JPH05107545A - 液晶表示素子の製造方法 - Google Patents
液晶表示素子の製造方法Info
- Publication number
- JPH05107545A JPH05107545A JP29380491A JP29380491A JPH05107545A JP H05107545 A JPH05107545 A JP H05107545A JP 29380491 A JP29380491 A JP 29380491A JP 29380491 A JP29380491 A JP 29380491A JP H05107545 A JPH05107545 A JP H05107545A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- gap control
- gap
- crystal cell
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、表示時において、有効表示範囲の
縁際での色ムラや光抜けを防止可能な液晶表示素子の製
造方法を目的にしている。 【構成】液晶セルＣの有効表示範囲Ａを囲む様に、セル
ギャップ均一保持のためのダミーシール２７を破線状に
配置すると共に、該ダミーシール２７内には、液晶セル
内に散布されるギャップコントロール材２５、２５ａよ
りも大きい粒径のギャップコントロール材２６を混入し
たことを特徴としている。
縁際での色ムラや光抜けを防止可能な液晶表示素子の製
造方法を目的にしている。 【構成】液晶セルＣの有効表示範囲Ａを囲む様に、セル
ギャップ均一保持のためのダミーシール２７を破線状に
配置すると共に、該ダミーシール２７内には、液晶セル
内に散布されるギャップコントロール材２５、２５ａよ
りも大きい粒径のギャップコントロール材２６を混入し
たことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示素子に利用
される液晶表示素子の製造方法に関するものである。
される液晶表示素子の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種液晶表示素子の製造方法
は、図３に図示したように、１Ａ、１Ｂは透明基板、２
Ａ、２Ｂは透明導電膜、３Ａ、３Ｂは配向膜、４はメイ
ンシール材、５、５ａはギャップコントロール材であ
る。
は、図３に図示したように、１Ａ、１Ｂは透明基板、２
Ａ、２Ｂは透明導電膜、３Ａ、３Ｂは配向膜、４はメイ
ンシール材、５、５ａはギャップコントロール材であ
る。
【０００３】そして、透明導電膜２Ａ、２Ｂ、配向膜３
Ａ、３Ｂを順次積層した両透明基板１Ａ、１Ｂのどちら
か一方の表面に、同一径のギャップコントロール材５及
び５ａを湿式又は乾式方式により散布を行う。
Ａ、３Ｂを順次積層した両透明基板１Ａ、１Ｂのどちら
か一方の表面に、同一径のギャップコントロール材５及
び５ａを湿式又は乾式方式により散布を行う。
【０００４】その後、透明基板１Ａと１Ｂを表面同士を
対向させて貼り合わせ、メインシール材４により、両透
明基板１Ａ、１Ｂを接着固定している。
対向させて貼り合わせ、メインシール材４により、両透
明基板１Ａ、１Ｂを接着固定している。
【０００５】この時、両透明基板１Ａ、１Ｂは、ギャッ
プコントロール材５及び５ａによって、所定間隔を保持
して液晶セルを製作している。
プコントロール材５及び５ａによって、所定間隔を保持
して液晶セルを製作している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、液晶セル内に配置されたギャップコントロール
材５及び５ａは全て同一径であるため、有効表示範囲Ａ
内と端子引き回し部Ｂのギャップが同一となり、透明基
板１Ａと１Ｂの両方に透明導電膜２Ａ及び２Ｂが形成さ
れている有効表示範囲Ａ内と基板１Ａと１Ｂのどちらか
片方にしか透明導電膜２Ａ及び２Ｂのない端子引き回し
部Ｂの境界付近では、透明基板１Ａ及び１Ｂがしなった
状態になるという問題点がある。
術では、液晶セル内に配置されたギャップコントロール
材５及び５ａは全て同一径であるため、有効表示範囲Ａ
内と端子引き回し部Ｂのギャップが同一となり、透明基
板１Ａと１Ｂの両方に透明導電膜２Ａ及び２Ｂが形成さ
れている有効表示範囲Ａ内と基板１Ａと１Ｂのどちらか
片方にしか透明導電膜２Ａ及び２Ｂのない端子引き回し
部Ｂの境界付近では、透明基板１Ａ及び１Ｂがしなった
状態になるという問題点がある。
【０００７】この結果、有効表示範囲Ａの縁際に位置す
るギャップコントロール材５ａに大きな荷重が加わり、
ギャップコントロール材５ａが配向膜３Ａ及び３Ｂへ食
い込んだり、ギャップコントロール材５ａが変形するた
め、その部分の透明基板間隔が狭くなり、表示時に、有
効表示範囲Ａの縁際で、色ムラや光抜けを生じてしまう
という問題点がある。
るギャップコントロール材５ａに大きな荷重が加わり、
ギャップコントロール材５ａが配向膜３Ａ及び３Ｂへ食
い込んだり、ギャップコントロール材５ａが変形するた
め、その部分の透明基板間隔が狭くなり、表示時に、有
効表示範囲Ａの縁際で、色ムラや光抜けを生じてしまう
という問題点がある。
【０００８】そこで、本発明は、上記従来の技術の問題
点に鑑み案出されたもので、表示時において、有効表示
範囲の縁際での色ムラや光抜けを防止可能な液晶表示素
子の製造方法の提供を目的としている。
点に鑑み案出されたもので、表示時において、有効表示
範囲の縁際での色ムラや光抜けを防止可能な液晶表示素
子の製造方法の提供を目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における液晶表示素子の製造方法において
は、液晶セルの有効表示範囲を囲む様に、セルギャップ
均一保持のためのダミーシールを破線状に配置すると共
に、該ダミーシール内には、液晶セル内に散布されるギ
ャップコントロール材よりも大きい粒径のギャップコン
トロール材を混入したことを特徴としている。
に、本発明における液晶表示素子の製造方法において
は、液晶セルの有効表示範囲を囲む様に、セルギャップ
均一保持のためのダミーシールを破線状に配置すると共
に、該ダミーシール内には、液晶セル内に散布されるギ
ャップコントロール材よりも大きい粒径のギャップコン
トロール材を混入したことを特徴としている。
【００１０】
【実施例、作用】実施例について図１〜２を参照して説
明すると、２１Ａ、２１Ｂは透明基板、２２Ａ、２２Ｂ
は透明導電膜、２３Ａ、２３Ｂは配向膜、２４はメイン
シール材、２５、２５ａはギャップコントロール材であ
る。
明すると、２１Ａ、２１Ｂは透明基板、２２Ａ、２２Ｂ
は透明導電膜、２３Ａ、２３Ｂは配向膜、２４はメイン
シール材、２５、２５ａはギャップコントロール材であ
る。
【００１１】そして、透明導電膜２２Ａ、２２Ｂ、配向
膜２３Ａ、２３Ｂを順次積層した両透明基板２１Ａ、２
１Ｂのどちらか一方の表面に、同一径のギャップコント
ロール材２５及び２５ａを湿式又は乾式方式により散布
を行う。
膜２３Ａ、２３Ｂを順次積層した両透明基板２１Ａ、２
１Ｂのどちらか一方の表面に、同一径のギャップコント
ロール材２５及び２５ａを湿式又は乾式方式により散布
を行う。
【００１２】その後、透明基板２１Ａと２１Ｂを表面同
士を対向させて貼り合わせ、メインシール材２４によ
り、両透明基板２１Ａ、２１Ｂを接着固定している。
士を対向させて貼り合わせ、メインシール材２４によ
り、両透明基板２１Ａ、２１Ｂを接着固定している。
【００１３】この時、両透明基板２１Ａ、２１Ｂは、ギ
ャップコントロール材２５及び２５ａによって、所定間
隔を保持して液晶セルＣを製作している。
ャップコントロール材２５及び２５ａによって、所定間
隔を保持して液晶セルＣを製作している。
【００１４】また、セルギャップ均一保持のためのダミ
ーシール２７は、図２のように、液晶セルＣの有効表示
範囲Ａを囲む様に、破線状に配置されている。
ーシール２７は、図２のように、液晶セルＣの有効表示
範囲Ａを囲む様に、破線状に配置されている。
【００１５】更に、該ダミーシール２７内には、液晶セ
ル内に散布されるギャップコントロール材２５、２５ａ
よりも大きい粒径のギャップコントロール材２６が混入
されている。
ル内に散布されるギャップコントロール材２５、２５ａ
よりも大きい粒径のギャップコントロール材２６が混入
されている。
【００１６】前記ダミーシール２７はデイスペンサを用
い、メインシール２４とダミーシール２７は異なる又は
同一のギャップコントロール材を混入して形成されてい
る。
い、メインシール２４とダミーシール２７は異なる又は
同一のギャップコントロール材を混入して形成されてい
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 Ａ．ギャップコントロール材の粒径は、有効表示範囲Ａ
内に配置されているギャップコントロール材の粒径より
も、例えば、透明導電膜及びの膜厚分だけ大きいため、
ギャップコントロール材を混入したダミーシールを有効
表示範囲の周縁部に配置すると、各ギャップコントロー
ル材は透明基板、透明導電膜のある箇所、透明導電膜の
ない箇所を支えることができ、更に、有効表示範囲内に
配置された液晶セル内のギャップコントロール材は、透
明基板を透明導電膜が存在する箇所で支えるため、有効
表示範囲内から端子引き回し部のダミーシールが配置さ
れている箇所間の透明基板は、平行に保持できる。
で、次に記載する効果を奏する。 Ａ．ギャップコントロール材の粒径は、有効表示範囲Ａ
内に配置されているギャップコントロール材の粒径より
も、例えば、透明導電膜及びの膜厚分だけ大きいため、
ギャップコントロール材を混入したダミーシールを有効
表示範囲の周縁部に配置すると、各ギャップコントロー
ル材は透明基板、透明導電膜のある箇所、透明導電膜の
ない箇所を支えることができ、更に、有効表示範囲内に
配置された液晶セル内のギャップコントロール材は、透
明基板を透明導電膜が存在する箇所で支えるため、有効
表示範囲内から端子引き回し部のダミーシールが配置さ
れている箇所間の透明基板は、平行に保持できる。
【００１８】従って、有効表示範囲の縁際に配置された
ギャップコントロール材にだけ特に、大きな圧力がかか
り、有効表示範囲内に配置されたギャップコントロール
材の全てに均一な圧力がかかるため、有効表示範囲内で
均一なギャップが得られる。
ギャップコントロール材にだけ特に、大きな圧力がかか
り、有効表示範囲内に配置されたギャップコントロール
材の全てに均一な圧力がかかるため、有効表示範囲内で
均一なギャップが得られる。
【００１９】Ｂ．ダミーシールの外側では、透明基板が
しなる事態も考えられるが、例えばメインシール内に、
ダミーシール内に混入したものと同じギャップコントロ
ール材２６を混入しておけば、この様な透明基板２１Ａ
及び２１Ｂのしなりを抑え又は解消させることができ
る。
しなる事態も考えられるが、例えばメインシール内に、
ダミーシール内に混入したものと同じギャップコントロ
ール材２６を混入しておけば、この様な透明基板２１Ａ
及び２１Ｂのしなりを抑え又は解消させることができ
る。
【００２０】Ｃ．さらに、透明基板にしなりが発生して
も、この箇所は、有効表示範囲外であるため、例えば、
端子引き回し部Ｂにマスキングを施して表示への影響を
防ぐことができる。
も、この箇所は、有効表示範囲外であるため、例えば、
端子引き回し部Ｂにマスキングを施して表示への影響を
防ぐことができる。
【００２１】Ｄ．以上から本発明の方法により製作され
た液晶表示素子は、表示時に、有効表示範囲の縁際でも
色ムラや光抜けの生じない液晶セルを製造することがで
きる。
た液晶表示素子は、表示時に、有効表示範囲の縁際でも
色ムラや光抜けの生じない液晶セルを製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の液晶表示素子の構造図である。
【図２】同液晶表示素子の中央を横断面にして示す説明
図である。
図である。
【図３】従来の液晶表示素子の構造図である。
２１Ａ 透明基板 ２１Ｂ 透明基板 ２２Ａ 透明誘電膜 ２２Ｂ 透明導電膜 ２３Ａ 配向膜 ２３Ｂ 配向膜 ２４ メインシール材 ２５ ギャップコントロール材 ２５ａ ギャップコントロール材 ２７ ダミーシール ２６ ギャップコントロール材 Ａ 有効表示範囲 Ｃ 液晶セル
Claims (1)
- 【請求項１】液晶セルの有効表示範囲を囲む様に、セル
ギャップ均一保持のためのダミーシールを破線状に配置
すると共に、該ダミーシール内には、液晶セル内に散布
されるギャップコントロール材よりも大きい粒径のギャ
ップコントロール材を混入したことを特徴とする液晶セ
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29380491A JPH05107545A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 液晶表示素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29380491A JPH05107545A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 液晶表示素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05107545A true JPH05107545A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17799368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29380491A Pending JPH05107545A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 液晶表示素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05107545A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5621553A (en) * | 1994-12-15 | 1997-04-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device with polymer wall formation rate in peripheral region of display section at least 90% |
| US6292249B1 (en) | 1998-06-30 | 2001-09-18 | Philips Electronics North America Corporation | Uniform cell-gap spacing in LCD |
| JP2007094039A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法 |
| JP2012068668A (ja) * | 2011-11-15 | 2012-04-05 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2013137568A (ja) * | 2013-02-27 | 2013-07-11 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2014059583A (ja) * | 2013-12-05 | 2014-04-03 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
| US8736804B2 (en) | 2011-06-09 | 2014-05-27 | Japan Display Inc. | Liquid crystal display device comprising a concavo-convex pedestal formed with a convex portion and a concave portion at a bottom of the concavo-convex pedestal |
| US8854593B2 (en) | 1997-05-22 | 2014-10-07 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Electro-optical device |
| WO2016015400A1 (zh) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板 |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP29380491A patent/JPH05107545A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5621553A (en) * | 1994-12-15 | 1997-04-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device with polymer wall formation rate in peripheral region of display section at least 90% |
| US8854593B2 (en) | 1997-05-22 | 2014-10-07 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Electro-optical device |
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| JP2007094039A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法 |
| US8736804B2 (en) | 2011-06-09 | 2014-05-27 | Japan Display Inc. | Liquid crystal display device comprising a concavo-convex pedestal formed with a convex portion and a concave portion at a bottom of the concavo-convex pedestal |
| US8885136B2 (en) | 2011-06-09 | 2014-11-11 | Japan Display Inc. | Display device comprising a recessed portion that is formed with at least one convex portion at a bottom of the recessed portion and wherein the recessed portion faces a columnar spacer |
| US9182634B2 (en) | 2011-06-09 | 2015-11-10 | Japan Display Inc. | Liquid crystal display device wherein an alignment film over a concave portion has a thickness which is thicker than a thickness of the alignment film over convex portions |
| JP2012068668A (ja) * | 2011-11-15 | 2012-04-05 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2013137568A (ja) * | 2013-02-27 | 2013-07-11 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2014059583A (ja) * | 2013-12-05 | 2014-04-03 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 表示装置 |
| WO2016015400A1 (zh) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板 |
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