JPH0499676A - 熱転写プリンタにおけるインクリボン走行ずれ修正装置 - Google Patents

熱転写プリンタにおけるインクリボン走行ずれ修正装置

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JPH0499676A
JPH0499676A JP21678190A JP21678190A JPH0499676A JP H0499676 A JPH0499676 A JP H0499676A JP 21678190 A JP21678190 A JP 21678190A JP 21678190 A JP21678190 A JP 21678190A JP H0499676 A JPH0499676 A JP H0499676A
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JP
Japan
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ink ribbon
roller
tension
correction roller
correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP21678190A
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English (en)
Inventor
Toyoji Shioda
潮田 豊司
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱転写プリンタに関し、特にエンドレス状のイ
ンクリボンを走行させながらサーマルヘッドによって記
録するラインプリンタにおけるインクリボンの走行ずれ
修正装置に関する。
〔従来の技術〕
本発明にかかる熱転写プリンタは、第4図に示すように
、複数のガイドローラ5とテンショローラ4とによって
張設された耐熱性のあるポリイミド樹脂製等の厚さ10
μm程度のエンドレス状インクリボン1に、予め加熱さ
れたインキング装置20によってインクリボン1の表面
に5〜10μmの膜厚のホットメルトインクが一様に塗
布される。そして、凝固されたインク膜を含んだインク
リボン1をサーマルヘッド7を用いて、バックアップロ
ーラー3によって共に挟まれた用紙8にインクを溶融さ
せて転写するものである。
そこで転写されたインクリボン1は再びインキング装置
20に戻って再生される。このプロセスを繰り返すこと
により、インクリボン1が使い捨てであった従来の熱転
写プリンタに比べて、ランニングコストが約1/4に削
減することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
一方、このエンドレス状のインクリボン1を走行させる
ときには、インクリボン1を支持する複数のガイドロー
ラらの各々の並行度、サーマルヘッド7とバックアップ
ローラ3との並行度、インキング装置20の傾き、及び
テンションローラ4にかかるテンションばね9,10の
ばね係数の差等によって、インクリボン1の走行ずれが
起こることがある。そのため、インクリボン1とサーマ
ルヘッド7との位置が合わなくなって正常な記録が不可
能になり、また、インクリボン1が各々のローラ3,4
及び5よりはみ出ることにより、これらを支持している
フレーム(図示せず)や他の構成部品に接触して損傷を
受けやすい。従って、そのエンドレス状インクリボンl
の走行ずれを防止することは重要である。
この問題を解決する手段として、従来、特開昭59−1
49881が開示されている。これはエンドレス状イン
クリボン1の走行ずれを検出する検出手段を走行路に配
置すると共に、インクリボン1を支持する複数のローラ
のうち1本にローラ移動手段を連結して、検出手段から
の信号に基づいて制御回路によりローラ移動手段を制御
することによって走行ずれを修正できるようにしたもの
である。その実施例について、第5図を参照しながら説
明する6第5図において、エンドレス状インクリボン1
を複数のローラ2,3,4.5及び6に張設し、ローラ
3にインクリボン1と用紙8を挟むように設けられたサ
ーマルへ・ンド7と、ローラ4の両端にはインクリボン
1にテンションを与えるばね9,10とが設けられてい
る。そして、インクリボン1がずれを起こしたときに、
そのすれ量を検出する発光素子11.12と受光素子1
3.14とで構成された検出手段とが設けられており、
その電気信号により、支点プレート19及びEリング3
0によって片端のみを支え、且つ、修正ローラ2のロー
ラ軸を傾けることが可能なローラ移動手段を作動させ、
インクリボンのずれを修正するようになっている。この
ローラ移動手段は、修正ローラ2の一端を回転可能に連
結支持したアーム15とアームガイド16、アーム15
に連結された復旧ばね17、及びアーム15を作動させ
るソレノイド18とから構成されている。
以上説明した従来例においては、検出手段とローラ移動
手段とが電気的に行われており、その検出手段も一定の
ずれの量があるか、又はないかの段階的な検出方法であ
り、修正するときに一度に修正するとインクリボンにし
わが生じるという問題がある。そのため、少しずつ修正
する方法が好ましいが、その制御手段が複雑になる。す
なわち僅かな走行ずれ量であっても即時的にインクリボ
ンの走行ずれを修正することはできない。また、電気回
路を用いているため構成が複雑になり、絶対的な信頼性
に欠け、その製造価値も無視できないという問題があっ
た。
本発明の目的は、これらの問題を解決するエンドレス状
インクリボンの走行ずれを即時的に修正し、且つ、低価
格な構成のインクリボン走行ずれ修正装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の熱転写プリンタにおけるインクリボン走行ずれ
修正装置は、インクリボンを張設する複数のローラの間
に、ローラ回転軸に対してハの字型に傾きを有する2本
の軸体によって両端を支持された軸回転と軸方向移動と
が機能な修正ローラと、軸回転のみ可能なガイドローラ
と、修正ローラとガイドローラとの間を通過するインク
リボンに内側から押し当てて張力を与える軸回転と軸外
方向移動とが可能なテンションローラより構成されてい
る。
〔作用〕
本発明によれば、インクリボンの走行時にずれが生ずる
と、修正ローラが回転軸方向に移動すると共に、傾いた
2本の軸体によって回転軸の外側に回転するように傾き
、修正ローラとガイドローラとの間にあるインクリボン
が捩れ、テンションローラがその捩れに追従するように
回転軸の外側に傾き、インクリボンをずれ移動の方向の
逆方向へ戻そうとする力が生じ、その結果、インクリボ
ンは元の位置へ移動し、走行が修正される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例についで図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図である。第1図
において、2は修正ローラであり、第4図に示す回転と
軸外方向移動とが可能なテンションローラ4の上方に、
第1図に示すように、ガイドローラ5と修正ローラ2と
の間に、テンションばね9.10によってテンションロ
ーラ4がインクリボン1を単位幅あたりの張力5〜20
g/amになるよう修正ローラ2の位置を定める。この
修正ローラ2の支持は、第2図に示すように、両端に球
面滑り軸受24を介して軸体21R,21Lによってフ
レーム22R,22Lに支持される。軸体21R,21
Lはインクリボン1の走行方向に対して修正ローラ2の
軸線よりθ=10〜45度程度の角度で外側に傾いて取
付けられる。球面滑り軸受24による修正ローラ2の支
持は、第3図に示すように、内輪24aと外輪24bと
が球面で接触し、揺動的な動きでも回転支持は可能であ
る。また、軸体21と内輪24aは滑らかに摺動するよ
うになっている。
そして、修正ローラ2の両端の内輪24aとフレーム2
2との間には、復帰ばb25がそれぞれ設けられ、修正
ローラ2の動作を促進する。
続いて、その走行ずれの修正動作について説明する。第
2図において、インクリボンlが矢印Aの方向に走行す
るとき、矢印Bの方向にずれが生じたとすると、修正ロ
ーラ2の端に設けられたフランジ23Lによって、修正
ローラ2が図に向って左側方向へ移動する。ところが、
軸体21R21Lは傾きをもっているため、修正ローラ
2の左端が図に向かって下側へ傾き、右端は上側の方へ
傾く。そうすると、第1図に示すテンションローラ4に
よって押圧されたインクリボン1の左側が、図の手前側
の方へ移動するもようにインクリホン1のねじれが生じ
、テンションローラ4の軸線は左側のテンションばね9
によって傾く。その結果、インクリボン1の張力と修正
ローラ2の軸体21R,21Lの傾きθ及び復帰ばね2
5による修正ローラ2による調心作用と、同時に働くテ
ンションローラ4の傾きによる調心作用とによって、イ
ンクリボン1は第1図に示す矢印Cの方向へ移動し、元
の位置に復帰する。そして、修正ローラ2及びテンショ
ンローラ4も元の位置に復帰する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のインクリボン走行ずれ修
正装置による走行ずれ修正動作は、走行ずれが生じると
、常に、即時的にずれを修正するものであり、電気回路
を用いて、検出回路が感応するまで走行のずれ量が大き
くならないと動作しないような、従来のインクリボン走
行ずれ修正装置に比べて、本発明の装置は機構のみによ
って構成されるため、非常に信頼性が高く、且つ、高寿
命となるため、本発明のインクリボン走行ずれ修正装置
を用いた熱転写プリンタの低価格化、及び少電力化に寄
与することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクリボン走行ずれ修正装置の斜視
図、第2図は第1図の修正ローラの上方からみた図、第
3図は修正ローラの支持部を示す断面図、第4図は本発
明の装置を用いる熱転写プリンタの構成を示す斜視図、
第5図は従来のインクリボン走行ずれ修正装置の概観を
示す斜視図である。 1・・・インクリボン、2・・・修正ローラ、3・・・
バックアップローラ、4・・・テンションローラ、5・
・・ガイドローラ、7・・・サーマルヘッド、8・・・
用紙、9.10・・・テンションばね、20・・・イン
キング装置、21L、21R・・・軸体、22L、22
R・・・フレーム、23L、23R・・・フランジ、2
4・・・球面滑り軸受。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンドレス状のインクリボンを走行させながらサーマル
    ヘッドによって記録する熱転写プリンタにおいて、前記
    インクリボンを張設する複数のローラの間に、ローラ回
    転軸に対してハの字型に傾きを有する2本の軸体によっ
    て両端を支持された軸回転と軸方向移動とが可能な修正
    ローラと、軸回転のみ可能なガイドローラと、前記修正
    ローラと前記ガイドローラとの間を通過する前記インク
    リボンにその内側から押し当てて張力を与える軸回転と
    軸外方向移動とが可能なテンションローラとを備えたこ
    とを特徴とする熱転写プリンタにおけるインクリボン走
    行ずれ修正装置。
JP21678190A 1990-08-17 1990-08-17 熱転写プリンタにおけるインクリボン走行ずれ修正装置 Pending JPH0499676A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1055522A1 (en) * 1999-05-27 2000-11-29 Printronix, Inc. Thermal printer with improved ribbon transport
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