JP3225619B2 - ギャップ材の分散方法、液晶表示装置、及び液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

ギャップ材の分散方法、液晶表示装置、及び液晶表示装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置とその製造
方法に関し、更に詳しくは、液晶表示装置のセルギャッ
プコントロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置の製造方法は、透明
電極を有する2枚の基板を対向させ、該2枚の基板の間
隙を一定に保持しうる機能をもつシール材を、前記2枚
の基板の少なくとも一方の基板に形成し、セルギャップ
を安定化させるためにギャップ材をばらまき前記2枚の
基板を貼り合わせ、前記間隙に液晶組成物を封入し構成
したものが一般的に用いられてた。すなわち、内面に透
明電極を有し、配向処理を施した基板を2枚対向させ、
一方の基板にシール材を塗布し該2枚の基板を貼り合わ
せ、液晶を封入した。かかる液晶表示素子を全数点灯検
査をしたところ、約16%の液晶表示素子に、セル厚む
らが発生色むら不良になった。特に、セル厚の薄い高速
応答パネルにおいては、20%以上発生した。原因を調
べたところセルギャップ材が均一にばらまかれていない
ことがわかった。ギャップ材は、樹脂粒子もしくは、シ
リカ粒子でできており通常有機溶剤で分散してある一定
量をノズルからばらまく方法をとっていたが、基板の上
に均一にばらまくことは、非常に難しく定期的に条件を
変えたり、セルギャップ材が均一にばらまかれているも
のだけをパネルとして組むという非常に工数のかかる方
法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置の
製造方法で、2枚の基板をシール材を介して貼り合わせ
る時に、基板表面にある一定の大きさの粒子を均一にば
らまくことによりセル厚をコントロールしていた。しか
し、ばらまきの数や条件を一定にしてもパネル上に均一
にばらまくことは非常に難しく再現性も悪かった。ばら
まきの数を多くするとセル厚は一定になるがばらまき材
のかたまりが発生して、点灯時目視で確認でき不良にな
るという問題を有していた。また、低温試験において低
温気泡が発生することがわかっているため、あまり多く
することはできない。さらに、樹脂の粒子の場合、静電
気等により帯電すると粒子がひかり光不良になった。
【0004】そこで、本発明は上記問題点に鑑み考案さ
れたものであり、その目的とするところは、セル厚の変
化のない表示品質の高い液晶表示装置の製造方法を得る
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のギャップ材の分
散方法は、基板上にギャップ材を分散させるギャップ材
の分散方法において、前記基板上に金属パターンを形成
する工程、前記金属パターン上及び前記基板上に絶縁膜
を形成する工程、前記絶縁膜上に複数の電極を形成する
工程、及び前記ギャップ材を分散させる工程、を具備
し、前記金属パターンは前記絶縁膜を介して前記複数の
電極間の下方に形成され、前記金属パターンと前記ギャ
ップ材とを各々逆極性に帯電させることを特徴とする。
本発明の液晶表示装置の製造方法は、基板上にギャップ
材を分散させる工程を有する液晶表示装置の製造方法に
おいて、前記基板上に金属パターンを形成する工程、前
記金属パターン上及び前記基板上に絶縁膜を形成する工
程、前記絶縁膜上に複数の電極を形成する工程、及び前
記ギャップ材を分散させる工程、を具備し、前記金属パ
ターンは前記絶縁膜を介して前記複数の電極間の下方に
形成され、前記金属パターンと前記ギャップ材とを各々
逆極性に帯電させることを特徴とする。また、上記の液
晶表示装置の製造方法において、前記金属パターンは、
画素間に形成されるブラックマスクであってもよい。
【0006】
【0007】
【実施例】
<実施例1>本実施例を図1を用いて詳しく説明する。
常に安定したセルギャップが得られるようにどちらか一
方のガラス基板1上にマトリクス状に金属配線2を10
0以上施し帯電させ、金属配線2と逆に帯電したギャッ
プ材3をばらまいたところ金属配線2上に均一にギャッ
プ材3がばらまかれることが確認された。ギャップ材3
は、金属配線2に隠れるため従来のようにバックライト
の拡散板からの光によるギャップ材3の光映が見えるこ
とがなく非常にすっきりした色むらのない画面が得られ
る。このとき、金属配線2の膜厚が厚くなった場合は、
ギャップ材3の径をその分小さくする必要がある。この
ことにより大型パネルで、セル厚の薄いパネルにおいて
も、セルギャップが非常に均一で色むらのない表示品質
を持つ液晶表示装置が得られた。
【0008】<実施例2>実施例1における液晶表示装
置の製造方法は、上記の金属配線2をドット間8〜80
ミクロン間に配線することにより、ガラス基板側の金属
配線2をプラスもしくはマイナスに帯電させギャップ材
3は、その逆の極に帯電させることにより、ばらまき材
が金属配線2に引き付けられる。このことにより、マト
リクス状に均一にギャップ材3が分散できるようにな
る。さらにこの方法は、ギャップ材3そのものも帯電し
ているためギャップ材同士が反発しあうことにより均一
な間隔で金属配線2上に並び移動することがないが、帯
電したガラス基板1は、基板組立後帯電除去をしなけれ
ばならない。ギャップ材3の数は従来の1/3〜1/5
程度でよくなった。この方法は、金属配線2はガラス基
板1の外面でも内面でもよいが外面に配線する場合は、
ギャップ材3の径をセル厚に合わせるとともに帯電圧を
大きくしなければならない。次に、図2にて開口率を上
げるためにドット間を非常に小さくした場合の製造方法
について述べる。この場合、ドットと同じ金属配線幅に
するとパターニングずれによるメタルとITOとのショ
ートがおこりやすいので、メタルパターニング後選択的
に絶縁膜7をオーバーコートする。そして、その上に、
ITOパターニングを施すことによりブラックマスクと
均一セル作成用基板ができるが、この場合も実施例1よ
りも帯電圧を高くしないといけない。今回は、金属配線
2をドット間に配線した事例を述べたが開口率が小さく
なるが、金属配線2をドットの中に配線してもよい。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、基
板上にマトリクス状に金属配線を施しギャップ材を帯電
させてばらまくことによって、少ないギャップ材の量で
セル厚変化のないため表示品質が高く、ばらまきコスト
の安い液晶表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す電気光学装置の構造を
示す図。
【図2】本発明の実施例2を示す電気光学装置の構造を
示す図。
【符号の説明】
1.ガラス基板 2.金属配線 3.ギャップ材 4.透明電極 5.液晶 6.シール材 7.絶縁膜 8.偏光板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にギャップ材を分散させるギャップ
    材の分散方法において、 前記基板上に金属パターンを形成する工程、 前記金属パターン上及び前記基板上に絶縁膜を形成する
    工程、 前記絶縁膜上に複数の電極を形成する工程、及び前記ギ
    ャップ材を分散させる工程、を具備し、 前記金属パターンは前記絶縁膜を介して前記複数の電極
    間の下方に形成され、前記金属パターンと前記ギャップ
    材とを各々逆極性に帯電させることを特徴とするギャッ
    プ材の分散方法。
  2. 【請求項2】基板上にギャップ材を分散させる工程を有
    する液晶表示装置の製造方法において、 前記基板上に金属パターンを形成する工程、 前記金属パターン上及び前記基板上に絶縁膜を形成する
    工程、 前記絶縁膜上に複数の電極を形成する工程、及び前記ギ
    ャップ材を分散させる工程、を具備し、 前記金属パターンは前記絶縁膜を介して前記複数の電極
    間の下方に形成され、前記金属パターンと前記ギャップ
    材とを各々逆極性に帯電させることを特徴とする液晶表
    示装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記金属パターン
    は、画素間に形成されるブラックマスクであることを特
    徴とする液晶表示装置の製造方法。
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