JPH05102291A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH05102291A JPH05102291A JP3178886A JP17888691A JPH05102291A JP H05102291 A JPH05102291 A JP H05102291A JP 3178886 A JP3178886 A JP 3178886A JP 17888691 A JP17888691 A JP 17888691A JP H05102291 A JPH05102291 A JP H05102291A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 絶縁物によって分離された高周波用半導体素
子(DIC)を形成することにより、参照端子における
コモンモードインピーダンスの実質的な除去をはかる。 【構成】 高濃度にドープされた単結晶半導体領域(1
12)は半導体基板の表面(98)と背面(61)を接
続するように基板を貫通しており、素子の参照端子へと
接続している。入れ子状になった第1凹部(66)およ
び第2凹部(77)はエッチングによって形成される。
前記入れ子状になった凹部群(66,77)は突起した
海島状の単結晶半導体領域(821,822)をもたら
し、これは完成時のダイ厚さとほぼ同じだけの厚さを持
つ。さらに酸化物絶縁層(86)および多結晶支持体
(88)が従来のDIC製造工程を用いて形成され、こ
のあと前記多結晶支持体(88)は取り除かれて高濃度
にドープされた単結晶半導体領域(112)が露出され
る。
子(DIC)を形成することにより、参照端子における
コモンモードインピーダンスの実質的な除去をはかる。 【構成】 高濃度にドープされた単結晶半導体領域(1
12)は半導体基板の表面(98)と背面(61)を接
続するように基板を貫通しており、素子の参照端子へと
接続している。入れ子状になった第1凹部(66)およ
び第2凹部(77)はエッチングによって形成される。
前記入れ子状になった凹部群(66,77)は突起した
海島状の単結晶半導体領域(821,822)をもたら
し、これは完成時のダイ厚さとほぼ同じだけの厚さを持
つ。さらに酸化物絶縁層(86)および多結晶支持体
(88)が従来のDIC製造工程を用いて形成され、こ
のあと前記多結晶支持体(88)は取り除かれて高濃度
にドープされた単結晶半導体領域(112)が露出され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、半導体装置およ
び集積回路に関する改良された手段および方法に関し、
さらに詳細には絶縁体による絶縁構造を有するデバイス
および回路に関する。
び集積回路に関する改良された手段および方法に関し、
さらに詳細には絶縁体による絶縁構造を有するデバイス
および回路に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波トランジスタおよび集積回路の特
性は、デバイスのリードまたは端子に起因する寄生イン
ピーダンスに依存している。例えば増幅器または他のデ
バイスの入力リードおよび出力リードに起因する寄生キ
ャパシタンスの値が大きいと上側のカットオフ周波数を
悪化させる。同様に高周波用増幅装置の基準リードにお
ける同相(Common mode)インピーダンスも
高周波特性に悪影響を与える負帰還をもたす。
性は、デバイスのリードまたは端子に起因する寄生イン
ピーダンスに依存している。例えば増幅器または他のデ
バイスの入力リードおよび出力リードに起因する寄生キ
ャパシタンスの値が大きいと上側のカットオフ周波数を
悪化させる。同様に高周波用増幅装置の基準リードにお
ける同相(Common mode)インピーダンスも
高周波特性に悪影響を与える負帰還をもたす。
【0003】高周波デバイスまたは高周波用集積回路に
おいて最高の特性を得るためにそのような寄生リアクタ
ンスを減少させるための数多くの試みが従来からなされ
ている。
おいて最高の特性を得るためにそのような寄生リアクタ
ンスを減少させるための数多くの試みが従来からなされ
ている。
【0004】例えば、絶縁体による絶縁(分離)は寄生
キャパシタンスを減少させるために用いられており、寄
生インダクタンスを減少させるために複数のワイヤによ
るボンディングが用いられている。しかしながらこれら
の技術および他の技術にもかかわらず、現在の高周波ト
ランジスタおよび集積回路の特性は所望の値よりも低い
ものである。従って現在も高周波用半導体装置および集
積回路の特性向上に対する要求が存在する。
キャパシタンスを減少させるために用いられており、寄
生インダクタンスを減少させるために複数のワイヤによ
るボンディングが用いられている。しかしながらこれら
の技術および他の技術にもかかわらず、現在の高周波ト
ランジスタおよび集積回路の特性は所望の値よりも低い
ものである。従って現在も高周波用半導体装置および集
積回路の特性向上に対する要求が存在する。
【0005】
【解決すべき課題】従って本発明の目的は、半導体装置
および集積回路に関する改良された手段および方法を提
供することによって、高周波特性を悪化させる寄生リア
クタンスを減少させることにある。
および集積回路に関する改良された手段および方法を提
供することによって、高周波特性を悪化させる寄生リア
クタンスを減少させることにある。
【0006】さらに本発明の特徴は、半導体装置の基準
端子(Reference terminal)とその
装置のパッケージの接地面または接地端子とを結合する
ワイヤ配線から通常発生する同相インピーダンスを減少
させる改良された手段および方法を提供することにあ
る。
端子(Reference terminal)とその
装置のパッケージの接地面または接地端子とを結合する
ワイヤ配線から通常発生する同相インピーダンスを減少
させる改良された手段および方法を提供することにあ
る。
【0007】さらに本発明の特徴は、前記同相インピー
ダンスの減少手段を半導体ダイの構成部分として実現す
ることにある。
ダンスの減少手段を半導体ダイの構成部分として実現す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の、および他の目
的、さらに特徴は対向する2つの表面を持ち、第1伝導
型を持つ単結晶半導体領域であって互いに離れて配置さ
れる第1領域および第2領域を有するデバイス構造によ
って実現される。前記第1単結晶領域はデバイスの第1
表面まで達し、前記第2単結晶領域は前記デバイスの第
1表面と第2表面との間に存在している。
的、さらに特徴は対向する2つの表面を持ち、第1伝導
型を持つ単結晶半導体領域であって互いに離れて配置さ
れる第1領域および第2領域を有するデバイス構造によ
って実現される。前記第1単結晶領域はデバイスの第1
表面まで達し、前記第2単結晶領域は前記デバイスの第
1表面と第2表面との間に存在している。
【0009】絶縁領域は第2単結晶領域に接しており、
前記第1単結晶領域から前記第2表面まで達している。
絶縁領域は望ましくは第1単結晶領域および第2単結晶
領域に近接した絶縁物層と、該絶縁物層から前記第2表
面へ達する多結晶半導体領域とを含む。前記第1単結晶
領域および前記第2単結晶領域は望ましくはそれらの外
側表面に近接したエピタキシャル層を有する。トランジ
スタやその他の能動素子は望ましくは前記第1単結晶領
域のエピタキシャル層に形成される。ここで第1単結晶
領域内の能動素子がバイポーラトランジスタであって、
エミッタ接地接続が求められているとき、エミッタ領域
は、上部表面から下部表面へまたは上部構造から下部構
造への高導電性を有する電導路を形成する第2単結晶領
域へとメタル化領域によって結合される。前記下側表面
は望ましくはパッケージの接地面または放熱器へと直接
ボンディングされる。これによってエミッタ接地増幅器
に対して共通の接続をもたらす。
前記第1単結晶領域から前記第2表面まで達している。
絶縁領域は望ましくは第1単結晶領域および第2単結晶
領域に近接した絶縁物層と、該絶縁物層から前記第2表
面へ達する多結晶半導体領域とを含む。前記第1単結晶
領域および前記第2単結晶領域は望ましくはそれらの外
側表面に近接したエピタキシャル層を有する。トランジ
スタやその他の能動素子は望ましくは前記第1単結晶領
域のエピタキシャル層に形成される。ここで第1単結晶
領域内の能動素子がバイポーラトランジスタであって、
エミッタ接地接続が求められているとき、エミッタ領域
は、上部表面から下部表面へまたは上部構造から下部構
造への高導電性を有する電導路を形成する第2単結晶領
域へとメタル化領域によって結合される。前記下側表面
は望ましくはパッケージの接地面または放熱器へと直接
ボンディングされる。これによってエミッタ接地増幅器
に対して共通の接続をもたらす。
【0010】前記のデバイス構造は以下のような段階を
含む方法によって得られる。
含む方法によって得られる。
【0011】・互いに対向する第1表面と第2表面とを
有する単結晶基板を準備する段階。
有する単結晶基板を準備する段階。
【0012】・前記第1表面に入れ子状になった凹部を
形成する段階であって、第1凹部は前記第1表面の第1
部分に近接し、第2凹部は少なくともその一部分が前記
第1凹部内に位置する、ところの段階。
形成する段階であって、第1凹部は前記第1表面の第1
部分に近接し、第2凹部は少なくともその一部分が前記
第1凹部内に位置する、ところの段階。
【0013】・露出した第1表面と第2表面とを有する
絶縁支持体が前記基板の前記第1表面の前記第1部分と
前記入れ子状になった凹部の前記露出部分に接して形成
される段階。
絶縁支持体が前記基板の前記第1表面の前記第1部分と
前記入れ子状になった凹部の前記露出部分に接して形成
される段階。
【0014】・前記単結晶基板の前記第2表面は前記第
2凹部の底部に位置する前記絶縁支持体の一部が露出す
るまで繰り返しまたは一度の工程で侵食または研磨され
る段階。
2凹部の底部に位置する前記絶縁支持体の一部が露出す
るまで繰り返しまたは一度の工程で侵食または研磨され
る段階。
【0015】エピタキシャル層は望ましくは前記基板の
前記侵食または研磨された第2表面上に形成され、所望
の半導体能動素子は前記第1凹部の前記底部であった部
分に近接した前記エピタキシャル層の部分に形成され
る。
前記侵食または研磨された第2表面上に形成され、所望
の半導体能動素子は前記第1凹部の前記底部であった部
分に近接した前記エピタキシャル層の部分に形成され
る。
【0016】半導体素子または素子が形成された後、好
適には前記素子の前記基準端子から前記元の凹部の周囲
または一辺に位置する前記基板の近接部分へと伸びるメ
タル化部分の形成を行なった後、絶縁支持体の裏側は前
記第1凹部に近接または取り囲む前記基板の前記第1表
面の前記第1部分、を再露出するように侵食または研磨
される。
適には前記素子の前記基準端子から前記元の凹部の周囲
または一辺に位置する前記基板の近接部分へと伸びるメ
タル化部分の形成を行なった後、絶縁支持体の裏側は前
記第1凹部に近接または取り囲む前記基板の前記第1表
面の前記第1部分、を再露出するように侵食または研磨
される。
【0017】最初に準備される基板は少なくとも凹部の
エッチングおよび背部の侵食のあとに残る部分おいては
深くドープされることが望ましい。これによって前記第
1凹部に近接または取り囲むように位置する前記基板の
そのような部分から形成される導電路のインピーダンス
を最小限にすることができる。
エッチングおよび背部の侵食のあとに残る部分おいては
深くドープされることが望ましい。これによって前記第
1凹部に近接または取り囲むように位置する前記基板の
そのような部分から形成される導電路のインピーダンス
を最小限にすることができる。
【0018】前記絶縁基板は好適には、前記入れ子状に
なった第1,2凹部の形成の後の前記基板の前記露出し
た表面およびエッチングされた表面の上に設けられる絶
縁層を含む。
なった第1,2凹部の形成の後の前記基板の前記露出し
た表面およびエッチングされた表面の上に設けられる絶
縁層を含む。
【0019】この絶縁層は機械的に十分な強度をもたら
す厚い多結晶支持体によって支持され、これによって前
記元の単結晶基板の結晶体が侵食または研磨によって取
り除かれることを可能にしている。
す厚い多結晶支持体によって支持され、これによって前
記元の単結晶基板の結晶体が侵食または研磨によって取
り除かれることを可能にしている。
【0020】本発明において用いられる「侵食」、「研
磨」の語は半導体基板または絶縁支持体の一部(または
全部)を取り除くためのすべての方法つまり、研磨、侵
食作用、機械加工、エッチング等の方法を意味している
が、前記目的を達成するためのどんな手段またはそれら
の組み合わせでよい。
磨」の語は半導体基板または絶縁支持体の一部(または
全部)を取り除くためのすべての方法つまり、研磨、侵
食作用、機械加工、エッチング等の方法を意味している
が、前記目的を達成するためのどんな手段またはそれら
の組み合わせでよい。
【0021】
【実施例】図1Aは増幅器10の単純化された回路10
である。ここで増幅器10は例えばバイポーラトランジ
スタ12を含み、該トランジスタ12は寄生インピーダ
ンス15を伴う入力端子14,14’、寄生インピーダ
ンス17を伴う共通端子16,16′、および出力端子
18を有する。
である。ここで増幅器10は例えばバイポーラトランジ
スタ12を含み、該トランジスタ12は寄生インピーダ
ンス15を伴う入力端子14,14’、寄生インピーダ
ンス17を伴う共通端子16,16′、および出力端子
18を有する。
【0022】図1Bは図1Aの回路図に類似した回路2
0を示しているが、出力端子18,18′に伴う新たな
寄生インピーダンス19を示している。このような寄生
インピーダンスは一般的に広帯域インダクタンスから発
生する。
0を示しているが、出力端子18,18′に伴う新たな
寄生インピーダンス19を示している。このような寄生
インピーダンスは一般的に広帯域インダクタンスから発
生する。
【0023】図2は図1A,図1Bの回路図に類似した
回路30を示しているが、ここでは共通リード16,1
6′から寄生インピーダンス17が実質的に取り除かれ
ている。図1A,図1Bに図示される同相寄生インピー
ダンス17を実質に解消したことが本発明の特徴であ
る。
回路30を示しているが、ここでは共通リード16,1
6′から寄生インピーダンス17が実質的に取り除かれ
ている。図1A,図1Bに図示される同相寄生インピー
ダンス17を実質に解消したことが本発明の特徴であ
る。
【0024】図3にはバイポーラトランジスタ12がコ
レクタ金属部分18′において基板42にマウントされ
ている半導体装置40が図示されている。トランジスタ
の入力ボンディングパッド14′はワイヤボンディング
15′によって装置の入力端子14に結合される。トラ
ンジスタの基準端子16′はワイヤボンディング17′
によって装置の共通端子16に結合される。ワイヤボン
ディング15′,17′は図1A,図1Bに図示される
寄生インピーダンス15,17を発生する。
レクタ金属部分18′において基板42にマウントされ
ている半導体装置40が図示されている。トランジスタ
の入力ボンディングパッド14′はワイヤボンディング
15′によって装置の入力端子14に結合される。トラ
ンジスタの基準端子16′はワイヤボンディング17′
によって装置の共通端子16に結合される。ワイヤボン
ディング15′,17′は図1A,図1Bに図示される
寄生インピーダンス15,17を発生する。
【0025】図4は絶縁体によって分離されたトランジ
スタ50を断面図で示したものである。トランジスタ5
0は多結晶52、酸化物絶縁体53、ベース入力接続5
4、エミッタ入力接続56、コレクタ接続58を含んで
いる。図3中のデバイス12の代わりに前記トランジス
タ50を用いると図5に示されるような構成が得られ
る。ベース接続54はワイヤボンディング55によって
入力端子14に結合され、エミッタ接地56はワイヤボ
ンディング57を介して装置の基準端子16に結合さ
れ、コレクタ接続58はワイヤボンディング59を介し
てコレクタ出力端子18に結合されている。ワイヤボン
ディング55,57,59は図1Bの寄生インピーダン
ス15,17,19に対応する。従って、絶縁体によっ
て分離された装置を使うことによって、増幅器またはト
ランジスタの各端子にまたがった分路キャパシタンスを
減少させることはできるが、新たな寄生インダクタンス
のワイヤボンディングが必要となる。さらに同相寄生イ
ンピーダンスを伴なう17,57は解消されない。
スタ50を断面図で示したものである。トランジスタ5
0は多結晶52、酸化物絶縁体53、ベース入力接続5
4、エミッタ入力接続56、コレクタ接続58を含んで
いる。図3中のデバイス12の代わりに前記トランジス
タ50を用いると図5に示されるような構成が得られ
る。ベース接続54はワイヤボンディング55によって
入力端子14に結合され、エミッタ接地56はワイヤボ
ンディング57を介して装置の基準端子16に結合さ
れ、コレクタ接続58はワイヤボンディング59を介し
てコレクタ出力端子18に結合されている。ワイヤボン
ディング55,57,59は図1Bの寄生インピーダン
ス15,17,19に対応する。従って、絶縁体によっ
て分離された装置を使うことによって、増幅器またはト
ランジスタの各端子にまたがった分路キャパシタンスを
減少させることはできるが、新たな寄生インダクタンス
のワイヤボンディングが必要となる。さらに同相寄生イ
ンピーダンスを伴なう17,57は解消されない。
【0026】図6乃至図14には絶縁体によって分離さ
れたトランジスタまたは同様の集積回路のための製造方
法および構造を異なった製造工程について図示してい
る。これによってワイヤボンディング17′,57は必
要なくなり、ワイヤボンディングインピーダンス17は
解消され、図2に示されるようなより最適化された回路
をもたらすことができる。
れたトランジスタまたは同様の集積回路のための製造方
法および構造を異なった製造工程について図示してい
る。これによってワイヤボンディング17′,57は必
要なくなり、ワイヤボンディングインピーダンス17は
解消され、図2に示されるようなより最適化された回路
をもたらすことができる。
【0027】図6乃至図14には2つのバイポーラトラ
ンジスタがいかにして同時に形成されるかが図示されて
いる。ここで当該技術分野に通じたものであれば独立し
た素子および様々な回路を構成するように相互に接続さ
れる多数の素子のどちらも同じ工程を用いることによっ
て製造可能であることが理解できるだろう。
ンジスタがいかにして同時に形成されるかが図示されて
いる。ここで当該技術分野に通じたものであれば独立し
た素子および様々な回路を構成するように相互に接続さ
れる多数の素子のどちらも同じ工程を用いることによっ
て製造可能であることが理解できるだろう。
【0028】以下では特定の伝導型および伝導性を持つ
様々な領域、特定の半導体材料および素子について説明
するが、当該技術分野に通じたものであればこれは単に
説明を簡明にするために行なわれたことであり、発明を
これらに限定しようとするものではないことが理解され
うるだろう。
様々な領域、特定の半導体材料および素子について説明
するが、当該技術分野に通じたものであればこれは単に
説明を簡明にするために行なわれたことであり、発明を
これらに限定しようとするものではないことが理解され
うるだろう。
【0029】図6を参照すると、表面61および元の厚
み63(例えば200μmから1000μm、好適には
500μmの厚み)を持つ単結晶半導体基板60(例え
ばシリコン、ゲルマニウム、Ш族ーV族系、その他)は
開口部64を有するマスク層62によって被覆されてい
る。
み63(例えば200μmから1000μm、好適には
500μmの厚み)を持つ単結晶半導体基板60(例え
ばシリコン、ゲルマニウム、Ш族ーV族系、その他)は
開口部64を有するマスク層62によって被覆されてい
る。
【0030】基板60の破線84と表面61との間の部
分(例:厚さ80と厚さ68との合計)は好適には均一
にドープされ、高い伝導性を持ち、(100)方向に配
列した結晶である。これは最初から均一かつ高純度にド
ープされ、全体が(100)配向した基板を用いれば容
易に達成されるが、必ずしもこのようにする必要はな
い。他のドープ濃度および結晶配向のものもまた使用可
能である。基板60の破線84と基板背面65との間の
部分(例:厚み67)は後の工程で取り除かれるのでど
のようなドープ濃度でもさらにどのような材料でもよ
い。凹部66は表面61から間隔68だけ離れた底部7
0を持つように形成される。サイドウォール(側壁)7
2は底部70と基板60の表面61とをつなげている。
説明の簡素化のためにここで凹部66は「第1凹部」と
する。凹部66は典型的には深さ150μmから200
μm程度、好適には175μmの深さを有する。
分(例:厚さ80と厚さ68との合計)は好適には均一
にドープされ、高い伝導性を持ち、(100)方向に配
列した結晶である。これは最初から均一かつ高純度にド
ープされ、全体が(100)配向した基板を用いれば容
易に達成されるが、必ずしもこのようにする必要はな
い。他のドープ濃度および結晶配向のものもまた使用可
能である。基板60の破線84と基板背面65との間の
部分(例:厚み67)は後の工程で取り除かれるのでど
のようなドープ濃度でもさらにどのような材料でもよ
い。凹部66は表面61から間隔68だけ離れた底部7
0を持つように形成される。サイドウォール(側壁)7
2は底部70と基板60の表面61とをつなげている。
説明の簡素化のためにここで凹部66は「第1凹部」と
する。凹部66は典型的には深さ150μmから200
μm程度、好適には175μmの深さを有する。
【0031】図6に図示される段階に続いて、基板60
および凹部66は、開口部76を有する第2マスク層7
4によって被覆される。開口部76は一般的には第1マ
スク(最初のマスク)62の開口部64の中に位置し、
好適には凹部66の底部70に設けられる。第2凹部7
7は少なくともその一部が基板60内の第1凹部66の
底部70内に形成される。第2凹部77の底部78には
第1凹部66の底部70から間隔80だけ下に位置して
いる。通常第2凹部77の深さ80は第1凹部66の深
さ68よりも短い(浅い)ことが望ましい。凹部77は
典型的には10μmから100μmの深さであり、好適
には50μmの深さである。半導体基板状に凹部を形成
する手段または方法は従来からよく知られている。ここ
では方向選択性エッチングが好適である。
および凹部66は、開口部76を有する第2マスク層7
4によって被覆される。開口部76は一般的には第1マ
スク(最初のマスク)62の開口部64の中に位置し、
好適には凹部66の底部70に設けられる。第2凹部7
7は少なくともその一部が基板60内の第1凹部66の
底部70内に形成される。第2凹部77の底部78には
第1凹部66の底部70から間隔80だけ下に位置して
いる。通常第2凹部77の深さ80は第1凹部66の深
さ68よりも短い(浅い)ことが望ましい。凹部77は
典型的には10μmから100μmの深さであり、好適
には50μmの深さである。半導体基板状に凹部を形成
する手段または方法は従来からよく知られている。ここ
では方向選択性エッチングが好適である。
【0032】図7、図8に図示される構造はまず凹部6
6を形成し、そののち凹部77を形成するというように
説明されており、さらにこの方法が好適であるが、当該
技術分野に通じているものであればここで説明されてい
るものと同様の構造、つまり同様の入れ子状の凹部がこ
れとは逆の順番でエッチングすることによって形成でき
ることがわかるだろう。
6を形成し、そののち凹部77を形成するというように
説明されており、さらにこの方法が好適であるが、当該
技術分野に通じているものであればここで説明されてい
るものと同様の構造、つまり同様の入れ子状の凹部がこ
れとは逆の順番でエッチングすることによって形成でき
ることがわかるだろう。
【0033】つまり、マスク74がエッチングされてい
ない表面61に施され、凹部77は結果として最終的に
凹部77が表面70よりも深さ80だけ下に掘り下げら
れる深さに表面61から下方向へエッチングされる。そ
の後マスク62が施され、より大きな凹部66がエッチ
ングによって形成される。より大きな凹部66のエッチ
ング工程において開口部64内のより小さな凹部77は
マスクされていないために基板60の内側へより深くエ
ッチングされ続け、結果として図7、図8に図示される
のと同様の構造が得られる。当該技術分野に通じている
ものであれば図8に図示される実施例のような所望の入
れ子状になった凹部を得るためにどちらの凹部を先にエ
ッチングするかに応じてマスク74およびマスク62の
開口部およびエッチングの条件を変化させる方法は理解
されうるだろう。
ない表面61に施され、凹部77は結果として最終的に
凹部77が表面70よりも深さ80だけ下に掘り下げら
れる深さに表面61から下方向へエッチングされる。そ
の後マスク62が施され、より大きな凹部66がエッチ
ングによって形成される。より大きな凹部66のエッチ
ング工程において開口部64内のより小さな凹部77は
マスクされていないために基板60の内側へより深くエ
ッチングされ続け、結果として図7、図8に図示される
のと同様の構造が得られる。当該技術分野に通じている
ものであれば図8に図示される実施例のような所望の入
れ子状になった凹部を得るためにどちらの凹部を先にエ
ッチングするかに応じてマスク74およびマスク62の
開口部およびエッチングの条件を変化させる方法は理解
されうるだろう。
【0034】入れ子状の凹部66と凹部77のエッチン
グの結果、凹部66および凹部77に近接して、破線8
4と最初の表面61または凹部底面70との間に最初の
基板中にエッチングされない領域82が残される。ここ
で破線84はおおよそ凹部77の底部78に対応する。
グの結果、凹部66および凹部77に近接して、破線8
4と最初の表面61または凹部底面70との間に最初の
基板中にエッチングされない領域82が残される。ここ
で破線84はおおよそ凹部77の底部78に対応する。
【0035】次に図8を参照すると、ここでは絶縁体層
86が最初の表面61の残存部分および凹部66,77
の表面上を被覆している。絶縁体層86は例えばシリコ
ン酸化物、窒化シリコン、ガラスまたはこれらの組み合
わせでよい。
86が最初の表面61の残存部分および凹部66,77
の表面上を被覆している。絶縁体層86は例えばシリコ
ン酸化物、窒化シリコン、ガラスまたはこれらの組み合
わせでよい。
【0036】絶縁体層86は0.5μmから5μm程度
の厚さであり、好適には1μm程の厚さである。このよ
うな層を生成する手段および方法は従来技術としてよく
知られている。
の厚さであり、好適には1μm程の厚さである。このよ
うな層を生成する手段および方法は従来技術としてよく
知られている。
【0037】破線84と基板60の表面61または底部
70との間に位置する基板60の残存領域82は2つの
部分から構成される。
70との間に位置する基板60の残存領域82は2つの
部分から構成される。
【0038】第1部分821は破線84と基板の最初の
表面61との間、第2部分822は破線84と第1凹部
66の底部70との間に位置している。図9を参照する
と、絶縁体層86は新たに絶縁体性または高抵抗を有す
る層88によって750μmから1250μm程度の厚
さに、好適には1000μmの厚さに被覆されている。
凹部66,77のために層88の最初の外側表面は不均
衡になる傾向にあるため、前記外側表面を平坦処理し
て、次の工程に進む前に層88の平坦化された表面89
が平坦かつ基板表面65のに対して平行となるようにす
ることが望ましい。これは従来技術とて知られる手段を
用いて簡単に行なえることである。平坦処理後の層88
の厚みは200μmから400μm程度、好適には27
5μm程度であり、これによって間隔68,80,90
を合計した厚みはおおよそ400μmから600μmと
なるが、好適には500μmである。
表面61との間、第2部分822は破線84と第1凹部
66の底部70との間に位置している。図9を参照する
と、絶縁体層86は新たに絶縁体性または高抵抗を有す
る層88によって750μmから1250μm程度の厚
さに、好適には1000μmの厚さに被覆されている。
凹部66,77のために層88の最初の外側表面は不均
衡になる傾向にあるため、前記外側表面を平坦処理し
て、次の工程に進む前に層88の平坦化された表面89
が平坦かつ基板表面65のに対して平行となるようにす
ることが望ましい。これは従来技術とて知られる手段を
用いて簡単に行なえることである。平坦処理後の層88
の厚みは200μmから400μm程度、好適には27
5μm程度であり、これによって間隔68,80,90
を合計した厚みはおおよそ400μmから600μmと
なるが、好適には500μmである。
【0039】多結晶シリコンを厚い層88用に用いるの
が簡単かつ容易な方法である。層88は本明細書におい
て「支持体」として表わされているが、これはこれの機
能がこの後の工程に対して基板機械的強度をもたらすこ
とになるからである。多結晶シリコンは半絶縁体つまり
ドープされていないことが望ましい。図9乃至図14に
おいて多結晶シリコン領域88と素子の中に形成される
他の多結晶領域とを識別するために、これらは斑点の領
域として図示されている。
が簡単かつ容易な方法である。層88は本明細書におい
て「支持体」として表わされているが、これはこれの機
能がこの後の工程に対して基板機械的強度をもたらすこ
とになるからである。多結晶シリコンは半絶縁体つまり
ドープされていないことが望ましい。図9乃至図14に
おいて多結晶シリコン領域88と素子の中に形成される
他の多結晶領域とを識別するために、これらは斑点の領
域として図示されている。
【0040】当該技術分野に通じたものであれば図6、
図7に図示されるような構造を持つように凹部66,7
7のエッチングをする方法およびマスク層62,74を
準備する方法は理解できることは述べたが、さらに絶縁
体層86の形成の方法および絶縁層88の形成の方法も
容易に理解されうる。単結晶半導体基板、例えばシリコ
ン、ゲルマニウムおよびШ族ーV族系に凹部を形成する
方法は従来技術としてよく知られている。酸化物シリコ
ン、窒化物、ガラスまたはそれらの混合物をデポジット
(堆積)させる方法も同様に従来技術としてよく知られ
ている。
図7に図示されるような構造を持つように凹部66,7
7のエッチングをする方法およびマスク層62,74を
準備する方法は理解できることは述べたが、さらに絶縁
体層86の形成の方法および絶縁層88の形成の方法も
容易に理解されうる。単結晶半導体基板、例えばシリコ
ン、ゲルマニウムおよびШ族ーV族系に凹部を形成する
方法は従来技術としてよく知られている。酸化物シリコ
ン、窒化物、ガラスまたはそれらの混合物をデポジット
(堆積)させる方法も同様に従来技術としてよく知られ
ている。
【0041】当該技術分野に通じたものにとっては半導
体基板上に多結晶シリコンを堆積させる方法は周知の技
術である。
体基板上に多結晶シリコンを堆積させる方法は周知の技
術である。
【0042】従来からの慣習に習って、図10乃至図1
4の垂直方法は図6乃至図9の垂直方向と反対向きにな
っている。これは初期のDIC製造技術においては基板
60の表面61は工程6から工程9においては通常上向
きで、工程10から工程14においては通常下向きで処
理されていたからである。
4の垂直方法は図6乃至図9の垂直方向と反対向きにな
っている。これは初期のDIC製造技術においては基板
60の表面61は工程6から工程9においては通常上向
きで、工程10から工程14においては通常下向きで処
理されていたからである。
【0043】図9および図10を参照する。ここで多結
晶基板60は背面65から侵食または研磨されて(図9
を参照)、またはそれらの組み合わせで、図10に図示
されるような構造が形成される。基板60においておお
よそ背面65から破線84までの厚さ67分が取り除か
れる(約250〜350μm,典型的には275〜30
0μm分の物質)。この工程は好適には機械的研磨法と
化学的研磨法の組み合わせで行なわれ、絶縁体分離素子
(DIC)の製造工程としてよく知られている。この背
面研磨工程は従来技術においては”shaping o
ut”(削り出し)と呼ばれている。この削り出し工程
は一般に単結晶領域821と822との間の凹部77の
底部78に、またはその近くに位置する絶縁体層の一部
92が露出するまで続けられる。これによって新しい露
出領域94が基板状に形成される。
晶基板60は背面65から侵食または研磨されて(図9
を参照)、またはそれらの組み合わせで、図10に図示
されるような構造が形成される。基板60においておお
よそ背面65から破線84までの厚さ67分が取り除か
れる(約250〜350μm,典型的には275〜30
0μm分の物質)。この工程は好適には機械的研磨法と
化学的研磨法の組み合わせで行なわれ、絶縁体分離素子
(DIC)の製造工程としてよく知られている。この背
面研磨工程は従来技術においては”shaping o
ut”(削り出し)と呼ばれている。この削り出し工程
は一般に単結晶領域821と822との間の凹部77の
底部78に、またはその近くに位置する絶縁体層の一部
92が露出するまで続けられる。これによって新しい露
出領域94が基板状に形成される。
【0044】この削り出し工程の正確な停止点は厳密な
ものではなく、背面65からの基板60の研磨は破線8
4を越えて絶縁体層86およびその下の凹部77の中の
支持体88に達するまで、面70に達しさえしなければ
続けることができる。
ものではなく、背面65からの基板60の研磨は破線8
4を越えて絶縁体層86およびその下の凹部77の中の
支持体88に達するまで、面70に達しさえしなければ
続けることができる。
【0045】単結晶領域822の一部は能動素子領域と
して、またはこの後の能動素子領域のエピタキシャル成
長の種として残しておく必要がある。同様に領域82も
ある最低限の厚さだけ残して、バイポーラトランジスタ
が領域822(図12参照)上に形成されたときの低抵
抗コレクタ埋め込み接点として機能させることが望まし
い。当該技術分野に通じたものであれば、最初の材料の
伝導性素子の所望の特性に応じて領域822内にどれだ
けの厚さの単結晶半導体素子を最低限残すべきか、つま
り基板60の背面研磨をどれだけの深さまで続けるべき
かを決めることが可能である。
して、またはこの後の能動素子領域のエピタキシャル成
長の種として残しておく必要がある。同様に領域82も
ある最低限の厚さだけ残して、バイポーラトランジスタ
が領域822(図12参照)上に形成されたときの低抵
抗コレクタ埋め込み接点として機能させることが望まし
い。当該技術分野に通じたものであれば、最初の材料の
伝導性素子の所望の特性に応じて領域822内にどれだ
けの厚さの単結晶半導体素子を最低限残すべきか、つま
り基板60の背面研磨をどれだけの深さまで続けるべき
かを決めることが可能である。
【0046】図11を参照すると低濃度にドープされた
(Nー)エピタキシャル層96が表面94上にもたらさ
れている。エピタキシャル層96は、基板領域821の
上に形成される単結晶領域961、基板領域822の上
に形成される単結晶領域962および絶縁体層86の露
出部分92(またはその下の支持体88、もし支持体の
一部分でも削り出し工程においてこれらの周囲に露出し
ているならば)の上に形成される多結晶領域964から
構成される。図示のために多結晶領域964は斑点によ
って区別されている。
(Nー)エピタキシャル層96が表面94上にもたらさ
れている。エピタキシャル層96は、基板領域821の
上に形成される単結晶領域961、基板領域822の上
に形成される単結晶領域962および絶縁体層86の露
出部分92(またはその下の支持体88、もし支持体の
一部分でも削り出し工程においてこれらの周囲に露出し
ているならば)の上に形成される多結晶領域964から
構成される。図示のために多結晶領域964は斑点によ
って区別されている。
【0047】エピタキシャル成長の工程において、領域
961,962は下地領域821,822と同じ単結晶
構造を持つが、一方領域964は層86の絶縁体部分9
2上に成長するために一般に多結晶構造である。
961,962は下地領域821,822と同じ単結晶
構造を持つが、一方領域964は層86の絶縁体部分9
2上に成長するために一般に多結晶構造である。
【0048】エピタキシャル層96は本実施例のように
バイポーラトランジスタのコレクタ領域またMOSFE
Tの基板として使用しようとする場合には非常に低濃度
にドープされることが望ましい。エピタキシャル層96
は表面98を有している。
バイポーラトランジスタのコレクタ領域またMOSFE
Tの基板として使用しようとする場合には非常に低濃度
にドープされることが望ましい。エピタキシャル層96
は表面98を有している。
【0049】次に図12を参照すると、バイポーラトラ
ンジスタ100は単結晶基板領域822の上部エピタキ
シャル領域962内に形成されている。単結晶基板領域
822は埋め込み型コレクタ接点として機能している。
低濃度にドープされた(例:Nー)領域962はコレク
タ領域としてもたらされる。ベース領域102(例:P
+)はコレクタ領域962内に設けられ、エミッタ領域
104(例:N+)はベース領域102内に設けられ
る。コレクタの接点抵抗を最小限にするために高濃度に
ドープされた栓106(例:N+)が埋め込みのコレク
タ接点領域822とコレクタ接点金属部分18’とを接
続するようにエピタキシャル領域962内に設けられ
る。ベース領域102は金属部分14′を有し、エミッ
タ領域104は金属部分16′を有する。エミッタ金属
部分16′はエミッタ104を高濃度にドープ(例:N
+)された基板領域821上部のエピタキシャル層96
1内に設けられた高濃度ドープ(例:N+)領域108
に接続する。N+領域108はトランジスタ100のコ
レクタ接点領域106と同時に形成されることが望まし
い。トランジスタ100および深部の接点106,10
8の形成は従来の技術によって形成される。素子の様々
な領域に対する金属接点は従来技術を用いて表面絶縁層
101の開口部を通して形成される。
ンジスタ100は単結晶基板領域822の上部エピタキ
シャル領域962内に形成されている。単結晶基板領域
822は埋め込み型コレクタ接点として機能している。
低濃度にドープされた(例:Nー)領域962はコレク
タ領域としてもたらされる。ベース領域102(例:P
+)はコレクタ領域962内に設けられ、エミッタ領域
104(例:N+)はベース領域102内に設けられ
る。コレクタの接点抵抗を最小限にするために高濃度に
ドープされた栓106(例:N+)が埋め込みのコレク
タ接点領域822とコレクタ接点金属部分18’とを接
続するようにエピタキシャル領域962内に設けられ
る。ベース領域102は金属部分14′を有し、エミッ
タ領域104は金属部分16′を有する。エミッタ金属
部分16′はエミッタ104を高濃度にドープ(例:N
+)された基板領域821上部のエピタキシャル層96
1内に設けられた高濃度ドープ(例:N+)領域108
に接続する。N+領域108はトランジスタ100のコ
レクタ接点領域106と同時に形成されることが望まし
い。トランジスタ100および深部の接点106,10
8の形成は従来の技術によって形成される。素子の様々
な領域に対する金属接点は従来技術を用いて表面絶縁層
101の開口部を通して形成される。
【0050】図12,図13を再び参照して、多結晶支
持体88の背面89は元の基板領域821の面61が再
露出するまで削り出される。この工程は基板60の面6
5を削り出すときに用いたのと実質的に同じ技術を用い
て実現される。図13に図示される構造は端から端まで
の厚さ110としておおよそ100μm〜150μmで
あり、典型的には126μmである。図13には多結晶
領域964が基板に残存している状態が図示されてい
る。低濃度にドープされたエピタキシャル層96のでポ
ジションの間に形成された多結晶領域は非常に高い抵抗
値を持つために、コレクタ領域962とエピタキシャル
層96内多結晶壁964の反対側にある部分961と電
気的に絶縁している。これは製造技術の点からいえば時
に有用かつ簡素な手段であるが、必ずしも必要なわけで
はない。
持体88の背面89は元の基板領域821の面61が再
露出するまで削り出される。この工程は基板60の面6
5を削り出すときに用いたのと実質的に同じ技術を用い
て実現される。図13に図示される構造は端から端まで
の厚さ110としておおよそ100μm〜150μmで
あり、典型的には126μmである。図13には多結晶
領域964が基板に残存している状態が図示されてい
る。低濃度にドープされたエピタキシャル層96のでポ
ジションの間に形成された多結晶領域は非常に高い抵抗
値を持つために、コレクタ領域962とエピタキシャル
層96内多結晶壁964の反対側にある部分961と電
気的に絶縁している。これは製造技術の点からいえば時
に有用かつ簡素な手段であるが、必ずしも必要なわけで
はない。
【0051】本発明の他の実施例が図14に図示されて
いる。この実施例においては多結晶壁964は酸化物壁
966を形成するために酸化されている。これは多結晶
が単結晶半導体材料よりもより簡単に酸化されることが
知られていることから比較的楽に実行されるだろう。素
子領域102,104,106を形成する前に多結晶壁
964を絶縁壁966へと変化させることは簡単であ
る。これは例えばシリコン窒化物のマスク113を表面
98上に図11に示されるような構造つまり多結晶96
4の上におおよそ開口部をもうけるような構造でもたら
すことによって実行可能である。基板が酸化雰囲気中に
(例:蒸気または高圧の酸素、またはこれらの組み合わ
せ)さらされると、図11中破線113で示される窒化
物層は表面98の大部分を保護し、多結晶領域964は
絶縁壁966へと変換される。
いる。この実施例においては多結晶壁964は酸化物壁
966を形成するために酸化されている。これは多結晶
が単結晶半導体材料よりもより簡単に酸化されることが
知られていることから比較的楽に実行されるだろう。素
子領域102,104,106を形成する前に多結晶壁
964を絶縁壁966へと変化させることは簡単であ
る。これは例えばシリコン窒化物のマスク113を表面
98上に図11に示されるような構造つまり多結晶96
4の上におおよそ開口部をもうけるような構造でもたら
すことによって実行可能である。基板が酸化雰囲気中に
(例:蒸気または高圧の酸素、またはこれらの組み合わ
せ)さらされると、図11中破線113で示される窒化
物層は表面98の大部分を保護し、多結晶領域964は
絶縁壁966へと変換される。
【0052】この多結晶一酸化物変換工程に引き続い
て、図11乃至図13について前に説明したのと同様の
方法で素子構造が形成される。図13,図14において
元の基板60中のN+領域821とエピタキシャル層6
2の領域961中に形成されたN+領域108とは共に
エピタキシャル層96の上側表面98から領域821の
底部において新しく露出した面61へと続く垂直な電導
路を形成している。メタル化層116(図14を参照)
は表面61上に形成され、簡単な電気接点、および完成
した素子をヒートシンクおよび/または接地面へのマウ
ントとなる。
て、図11乃至図13について前に説明したのと同様の
方法で素子構造が形成される。図13,図14において
元の基板60中のN+領域821とエピタキシャル層6
2の領域961中に形成されたN+領域108とは共に
エピタキシャル層96の上側表面98から領域821の
底部において新しく露出した面61へと続く垂直な電導
路を形成している。メタル化層116(図14を参照)
は表面61上に形成され、簡単な電気接点、および完成
した素子をヒートシンクおよび/または接地面へのマウ
ントとなる。
【0053】図13,図14においてはエミッタ104
を共通端子としたためにエミッタ104がメタル化リー
ド16′によってN+領域108,821に接続されて
いる構造を図示している。しかし当該技術分野に通じた
ものであればこれまでの説明から高濃度ドープ(例:N
+)領域108および高濃度ドープ(例:N+)基板部
分821の組み合わせによる慣通接続112は本発明の
方法によって形成される集積回路のどの素子領域、どの
入力端子または出力端子または共通端子にも接続可能な
ものであることが理解されるだろう。
を共通端子としたためにエミッタ104がメタル化リー
ド16′によってN+領域108,821に接続されて
いる構造を図示している。しかし当該技術分野に通じた
ものであればこれまでの説明から高濃度ドープ(例:N
+)領域108および高濃度ドープ(例:N+)基板部
分821の組み合わせによる慣通接続112は本発明の
方法によって形成される集積回路のどの素子領域、どの
入力端子または出力端子または共通端子にも接続可能な
ものであることが理解されるだろう。
【0054】導電路112の横方向の寸法114(例え
ば50〜500μm)はその厚さ110(例:おおよそ
125μm)に等しいかまたは大きいために電導路11
2の電気インピーダンスは例えば図5中のワイヤボンデ
ィング57に代表されるような電気インピーダンスに比
べて低く作ることができる。その結果、図13、図14
に図示される構造は図2の回路30のように素子端子1
6′とパッケージ端子16に起因する寄生インピーダン
ス17が実質的に除去されたものと電気的に等価なる。
例えば直径38μmで長さ750〜800μmのボンデ
ィングワイヤのインダクタンスはおおよそ0.5nH
(ナノヘンリー)である。1GHzにおいてはこれは3
ohm(オーム)のリアクタンスとなる。しかしながら
76x152μmの辺と127μmの厚さをもつ単結晶
シリコンの電導路は0.05nH以下のインダクタンス
と0.3ohm以下のリアクタンスしか持たない。従っ
て本発明の構造は接地リードのインダクタンスの非常に
有効な低減をもたらす。同相寄生インピーダンス17
(図1A,図1B)の悪影響が実質的になくなったた
め、高周波数特性は非常に改善される。
ば50〜500μm)はその厚さ110(例:おおよそ
125μm)に等しいかまたは大きいために電導路11
2の電気インピーダンスは例えば図5中のワイヤボンデ
ィング57に代表されるような電気インピーダンスに比
べて低く作ることができる。その結果、図13、図14
に図示される構造は図2の回路30のように素子端子1
6′とパッケージ端子16に起因する寄生インピーダン
ス17が実質的に除去されたものと電気的に等価なる。
例えば直径38μmで長さ750〜800μmのボンデ
ィングワイヤのインダクタンスはおおよそ0.5nH
(ナノヘンリー)である。1GHzにおいてはこれは3
ohm(オーム)のリアクタンスとなる。しかしながら
76x152μmの辺と127μmの厚さをもつ単結晶
シリコンの電導路は0.05nH以下のインダクタンス
と0.3ohm以下のリアクタンスしか持たない。従っ
て本発明の構造は接地リードのインダクタンスの非常に
有効な低減をもたらす。同相寄生インピーダンス17
(図1A,図1B)の悪影響が実質的になくなったた
め、高周波数特性は非常に改善される。
【0055】図15は図13,図14の構造を上から図
示したものであり、図13,図14の対応する部分を特
定するためにそれらの図中で使われているものと同じ参
照番号が用いられている。下部構造をかくさず図示する
ために、メタル化された領域は破線で示され、図12乃
至図14の表面絶縁物101は透明にしてある。各々の
トランジスタ100および電導路または112を介した
接地構造はそれらの周囲の多結晶シリコンまたは酸化物
の壁964,966の中に位置していることがこの図か
らわかる。これによって低寄生キャパシタンスおよび低
寄生インピーダンスを実現した特別な省スペース構造が
もたらされている。明細書中ですでに説明されたよう
に、当該技術分野に通じたものであれば半導体材料の選
択、基板60の部分821,822内に形成される素子
の選択、エピタキシャル層96の部分961または部分
962に形成される素子の選択において様々な変更が可
能であることが理解できるだろう。さらに領域112を
介して接地構造は素子の特定領域に限定されるものでは
なく、基板の様々に位置に設けられてもよいし、もし必
要であればさらにインピーダンスを低減するためにより
大きな領域をこのために用いてもよいことは理解される
だろう。
示したものであり、図13,図14の対応する部分を特
定するためにそれらの図中で使われているものと同じ参
照番号が用いられている。下部構造をかくさず図示する
ために、メタル化された領域は破線で示され、図12乃
至図14の表面絶縁物101は透明にしてある。各々の
トランジスタ100および電導路または112を介した
接地構造はそれらの周囲の多結晶シリコンまたは酸化物
の壁964,966の中に位置していることがこの図か
らわかる。これによって低寄生キャパシタンスおよび低
寄生インピーダンスを実現した特別な省スペース構造が
もたらされている。明細書中ですでに説明されたよう
に、当該技術分野に通じたものであれば半導体材料の選
択、基板60の部分821,822内に形成される素子
の選択、エピタキシャル層96の部分961または部分
962に形成される素子の選択において様々な変更が可
能であることが理解できるだろう。さらに領域112を
介して接地構造は素子の特定領域に限定されるものでは
なく、基板の様々に位置に設けられてもよいし、もし必
要であればさらにインピーダンスを低減するためにより
大きな領域をこのために用いてもよいことは理解される
だろう。
【0056】本実施例においては特定の伝導性、伝導
型、材料の選択、および工程について図示され、説明さ
れているが、当該技術分野に通じたものであれば他の材
料伝導型および他の素子も本発明の実施に使用可能であ
ることは理解できるだろう。本発明の実施を限定するも
のではないが、例えばバイポーラトランジスタ100は
MOSFET、SCR、抵抗、MOSCAP、ダイオー
ド、またはMESFET、のさらにそれらの組み合わせ
に置き換えることができる。
型、材料の選択、および工程について図示され、説明さ
れているが、当該技術分野に通じたものであれば他の材
料伝導型および他の素子も本発明の実施に使用可能であ
ることは理解できるだろう。本発明の実施を限定するも
のではないが、例えばバイポーラトランジスタ100は
MOSFET、SCR、抵抗、MOSCAP、ダイオー
ド、またはMESFET、のさらにそれらの組み合わせ
に置き換えることができる。
【0057】従ってこれらの変更およびその他の変形は
本発明の範中に含めるべきものである。
本発明の範中に含めるべきものである。
【図1A】図1Aは増幅用トランジスタとそのリードに
付随する寄生インピーダンスを回路図として図示したも
のである。
付随する寄生インピーダンスを回路図として図示したも
のである。
【図1B】図1Bは増幅用トランジスタとそのリードに
付随する寄生インピーダンスを回路図として図示したも
のである。
付随する寄生インピーダンスを回路図として図示したも
のである。
【図2】図2は増幅用トランジスタとそのリードに付随
する寄生インピーダンスを回路図として図示したもので
ある。
する寄生インピーダンスを回路図として図示したもので
ある。
【図3】図3は外部リードに対するダイ接続を有する支
持基板に取付けられた高周波用トランジスタのダイを横
から図示したである。
持基板に取付けられた高周波用トランジスタのダイを横
から図示したである。
【図4】図4は絶縁物によって分離された高周波用トラ
ンジスタの一部を断面図で示したものである。
ンジスタの一部を断面図で示したものである。
【図5】図5は外部リードに対するダイ接続を有する支
持基板に取付けられた高周波用トランジスタのダイを横
から図示したである。
持基板に取付けられた高周波用トランジスタのダイを横
から図示したである。
【図6乃至図14】図6乃至図14は本発明の一好適実
施例に従った製造工程の異なった段階における、絶縁物
によって分離される高周波用トランジスタを断面図で示
したものである。
施例に従った製造工程の異なった段階における、絶縁物
によって分離される高周波用トランジスタを断面図で示
したものである。
【図15】図15は図13に図示された構造を上から見
た図である。
た図である。
60 半導体単結晶基板 61 第1面側表面 66 第1凹部 77 第2凹部 86 絶縁物層 88 多結晶支持体 112 電導路 821 第2領域 822 第1領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】追加
【補正内容】
【発明の名称】 半導体装置およびその製造方法
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体デバイスであって:対向する2つ
の面(61,65)を有する基板;第1伝導型を有する
単結晶半導体領域であって互いに分離している第1領域
(822)および第2領域(821)は、前記基板の第
1面側の面(65)に達する第1領域(822)および
前記基板の第1面側の面(65)と第2面側の面(6
1)との間に形成される第2領域;および前記第2領域
(821)に接し、前記第1領域(822)から前記第
2面側の面(61)に達するように形成される絶縁領域
(86);を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 絶縁体によって分離された半導体デバイ
ス(100)を形成する方法であって:第1面側の面
(61)および第2面側の面(65)を有する単結晶半
導体基板(60)を準備する段階;前記第1面側の面
(61)の第1部分において前記第1面側の面(61)
から基板(60)中へ所定の第1深さ(68)だけ掘り
下げるように第1凹部(66)を形成する段階;すくな
くともその一部が前記第1凹部内に存在するように前記
第1凹部(66)の底部(70)から基板(60)中に
所定の第2深さ(80)だけ掘り下げるように第2凹部
(77)を形成する段階;基板(60)の第1面側の面
(61)の前記第1部分と前記第1凹部(66)および
前記第2凹部(77)の第1面側の面とに接触している
第2面側の面(70)とそれに対向する第1面側の面
(89)とを持つ絶縁物支持体(86,88)を形成す
る段階;前記絶縁物支持体(86,88)の少なくとも
一部が露出するように基板(60)の第2面側の面(6
5)から材料を取り除く段階;基板(60)の第1面側
の面(61)の前記第1部分を露出させるように前記絶
縁物支持体の一部を取り除く段階;を含むことを特徴と
する方法。 - 【請求項3】 半導体素子(100)を形成する方法で
あって:互いに対向する第1面側の面(61)と第2面
側の面(65)とを有する単結晶基板(60)を準備す
る段階;前記第1面側の面(61)に入れ子状になった
凹部(66,77)を形成する段階であって、前記第1
面側の面(61)の第1部分に近接した第1凹部(6
6)と前記第1凹部(66)内に少なくともその一部が
存在しかつ前記第1凹部(66)よりも基板(60)中
により深く掘り下げられている第2凹部(77)とを形
成する段階;露出した第1面側の面(89)と前記基板
の第1面側の面(61)の第1部分および前記入れ子状
になった凹部(66,77)の露出部分に接触する第2
面側の面とを有する絶縁物支持体(86,88)を形成
する段階;前記第2凹部(77)の底部(78)におい
て前記絶縁物支持体(86,88)の一部を露出させる
ように基板(60)の一部を第2面側から取り除く段
階;基板(60)の第1面側の面(61)の前記第1部
分を露出させるように前記絶縁物支持体(86,88)
の一部を第1面側から取り除く段階;を含むことを特徴
とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US543233 | 1990-06-25 | ||
US07/543,233 US5145795A (en) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | Semiconductor device and method therefore |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05102291A true JPH05102291A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=24167141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3178886A Pending JPH05102291A (ja) | 1990-06-25 | 1991-06-25 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5145795A (ja) |
JP (1) | JPH05102291A (ja) |
DE (1) | DE4112285A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101507200B1 (ko) * | 2011-05-13 | 2015-03-31 | 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 | Mems 패키지 및 그 제조 방법 |
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US5270569A (en) * | 1990-01-24 | 1993-12-14 | Harris Corporation | Method and device in which bottoming of a well in a dielectrically isolated island is assured |
US5457068A (en) * | 1992-11-30 | 1995-10-10 | Texas Instruments Incorporated | Monolithic integration of microwave silicon devices and low loss transmission lines |
WO1995005007A1 (en) * | 1993-08-10 | 1995-02-16 | Loral Vought Systems Corporation | Photoconductive impedance-matched infrared detector with heterojunction blocking contacts |
US5880041A (en) * | 1994-05-27 | 1999-03-09 | Motorola Inc. | Method for forming a dielectric layer using high pressure |
DE4440362A1 (de) * | 1994-11-11 | 1996-05-15 | Telefunken Microelectron | Verfahren zum Herstellen integrierter Schaltungen mit passiven Bauelementen hoher Güte |
US6358820B1 (en) | 2000-04-17 | 2002-03-19 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing semiconductor device |
DE10215328A1 (de) * | 2001-12-28 | 2003-07-10 | Ihp Gmbh | Halbleiterbauelement |
DE10204403A1 (de) * | 2002-02-04 | 2003-08-21 | Infineon Technologies Ag | Vorrichtung zur Verbindung eines IC-Anschlusses mit einem Bezugspotential |
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-
1990
- 1990-06-25 US US07/543,233 patent/US5145795A/en not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-04-15 DE DE4112285A patent/DE4112285A1/de not_active Ceased
- 1991-06-25 JP JP3178886A patent/JPH05102291A/ja active Pending
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Also Published As
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---|---|
DE4112285A1 (de) | 1992-01-02 |
US5145795A (en) | 1992-09-08 |
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