JPH05101286A - 熱感知器 - Google Patents

熱感知器

Info

Publication number
JPH05101286A
JPH05101286A JP25684191A JP25684191A JPH05101286A JP H05101286 A JPH05101286 A JP H05101286A JP 25684191 A JP25684191 A JP 25684191A JP 25684191 A JP25684191 A JP 25684191A JP H05101286 A JPH05101286 A JP H05101286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
reed switch
cap
space
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25684191A
Other languages
English (en)
Inventor
Seki Etsunami
碩 越波
Yasushi Suzuki
泰 鈴木
Kikuzo Morita
喜久蔵 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP25684191A priority Critical patent/JPH05101286A/ja
Publication of JPH05101286A publication Critical patent/JPH05101286A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度で信頼度が高い熱感知器を得る。 【構成】 ベース1Aとキャップ5よりなり内部に空間
1Bを有する枠体1と、この枠体1のキャップ5よりな
り内部に空間1Bを有する枠体1と、この枠体1のキャ
ップ5に磁石6を設け、この磁石6の磁束を検知するリ
ードスイッチ3を、前記磁石6と対向して枠体1のベー
ス1Aに設け、このリードスイッチ3と前記磁石6との
間の空間1Bに、検知温度付近にキューリー点を持つ薄
板状の感熱応答素子8を、磁石6及びリードスイッチ3
と接触させないで設置したので、検知すべき空間の温度
に高感度に応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の天井等に取り付
けられる火災報知器等の熱感知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の天井等に取り付けられる火災報知
器等の熱感知器には、信頼度の高さからバイメタル等の
熱により応答する感熱応答素子を用いたものが数多くで
ている。このような感熱応答素子においては、熱応答速
度を高めるために受熱板を用いる事が多くこれらに関し
ては特開昭62−99896号公報等の例がある。
【0003】この他、設定温度を下げる等の方法も用い
られており、この際火災以外の温度上昇による誤動作を
防ぐ方法として、特開昭63−137399号公報等の
例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来より熱感知器に用
いる感熱応答素子の熱応答性の向上に対しいろいろな試
みがなされているが、電子制御等を用いるものに比べ未
だ十分な熱応答が得られていない。感熱応答素子の熱応
答性を低下させている主たる原因は、感熱応答素子の熱
容量に対し、感熱面積が少ないこと並びに感熱部と感熱
応答素子の間の熱抵抗である。
【0005】本発明は、感熱応答素子の熱応答性を改善
して、高感度、低価格で信頼度が高く火災検出にすぐれ
た火災報知器等の熱感知器を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベースとキャ
ップよりなり内部に空間を有する枠体と、この枠体のキ
ャップに磁石を設け、この磁石の磁束を検知するリード
スイッチを、前記磁石と対向して枠体のベースに設け、
このリードスイッチと前記磁石との間の空間に、検知温
度付近にキューリー点を持つ薄板状の感熱応答素子を磁
石及びリードスイッチと接触させないで設置したものと
した。
【0007】
【作用】枠体のベースに設けたリードスイッチとキャッ
プに設けた磁石との間の空間に、検知温度にキューリー
点を持つ薄板状の感熱応答素子を、磁石及びリードスイ
ッチと接触させないで設置したので、感熱応答素子の熱
容量を増加させず、素速く感熱応答するようになる。枠
体の周囲温度がキューリー点以下の温度では、磁石の磁
束が感熱応答素子を通過せずリードスイッチは動作しな
い。しかし周囲温度が上昇して、感熱応答素子がキュー
リー点に達すると、磁石の磁束が感熱応答素子を通過す
るので、リードスイッチが動作する。このような熱感知
器を検知すべき空間に設置すると、熱感知器は検知すべ
き空間の温度に高感度に応答する。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図により説明する。
【0009】図において、1は内部に空間1Bを有する
枠体で、枠体1は、後述する取付側のベース1Aと熱検
知側のキャップ5とで構成されている。1Aは平な取付
け面1Cを有するベースで、ベース1A内には中央に突
起2を設けてある。またベース1Aの熱検知側の四隅に
は脚4が設けてある。通常ベース1A、突起2、脚4は
モールド等により一体成形されている。
【0010】3は後述する磁石6の磁束を検知するリー
ドスイッチで、ベース1Aの突起2に固着されている。
【0011】5はフレーム構造のキャップで、キャップ
5には、枠体1の熱検知側に設けた中央部のフレーム5
Aと、外形を形成するフレーム7とを設けてある。フレ
ーム7には、内側中央部にフレーム5Aを架設し、かつ
ベース1Aの脚4と対向する脚10(後述する)を四隅
に設けてある。5Bは開口部で、フレーム7とフレーム
5Aの内側に形成されている。10はキャップ5の脚
で、四隅の脚10の先端内側に、切欠け9を設けてあ
る。ベース1Aの四隅の脚4とキャップ5の四隅の脚1
0とは互いに対向している。通常キャップ5のフレーム
5A、フレーム7、脚10はモールド等により一体成形
されている。1Dは枠体1の開口部で、枠体1の各側面
の各脚4、10と脚4、10の間に形成されている。
【0012】6は磁石で、キャップ5のフレーム5A内
側中央部にリードスイッチ3と対向するように固着され
ている。8は薄板状(例えば厚さ約0.5mm)の感熱
応答素子で、検知温度付近にキューリー点を持つサーマ
ルフェライトからなり、感熱応答素子8(以下サーマル
フェライトと称す)は脚10の切欠け9内に断熱材11
を介して設置されて、脚4と脚10とを接続することに
より固定されている。このように構成することにより、
リードスイッチ3と磁石6との間の空間1Bに、サーマ
ルフェライト8を磁石6及びリードスイッチ3と接触さ
せないで設置したものである。又、サーマルフェライト
8は、ベース1Aとキャップ5にて構成される枠体1内
の空間1B内に端部8Aを脚10の切欠け9に断熱材1
1を介して設置して、他の機能部品と熱的に切り離して
いる。
【0013】以上の構成による作用を以下に述べる。
【0014】枠体1のベース1Aに設けたリードスイッ
チ3とキャップ5に設けた磁石6との間の空間1Bに、
検知温度にキューリー点を持つサーマルフェライト8
を、磁石6及びリードスイッチ3と接触させないで設置
したので、サーマルフェライト8の熱容量を増加させ
ず、素速く感熱応答するようになる。さらにサーマルフ
ェライト8は薄板状とすることで熱容量に対する受熱面
を大きくしてあるので、熱応答性は著しく高められる。
【0015】リードスイッチ3の前方に設けられたサー
マルフェライト8が枠体1周囲の各開口部1D、5Bか
ら空間1Bに流入する空気の温度によりキューリー点を
境に、磁性体、非磁性体と変化するのに応じて、リード
スイッチ3が磁石6により動作する。
【0016】従って、枠体1の周囲温度がキューリー点
以下の温度では、磁石6の磁束がサーマルフェライト8
を通過せずリードスイッチ3は動作しない。しかし周囲
温度が上昇して、サーマルフェライト8がキューリー点
に達すると、磁石6の磁束がサーマルフェライト8を通
過するので、リードスイッチ3が動作する。サーマルフ
ェライト8の高い熱応答性が、そのまま機器の感度とし
て動作する。
【0017】従って、高感度の熱感知器として動作す
る。
【0018】又、スイッチとしてリードスイッチ3を用
いたので、外気による接点(図示せず)の劣化を防止で
きるようになり、機器の信頼度を向上できる。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、ベースに設けたリー
ドスイッチとキャップに設けた磁石との間の空間に、検
知温度にキューリー点を持つ薄板状のサーマルフェライ
トを、磁石及びリードスイッチと接触させないで設置し
たので、検知すべき空間の中に他の機能部品と熱的に切
り離して設置できるため、サーマルフェライトの熱応答
性を向上でき、機器は高感度に動作する。又、スイッチ
としてリードスイッチを用いたので、機器の構造も複雑
でなく低価格で信頼度が高くなる。
【0020】従って、高感度、低価格で信頼度が高く火
災検出にすぐれた火災報知器等に用いられる熱感知器を
提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す熱感知器の断面図。
【図2】図1に示すA−A断面図。
【図3】図1に示すB−B断面図。
【符号の説明】
1 枠体 1A ベース 1B 空間 3 リードスイッチ 5 キャップ 6 磁石 8 感熱応答素子(サーマルフェライト)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース(1A)とキャップ(5)よりなり内部
    に空間(1B)を有する枠体(1)と、この枠体(1)のキャップ
    (5)に磁石(6)を設け、この磁石(6)の磁束を検知するリ
    ードスイッチ(3)を前記磁石(6)と対向して枠体(1)のベ
    ース(1A)に設け、このリードスイッチ(3)と前記磁石(6)
    との間の空間(1B)に、検知温度付近にキューリー点を持
    つ薄板状の感熱応答素子(8)を、前記磁石(6)及びリード
    スイッチ(3)と接触させないで設置したことを特徴とす
    る熱感知器。
JP25684191A 1991-10-04 1991-10-04 熱感知器 Pending JPH05101286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25684191A JPH05101286A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 熱感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25684191A JPH05101286A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 熱感知器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05101286A true JPH05101286A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17298163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25684191A Pending JPH05101286A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 熱感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05101286A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5558436A (en) Thermally isolated room temperature sensing apparatus
US5895900A (en) Pressure sensitive seat switch with air vent passages
US4899132A (en) Motion sensor
JPH05101286A (ja) 熱感知器
JPH0835978A (ja) 風速センサ
JP3386250B2 (ja) 熱依存性検出装置
JPS6222951A (ja) 室内型温度センサ
JP3420847B2 (ja) 熱依存性検出装置及びその製造方法
JP2594180Y2 (ja) 熱感知器
JPS5914770Y2 (ja) 風速又は風量検出器
JP3358684B2 (ja) 熱依存性検出装置
JPH0613467Y2 (ja) 感温センサ
JPH0612493Y2 (ja) マイクロブリッジフローセンサ
JPH05174268A (ja) 火災熱感知器
JPS6139970Y2 (ja)
JPS5838509Y2 (ja) 温度検出素子
JP2516898Y2 (ja) 温度位置検出スイッチ
JPS6111638Y2 (ja)
JP2628395B2 (ja) 焦電型赤外線検出器
JPH06118047A (ja) 雰囲気センサの構造
RU2179350C1 (ru) Термочувствительный датчик
JPH0763585A (ja) 環境センサ
JPH0454453Y2 (ja)
JPH0526508Y2 (ja)
JPH0725738Y2 (ja) 環境条件検出装置