JPH0510285U - 収納カセツト - Google Patents

収納カセツト

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JPH0510285U
JPH0510285U JP6550291U JP6550291U JPH0510285U JP H0510285 U JPH0510285 U JP H0510285U JP 6550291 U JP6550291 U JP 6550291U JP 6550291 U JP6550291 U JP 6550291U JP H0510285 U JPH0510285 U JP H0510285U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
holding plates
storage cassette
substrate
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6550291U
Other languages
English (en)
Inventor
彰 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP6550291U priority Critical patent/JPH0510285U/ja
Publication of JPH0510285U publication Critical patent/JPH0510285U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板収納カセットの収納幅を容易かつ正確に
変更し得るようにする。 【構成】 ネジ軸受け14を設けた左右の可動保持板1
1,12をネジシャフト13の回転で、中央対称に左右
に移動させ、幅を変更する。ネジシャフト13には、中
央を境に右ネジと左ネジを振り分けて設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の利用分野】
本考案はプリント基板や液晶表示素子の基板、フロッピーディスク、光ディス ク等の板状基板の収納カセットに関する。
【0002】
【従来技術】
図15に従来例の収納カセットの1例を示す。このカセットでは、多数の凹溝 1を設けた左右の保持板2,3を固定シャフト4で結合し、収納カセットとする 。そして凹溝1と凹溝1の間に、基板5を収納する。このカセットでは、収納す べき基板5の幅が変わる毎に、固定シャフト4を交換し、幅を調整せねばならな い。このため固定シャフト4は多種類の長さのものを用意せねばならず、シャフ ト4の製作費用が高価で、かつシャフト4の管理も繁雑となる。また図15の収 納カセットでは、シャフト4を交換する毎にカセットの外形寸法が変化する。こ のことは、自動組立機や自動加工機等の基板供給用にカセットを用いる場合、自 動加工機や自動組立機へのカセットの取り付けや搬送、位置決めを難しくする。
【0003】 図16に、基板5の収納幅を可変としたカセットを示す。このカセットでは上 下の固定板6,7を用い、ネジ等で固定した柱で間隔を保持する。固定板6,7 には溝8を設け、この部分で右保持板3をスライドさせた後ボルト等で締め付け て、左保持板2との間隔を修正する。しかしながらこのカセットでは、右保持板 3の正確な位置決めが難しいと共に、右保持板3が傾き易く、正確な幅合わせに 時間を要する。
【0004】
【考案の課題】
この考案の課題は、収納すべき基板に応じて収納幅を、正確にかつ容易に変え られる収納カセットを提供することにある。
【0005】
【考案の構成】 この考案は、収納すべき基板の端部を保持するための凹溝を複数設けた保持板 を、2枚左右に設けると共に、これらの保持板を平行に保ったままスライドさせ るようにした収納カセットにおいて、中央部を境に左ネジ部と右ネジ部とを振り 分けて設けたネジシャフトを設け、前記の保持板に設けた雌ネジ穴にこのネジシ ャフトをネジ合わせし、ネジシャフトの回転で2枚の保持板をネジシャフトの中 央に関して対称に平行状態を保ったまま、左右に前後進させるようにしたことを 特徴とする。
【0006】
【考案の作用】
この考案では、ネジシャフトの回転で左右2枚の保持板の間隔を変更する。ネ ジシャフトは中央を境に左ネジ部と右ネジ部とに振り分けてあるので、ネジシャ フトを回転させると2枚の保持板は左右対称に前進あるいは後進する。
【0007】
【実施例】
図1〜図5に、第1の実施例を示す。図1において、1は凹溝、4は固定シャ フトである。9は左側の固定保持板、10は右側の固定保持板、11は左側の可 動保持板、12は右側の可動保持板で、これらには多数の凹溝1を刻み、基板の 左右の端部を支え、保持するようにする。保持板9,10,11,12に刻む凹 溝1は同じピッチで刻み、基板を水平に保持できるようにする。13は一対のネ ジシャフトで、中央部を境に右側には左ネジを刻み、左側には右ネジを刻む。一 対のネジシャフト13,13は上下に同じものを用い、ピッチが完全に等しくな るようにする。14は、可動保持板11,12に設けたネジ軸受けで、ネジシャ フト13のネジに合わせた雌ネジ穴であれば良い。ここでネジ軸受け14を用い たのは、可動保持板11,12とは別にネジ軸受け14を製造し、これを可動保 持板11,12に固着することで、可動保持板11,12の組立て時の相対位置 を調整可能にするためである。ネジ軸受け14は、可動保持板11,12の双方 に設け、左保持板11には右ネジ型のものを、右保持板12には左ネジ型のもの を設ける。15はタイミングベルト、16はネジシャフト13,13の端部に設 けたタイミングプーリで、2本のネジシャフト13,13を同期して同じ送り量 だけ回転させるためのものである。図2に、収納カセットの正面を示す。図の5 は基板で、例えばプリント基板や液晶表示素子の基板、フロッピーディスク、光 ディスク等とする。図には、ネジシャフト13で可動保持板11,12の位置を 調整し、中程度の大きさの基板5を2列に収納した状態を示す。図3に上部から 見た平面を、図4に右側面を示す。
【0008】 図5に、ネジシャフト13を示す。ネジシャフト13は中央の部分にはネジを 切らず、左右にネジ部を設ける。左側には例えば右ネジ部17を設け、右側には 左ネジ部18を設ける。19は右固定保持板10を貫通させるための段付け部で 、この部分にタイミングプーリ16を固着する。右ネジ部17と左ネジ部18と は同じピッチとする。
【0009】 図6〜図8に第2の実施例を示す。この実施例は、左右の可動保持板11,1 2に、それぞれストッパープレート20とストッパーシャフト21を取り付けた ものである。ストッパーシャフト21は左右の可動保持板11,12に設けた穴 の中を摺動してストッパープレート20の位置を可変にする。22はストッパー プレート20に設けた凹溝で、左右の可動保持板11,12の凹溝1と同じピッ チで設ける。凹溝22は設けなくても良い。他の点では、図1〜図5の実施例と 同様に構成する。
【0010】 実施例の動作を、ストッパープレート20を設けた、図6〜図8の実施例につ いて示す。最初の実施例は、ストッパープレート20がないため、保持板9,1 0,11,12の奥行き幅よりも大きな基板の収容に適さないことを除けば、図 6〜図8の実施例と同様に作動する。
【0011】 固定シャフト4と左右の固定保持板9,10を用い、左右の可動保持板11, 12にがたつきが無い状態で、収納カセットの機械的強度を保つ。この状態で例 えば動力ドライバー等により、一方のタイミングプーリ15を回転させると、タ イミングベルト16で回転が伝えられ、2つのネジシャフト13,13は同期し て回転する。左右の可動保持板11,12は固定シャフト4で保持されているた め、ネジシャフト13の回転はネジ軸受け14で可動保持板11,12の前後進 運動に変換される。この前後進は、固定シャフト4に沿って行われる。ここでネ ジシャフト13,13には、中央を境に右側には左ネジ部18が、左側には右ネ ジ部17が刻んであり、左右のピッチが等しいため、左可動保持板11と右可動 保持板12の移動は、収納カセットの中央に関して対称になる。またネジシャフ ト13,13は、可動保持板11,12の上下に2本設けたため、可動保持板1 1,12は上下をネジシャフト13,13のネジで位置決めされ、その位置は極 めて正確で傾きも生じない。なお固定シャフト4を図のように可動保持板11, 12の溝に通すのではなく、可動保持板11,12に設けた貫通穴を摺動させる ようにすれば、固定シャフト4で可動保持板11,12の傾きをほぼ無くすこと ができる。この場合には、ネジシャフト13は例えば可動保持板11,12の下 側に1本設けるだけでよい。
【0012】 小さな基板5を収納する場合、ネジシャフト13を回転させ、可動保持板11 ,12を固定保持板9,10側に寄せると、図9〜図11のようにカセットの左 右に2列に基板5を収納することができる。基板5の幅がカセットの有効収納幅 の1/3に一致する場合には、3列に基板5を収納できる。
【0013】 一方図12〜図14のように、大きな基板5を収納する場合、可動保持板11 ,12を固定保持板9,10側に更に寄せれば、中央に大きな収納空間が得られ る。大形の基板5では、幅が可動保持板11,12の奥行き幅よりも長いのでス トッパーシャフト21を引出し、ストッパープレート20の凹溝22で基板5の 後端面を支え、基板5が前後に飛び出すのを防止する。
【0014】 以上の説明から明かなように、実施例では1列から最大3列までの範囲で、大 きさに応じ多数の基板5を収納できる。収納幅の変更は、タイミングプーリ16 を回転させるだけで良く、簡単でかつ正確である。更にストッパープレート20 を用いれば、カセットの奥行き幅よりも大きな基板でも収容できる。なお実施例 では、可動保持板11,12は左右に1枚ずつとしたが、それぞれ多数枚設けて も良い。この場合にはネジシャフト13を、左ネジ部18と右ネジ部17が交互 に繰り返し表れるようにする。
【0015】
【考案の効果】
この考案では、カセットの収納幅を容易にかつ正確に変更することができ、固 定シャフトを多種類用意したり、幅の変更用の治具を用意したりする必要が無い 。また収納する基板の大きさに応じて、1列から複数列まで無駄なく収納するこ とができ、小型の基板を収納する場合もカセットの背が高くならないので、安定 に基板を収納できる。さらに収納幅を変更した場合でもカセットの外形寸法は変 わらず、左右の可動保持板の間隔が正確で傾き等の狂いが無いので、自動組立機 や自動加工機への基板供給に特に適している。また左右の可動保持板に出し入れ 自在のストッパープレートを設ければ、カセットの奥行き幅よりも大きな基板で も収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の収納カセットの斜視図
【図2】 実施例の収納カセットの正面図
【図3】 実施例の収納カセットの平面図
【図4】 実施例の収納カセットの側面図
【図5】 実施例に用いるネジシャフトの正面図
【図6】 第2の実施例の収納カセットの正面図
【図7】 第2の実施例の収納カセットの平面図
【図8】 第2の実施例の収納カセットの側面図
【図9】 小形基板収納時の第2の実施例の収納カセッ
トの正面図
【図10】 小形基板収納時の第2の実施例の収納カセ
ットの平面図
【図11】 小形基板収納時の第2の実施例の収納カセ
ットの側面図
【図12】 大形基板収納時の第2の実施例の収納カセ
ットの正面図
【図13】 大形基板収納時の第2の実施例の収納カセ
ットの平面図
【図14】 大形基板収納時の第2の実施例の収納カセ
ットの側面図
【図15】 従来例の収納カセットの斜視図
【図16】 従来例の収納カセットの斜視図
【符号の説明】
1 凹溝 4 固定シャフト 5 基板 9 左固定保持板 10 右固定保持板 11 左可動保持板 12 右可動保持板 13 ネジシャフト 14 ネジ軸受け 15 タイミングベルト 16 タイミングプーリ 17 右ネジ部 18 左ネジ部 20 ストッパープレート 21 ストッパーシャフト 22 凹溝

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 収納すべき基板の端部を保持するため
    の凹溝を複数設けた保持板を、2枚左右に設けると共
    に、これらの保持板を平行に保ったままスライドさせる
    ようにした収納カセットにおいて、 中央部を境に左ネジ部と右ネジ部とを振り分けて設けた
    ネジシャフトを設け、前記の保持板に設けた雌ネジ穴に
    このネジシャフトをネジ合わせし、ネジシャフトの回転
    で2枚の保持板をネジシャフトの中央に関して対称に平
    行状態を保ったまま、左右に前後進させるようにしたこ
    とを特徴とする、収納カセット。
JP6550291U 1991-07-23 1991-07-23 収納カセツト Pending JPH0510285U (ja)

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JP6550291U JPH0510285U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 収納カセツト

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JP6550291U JPH0510285U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 収納カセツト

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Publication Number Publication Date
JPH0510285U true JPH0510285U (ja) 1993-02-09

Family

ID=13288919

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JP6550291U Pending JPH0510285U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 収納カセツト

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JP (1) JPH0510285U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019023100A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 日鉄住金鋼板株式会社 パネル積載ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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