JPH05101681A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05101681A
JPH05101681A JP26013591A JP26013591A JPH05101681A JP H05101681 A JPH05101681 A JP H05101681A JP 26013591 A JP26013591 A JP 26013591A JP 26013591 A JP26013591 A JP 26013591A JP H05101681 A JPH05101681 A JP H05101681A
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JP
Japan
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line
bit line
channel mos
mos transistor
control terminal
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Application number
JP26013591A
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English (en)
Inventor
Masaaki Mihara
雅章 三原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一致線の放電を加速し、安定した検索動作速
度の内容アドレスメモリを得る半導体記憶装置を提供す
る。 【構成】 一致線10が放電され始めると、選択線11
が非活性となり、この結果、一致線10がビット線6及
び反転ビット線7から切り離されてビット線6及び反転
ビット線7の負担が軽減されるとともに、一致線10の
放電が加速され、内容アドレスメモリの検索動作速度が
安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビット照合機能を有す
る内容アドレスメモリセルを備えた半導体記憶装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の半導体記憶装置に備えられてい
る内容アドレスメモリセルは、通常のデータ書き込み,
読みだしの機能の他に、メモリセルに蓄積されている記
憶データと外部から与えられる検索データとを照合し、
これらが一致しているか否かを検出するビット照合機能
を有している。
【0003】図3は、例えばUSP3701980号公
報に開示されているこのような従来の内容アドレスメモ
リセル100の回路図である。同図に示すように、この
内容アドレスメモリセルは5個のnチャネルMOSトラ
ンジスタ1〜5を組み合わせて構成されている。このう
ちnチャネルMOSトランジスタ1は、ビット線6とn
チャネルMOSトランジスタ3のゲート間に接続され、
また、nチャネルMOSトランジスタ2は反転ビット線
7とnチャネルMOSトランジスタ4のゲート間に接続
され、これらnチャネルMOSトランジスタ1,2の各
ゲートは共にワード線8に接続されている。また、nチ
ャネルMOSトランジスタ3はビット線6と制御端子9
との間に接続され、また、nチャネルMOSトランジス
タ4は反転ビット線7と制御端子9との間に接続されて
いる。そして、nチャネルMOSトランジスタ5は一致
線10と制御端子9との間に接続され、このゲートも一
致線10に接続されている。
【0004】こうして構成された従来の内容アドレスメ
モリセルは、ビット照合動作を行う場合にはその動作に
先行して予めビット線6及び反転ビット線7を「H」に
設定すると共に、一致線10をプリチャージしておき、
その後検索データ及び反転検索データをそれぞれビット
線6及び反転ビット線7に印加する。このとき、検索デ
ータとnチャネルMOSトランジスタ3,4の各ゲート
のゲート容量に蓄積されている記憶データとが一致すれ
ば一致線10は「H」状態を保持する。また不一致の場
合は蓄積された記憶データが放電し一致線10は「L」
状態となる。
【0005】そして例えば記憶データが「H」であり、
nチャネルMOSトランジスタ3のゲートに「H」が、
また、nチャネルMOSトランジスタ4のゲートに
「L」ががそれぞれ蓄積されていたと仮定する。この時
検索データとして「H」が与えられ、ビット線6が
「H」のまま、反転ビット線7が「L」に放電されたと
すると、nチャネルMOSトランジスタ3がオンで、ビ
ット線6が「H」であることから、制御端子9は「H」
となり一致線10は「H」状態を保持する。
【0006】一方、記憶データが同様に「H」のとき、
検索データとして「L」が与えられ、ビット線6が
「L」に放電され、反転ビット線7が「H」のままであ
ると、nチャネルMOSトランジスタ3がオンでビット
線6が「L」であることから制御端子9は「L」とな
り、一致線10は「L」に放電される。同様にして、記
憶データが「L」のときは、検索データが「H」ならば
一致線10は「L」に放電され、検索データが「L」な
らば一致線10は「H」状態を保持する。
【0007】図4は、内容アドレスメモリセル100を
2×3のアレイ状に配置した内容アドレスメモリの構成
図である。同図において、各行が1個のワードを表し、
列の数が各ビット数を表す。したがって、内容アドレス
メモリセルがn行m列に配置された場合、この内容アド
レスメモリはワード数n,ビット数mの記憶容量を持つ
ことになる。
【0008】例えば、第1行第1列のメモリセル(以
下、セル(1,1))の記憶データが「H」、セル
(1,2)の記憶データが「L」、セル(1,3)の記
憶データが「L」、セル(2,1)の記憶データが
「H」、セル(2,2)の記憶データが「H」、セル
(2,3)の記憶データが「L」であったとする。検索
ワードとして(H,L,L)が与えられ、第1列のビッ
ト線6が「H」、反転ビット線が「L」、第2列のビッ
ト線6が「L」、反転ビット線が「H」、第3列のビッ
ト線6が「L」、反転ビット線が「H」となると、セル
(1,1)、セル(1,2)、セル(1,3)の各制御
端子9は全て「H」となり、第1行の一致線10は
「H」状態を保持する。これは検索ワードと第1行のワ
ードとが一致していることを示している。一方、セル
(2,1)の制御端子9は「H」、セル(2,2)の制
御端子9は「L」、セル(2,3)の制御端子9は
「H」となり、第2行の一致線10は第2列のビット線
6によって「L」に放電される。これは検索ワードと第
2行のワードとの不一致を示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、この種
の内容アドレスメモリは、各一致線10が或ビット線6
或いは反転ビット線7によって放電されるか否かによっ
て検索ワードと各記憶ワードとの一致,不一致を表すも
のである。したがって、場合によっては1つのビット線
6または反転ビット線7で複数の一致線を放電する必要
が生じてくる。ところが、従来の内容アドレスメモリセ
ルは、記憶データをnチャネルMOSトランジスタ3及
び4のゲートに保持するダイナミック型であり、その蓄
積電位(ゲート電位)のばらつきのため、放電されるべ
き複数の一致線が一様に放電されず、検索動作速度が遅
くなるという問題があった。したがって、本発明は、一
致線の放電を加速し安定した検索動作速度の内容アドレ
スメモリを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、内容アドレスメモリにおいて検索動作
を行う場合、一致線の放電が開始されたときに選択線の
「L]によってオフする半導体スイッチを備えることに
より、ビット線と反転ビット線とを一致線から切り離す
ような機能を内容アドレスメモリセルに備えたものであ
る。
【0011】
【作用】したがって、検索動作時に放電が開始された一
致線がビット線及び反転ビット線から切り離されるた
め、ビット線及び反転ビット線の負荷が軽減され、この
結果、一致線の放電が速くなると共に、検索動作速度が
安定する。
【0012】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す回路図である。これ
は半導体記憶装置に用いられている内容アドレスメモリ
セル200の構成を示す回路図であり、この内容アドレ
スメモリセル200は5個のnチャネルMOSトランジ
スタ1〜5を組み合わせて構成されている。このうちn
チャネルMOSトランジスタ1は、ビット線6とnチャ
ネルMOSトランジスタ3のゲート間に接続され、ま
た、nチャネルMOSトランジスタ2は反転ビット線7
とnチャネルMOSトランジスタ4のゲート間に接続さ
れ、これらnチャネルMOSトランジスタ1,2(第1
の制御回路)の各ゲートは共にワード線8に接続されて
いる。また、nチャネルMOSトランジスタ3,4(第
2の制御回路)のうち、nチャネルMOSトランジスタ
3はビット線6と制御端子9との間に接続されると共
に、nチャネルMOSトランジスタ4は反転ビット線7
と制御端子9との間に接続されている。また、nチャネ
ルMOSトランジスタ5(半導体スイッチ)は一致線1
0と制御端子9との間に接続され、このゲートが選択線
11に接続されている。
【0013】そして、ワード線8が活性化されてその電
位が「H」となったときに、ビット線6の値をnチャネ
ルMOSトランジスタ3のゲート(第1の容量素子)に
蓄積すると共に反転ビット線7の値をnチャネルMOS
トランジスタ4のゲート(第2の容量素子)に蓄積す
る。この結果、nチャネルMOSトランジスタ3のゲー
トに活性状態を示す電位「H」が記憶されかつビット線
7が活性状態を示す電位「H」である場合、あるいはn
チャネルMOSトランジスタ3のゲートに活性状態を示
す電位「H」が記憶されかつ反転ビット線7が活性状態
を示す電位「H」状態である場合は、制御端子9は活性
状態を示す電位「H」となる。そして後述する検索動作
を行い、一致線10が放電を開始した時に選択線11が
不活性を示す電位「L」になることによりnチャネルM
OSトランジスタ5がオフされ、ビット線10,反転ビ
ット線7が一致線10から切り離される。なお、内容ア
ドレスメモリを構成するトランジスタがpチャネルMO
Sトランジスタで構成される場合は、活性を示す電位は
「L」となる。また、第1,第2の容量素子の代わりに
nチャネルMOSトランジスタ3,4とは別に独立した
容量素子(キャパシタ)を用いて回路を構成することも
できる。
【0014】次に、図2は内容アドレスメモリセル20
0をアレイ状に配置した内容アドレスメモリの1個のワ
ードを表す構成図である。制御回路300は、内容アド
レスメモリの各動作状態に応じて一致線10及び選択線
11を制御し、かつ検索動作時に検索結果を出力するも
のであり、pチャネルMOSトランジスタ20〜25、
nチャネルMOSトランジスタ30〜33を組み合わせ
て構成されている。この制御回路300の検索結果出力
は/MATCH信号として表され、この信号は検索動作
の後、検索データと一致したワードに対しては「L」、
また不一致の場合には「H」がそれぞれ出力される。
【0015】次に以上のように構成された内容アドレス
メモリの動作を詳細に説明する。まず、検索動作に入る
前にスタンバイ状態を設定する。即ち、制御端子Aを
「L」に、制御端子Bを「H」に、制御端子/Bを
「L」に、制御端子Cを「L」に、制御端子Dを「H」
に設定する。このとき、一致線10及び選択線11は共
に「H」になっている。即ち、制御端子Aが「L」のた
めpチャネルMOSトランジスタ20がオン、また、制
御端子Cが「L」のためnチャネルMOSトランジスタ
30がオフとなって一致線10は「H」となる。一方、
制御端子B,Dが「H」のため、pチャネルMOSトラ
ンジスタ24,25がオフ、nチャネルMOSトランジ
スタ33がオンとなって、制御端子/MACTCHは
「L」となり、したがってnチャネルMOSトランジス
タ31がオフ、また制御端子/Bが「L」のため、pチ
ャネルMOSトランジスタ21がオンして選択線11は
「H」となる。さらに、制御端子/MACTHが「L」
であることから、nチャネルMOSトランジスタ32が
オフ、pチャネルMOSトランジスタ22がオンとな
り、したがってpチャネルMOSトランジスタ23のゲ
ートには一致線10の「H」が印加され、pチャネルM
OSトランジスタ23はオフとなる。
【0016】次に、検索動作を行う場合は、制御端子A
を「H」に、制御端子Bを「L」に、制御端子/Bを
「H」に、制御端子Cを「L」に、制御端子Dを「H」
に設定する。このとき、ビット線6と反転ビット線7は
従来例と同様に「H」に設定されていて、かつ、一致線
10及び選択線11は「H」のままフローティング状態
にある。即ち、検索動作に入ると、制御端子Aが「H」
になることから、pチャネルMOSトランジスタ20が
オフし、また、制御端子Cが「L」のままであるのでn
チャネルMOSトランジスタ30がオフのままとなり、
一致線10への電荷供給経路は遮断される。しかし、一
致線10の配線容量及び一致線10に接続されている各
トランジスタ容量の働きにより一致線10はフローティ
ング状態の「H」を保持する。一方、接続端子Bが
「L」のため、pチャネルMOSトランジスタ24がオ
ン、nチャネルMOSトランジスタ33がオフとなり、
さらにpチャネルMOSトランジスタ23がオフである
ので、制御端子/MACTHへの電荷供給経路も遮断さ
れ「L」状態を保持する。
【0017】そして、制御端子/MACTHが「L」の
ままであることから、nチャネルMOSトランジスタ3
2はオフ、pチャネルMOSトランジスタ22がオンの
ままとなる。また、制御端子Dも「H」のままであるこ
とから、pチャネルMOSトランジスタ25もオフのま
まとなる。一方、制御端子/MACTHが「L」である
ことによりnチャネルMOSトランジスタ31がオフ、
また制御端子/Bが「H」のためpチャネルMOSトラ
ンジスタ21はオフとなり、選択線11もフローティン
グ状態の「H」を保持する。その後検索データ及び反転
検索データをそれぞれビット線6及び反転ビット線7へ
印加する。そしてこのとき検索ワードと記憶ワードとが
一致すれば従来例と同様、一致線10は「H」状態を保
持し、また、選択線11も「H」状態のままとなる。
【0018】即ち、図2に示すメモリセル200の全て
に例えば「1」が記憶されており、このとき検索データ
として全て「1」を与えた場合に検索ワードと記憶ワー
ドとは一致する。つまり、メモリセル200内の全ての
nチャネルMOSトランジスタ3,4のゲートにそれぞ
れ「H」,「L」の電位を示すデータが記憶されている
ときに、検索データとして全てのビット線6,反転ビッ
ト線7のそれぞれに「H」,「L」を印加すると、検索
データと記憶データとは一致する(なお、反転検索デー
タを与える場合は、ビット線6,反転ビット線7のそれ
ぞれに「L」,「H」を印加する)。そしてこのときn
チャネルMOSトランジスタ3はオン、nチャネルMO
Sトランジスタ4はオフとなり制御端子9の電位は
「H」となる。nチャネルMOSトランジスタ5のゲー
トは、「H」状態の選択線11に接続されているのでオ
ン状態にあり、制御端子9の電位「H」をnチャネルM
OSトランジスタ5のドレインに伝達する。したがっ
て、図2の各メモリセルのnチャネルMOSトランジス
タ5のドレイン端子は「H」となり、一致線10は
「H」状態を保持する。
【0019】逆に検索ワードと記憶ワードとが不一致の
場合は、一致線10はビット線6或いは反転ビット線7
によって「L」に放電され始める。すると、pチャネル
MOSトランジスタ23がオンし、すでにpチャネルM
OSトランジスタ24がオン状態であることから、制御
端子/MATCHが「H」に充電され始め、検索ワード
と記憶ワードとの不一致を表す。これに伴ってnチャネ
ルMOSトランジスタ31がオンし、選択線11は
「L」に放電される。また選択線11が「L」になるこ
とにより、各内容アドレスメモリセル200の中のnチ
ャネルMOSトランジスタ5がオフし、一致線10はビ
ット線6及び反転ビット線7から切り離される。
【0020】このことにより、ビット線6或いは反転ビ
ット線7は一致線10を完全に「L」まで放電させる必
要がなくなり、したがって検索動作が速くなる。また、
1つのビット線6または反転ビット線7で複数の一致線
を放電しなければならないような場合、内容アドレスメ
モリセル200の記憶データが蓄えられているnチャネ
ルMOSトランジスタ3及び4のゲート電位にばらつき
があっても、ゲート電位が高い内容アドレスメモリセル
が関与する一致線10は、ビット線6及び反転ビット線
7からいち早く切り離されるため、ビット線6及び反転
ビット線7はゲート電位が低い内容アドレスメモリセル
が関与する一致線10の放電にすばやく貢献できる。
【0021】次に、読みだし動作は、予めビット線6と
反転ビット線7とを共に「H」にフローティングした
後、選択されたワードに対しては、制御端子Aを「H」
に、制御端子Bを「H」に、制御端子/Bを「L」に、
制御端子Cを「H」に、制御端子Dを「H」に設定し、
選択されていないワードに対しては、制御端子Aを
「L」に、制御端子Bを「L」に、制御端子/Bを
「H」に、制御端子Cを「L」に、制御端子Dを「L」
に設定する。すると、選択されたワードの一致線のみが
「L」となり、選択されたワードに属するすべての内容
アドレスメモリセル200の制御端子9が「L」とな
る。
【0022】即ち、読みだし動作に入る前の制御回路3
00の各ノードやトランジスタの状態は、検索動作に入
る前と同様にスタンバイ状態となっており、ビット線6
と反転ビット線7とを共にフローティング状態にした
後、次のように制御信号を与える。まず、選択されたワ
ードつまり読み出すべきワードに対しては制御端子A,
Cを「H」にし、pチャネルMOSトランジスタ20を
オフ、nチャネルMOSトランジスタ30をオンにす
る。すると、一致線10は「L」になる。また、制御端
子B,Dを「H」にし、pチャネルMOSトランジスタ
24,25オフ、nチャネルMOSトランジスタ33を
オンにすると、制御端子/MACTHは「L」となり、
このことによりnチャネルMOSトランジスタ31がオ
フ、また制御端子/Bを「L」とすることにより、pチ
ャネルMOSトランジスタ21がオンとなり、選択線1
1は「H」となる。
【0023】さらに、制御端子/MACTHが「L」で
あることから、nチャネルMOSトランジスタ32がオ
フ、pチャネルMOSトランジスタ22がオンとなる。
この結果、pチャネルMOSトランジスタ23のゲート
には一致線10の「L」が印加され、pチャネルMOS
トランジスタ23はオンとなる。したがって選択された
ワードに含まれる全てのメモリセルのnチャネルMOS
トランジスタ5は、「H」状態である選択線11によっ
てオン状態にあり、「L」である一致線10によって各
制御端子9が「L」に設定される。
【0024】各メモリセルのnチャネルMOSトランジ
スタ3,4は何れか一方がオン、他方がオフとなってお
り、したがって制御端子9の「L」電位はオンしている
方のトランジスタを通じてビット線6または反転ビット
線7に伝達され「L」となる。即ち、メモリセルに
「1」が記憶されている場合は、nチャネルMOSトラ
ンジスタ3がオン、nチャネルMOSトランジスタ4が
オフ状態にあるので、ビット線6が「L」に放電され反
転ビット線7は「H」状態を保持する。逆に、メモリセ
ルに「0」が記憶されている場合は、nチャネルMOS
トランジスタ3がオフ、nチャネルMOSトランジスタ
4がオン状態にあるので、反転ビット線7が「L」に放
電されビット線6は「H」状態を保持する。したがっ
て、ビット線6が「H」ならば記憶データは「0」、ビ
ット線が「L」ならば記憶データは「1」であるとして
読み出せば良い。
【0025】一方、選択されていないワード、つまり読
み出すべきワード以外のワードに対しては、制御端子
A,Cを「L」にし、pチャネルMOSトランジスタ2
0をオン、nチャネルMOSトランジスタ30をオフに
する。すると、一致線10は「H」になる。また、制御
端子B,Dが「L」のため、pチャネルMOSトランジ
スタ24,25がオン、nチャネルMOSトランジスタ
33がオフとなり、制御端子/MACTHは「H」とな
る。この結果、nチャネルMOSトランジスタ31がオ
ン、また制御端子/Bが「H」のため、pチャネルMO
Sトランジスタ21はオフとなり、選択線11は「L」
となる。さらに、制御端子/MACTHが「H」である
ことから、nチャネルMOSトランジスタ32がオン、
pチャネルMOSトランジスタ22がオフとなり、pチ
ャネルMOSトランジスタ23のゲートが「L」となる
ことにより、pチャネルMOSトランジスタ23がオン
する。したがって選択されていないワードに含まれる全
てのメモリセルのnチャネルMOSトランジスタ5は、
「L」である選択線11によってオフ状態にあり、
「L」である一致線10と各制御端子9とは電気的に遮
断され、ビット線6,反転ビット線7の放電には影響を
与えない。
【0026】また、書き込み動作は、制御回路300を
選択されていないワードの状態に設定する。即ち、この
場合一致線10が「H」、選択線11が「L」となり、
各メモリセルのnチャネルMOSトランジスタ5はオフ
し、制御端子9は一致線10と電気的に遮断される。次
にワード線8を活性を示す電位「H」にしてビット線
6,反転ビット線7にそれぞれ書き込みデータを与える
と、ビット線6の電位はnチャネルMOSトランジスタ
1を通じてnチャネルMOSトランジスタ3のゲート
に、また、反転ビット線7の電位はnチャネルMOSト
ランジスタ2を通じてnチャネルMOSトランジスタ4
のゲートにそれぞれ蓄積される。その後ワード線8を
「L」にすれば書き込み動作が終了する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検索動作時に、放電開始された一致線がビット線及び反
転ビット線から切り離されることによってビット線及び
反転ビット線の負担が軽減され、一致線の放電が速まる
と共に、安定した検索動作速度が得られるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の一実施例を示す
回路図である。
【図2】上記半導体記憶装置を構成する内容アドレスメ
モリの回路図である。
【図3】従来の半導体記憶装置内の内容アドレスメモリ
セルの回路図である。
【図4】従来の内容アドレスメモリの構成図である。
【符号の説明】
1〜5,30〜33 nチャネルMOSトランジスタ 6 ビット線 7 反転ビット線 10 一致線 11 選択線 20〜25 pチャネルMOSトランジスタ 200 内容アドレスメモリセル 300 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線,ビット線,反転ビット線及び
    一致線に接続された内容アドレスメモリを有する半導体
    記憶装置において、 前記ワード線が活性化されたときに前記ビット線の値を
    第1の容量素子に蓄積すると共に前記反転ビット線の値
    を第2の容量素子に蓄積する第1の制御回路と、前記第
    1及び第2の容量素子を含み,第1の容量素子に活性状
    態を示す値が蓄積されておりかつ前記ビット線が活性状
    態にあるとき,または第2の容量素子に活性状態を示す
    値が蓄積されておりかつ前記反転ビット線が活性状態に
    あるときに制御端子を活性化する第2の制御回路と、前
    記制御端子と一致線との間に接続された半導体スイッチ
    と、活性化により前記半導体スイッチを導通状態にする
    選択線とを前記内容アドレスメモリに備えたことを特徴
    とする半導体記憶装置。
JP26013591A 1991-10-08 1991-10-08 半導体記憶装置 Pending JPH05101681A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352589A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Fujitsu Ltd 連想記憶装置及びプリチャージ方法
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