JPH0510647Y2 - - Google Patents

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JPH0510647Y2
JPH0510647Y2 JP6785189U JP6785189U JPH0510647Y2 JP H0510647 Y2 JPH0510647 Y2 JP H0510647Y2 JP 6785189 U JP6785189 U JP 6785189U JP 6785189 U JP6785189 U JP 6785189U JP H0510647 Y2 JPH0510647 Y2 JP H0510647Y2
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JP
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toe
tape
thong
hook
hole
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は爪先が安定し靴底に密着する靴に関
する。
(従来の技術) 靴は、足の甲を包む閉鎖性の履物であり、その
靴の内、地下足袋は爪先部が拇指と四指部に分か
れているが、その他一般の靴は爪先部は分かれて
おらず、五指全部を挿入できるようになつてい
る。
(考案により解決しようとする課題) 走つたり歩いたりする場合には爪先に力が入
る。不安定な場所、例えば山道、凸凹道、屋根
上、足場等では爪先に力を入れて安定を図る必要
がある。地下足袋は爪先部が拇指部と四指部とに
分かれているので、爪先に力を入れた場合にある
程度地下足袋と指とのずれが少なく、安定する
が、それも地下足袋に足がぴつたりと適合してい
る場合で、市販されている規格品ではそのような
適合したものは求め難いし、また、地下足袋その
もののデザインから特殊な職人には使用されてい
るが一般の人々にはなじめず、日常使用すること
ができない。一般の靴では、爪先に力を入れると
爪先部と指がずれて力が入らず安定しない。
この考案は指先に力を入れても靴の爪先部と指
先とがずれることなく安定する靴を提供しようと
するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、この考案にあつて
は、一般の靴の爪先部内に、その底面に一端が固
定された鼻緒を設け、その鼻緒の他端を甲被の孔
から導出して甲被表面に固定可能にした構成とし
たのである。
(作用) このように構成するこの考案に係る爪先安定靴
は、足の拇指と第2指との間に鼻緒が入るように
履き、鼻緒の他端を引つ張るとともに甲被を押え
ながらその表面に固定する。これにより、足の爪
先が靴の爪先部に安定固定され、歩行、走行など
の運動時、指と靴とのずれが少ない。すなわち上
述の地下足袋の使用感を得る。
(実施例) この実施例は、鼻緒を2枚のテープ1により形
成したものであり、その2枚のテープ1のそれぞ
れの端を靴底2に接着または縫止等の方法で固着
し、中底3の孔から突出させた後中底3を靴底2
に接着または縫止する。爪先部の甲被4には2枚
のテープ1を挿通しうる長孔5を設け、その両脇
に面フアスナーテープ6(通称:マジツクテー
プ、登録商標)を取り付ける。2枚のテープ1の
一端を長孔5に挿通し外部へ突出させる。テープ
1の外部へ突出した面フアスナーテープ6に対応
する側に面フアスナーテープ7を取り付ける。
この爪先安定靴を使用する場合には、足の拇指
と第2指との間にテープ1を挿入させ、長孔5よ
り突出しているテープ1,1の端部を引つ張りつ
つ第1図に示すように1枚のテープ1は右へ、他
のテープ1は左へ折り曲げて面フアスナーテープ
6と7とを圧着させる。このようにして、一方の
テープ1は拇指を、他方のテープは他の4指を爪
先部の靴底と甲被で圧し足の爪先を爪先部に安定
固定させる。
テープ1は天然または合成の繊維布または合成
樹脂のテープのいずれであつてもよい。テープ1
と面フアスナーテープ7は一体成型されたもので
もよい。テープ1の長孔5より突出する部分を蝶
形その他の形にデザインすることは自由である。
テープ1の一端を爪先部の底に固定する方法は
上記方法に限るものでなく、中底3の上面に直接
接着または縫止してもよい。
テープ1の係止具は面フアスナーテープ6およ
び7の代わりにホツクボタンを用いてもよい。
今一つの実施例は、鼻緒として、第3図に示す
ように、テープ1の代わりに偶数の紐8を用いる
ものである。この場合には上記の実施例と同様
に、またはその他の公知の方法でそれぞれの紐8
の一端を爪先部の底に固定し、他の一端を甲被4
に設けた孔9より突出させる。爪先部の甲被4の
両端部にフツク10を設ける。
この爪先安定靴を使用する場合には、足の拇指
と第2指との間に紐8を挿入させ、孔9より突出
している紐8,8の端を引つ張りつつ、第3図に
示すように、一方の紐8は右のフツク10へ他方
の紐8は左のホツクへ引つ掛けたあと互いの端を
結ぶ。このようにすることによつて、一方の紐8
は拇指を、他方の紐8は他の4指を爪先部の靴底
に安定固定させる。2つの紐の端を結ぶ代わり
に、それぞれの端をフツク10に係止固定しても
よい。
孔9を2個設けて、それぞれの孔9に2本づ
つ、計4本の紐8を挿通して用いてもよい。ま
た、フツク10の代わりに靴紐要のハト目11を
用いてもよい。紐8は天然または合成の繊維また
は合成樹脂のいずれより製造してもよい。
また、第4図に示すように、靴底2に固定した
紐8の孔9より突出させた部分に輪部8aを形成
し、第5図に示すように、係止具としては靴紐1
2を用い、靴紐12を輪部8aに通した後、靴の
ハト目11に靴紐12を通してもよい。もちろ
ん、靴紐12の代わりに別の紐を用いて靴紐に繋
止してもよく、また、フツク10等の係具に係止
してもい。
いずれの実施例においても、テープ1および紐
8は指股部に当たる部分は一体とし、長孔5また
は孔9より突出する部分で分岐または輪部を形成
するようにしてもよい。
(効果) この考案は、以上のように構成し、爪先部内に
鼻緒を設けて、その鼻緒を拇指と第2指とで挾み
得るようにするとともに、鼻緒の他端を引つ張つ
て甲被表面に固定し得るようにしたので、足の爪
先が靴底に安定し、爪先に力を入れても靴底と爪
先がづれることなく、爪先に力を入れることがで
きて素足に近い状態となり、スポーツ用、あるい
は不安定な場所での使用に適しており、また、身
障者のリハビリ用にも適しており、更に、外形上
は爪先が2つに分かれることなく一般の靴と変わ
りはないので、日常使用にも抵抗がない。
【図面の簡単な説明】
図面に示すものはこの考案の実施例を示すもの
で、第1図、第3図および第5図は要部の斜視
図、第2図および第4図は要部の断面説明図であ
る。 1……テープ、2……靴底、3……中底、4…
…甲被、5……長孔、6,7……面フアスナーテ
ープ、8……紐、8a……輪部、9……孔、10
……フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 爪先部内に、その底面に一端が固定された鼻緒
    を設け、その鼻緒の他端を甲被の孔から導出して
    甲被表面に固定可能としてなる爪先安定靴。
JP6785189U 1989-06-09 1989-06-09 Expired - Lifetime JPH0510647Y2 (ja)

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JP6785189U JPH0510647Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09

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JP6785189U JPH0510647Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09

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JPH0219211U JPH0219211U (ja) 1990-02-08
JPH0510647Y2 true JPH0510647Y2 (ja) 1993-03-16

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JPH0219211U (ja) 1990-02-08

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