JPH05104400A - インプロセスゲージシステム - Google Patents

インプロセスゲージシステム

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Publication number
JPH05104400A
JPH05104400A JP3291967A JP29196791A JPH05104400A JP H05104400 A JPH05104400 A JP H05104400A JP 3291967 A JP3291967 A JP 3291967A JP 29196791 A JP29196791 A JP 29196791A JP H05104400 A JPH05104400 A JP H05104400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
measurement
gauge
dimension
size
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3291967A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sagano
憲二 佐賀野
Masaaki Yasumoto
雅昭 安本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP3291967A priority Critical patent/JPH05104400A/ja
Publication of JPH05104400A publication Critical patent/JPH05104400A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工機械の加工動作を停止させる定寸信号の
自動補正を可能にし、新たに計測ゲージを追加すること
なく、1台の計測システムで、インプロセス制御とポス
トプロセスプロセス制御を実現して、従来の2つの工程
を1つに統合化することにより、加工工程の自動化、加
工精度の高精度化、インテリジェント化を達成できる、
インプロセスゲージシステムを提供。 【構成】 インプロセスゲージ計測による加工機械の加
工動作を停止させる定寸信号を出力した後、加工物の最
終寸法を該ゲージで計測し、その結果をもとにインプロ
セス計測の前記定寸寸法を補正する機能を計測制御装置
に内蔵。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研削盤などの加工機械
において、従来から搭載されているインプロセス制御機
能において、加工精度を向上させるための補正機能を搭
載した新しいインプロセスゲージシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインプロセスゲージシステムは、
加工機械において、加工中に同時に加工寸法をリアルタ
イムで計測し、あらかじめ指定されている寸法値に達す
ると、加工機械の制御装置に対して信号を出力する。加
工機械はその信号を受信すると、直ちに加工条件を変更
する。図2は、インプロセスゲージシステムを搭載した
研削盤の構成を示すブロック図である。101は研削用
砥石、102は加工物、103は加工寸法を計測する電
気マイクロメータ等のゲージ、104は103の信号を
判定する計測制御装置、105は加工機械の制御装置で
ある。
【0003】棒状の加工物102、研削用砥石101を
それぞれ回転させながら101または102を移動させ
て、順に加工物102を切り込んでいく。切り込み速度
は制御盤105からの指定でNC等が実際に指令を出し
ている。一方、研削と同時に加工物102の外形寸法を
ゲージ103でリアルタイムにモニタしている。その寸
法信号は計測制御装置104において、あらかじめ指定
された寸法値である定寸寸法と比較され、該定寸寸法に
達すると、加工機械の制御装置105に加工機械の加工
動作を停止させる定寸信号を出力する。
【0004】図3は、図2の計測制御装置で得られる寸
法値と信号の出力状態の一例である、インプロセス研削
の時間的変化を表した模式図であり、横軸は時間経過を
表す時間軸で右へ行くほど時間的に新しくなり、縦軸は
ゲージから出力される寸法値で上へ行くほど大きくな
る。この例は丸棒を研削する場合の例で、研削が進むと
ともに下がってくる。まず、領域1は、実際の研削を開
始する前の加工物の外形寸法をである。領域2になる
と、実際に研削が開始され、順に寸法値が小さくなって
いく。研削が進んで、外形寸法値がポイントP2を横切
ると、P2信号が制御盤に出力される。ここで、制御盤
は次の工程に来たと判断し、加工条件を変更する。同様
にポイントP1を横切ると次の工程に入る。最後に、ポ
イントP0を横切ると加工機械である制御盤の加工動作
を停止させる加工終了信号である定寸信号P0が出力さ
れ、制御盤は加工を停止する。通常、加工寸法を正確に
制御し、表面を鏡面に仕上げるために、領域がすすむ毎
に研削速度を遅くしていく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この方法を用いて最終
寸法を制御する方法をインプロセス制御と呼ぶが、従来
のインプロセス制御の問題点は、実際の最終寸法がどう
なっているかを知ることができない。そこで、精度を維
持するために従来は別の計測ゲージを使用して加工物の
寸法を計測しその計測値をもとに定寸位置を補正してい
た。この方法をポストプロセス計測制御方法と呼ぶが、
この方法の欠点は改めて計測ステージを設けなければな
らない等、多くの追加費用を要した点であった。
【0006】本発明の課題は、加工機械の加工動作を停
止させる定寸信号の自動補正を可能にし、加工物の最終
寸法を常に一定に保つことが可能な、かつ新たに計測ゲ
ージを追加することなく、1台の計測システムで、前記
インプロセス制御とポストプロセスプロセス制御を実現
して、従来の2つの工程を1つに統合することにより、
加工工程の自動化、加工精度の高度化、インテリジエン
ト化を達成できるインプロセスゲージシステムを提供す
ることにある。。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電気マ
イクロメータ等の寸法を計測するゲージと該ゲージを用
いて加工と同時に加工寸法をリアルタイムに計測し、あ
らかじめ指定されている寸法値である定寸寸法に達した
とき加工機械の制御装置に対してあらかじめ決められた
信号である定寸信号を出力することによって加工機械の
加工動作を停止させるように制御する計測制御装置から
なるインプロセスゲージシステムにおいて、インプロセ
スゲージ計測による加工機械の加工動作を停止させる定
寸信号が出力した後、加工物の最終寸法を該ゲージで計
測し、その結果をもとにインプロセス計測の該定寸寸法
を補正する機能を計測制御装置に内蔵することを特徴と
するインプロセスゲージシステムにより、上述した従来
製品の課題を解決した。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例インプロセスゲージ
システムの作動を示すフローチャートである。まず、ブ
ロック11で研削盤からインプロセス計測開始信号が入
力されると、計測制御装置をインプロセス計測モードに
する。即ち、ブロック12でリアルタイムにゲージから
の信号を読みとり、ブロック13、14、16でその電
圧値とあらかじめ設定されているポイント値との比較を
行い、随時判定結果をブロック18、15、17でイン
プロセス信号として機械に出力する。この時、研削盤は
加工物を順に研削して行くので、加工物の寸法値が順に
短くなっていく。これに応じて計測制御装置からのイン
プロセス信号も順にP3、P2、P1、P0の順に出力
されていく。最後に、ブロック18でインプロセスP0
の信号が出力されると、ブロック19で加工物の外形寸
法が目標寸法である定寸寸法に達したと判断し、計測制
御装置はインプロセス計測を終了し、また研削盤は研削
を終了する。
【0009】次にブロック20に移り、同じゲージを使
用してポストプロセス計測を開始する。機械の制御盤か
らポストプロセス計測開始信号が来ると、ブロック21
で計測制御装置はポストプロセス計測を実行し、ブロッ
ク22でその値を計測制御装置内に記憶しこの値をもと
に、定寸寸法の補正量を計算し、ブロック23で定寸寸
法P0の値を変更する。補正方法の1例としては、過去
数個のワークのポストプロセス計測結果の平均値を計算
し、その値と目標値との差を最終ポイントP0の値から
引いてやればよい。例えば、計測結果の平均値が目標値
より1μm大きく出た場合は、最終ポイントP0を1μ
mだけ小さくする。この様な制御方法を採用することに
よって、周囲の条件が変動してもこれに追従して最終ポ
イントを変化させることが可能となり、加工物の最終寸
法を常に一定に保つことが可能となる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を使用する
ことにより、インプロセスゲージシステムにおいて、周
囲の条件が変動してもこれに追従して、あらかじめ決め
られた定寸寸法を変化させることが可能となり、加工機
械の加工動作を停止させる定寸信号の自動補正を可能に
し、加工物の最終寸法を常に一定に保つことが可能とな
り、新たに計測ゲージを追加することなく、1台の計測
システムで、前記インプロセス制御とポストプロセスプ
ロセス制御を実現して、従来の2つの工程を1つに統合
することにより設備の効率化の点でも効果が大きく、か
つ加工工程の自動化、加工精度の高度化、インテリジエ
ント化を達成できるインプロセスゲージシステムを提供
するものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例インプロセスゲージシステム
の作動を示すフローチャート。
【図2】インプロセスゲージシステムを搭載した研削盤
の構成を示すブロック図。
【図3】図2の計測制御装置で得られる寸法値と信号の
出力状態の一例を示すインプロセス研削の時間的変化を
表した模式図であり、横軸は時間経過、縦軸はゲージか
ら出力される寸法値を表す。
【符号の説明】
101..研削用砥石 102..加工物 103..ゲージ 104..計測制御装置 105..加工機械の制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気マイクロメータ等の寸法を計測する
    ゲージと該ゲージを用いて加工と同時に加工寸法をリア
    ルタイムに計測し、あらかじめ指定されている寸法値で
    ある定寸寸法に達したとき加工機械の制御装置に対して
    あらかじめ決められた信号である定寸信号を出力するこ
    とによって加工機械の加工動作を停止させるように制御
    する計測制御装置からなるインプロセスゲージシステム
    において、インプロセスゲージ計測による加工機械の加
    工動作を停止させる定寸信号を出力した後、加工物の最
    終寸法を該ゲージで計測し、その結果をもとにインプロ
    セス計測の該定寸寸法を補正する機能を計測制御装置に
    内蔵することを特徴とするインプロセスゲージシステ
    ム。
JP3291967A 1991-10-14 1991-10-14 インプロセスゲージシステム Withdrawn JPH05104400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3291967A JPH05104400A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 インプロセスゲージシステム

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JP3291967A JPH05104400A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 インプロセスゲージシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05104400A true JPH05104400A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17775787

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3291967A Withdrawn JPH05104400A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 インプロセスゲージシステム

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JP (1) JPH05104400A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173764A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Fritz Studer Ag 可動工具の制御方法、入力装置及び工作機械
JP2010173010A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Jtekt Corp 工作機械

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107