JPH05103160A - レーザ書き込み装置 - Google Patents
レーザ書き込み装置Info
- Publication number
- JPH05103160A JPH05103160A JP3285442A JP28544291A JPH05103160A JP H05103160 A JPH05103160 A JP H05103160A JP 3285442 A JP3285442 A JP 3285442A JP 28544291 A JP28544291 A JP 28544291A JP H05103160 A JPH05103160 A JP H05103160A
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- JP
- Japan
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- semiconductor laser
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- laser
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 精度の高い半導体レーザの出力制御を行うこ
とができるレーザ書き込み装置を提供する。 【構成】 コンパレータ71に入力されるフオトダイオ
ード5bの出力が基準値を上回つた時、D/A変換器2
2を1ビツトごとの電圧変化が大きなものから小さなも
のに切り換えて半導体レーザ5aの制御を行う。
とができるレーザ書き込み装置を提供する。 【構成】 コンパレータ71に入力されるフオトダイオ
ード5bの出力が基準値を上回つた時、D/A変換器2
2を1ビツトごとの電圧変化が大きなものから小さなも
のに切り換えて半導体レーザ5aの制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機やプリ
ンタなどに適用されるレーザ書き込み装置に関する。
ンタなどに適用されるレーザ書き込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デイジタル複写機の画像形成に
は、半導体レーザを使用したレーザ書き込み装置が使用
されている。従来例に係るレーザ書き込み装置およびそ
の制御を、図4ないし図7を参照し以下に説明する。図
4は書き込み装置の概略を示す構成図で、制御板6で制
御された半導体レーザ(以下LD素子と略す)5はレー
ザ光7を射出し、このレーザ光7はコリメートレンズ4
を経由し、ポリゴンミラー3にて反射され、レンズ2で
光路補正され、感光体1へ照射される。
は、半導体レーザを使用したレーザ書き込み装置が使用
されている。従来例に係るレーザ書き込み装置およびそ
の制御を、図4ないし図7を参照し以下に説明する。図
4は書き込み装置の概略を示す構成図で、制御板6で制
御された半導体レーザ(以下LD素子と略す)5はレー
ザ光7を射出し、このレーザ光7はコリメートレンズ4
を経由し、ポリゴンミラー3にて反射され、レンズ2で
光路補正され、感光体1へ照射される。
【0003】LD素子5の制御系を図5に示す。まず電
源を投入するとLD電源31が供給され、LD素子5の
点灯準備が行われる。次いでCPU20よりLD点灯信
号40がI/O21を経由し、バツフア24、LDドラ
イバ26に送られる。LDドライバ26は点灯信号40
により起動し、レベル電圧VL に応じた電流IL をLD
5aに流す。LD5aが点灯しレーザ光を発光すると、
LD素子5に内蔵されたフオトダイオード5bがレーザ
光を検知し、ダイオード電流はアンプ28により増幅さ
れ、APC電圧VA を発生させる。APC電圧VA はA
/D変換器23を経由しCPU20に送られる。CPU
20はAPC電圧VA に基づいてLD5aのレーザ光が
目標発光量に達したか判断し、D/A変換器22を介し
てレベル電圧VLを制御する。25はアンプ、27はト
ランジスタ、29,30は抵抗である。
源を投入するとLD電源31が供給され、LD素子5の
点灯準備が行われる。次いでCPU20よりLD点灯信
号40がI/O21を経由し、バツフア24、LDドラ
イバ26に送られる。LDドライバ26は点灯信号40
により起動し、レベル電圧VL に応じた電流IL をLD
5aに流す。LD5aが点灯しレーザ光を発光すると、
LD素子5に内蔵されたフオトダイオード5bがレーザ
光を検知し、ダイオード電流はアンプ28により増幅さ
れ、APC電圧VA を発生させる。APC電圧VA はA
/D変換器23を経由しCPU20に送られる。CPU
20はAPC電圧VA に基づいてLD5aのレーザ光が
目標発光量に達したか判断し、D/A変換器22を介し
てレベル電圧VLを制御する。25はアンプ、27はト
ランジスタ、29,30は抵抗である。
【0004】図6にLD素子5の特性を示す。レベル電
圧VL が上昇し、点aになるとLD5aが発光し、AP
C電圧VA が発生する。なお、レベル電圧VL はD/A
変換器22により調整範囲が256分割されている。
圧VL が上昇し、点aになるとLD5aが発光し、AP
C電圧VA が発生する。なお、レベル電圧VL はD/A
変換器22により調整範囲が256分割されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような制御系にお
いて、LD5aの出力を制御する場合、図7に示すよう
に、レベル電圧VL は0電圧より定格出力までの範囲を
256分割しているため、実際に発光可能な電圧範囲
(B)では1ビツト毎の出力変化が大きく、そのためL
D5aの出力が大きく変動し、制御が難しいという不具
合を生じる。
いて、LD5aの出力を制御する場合、図7に示すよう
に、レベル電圧VL は0電圧より定格出力までの範囲を
256分割しているため、実際に発光可能な電圧範囲
(B)では1ビツト毎の出力変化が大きく、そのためL
D5aの出力が大きく変動し、制御が難しいという不具
合を生じる。
【0006】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、精
度の高いLDの出力制御を行うことができるレーザ書き
込み装置を提供することを目的とする。
度の高いLDの出力制御を行うことができるレーザ書き
込み装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像データ
に応じて変調されたレーザ光により感光体を走査し、画
像の書き込みを行うレーザ書き込み装置において、半導
体レーザの発光量を検知するフオトダイオードの出力値
を所定の基準値と比較して比較信号を出力するコンパレ
ータと、前記半導体レーザの発光量を決定するレベル電
圧を制御するための出力値が異なる複数のD/A変換器
と、前記コンパレータが出力する比較信号に従つて前記
D/A変換器を切り換える制御手段とを備えることによ
り達成される。
に応じて変調されたレーザ光により感光体を走査し、画
像の書き込みを行うレーザ書き込み装置において、半導
体レーザの発光量を検知するフオトダイオードの出力値
を所定の基準値と比較して比較信号を出力するコンパレ
ータと、前記半導体レーザの発光量を決定するレベル電
圧を制御するための出力値が異なる複数のD/A変換器
と、前記コンパレータが出力する比較信号に従つて前記
D/A変換器を切り換える制御手段とを備えることによ
り達成される。
【0008】
【作用】制御手段はコンパレータが出力する比較信号に
従つて、D/A変換器を切り換える制御を行う。例え
ば、コンパレータに入力されるフオトダイオードの出力
が基準値を上回つた時、D/A変換器を、1ビツトごと
の電圧変化が大きなものから小さいなものに切り換える
ようにする。
従つて、D/A変換器を切り換える制御を行う。例え
ば、コンパレータに入力されるフオトダイオードの出力
が基準値を上回つた時、D/A変換器を、1ビツトごと
の電圧変化が大きなものから小さいなものに切り換える
ようにする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来例と同一もしくは同一と見なせる個所
には同一符号を付して重複する説明は省略した。図1は
実施例に係るレーザ書き込み装置の制御回路図であり、
1ビツトごとの電圧変化量が異なる2つのD/A変換器
22a,22bを設けることで、LD素子5を制御する
レべル電圧の供給源を2系統(22a,22b)用意
し、APC電圧VA の電圧値により動作するコンパレー
タ71の出力に基づいて、CPU20がレベル電圧V
L 1 ,VL 2 を切り換えてアンプ25に出力するように
している。
する。なお、従来例と同一もしくは同一と見なせる個所
には同一符号を付して重複する説明は省略した。図1は
実施例に係るレーザ書き込み装置の制御回路図であり、
1ビツトごとの電圧変化量が異なる2つのD/A変換器
22a,22bを設けることで、LD素子5を制御する
レべル電圧の供給源を2系統(22a,22b)用意
し、APC電圧VA の電圧値により動作するコンパレー
タ71の出力に基づいて、CPU20がレベル電圧V
L 1 ,VL 2 を切り換えてアンプ25に出力するように
している。
【0010】図2はAPC電圧設定のフローチヤートで
あり、電源を投入するとLD電源31が供給され、LD
素子5(のLD5a)の点灯準備が行われる。CPU2
0はコンパレータ71の出力73がオンかチエツクし
(S1)、オフの場合、従来と同様にD/A変換器22
aを経由しレベル電圧VL 1 を出力する。次いでLD点
灯信号40を出力し、LD5aを発光させ(S3)、フ
オトダイオード5bの出力によるAPC電圧VA が設定
電圧になるまで(S4)レベル電圧VL 1 を1ビツト分
毎増加させていく(S2)。
あり、電源を投入するとLD電源31が供給され、LD
素子5(のLD5a)の点灯準備が行われる。CPU2
0はコンパレータ71の出力73がオンかチエツクし
(S1)、オフの場合、従来と同様にD/A変換器22
aを経由しレベル電圧VL 1 を出力する。次いでLD点
灯信号40を出力し、LD5aを発光させ(S3)、フ
オトダイオード5bの出力によるAPC電圧VA が設定
電圧になるまで(S4)レベル電圧VL 1 を1ビツト分
毎増加させていく(S2)。
【0011】APC電圧VA が図3に示す設定電圧VC
になると(S4でY)、CPU20はD/A変換器22
aのデータをクリアして(S5)、このサブルーチンの
動作を終了する。次に、CPU20はコンパレータ71
の出力73がオンになつたことを検知すると(S1で
Y)、レベル電圧VL 1 を最大値に保持し(S6)、レ
ベル電圧の制御をD/A変換器22b側に切り換えても
う一方のレベル電圧VL2 をΔVL 2 ずつ上昇させてい
く(S7)。このレベル電圧VL 2 はレベル電圧VL 1
より1ビツト毎の変化量が小さく設定され、即ち、ΔV
L 1 >ΔVL 2 (従つてΔVA も小さい)となつてい
る。このようにLD点灯後は出力電圧の変化量が小さい
D/A変換器を使用することにより、微細なレベルでL
D5aを制御することが可能となる。なお、コンパレー
タ71、D/A変換器22の数を増やせばさらに細かい
LD5aの出力制御が可能となる。
になると(S4でY)、CPU20はD/A変換器22
aのデータをクリアして(S5)、このサブルーチンの
動作を終了する。次に、CPU20はコンパレータ71
の出力73がオンになつたことを検知すると(S1で
Y)、レベル電圧VL 1 を最大値に保持し(S6)、レ
ベル電圧の制御をD/A変換器22b側に切り換えても
う一方のレベル電圧VL2 をΔVL 2 ずつ上昇させてい
く(S7)。このレベル電圧VL 2 はレベル電圧VL 1
より1ビツト毎の変化量が小さく設定され、即ち、ΔV
L 1 >ΔVL 2 (従つてΔVA も小さい)となつてい
る。このようにLD点灯後は出力電圧の変化量が小さい
D/A変換器を使用することにより、微細なレベルでL
D5aを制御することが可能となる。なお、コンパレー
タ71、D/A変換器22の数を増やせばさらに細かい
LD5aの出力制御が可能となる。
【0012】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
半導体レーザの発光量を検知するフオトダイオードの出
力値を基準値と比較することにより、例えば、半導体レ
ーザ点灯前は1ビツト毎の変化の大きいD/A変換器を
使用し、速やかに点灯状態まで持つていき、半導体レー
ザ点灯後は1ビツト毎の変化の小さいD/A変換器を使
用することができるから、半導体レーザのより細かい制
御が可能となる。
半導体レーザの発光量を検知するフオトダイオードの出
力値を基準値と比較することにより、例えば、半導体レ
ーザ点灯前は1ビツト毎の変化の大きいD/A変換器を
使用し、速やかに点灯状態まで持つていき、半導体レー
ザ点灯後は1ビツト毎の変化の小さいD/A変換器を使
用することができるから、半導体レーザのより細かい制
御が可能となる。
【図1】本発明の実施例に係るレーザ書き込み装置の制
御回路図である。
御回路図である。
【図2】本発明の実施例に係るAPC電圧設定のサブル
ーチンを示すフローチヤートである。
ーチンを示すフローチヤートである。
【図3】本発明の実施例に係る半導体レーザの制御電圧
とフオトダイオードの出力電圧の関係を示す特性図であ
る。
とフオトダイオードの出力電圧の関係を示す特性図であ
る。
【図4】レーザ書き込み装置の概略を示す構成図であ
る。
る。
【図5】従来例に係るレーザ書き込み装置の制御回路図
である。
である。
【図6】従来例に係る半導体レーザの出力特性図であ
る。
る。
【図7】従来例に係る半導体レーザの出力変化量と制御
電圧変化量の関係を示す特性図である。
電圧変化量の関係を示す特性図である。
5 半導体レーザ 20 CPU 22a,22b D/A変換器 26 LDドライバ 71 コンパレータ
Claims (2)
- 【請求項1】 画像データに応じて変調されたレーザ光
により感光体を走査し、画像の書き込みを行うレーザ書
き込み装置において、半導体レーザの発光量を検知する
フオトダイオードの出力値を所定の基準値と比較して比
較信号を出力するコンパレータと、前記半導体レーザの
発光量を決定するレベル電圧を制御するための出力値が
異なる複数のD/A変換器と、前記コンパレータが出力
する比較信号に従つて前記D/A変換器を切り換える制
御手段とを備えたレーザ書き込み装置。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記コンパレー
タに入力される前記フオトダイオードの出力値が所定の
基準値を上回つた時、前記制御手段は、前記コンパレー
タが出力する比較信号により1ビツトごとの電圧変化が
小さい前記D/A変換器に切り換えるように制御するレ
ーザ書き込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3285442A JPH05103160A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | レーザ書き込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3285442A JPH05103160A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | レーザ書き込み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05103160A true JPH05103160A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17691573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3285442A Pending JPH05103160A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | レーザ書き込み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05103160A (ja) |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3285442A patent/JPH05103160A/ja active Pending
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