JPH0510730A - 変位計 - Google Patents

変位計

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JPH0510730A
JPH0510730A JP19098391A JP19098391A JPH0510730A JP H0510730 A JPH0510730 A JP H0510730A JP 19098391 A JP19098391 A JP 19098391A JP 19098391 A JP19098391 A JP 19098391A JP H0510730 A JPH0510730 A JP H0510730A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電変換部の出力を試験片の輝度に左右され
ることなく一定にする。 【構成】 試験片10の輝度に相関する物理量を検出手
段120により検出し、この物理量に基づいて走査手段
110の蓄積電荷読み出し周期を制御することにより、
光電変換手段100の信号電荷蓄積時間を制御し、走査
手段110を通して出力される信号レベルを一定にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試験片の変位量を計測
するための光学式変位計、特に高温の試験片の変位を計
測する変位計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばセラミックス等の試験片を
高温度雰囲気中(1000℃〜2300℃)で引張試験
するときに使用される変位計としては、CCDイメージ
センサなどからなる固体撮像カメラを用いた光学式のも
のが知られている。このような光学式変位計の従来例で
は、試験片に設けた突形状の一対の標点を含む所定領域
をそれぞれの固体撮像カメラにより撮影し、この撮影画
像を2値化処理した後、各標点の重心を求め、この重心
が常に一定の位置になるように固体撮像カメラを移動制
御することにより標点を追跡し、この追跡時の移動量か
ら試験片の変位量を求めるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の光学式変位計では、固体撮像カメラを構成す
る光電変換素子の信号電荷の蓄積時間は一定であり、し
かも光電変換素子の出力を2値化する閾値も一定である
ため、試験片の発光量が温度によって変化してくると、
光電変換素子の出力は光量と蓄積時間の積に比例して変
化し、同時に入力画像の濃度分布(ヒストグラム)も変
化して、2値画像に影響を与える。その結果、試験片の
輝度が上昇した場合(所定値以上の温度になる場合)に
は、標点部分と背景の区別が不明瞭になり、試験片の変
位量が測定不能になってしまう。
【0004】そこで、従来においては、固体撮像カメラ
に試験片からの光量を適正に減光するフィルタを取り付
け、これによって試験片の変位量測定が不能になるのを
防止していた。しかしながら、このような方式は、手数
がかかり、測定作業を煩雑にするほか、試験片の試験温
度範囲が広くなると、各温度に適した多くの減光フィル
タを用意しなければならず、また、多種の温度にまたが
って試験できないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、光電変換部の出力を試験
片の輝度に左右されることなく一定にできる変位計を提
供することにある
【0006】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1により発明を説明すると、本発明は、高温中の試験片
10の標点部を撮影する光電変換手段100と、光電変
換手段100に着積された信号電荷を読み出す走査手段
110とを備え、光電変換手段100から出力される信
号に基づいて試験片10の変位量を計測する変位計に適
用される。そして、上記目的は、試験片10の輝度に相
関する物理量を検出する検出手段120と、物理量に基
づいて走査手段110を制御することにより光電変換手
段100の信号電荷蓄積時間を制御する制御手段130
とを備えることにより、達成できる。
【0007】
【作用】検出手段120により検出された試験片10の
輝度に相関する物理量が制御手段130に取り込まれる
と、制御手段130は走査手段110に加えられる、蓄
積電荷読み出しのための周期を物理量に応じて変化させ
る。これにより光電変換手段100の信号電荷蓄積時間
を試験片10の輝度に応じて変化させ、走査手段110
を通して出力される信号レベルを一定にし、標点部を正
しく抽出する。
【0008】
【実施例】図2は、本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図2において、10は高温雰囲気中(1000℃〜
2300℃)に配置される試験片であり、その上下両端
部の左右両側縁には、一対づつの標点部10a,10b
が形成されている。11,12は、上下に位置する左右
の標点部のうち、一方の標点部10a,10bに対向す
るようにして大気中に配設された一対の固体撮像カメラ
であり、結像レンズ11a,12aの焦平面には2次元
のCCDからなる光電変換部11b,12bが配置され
ている。
【0009】光電変換部11b,12bには、それぞれ
に蓄積された信号電荷を取り出すシフトゲート13,1
4が接続され、さらに、シフトゲート13,14には、
シフトレジスタ15,16が接続されている。シフトレ
ジスタ15,16には、それぞれの出力回路17,18
を介して2値化回路19,20が接続され、2値化回路
19,20は制御回路21に接続されている。制御回路
21は、マイクロプロセッサ21aおよび2値化画像を
記憶するメモリ部21bを備え、さらに、試験片10の
変位量の計測処理機能を有するとともに、高温試験され
る試験片10の輝度に応じて光電変換素子11b,12
bの信号電荷蓄積時間を制御するための制御機能を有す
る。
【0010】22は、所定周波数のクロックを発生する
クロック発生器であり、このクロック発生器22から発
生するクロック22aはシフトレジスタ15,16に供
給される。また、クロック発生器22には、これからの
クロック22aを分周する可変分周回路23が接続さ
れ、この分周クロック23aはシフトゲート13,14
に供給される。分周回路23の分周出力は制御回路21
からの制御信号S1によって制御される。24は制御回
路21に接続したCRTなどからなる表示装置である。
【0011】次に動作について説明する。高温雰囲気中
で、例えば引張試験される試験片10の標点部10a,
10bの像は、結像レンズ11a,12aにより、それ
ぞれの光電変換部11b,12bの受光面上に結像さ
れ、信号電荷に変換されて蓄積される。蓄積された各電
荷は、分周回路23からのクロック23aにより動作さ
れるシフトゲート13,14を通してそれぞれのシフト
レジスタ15,16にいっせいに読み出される。シフト
レジスタ15,16に読み出された信号電荷は、クロッ
ク発生器22からのクロック22aによって出力回路1
7,18へ転送され、信号電荷量に対応した電圧に変換
されて、それぞれの2値化回路19,20に出力され
る。なお、シフトゲート15,16の開かれる周期は蓄
積時間となり、この間に発生した信号電荷は光電変換部
に蓄積され続ける。したがって、光電変換部の出力は試
験片10の輝度と蓄積時間の積に比例する。
【0012】2値化回路19,20では、出力回路1
7,18から出力される出力信号を予め設定された所定
の閾値と比較することで標点部10a,10bを検出す
る。検出された2値画像データは制御回路21のメモリ
部21bに格納される。また、2値画像は表示装置24
に表示される。さらに、2値化処理された各標点部10
a,10bの画像データから各標点部10a,10bの
重心を演算により求め、この重心が常に一定の位置にな
るように固体撮像カメラ11,12を不図示の駆動装置
により試験片10の伸び方向に移動制御することで標点
部を追跡し、この追跡時の移動量から試験片の伸び量を
計測する。
【0013】一方、制御回路21では、出力回路17,
18から出力される標点部の信号レベルが予め設定され
た範囲内に入っているか否かを判別する。例えば、図3
に示すように標点部10a,10bに対応する出力信号
レベルが実線に示すような波形であるとすると、試験温
度の上昇により試験片10の輝度が増大した場合は、そ
の出力信号波形は破線に示すように実線の波形より上方
へ移行する。そこで、2値化回路19,20の通常の閾
値t0より大きく、実線で示す信号レベルの上端にかか
るローレベルの閾値tLと、この閾値tLより大きいハ
イレベルの閾値tHを制御回路21に設定しておき、こ
の各閾値tLとtHで2値化回路19,20を所定時間
毎(例えば1秒毎)に通常の2値化処理とは別に動作さ
せることにより、出力回路17,18からの信号を2値
化する。このとき、閾値tLとtHで2値化した判定結
果が(1,1)ならば、試験片10の輝度が設定レベル
以上に増大していると判断して、制御回路21から分周
回路23にクロック周波数を上昇させる方向の制御信号
S1を出力する。これにより、シフトゲート15,16
の開かれる周期を短くして光電変換部11b,12bの
信号電荷蓄積時間を短くする。また、判定結果が(1,
0)ならば、試験片10の輝度が設定レベル範囲にある
と判断し、分周回路23のクロック周波数を変えずに元
の設定値に保持する。
【0014】このように本実施例にあっては、試験片1
0の輝度に相関して光電変換部11b,12bから出力
される信号レベルから試験片の輝度状態を判別し、この
判別結果に基づいてシフトゲート13,14のクロック
周波数を変化させ、光電変換部11b,12bの信号電
荷の蓄積時間を制御して光電変換部11b,12bの出
力を設定値範囲に維持できるようにしたので、従来のよ
うに試験片の輝度の変化によって変位量計測が不能にな
るという問題がなくなり、試験片の標点を正しく抽出で
きるほか、正確な変位量計測が可能になる。
【0015】なお、上記実施例では、光電変換部にCC
Dイメ−ジ素子を用いた場合について述べたが、フォト
トランジスタアレイ、MOS型撮像素子などを用いても
よい。また、上記実施例では、光電変換部からの出力信
号レベルを閾値tLとtHで判別し、この判別結果に基
づいて光電変換部の信号電荷蓄積時間を制御する場合に
ついて述べたが、これに限定されない。例えば、試験片
の温度を検出する温度センサを設け、この温度センサか
らの信号に基づいて光電変換部の蓄積時間を制御するよ
うにしても良い。また、試験片の輝度を検出するセンサ
を設け、このセンサを利用することによっても同様な制
御が可能となる。さらに、伸び計として説明したが、曲
げ試験におけるたわみ量を計測する変位計にも同様に本
発明を適用できる。
【0016】上記実施例において、固体撮像カメラ1
1,12およびその光電変換部11b,12bが光電変
換手段100を、シフトゲ−ト13,14、シフトレジ
スタ15,16およびクロック発生器22、分周回路2
3が走査手段110を、2値化回路19,20および制
御回路21が検出手段120を、制御回路21が制御手
段130をそれぞれ構成する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、試
験片の輝度に相関する物理量を検出し、この物理量に基
づいて光電変換手段の信号電荷蓄積時間を制御し、光電
変換手段から出力される信号レベルを設定値内に制御で
きるようにしたので、光電変換手段の出力を試験片の輝
度に左右されることなく一定にできるとともに、試験片
の標点を正しく抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレ−ムに対応する変位計のブロック
図である。
【図2】本発明の一実施例を示す全体の構成図である。
【図3】本実施例における説明図である。
【符号の説明】
10 試験片 10a,10b 標点部 11,12 固体撮像カメラ 11b,12b 光電変換部 13,14 シフトゲ−ト 15,16 シフトレジスタ 17,18 出力回路 19,20 2値化回路 21 制御回路 22 クロック発生器 23 分周回路 100 光電変換手段 110 走査手段 120 検出手段 130 制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 高温中の試験片の標点部を撮影する光電
    変換手段と、前記光電変換手段に蓄積された信号電荷を
    読み出す走査手段とを備え、前記光電変換手段から出力
    される信号に基づいて試験片の変位量を計測する変位計
    において、前記試験片の輝度に相関する物理量を検出す
    る検出手段と、前記物理量に基づいて前記走査手段を制
    御することにより前記光電変換手段の信号電荷蓄積時間
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする変位
    計。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4865853A (ja) * 1971-12-10 1973-09-10
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