JPH05107385A - 超音波探傷装置 - Google Patents

超音波探傷装置

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Publication number
JPH05107385A
JPH05107385A JP3270683A JP27068391A JPH05107385A JP H05107385 A JPH05107385 A JP H05107385A JP 3270683 A JP3270683 A JP 3270683A JP 27068391 A JP27068391 A JP 27068391A JP H05107385 A JPH05107385 A JP H05107385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic flaw
flaw detector
flaw detection
access hole
hole cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3270683A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Nomura
敬一 野村
Koichi Kurosawa
孝一 黒沢
Minoru Yokoyama
横山  稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
Priority to JP3270683A priority Critical patent/JPH05107385A/ja
Publication of JPH05107385A publication Critical patent/JPH05107385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原子炉内下部に人が接近せずに遠隔で超音波探
傷試験実施する超音波探傷試験装置の構造を提供する。 【構成】原子炉内下部へ取付ける超音波探傷試験装置
が、探傷用の超音波探触子,超音波探触子の走査機構及
び駆動機構をもつ構造とし、原子炉外上部に遠隔操作の
ために配置した機器とケーブルで接続する。 【効果】アクセスホールカバー溶接部の超音波探傷試験
を原子炉内下部に人が接近せずに遠隔で実施することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力発電プラントの供
用期間中に実施する原子炉圧力容器(以下RPVとい
う)内の炉内構造物の健全性確認手法に係り、バッフル
プレートに、溶接により取付けられているアクセスホー
ルカバーの超音波探傷試験を遠隔で行なう装置の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉のRPV内のアクセスホ
ールカバーは図3に示すような構造とされている。即
ち、インコネル材等により肉盛り溶接が施されたバッフ
ルプレートに貫通孔が設けられ、この貫通孔を塞ぐよう
に、円盤状のアクセスホールカバーが溶接により取付け
られている。
【0003】従来の技術は特開昭57−125846号公報に記
載されている通り、原子炉内の縦型管体を超音波探傷で
検査する構造となっていた。しかし、アクセスホールカ
バーのような円盤状の構造体を超音波探傷で検査する試
験装置の構造については考慮されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】RPV内のアクセスホ
ールカバーの溶接部に発生する割れ等を検知するために
は超音波探傷試験を実施することが有効である。しかし
その部分は原子炉内下部であり放射線量が高いため、人
が接近して作業をするのが極めて難しい。
【0005】本発明の目的は、原子炉内下部に人が接近
せずに遠隔で超音波探傷試験実施する超音波探傷試験装
置の構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、原子炉内が
炉水で満たされている状態で原子炉外上部から下向きに
超音波探傷試験装置を取付け、遠隔操作により超音波探
傷試験を実施して、試験終了後超音波探傷試験装置を取
り外すことにより解決される。
【0007】
【作用】原子炉内下部へ取付ける超音波探傷試験装置
が、探傷用の超音波探触子,超音波探触子の走査機構及
び駆動機構をもつ構造とし、原子炉外上部に遠隔操作の
ために配置した機器とケーブルで接続することにより、
原子炉内下部に人が接近せずに遠隔で超音波探傷試験を
実施することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2および
図3により説明する。図3はアクセスホールカバーの断
面図である。沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器4内のア
クセスホールカバー1は図3に示すような構造とされて
いる。即ち、バッフルプレート6に貫通孔が設けられ、
この貫通孔を塞ぐように、円盤状のアクセスホールカバ
ー1が溶接部3により取付けられている。
【0009】図2は、超音波探傷装置の遠隔操作図であ
る。原子炉圧力容器4と円筒状のシュラウド5により二
重管構造となっている領域を上下に分けるために取付け
られたリング状のバッフルプレート6に、溶接部3によ
り取付けられている円盤状のアクセスホールカバー1の
健全性を確認するために、超音波探傷装置13をシュラ
ウド5の上部に取り付けられているガイドブロック7の
穴を通してアクセスホールカバー1の上に取り付ける。
遠隔操作は、原子炉ウエル8の上で車輪9により移動可
能な燃料交換台車10より行う。燃料交換台車10より
ウインチ11を使用してワイヤ12により超音波探傷装
置13を所定の位置にセットする。また制御装置14に
より超音波探傷装置13の制御を行う。
【0010】図1は、超音波探傷装置の全体構成図であ
る。探触子26の回転走査は回転用モータ15によりな
される。回転用モータ15はベース16に取付けられて
おりベース16はカバー18に固定されている。回転用
モータ15による回転力は回転軸20により軸受17で
支えられてシリンダ21へ伝えられる。またカバー18
はキャップ19により防水のため密封されている。
【0011】探触子26の半径方向走査はピストン22
によりなされる。シリンダ21の中にピストン22があ
り、ピストン22は水ホース23により遠隔で水圧を調
整されることによりアクセスホールカバー1の半径方向
に動く。シリンダ21が円滑にアクセスホールカバー1
の上を回転するようにローラ24を設ける。探触子26
は探触子ホルダ25に取付けられ、探触子ホルダ25が
ピストン22と固定されている。また探触子26の超音
波信号は探傷ケーブル27により燃料交換台車10上の
探傷器に伝達される。アクセスホールカバー1の上に超
音波探傷装置13を固定するために吸盤28を設ける。
超音波探傷装置13をガイドブロック7の穴を通してア
クセスホールカバー1の上に取り付けるために、屈伸用
ワイヤを使用して超音波探傷装置13を90度屈伸させ
る。キャップ19はロッド30とナット31により固定
されている。回転用モータ15の制御は制御ケーブル3
2を介して制御装置14により行われる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、アクセスホールカバー
溶接部の超音波探傷試験を原子炉内下部に人が接近せず
に遠隔で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の超音波探傷装置の部分断面
図。
【図2】本発明の一実施例の超音波探傷装置の遠隔操作
説明図。
【図3】アクセスホールカバーの断面図。
【符号の説明】
1…アクセスホールカバー、2…シュラウド、3…溶接
部、6…バッフルプレート、15…回転用モータ、16
…ベース、17…軸受、18…カバー、19…キャッ
プ、20…回転軸、21…シリンダ、22…ピストン、
23…水ホース、24…ローラ、25…探触子ホルダ、
26…探触子、27…探傷ケーブル、28…吸盤、29
…屈伸用ワイヤ、30…ロッド、31…ナット、32…
制御ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 稔 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉圧力容器内で、円筒状の前記原子炉
    圧力容器と円筒状の炉心シュラウドにより二重管構造と
    なっている領域を上下に分けるために取付けられたリン
    グ状のバッフルプレートに、溶接により取付けられてい
    る円盤状のアクセスホールカバーの健全性を確認するた
    めに、探触子を回転走査するための回転用モータ及び回
    転軸,半径方向走査するためのシリンダ及びピストン,
    固定用の吸盤,屈伸用ワイヤより構成され、原子炉上部
    より遠隔操作により水中で取付け、超音波探傷,取外し
    を行なえる構造としたことを特徴とする超音波探傷装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、ガイドブロックの穴を
    通過させて前記アクセスホールカバーの上に設定する超
    音波探傷装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記超音波探傷装置に
    屈伸用ワイヤを設け前記ガイドブロックの穴を通過後、
    前記屈伸用ワイヤを使用し超音波探傷装置を90度屈折
    する超音波探傷装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記アクセスホールカ
    バーの上に前記超音波探傷装置を固定するために吸盤を
    設けた超音波探傷装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、小型化のために半径方
    向の駆動方式をシリンダ及びピストン方式とした超音波
    探傷装置。
JP3270683A 1991-10-18 1991-10-18 超音波探傷装置 Pending JPH05107385A (ja)

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JP3270683A JPH05107385A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 超音波探傷装置

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JP3270683A JPH05107385A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 超音波探傷装置

Publications (1)

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JPH05107385A true JPH05107385A (ja) 1993-04-27

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ID=17489496

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JP3270683A Pending JPH05107385A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 超音波探傷装置

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JP (1) JPH05107385A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002162391A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd キャニスタ蓋溶接部分の検査方法及び装置
JP2016512329A (ja) * 2013-03-15 2016-04-25 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー アクセスホールカバー超音波検査装置

Cited By (3)

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JP2002162391A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd キャニスタ蓋溶接部分の検査方法及び装置
JP2016512329A (ja) * 2013-03-15 2016-04-25 ウエスチングハウス・エレクトリック・カンパニー・エルエルシー アクセスホールカバー超音波検査装置
EP2972288A4 (en) * 2013-03-15 2016-11-23 Westinghouse Electric Corp ULTRASONIC TESTING TOOL FOR ACCESS OPENING COVER

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