JPH0510603Y2 - - Google Patents

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JPH0510603Y2
JPH0510603Y2 JP1989129865U JP12986589U JPH0510603Y2 JP H0510603 Y2 JPH0510603 Y2 JP H0510603Y2 JP 1989129865 U JP1989129865 U JP 1989129865U JP 12986589 U JP12986589 U JP 12986589U JP H0510603 Y2 JPH0510603 Y2 JP H0510603Y2
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JP
Japan
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cutter
root cutting
cutting device
frames
plants
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JP1989129865U
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水耕栽培された植物の根を切断するた
めの装置に関するものである。
(従来の技術) 水耕栽培のための器具は様々のタイプのものが
提供されており、夫々の植物の育成を考慮した工
夫がなされている。しかし、取り入れの工夫、殊
に根など不要部分を除去するための改良は殆んど
見られない(実開昭64−56649号)。
(技術的課題) 例えば各種のもやし類或いはかいわれ大根のよ
うなものは根がベツドに着床してなかなか円滑な
取り入れをしにくい問題がある。
本考案の目的は前記の点を解決するものでその
目的は取り入れ時にカツタを水平摺動させるだけ
で不要部分を除去して収穫することができる水耕
栽培用根切り装置を提供することにある。
(技術的手段) 前記目的は、水耕栽培される植物の支持手段A
上に重ねて配置される根切り装置であつて、前記
支持手段Aと略同じ平面形を有し、発芽した栽培
植物が通過する網目1を持ち、薄く形成された1
個以上のネツト枠2と、ネツト枠2に対して移動
可能なように該ネツト枠2の上面又は下面若しく
は複数ネツト枠2の間に介在し、前記移動方向に
根切断用の刃3を備えたカツタ4とから成る構成
によつて達することができる。
(実施例) 以下図面を参照して説明すると、第1図乃至第
3図には3種のネツト枠2が示されており、第4
図乃至第6図と第7図の一部には4種のカツタ4
が示され、これらを栽培槽6と組合せた水耕栽培
器が第7図乃至第9図に示されている。
第1図のネツト枠2は、夫々が格子状の網目1
を持つ薄い長方形に形成された、分離可能な上下
一対の枠体2a,2bから成る。上下枠体2a,
2bの長手方向に沿つた側辺には相手方向へ突出
する立上り部7a,7bが設けられ(第10図)、
これらにより互いに嵌合一体化してネツト枠2と
なり、同時にカツタ移動用の隙間5が短辺に予め
形成されている。8a,8bは位置決め用の係合
凹凸を示す。第2図のネツト枠2は上下枠体2
a,2bが一体に形成されているもので、隙間5
も予め形成されているがその開口位置は長辺に設
定している。第3図のネツト枠2は一対の日の字
形の枠体2a,2bを辺部のヒンジ9により開閉
可能に結合したもので、各枠体2a,2bは傾斜
した線状の網目1を夫々有している。中枠は補強
用で、カツタ移動用の隙間5も枠体2a,2bを
閉じることで形成される。
カツタ4の単純な例としては第7図に併記され
ているようなナイフ状の刃3を有するものがあ
り、これを前記第1図乃至第3図のネツト枠2の
隙間5に挿入し水平に摺動させることで目的を達
し得るが、より操作性を向上させた例として第4
図乃至第6図に構造を示す。第4図のカツタ4は
隙間5に嵌挿される日の字形のカツタ枠10の一
端部内側に、中央11が移動方向へ突出し、両側
12,13が後退した傾斜刃3を設け、他端部に
引き出し用把手14を設けた例、第5図のカツタ
4はその変形で移動方向へ凹んだ2個の傾斜歯3
を並列した構造である。第6図のカツタ4はカツ
タ枠10の全面に亘つて、移動方向に対し斜めに
張設された鋼線その他強靭な線よりなる刃3を有
し、多数の傾斜刃3間の長さだけスライドさせる
ことができるようにネツト枠2に取付けられれば
良い。第6図のカツタ4は第3図のネツト枠2間
に挾持され、クリツプその他の固定手段15によ
り一体に組立てられ使用される。(第11図)。
上述のネツト枠2とカツタ4とを組合せて水耕
栽培装置を構成する第7図の栽培槽6は、周りを
囲み成長空間Sを形成する周壁16を有孔の底板
17及び脚18をと有し(第8図参照)、底板1
7の上に植物の支持手段Aがのせられる。支持手
段Aは発泡ウレタンのマツトなどからなる。また
該手段Aの上に重ねられるネツト枠2の受段部2
3は栽培槽6の内周に形成されている。19は側
面窓、20はカツタスライド用スリツトを示す。
第9図は栽培器は支持手段である台部と脚21の
みを有し、上にネツト枠2とカツタ4の組立体2
2が重ねられる。
(作用) 上述の如く構成された本案装置は、栽培器に重
ね、上から嵌挿すると網目1の中に種が落ちるの
でそこの支持手段A即ちベツトに根をおろし、成
長して網目1から伸びる(第8図参照)。
収穫可能に成長した栽培植物Pは支持手段Aに
着床しており、その根の部分は不要であるのでカ
ツタ4により切除される。その際第4図、第5図
の刃3を持つカツタ4ではこれがネツト枠2の一
番奥に位置しているので把手14を外へ引出すこ
とで順に根切りがなされる。また第7図例の場合
はカツタ4を挿し込んで摺動させれば良い。第6
図の例のものでは狭い間隔で多数の刃3が設けら
れているので、これを僅かに引き動かすだけです
べての根が分離するから引出す必要がない。
(効果) 従つて本考案によれば、播種から取り入れまで
植物に一切手を触れる必要がなく、取り入れの際
に植物が途中ちぎれたり、逆に根が部分的に残る
こともなく、水耕栽培特に取り入れが非常に能率
良く行なわれかつ全自動栽培も容易で、衛生的で
もある等顕著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
ネツト枠の第1例、第2図は同じく第2例、第3
図は同じく第3例を夫々示す斜視図、第4図はカ
ツタの第1例、第5図はその変形例、第6図は同
じく第2例を夫々示す斜視図、第7図は本案装置
と共に使用する栽培器の斜視図、第8図はその部
分断面図、第9図は同じく栽培器の他の例の斜視
図、第10図は第1図の要部拡大図、第11図は
第3図の例の組立例を示す断面図である。 1……網目、2……ネツト枠、3……刃、4…
…カツタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水耕栽培される植物の支持手段A上に重ねて
    配置される根切り装置であつて、前記支持手段
    Aと略同じ平面形を有し、発芽した栽培植物が
    通過する網目1を持ち、薄く形成された1個以
    上のネツト枠2と、ネツト枠2に対して移動可
    能なように該ネツト枠2の上面又は下面若しく
    は複数ネツト枠2の間に介在し、前記移動方向
    に根切断用の刃3を備えたカツタ4とから成る
    水耕栽培用根切り装置。 (2) ネツト枠2として上下に重ねられる2個の枠
    体2a,2bが用意され、上下枠体2a,2b
    の間にカツタ4の移動する隙間5が設けられる
    請求項第1項記載の水耕栽培用根切り装置。 (3) カツタ4はナイフ状の刃3を有し、移動範囲
    を一端から他端まで水平に摺動することによつ
    てネツト枠2より下の植物部分を切断する構成
    の請求項第1項記載の水耕栽培用根切り装置。 (4) カツタ4は、移動方向に対して斜めに張設さ
    れた多数の線状の刃3を有し、移動範囲の一部
    を水平摺動することによつて、全部の植物の根
    部分を切断する構成を有する請求項第1項記載
    の水耕栽培用根切り装置。 (5) 底部に栽培植物の支持手段Aが設けられ、そ
    の上部に植物の成長空間Sを有する栽培槽6と
    共に使用するため、前記成長空間Sに収まるよ
    うに形成された請求項第1項記載の水耕栽培用
    根切り装置。
JP1989129865U 1989-11-07 1989-11-07 Expired - Lifetime JPH0510603Y2 (ja)

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