JPH05104725A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPH05104725A
JPH05104725A JP26933991A JP26933991A JPH05104725A JP H05104725 A JPH05104725 A JP H05104725A JP 26933991 A JP26933991 A JP 26933991A JP 26933991 A JP26933991 A JP 26933991A JP H05104725 A JPH05104725 A JP H05104725A
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録装置に関し、構成が簡単
で、容易にマルチノズル化できるとともに、小型化及び
コンパクト化でき、しかも、高密度高速記録ができるよ
うにしたインクジェット記録装置を提供することを目的
とする。 【構成】 インク6を保持するインク室5、インク保持
室5内のインクに振動エネルギーを与える圧電振動子1
4と、該インク6をインク保持室5から記録紙16に向
けて静電吸引させる静電エネルギーを与える静電界形成
手段20とを備え、圧電振動子14の一方の電極を静電
界形成手段20の一方の電極に兼用させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを記録媒体に向
けて飛翔させることにより、文字や画像の記録を行うイ
ンクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット記録装置として
は、インクに振動エネルギーを与えることによインクを
記録媒体に向けて吐出させるものや、静電エネルギーを
与えることにより飛翔させるものが知られている。より
詳しくは、前者としては例えばインク保持手段に保持さ
れたインクに圧電振動子(ピエゾ素子)で振動エネルギ
ーを印加してオリフィスから吐出させるもの(カイザー
方式インクジェット記録装置、特公昭53−12138
号公報参照)等がある。
【0003】また、後者としては、インク保持部から記
録媒体に向かって開口するスリットを形成し、スリット
内に多数のドットに対応する記録電極を配置する一方、
記録媒体の背後に対向電極を配置し、印字データに対応
して各記録電極に個別的に電圧を印加して、電圧を印加
された記録電圧と対向電極との間に静電界を生じさせ、
その静電吸引力によってインクを記録媒体に飛翔させる
ように構成したインクジェット記録装置(スリットジェ
ット記録装置、電子通信学会論文誌C分冊Vol:J6
8−C,No.2,1985参照)等が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
イザー方式インクジェット記録装置では、インクを吐出
させ得るだけの振動エネルギーをインクに与えるため
に、ピエゾ素子の振動によるインク保持部の容積変化を
十分に大きくとる必要があり、作用体を大きくする必要
があるので、高密度なマルチノズル化を図ることが困難
である。
【0005】また、スリットジェット記録装置のように
静電界を生じさせる記録装置では、隣接する記録電極間
でのクロストークを防止するため、記録電極間の距離を
一定以下に狭めることができず、やはり、高密度なマル
チノズル化を図る上で制限が課されるという問題があ
る。また、インク飛翔時に静電反発が生じないようにす
るため記録電極の分割駆動をする必要があり、記録速度
が低くなるという問題点をも有している。
【0006】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、高密度なマルチノズル化が容易であり、しか
も、記録速度を高められるインクジェット記録装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクジェ
ット記録装置は、上記の目的を達成するため、インクを
保持するインク保持手段と、インク保持手段内のインク
に振動エネルギーを与える圧電振動子と、該インクをイ
ンク保持手段から記録媒体に向けて静電吸引させる静電
エネルギーを与える静電界形成手段とを備えるととも
に、圧電振動子の一方の電極と静電界形成手段の一方の
電極とが兼用されていることを特徴とする。
【0008】
【作 用】上記の構成により、インク保持手段に保持さ
れたインクは圧電振動子から与えられる振動エネルギー
によって記録媒体側に押し出され、更に、静電界形成手
段の静電エネルギーによって記録媒体に静電吸着され
る。振動エネルギーの印加及び静電エネルギーの印加の
開始タイミングや終了タイミングは必ずしも一致する必
要はないが、少なくとも振動エネルギーと静電エネルギ
ーとが重畳して印加されることが必要であり、振動エネ
ルギーが欠ける時にはインクを記録媒体側に押し出す力
が作用しないために、やはり、インクは記録媒体に向か
って飛翔せず、また、静電エネルギーが欠ける時にはイ
ンクを記録媒体に向かって静電吸引する力が不足するた
めに、やはり、インクは記録媒体に向かって飛翔しな
い。
【0009】また、圧電振動子の一方の電極と静電界形
成手段の一方の電極とが兼用されているので、電極を設
けるために必要なスペースは小さい。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例に係るインクジェット記録
装置を図1ないし図3に基づき説明すれば、以下の通り
である。図1は本発明の一実施例の構成を示す断面図で
あり、このインクジェット記録装置の印字ヘッド1は分
極方向が矢印Aで示す方向のピエゾ板2と、インク供給
路形成部材3とノズルプレート4とを積層したもので、
インク供給路形成部材3の一部分を除去することにより
インク室5と、このインク室5にインク6を導入するた
めのインレット7とが形成される。
【0011】ピエゾ板2は例えば100μm〜5mmの
厚さを有し、インク室5内に突出する正四角柱状の凸部
8を有している。この凸部8は、例えば幅30〜250
μm、奥行き50μm〜1mm高さ40μm〜1mm程
度の大きさに形成され、内端面にコモンアース電極9が
形成される。ピエゾ板2の外端面にはコモンアース電極
9に対向する駆動電極10が形成され、この駆動電極1
0はドライバ11を介して電源12に接続され、制御部
13によりこのドライバ11をオンさせることにより、
駆動電極10とコモンアース電極9との間に所定の電圧
を印加して、コモンアース電極9、駆動電極10及びこ
れらの間のピエゾ板2の部分をピエゾ板2の板厚方向に
振動させるように構成される。すなわち、コモンアース
電極9、駆動電極10及びこれらの間のピエゾ板2の部
分は圧電振動子14を構成することになる。
【0012】ノズルプレート4の厚さは、例えば25μ
m〜1mmとされ、ノズル孔15を有している。このノ
ズル孔15は直径20〜200μm程度の円孔、楕円
孔、あるいは四角孔等の各孔に形成され、インク室5と
ノズルプレート4の外側とを連通させている。なお、ノ
ズル孔15の内側部、すなわち、インク室5側部分はイ
ンク室5から吐出されるインクを円滑に集中させるた
め、外細りのテーパー孔に形成されている。
【0013】ノズル孔15の前方(図上、上方)には、
例えば0.1〜1mm程度のギャップを隔てた位置に記
録紙16が供給され、この記録紙16の背面に接するよ
うに背面電極17が設けられる。この背面電極17はス
イッチ18を介して別の電源19に接続され、制御部1
3によりスイッチ18をオンにすることにより、上記コ
モンアース電極9とこの背面電極17との間に所定の電
圧が印加されるようにしてある。これにより、コモンア
ース電極9と背面電極17との間に静電界が形成され、
コモンアース電極9に接して帯電したインク6が記録紙
16に静電吸引されるようにしている。すなわち、コモ
ンアース電極9、背面電極17、スイッチ18及び電源
19により、インク6をインク室5から記録紙16に向
けて静電吸引させる静電エネルギーを与える静電界形成
手段20が構成される。
【0014】なお、インレット7の通路断面積は、イン
ク6の逆流を防止するため、ノズル孔15の最小通路断
面積の90%以下に設定してある。制御部13によって
ドライバ11をオンにし、圧電振動子14に単発あるい
は連続的なパルス電圧を印加すると圧電振動子14が振
動し、これによってインク6がノズル孔15から記録紙
16に向かって押し出され、例えば図2に示すように、
インクメニスカスImが形成される。
【0015】更に、制御部13によってスイッチ18を
オンにし、静電界形成手段20によってコモンアース電
極9と背面電極17との間に電界を形成すると、静電吸
引力によりインクメニスカスImが記録紙16に吸引さ
れ、例えば図3に示すように、インクドロップIdが形
成されて記録紙16に向かって飛翔する。記録紙16に
到達したインク6は記録紙16に付着し、定着する。
【0016】上記制御部13は、先に静電界形成手段2
0を作動させておき、その作動中に圧電振動子14を作
動させるように構成してもよい。また、上記制御部13
は、圧電振動子14と静電界形成手段20との作動を同
時に開始させ、同時に終了させるように構成してもよ
い。更に、スイッチ18とドライバ11との何れか一方
を常時オンにしておき、他方を必要時にオンさせるよう
に構成してもよい。
【0017】すなわち、振動エネルギーの印加及び静電
エネルギーの印加の開始タイミングや終了タイミングは
必ずしも一致する必要はないが、少なくとも振動エネル
ギーと静電エネルギーとが重畳して印加されることが必
要であり、振動エネルギーが欠ける時にはインク6を押
し出す力が作用しないために、インク6は記録紙16に
向かって飛翔せず、また、静電エネルギーが欠ける時に
はインク6を記録紙16に向かって静電吸引する力が不
足するためにインク6は、やはり、記録紙16に向かっ
て飛翔しない。
【0018】したがって、ドロップ・オン・デマンドが
可能で、インク6のリサイクルが不要となる。上記コモ
ンアース電極9はインク6に接しているので、静電界形
成手段20を作動させた時に、インク6の抵抗値に依存
はするが、インク6への電荷注入効果が生じ、インク6
が記録紙16に静電吸着され易くなる。したがって、静
電界形成手段20のコモンアース電極9と背面電極17
との間に印加される印加電圧を小さくできる。
【0019】圧電振動子14の振動エネルギーと、静電
界形成手段20の静電エネルギーとは互いに補い合うこ
とになり、それぞれのエネルギー単独でインク6を飛翔
させる場合に比べるとそれぞれに供給される電力は少な
くてよい。この結果、圧電振動子14の振動によるイン
ク室3の容積変化は少なくでき、したがって圧電振動子
14を小型化して印字ヘッド1を小型に、かつ、コンパ
クトに構成することができるとともに、静電界形成手段
20に印加する電圧を低くすることができる。
【0020】また、マルチノズル化する場合には、上記
のように圧電振動子14を小型化できるうえ、隣接する
ノズル孔に振動波が波及し難くなるので、ノズル孔の間
隔を狭くできる一方、静電界形成手段20の隣接するコ
モンアース電極9間で静電反発や放電が発生し難くなる
ので、コモンアース電極9の間隔を狭くできる。したが
って、マルチノズル化が容易になるとともに、印字ヘッ
ド1を小型に、かつ、コンパクトに構成できる。
【0021】更に、マルチノズル化する場合には、隣接
するコモンアース電極9間で静電反発や放電が発生し難
くなるので、分割駆動をせずに済み、記録速度を高める
ことができる。その上、コモンアース電極9が圧電振動
子14のアース電極と静電界形成手段20のアース電極
とに兼用されているので、印字ヘッド1の構成が簡単に
なり、また、印字ヘッド1を小型、かつ、コンパクトに
構成できる。
【0022】図4は本発明の他の実施例の構成を示す断
面図であり、このインクジェット記録装置の印字ヘッド
101ではインク供給路形成部材103とノズルプレー
ト104とが一体に形成され、分極方向が矢印Bで示す
方向のピエゾ板102と積層される。また、駆動電極1
10とコモンアース電極109とは、ピエゾ板102の
凸部108の両横側面に形成され、駆動電極110がイ
ンク室105の一方の側壁面105aに接触し、コモン
アース電極109がその他方の側壁面105bから適当
な間隔を置いた位置に位置するように凸部108が配さ
れる。
【0023】なお、図4において、107はインク室1
05にインク106を導入するためのインレット、11
4は圧電振動子、116は記録紙、117は背面電極、
120は静電界形成手段をそれぞれ示す。この実施例の
作用は、圧電振動子114の分極方向が図上、左右方向
であることを除けば、上記の一実施例と本質的に同じで
あり、上記の一実施例と同様の効果が得られる。
【0024】図5ないし図8は本発明のまた他の実施例
を示し、図5はその正面図であり、図6はその断面側面
図であり、図7はその平面図であり、図8はその部品の
平面図である。このインクジェット記録装置の印字ヘッ
ド201は、厚さ1.5mm、前後長さ60mm、左右
幅40mm程度のガラス板からなるベースプレート20
1aの前部上に厚さ1mm、前後長さ約24mm、左右
幅約40mm程度のピエゾ板202を載せている。
【0025】ピエゾ板202には、図9に示すように、
平板上のピエゾ板202の上面にレジストrを塗布した
後(a)、例えばダイシングソーで溝切りをして複数条
(例えば8条)の凸部208を形成し(b)、更にこの
後、例えば斜蒸着法によって電極金属mを付着させ
(c)、エッチングによってレジストrを剥離すること
により(エッチング液は同図の紙面垂直方向から浸透す
る。)、コモンアース電極209と駆動電極210とを
備える圧電振動子214が形成される(d)。更に、こ
の後、それぞれインク室205に対応する複数の溝20
5aを形成した厚さ1mm、前後長さ9mm、左右幅1
0mm程度のガラス板からなる上蓋201bの凸面部に
接着剤bを塗布し、この上蓋201bの溝205aにピ
エゾ板202のに凸部208が突入するようにピエゾ板
202の前部に上蓋201bを重ね合わせ(e)、ベー
キングして接着剤bを硬化させている(f)。
【0026】ピエゾ板202の各凸部208の幅は例え
ば43μmとされ、各凹部208のピッチは例えば83
μmとされ、したがって、各凹部208間の溝の幅は4
0μmとされる。また、各凸部208間の溝の深さは例
えば100μmとされる。図6及び図7に示すように、
ピエゾ板202には、更に、上蓋201bの後方に例え
ば厚さ1mm、前後長さ7mm、左右幅10mm程度の
ガラス板からなるせき板201cを3枚載せて、これら
上蓋201bと3枚のせき板201cとの間にインク室
205に連通するインク貯留室221が形成される。こ
のインク貯留室221の長さは例えば5mmとされ、幅
は10mmとされる。また、このインク貯留室221の
上面は例えば厚さ1mm、前後長さ7mm、左右幅9m
m程度のガラス板からなるインク蓋201dで覆われ、
インク供給管225を介して外部からインク206が供
給される。
【0027】ピエゾ板202の上面には、コモンアース
電極209及び駆動電極210と同時にこれらに連続す
るリード線がアルミニウム蒸着により形成され、図6に
示すように、このリード線がベースプレート201aの
後部上に搭載されたプリント基板222の配線223に
ワイヤ224を介して接続される。各駆動電極210は
個別ドライバを介して電源に接続され、制御部が個別ド
ライバを駆動して各駆動電極210を個別的にオンオフ
させるようにしている。
【0028】なお、上記プリント基板222はガラス2
22a上に配線223を形成したものであり、例えば厚
さ1mm、前後長さ30mm、左右幅40mm程度の大
きさに形成される。ピエゾ板202及びベースプレート
201aの前面には例えばポリイミド樹脂フィルムから
なるノズルプレート204が接着される。このノズルプ
レート204には、各インク室205に対応するノズル
孔215が形成されている。
【0029】上記コモンアース電極209が静電界形成
手段220のアース電極に兼用される等、 その他の構
成は上記の各実施例と同様に構成されている。この実施
例においては、印字データに対応して制御部が個別ドラ
イバを駆動して各駆動電極210を個別的にオンオフさ
せることにより、各インク室205の圧電振動子214
が個別的に駆動され、対応するインク室205内のイン
ク206に振動エネルギーを与え、対応するノズル孔2
15から膨出するインクメニスカスが形成される。そし
て、コモンアース電極209と図外の記録紙との間に形
成される電界によってインク206が記録紙に向かって
静電吸引され、記録紙に向かって飛翔する。そして、印
字データに対応する記録が記録紙上に再現されることに
なる。
【0030】図10及び図11は本発明の更に他の実施
例を示し、この実施例の印字ヘッド301では、ノズル
孔15(115、215)に代わってスリット315が
インク室305に連続して形成され、ピエゾ円筒314
がインク306をスリット315に送るフィードローラ
と兼用されている。このピエゾ円筒314と、インク3
06への電荷注入用電極を兼ねる駆動電極321と、コ
モンアース電極322とは、圧電振動子320を構成し
ている。上記コモンアース電極322は、静電界形成手
段用の電極も兼ねている。そして、駆動電極321とコ
モンアース電極との間に電圧を印可することにより発生
する電気力線が圧電振動子314の内部を軸心方向に通
ると、圧電振動子314はその電気力線の通過部付近が
径方向に伸縮し、これによってインク306は部分的に
振動エネルギーを与えられ、静電界形成手段によって電
界が形成されている状態で、その箇所のインク306が
記録紙に向かって飛翔するように構成される。
【0031】その他の構成は上記の一実施例と同様であ
り、静電エネルギーをドット単位で個別的に制御して印
字制御を行うことを除けば、その作用も上記の一実施例
と同様であり、同様の効果を得ることができる。その
上、スリット315を用いることにより、インク306
の目詰まりが発生し難くなり、また、圧電振動子314
からなるフィードローラを設けることにより、インク3
06の補給能力が高められ、記録周波数を一層高めて記
録速度を高めることができる。
【0032】図12は本発明のもう一つの実施例を示
し、この実施例では、圧電振動子414がノズル401
の先端に搭載され、その中心にノズル孔415が形成さ
れる。このノズル孔415の前方に記録紙416と静電
界形成手段420の背面電極としてのバイアスプラテン
ローラ417とが配置され、バイアスプラテンローラ4
17はスイッチ回路418を介して電源419に接続さ
れる。
【0033】圧電振動子414のコモンアース電極40
7はノズル401内のインク室405に保護膜421を
介して接し、駆動電極410はノズル401の先端面に
形成される。駆動電極410はドライバ411を介して
電源412に接続される。符号406はインクである。
この実施例のその他の構成、作用及び効果は上記の一実
施例と同様である。
【0034】なお、上記の各実施例のインク室5(10
5、205、305、405)に代えて、無端あるいは
有端の帯体に形成した多数の小孔(ファインボア)でイ
ンク室を構成することが可能であり、この場合にはイン
クの目詰まりを防止できるとともに、小孔のピッチを狭
くして解像度あるいは記録密度と記録速度とを高めるこ
とができる。
【0035】また、静電界形成手段20(120、22
0、320、420)は、背面電極17(117、41
7)に代えて、静電潜像を形成した感光体を使用するこ
とが可能である。この場合にはドライバ11(411)
あるいは個別ドライバは不要になり、LCD、レーザー
ビーム露光ヘッド、LED、PLZT等を用いる光ヘッ
ドで感光体に静電潜像を記録すればよい。
【0036】上記の各実施例において使用されるインク
6(106、206)は特に限定されず、例えば、顔料
分散インクを使用することができる。顔料分散インクと
は、10〜80重量%の分散媒、3〜30重量%の顔
料、20重量%以下の分散剤、0.2〜30重量%の樹
脂、その他必要に応じてマスキング剤、香料、にじみ防
止剤、防錆剤、界面活性剤、潤滑剤等を配合し、攪拌混
合によって分散媒中に顔料その他の成分を分散や溶解さ
せたものなどである。
【0037】分散媒としては、水、アルコール類、ケト
ンまたはケトアルコール類、アルカノールアミン類、ア
ミド類、エーテル類、エステル類、アルキレングリコー
ルから誘導された低級アルキルモノエーテルあるいは低
級アルキルジエーテル類、含窒素環状化合物等の有機溶
媒が使用される。アルコール類としては、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、i
so−プロピルアルコール、n−プチルアルコール、s
ec−プチルアルコール、tert−プチルアルコー
ル、iso−ブチルアルコール、フルフリルアルコー
ル、テトラヒドロフルフリルアルコール等の1価アルコ
ール類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、プロピレングリコールナトラ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセ
リン、1.2.6 −ヘキサントリコール、チオジグリコール
等の多価アルコール類等が代表的である。
【0038】ケトンまたはケトアルコール類としては、
アセトン、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコール
等がその例として挙げられ、アルカノールアミン類とし
ては、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、ト
リエタノールアミン等がその例として挙げられる。アミ
ド類としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド等がその例として挙げられ、エーテル類として
は、テトラヒドロフラン、ジオキサン等が代表的であ
り、エステル類としては、酢酸エチル、安息香酸メチ
ル、乳酸エチル、エチレンカーボネート等がその例とし
て挙げられる。
【0039】アルキレングリコールから誘導された低級
アルキルモノエーテル類としては、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーチル等がその例として挙げられ、アルキレ
ングリコールから誘導された低級アルキルジエーテル類
としては、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル等がその例として
挙げられる。
【0040】また、含窒素環状化合物としてはヒロリド
ンが代表的である。これらの多くの分散媒の中では、イ
ンク2に要求される種々の特性を改良するために、多価
アルコール類、或いは多価アルコールのアルキルエーチ
ル類を使用することが推奨され、特に、ジエチレングリ
コール等の多価アルコール類を使用することが推奨され
る。
【0041】分散媒の含有量は、インク全重量に対し
て、重量パーセントで、一般には10〜80%とされ、
物性値の温度依存性を小さくするためには20〜70%
の範囲が好ましい。上記顔料としては、従来公知のもの
を含めて各種の有機或いは無機顔料が全てに適用でき
る。これら有機または無機の顔料は化学的に分類するこ
ともできるが、有機顔料は、不溶性色素とレーキとに分
類され、無機顔料は天然鉱物と人造無機化合物とに分類
される。
【0042】有機顔料を化学的に分類すれば、アゾ系、
フタロシアニン系、キナクリドン系、アンスラキノン
系、ジオキサジン系、インジゴ系、チオインジゴ系、ベ
リノン系、ベリレン系、イソインドレノン系等に分類さ
れる。不溶性色素としては、ハンザ・エロー、ベンジン
・エロー等の黄色顔料、インダスレン・オレンジ等のだ
いだい色顔料、パラ・レッド、チオインジゴ・レッド、
トルインジゴ・レッド等の赤色顔料、インダスタンボル
ドー、トルイジン・マルーン等の紫色顔料、インダスレ
ン・ブルーRS、フタロシアニン・ブルー等の青色顔
料、フタロシアニン・グリーン等の緑色顔料等が代表的
である。
【0043】レーキは水溶性染料をアルミナ、バライ
ト、クレー等の体質顔料に吸収させ、次いで、塩化バリ
ウム、酢酸鉛、硫酸アルミニウム、タンニン酸、リン酸
ナトリウム、リン・タングステン酸、リン・モリブデン
酸等の金属円を沈澱剤として加えて染料を不溶性に変え
たものであり、塩基性染料からのものが最も多く、次い
でアゾ染料からものが多い。
【0044】レーキとしては、オーラミン・レーキ、フ
ァスト・ライト・エロー3G等の黄色顔料、ベルシアオ
レンジ、ピグメントスカーレット3G等のだいだい色顔
料、リソール・レッド、レーキ・レッド、エオシン・レ
ーキ、ローダミン・レーキ等の赤色顔料、メチルバイオ
レット・レーキ等の紫色顔料、ビクトリア・ブルー・レ
ーキ、ピーコック・ブルー・レーキ等の青色顔料、アシ
ッド・グリーン・レーキ、マラカイト・グリーンレーキ
等の緑色顔料等が代表的である。
【0045】無機顔料を化学的に分類すれば、酸化チタ
ン、鉛系、カドミウム系、酸化鉄系、カーボンブラック
等の顔料を挙げることができる。しかしながら、無機顔
料は一般的には色別に白色顔料、黄色顔料、赤色顔料、
紫色顔料、青色顔料、緑色顔料、黒色顔料等に分類され
る。白色顔料としては、亜鉛華(亜鉛白、ZnO )、リト
ポン(BaSO4 +ZnS)、チタン白(酸化チタン、TiO2)、
鉛白(2PbCO3・Pb(OH)2 )、バライト(BaSO4 )、白亜
(チョーク、石粉、CaCO3 )、胡粉(CaCO3 )、クレー
(カオリン、白土、Al2O3 ・2SiO2 ・2H2O )等が代表
的である。
【0046】黄色顔料としては、黄鉛(クロム黄、PbCr
O4)、亜鉛黄(ZnCrO4)、カドミウム黄(カドミウムエ
ロー、CdS )、アンチモン黄(ネープルス黄、Pb(SbO3)
2 )、黄土(Fe2O3 ・xAl2O3・ySiO2 )、黄色酸化鉄
(マース黄、フェリット黄、Fe 2O3 ・nH2O)等が代表的
である。赤色顔料としては、べんがら(Fe2O3 )、鉛丹
(光明丹、Pb3O4 )、朱(辰砂、HgS )、カドミウム赤
(セレン赤、CdS ・CdSe)等が代表的である。
【0047】紫色顔料としては、マース紫(Fe2O3 )、
マンガン紫(ニュルンベルク紫、(NH4)Mn(PO4)2 )、コ
バルト紫(Co3(PO4)2 、Co3(AsO4)2)等が代表的であ
る。青色顔料としては、群青(ウルトラマリーン、イオ
ウを含んだアルミノ・ケイ酸)、紺青(ベルリン青、ミ
ロリー青、Fe(NH4) 〔Fe(CN)6 〕、FeK 〔Fe(C
N)6 〕)、コバルト青(CaO ・xAl2O3)等が代表的であ
る。
【0048】緑色顔料としては、クロム緑(黄鉛と紺青
との混合物にバライトを混入したもの)、酸化クロム
(Cr2O3 )、エメラルド緑(Cu(CH3CO2)2 ・3Cu(As
O3)2)、コバルト緑(CoO ・10ZnO )、天然緑(CuCO3
・Cu(OH)2 )等が代表的である。黒色顔料は、一般にカ
ーボンブラックと呼ばれ、チャンネルブラック、ファー
ネスブラック、アセチレンブラック、アントラセンブラ
ック、油煙、松煙、黒鉛等が代表的である。
【0049】これ等の顔料はインク2中での粒径が略
々、数百ミリミクロンから数ミクロン程度の微粒子状と
なり、好ましくは、水性ペーストであるのが使用に適す
る。顔料のインク2中での配合量は、その着色力及び記
録液粘度への影響を考慮して、インク2全量に対して重
量%で3〜30%の範囲とされる。分散剤としては、ノ
ニオン系、アニオン系、あるいはカチオン系の界面活性
剤が使用される。
【0050】ノニオン系界面活性剤としては、ボリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合
体等がその例として挙げられる。アニオン系界面活性剤
としては、高級アルコール硫酸化エステル、ポリオキシ
エチレン付加物の硫酸化エステル、脂肪酸アルキルアミ
ドのアルキル硫酸化塩等がその例として挙げられる。
【0051】カチオン系界面活性剤としては、ハロゲン
化高級アルキルアンモニウムをその代表として挙げるこ
とができる。分散剤の配合量は、通常、インク2全量に
対して20重量%以下、好ましくは15重量%以下の範
囲とされる。分散媒に添加される樹脂は、顔料の分散性
を高めるとともに、記録紙8への密着性を高めるために
溶解配合される。
【0052】樹脂としては、分散媒に溶解する樹脂であ
れば特に限定されず、ビニル系樹脂、炭化水素樹脂、フ
ェノール樹脂、キシレン樹脂、ケトン樹脂、アルキド樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、マレイン酸樹
脂、セルロース系樹脂、ロジン系樹脂、ゼラチン、セラ
ック等の天然樹脂及び合成樹脂の1種または2種以上が
用いられる。
【0053】なお、代表的なビニル系樹脂としては、ポ
リメタクリル酸エステル樹脂、ポリアクリル酸エステル
樹脂、アクリル酸エステル−アクリル酸共重合体樹脂、
ポリビニルピロリドン、ポリピニルブチラール等を挙げ
ることができる。樹脂の配合量は、通常、インク2全量
に対して0.2〜30重量%とされる。樹脂の配合量が
この範囲よりも少ない場合にはインク2中での顔料の分
散安定性が低下するとともに、記録紙8への定着性も低
下するので好ましくない。樹脂の配合量をインク2全量
に対して0.3〜10重量%の範囲とすれば顔料の分散
性を高めるとともに、記録紙8への密着性を高める上で
より好ましい。
【0054】なお、このインク2の各成分を混合攪拌さ
せる方法としては、ホモミキサー、ボールミル、ホモジ
ナイザー、サンドミル、ロールミル等を使用する公知の
方法を採用すればよい。また、実際には表1に示すサン
プル1ないしサンプル4の組成のインクが作られ、実施
例で用いられた。
【0055】
【表1】
【0056】これらのインク2は、常温における粘度が
3〜100cp、電気抵抗が103 〜1010Ω・cm、表
面張力が25〜55dyne/cmであり、沸騰しない程度、
例えば50〜170℃程度に加熱された状態では、粘度
が1〜30cp、電気抵抗が103 〜109 Ω・cm、表
面張力が15〜35dyne/cmとなる。そして、記録媒体
に付着させると、従来の染料溶解インクに比べて記録濃
度、耐光性、耐水性が高く、また定着速度も高いという
利点が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、圧電振
動子の振動エネルギーと、静電界形成手段の静電エネル
ギーとによってインクを飛翔させるので、それぞれのエ
ネルギー単独でインクを飛翔させる場合に比べるとそれ
ぞれに供給される電力は少なくてよい。
【0058】この結果、圧電振動子の振動によるインク
保持部の容積変化は少なくでき、隣接するノズル孔に振
動波が波及し難くなり、ノズル孔の間隔を狭くでき、し
たがって、高密度なマルチノズル化が容易になる。ま
た、静電界形成手段の各ノズル孔ないしドットに対応す
る電極に印加する電圧を低くすることができ、隣接する
電極間で静電反発や放電が発生し難くなり、電極の間隔
を狭くできるため、一層、高密度なマルチノズル化が容
易になるとともに、分割駆動をせずに済むようになるの
で、記録速度を高めることかできる。
【0059】そのうえ、圧電振動子の一方の電極を静電
界形成手段の印包の電極に兼用させているので、構成が
簡単で、容易に、かつ、安価に実施できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の静止時の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の振動エネルギー付与時の断
面図である。
【図3】本発明の一実施例の振動エネルギーおよび静電
エネルギー付与時の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の静止時の断面図である。
【図5】本発明のまた他の実施例の正面図である。
【図6】本発明のまた他の実施例の断面側面図である。
【図7】本発明のまた他の実施例の平面図である。
【図8】本発明のまた他の実施例の各部品の平面図であ
る。
【図9】本発明のまた他の実施例の製造手順の一部を示
すフロー図である。
【図10】本発明の更に他の実施例の断面図である。
【図11】本発明の更に他の実施例の正面図である。
【図12】本発明のもう一つの実施例の断面図である。
【符号の説明】
5 インク室 6 インク 14 圧電振動子 16 記録紙 20 静電界形成手段 105 インク室 106 インク 114 圧電振動子 120 静電界形成手段 205 インク室 206 インク 214 圧電振動子 220 静電界形成手段 305 インク室 306 インク 314 圧電振動子 320 静電界形成手段 405 インク室 406 インク 414 圧電振動子 416 記録紙 420 静電界形成手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを保持するインク保持手段と、イ
    ンク保持手段内のインクに振動エネルギーを与える圧電
    振動子と、該インクをインク保持手段から記録媒体に向
    けて静電吸引させる静電エネルギーを与える静電界形成
    手段とを備えるとともに、圧電振動子の一方の電極と静
    電界形成手段の一方の電極とが兼用されていることを特
    徴とするインクジェット記録装置。
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