JPH0510608A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0510608A
JPH0510608A JP16451091A JP16451091A JPH0510608A JP H0510608 A JPH0510608 A JP H0510608A JP 16451091 A JP16451091 A JP 16451091A JP 16451091 A JP16451091 A JP 16451091A JP H0510608 A JPH0510608 A JP H0510608A
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泰史 佐野
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富雄 田中
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機の圧縮比が高くなっても、それによる
圧縮機の破損を未然に防ぐことができる。 【構成】 圧縮機3,4,5,6、室外熱交換器9、減
圧器、室内熱交換器24,34,44を接続した冷凍サ
イクルと、この冷凍サイクルの高圧側圧力Pdおよび低
圧側圧力Psをそれぞれ検知する圧力センサ15,16
と、圧縮機3,4,5,6から吐出される冷媒の温度を
検知する温度センサ17と、圧力センサ15,16の検
知圧力Pd,Psから圧縮機3,4,5,6の圧縮比n
を求める手段と、この圧縮比nが設定値n1 以上でかつ
温度センサ17の検知温度Tdが設定値T1 以上のと
き、圧縮機3,4,5,6の能力を低減する手段とを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧縮機、室外熱交換
器、減圧器、室内熱交換器を順次接続して冷凍サイクル
を構成した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機は、圧縮機、室外熱
交換器、減圧器、室内熱交換器を順次接続して冷凍サイ
クルを構成し、室内熱交換器を蒸発器あるいは凝縮器と
して働かせることにより、室内を空調する。
【0003】この空気調和機の最近の傾向として、スク
ロール形の圧縮機を搭載したものが多くなっている。こ
のスクロール形の圧縮機は、弁構造がないため構造が簡
単で、しかも静寂性にすぐれるなどの利点がある。一
方、空気調和機を駆動方式で分けると、インバータ駆動
の能力可変圧縮機、および商用電源駆動の能力固定圧縮
機がある。
【0004】インバータ駆動の能力可変圧縮機は、商用
交流電源の電圧がインバータで所定周波数の電圧に変化
され、それが駆動電力として圧縮機モータに供給される
ことにより駆動が行なわれる。商用交流電源駆動の能力
固定圧縮機は、電磁接触器の接点を介して商用交流電源
に接続され、その接触器接点の開閉によって運転が制御
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スクロール
形の圧縮機には、何らかの原因で圧縮比が高くなった場
合に、温度が異常に上昇し、破損に至る心配がある。
【0006】また、冷凍サイクルの全般についていえる
ことであるが、配管などでの熱損失により、空調能力の
低下を生じることがある。これは、特に暖房運転時に顕
著であり、部屋の中がなかなか暖まらないという現象を
生じる。
【0007】商用交流電源駆動の能力固定圧縮機につい
て見ると、電磁接触器の接点に溶着等の故障が生じた場
合、運転停止であるにもかかわらず圧縮機の運転が継続
してしまう。こうなると、圧縮機や他の冷凍サイクル機
器が破損してしまう。この発明は上記の事情を考慮した
もので、請求項1の空気調和機は、圧縮機の圧縮比が高
くなっても、それによる圧縮機の破損を未然に防ぐこと
ができることを目的とする。請求項2の空気調和機は、
配管などでの熱損失を補って十分な空調能力を確保する
ことを目的とする。請求項3の空気調和機は、圧縮機の
不要な運転継続に際して圧縮機を始めとする冷凍サイク
ル機器の安全を確保することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の空気調和機
は、圧縮機、室外熱交換器、減圧器、室内熱交換器を接
続した冷凍サイクルと、この冷凍サイクルの高圧側圧力
および低圧側圧力をそれぞれ検知する圧力センサと、上
記圧縮機から吐出される冷媒の温度を検知する温度セン
サと、上記各圧力センサの検知圧力から上記圧縮機の圧
縮比を求める手段と、この圧縮比が設定値以上でかつ上
記温度センサの検知温度が設定値以上のとき、上記圧縮
機の能力を低減する手段とを備える。
【0009】請求項2の空気調和機は、圧縮機、室外熱
交換器、減圧器、室内熱交換器を接続した冷凍サイクル
と、この冷凍サイクルの高圧側圧力および低圧側圧力を
それぞれ検知する圧力センサと、これら圧力センサの検
知圧力から上記圧縮機の圧縮比を求める手段と、この圧
縮比が設定値以下で且つ上記高圧側圧力が所定値以下に
下がったとき、上記圧縮機の能力を増大する手段とを備
える。
【0010】請求項3の空気調和機は、圧縮機、室外熱
交換器、減圧器、室内熱交換器を接続した冷凍サイクル
と、この冷凍サイクルの高圧側圧力を検知する圧力セン
サと、上記室外熱交換器に外気を循環させる室外ファン
と、運転停止時に上記圧力センサの検知圧力を監視し、
その検知圧力が設定値以上の場合に上記室外ファンを運
転する手段とを備える。
【0011】
【作用】請求項1の空気調和機では、冷凍サイクルの高
圧側圧力および低圧側圧力を検知して圧縮機の圧縮比を
求めるとともに、圧縮機から吐出される冷媒の温度を検
知し、圧縮比が設定値以上でかつ検知温度が設定値以上
のとき、圧縮機の能力を低減する。
【0012】請求項2の空気調和機は、冷凍サイクルの
高圧側圧力および低圧側圧力を検知して圧縮機の圧縮比
を求め、その圧縮比が設定値以下の状態で高圧側圧力が
所定値以下に下がったとき、圧縮機の能力を増大する。
請求項3の空気調和機は、運転停止時に冷凍サイクルの
高圧側圧力を検知し、その検知圧力が設定値以上の場合
に室外ファンを運転する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の第1実施例について図面を
参照して説明する。この大一実施例は、請求項1の空気
調和機に相当する。
【0014】図1において、Aは1台の室外ユニット
で、この室外ユニットAに分配ユニットBを介して複数
台の室内ユニットC1 ,C2 ,C3 を配管接続してい
る。室外ユニットAは2in1タイプの圧縮機1,2を備
える。これら圧縮機1,2は、それぞれ1つの密閉ケー
ス内に2つの圧縮機を内蔵したものである。
【0015】すなわち、圧縮機1は、インバータ駆動の
能力可変圧縮機3、および商用電源駆動の能力固定圧縮
機4を有する。圧縮機2は、インバータ駆動の能力可変
圧縮機5、および商用電源駆動の能力固定圧縮機6を有
する。これら圧縮機3,4,5,6の種類としては、ス
クロール型を用いている。圧縮機3,4,5,6の冷媒
吐出口に、それぞれ逆止弁7を順方向に介し、さらに四
方弁8を介し、室外熱交換器9を接続する。
【0016】室外熱交換器9に冷房サイクル形成用の逆
止弁10および受液器11を介してヘッダHを接続す
る。このヘッダHから室外熱交換器9にかけて、暖房用
の膨張弁12を接続する。
【0017】ヘッダHに、電動式の流量調整弁(パルス
モータバルブ;以下、PMVと略称する)21,31,
41、および冷房用の膨張弁22,32,42と暖房サ
イクル形成用の逆止弁23,33,43の並列体を介
し、室内熱交換器24,34,44を接続する。室内熱
交換器24,34,44にヘッダHを接続し、そのヘッ
ダHをアキュ―ムレ―タ13を介して圧縮機3,4,
5,6の冷媒吸込口に接続する。こうして、室外ユニッ
トA、分配ユニットB、および室内ユニットC1
2,C3 において、ヒートポンプ式冷凍サイクルを構
成している。
【0018】すなわち、冷房運転時は図示実線矢印の方
向に冷媒を流して冷房サイクルを形成し、暖房運転時は
四方弁8の切換作動により図示破線矢印の方向に冷媒を
流して暖房サイクルを形成する。この冷凍サイクルにお
いて、室外熱交換器9の近傍に室外ファン14を設け
る。この室外ファン14は、外気を室外熱交換器9に循
環させるものである。各逆止弁7から四方弁8にかけて
の高圧側配管に、圧力センサ15を取付ける。この圧力
センサ15は、高圧側圧力Pdを検知する。
【0019】アキュームレータ13から圧縮機3,4,
5,6の冷媒吸込口にかけての低圧側配管に、圧力セン
サ16を取付ける。この圧力センサ16は、低圧側圧力
Psを検知する。圧縮機3,4,5,6の冷媒吐出口か
ら各逆止弁7にかけての配管に、それぞれ温度センサ1
7を取付ける。
【0020】上記冷房用膨張弁22,32,42はそれ
ぞれ感温筒22a,32a,42aを有しており、これ
ら感温筒を室内熱交換器24,34,44のガス側冷媒
配管にそれぞれ取付ける。制御回路を図2に示す。
【0021】室外ユニットAは室外制御部50を備えて
いる。この室外制御部50に分配ユニットBの分配制御
部60を接続し、その分配制御部60に室内ユニットC
1 ,C2 ,C3 のそれぞれ室内制御部70を接続する。
【0022】室外制御部50は、マイクロコンピュ―タ
およびその周辺回路からなる。この室外制御部50に、
四方弁8、インバ―タ51,53、常開形の接点52,
54、室外ファンモータ14M、圧力センサ15,1
6、温度センサ17,17,17,17を接続する。
【0023】インバ―タ51,53は、商用交流電源5
7の電圧を整流し、それを室外制御部50の指令に応じ
たスイッチングによって所定周波数の電圧に変換するも
のである。この出力を圧縮機モ―タ3M,5Mに駆動電
力として供給する。スイッチ52,54は、電磁接触器
の接点である。このスイッチ52,54をそれぞれ介し
て、商用交流電源57に圧縮機モータ4M,6Mを接続
する。分配制御部60は、マイクロコンピュ―タおよび
その周辺回路からなる。この分配制御部60に、PMV
21,31,41を接続する。
【0024】室内制御部70は、マイクロコンピュ―タ
およびその周辺回路からなる。この室内制御部70に、
リモートコントロール式の操作器(以下、リモコンと略
称する)71、および室内温度センサ72を接続する。
そして、室内制御部70は、次の機能手段を備える。 (1)リモコン71の操作に基づく運転開始指令,運転
モード設定指令,および運転停止指令を分配ユニットB
に送る手段。 (2)室内温度センサ72の検知温度とリモコン71で
の設定室内温度との差を空調負荷として求め、その空調
負荷データを分配ユニットBに送る手段。 分配制御部60は、次の機能手段を備える。 (1)室内ユニットC1 ,C2 ,C3 の空調負荷の総和
を求め、その総合空調負荷データを室外ユニットAに送
る手段。 (2)室内ユニットC1 ,C2 ,C3 の空調負荷に応じ
てPMV21,31,41の開度を制御する手段。 室外制御部50は、次の機能手段を備える。
【0025】(1)空調負荷の総和に応じて圧縮機3,
4,5,6の運転台数および能力を制御する手段。この
場合、運転する圧縮機を内部メモリに記憶されている優
先運転順位の高い方から順に選定する。 (2)圧力センサ15,16の検知圧力Pd,Psから
圧縮機3,4,5,6の圧縮比nを求める手段。
【0026】(3)圧縮比nが設定値n1 以上で、かつ
各温度センサ17の検知温度Tdのうちいずれかが異常
上昇して設定値Td1 以上のとき、圧縮機3,4,5,
6の能力を低減する手段。 つぎに、上記の構成において図3のフローチャートを参
照しながら作用を説明する。運転中、室内ユニット
1 ,C2 ,C3 の空調負荷の総和に応じて圧縮機3,
4,5,6の運転台数および能力を制御する(ステップ
S1)。
【0027】たとえば、空調負荷の総和がほぼ半分で、
圧縮機3,4,5,6の優先運転順位が「1」「2」
「3」「4」であれば、圧縮機3,4を運転する。この
状態から空調負荷が増せば、次に圧縮機5を運転する。
【0028】なお、圧縮機3,5の運転に際しては、空
調負荷に応じてインバータ51,53の出力周波数Fを
それぞれ制御する。圧縮機4,6の運転に際しては、空
調負荷に応じてスイッチ52,54を開閉する。
【0029】室外制御部50の内部タイマに基づくタイ
ムカウントtを開始し(ステップS2)、そのタイムカ
ウントtが設定値t1 に達すると(ステップS3)、圧
力センサ15の検知圧力Pd、圧力センサ16の検知圧
力Ps、各温度センサ17の検知温度Tdを取込む(ス
テップS4)。検知圧力Pd,Psから圧縮機3,4,
5,6の圧縮比nを求める(ステップS5)。 n=(Pd+1)/(Ps+1)
【0030】求めた圧縮比nと予め定めている設定値n
1 とを比較するとともに(ステップS6)、各温度セン
サ17の検知温度Tdと予め定めている設定値T1 とを
比較する(ステップS7)。
【0031】圧縮比nが設定値n1 以上で、しかも各温
度センサ17の検知温度Tdのうちいずれかが異常上昇
して設定値Td1 以上になると、圧縮機3,5の運転周
波数(インバータ51,53の出力周波数)Fを1ステ
ップαだけ低減する(ステップS8)。この低減をタイ
ムカウントtに基づくt1 時間ごとに繰返す。
【0032】このように、圧縮比nが増大し、しかも吐
出冷媒温度Tdが異常上昇した場合には、圧縮機の能力
を低減することにより、圧縮機の破損を未然に防ぐこと
ができる。次に、この発明の第2実施例について説明す
る。この実施例は、請求項2の空気調和機に相当する。
ここでは、室外制御部50の機能手段が、第1実施例の
場合の(3)に関してのみ下記のように異なる。 (3)圧縮比nが設定値たとえば“7”以下で、かつ高
圧側圧力Pdが所定値P1 以下に下がったとき、圧縮機
3,4,5,6の能力を増大する手段。 他の構成は第1実施例と同じである。作用について図4
のフローチャートを参照しながら説明する。運転中、係
数mを先ず“1”に設定し(ステップU1)、圧力セン
サ15の検知圧力Pdおよび圧力センサ16の検知圧力
Psを取込む(ステップU2)。検知圧力Pd,Psか
ら圧縮機3,4,5,6の圧縮比nを求める(ステップ
U3)。
【0033】求めた圧縮比nと予め定めている設定値
“7”とを比較するとともに(ステップU4)、検知圧
力Pdと予め定めている設定値P1 とを比較する(ステ
ップU5)。
【0034】圧縮比nが設定値“7”以下に下がり、し
かも検知圧力Pdが設定値P1 に下がると、圧縮機3,
5の運転周波数Fを所定値αに係数mを乗算した値(m
・α)だけ高める(ステップU6)。そして、係数mに
“1”をプラスし(ステップU7)、同じ制御を繰返
す。つまり、運転周波数Fの上昇幅を徐々に増していく
ことになる。ただし、運転周波数Fが許容最高周波数F
max に達したら(ステップU8)、ステップU1に移っ
て係数mを初期値“1”に戻す。
【0035】なお、圧縮比nが設定値“7”以下に下が
っても、検知圧力Pdが設定値P1よりも高い状態を維
持していれば(ステップU5のNO)、係数が“1”で
あるかどうか判定する(ステップU9)。係数が“1”
ならば、つまり運転周波数Fの上昇制御にまだ入ってい
なければ、そのときの運転周波数Fをそのまま保持する
(ステップU10)。係数が“1”でなければ、つまり運
転周波数Fの上昇制御にすでに入っていれば、運転周波
数Fを所定値αだけ低減する(ステップU11)。
【0036】このように、圧縮比nが下がり、しかも吐
出冷媒温度Tdが下がった場合には、冷凍サイクルの配
管等で熱損失が生じているとの判断の下に圧縮機の能力
を低減することにより、その熱損失を補って十分な空調
能力を確保することができる。したがって、暖房運転時
に部屋の中がなかなか暖まらないなどの不具合を解消す
ることができる。この発明の第3実施例について説明す
る。この実施例は、請求項3の空気調和機に相当する。
ここでは、室外制御部50の機能手段が、第1実施例で
の(3)に関してのみ下記のように異なる。 (3)運転停止時に圧力センサ15の検知圧力Pdを監
視し、その検知圧力Pdが設定値P2 以上の場合に室外
ファン14を運転する手段。 他の構成は第1実施例と同じである。作用について図5
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0037】運転停止時(ステップW1のYES)、圧
力センサ15の検知圧力Pdを取り込み(ステップW
2)、その検知圧力Pdと設定値P2 とを比較する(ス
テップW3)。この比較において、検知圧力Pdが設定
値P2 よりも高ければ、室外ファン14の運転を開始す
る(ステップW4)。
【0038】このように、運転停止であるにもかかわら
ず高圧側圧力Pdが高くなった場合には、接触器接点で
あるスイッチ52,54の接点溶着等によって圧縮機
4,6のいずれかが運転を続けているとの判断の下に、
室外ファン14を運転することにより、高圧側圧力Pd
の上昇を抑制することができる。したがって、圧縮機
3,4,5,6を初めとする冷凍サイクル機器の破損を
回避することができ、安全性である。
【0039】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、
【0040】請求項1の空気調和機は、冷凍サイクルの
高圧側圧力および低圧側圧力を検知して圧縮機の圧縮比
を求めるとともに、圧縮機から吐出される冷媒の温度を
検知し、圧縮比が設定値以上でかつ検知温度が設定値以
上のとき、圧縮機の能力を低減する構成としたので、圧
縮機の圧縮比が高くなっても、それによる圧縮機の破損
を未然に防ぐことができる。
【0041】請求項2の空気調和機は、冷凍サイクルの
高圧側圧力および低圧側圧力を検知して圧縮機の圧縮比
を求め、その圧縮比が設定値以下の状態で高圧側圧力が
所定値以下に下がったとき、圧縮機の能力を増大する構
成としたので、配管などでの熱損失を補って十分な空調
能力を確保できる。
【0042】請求項3の空気調和機は、運転停止時に冷
凍サイクルの高圧側圧力を検知し、その検知圧力が設定
値以上の場合に室外ファンを運転する構成としたので、
圧縮機の不要な運転継続に際して圧縮機を始めとする冷
凍サイクル機器の安全を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例、第2実施例、および第
3実施例の冷凍サイクルの構成を示す図。
【図2】各実施例の制御回路の構成を示すブロック図。
【図3】第1実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート。
【図4】第2実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート。
【図5】第3実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
A…室外ユニット、B…分配ユニット、C1 ,C2 ,C
3 …室内ユニット、3,4,5,6…圧縮機、15,1
6…圧力センサ、17…温度センサ、50…室外制御
部、60…分配制御部、70…室内制御部。
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図1において、Aは1台の室外ユニット
で、この室外ユニットAに分配ユニットBを介して複数
台の室内ユニットC,C,Cを配管接続してい
る。室外ユニットAは、2つの圧縮機を1つのケース内
に収めたタイプの圧縮機1、および同じく2つの圧縮機
を1つのケース内に収めたタイプの圧縮機2を備える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 徳久 静岡県富士市蓼原336番地 東芝エー・ブ イ・イー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、室外熱交換器、減圧器、室内熱
    交換器を接続した冷凍サイクルと、この冷凍サイクルの
    高圧側圧力および低圧側圧力をそれぞれ検知する圧力セ
    ンサと、前記圧縮機から吐出される冷媒の温度を検知す
    る温度センサと、前記各圧力センサの検知圧力から前記
    圧縮機の圧縮比を求める手段と、この圧縮比が設定値以
    上でかつ前記温度センサの検知温度が設定値以上のと
    き、前記圧縮機の能力を低減する手段とを具備したこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 圧縮機、室外熱交換器、減圧器、室内熱
    交換器を接続した冷凍サイクルと、この冷凍サイクルの
    高圧側圧力および低圧側圧力をそれぞれ検知する圧力セ
    ンサと、これら圧力センサの検知圧力から前記圧縮機の
    圧縮比を求める手段と、この圧縮比が設定値以下で且つ
    前記高圧側圧力が所定値以下に下がったとき、前記圧縮
    機の能力を増大する手段とを具備したことを特徴とする
    空気調和機。
  3. 【請求項3】 圧縮機、室外熱交換器、減圧器、室内熱
    交換器を接続した冷凍サイクルと、この冷凍サイクルの
    高圧側圧力を検知する圧力センサと、前記室外熱交換器
    に外気を循環させる室外ファンと、運転停止時に前記圧
    力センサの検知圧力を監視し、その検知圧力が設定値以
    上の場合に前記室外ファンを運転する手段とを具備した
    ことを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057920A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
JP2013160490A (ja) * 2012-02-09 2013-08-19 Hitachi Appliances Inc ヒートポンプ式給湯機

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