JPH0499562A

JPH0499562A - 断層像撮像装置

Info

Publication number: JPH0499562A
Application number: JP2217177A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Nishide; 明彦西出
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-08-20
Filing date: 1990-08-20
Publication date: 1992-03-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、Ｘ線ＣＴ、γ線ＣＴ、ライナック（線型加速
器）ＣＴ等の断層像撮像装置に関し、更に詳しくは、断
層像を再構成する場合のパラメータ調整をサポートして
適確な断層像を得る断層像撮像装置に関する。

（従来の技術）従来、この種の断層像撮像装置で断層像を再構成した後
に、そのモノクロ断層像を目視して再構成のパラメータ
が適当か否かどうかを判断している。

（発明が解決しようとする課題）従来の断層像撮像装置では、断層像の再構成が終了する
まで待ち、そのモノクロ断層像を目視していたため、待
ち時間が多くかかるとともに、モノクロ画像では画像の
濃度方向の変化が目視ではよくわからないという問題が
ある。

本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、再構成途中の画像を実時間で順次表示し、
再構成パラメータの敵不適を即時に判断して適確な再構
成画像を得る断層像撮像装置を提供することにある。

〔発明の構成コ（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明の断層像撮像装置は、
放射線の投影データを収集して、被検体の断層像を再構
成する断層像撮像装置であって、前記投影データに対し
てデータ収集系に依存する線量の変動、検出器感度の変
動、対数変換を含む前処理を行う前処理手段と、前記前
処理された１方向ずつの１次元の投影データに対して再
構成フィルタ重畳後、データ収集を行った検出器が位置
する角度に再投影を行う投影データ再投影手段と、再投
影されつつある再構成画像の年中経過を実時間で疑似カ
ラー表示し、再構成のパラメータが適当か否かを実時間
で判断する再構成画像経過表示手段とを有することを要
旨とする。

（作用）本発明の断層像撮像装置では、断層像を再構成している
途中経過の画像を実時間で疑似カラー表示し、再構成の
途中で画像の濃度方向の変化を目視で強調して見て、再
構成パラメータか不適かどうか判断している。

（実施例）以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例に係わる断層像撮像装置の構
成を示すブロック図である。同図に示す断層像撮像装置
は、Ｘ！ｉｃＴを構成するものであり、図示しない被検
体にＸ線を照射し、その投影データを収集するＸ線投影
データ収集袋ｗ１およびこのＸ線投影データ収集装置１
に投影データ収集インタフェース３を介して接続され、
全体の動作を制御する制御コンピュータ２を有する。こ
の制御コンピュータ２には制御バス１０を介して投影デ
ータ収集インタフェース３、投影データ前処理プロセッ
サ４、投影データ再投影プロセッサ５、画像表カラーデ
イスプレィインタフェース６およびデータ変換プロセッ
サ７が接続されるとともに、これらの各インタフェース
およびプロセッサは画像バス９を介して互いに接続され
ている。

また、画像表示カラーデイスプレィインタフェース６に
はカラーデイスプレィ８が接続されている。

制御コンピュータ２は、Ｘ線投影データ収集装置１から
のＸ線投影データをＸ線投影データ収集袋ｆ１と同期を
取りながら投影データ収集インタフェース３を介して投
影データ前処理プロセッサ４に取り込み、この投影デー
タ前処理プロセッサ４においてＸ線線量補正、ゲイン補
正、対数補正等の前処理を行う。

この前処理されたデータは投影データ前処理プロセッサ
４から画像バス９を介して投影データ再投影プロセッサ
５に供給され、この投影データ再投影プロセッサ５にお
いて再構成フィルタ関数重畳後にデータ収集を行った検
出器位置に再投影される。

再投影されつつある再構成画像は、１回または数回の再
投影に一度、再構成途中の画像を投影データ再投影プロ
セッサ５からデータ変換プロセッサ７に転送される。

データ変換プロセッサ７は、再構成途中画像を予め決め
られたカラーテーブルに基づいてカラー画像にデータ変
換し、画像表示カラーデイスプレィインタフェース６を
介してカラーデイスプレィ８に供給し、再構成途中画像
を疑似カラーで表示する。

そして、再構成終了した画像は、ＣＴ値（空気を−１０
００、水をＯとしたＸ線吸収係数の規格）に変換する場
合、データ変換プロセッサ７においてＣＴ値変換用テー
ブルで変換され、画像表示カラーデイスプレィインタフ
ェース６を介してカラーデイスプレィ８にモノクロ表示
される。

次に、第２図を参照して、以上のように構成される断層
像撮像装置の作用を説明する。

まず、制御コンピュータ２は、該制御コンピュータ２に
記憶された検出器のチャンネル数、データ収集点数に基
づいてＸ線投影データ収集装Ｗ１と同期を取りながら投
影データ収集インタフェース３を介してＸ線投影データ
を投影データ前処理プロセッサ４に入力する（ステップ
１１０）。そして、この投影データ前処理プロセッサ４
において、得られたＸ線投影データに対して線量補正、
ゲイン補正、対数変換等の前処理を行う（ステップ１２
０）。

この前処理された１次元のＸ線投影データは、再構成フ
ィルタ関数を重畳された後、１本ずつデータ収集を行っ
た検出器位置に１本ずつ（１次元のため）再投影される
とともに、１本または数本の投影データが再投影された
後、再投影された途中経過の画像を投影データ再投影プ
ロセッサ５からデータ変換プロセッサ７に供給する（ス
テップ１３０）。

再投影されつつある２０〜３０ビット階調の途中経過画
像データＤ　（ｘ、ｙ）をデータ変換プロセッサ７にお
いて予め決められたカラーテーブルに基づいて以下のよ
うにカラー画像にデータ変換し、カラーデイスプレィ８
に表示する（ステップ１４０）。

Ｄ　（Ｘ、Ｙ）：再構成途中経過画像（３２ビット階調）Ｒ（ｘ、ｙ）　　・赤成分途中経過画像（８ビット階調
）Ｇ　（ｘ、ｙ）：緑成分途中経過画像（８ビット階調）Ｂ　（ｘ、ｙ）：青成分途中経過画像（８ビット階調）とし、またｎ、、ｎ２Ｗｎｔ　＋８．ｎ３　ｗｎ、＋１
６とすると、各界、緑、青成分の画像Ｒ（ｘ。

ｙ）　、Ｇ　（ｘ、ｙ）　、Ｂ　（ｘ、ｙ）は次のよう
になる。

Ｒ（ｘ、ｙ）−［Ｄ　（ｘ、ｙ）／２”］Ｇ　（ｘ、ｙ
）−［Ｄ　（ｘ、ｙ）／２″２］Ｂ　（ｘ、ｙ）−［Ｄ
　（ｘ、ｙ）／２°３〕上式において、［］はガウス（
Ｇａｕβ）記号である。

なお、色具合いの調整によりＲ，Ｇ、Ｂを入れ換えても
構わない。

そして、再投影されつつあるカラーの途中経過画像を目
視により見て、偽像の発生具合いにより再構成のパラメ
ータが適当かどうか判断する（ステップ１５０）。

上記ステップ１３０〜１５０の処理を再投影処理が終了
するまで継続する（ステップ１６０）。

上記実施例では、カラー画像への変換を上述した式に従
って行っているが、上記式においてｎ。

を０〜７の値にしても同様の効果を得ることができる。

また、カラー画像の赤、緑、青成分を入れ換えても同様
の効果を出すこともできる。更に、カラー画像変換式に
非線形性を持たせても同様の効果を得ることができる。

［発明の効果コ以上説明したように、本発明によれば、断層像を再構成
している途中経過の画像を実時間で疑似カラー表示し、
再構成の途中で画像の濃度方向の変化を目視て強調して
見て、再構成パラメータが不適かどうか判断しているの
で、再構成画像の調整を短時間て行うことがてきるとと
もに、画像の濃度方向の変化を適確に判断することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる断層像撮像装置の構
成を示すブロック図、第２図は第１図の断層像撮像装置
の作用を示すフローチャートである。・・・Ｘ線投影データ収集装置、・・・制御コンピュータ、・・・投影データ収集インタフェース、・・・投影デー
タ前処理プロセッサ、・・・投影データ再投影プロセッサ、・・・画像表示カラーデイスプレィインタフェース、７・・・データ変換プロセッサ、８・・・カラーデイスプレィ。

Claims

【特許請求の範囲】

放射線の投影データを収集して、被検体の断層像を再構
成する断層像撮像装置であって、前記投影データに対し
てデータ収集系に依存する線量の変動、検出器感度の変
動、対数変換を含む前処理を行う前処理手段と、前記前
処理された１方向ずつの１次元の投影データに対して再
構成フィルタ重畳後、データ収集を行った検出器が位置
する角度に再投影を行う投影データ再投影手段と、再投
影されつつある再構成画像の途中経過を実時間で疑似カ
ラー表示し、再構成のパラメータが適当か否かを実時間
で判断する再構成画像経過表示手段とを有することを特
徴とする断層像撮像装置。