JPH05100937A - フアイルアクセス方式 - Google Patents

フアイルアクセス方式

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Publication number
JPH05100937A
JPH05100937A JP3287002A JP28700291A JPH05100937A JP H05100937 A JPH05100937 A JP H05100937A JP 3287002 A JP3287002 A JP 3287002A JP 28700291 A JP28700291 A JP 28700291A JP H05100937 A JPH05100937 A JP H05100937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
program
access
temporary
allocator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3287002A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Okuyama
晃 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3287002A priority Critical patent/JPH05100937A/ja
Publication of JPH05100937A publication Critical patent/JPH05100937A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプログラムが同一ファイルを同時にア
クセスする場合、ファイル全体の占有を不要とし、処理
効率の向上を図る。 【構成】 情報処理装置1上では複数のプログラム11
が走行している。外部記憶装置2は複数のメンバからな
るファイルを多数格納している。プログラム11のアク
セス開始時、アロケータ/ディアロケータ12はプログ
ラム11がアクセスしようとするファイル21のメンバ
211に対して、新たに仮ファイルを作成し、元のファ
イル21のメンバ211と仮ファイルとの対応関係を示
す管理情報を管理部13に登録する。プログラム11
は、あたかも元のファイル21のメンバ211にアクセ
スするかの如く仮ファイルにアクセスし、参照あるいは
更新処理を実行する。この結果、他のプログラムはファ
イル21の他のメンバに対してアクセスが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置のファイ
ルアクセス方式に係わり、特に複数のプログラムがメン
バの集合からなるファイルに同時にアクセス場合に好適
なファイルアクセス方式に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置のファイルアクセスにおい
ては、一つのファイルに対して複数のプログラムがデー
タレコードの内容を更新する場合、更新結果の内容に論
理矛盾が発生しないようにしなければならない。従来
は、このファイルアクセス競合による論理矛盾を防止す
るため、一つのプログラムがファイル全体を占有してア
クセスしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】データレコードの集合
を個々のファイルとするより、データレコードの集合を
メンバとし、メンバの集合をファイルとする方が管理し
やすいため、メンバの集合からなるファイルが用いられ
る。メンバの集合からなるファイルでは管理しやすい反
面、複数のプログラムによる異なるメンバへのアクセス
要求も同一ファイルに対するアクセス要求となるためフ
ァイル競合が発生しやすい。上記従来技術は、同一ファ
イル内のメンバに対する他のプログラムのアクセスはフ
ァイル占有による待ちとなり、データ処理の効率を著し
く低下させる問題があった。
【0004】本発明の目的は、一つのプログラムがファ
イルを占有しないでファイル内のメンバ単位にアクセス
可能とすることにより、ファイル占有による待ちをなく
すファイルアクセス方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プログラムがアクセスしようとするファ
イルのメンバに対して、新たに別の仮ファイルを作成
し、該仮ファイルにアクセス対象の元ファイルのメンバ
の内容をコピーし、プログラムのアクセス先を該仮ファ
イルに変更するようにしたことである。
【0006】
【作用】ファイル内のメンバ単位に別のファイルとして
仮のファイルを作成してプログラムにアクセスせしめる
ことにより、ファイル全体の占有が不要となる。このた
め、あるプログラムがファイル内の一つのメンバにアク
セス要求を出した時、同一ファイル内の他のメンバに対
する他のプログラムのアクセス要求が待たされることは
ない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
説明する。
【0008】図1に本発明にかかわるシステム構成の概
略図を示す。図1において、情報処理装置1はハードウ
エア的には中央処理装置(CPU)や主記憶装置などで
構成される。外部記憶装置2は磁気ディスク、その他の
記憶装置からなる。外部記憶装置2は多数のファイルを
格納しているが、ファイルは複数のメンバからなり、メ
ンバは一つ又は複数のデータレコードからなる。
【0009】情報処理装置1上では一般に複数のプログ
ラム11が走行しており、随時、外部記憶装置2に対し
てアクセス要求を発行する。アロケータ/ディアロケー
タ12は、本発明にかかわる処理として後述するよう
に、プログラム11のアクセス開始時には、該プログラ
ム11がアクセスしようとする例えばファイル21のメ
ンバ211に対して、新たに別のファイル(ここでは仮
ファイルと称す)を作成して、アクセス対象メンバ21
1の内容を仮ファイルにコピーし、アクセス終了時に
は、仮ファイルの内容を元ファイル21のメンバ211
に戻す処理を行う。ファイル管理部13は、アクセス要
求元毎に、アクセス対象ファイルのメンバと仮ファイル
の対応関係、アクセス種別(更新、参照)及び状態(使
用、未使用)などを示す管理情報を保持している。図2
に管理情報131の構成例を示す。
【0010】以下に、アロケータ/ディアロケータ12
の本発明にかかわる処理について詳述する。
【0011】図3は、プログラムのアクセス開始時のア
ロケータ/ディアロケータ12の本発明にかかわる処理
フロー図である。プログラム11はアクセス開始時11
1、ファイル定義情報(プログラム中の論理的なファイ
ルと外部記憶装置上の物理的なファイルとを結びつける
情報)をアロケータ/ディアロケータ12に渡す。ここ
で、ファイル定義情報は図5(a)の如くとする。即
ち、プログラム11のアクセス先はファイル21のメン
バ211であるとする。アロケータ/ディアロケータ1
2は、プログラム11から渡されたファイル定義情報の
ファイル名、メンバ名をキーにファイル管理部13の管
理情報を調査し(ステップ1001)、プログラム11
がアクセスしようとしているファイル21のメンバ21
1に対する管理情報が既に登録されているか否かチエッ
クする(ステップ1002)。そして、登録されていな
ければ、図6に示すように、外部記憶装置2上に、プロ
グラム11がアクセスしようとしているファイル21の
メンバ211に対し、新たに別のファイル22を仮ファ
イルとして作成し、ファイル21のメンバ211の内容
を仮ファイル22にコピーする(ステップ1003)。
次に、アロケータ/ディアロケータ12は、該プログラ
ム11のアクセス対象ファイル21のメンバ211と仮
ファイル22の対応関係を示す管理情報を作成して、そ
れにアクセス種別を設定し、さらにその状態表示を使用
中とし、ファイル管理部13に新しく登録する(ステッ
プ1004)。その後、アロケータ/ディアロケータ1
2は、プログラム11のアクセス先のファイル定義情報
を図5(b)の如く変更し(ステップ1005)、プロ
グラム11へ処理を戻す(ノットビジーリターン)。
【0012】一方、プログラム11がアクセスしょうと
しているファイル21のメンバ211に対する管理情報
が既にファイル管理部13に登録されている場合は、ア
ロケータ/ディアロケータ12は当該管理情報中の状態
表示をチエックし(ステップ1006)、使用中でなけ
れば、それを使用中に変更した後(ステップ100
7)、ステップ1005に行く。即ち、この場合は仮フ
ァイル作成、管理情報の作成を省略できる。なお、ファ
イル管理部13に当該管理情報が既に登録されていて
も、その状態表示が使用中であれば、アロケータ/ディ
アロケータ12はプログラム11に対してビジーを返す
(ビジーリターン)。この場合、プログラム11は、例
えば一定時間後、再度アクセス要求を試みることにな
る。
【0013】アロケータ/ディアロケータ12からノッ
トビジーが戻つてくると、プログラム11は外部記憶装
置2に対して参照あるいは更新処理112を開始する。
この時、アクセス定義情報がアロケータ/ディアロケー
タ12により図5(a)から図5(b)のように変更さ
れているため、プログラム11では、参照・更新アクセ
スの対象ファイルが元のファイル21であるか、仮ファ
イル22であるのかを全く意識することなく、仮ファイ
ル22にアクセスできる。即ち、プログラム11はファ
イル22にアクセスし、ファイル21を占有しないの
で、同時に、他のプログラムがファイル21の他のメン
バに対してアクセス要求を出しても、ファイル21の占
有解除待ちになることはない。図6において、ファイル
21のメンバ212と仮ファイル23はこれを示したも
のである。
【0014】図4は、プログラムのアクセス終了時のア
ロケータ/ディアロケータ12の本発明にかかわる処理
フロー図である。プログラム11はアクセス終了時11
3、再びアロケータ/ディアロケータ12に制御を渡
す。アロケータ/ディアロケータ12はファイル管理部
13の当該管理情報を調査し(ステップ2001)、そ
のアクセス種別をチエックする(ステップ2002)。
そして、アクセス種別が「更新」であると、仮ファイル
22の内容を元のファイル21のメンバ211へ戻し
(ステップ2003)、当該管理情報中の状態表示を未
使用に変更した後(ステツプ2004)、プログラム1
1へ処理を戻す。これにより、フィァイル内容に矛盾が
生じない。また、アクセス種別が「参照」の場合は、ア
ロケータ/ディアロケータ12は単に当該管理情報中の
状態表示を未使用に変更してプログラム11へ処理を戻
す。
【0015】なお、図4では示さなかったが、アロケー
タ/ディアロケータ12で時間監視を行い、所定時間内
に同一プログラム(同一要求元)から次のアクセスがな
いと、ファイル管理部13内の当該要求元に対応する管
理情報を無効とすると共に、該管理情報で示されている
仮ファイルを消滅せしめる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかであるように、本
発明によれば、複数のメンバから構成されるファイルを
複数のプログラムで同時にアクセスする場合において、
複数のメンバから構成されるもとのファイルを占有しな
いので、メンバ競合による論理矛盾が発生しないかぎ
り、アクセス可能なファイル、メンバを利用者プログラ
ムに提供することができ、利用者プログラムでのファイ
ル空き待ちが減少し、システムの処理効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわるシステム構成の概略ブロック
図である。
【図2】プログラムのアクセス対象ファイルのメンバと
仮ファイルとの対応を示す管理情報の構成例である。
【図3】プログラムのアクセス開始時におけるアロケー
タ/ディアロケータの本発明にかかわる処理フロー図で
ある。
【図4】プログラムのアクセス終了時におけるアロケー
タ/デイアロケータの本発明にかかわる処理フロー図で
ある。
【図5】プログラムのアクセス定義情報の変更前後の対
応例を示す図である。
【図6】外部記憶装置内の複数のメンバからなるファイ
ルと仮ファイルの対応例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 11 プログラム 12 アロケータ/ディアロケータ 13 ファイル管理部 131 管理情報 2 外部記憶装置 21 ファイル 211、212 メンバ 22、23 仮ファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置のファイルアクセス方式に
    おいて、ファイルをメンバの集合とし、プログラムがア
    クセスしようとするファイルのメンバに対して仮ファイ
    ルを作成し、該仮ファイルに元のファイルのメンバの内
    容をコピーし、プログラムのアクセス先を該仮ファイル
    に変更することを特徴とするファイルアクセス方式。
JP3287002A 1991-10-07 1991-10-07 フアイルアクセス方式 Pending JPH05100937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3287002A JPH05100937A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 フアイルアクセス方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3287002A JPH05100937A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 フアイルアクセス方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05100937A true JPH05100937A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17711756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3287002A Pending JPH05100937A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 フアイルアクセス方式

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JP (1) JPH05100937A (ja)

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