明によれば、従来技術で
他の目的のために設けられていた零クロス検出回路を、
全く異なる回転数検出のために使用することが可能とな
り、図示実施例の場合、コストをかけずに新たな機能を
洗濯機に導入することができる。
他の目的のために設けられていた零クロス検出回路を、
全く異なる回転数検出のために使用することが可能とな
り、図示実施例の場合、コストをかけずに新たな機能を
洗濯機に導入することができる。
【0044】回転数検出手段の回転数に基づいて洗濯兼
脱水槽5の回転数を任意の一定速度に制御する方法を説
明する。
脱水槽5の回転数を任意の一定速度に制御する方法を説
明する。
【0045】従来より、家庭用洗濯機には、駆動電動機
として安価な単相誘導電動機が使われている。これを一
定回転数に制御する方法としては、安価な双方向性3端
子サイリスタを用いて駆動電源を位相制御する方法が知
られる。しかし、この方法は、駆動電流を歪ませるた
め、電磁音が発生し、これが洗濯機の構成部品である外
槽や電動機取付台等に共振して大きな騒音を発生すると
いう問題がある。そこで本実施例では最も単純なオンオ
フ法つまり電動機への通断電を繰り返す方法を用いる。
として安価な単相誘導電動機が使われている。これを一
定回転数に制御する方法としては、安価な双方向性3端
子サイリスタを用いて駆動電源を位相制御する方法が知
られる。しかし、この方法は、駆動電流を歪ませるた
め、電磁音が発生し、これが洗濯機の構成部品である外
槽や電動機取付台等に共振して大きな騒音を発生すると
いう問題がある。そこで本実施例では最も単純なオンオ
フ法つまり電動機への通断電を繰り返す方法を用いる。
【0046】本発明の回転数検出手段を用いて脱水工程
時に、洗濯兼脱水槽5の回転数を任意の一定速度に制御
する方法を図11、図12を用いて簡単に説明する。
時に、洗濯兼脱水槽5の回転数を任意の一定速度に制御
する方法を図11、図12を用いて簡単に説明する。
【0047】図11は電動機8を駆動して一定時間だけ
一定回転数に維持する回転数一定制御モジュールAのフ
ローチャート、図12はその動作概略を示すタイミング
チャートである。電源周波数は60Hzとする。この回
転数一定制御モジュールAへの引き渡し変数は、維持す
る一定回転数を表す制御回転数Ntと一定速制御を継続
する制御時間Tsと電動機8をオフする時間Toffで
ある。
一定回転数に維持する回転数一定制御モジュールAのフ
ローチャート、図12はその動作概略を示すタイミング
チャートである。電源周波数は60Hzとする。この回
転数一定制御モジュールAへの引き渡し変数は、維持す
る一定回転数を表す制御回転数Ntと一定速制御を継続
する制御時間Tsと電動機8をオフする時間Toffで
ある。
【0048】電源スイッチ19が通電され、操作ボタン
で脱水工程が選択された時、制御部23のマイコン50
は、クラッチ装置10のソレノイド10aに通電して、
電動機8の回転を洗濯兼脱水槽5に伝達させるようにす
る。そして目標とする一定回転数Nt、一定速運転時間
T、オフ時間Toffを引き渡し、回転数一定制御モジ
ュールAが起動される。マイコン50には、予め図10
に示す回転数N1と制御時間Tsの関係をテーブルの形
あるいは数式で記憶しておく。
で脱水工程が選択された時、制御部23のマイコン50
は、クラッチ装置10のソレノイド10aに通電して、
電動機8の回転を洗濯兼脱水槽5に伝達させるようにす
る。そして目標とする一定回転数Nt、一定速運転時間
T、オフ時間Toffを引き渡し、回転数一定制御モジ
ュールAが起動される。マイコン50には、予め図10
に示す回転数N1と制御時間Tsの関係をテーブルの形
あるいは数式で記憶しておく。
【0049】回転数一定制御モジュールAが起動される
と、まず制御回転数Ntを前述テーブルをもとに、これ
を表す位相時間差Tfに置き換える(ステップS1)。
以後、このTfをしきい値として回転数一定制御を行
う。双方向性3端子サイリスタ73fを通電して電動機
8に電源を供給すると、洗濯兼脱水槽5が回転し始める
(ステップS2)。同時にマイコン50は、零クロス検
出回路A77から電源電圧の零クロスタイミングtmと
零クロス検出回路B78からの進相コンデンサ端子電圧
の零クロスタイミングtaを得る。マイコン50は、t
mとtaの差を演算して位相時間差t、制御時間Tsを
求める。
と、まず制御回転数Ntを前述テーブルをもとに、これ
を表す位相時間差Tfに置き換える(ステップS1)。
以後、このTfをしきい値として回転数一定制御を行
う。双方向性3端子サイリスタ73fを通電して電動機
8に電源を供給すると、洗濯兼脱水槽5が回転し始める
(ステップS2)。同時にマイコン50は、零クロス検
出回路A77から電源電圧の零クロスタイミングtmと
零クロス検出回路B78からの進相コンデンサ端子電圧
の零クロスタイミングtaを得る。マイコン50は、t
mとtaの差を演算して位相時間差t、制御時間Tsを
求める。
【0050】このようにして通電の間、洗濯兼脱水槽5
の回転数を示す時間差tをマイコン50が一定周期、例
えば最短で8.3ms、平均化処理で回転数を求める場
合には83.3ms毎に観測しており(ステップS
3)、これが目標の回転数Ntを示す時間差Tfを超過
したならば(ステップS4)、一定制御タイマをスター
トし、回転数一定制御が開始される(ステップS5)。
まず回転数を下げるために双方向性3端子サイリスタ7
3fを制御して非導通とし、電動機8への給電を停止す
る(ステップS6)。しかし、洗濯兼脱水槽5の慣性力
によってまだ回転は維持されるが、徐々にその回転数は
低下する。
の回転数を示す時間差tをマイコン50が一定周期、例
えば最短で8.3ms、平均化処理で回転数を求める場
合には83.3ms毎に観測しており(ステップS
3)、これが目標の回転数Ntを示す時間差Tfを超過
したならば(ステップS4)、一定制御タイマをスター
トし、回転数一定制御が開始される(ステップS5)。
まず回転数を下げるために双方向性3端子サイリスタ7
3fを制御して非導通とし、電動機8への給電を停止す
る(ステップS6)。しかし、洗濯兼脱水槽5の慣性力
によってまだ回転は維持されるが、徐々にその回転数は
低下する。
【0051】予め定めたオフ時間(Toff)、双方向
性3端子サイリスタ73fを非導通の状態に維持した
(ステップS7)後、再び双方向性3端子サイリスタ7
3fのゲート端子に制御信号を送出して、これを導通さ
せる(ステップS8)。電源を供給された電動機8は、
そのトルク特性を回復し、洗濯兼脱水槽5は回転数を増
加し始める。この状態でマイコン50は時間差検出処理
を再開して時間差t(回転数N)を監視する(ステップ
S9)。
性3端子サイリスタ73fを非導通の状態に維持した
(ステップS7)後、再び双方向性3端子サイリスタ7
3fのゲート端子に制御信号を送出して、これを導通さ
せる(ステップS8)。電源を供給された電動機8は、
そのトルク特性を回復し、洗濯兼脱水槽5は回転数を増
加し始める。この状態でマイコン50は時間差検出処理
を再開して時間差t(回転数N)を監視する(ステップ
S9)。
【0052】再び目標の時間差Tf(回転数Nt)を超
過したならば(ステップS10)、前述の制御が繰り返
される。一定速運転時間Tを超過したならば(ステップ
S11)、この一定制御モジュールを抜ける。このよう
にして洗濯兼脱水槽はほぼ目標の回転数Nt以下に一定
速運転時間Tだけ維持することになる。制御回転数Nt
から下方への偏差は、オフ時間Toffで調整すること
ができる。
過したならば(ステップS10)、前述の制御が繰り返
される。一定速運転時間Tを超過したならば(ステップ
S11)、この一定制御モジュールを抜ける。このよう
にして洗濯兼脱水槽はほぼ目標の回転数Nt以下に一定
速運転時間Tだけ維持することになる。制御回転数Nt
から下方への偏差は、オフ時間Toffで調整すること
ができる。
【0053】回転数一定制御モジュールAをn回組み合
わせることで脱水工程を実行できる。その方法を図13
により説明すると、洗濯兼脱水槽5には振動共振点aと
振動共振点bの2つの振動共振点があり、脱水工程開始
から振動共振点aと振動共振点bの間の回転数N1まで
連続的に電動機8を通電させる。回転数がN1に到達す
ると、制御回転数NtにN1を、制御時間TにT1を、
オフ時間ToffにTaをそれぞれ代入し、回転数一定
モジュールAを起動する。一定制御モジュールを抜けた
後、振動共振点より高い回転数N2まで連続的に電動機
8を通電させる。回転数がN2に到達すると制御回転数
NtにN2を、制御時間TにT2を、オフ時間Toff
にTaをそれぞれ代入し、回転数一定モジュールAを起
動する。これら一連の動作を回転数Nnまで繰り返すこ
とで脱水工程が実行できる。
わせることで脱水工程を実行できる。その方法を図13
により説明すると、洗濯兼脱水槽5には振動共振点aと
振動共振点bの2つの振動共振点があり、脱水工程開始
から振動共振点aと振動共振点bの間の回転数N1まで
連続的に電動機8を通電させる。回転数がN1に到達す
ると、制御回転数NtにN1を、制御時間TにT1を、
オフ時間ToffにTaをそれぞれ代入し、回転数一定
モジュールAを起動する。一定制御モジュールを抜けた
後、振動共振点より高い回転数N2まで連続的に電動機
8を通電させる。回転数がN2に到達すると制御回転数
NtにN2を、制御時間TにT2を、オフ時間Toff
にTaをそれぞれ代入し、回転数一定モジュールAを起
動する。これら一連の動作を回転数Nnまで繰り返すこ
とで脱水工程が実行できる。
【0054】以上は電源周波数が60Hzの場合で説明
したが、50Hzの場合も基本的には同様である。ただ
し、制御時間Tsと回転数N1の関係が異なるため、5
0Hz用のテーブルをもう一つ用意する必要がある。そ
して一定速制御に入る前に、零クロス検出回路(A)7
7の出力するパルス周期を計測して、電源周波数を特定
し、引くべきテーブルを決める。
したが、50Hzの場合も基本的には同様である。ただ
し、制御時間Tsと回転数N1の関係が異なるため、5
0Hz用のテーブルをもう一つ用意する必要がある。そ
して一定速制御に入る前に、零クロス検出回路(A)7
7の出力するパルス周期を計測して、電源周波数を特定
し、引くべきテーブルを決める。
【0055】また、以上は脱水時の一定制御モジュール
を説明したが、このモジュールは洗濯あるいはすすぎ時
の回転翼を一定速度に制御するのに使用してもよいのは
明らかである。
を説明したが、このモジュールは洗濯あるいはすすぎ時
の回転翼を一定速度に制御するのに使用してもよいのは
明らかである。
【0056】なお、図示実施例においては、本発明を、
全自動洗濯機に適用した場合について例示したが、本発
明を他の同じ単相誘導電動機を用いる家庭用電気機器、
例えば扇風機、ジューサー、ミキサー、エアコン等の一
定速制御法に適用することもできる。
全自動洗濯機に適用した場合について例示したが、本発
明を他の同じ単相誘導電動機を用いる家庭用電気機器、
例えば扇風機、ジューサー、ミキサー、エアコン等の一
定速制御法に適用することもできる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、特別なセンサを殊更用
いることなく、従来の回路を利用して簡単に単相誘導電
動機の回転数を検出することができ、この回転数に基づ
いて電動機への通電をオンオフ制御して、電動機の回転
を任意の一定回転数に保つことができる。このため、例
えば洗濯機では、電源周波数に依存しない一定の脱水回
転数を得られ、段階的に脱水回転数を上昇させることで
脱水時の発泡障害や洗濯兼脱水槽の二次共振振幅を減少
させることができ、洗濯の信頼性向上、騒音低減化を図
ることができる。また、脱水を通常よりも低い一定回転
数で行う静音モードを持たせることで騒音を低減した洗
濯も可能となる。
いることなく、従来の回路を利用して簡単に単相誘導電
動機の回転数を検出することができ、この回転数に基づ
いて電動機への通電をオンオフ制御して、電動機の回転
を任意の一定回転数に保つことができる。このため、例
えば洗濯機では、電源周波数に依存しない一定の脱水回
転数を得られ、段階的に脱水回転数を上昇させることで
脱水時の発泡障害や洗濯兼脱水槽の二次共振振幅を減少
させることができ、洗濯の信頼性向上、騒音低減化を図
ることができる。また、脱水を通常よりも低い一定回転
数で行う静音モードを持たせることで騒音を低減した洗
濯も可能となる。
【図1】本発明方法を実施して好適な、具体的一例とし
ての全自動洗濯機の縦断側面図である。
ての全自動洗濯機の縦断側面図である。
【図2】全自動洗濯機の電気接続ブロック図である。
【図3】本発明の第一の実施例における、回転数検出手
段を持つ電動機の可変速制御回路図である。
段を持つ電動機の可変速制御回路図である。
【図4】本発明の第二の実施例における、回転数検出手
段を持つ電動機の可変速制御回路図である。
段を持つ電動機の可変速制御回路図である。
【図5】本発明の第一の実施例における、零クロス信号
と位相時間差計測を示す図である。
と位相時間差計測を示す図である。
【図6】本発明の第二の実施例における、零クロス信号
と位相時間差計測を示す図である。
と位相時間差計測を示す図である。
【図7】単相誘導電動機のトルクと回転数、すべりの関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図8】単相誘導電動機の等価回路である。
【図9】位相時間差と脱水槽回転数の関係を示す図であ
る。
る。
【図10】基準時間との変化量と脱水槽回転数の関係を
示す図である。
示す図である。
【図11】一定回転数制御のフローチャートである。
【図12】一定回転数制御動作のタイミングチャートで
ある。
ある。
【図13】脱水工程時の回転数と経過時間の関係を示す
図である。
図である。
1…外枠、2…吊り棒、4…外槽、5…洗濯兼脱水槽、
6…撹拌翼、7a…補助コイル、7c…進相用コンデン
サ、7m…主コイル、8…電動機、10…クラッチ装
置、19…電源スイッチ、21…操作ボタン、23…制
御部、50…マイコン、72…商用電源、73b…双方
向性3端子サイリスタ、73f…双方向性3端子サイリ
スタ、77…零クロス検出回路(A)、78…零クロス
検出回路(B)、79…零クロス検出回路(C)。
6…撹拌翼、7a…補助コイル、7c…進相用コンデン
サ、7m…主コイル、8…電動機、10…クラッチ装
置、19…電源スイッチ、21…操作ボタン、23…制
御部、50…マイコン、72…商用電源、73b…双方
向性3端子サイリスタ、73f…双方向性3端子サイリ
スタ、77…零クロス検出回路(A)、78…零クロス
検出回路(B)、79…零クロス検出回路(C)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 雅生 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸を駆動する単相誘導電動機と、こ
の電動機を構成する主コイル、補助コイルおよび進相用
コンデンサと、前記電動機に印加される電源の零クロス
タイミングを検出する第1検出手段と、前記進相用コン
デンサ端子間電圧の零クロスタイミングを検出する第2
検出手段と、前記第1、第2の検出手段が検出する零ク
ロスタイミングの時間差を計測し演算する手段を備え、
前記計測演算手段により前記電動機の回転数を制御する
家庭用電気機器の運転制御方法において、前記電動機へ
の通電直後の時間差を基準時間とし、順次検出する時間
差と前記基準時間との変化量により前記電動機の通断を
制御し、前記電動機の回転数を任意に制御することを特
徴とする家庭用電気機器の運転制御方法。 - 【請求項2】 洗濯、すすぎ、脱水の機能を有し、洗
濯、すすぎ時に撹拌翼を回転駆動し、脱水時には脱水槽
を回転駆動する単相誘導電動機と、この電動機を構成す
る主コイル、補助コイルおよび進相用コンデンサと、前
記電動機に印加される電源の零クロスタイミングを検出
する第1検出手段と、前記進相用コンデンサ端子間電圧
の零クロスタイミングを検出する第2検出手段と、前記
第1、第2の検出手段が検出する零クロスタイミングの
時間差を計測し演算する手段を備え、前記計測演算手段
により前記電動機の回転数を制御する全自動洗濯機の運
転制御方法において、前記電動機への通電直後の時間差
を基準時間とし、順次検出する時間差と前記基準時間と
の変化量により前記電動機の通断を制御し、前記電動機
の回転数を任意に制御することを特徴とする洗濯機の運
転制御方法。 - 【請求項3】 請求項2において、脱水工程時に前記第
1、第2検出手段により検出した時間差が設定条件を満
たしていない場合に前記脱水工程を中断し、すすぎ工程
を行ってから、脱水工程に移行する全自動洗濯機の運転
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9310066A JPH11146691A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 家庭用電気機器の運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9310066A JPH11146691A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 家庭用電気機器の運転制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11146691A true JPH11146691A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18000765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9310066A Pending JPH11146691A (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | 家庭用電気機器の運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11146691A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-11-12 JP JP9310066A patent/JPH11146691A/ja active Pending
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