JPH05103A - バンド取付装置 - Google Patents

バンド取付装置

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Publication number
JPH05103A
JPH05103A JP18026891A JP18026891A JPH05103A JP H05103 A JPH05103 A JP H05103A JP 18026891 A JP18026891 A JP 18026891A JP 18026891 A JP18026891 A JP 18026891A JP H05103 A JPH05103 A JP H05103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
cover member
rod
tip
outer frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18026891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sonoda
博行 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP18026891A priority Critical patent/JPH05103A/ja
Publication of JPH05103A publication Critical patent/JPH05103A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 [目的] バンドを挿通する突棒の不用意な離脱を防止
する。 [構成] バンド端部に取付ける外枠部材2に突棒5を
回転自在に設ける。突棒5の先端部5aが当接する外枠
部材2の対向片3aにカバー部材10を開閉可能に取付
ける。カバー部材10のカバー部13が突棒5の先端部
5aを覆うため、突棒5が離脱方向に変位することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腕時計や着衣などに使
用されるバンドを尾錠(バックル)により係止するバン
ド取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、腕時計バンドは従来より尾錠と
なる外枠部材がバンド端部に取付けられており、外枠部
材にバンドを自由端側から挿入することにより、着用者
の手首部分に巻回されるようになっている。外枠部材は
「コ」字状のフレームと、このフレームに取付けられた
突棒とを備え、フレーム内に挿入されたバンドの調整穴
内に突棒を挿通させ、突棒の先端部をフレームに当接さ
せることによりバンドの着装が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来構造
では、不用意にあるいは外力によって突棒が離脱方向へ
変位し易く、この離脱方向への変位により、突棒とバン
ドとの係合が解除する不都合がある。そして、この解除
によりバンドが手首部分から外れるため、腕時計が落下
して損傷していた。
【0004】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、突棒の離脱方向への変位を防止して、バンド
の不用意な外れをなくすことができるバンド取付構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、突棒を有した外枠部材にカバー部材を設け、
このカバー部材により突棒をカバーして離脱方向への変
位を防止したものであり、相対向する2辺のうちの1方
の辺に突棒が取付けられ、この突棒の先端が他方の辺に
係止される外枠部材と、上記他方の辺に回転可能に軸支
されて突棒の先端をカバーするカバー部材とを備えてい
ることを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1ないし図4は本発明の一実施例であり、
図3および図4に示すように、バンド1の一端側1aに
尾錠となる外枠部材2が取付けられ、この外枠部材2に
バンドの自由端側1bが挿入されることにより、バンド
1が巻回状態となる。外枠部材2は図1に示すように平
面「コ」字形に成形されたフレーム3と、このフレーム
3の開放端側に回転自在に取付けられた支持棒4と、こ
の支持棒4に基端部が回動可能に結合された突棒5とを
備えている。突棒5は支持棒4を支軸として一方向に回
転させることにより図1および図2に示すように支持棒
4と対向するフレームの対向片3aに先端部が当接する
と共に、支持棒4を支軸として反対方向に回転させるこ
とにより対向片3aとの当接から離脱する。前者の場合
には図3および図4に示すようにバンド1に所定間隔で
開設された長さ調整用の調整穴6を挿通し、これにより
バンド1が巻回状態を維持する一方、後者の場合には突
棒5が調整穴6から抜け出してバンド1が伸長状態に展
開される。前記支持棒4は両端部に係合ピン7が突出し
ており、この係合ピン7がフレーム3に形成されたピン
穴7に挿入されることでフレーム3に掛け渡し状に取付
けられている。本実施例において、支持棒4内部にばね
などの弾性部材(図示省略)が設けられ、係合ピン7は
この弾性部材により突出方向に付勢されており、これに
より支持棒4はばね性を有したばね棒となってフレーム
3からの確実な外れ止めがなされている。この場合、係
合ピン7は弾性部材の付勢によりフレーム3のピン穴7
から先端部が若干突出するようになっている。
【0007】以上の構成に加えて、フレーム3の対向片
3aにはカバー部材10が取付けられている。カバー部
材10は図1に示すように平面「コ」字形に成形される
と共に、フレーム3の対向片3aに設けられた枢支ピン
9に回転可能に取付けられている。また、カバー部材1
0は両側部分にフレーム3の外側面に接合するリップ片
11が形成され、このリップ片に係合穴12が形成され
ている。係合穴12は前記支持棒4の係合ピン7との対
向位置に形成されており、カバー部材10を閉じ方向
(図3における矢印A方向)に回転させると、係合ピン
7の先端部が係合穴12に侵入して係合するため、カバ
ー部材10は不用意に開き方向(図3における矢印B方
向)に回転することがない。このようなカバー部材10
はフレーム3の対向片3a上を覆うカバー部13を一体
的に有し、カバー部材10の閉じ状態ではカバー部13
が対向片3aに当接している突棒5の先端部5aを覆
い、突棒5の離脱方向の変位を防止している。
【0008】図3は、バンド1を巻き付ける状態を示
し、バンド1の自由端側1bが外枠部材2のフレーム3
内に挿入され、外枠部材2の突棒5がバンド1の調整穴
6を挿通し、その先端部5aが外枠部材2の対向片3a
に当接している。そして、この状態でカバー部材10を
矢印A方向に回転させてカバー部材10を閉じる。図4
はこのカバー部材10の閉じ状態を示し、カバー部材1
0の係合穴12と支持棒4の係合ピン7の先端部とが係
合して、カバー部材10は閉じ状態を維持する。このカ
バー部材10の閉じ状態では、図3に示すようにそのカ
バー部13が突棒5の先端部5aを上方から覆っている
ため、突棒5は離脱方向(図4における矢印E方向)へ
の変位が阻止される。従って、外力が作用しても突棒5
は離脱方向に変位することなく、バンド1は巻回状態を
安定して維持することができ、落下することがなくな
る。一方、バンド1を外す場合は、まず、カバー部材1
0を起立方向(図3に示す矢印B方向)に回転させて、
係合穴12を係合ピン7との係合から解除させ、この状
態で突棒5を離脱方向(図3に示す矢印E方向)に変位
させて、バンド1の調整穴6から引き抜くことにより容
易に行うことができる。従って、本実施例では突棒5の
離脱方向への変位をカバー部材10により防止するた
め、バンド1がみだりに外れることがなくなる。
【0009】図5は本発明の別の実施例を示し、この実
施例では外枠部材2のフレーム3外側面に係合凹部21
が形成されると共に、この係合凹部21に対向する係合
凸部22がカバー部材11のリップ片内面に形成されて
いる。カバー部材11を閉じると、これら係合凹部21
および係合凸部22が係合するため、カバー部材11の
閉じ状態を維持することができる。この実施例では、支
持棒4をばね棒構造とする必要がないため、簡単な構造
となり、安価に製造できるメリットがある。
【0010】本発明は上記実施例に限定されることな
く、種々変更が可能である。例えば、外枠部材およびカ
バー部材の材質はプラスチック、金属など適宜選択する
ことができる。特にカバー部材をプラスチックとして、
弾性を有した形状とすることにより外枠部材との係脱構
造が不要となり、構造を簡単にすることができる。ま
た、カバー部材は突棒の先端部を覆うものであれば、そ
の取付位置、形状を変更することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、カバー部材により突棒の先端
部を覆うため、突棒が不用意に変位することがなく、こ
のため確実にバンドを取付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図。
【図2】本発明の一実施例の断面図。
【図3】本発明の一実施例の作動を示す側面図。
【図4】本発明の一実施例の作動を示す側面図。
【図5】本発明の別の実施例の部分平面図。
【符号の説明】
1 バンド 2 外枠部材 4 支持棒 5 突棒 5a 先端部 10 カバー部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する2辺のうちの1方の辺に突棒
    が取付けられ、この突棒の先端が他方の辺に係止される
    外枠部材と、上記他方の辺に回転可能に軸支されて突棒
    の先端をカバーするカバー部材とを備えていることを特
    徴とするバンド取付装置。
  2. 【請求項2】 前記突棒が取付けられる外枠部材の一方
    の辺がばね棒により構成され、このばね棒の先端部に前
    記カバー部材が係脱自在に係合することを特徴とする請
    求項1記載のバンド取付装置。
JP18026891A 1991-06-24 1991-06-24 バンド取付装置 Pending JPH05103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18026891A JPH05103A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 バンド取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18026891A JPH05103A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 バンド取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05103A true JPH05103A (ja) 1993-01-08

Family

ID=16080267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18026891A Pending JPH05103A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 バンド取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05103A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006212107A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Citizen Watch Co Ltd 時計用バンド尾錠構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006212107A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Citizen Watch Co Ltd 時計用バンド尾錠構造

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