JPH04368869A - 熱転写プリンタにおけるインクフィルムスキュー矯正装置 - Google Patents

熱転写プリンタにおけるインクフィルムスキュー矯正装置

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JPH04368869A
JPH04368869A JP3145150A JP14515091A JPH04368869A JP H04368869 A JPH04368869 A JP H04368869A JP 3145150 A JP3145150 A JP 3145150A JP 14515091 A JP14515091 A JP 14515091A JP H04368869 A JPH04368869 A JP H04368869A
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JP
Japan
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ink film
skew
roller
ink
rollers
Prior art date
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Pending
Application number
JP3145150A
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English (en)
Inventor
Toyoji Shioda
潮田 豊司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH04368869A publication Critical patent/JPH04368869A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写プリンタに関し
、特にエンドレス状のインクフィルムを走行させながら
ホットメルトインクを塗布し、サーマルヘッドによって
記録するというプロセスを繰り返すラインプリンタにお
ける、インクフィルムのスキュー矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明にかかる熱転写プリンタは、図5
に示すように、複数のガイドローラ5とリターンローラ
4によって張設された耐熱性のあるポリイミド等の厚さ
10μm程度のエンドレス状のインクフィルム1に、予
め加熱されたインキング装置120によってインクフィ
ルム1の表面に5〜10μmの膜厚のホットメルトイン
クが一様に塗布される。そして、凝固されたインク膜を
含んだインクフィルム1をサーマルヘッド7を用いてプ
ラテン3によってともに挟まれた用紙8にインクを溶融
させて転写するものである。そこで転写されたインクフ
ィルム1は再びインキング装置120に戻り、再生され
る。
【0003】このインキング装置120によるインクフ
ィルム1の再生プロセスについて図6を参照しながら説
明する。まず転写された後のインクフィルム1′には、
残留インク9があり、それはインキング装置120内の
インクフィルム1と同期して回転するインキングロール
101によって、再溶融される。同時にインキングロー
ル101の表面にはインク漕102に蓄えられたインク
103が付着、供給されるが、その供給されるインクの
量は、ドクタロール104によって適量に制御され、イ
ンクフィルム1に再塗布される。しかし、再塗布された
インクフィルム1上のインクは塗布面が平滑ではなく、
またインク膜厚も均一でないので、次に、ピックアップ
ロール107によって適量のインクの供給を受け、かつ
インクフィルム1の走行方向とは逆向きに回転するリバ
ースロール106によって、インクフィルム1上のイン
クを計量し、かつ塗布面を平滑化する。その結果、膜厚
5〜10μmの範囲内で均一なインク膜が形成される。 このプロセスを繰り返すことにより、インクフィルム1
が使い捨てだった従来の熱転写プリンタに比べてランニ
ングコストが1/5以下に削減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、このエンドレス
状のインクフィルム1を走行させるときに、図4(a)
に示すようにインクフィルム1を支持する複数のローラ
20a,20bの各々の回転軸21a,21bの平行度
不正の他、エンドレス状のインクフィルム1の円筒度、
サーマルヘッド7とプラテン3との平行度、インキング
装置120の傾きによる平行度の不正、図4(b)に示
すようにローラ22の円筒度の不正、そして、図4(c
)に示すようにテンションローラ13の平行度の不正に
より、インクフィルム1の進行の片寄り、すなわちスキ
ューが図4中の図示矢印の方向に起こる。そのため、こ
の熱転写プリンタにおいて、インクフィルム1とサーマ
ルヘッド7の位置が合わなくなって、正常な記録が不可
能になり、またインクフィルム1が各々のプラテン3や
各ローラ4,5よりはみ出ることにより各々のローラ3
,4,5を支持しているプリンタのフレーム(図示せず
)や他の構成部品に接触して、損傷を受けるという問題
があった。
【0005】従って、エンドレス状インクフィルム1の
スキューを防止または矯正することは重要である。スキ
ューを防止するためには、前述の原因を取り除くことが
必要であるが、各ローラ間の平行度、および各ローラの
円筒度等に関する精度が要求され、これが装置の価格上
昇の問題があった。従ってスキューの発生は必然的なも
のとしてとらえ、能動的にスキューを矯正する手段が必
要である。その手段の一例が、特開昭59−14998
1号公報に開示されている。これは、エンドレス状イン
クフィルム1のスキューを検出する検出手段を走行路に
配置するとともに、インクフィルム1を支持する複数の
ローラのうち1本にローラ移動手段を連結して、検出手
段からの信号に基いて制御回路によりローラ移動手段を
制御することにより走行ずれを修正できるようにしたも
のである。この従来技術を、図7を参照しながら説明す
る。エンドレス状インクフィルム1を、複数のローラ2
,3,4,5,6に張設し、ローラ3にインクフィルム
1と用紙8を挟むように設けられたサーマルヘッド7と
、ローラ4の両端にインクフィルム1にテンションを与
えるばね9,10が設けられている。そして、インクフ
ィルム1がずれを起こしたときにそのずれ量を検出する
発光素子11,12と受光素子13,14とで構成され
た検出手段が設けられており、その電気信号によって、
支点プレート19とEリング19′によって片端のみを
支えかつローラ軸を揺動させることが可能なスキューロ
ーラ2を傾けるためのローラ移動手段によって、スキュ
ーローラ2がインクフィルムのスキューを修正するよう
になっている。このローラ移動手段は、スキューローラ
2の一端を揺動させるように連結支持したアーム15と
アームガイド16、復旧ばね17、及びソレノイド18
により図に示す如く構成されている。
【0006】以上説明した従来の技術においては、検出
手段とローラ移動手段が電気的に行われており、その検
出手段も一定のずれの量があるかないかの段階的な検出
方法であり、矯正するときに一度に矯正するとインクフ
ィルムにしわが生じるという問題がある。そのため少し
ずつ矯正する方法が良いが、その制御手段が複雑になる
。すなわち、わずかなスキュー量でも即時的にインクフ
ィルムのスキューを修正することはできない。また、電
気回路を用いているため、構成が複雑になり、絶対的な
信頼性に欠け、その価格も無視できないという問題があ
った。
【0007】本発明の目的は、上記問題を解決するエン
ドレス状インクフィルムの走行ずれを即時的に修正し、
かく低価格な構成のインクフィルムスキュー矯正装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写プリンタ
におけるインクフィルムスキュー矯正装置は、エンドレ
ス状のインクフィルムを走行させながらインキング装置
によってホットメルトインクを塗布し、サーマルヘッド
によって記録するというプロセスを繰り返すインクフィ
ルム再生可能な熱転写プリンタにおいて、インクフィル
ムを張設する複数のローラの間の1箇所または2箇所に
、インクフィルムに所定の押圧力で接触させたインクフ
ィルムの幅と同じ長さを有する1本の従動回転するロー
ラと、その両端にローラより回転摩擦が大きくかつ円筒
面の表面摩擦を大きくしたサイドローラと連結した構成
からなるスキューローラと、その回転軸がインクフィル
ムの走行方向に沿った法線方向に揺動、かつ軸回転可能
なようにスキューローラを球面軸受で支持した揺動可能
なアームとで構成されたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、インクフィルムの走行時にス
キューが生ずると、スキューローラの端にあるサイドロ
ーラにインクフィルムが接触し、その摩擦力でサイドロ
ーラ部分が、インクフィルムの走行方向に沿った回転軸
の法線方向に移動することによって、スキューローラに
偏向角を与えて、インクフィルムを元の位置へさせるこ
とによって、インクフィルムのスキューが矯正される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0011】図1は、本発明のプリンタの一実施例を示
す斜視図である。図において、23,23′はスキュー
ローラであり、図4(c)のテンションローラの役目を
兼ねている。このスキューローラ23,23′はインク
フィルム1の幅と同じ長さを持ち、図1に示すように、
ガイドローラ5とリターンローラ4との間を通過するイ
ンクフィルム1の上下部分を2本のスキューローラ23
,23′によって上下挟み込むようにしてインクフィル
ム1にテンションを与えている。そして、上下2本のス
キューローラ23,23′は上下対称なアーム25R,
25Lによって支持され、アーム25R,25Lはその
中点まわりに回転可能なように、その中点の位置を軸2
6R,26Lによってプリンタフレーム(図示せず)に
支持されている。
【0012】次に、スキューローラ,アーム,軸の構成
について、図2を参照して詳しく説明する。図2は、ス
キュー矯正装置の右側の部分の断面図である。上下にあ
るスキューローラ23,23′は両ローラとも、それぞ
れ両端に設けられた軸受30R,30R′により軽く回
転するように球面軸27R,27R′によって支持され
る。そして球面軸27R,27R′は、図に示す位置に
サイドローラ24R,24R′を固定する。このサイド
ローラ24R,24R′の外周面は表面摩擦を大きくす
るためにゴムでライニングされているか、または梨地状
に表面処理をする。また球面軸27R,27R′は球面
軸受28R,28R′によってアーム25Rに支持され
、アーム25Rに対してそれぞれ任意の角度に揺動,回
転できるようにする。但し、球面軸27Rと球面軸受2
8Rとの回転摩擦は、スキューローラ23とサイドロー
ラ24Rとの回転摩擦より重くするようにする。また、
アーム25Rは軸受29Rを介して軸26Rに支持され
、軸26Rはプリンタフレーム31Rに固定されている
【0013】次にスキュー矯正装置のインクフィルム1
のスキュー矯正動作について説明する。図3(a)にお
いてインクフィルム1が正常に走行しているときの上面
図である。スキューローラ23の軸はリターンローラ4
とガイドローラ5との間のインクフィルム1のテンショ
ンの釣合によって、その回転軸はインクフィルム1の走
行方向に対して垂直に保たれている。そして、図3(b
)に示すようにインクフィルム1にスキュー32が生ず
ると、インクフィルム1の端はサイドローラ24Rにさ
しかかり、その表面摩擦によってスキューローラ23は
図中の33に示すようにインクフィルム1の走行方向に
沿って反対側のアーム25Lを中心に回転させられる。 同時に下部に設けられたスキューローラ23′も同様に
上部のとは逆の方向に回転する。そして軸26Rまわり
にアーム25Rが回転することによって、上下のスキュ
ーローラ23,23′の軸の回転角すなわち偏向角の絶
対値は等しく保たれ、かつ偏向角を制限することができ
る。さて、偏向されたスキューローラ23,23′は、
図4(c)に示すテンションローラ13と同様に、イン
クフィルム1の走行方向に偏向を与えるが、その偏向の
方向は図3の矢印34の方向に示され、その方向はイン
クフィルム1の当初のスキュー方向とは逆向きとなる。 そしてインクフィルム1が上下のスキューローラ23,
23′と整合したとき、インクフィルム1のテンション
の釣合により図3(a)の状態に復帰する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したインクフィルムのスキュー
矯正動作は、スキューが生じたら常に即時的にこれを矯
正するものであり、電気回路を用いて、検出回路が感応
するまで走行のずれ量が大きくならないと動作しないよ
うな従来のスキュー矯正装置に比べて、本発明の装置は
機構のみによって構成されるため、非常に信頼性が高く
、高寿命となり、本発明の装置を用いた熱転写プリンタ
の低価格化,省消費電力化に寄与することができ、非常
に有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクフィルムスキュー矯正装置を設
けた熱転写プリンタの斜視図である。
【図2】スキュー矯正装置の右側部分の断面図である。
【図3】スキュー矯正装置の動作を示す上面図である。
【図4】スキューの発生原因を示す上面図である。
【図5】インクフィルム再生型熱転写プリンタの構成を
示す斜視図である。
【図6】熱転写プリンタの動作を示す側断面図である。
【図7】従来のインクフィルムスキュー矯正装置を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1  インクフィルム 3  プラテン 4  リターンローラ 5  ガイドローラ 7  サーマルヘッド 120  インキング装置 23  スキューローラ 24  サイドローラ 25  アーム 26  軸 28  球面軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンドレス状のインクフィルムを走行させ
    ながらインキング装置によってホットメルトインクを塗
    布し、サーマルヘッドによって記録するというプロセス
    を繰り返すインクフィルム再生可能な熱転写プリンタに
    おいて、インクフィルムを張設する複数のローラの間の
    1箇所または2箇所に、インクフィルムに所定の押圧力
    で接触させたインクフィルムの幅と同じ長さを有する1
    本の従動回転するローラと、その両端にローラより回転
    摩擦が大きくかつ円筒面の表面摩擦を大きくしたサイド
    ローラと連結した構成からなるスキューローラと、その
    回転軸がインクフィルムの走行方向に沿った法線方向に
    揺動、かつ軸回転可能なようにスキューローラを球面軸
    受で支持した揺動可能なアームとで構成されたことを特
    徴とするインクフィルムスキュー矯正装置。
JP3145150A 1991-06-18 1991-06-18 熱転写プリンタにおけるインクフィルムスキュー矯正装置 Pending JPH04368869A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3145150A JPH04368869A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 熱転写プリンタにおけるインクフィルムスキュー矯正装置

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JP3145150A JPH04368869A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 熱転写プリンタにおけるインクフィルムスキュー矯正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04368869A true JPH04368869A (ja) 1992-12-21

Family

ID=15378581

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JP3145150A Pending JPH04368869A (ja) 1991-06-18 1991-06-18 熱転写プリンタにおけるインクフィルムスキュー矯正装置

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JP (1) JPH04368869A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143144A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute 熱転写プリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010143144A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute 熱転写プリンタ

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