JPH05102888A - 電話回線分岐装置 - Google Patents

電話回線分岐装置

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JPH05102888A
JPH05102888A JP25780491A JP25780491A JPH05102888A JP H05102888 A JPH05102888 A JP H05102888A JP 25780491 A JP25780491 A JP 25780491A JP 25780491 A JP25780491 A JP 25780491A JP H05102888 A JPH05102888 A JP H05102888A
Authority
JP
Japan
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signal
telephone
branching device
station
line
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25780491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Fuda
仁 布田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 分岐回線を用いた場合に発生する鳴音を防止
し、インターフェイス回路を直接、電話機と接続できる
一斉呼出しができる電話回線分岐装置を提供することで
ある。 【構成】 電話回線を縦続接続し一斉指令や一斉放送の
目的に使用する場合、多重ループが原因で鳴音が発生す
る。鳴音を防止するためにエコーキャンセラ5を用いて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話回線を用いられる分
岐装置に関し、特に音声信号の一斉放送等に用いられる
縦続接続方式の電話回線分岐装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話回線を用いて行なわれる通
信は、1対1の通信を基本としているが、多人数と同時
に通話したり、各地点に対し一斉に情報を伝達すること
が必要とされる場合がある。
【0003】この場合には音声信号を加算し分配するた
めの分岐装置が必要となる。分岐装置には各地点の信号
を電話回線を用いて1ケ所に集中させ加算分配する単点
分岐方式と、伝送路に沿って分岐装置を配置する複点分
岐方式とがある。
【0004】複点分岐方式では、各地点の信号を電話回
線を用いて、数ケ所に集中させ加算分配させる場合と、
各々の地点に分岐装置を配置し、各地点間を縦続接続す
る場合がある。
【0005】本発明では後者の場合に用いられる分岐装
置に関している。この縦続接続する方式では伝送路効率
が一番良く、経済的にも優れている。他の方式では1ケ
所又は数ケ所に電話回線を集中させるため効率的に悪く
なる。この縦続接続方式の分岐装置は、一斉指令、一斉
放送といった用途に用いられる場合が多くある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この分岐装置を用いた
方式で問題となる点は鳴音である。すなわち電話のシス
テムが本来1対1の通信を想定してあり、1対1の通信
システムで最良となる様レベルダイヤ設計がされてい
る。2線−4線変換ハイブリット回路での不整合によ
り、廻り込む信号が存在するが、最悪条件でも鳴音は発
生しない様になっている。
【0007】しかし、分岐装置を用いると多重ループが
でき、廻り込む信号が加算されるため、鳴音が発生す
る。これは分岐装置を用いる場合、どの方式によっても
鳴音が発生する可能性はある。縦続接続する場合にも、
多段に接続する程、鳴音が発生する確率は高くなる。
【0008】従来この様に鳴音が発生する場合、2線−
4線変換ハイブリット回路のバランシングネットワーク
回路(BN)を2線回線側に合せる様、調整したり伝送
路の損失を増加させ、鳴音を防止する様にしていた。
【0009】このため、調整に時間を要したり、伝送路
の損失を増す場合には、遠話になるという問題点があっ
た。
【0010】又、常時回線を使用する場合には問題とな
らないが呼出し信号すなわちシグナリング情報信号の送
受が多地点接続の場合には出来ないという問題点があ
る。
【0011】そこで、本発明の第1の技術的課題は、上
記欠点に鑑み、分岐回線を用いた場合に発生する鳴音を
防止することができる電話回線分岐装置を提供すること
である。
【0012】本発明の第2の技術的課題は、加入者イン
ターフェイス回路を直接、電話機と接続できる電話回線
分岐装置を提供することである。
【0013】本発明の第3の技術的課題は、一斉呼出し
ができる電話回線分岐装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電話回
線に用いられる電話回線分岐装置において、第1の伝送
路から受信した第1の電話信号と第2の伝送路から受信
した第2の電話信号とを加算する第1の加算器と、前記
第2の電話信号と第3の伝送路から受信した第3の電話
信号とを加算する第2の加算器と、前記第1の電話信号
と前記第3の電話信号とを加算する第3の加算器と、前
記第1の加算器の出力信号と前記第3の電話信号との間
に介在するエコーキャンセラーとを有することを特徴と
する電話回線分岐装置が得られる。
【0015】また、本発明によれば、前記電話回線分岐
装置において、前記第3の伝送路に、ハイブリッドコイ
ルと、給電及びシグナリングを行う加入者インターフェ
イス部を設け、前記第3の伝送路の入出力部を2線回線
とすることを特徴とする電話回線分岐装置が得られる。
【0016】また、本発明によれば、前記電話回線分岐
装置において、前記第1及び第2の伝送路からの受信シ
グナル情報の論理積により、前記加入者インターフェイ
ス部を駆動し、当該加入者インターフェイス部からの前
記受信シグナル情報を前記第1及び第2の伝送路からの
受信シグナル情報との論理積を、前記第1及び第2の伝
送路に対しての送信シグナル情報とすることを特徴とす
る電話回線分岐装置が得られる。
【0017】即ち、本発明の分岐装置では、3方向の電
話回線を入出力としている。自局以外の各々の受信電話
信号を加算する加算器と自局への受信信号を受け、送信
信号とで動作するエコーキャンセラを備えている。
【0018】又、第2の発明では第1の発明での構成に
加え2線回線の電話信号を受信信号と送信信号に分離す
るハイブリットコイルと電話機とインターフェイスし給
電機能をシグナリング機能を有する加入者インターフェ
イス部を備えている。
【0019】第3の発明では第2の発明に加え、自局か
らの受信シグナリング情報と各々の他の伝送装置からの
受信シグナル情報の論理積をとり、各々の他の伝送装置
に対しての送信シグナリング情報として送出し、各々の
各局からの受信シグナリング情報の論理積により自局の
送信シグナリング情報としている。
【0020】
【実施例】次の本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0021】図1は第1の発明に対応する実施例の分岐
装置1のブロック図である。3方向からの4線回線を仮
にA局、B局、C局とし送信回線をS、受信回線をRと
する。分岐装置1での第1の機能は加算・分配機能であ
り、各々の受信回線Rからの信号を加算する加算器が3
個必要となる。
【0022】すなわちA局のR信号とB局のR信号を加
算する第1の加算器2とA局のR信号とC局のR信号を
加算する第2の加算器3と、B局とC局のR信号を加算
する第3の加算器4とから構成される。各々の出力信号
はC局のS信号、B局のC信号、A局のS信号として分
配される。
【0023】図1では、仮にB局が自局としているが、
第1の加算器2の出力信号はB局のS信号として送出さ
れると共にエコーキャンセラ5のRINに入力される。
B局の受信信号はエコーキャンセラ5のSINに入力さ
れ、出力信号SOUTが第3の加算器4に入力される。
【0024】エコーキャンセラ5はB局の送信信号が受
信信号として、廻り込んだ場合、消去するものであり、
音声信号により適応動作している。
【0025】第2の発明に対応する実施例を説明する。
【0026】図2に示すとおり、B局の4線回線をハイ
ブリットコイル6を用いて2線回線とし、加入者インタ
ーフェイス回路7を介して電話機8と直接接続出来る様
にした場合の構成である。
【0027】第3の発明に対応する実施例を図3を参照
して説明する。本実施例は、シグナリング情報をA局、
B局、C局間で送受させる場合の構成であり、自局以外
の2つの受信シグナリング情報の論理積をとり、その出
力情報により、自局の送信シグナリング情報とする。す
なわちA局側で電話機8をオフフックすることで得られ
る電話シグナリング情報を、B局とC局に送信し、B局
及びC局に接続されている電話機8のベルを鳴動させる
ことができる。別の局側から発呼した場合にもは同様に
鳴動させることができる。
【0028】図4は上記実施例の分岐装置1を用いたシ
ステムの構成図である。各局からの電話回線の音声信号
はそれぞれの局での音声信号を加算され次の局へ送出さ
れ、次々と加算されるため、全ての局の音声信号を受信
できることになる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は分岐装置に
エコーキャンセラを配置したので分岐回線を用いた場合
に問題となる鳴音を防止することが出来る。回線損失を
増加させることなしに鳴音を防止することが出来るた
め、遠話になることもなく常に良好な通話品質が得られ
る。
【0030】第2の発明では加入者インターフェイス回
路を分岐装置と組合せることにより直接電話機と接続さ
せることが出来る。
【0031】第3の発明ではシグナリング情報を送受す
ることが出来るため一斉呼出しが可能となるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図4】本発明の実施例の分岐装置を用いて実際にシス
テムを構築した場合の構成例である。
【符号の説明】
1 分岐装置 2 第1の加算器 3 第2の加算器 4 第3の加算器 5 エコーキャンセラ 6 ハイブリッドコイル 7 加入者インターフェイス回路 8 電話機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に用いられる電話回線分岐装置
    において、 第1の伝送路から受信した第1の電話信号と第2の伝送
    路から受信した第2の電話信号とを加算する第1の加算
    器と、 前記第2の電話信号と第3の伝送路から受信した第3の
    電話信号とを加算する第2の加算器と、 前記第1の電話信号と前記第3の電話信号とを加算する
    第3の加算器と、 前記第1の加算器の出力信号と前記第3の電話信号との
    間に介在するエコーキャンセラーとを有することを特徴
    とする電話回線分岐装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話回線分岐装置におい
    て、前記第3の伝送路に、ハイブリッドコイルと、給電
    及びシグナリングを行う加入者インターフェイス部を設
    け、前記第3の伝送路の入出力部を2線回線とすること
    を特徴とする電話回線分岐装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電話回線分岐装置におい
    て、前記第1及び第2の伝送路からの受信シグナル情報
    の論理積により、前記加入者インターフェイス部を駆動
    し、 当該加入者インターフェイス部からの前記受信シグナル
    情報を前記第1及び第2の伝送路からの受信シグナル情
    報との論理積を、前記第1及び第2の伝送路に対しての
    送信シグナル情報とすることを特徴とする電話回線分岐
    装置。
JP25780491A 1991-10-04 1991-10-04 電話回線分岐装置 Withdrawn JPH05102888A (ja)

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Effective date: 19990107