JPH05100365A - レンズ付きフイルムユニツト - Google Patents
レンズ付きフイルムユニツトInfo
- Publication number
- JPH05100365A JPH05100365A JP28710491A JP28710491A JPH05100365A JP H05100365 A JPH05100365 A JP H05100365A JP 28710491 A JP28710491 A JP 28710491A JP 28710491 A JP28710491 A JP 28710491A JP H05100365 A JPH05100365 A JP H05100365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- film
- main body
- unit
- loaded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2219/00—Cameras
- G03B2219/02—Still-picture cameras
- G03B2219/04—Roll-film cameras
- G03B2219/045—Roll-film cameras adapted for unloading the film in the processing laboratory, e.g. disposable, reusable or recyclable cameras
Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
ズ付きフイルムユニットの製造コストを安価にする。 【構成】 パトローネ室32の上部内壁32aに突起4
3を形成した。パトローネ本体3をパトローネ室32の
底方向から挿入すると、突起43はパトローネ本体3の
端部に形成された溝に嵌入する。この後、本体部30に
背面カバー31が爪止めされる。
Description
ローネを装填したレンズ付フイルムユニットに関するも
のである。
写真撮影を楽しむことができるように、予め写真フイル
ムを内蔵するとともに、簡単な撮影機能を備えたレンズ
付きフイルムユニット「写ルンですHi」(商品名)が
本出願人から提供されている。このレンズ付きフイルム
ユニット(以下「フイルムユニット」と略記する)は、
未露光の写真フイルムが国際標準規格(ISO)100
7で規定されたパトローネから引き出された状態で装填
されている。この写真フイルムは撮影されるたびにパト
ローネ内に巻き込まれる。撮影終了後、ユーザーはユニ
ット本体からパトローネを取り出すことなく、ユニット
本体ごと現像取り扱い店を介して現像所に提出すればよ
い。現像所ではユニット本体からパトローネを取り出し
て現像処理を行った後、現像済み写真フイルム及びプリ
ント写真はユーザーに返却される。
3883号,特願平3−167738号や、米国特許第
5023642号公報によれば、樹脂成形したパトロー
ネ本体内に写真フイルムを先端まで巻き込んでおき、パ
トローネ本体に内蔵されているスプールを外部から駆動
することで、写真フイルム先端を送り出せるようにした
写真フイルムパトローネ(以下、単にフイルムパトロー
ネという)が提案されている。このような機能をもった
フイルムパトローネには、使用前後の表示機構やスプー
ルロック機構が組み込まれたり、DXコード表示部等が
設けられ、カメラ側の各種機構部との連動を図るように
工夫されている。
規格(ISO)1007で規定されたパトローネの代わ
りに装填したフイルムユニットが特開平3−83053
号公報に開示されている。このフイルムユニットはスプ
ールを回動すれば、露光済み写真フイルムをパトローネ
本体から取り出せるので、現像所にとって便利である。
各種機能が付されているので製造コストが高くなる。こ
れを前記フイルムユニットに装填すると、フイルムユニ
ットのコストがアップするので、フイルムユニットに専
用のフイルムパトローネを組み込むことが考えられてい
る。しかしながら、フイルムユニット製造工程において
フイルムユニット専用のフイルムパトローネと、一般用
のフイルムパトローネとの区別を可能にしておかなけれ
ば、これらを混入装填してしまうおそれがある。区別の
手段としては、パトローネに識別表示を設けることが考
えられるが、このような方法では表示を見落す恐れがあ
り、確実な方法が望まれていた。
なされたもので、フイルムユニット専用のフイルムパト
ローネと一般用のフイルムパトローネとの区別を可能に
し、安価な専用のフイルムパトローネを装填すること
で、フイルムユニットの製造コストを低減することを目
的とする。
めに、本発明のフイルムユニットでは、パトローネ室の
内壁に突部を形成し、フイルムパトローネの装填時に、
パトローネ本体に形成された凹部に前記突部を嵌入させ
るようにしている。
(以下、単にフイルムユニットという)に装填されるフ
イルムパトローネを示すものである。このフイルムパト
ローネ2はそれぞれ遮光性のプラスチックで成形された
上部ケース3aと下部ケース3bとからなるパトローネ
本体3に、スプール4に巻かれた写真フイルム5(図3
参照)を収納している。パトローネ本体3の外周には、
先端に写真フイルム5を出し入れするフイルム給送口6
を設けたポート部7が形成されている。また、パトロー
ネ本体3の端部8、すなわち上部ケース3aの一端側に
は、後述するパトローネ室の突部が嵌合する凹部例えば
溝9が形成されている。また、下部ケース3bには一対
の位置決め用のピン穴10,11がそれぞれ形成されて
いる。
のであり、パトローネ本体3の内周面にはリング状のリ
ブ12が一対設けられており、このリブ12は前記写真
フイルム5の外周面に当接して、巻きほぐれを防止す
る。このため、スプール4が図中反時計方向(以下、給
送方向という)に回転されると、写真フイルム5の先端
は給送方向に回動される。そして、写真フイルム5の先
端はリブ12に形成された分離爪13によって、写真フ
イルム5の外周面から剥離され、前記フイルム給送口6
からパトローネ本体3外に送り出される。フイルム給送
口6には周知のテレンプ14が貼付されており、このテ
レンプ14はフイルム給送口6からの外光を遮光する。
また、前記スプール4には一対のフランジ15が形成さ
れており、このフランジ15はパトローネ本体3の軸方
向からの外光を遮光する。なお、このフイルムパトロー
ネ2はフイルムユニットに専用に用いられるため、写真
フイルム5の先端が送り出されないようにするスプール
ロックや、使用前、使用後の表示、更にバーコードもし
くはDXコード等を設ける必要がないから、これらの各
種機能を省いて安価に製造される。
4において、フイルムユニット20は、フイルムパトロ
ーネ2を内蔵するユニット本体21と、その表面に被せ
られる外装用の紙箱22とから構成されている。ユニッ
ト本体21には撮影レンズ23,レリーズボタン24,
フイルムカウンタ25,ファインダ26,ストロボ発光
部27,巻上げノブ28等が設けられている。また紙箱
22には撮影レンズ23〜巻上げノブ28等を露出する
開口が形成されている。このため、フイルムユニット2
は紙箱22から取り出すことなく、前記開口を介して、
撮影操作を行うことができる。
において、ユニット本体21は本体部30に前カバー
(図示せず)及び背面カバー31が自動組立機等によっ
て、組み立てられ、互いに爪止めされる。前記本体部3
0の両端部には、上述したパトローネ本体3を装填する
ためのパトローネ室32と、パトローネ本体3から引き
出した写真フイルム5をロール状に巻いたフイルムロー
ル33が収納されるフイルム室34とが形成されてい
る。
は、写真フイルム5を露光するアパーチュア35が形成
されている。このアパーチュア35の上方には、写真フ
イルム5のパーフォレーション5aと係合して回転さ
れ、フイルムカウンタ25の駆動やシャッタチャージを
行うスプロケット37が設けられている。又、パトロー
ネ室32及びフイルム室34は、いずれも背面側及び底
面側が開放されており、この開放面は前記背面カバー3
1によって閉じられている。この背面カバー31には開
閉自在な底蓋38が設けられており、撮影終了後には、
この底蓋38を開放して、フイルムパトローネ2の取り
出しを行う。
は、開口32bが形成されており、この開口32bには
前記巻上げノブ28に一体に形成されたフォーク40が
嵌入されている。前記上部内壁32aには一対の位置決
め用ピン41,42及び上述した溝9に嵌合し、パトロ
ーネ本体3を識別する突部例えば円弧状の突起43が一
体に形成され、これらは前記開口32bを取り巻くよう
に配置されている。
ユニット20の作用を説明する。ユニット本体21にフ
イルムパトローネ2を装填するには、予め写真フイルム
5をパトローネ本体3内から引き出し、フイルムロール
33をつくる。これらパトローネ本体3とフイルムロー
ル33を、図1に示すように本体部30の底方向から、
パトローネ室32とフイルム室34とに挿入する。
入されると、ピン穴10,11にはピン41,42がそ
れぞれ嵌入し、また溝9には突起43が嵌入する。この
ようして、パトローネ本体3はパトローネ室32に位置
決めされる。この後、フォーク40を開口32bから押
し込んで、スプール4に噛合させる。この状態で、本体
部30に背面カバー31を爪止めすると、ユニット本体
21の組み立てが完了する。このユニット本体21は紙
箱22で包装されてフイルムユニット20となる。な
お、フイルムパトローネ2の装填作業は暗室内で行われ
る。
していないフイルムパトローネを装填した場合、ピン4
1,42及び突起43がパトローネ本体3の端部8が当
接するので、パトローネ本体3はその分パトローネ室3
2から下方に突出し、背面カバー31を本体部30に爪
止めできないから、ユニット本体21の組立が不可能と
なる。なお、この実施例では突起43を上部内壁32a
に形成して、一般のフイルムパトローネを装填できない
ようにしたが、突起43はパトローネ室32の側壁に形
成しても同様な効果を得ることができる。また、専用フ
イルムパトローネではパトローネ本体を一般カメラ用パ
トローネ本体に一致させなくてもよいから、例えばパト
ローネ室32の高さを小さくするとともにパトローネ本
体3の軸方向を短くしても、同様の効果を得ることがで
きる。
るごとに露光済みの写真フイルム5がパトローネ本体3
内に巻き込まれ、撮影終了後には全ての写真フイルム5
がパトローネ本体3内に収納される。ユーザーは、この
ままの状態でフイルムユニット20を現像取扱店に現像
依頼する。現像所では底蓋38を開放し、フイルムパト
ローネ2を取り出す。スプール4を給送方向に回動する
と、写真フイルム5の先端がフイルム給送口6から外部
に送り出されるから、パトローネ本体3を壊すことな
く、簡単に露光済み写真フイルム5を取り出すことがで
きる。なお、上記実施例ではパトローネ本体3から予め
引き出した写真フイルム5をフイルム室34に装填させ
たが、パトローネ室32に図2に示すフイルムパトロー
ネ2を装填した後、巻上げノブ28を給送方向に回転さ
せ、写真フイルム5をフイルム室34に送り出し、これ
を装填させるようにしてもよい。
きフイルムユニットはパトローネ室の内壁に突部を形成
し、パトローネ本体に形成された凹部に前記突部を嵌入
させるようにしたから、写真フイルムパトローネの装填
時に専用の写真フイルムパトローネと一般用の写真フイ
ルムパトローネとを識別できる。これにより、レンズ付
きフイルムユニットには安価な専用の写真フイルムパト
ローネのみを装填できるから、その製造コストを低減す
ることができる。
ーネの斜視図である。
た図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 撮影機構を備えたユニット本体と、この
ユニット本体に内蔵され、パトローネ本体に回動自在に
収納されたスプールを外部から駆動することで、写真フ
イルム先端をパトローネ本体外に送り出せるようにした
写真フイルムパトローネとを備えたレンズ付きフイルム
ユニットにおいて、 前記ユニット本体に設けられたパトローネ室の内壁に、
前記パトローネ本体に形成された凹部に嵌合する突部を
形成し、前記凹部がないパトローネ本体からなる写真フ
イルムパトローネを装填できないようにしたことを特徴
とするレンズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287104A JP2836767B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | レンズ付きフイルムユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287104A JP2836767B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05100365A true JPH05100365A (ja) | 1993-04-23 |
JP2836767B2 JP2836767B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=17713115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3287104A Expired - Fee Related JP2836767B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836767B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58121028A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-19 | Olympus Optical Co Ltd | フイルムカセツト |
JPH02154245A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-13 | Konica Corp | カメラ |
JPH02250051A (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 露光機能付き感光材料包装ユニット |
JPH0383053A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 露光機能付き感光材料包装ユニット |
JPH03137623A (ja) * | 1989-08-08 | 1991-06-12 | Eastman Kodak Co | フィルム露出状態インジケータを有するフィルムカセット用カメラ |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3287104A patent/JP2836767B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58121028A (ja) * | 1982-01-14 | 1983-07-19 | Olympus Optical Co Ltd | フイルムカセツト |
JPH02154245A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-13 | Konica Corp | カメラ |
JPH02250051A (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 露光機能付き感光材料包装ユニット |
JPH03137623A (ja) * | 1989-08-08 | 1991-06-12 | Eastman Kodak Co | フィルム露出状態インジケータを有するフィルムカセット用カメラ |
JPH0383053A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 露光機能付き感光材料包装ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2836767B2 (ja) | 1998-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5555063A (en) | Camera with built-in means for closing film cassette and ejecting closed cassette | |
US5517270A (en) | Camera with built-in means for closing film cassette and tearing open camera to remove closed cassette | |
US5602609A (en) | Camera with film sensor for closing cassette when filmstrip wound completely into cassette | |
US5313240A (en) | Single-use camera with removable end portion for cartridge access | |
JPH068587Y2 (ja) | レンズ付きフイルムユニット | |
US5752087A (en) | One-time-use camera with front and rear cover parts that can be bent apart to permit battery to drop out of chamber | |
US5471270A (en) | Spool drive for film cartridge in single-use camera | |
JP3006803B2 (ja) | レンズ付きフイルムユニット | |
JP2836767B2 (ja) | レンズ付きフイルムユニット | |
US5815738A (en) | Compact one-time-use camera | |
US6736555B2 (en) | Photo film cartridge and camera | |
JPH0720667Y2 (ja) | レンズ付きフイルムユニツト | |
JPH0138579Y2 (ja) | ||
US5970256A (en) | One-time-use camera with transparent lens retainer-cover | |
US5802401A (en) | Method of remanufacturing one-time-use camera | |
JPH0545802A (ja) | レンズ付きフイルムユニツト | |
JPH0241621Y2 (ja) | ||
JPH08211565A (ja) | レンズ付きフイルムユニット | |
US5895125A (en) | One-time-use camera can only be used with modified film cartridge, to prevent unauthorized reuse with standard film cartridge | |
JP3562856B2 (ja) | 写真フイルムパトローネ及びこれを用いるレンズ付きフイルムユニット | |
JP2555782Y2 (ja) | レンズ付きフイルムユニット | |
JP3516537B2 (ja) | レンズ付きフイルムユニット | |
JPH0540508Y2 (ja) | ||
JPH1124210A (ja) | レンズ付きフイルムユニット | |
JP3588491B2 (ja) | レンズ付きフイルムユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |