JPS6034699B2 - 硬さ試験機 - Google Patents

硬さ試験機

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JPS6034699B2
JPS6034699B2 JP9905176A JP9905176A JPS6034699B2 JP S6034699 B2 JPS6034699 B2 JP S6034699B2 JP 9905176 A JP9905176 A JP 9905176A JP 9905176 A JP9905176 A JP 9905176A JP S6034699 B2 JPS6034699 B2 JP S6034699B2
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JP
Japan
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indentation
image
sample
image plane
image sensor
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Application number
JP9905176A
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English (en)
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JPS5324884A (en
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順平 辻内
捷夫 本田
洋 奥田
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SEIKO DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
SEIKO DENSHI KOGYO KK
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Priority to GB34186/77A priority patent/GB1563570A/en
Priority to US05/825,398 priority patent/US4147052A/en
Priority to CH1015677A priority patent/CH617772A5/fr
Priority to DE19772737554 priority patent/DE2737554A1/de
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複数個のィメ−ジセンサを用いて試料の硬
度を高精度に測定できるようにしたビツカース硬さ試験
機に関する。
金属材料等の硬さ試験に、代表的なものの一つとして「
ビッカース硬さ試験」が広く採用されている。
これは、例えばダイヤモンド圧子等を用いて、金属材料
等の試料に荷重を加えてくぼみ(以下、圧痕とする)を
つくり、荷重を除去した後に残った圧痕の表面積で荷重
を除した商をもって表わされる。従来、このビッカース
硬さの試験は目視測定によって行なわれていた。すなわ
ち、ダイヤモンド圧子等により試料面上に形成された圧
痕パターンを計測顕微鏡により結像し、この圧痕像の形
状を像面におかれるガラスに刻まれた標線によって測定
するのである。ところが、測定者が顕微鏡の視野内で、
例えば圧痕像のエッジと標線のエッジとを合致させると
き、標線の形状、圧痕の大きさ、測定者の体調等により
、測定するごとに合致位置が変化し易いため、試料の硬
さ試験の精度上に問題があった。
そこで、上記試料面上の圧痕像の形状を2次元、すなわ
ち、X方向とY方向の走査によって検出するデバイス等
を採用して、目視測定による測定誤差を排除する方法も
あるが、複数の異なった走差万向の検出が必要な場合、
走査方向が固定されている上記デバイスでは検出するこ
とができなかつた。この発明は、上記の点点に盗みなさ
れたものであって、圧子を用いて試料表面上に所定形状
の圧痕を形成し、試料の硬さを検出する硬さ試験機にお
いて、上記圧痕部の明暗像を光学的に複数分割し、これ
を各像面部に結像すると共に、上記各像面部には帯状の
イメージセンサをそれぞれ別個に設置して上記圧痕の形
状を相加平均によって求めるようにし、上記圧痕の形状
測定を高精度にすると共に、目視測定によって個人誤差
を減少して試料の硬さ試験をより正確にし、かつ測定者
の作業負担を軽減する硬さ試験機を提供しようとするも
のである。
以下、この発明を、ビッカース硬さ試験機に応用した場
合の一実施例を、図面に基づき詳細に説明する。
第1図は、この発明に係るビッカース硬さ試験機の原理
図である。
同図において、1は金属材料等の試料であって、この試
料1の表面上には、硬さ試験機の負荷機構に連動するダ
イヤモンド圧子の押圧による正四角錐の圧痕2が形成さ
れており、この試料1は、圧痕部の拡大像を得るための
対物鏡3の直下にセットされている。4は上記試料面上
における圧痕部分とその周囲面との間に、大きな明暗差
をつくり出す照明系で、この照明系4は、タングステン
ランプ5、レンズ6,7、プリズム8、ハーフミラー9
等から構成されており、タングステンランプ5から放出
された可視光線は、レンズ6、プリズム8、レンズ7を
経てハーフミラー9で反射し、対物鏡3を経て試料面上
に形成された圧痕部分とその周囲面に照射される。
また、圧痕2およびその周囲面2aからの反射光は、再
び対物鏡3を経てハーフミラー9を透過してハーフミラ
ー101こ導入され、このハーフミラー10で反射した
光は接眼鏡11に導入される。また、ハーフミラー10
を透過した光は、次のハーフミラー12に導入され、こ
のハーフミラー12で反射した光は第1の像面部13に
導入されると共に、透過した光は第2の像面部14に導
入される。これにより、圧痕2の傾斜面の階と、圧痕2
の周囲面2aの明とに、くっきりと分けられた圧痕像が
像面部13と14にそれぞれ結像されると共に、この圧
痕像を俵眼鏡11で目視することができる。15と16
は、上記像面部13及び14に配置されたイメージセン
サであって、フオトダィオードアレイあるいは電荷結合
素子等からなり、その受光面は第2図に示すように、幅
の狭いたんざく状の素子17が多数その幅方向に所定の
間隔で直線的に配列されて構成されている。
このイメージセンサ15は、その受光面に上記圧痕部の
明暗像が投影されるように上記像面部13に配置されて
いるが、素子配列線そ(第2図のように各素子の中心を
その配列方向に結んだ想像′′線)と接眼鏡11の焦点
面におかれるガラスに刻まれた標線との方向性は予め対
応させてある。すなわち、測定者が鞍眼鏡11をのぞい
て圧痕像18の対角線と上記標線との位置合わせを行な
えば、第1の像面部13においては、ここに結像された
圧痕像18のX方向の対角線d,がイメージセンサ15
の上記素子配列線夕と一致する(第3図a参照)。また
、同時に第2の像面部14においては、これに結像され
た圧痕像19のY方向に対角線もがイメージセンサ16
の素子配列線夕と一致するようになっている。また、イ
メージセンサ15と16は、制御回路2川こよって同時
に制御され、イメージセンサ15と16のそれぞれの受
光面の各素子に照射された光量に対応した出力が制御回
路20からのクロック信号に同期して順次直列的にそれ
ぞれ出力される。これらのビデオ出力、すなわちイメー
ジセンサ15から出力される×方向の対角線d,に対応
した出力信号と、イメージセンサ16から出力されるY
方向の対角線d2に対応した出力信号は、ミニコンピュ
ータのごとき演算装置21に入力されて、後述のような
演算が行なわれる。以上の構成において、照明系4によ
ってつくり出された圧痕の像が、例えば、第1の綾面部
13に結像された場合の説明をすると、イメージセンサ
15の受光面の各素子17,17……の出力は、第4図
に示すように、像面上の明暗に対応した出力波形となる
すなわち、暗く結像された圧痕像18上に素子17全体
が入った場合、その素子17,17・・・・・・の出力
波形は小さく、また圧痕像18から外れた位置にある素
子17,17・・・・・・の出力波形は大きい。そして
、圧痕像18の角部近傍上に位置する素子17,17・
・・・・・の出力波形は暗く結像された圧痕像18と、
この圧痕像18の周囲の明るい部分とがつくる明暗の中
間に相当した出力波形となる。そこで、この世力を一定
の閥値で明と階の2値に分類し、所定の演算を施せば暗
部の幅、すなわち圧痕の対角線の長さを一応求めること
ができる。また、さらに高精度に対角線の長さを求めよ
うとする場合、第5図に示すように、後面部13に結像
された圧痕像18の角部近傍上に位置する素子17,1
7・・・・・・の出力波形の懐きを利用する。すなわち
、圧痕像18の角部近傍上に位置する素子17,17・
・・・・・の出力波形は、暗く結像される圧痕像18と
、その周囲の明るい部分とがつくる明暗の中間に相当し
た出力が光露変換される。従って、圧痕像18の角部近
傍上に位置する素子17,17・・…・の出力波形の波
高は、ある傾斜をつくり出す。そこで、例えば出力波形
の波高が傾斜をなす素子17のいくつかを適当に選出し
、この頃斜に基づき所定の演算処理を施せば傾斜の終了
点、すなわち圧痕像18の角部の頂点を求めることがで
き、これによって圧痕像18の対角線の長さを極めて高
精度に求めることができる。従って、何らかの理由で、
圧痕像18の角部が欠けていたり、あるいは角部の頂点
が素子17間の間隔部分に重なった場合においても、圧
痕像18の対角線の長さを正確に算出することができる
のである。なお、上記実施例においては、像面部におけ
るイメージセンサの設置位置を、圧痕像の対角線上に一
致させているが、この発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば金属材料等の試料に部分的な硬度のむら等
があって圧痕の形状が不均一となった場合には、各像面
部に設置されているイメージセンサの設置位置を測定に
最適な位置に適宜変更できる。
以上の説明から明らかなように、この発明に係る硬さ試
験機は、試料面上に形成された圧痕部の明暗像を光学的
に複数分割し、これを各像面部に結像させると共に、上
記各後面部には帯状のィメージセンサをそれぞれ別個に
設簿して、上記圧痕の形状を平均して得るよう構成して
あるので、上記圧痕の測定誤差が極めて少なく、高精度
の硬さ試験を実施することができる。
また、従釆の目視測定によるビッカース硬さ試験機にみ
られるような、測定者の個人偏差や測定者間の相互差に
よる測定誤差を減少させることができると共に、測定者
の作業負担を軽減させることができる等の効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る硬さ試験機の原理図、第2図
は、像面部における圧痕像とイメージセンサとの位置関
係を示す平面図、第3図aは、X方向にイメージセンサ
を設置した像面部を示す平面図、第3図bは、Y方向に
イメージセンサを設置した像面部を示す平面図、第4図
は、圧痕部の明暗優に対応したイメージセンサの出力波
形図、第5図は、圧痕角部の明暗像に対応したイメージ
センサの出力波形図である。 1・…・・試料、2……圧痕、4・・・…照明系、13
,14・・・・・・像面部、15,16・・・・・・イ
メージセンサ、17・・・・・・素子。 第2図 第4図 第1図 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧子を用いて試料表面上に所定形状の圧痕を形成し
    、この圧痕の形状を測定することによつて試料の硬さを
    検出する硬さ試験機であつて、上記圧痕部の明暗像を光
    学的に複数分割し、これを各像面部に結像すると共に、
    上記各像面部には多数の光電変換素子を直線的に配列し
    てなるイメージセンサをそれぞれ別個に設置し、上記圧
    痕角部近傍の像面から得られる上記イメージセンサの出
    力電圧を演算装置により演算し、上記圧痕の対角線形状
    を平均によつて求められるようにした硬さ試験機。
JP9905176A 1976-08-19 1976-08-19 硬さ試験機 Expired JPS6034699B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9905176A JPS6034699B2 (ja) 1976-08-19 1976-08-19 硬さ試験機
GB34186/77A GB1563570A (en) 1976-08-19 1977-08-15 Hardness tester
US05/825,398 US4147052A (en) 1976-08-19 1977-08-17 Hardness tester
CH1015677A CH617772A5 (ja) 1976-08-19 1977-08-18
DE19772737554 DE2737554A1 (de) 1976-08-19 1977-08-19 Vorrichtung zur haertepruefung

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JP9905176A JPS6034699B2 (ja) 1976-08-19 1976-08-19 硬さ試験機

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JPS5324884A JPS5324884A (en) 1978-03-08
JPS6034699B2 true JPS6034699B2 (ja) 1985-08-10

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956148A (ja) * 1982-09-25 1984-03-31 Matsuzawa Seiki Kk 押込型硬度計
EP0126776B1 (en) * 1982-09-25 1988-11-17 Matsuzawa Seiki Kabushikikaisha Indentation hardness tester
JPS59122546U (ja) * 1983-02-04 1984-08-17 住友金属工業株式会社 硬度測定装置
JPS59216037A (ja) * 1983-05-23 1984-12-06 Shimadzu Corp 自動硬度計
JPS59200941A (ja) * 1983-12-26 1984-11-14 Matsuzawa Seiki Kk 押込型硬度計

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JPS5324884A (en) 1978-03-08

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