JPH05105016A - エアバツグ収納用カバー - Google Patents

エアバツグ収納用カバー

Info

Publication number
JPH05105016A
JPH05105016A JP3267568A JP26756891A JPH05105016A JP H05105016 A JPH05105016 A JP H05105016A JP 3267568 A JP3267568 A JP 3267568A JP 26756891 A JP26756891 A JP 26756891A JP H05105016 A JPH05105016 A JP H05105016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
central portion
central
tear line
burst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3267568A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Nanbu
勇一 南部
Masami Sawada
正美 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP3267568A priority Critical patent/JPH05105016A/ja
Priority to KR1019920013513A priority patent/KR930007732A/ko
Publication of JPH05105016A publication Critical patent/JPH05105016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モジュールカバーの中央部から開裂を開始さ
せる。 【構成】 カバー1に、エアバッグ動作時に開裂を開始
させるための中央テアライン2及び端部テアライン3,
4が設けられている。これらテアライン2,3,4は連
続して延在する溝部5と、該溝部5に間隔を置いて深く
穿設された凹部6とを備えている。中央テアライン2の
うちカバー中央部(板央部)にあっては、凹部6は隣接
するもの同志の間隔を小さくして密に形成されている。
この中央部から離れてテアライン3,4に近づくに従っ
て凹部6同志の間隔が大きくなる。 【効果】 エアバッグの中央部付近テアラインが最も脆
弱となっているから、この中央部付近から開裂が開始す
る。一旦開裂が中央部付近から始まると、この開裂はテ
アラインに沿ってカバー端部にまで速やかに広がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両衝突時にその衝撃、
変形等を関知することにより、動作、膨張して展開する
エアバッグを収納するためのカバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカバーは、エアバッグ動作時にバ
ッグ収納用カバーが予定された線から開裂されるように
脆弱部を設けている。この脆弱部としては、開裂予定ラ
イン(テアライン)の部分に溝を連続的又はミシン目状
に半連続的に形成したものがある。又、該カバーを硬質
層と軟質層との2層積層構造としたものにあっては、テ
アラインに沿って硬質層にスリットを形成したものなど
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエアバッグ
収納用カバーにあっては、脆弱部はいずれの箇所におい
ても均等に脆弱となっていた。そのため、カバー内に収
納されているエアバッグのたたみ方によっては脆弱部の
開裂開始位置が一定しないことがあった。例えば、カバ
ーの端部付近の脆弱部から開裂が開始することがあっ
た。また、極低温下では、カバーが想定外の開裂を行な
う可能性も考えられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ収納
用カバーは、一色成形法により成形されたエアバッグ収
納用カバーであって、エアバッグ動作開始時に開裂を開
始させるための脆弱部が設けられているものにおいて、
この脆弱部はカバーの中央部付近において最も脆弱に設
けられていることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明のエアバッグ収納用カバーにあっては、
中央部付近の脆弱部から開裂が開始する。一旦カバーに
開裂が開始されると、脆弱部に沿って開裂が端部に広が
るようになる。
【0006】
【実施例】以下図面に示す実施例を参照しながら本発明
について更に詳細に説明する。
【0007】第1図は本発明の実施例に係る一色成形法
により成形されたエアバッグ収納用カバーの底面図、第
2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は第2図
のIII-III 線に沿う断面図、第4図は第1,3図のIV−
IV線に沿う断面図、第5図は第1,3図のV−V線に沿
う断面図である。なお、第5図(a)は切断端面図であ
り、第5図(b)は切断断面図となっている。また、第
3,4,5図は拡大図となっている。
【0008】このカバー1は、略長方形状のものであ
り、エアバッグ動作時に開裂を開始させるためのテアラ
インが中央テアライン2及び端部テアライン3,4とし
て設けられている。中央テアライン2は、カバー1の中
央部分をカバー1の長手方向に延在されている。テアラ
イン3,4はカバー1の短手方向に延在しており、該カ
バー1の端部付近に沿って設けられている。なお、テア
ライン2とテアライン3,4とは連続するように設けら
れている。
【0009】これらテアライン2,3,4は連続して延
在する溝部5と、該溝部5に間隔を置いて深く穿設され
た凹部6とを備えている。第4図の如く、この溝部5は
三角形断面形状のものである。また、第5図の如く、凹
部6は、カバー1の裏面1aと垂直な側壁面6aと、こ
の側壁面6aの底部において三角形断面形状をなすよう
に形成された斜面部6bとを備えた五角形状のものであ
る。なお、この凹部6は、カバー1の底面視形状が六角
形のものであり、六角形の相対向する2個の頂点がテア
ライン2,3,4の中心線に沿って配置されるように形
成されている。
【0010】中央テアライン2のうちカバー中央部(板
央部)にあっては、凹部6は隣接するもの同志の間隔を
小さくして密に形成されている。そして、この中央部か
ら離れてテアライン3,4に近づくに従って凹部6同志
の間隔が大きくなり、いわゆる疎らに設けられている。
なお、本実施例では第1図に示す凹部6同志の間隔a,
b,cはそれぞれ等しく、d,e同志も等しい。そし
て、a,b,cが最も小さく、次いでd,eが小さく、
fが最も大きくとられている。
【0011】テアライン3,4にあっては、凹部6同志
の間隔は互いにほぼ等しいものとなっているが、テアラ
イン2におけると同様にテアライン3,4の長手方向の
中央部付近を凹部6同志の間隔が小さいものとし、これ
から離れるに従って凹部6同志の間隔が大きくなるもの
としても良い。
【0012】特に限定されるものではないが、本実施例
のカバー1の材質としては、例えばJIS−K7203
の曲げ弾性率が1000kg/cm2 以上の熱可塑性ポ
リマーが好適である。具体的には、オレフィン系、スチ
レン系、ポリエステル系、ポリウレタン系、塩化ビニル
系、ポリアミド系などの熱可塑性エラストマー及びポリ
オレフィン系軟質材料などが挙げられる。なお、リムウ
レタンにネットをインサートしたものも好適である。
【0013】また、特に本発明を限定するものではない
が、第1図に示す寸法a〜fは、a,b,cが3mm、
d,eが5mm、fが7mmとなっている。また、凹部
6及び溝部5の幅Aは2〜5mmとされ、凹部6の長さ
Bは3〜5mmとされている。なお、凹部6の大きさが
上記範囲よりも小さいと、カバー1を成形するための成
形型の耐久性が低くなり易い。また、逆に凹部6の大き
さが上記範囲よりも大きいと、指の爪など鋭利なもので
カバー1を押した際に比較的容易にカバー1が破れる恐
れがある。
【0014】凹部6を設けた部分に於けるカバー1の肉
厚(第3図に示す寸法DとEとの差)は0.5〜1mm
程度が好適であり、凹部6以外の箇所における溝部5の
部分の肉厚(第3図における寸法DとFとの差)は1〜
2mm程度が好適である。
【0015】この様に構成されたカバー1にあっては、
エアバッグの膨張圧力が作用すると、該カバー1の中央
部付近が最も脆弱となっているから、この中央部付近か
ら開裂が開始する。一旦開裂が中央部付近から始まる
と、この開裂はテアライン2,3,4に沿って端部にま
で速やかに広がる。
【0016】特に、本実施例にあっては凹部6の頂点部
分が溝部5の中央線上に位置しており、凹部6に生じた
開裂が凹部6以外の溝部5にも速やかに伝わる。そし
て、溝部5にあってもその中央線部分が最も肉薄となる
ものであり、開裂は溝部5の中央線に沿って速やかに広
がる。
【0017】上記実施例では、凹部6の間隔をカバー1
の中央部付近で密にすることにより、カバー1の中央部
付近を最も脆弱としてあるが、中央部付近における凹部
6の深さを深くすることによりカバー1の中央部付近を
最も脆弱にするよう構成してもよい。
【0018】第6図は本発明の異なる実施例に係るカバ
ー1Aの断面図、第7図は第6図のVII-VII 線に沿う断
面図である。本実施例では、脆弱部として連続した溝5
より成るテアラインが設けられている。この溝5は、カ
バー1Aの中央部付近において最も深くなっており、端
部付近では中央部よりも浅く形成されている。即ち、第
6図に示す寸法hはi,jよりも小さくとられている。
例えば、hが0.5〜1mmであり、i,jが1〜1.
5mmとするのが好適である。なお、i,jはほぼ等し
くともよいが、iがjよりも小さくなるよう構成するの
が好適である。本実施例にあっては、溝5は五角形断面
形状のものであり、開裂は溝5の中央線に沿って進行す
る。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかな通り、本発
明のエアバッグ収納用カバーは、中央部の最脆弱部から
確実に開裂が開始する。従って、車両衝突時の人体拘束
性能が著しく向上される。さらにカバーに想定外の力が
加えられてもカバーは飛散しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明の実施例に係るカバーの底面図
である。
【図2】第2図は第1図のII−II線に沿う断面図であ
る。
【図3】第3図は第1図の要部拡大断面図である。
【図4】第4図は第1図の要部拡大断面図である。
【図5】第5図は第1図の要部拡大断面図である。
【図6】第6図は本発明の別の実施例に係るカバーの断
面図である。
【図7】第7図は第6図のVII-VII 線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
1 カバー 2,3,4 テアライン 5 溝部 6 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一色成形法により成形されたエアバッグ
    収納用カバーであって、エアバッグ動作開始時に開裂を
    開始させるための脆弱部が設けられているエアバッグ収
    納用カバーにおいて、該脆弱部はカバーの中央部付近に
    おいて最も脆弱に設けられていることを特徴とするエア
    バッグ収納用カバー。
JP3267568A 1991-10-16 1991-10-16 エアバツグ収納用カバー Pending JPH05105016A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267568A JPH05105016A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 エアバツグ収納用カバー
KR1019920013513A KR930007732A (ko) 1991-10-16 1992-07-28 에어백 수납용커버

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267568A JPH05105016A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 エアバツグ収納用カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05105016A true JPH05105016A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17446606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3267568A Pending JPH05105016A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 エアバツグ収納用カバー

Country Status (2)

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JP (1) JPH05105016A (ja)
KR (1) KR930007732A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006335151A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sanko Gosei Ltd 車両用エアーバック装置及びエアーバックカバー
US7607681B2 (en) 2006-03-03 2009-10-27 Toyoda Gosei Co., Ltd. Airbag cover

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006335151A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sanko Gosei Ltd 車両用エアーバック装置及びエアーバックカバー
US7607681B2 (en) 2006-03-03 2009-10-27 Toyoda Gosei Co., Ltd. Airbag cover

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KR930007732A (ko) 1993-05-20

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