JP3100141B2 - 像処理法および像処理装置 - Google Patents
像処理法および像処理装置Info
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- JP3100141B2 JP3100141B2 JP01232735A JP23273589A JP3100141B2 JP 3100141 B2 JP3100141 B2 JP 3100141B2 JP 01232735 A JP01232735 A JP 01232735A JP 23273589 A JP23273589 A JP 23273589A JP 3100141 B2 JP3100141 B2 JP 3100141B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被検査対象物の状態をセンサーで像情報と
して検知し、この像情報を処理する像処理法および像処
理装置に関する。
して検知し、この像情報を処理する像処理法および像処
理装置に関する。
従来、被検査対象物の状態をセンサーで、像情報とし
て検知して、検知された像情報を処理する像処理法およ
び装置は第11図に示されるように、例えば、被検査対象
物1の状態をカメラ2のレンズ3を介してライン状に配
列された複数のセンサー4で像情報として検知して、セ
ンサー4の数に対応した像情報信号S1を出力し、この複
数の像情報信号S1を処理手段5で処理し、被検査対象物
1の状態を表示または判定する。
て検知して、検知された像情報を処理する像処理法およ
び装置は第11図に示されるように、例えば、被検査対象
物1の状態をカメラ2のレンズ3を介してライン状に配
列された複数のセンサー4で像情報として検知して、セ
ンサー4の数に対応した像情報信号S1を出力し、この複
数の像情報信号S1を処理手段5で処理し、被検査対象物
1の状態を表示または判定する。
この像処理装置は、さらに具体的に、第10図にも示さ
れるように、被検査対象物1の状態をレンズ3を介して
像情報として検知し、個数に対応した数の像情報信号S1
を出力し、カメラ2に具備される複数のセンサー4と、
この複数のセンサー4から出力される複数の像情報信号
S1が並列に同時に入力され、複数の像情報信号S1がカウ
ンタ7により所定数毎に時間的に順次出力されるマルチ
プレクサ6と、このマルチプレクサ6から所定数毎に時
間的に順次出力される複数の像情報信号S1を入力し処理
する処理手段5とから成る。
れるように、被検査対象物1の状態をレンズ3を介して
像情報として検知し、個数に対応した数の像情報信号S1
を出力し、カメラ2に具備される複数のセンサー4と、
この複数のセンサー4から出力される複数の像情報信号
S1が並列に同時に入力され、複数の像情報信号S1がカウ
ンタ7により所定数毎に時間的に順次出力されるマルチ
プレクサ6と、このマルチプレクサ6から所定数毎に時
間的に順次出力される複数の像情報信号S1を入力し処理
する処理手段5とから成る。
この処理手段5は、さらに、表示部あるい判定部へ出
力し、被検査対象物1の状態が表示あるいは判定され
る。
力し、被検査対象物1の状態が表示あるいは判定され
る。
しかし、上述の従来方法および装置は、これらの複数
の像情報信号S1を処理手段5でメモリして、処理し、さ
らに、出力して表示部あるいは判定部で表示あるいは判
定する。
の像情報信号S1を処理手段5でメモリして、処理し、さ
らに、出力して表示部あるいは判定部で表示あるいは判
定する。
このため、センサー4の数が増大し、読み取り量が増
大したときは、処理手段5の処理能力が対応できないと
いう問題点があった。
大したときは、処理手段5の処理能力が対応できないと
いう問題点があった。
さらに、被検査対象物1の一部を読み取る場合、被検
査対象物1全範囲の複数の像情報信号S1の全部を処理手
段5で処理すると処理時間を長く要するという問題点が
あった。
査対象物1全範囲の複数の像情報信号S1の全部を処理手
段5で処理すると処理時間を長く要するという問題点が
あった。
そこで、本発明は上述の問題点を解決するために提案
されたもので、被検査対象物の読み取り量が増大して
も、処理手段の処理能力を増大させる必要がなく、ま
た、処理手段での処理時間を短縮することができる像処
理法およびその像処理装置を提供することを目的とす
る。
されたもので、被検査対象物の読み取り量が増大して
も、処理手段の処理能力を増大させる必要がなく、ま
た、処理手段での処理時間を短縮することができる像処
理法およびその像処理装置を提供することを目的とす
る。
本発明に係る像処理法は、被検査対象物の状態をライ
ン状に配列された複数のセンサで像情報として検知して
複数の像情報信号を出力し、該複数の像情報信号を処理
する像処理法において、前記複数のセンサから出力され
る像情報信号について、該センサの配列方向における所
定範囲内の像情報信号を加算することにより集約処理
し、前記被検査対象物の明度階調を個々の前記センサが
検知できる明度階調よりも精緻に検知することを特徴と
する。
ン状に配列された複数のセンサで像情報として検知して
複数の像情報信号を出力し、該複数の像情報信号を処理
する像処理法において、前記複数のセンサから出力され
る像情報信号について、該センサの配列方向における所
定範囲内の像情報信号を加算することにより集約処理
し、前記被検査対象物の明度階調を個々の前記センサが
検知できる明度階調よりも精緻に検知することを特徴と
する。
ここで、前記集約処理は、前記センサの配列方向にお
いて位置的に限定された所定のセンサから出力される複
数の像情報信号について前記所定範囲内の像情報信号を
加算することにより行われるようにしてもよい。
いて位置的に限定された所定のセンサから出力される複
数の像情報信号について前記所定範囲内の像情報信号を
加算することにより行われるようにしてもよい。
また、前記被検査対象物に対する分解能を変えて前記
一連の処理を行うことを特徴とする。
一連の処理を行うことを特徴とする。
また、前記被検査対象物の被検査対象範囲を移動させ
て前記一連の処理を行うことを特徴とする。
て前記一連の処理を行うことを特徴とする。
また、所定の前記像情報信号に対する重みを変えて前
記一連の処理を行うことを特徴とする。
記一連の処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る増処理装置は、被検査対象物の状態を像
情報として検知するライン状に配列された複数のセンサ
を有し、各センサからの複数の像情報信号を出力するカ
メラと、前記カメラから出力される複数の像情報信号を
入力し、前記センサの配列方向における所定範囲内の像
情報信号を取り出すマルチプレクサと、前記被検査対象
物の明度階調を個々の前記センサが検知できる明度階調
よりも精緻に検知するために、前記マルチプレクサによ
り取り出される像情報信号を加算することにより集約処
理して集約処理信号を出力する演算手段とを備えたこと
を特徴とする。
情報として検知するライン状に配列された複数のセンサ
を有し、各センサからの複数の像情報信号を出力するカ
メラと、前記カメラから出力される複数の像情報信号を
入力し、前記センサの配列方向における所定範囲内の像
情報信号を取り出すマルチプレクサと、前記被検査対象
物の明度階調を個々の前記センサが検知できる明度階調
よりも精緻に検知するために、前記マルチプレクサによ
り取り出される像情報信号を加算することにより集約処
理して集約処理信号を出力する演算手段とを備えたこと
を特徴とする。
さらに、前記カメラは前記被検査対象物に対する分解
能が可変であることを特徴とする。
能が可変であることを特徴とする。
このように本発明では、複数のセンサから出力される
像情報信号について、該センサの配列方向における所定
範囲内の像情報信号を加算することにより集約処理し、
前記被検査対象物の明度階調を個々のセンサが検知でき
る明度階調よりも精緻に検知することができ、例えば、
センサ1個が256階調の明度を検知できるものとする
と、10個のセンサから出力される像情報信号を加算して
集約処理することにより、256階調の10倍の明度階調を
検知できる。
像情報信号について、該センサの配列方向における所定
範囲内の像情報信号を加算することにより集約処理し、
前記被検査対象物の明度階調を個々のセンサが検知でき
る明度階調よりも精緻に検知することができ、例えば、
センサ1個が256階調の明度を検知できるものとする
と、10個のセンサから出力される像情報信号を加算して
集約処理することにより、256階調の10倍の明度階調を
検知できる。
また、ライン状に配列された複数のセンサのうちの位
置的に限定された所定のセンサから出力される複数の像
情報信号について、上記の集約処理を行うことにより、
センサによる被検査対象物の読み取り量が増大しても、
処理装置の処理量を増大させることがなく、処理時間を
短縮することができる。
置的に限定された所定のセンサから出力される複数の像
情報信号について、上記の集約処理を行うことにより、
センサによる被検査対象物の読み取り量が増大しても、
処理装置の処理量を増大させることがなく、処理時間を
短縮することができる。
以下、本発明を図面を参照してその実施例に基づいて
説明する。
説明する。
本発明の像処理方法は、第15図に示される従来法と構
成は共通するが、以下の点が異なる特徴的構成である。
成は共通するが、以下の点が異なる特徴的構成である。
本実施例方法は、処理手段5より上流側においてライ
ン状に配列されたセンサー4の配列方向において位置的
に限定されたセンサーから出力される複数の像情報信号
S1に限定して処理する。
ン状に配列されたセンサー4の配列方向において位置的
に限定されたセンサーから出力される複数の像情報信号
S1に限定して処理する。
さらに、第3図(a)に示されるように、複数の像情
報信号S1を単一の所定像情報信号S1に各々集約処理し、
この集約処理された各々の集約処理信号S2を判定または
表示しても良い。
報信号S1を単一の所定像情報信号S1に各々集約処理し、
この集約処理された各々の集約処理信号S2を判定または
表示しても良い。
複数の像情報信号S1を単一の所定像情報信号S1に各々
集約処理し、集約処理された各々の集約処理信号S2を判
定または表示するため、被検査対象物の明度階調を、よ
り精緻に検知することができる。
集約処理し、集約処理された各々の集約処理信号S2を判
定または表示するため、被検査対象物の明度階調を、よ
り精緻に検知することができる。
つまり、例えば、センサー1個が256階調の明度を検
知できるものとすると、センサー4の配列方向における
所定範囲の複数のセンサー4、例えば、10個のセンサー
4から出力される像情報信号S1を単一の所定像信号S1に
集約処理、つまり、集約加算すると256の10倍の階調の
明度を検知することができることとなる。
知できるものとすると、センサー4の配列方向における
所定範囲の複数のセンサー4、例えば、10個のセンサー
4から出力される像情報信号S1を単一の所定像信号S1に
集約処理、つまり、集約加算すると256の10倍の階調の
明度を検知することができることとなる。
このため、明度階調をより精緻に検知でき、さらに、
被検査対象物の全体的なパターン、詳細なパターン、集
合状態あるいは微妙な欠陥等をより精緻に検知すること
ができる。
被検査対象物の全体的なパターン、詳細なパターン、集
合状態あるいは微妙な欠陥等をより精緻に検知すること
ができる。
また、被検査対象物1に対する分解能を変えて処理し
ても良い。
ても良い。
具体的には、第3図(a)(b)(c)に示されるよ
うに被検査対象物1とセンサー4との距離を変えて処理
しても良い。
うに被検査対象物1とセンサー4との距離を変えて処理
しても良い。
また、被検査対象物1の被検査対象範囲を移動させて
処理しても良いことはもちろんである。
処理しても良いことはもちろんである。
また、所定像情報信号S1の重みを変えて集約処理して
も良い。
も良い。
この重みを変えることによりより精緻に被検査対象物
1の状態を検知できる。
1の状態を検知できる。
また、位置的に連続した複数のセンサー4から出力さ
れる像情報信号S1を処理することは当然であるが、さら
に、位置的に間欠した複数のセンサー4から出力される
像情報信号S1を処理しても良い。
れる像情報信号S1を処理することは当然であるが、さら
に、位置的に間欠した複数のセンサー4から出力される
像情報信号S1を処理しても良い。
位置的に間欠した複数のセンサー4を選択することに
より、処理時間が短縮される。
より、処理時間が短縮される。
また、位置的に異なる第1および第2の所定範囲の複
数のセンサー4から出力される第1および第2の像情報
信号S1を各々集約処理し第1および第2の集約処理信号
S2とし、第1および第2の集約処理信号S2同士を比較処
理しても良い。
数のセンサー4から出力される第1および第2の像情報
信号S1を各々集約処理し第1および第2の集約処理信号
S2とし、第1および第2の集約処理信号S2同士を比較処
理しても良い。
この比較処理により、被検査対象物1の異なる範囲同
士のパターンの比較が容易になる。
士のパターンの比較が容易になる。
また、予め第1の所定範囲の複数のセンサー4から出
力される第1の像情報信号S1を集約処理して第1の集約
処理信号S2とし、この第1の集約処理信号S2をメモリし
た後、第1の所定範囲の複数のセンサー4から出力され
る第2の像情報信号S1を集約処理し第2の集約処理信号
S2とし、第1および第2の集約処理信号S2同士を比較処
理しても良い。
力される第1の像情報信号S1を集約処理して第1の集約
処理信号S2とし、この第1の集約処理信号S2をメモリし
た後、第1の所定範囲の複数のセンサー4から出力され
る第2の像情報信号S1を集約処理し第2の集約処理信号
S2とし、第1および第2の集約処理信号S2同士を比較処
理しても良い。
サンプルを検知し、メモリして、これと被検査対象物
1とのパターンの比較を容易に行なうことができる。
1とのパターンの比較を容易に行なうことができる。
さらに、予め第1の所定範囲の複数のセンサー4から
出力される第1の像情報信号S1を集約処理して第1の集
約処理信号S2とし、この第1の集約処理信号S2をメモリ
した後、第2の所定範囲の複数のセンサー4から出力さ
れる第2の像情報信号S1を集約処理し第2の集約処理信
号S2とし、第1および第2の集約処理信号S2同士を比較
処理しても良い。
出力される第1の像情報信号S1を集約処理して第1の集
約処理信号S2とし、この第1の集約処理信号S2をメモリ
した後、第2の所定範囲の複数のセンサー4から出力さ
れる第2の像情報信号S1を集約処理し第2の集約処理信
号S2とし、第1および第2の集約処理信号S2同士を比較
処理しても良い。
同一被検査対象物1におけるパターンの比較を容易に
行なうことができる。
行なうことができる。
上述の本発明方法に各々対応して用いられる本発明の
装置は、第10図に示される従来装置と構成は共通する
が、以下の点が異なる特徴的部分である。
装置は、第10図に示される従来装置と構成は共通する
が、以下の点が異なる特徴的部分である。
第1図に示される第1の実施例を構成する第1のカウ
ンタ7は第1のマルチプレクサ6から所定部分の像情報
信号S1のみ出力されるように第1のマルチプレクサの番
地を指定するように構成される。
ンタ7は第1のマルチプレクサ6から所定部分の像情報
信号S1のみ出力されるように第1のマルチプレクサの番
地を指定するように構成される。
具体的には第1のカウンタ7はアドレスジェネレータ
7a,スタートカウンタ7bとエンドカウンタ7cを備え、ク
ロック信号によりカウントし、スタートアドレスセット
信号とエンドアドレス信号により第1のマルチプレクサ
6の番地を指定する。
7a,スタートカウンタ7bとエンドカウンタ7cを備え、ク
ロック信号によりカウントし、スタートアドレスセット
信号とエンドアドレス信号により第1のマルチプレクサ
6の番地を指定する。
第2図に示される第2の実施例を構成する処理手段5
である演算器5aは複数のセンサー4から出力される像情
報信号S1を単一の所定像情報信号S1に各々集約処理し、
集約処理された各々の集約処理信号S2を判定または表示
するように構成される。
である演算器5aは複数のセンサー4から出力される像情
報信号S1を単一の所定像情報信号S1に各々集約処理し、
集約処理された各々の集約処理信号S2を判定または表示
するように構成される。
またカメラ2は被検査対象物に対する分解能を変える
ように構成されても良く、具体的にはカメラ2は被検査
対象物1に対する分解能変えて処理する図示されないズ
ーム機構を備えるか、または、カメラ2は第3図(a)
(b)(c)に示されるように被検査対象物に対する距
離を変えて分解能が異なるように複数設けられ、処理手
段5はカメラ2に各々対応して設けられても良い。
ように構成されても良く、具体的にはカメラ2は被検査
対象物1に対する分解能変えて処理する図示されないズ
ーム機構を備えるか、または、カメラ2は第3図(a)
(b)(c)に示されるように被検査対象物に対する距
離を変えて分解能が異なるように複数設けられ、処理手
段5はカメラ2に各々対応して設けられても良い。
また、カメラ2は被検査対象物1の被検査対象範囲を
移動できるように構成されても良いことはもちろんであ
る。
移動できるように構成されても良いことはもちろんであ
る。
また、処理手段5は所定像情報信号S1に対して所定範
囲の像情報信号S1を重みを変えて集約処理するように構
成されても良い。
囲の像情報信号S1を重みを変えて集約処理するように構
成されても良い。
また、処理手段5は位置的に連続した複数のセンサー
4から出力される像処理信号S1を処理するように構成さ
れるが、位置的に間欠した該複数のセンサー4から出力
される像処理信号を処理するように構成されても良い。
4から出力される像処理信号S1を処理するように構成さ
れるが、位置的に間欠した該複数のセンサー4から出力
される像処理信号を処理するように構成されても良い。
また、第4図に示される第3の実施例では第1のマル
チプレクサ6に各々接続され、位置的に異なる第1およ
び第2の所定範囲の複数のセンサー4から出力される第
1および第2の該像情報信号S1を各々加算し集約処理
し、第1および第2の集約処理信号S2とする第1および
第2の演算装置5a,5bと、この第1および第2の演算装
置5a,5bから出力される第1および第2の集約処理信号S
2の差を演算する第3の演算器5cとから処理手段5は構
成される。
チプレクサ6に各々接続され、位置的に異なる第1およ
び第2の所定範囲の複数のセンサー4から出力される第
1および第2の該像情報信号S1を各々加算し集約処理
し、第1および第2の集約処理信号S2とする第1および
第2の演算装置5a,5bと、この第1および第2の演算装
置5a,5bから出力される第1および第2の集約処理信号S
2の差を演算する第3の演算器5cとから処理手段5は構
成される。
また、第5図に示される第4の実施例では、複数のセ
ンサー4から出力される第1の像情報信号S1を加算し集
約処理し第1の集約処理信号S2とする第1の演算装置5a
と、第1の集約処理信号S2を予めメモリするメモリ8
と、メモリされた後に複数のセンサー4から出力される
第2の該像情報信号S1を加算し集約処理し第2の集約処
理信号S2とし、第1および第2の集約処理信号S2同士の
差を演算する第2の演算器5dとから処理手段5は構成さ
れても良い。
ンサー4から出力される第1の像情報信号S1を加算し集
約処理し第1の集約処理信号S2とする第1の演算装置5a
と、第1の集約処理信号S2を予めメモリするメモリ8
と、メモリされた後に複数のセンサー4から出力される
第2の該像情報信号S1を加算し集約処理し第2の集約処
理信号S2とし、第1および第2の集約処理信号S2同士の
差を演算する第2の演算器5dとから処理手段5は構成さ
れても良い。
また、第6図に示される第5の実施例は、第1図の実
施例の複数のセンサー4に第2のカウンタ17を備えた第
2のマルチプレクサ16が接続され、第2のマルチプレク
サ16から複数の像情報信号S1が時間的に順次入力され、
並列に同時に出力するようにシフトレジスタ9が接続さ
れ、シフトレジスタ9から出力される複数の像情報信号
S1が入力されるように第1のマルチプレクサ9が接続さ
れるように構成される。
施例の複数のセンサー4に第2のカウンタ17を備えた第
2のマルチプレクサ16が接続され、第2のマルチプレク
サ16から複数の像情報信号S1が時間的に順次入力され、
並列に同時に出力するようにシフトレジスタ9が接続さ
れ、シフトレジスタ9から出力される複数の像情報信号
S1が入力されるように第1のマルチプレクサ9が接続さ
れるように構成される。
また、同様に、第1図、第3図ないし第5図に示され
る第1ないし第4の実施例に第6図の実施例を構成する
第2のカウンタ17、第2のマルチプレクサ16およびシフ
トレジスタ9を備えた第6ないし第8の実施例が第7図
ないし第9図に示される。
る第1ないし第4の実施例に第6図の実施例を構成する
第2のカウンタ17、第2のマルチプレクサ16およびシフ
トレジスタ9を備えた第6ないし第8の実施例が第7図
ないし第9図に示される。
また、以上の全ての実施例において、センサーは光セ
ンサーに限定されず、圧力、温度、湿度センサー等の物
体の状態を検知する全てのセンサーを含む。
ンサーに限定されず、圧力、温度、湿度センサー等の物
体の状態を検知する全てのセンサーを含む。
以上説明したように、本発明によればライン状に配列
された複数のセンサから出力される像情報信号につい
て、該センサの配列方向における所定範囲内の像情報信
号を加算することにより集約処理し、前記被検査対象物
の明度階調を個々のセンサが検知できる明度階調よりも
精緻に検知することができる。
された複数のセンサから出力される像情報信号につい
て、該センサの配列方向における所定範囲内の像情報信
号を加算することにより集約処理し、前記被検査対象物
の明度階調を個々のセンサが検知できる明度階調よりも
精緻に検知することができる。
また、ライン状に配列された複数のセンサのうちの位
置的に限定された所定のセンサから出力される複数の像
情報信号について、上記の集約処理を行うことにより、
センサによる被検査対象物の読み取り量が増大しても、
処理装置の処理量を増大させることがなく、処理時間を
短縮することができる。
置的に限定された所定のセンサから出力される複数の像
情報信号について、上記の集約処理を行うことにより、
センサによる被検査対象物の読み取り量が増大しても、
処理装置の処理量を増大させることがなく、処理時間を
短縮することができる。
第1図は本発明装置の第1の実施例の説明図、第2図は
本発明装置の第2の実施例の説明図、第3図(a)
(b)(c)は本発明の像処理法および装置の説明図、
第4図は本発明装置の第3の実施例の説明図、第5図は
本発明装置の第4の実施例の説明図、第6図は本発明装
置の第5の実施例の説明図、第7図は本発明装置の第6
の実施例の説明図、第8図は本発明装置の第7の実施例
の説明図、第9図は本発明装置の第8の実施例の説明
図、第10図は従来装置の説明図、第11図は従来方法およ
び装置の説明図である。 1……被検査対象物 2……カメラ 4……センサー 5……処理手段 6……第1のマルチプレクサ 16……第2のマルチプレクサ S1……像情報信号 S2……集約処理信号
本発明装置の第2の実施例の説明図、第3図(a)
(b)(c)は本発明の像処理法および装置の説明図、
第4図は本発明装置の第3の実施例の説明図、第5図は
本発明装置の第4の実施例の説明図、第6図は本発明装
置の第5の実施例の説明図、第7図は本発明装置の第6
の実施例の説明図、第8図は本発明装置の第7の実施例
の説明図、第9図は本発明装置の第8の実施例の説明
図、第10図は従来装置の説明図、第11図は従来方法およ
び装置の説明図である。 1……被検査対象物 2……カメラ 4……センサー 5……処理手段 6……第1のマルチプレクサ 16……第2のマルチプレクサ S1……像情報信号 S2……集約処理信号
Claims (7)
- 【請求項1】被検査対象物の状態をライン状に配列され
た複数のセンサで像情報として検知して複数の像情報信
号を出力し、該複数の像情報信号を処理する像処理法に
おいて、 前記複数のセンサから出力される像情報信号について、
該センサの配列方向における所定範囲内の像情報信号を
加算することにより集約処理し、前記被検査対象物の明
度階調を個々の前記センサが検知できる明度階調よりも
精緻に検知することを特徴とする像処理法。 - 【請求項2】前記集約処理は、前記センサの配列方向に
おいて位置的に限定された所定のセンサから出力される
複数の像情報信号について前記所定範囲内の像情報信号
を加算することにより行われることを特徴とする請求項
1記載の像処理法。 - 【請求項3】前記被検査対象物に対する分解能を変えて
前記一連の処理を行うことを特徴とする請求項1または
2記載の像処理法。 - 【請求項4】前記被検査対象物の被検査対象範囲を移動
させて前記一連の処理を行うことを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1項記載の像処理法。 - 【請求項5】所定の前記像情報信号に対する重みを変え
て前記一連の処理を行うことを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項記載の像処理法。 - 【請求項6】被検査対象物の状態を像情報として検知す
るライン状に配列された複数のセンサを有し、各センサ
からの複数の像情報信号を出力するカメラと、 前記カメラから出力される複数の像情報信号を入力し、
前記センサの配列方向における所定範囲内の像情報信号
を取り出すマルチプレクサと、 前記被検査対象物の明度階調を個々の前記センサが検知
できる明度階調よりも精緻に検知するために、前記マル
チプレクサにより取り出される像情報信号を加算するこ
とにより集約処理して集約処理信号を出力する演算手段
と を備えたことを特徴とする像処理装置。 - 【請求項7】前記カメラは、前記被検査対象物に対する
分解能が可変であることを特徴とする請求項6記載の像
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01232735A JP3100141B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 像処理法および像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01232735A JP3100141B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 像処理法および像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0397073A JPH0397073A (ja) | 1991-04-23 |
JP3100141B2 true JP3100141B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=16943953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01232735A Expired - Lifetime JP3100141B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 像処理法および像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3100141B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP01232735A patent/JP3100141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0397073A (ja) | 1991-04-23 |
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