JPH0496723A - 静電気除去機能つき清掃布 - Google Patents
静電気除去機能つき清掃布Info
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- JPH0496723A JPH0496723A JP21169390A JP21169390A JPH0496723A JP H0496723 A JPH0496723 A JP H0496723A JP 21169390 A JP21169390 A JP 21169390A JP 21169390 A JP21169390 A JP 21169390A JP H0496723 A JPH0496723 A JP H0496723A
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- JP
- Japan
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- static electricity
- thread
- cloth
- discharge
- cleaning cloth
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- Pending
Links
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Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は、静電気が帯電している清掃対象物の表面を拭
いたときに、通常の塵埃や汚れと共に静電気も除去され
、その際、火花放電などが生ぜず、かつ清掃布側に移動
した静電気は速やかに空中に安全に散逸されるようにし
た静電気除去機能つき清掃布に関する。
いたときに、通常の塵埃や汚れと共に静電気も除去され
、その際、火花放電などが生ぜず、かつ清掃布側に移動
した静電気は速やかに空中に安全に散逸されるようにし
た静電気除去機能つき清掃布に関する。
〔従来の技術］
ＯＡ機器の表示端末として近年広く用いられている陰極
線管の表示面など、静電気が帯電するために、空気中の
塵埃などを吸着して比較的短期間に汚れてしまい、通常
の清掃布で拭っても、帯電したままの静電気のため、空
中に浮遊している塵埃が吸着されて、また直ぐ汚れてし
まうものがある。陰極線管の他にも、同様に静電気が帯
電して、使用に際し、不具合であったり、不快に感じら
れる品物が増えて来ている。このため、従来から、品物
の表面に帯電した静電気を除去するための道具や、帯電
し易い環境で使用しても其れ自体が良好な静電気散逸機
能を有していて高い電位にまで帯電しないようにする物
質や物体などが種々開発されている。
線管の表示面など、静電気が帯電するために、空気中の
塵埃などを吸着して比較的短期間に汚れてしまい、通常
の清掃布で拭っても、帯電したままの静電気のため、空
中に浮遊している塵埃が吸着されて、また直ぐ汚れてし
まうものがある。陰極線管の他にも、同様に静電気が帯
電して、使用に際し、不具合であったり、不快に感じら
れる品物が増えて来ている。このため、従来から、品物
の表面に帯電した静電気を除去するための道具や、帯電
し易い環境で使用しても其れ自体が良好な静電気散逸機
能を有していて高い電位にまで帯電しないようにする物
質や物体などが種々開発されている。
例えば、特開昭６０−２８５４６号公報には、非導電性
の糸から構成された基礎織物に、基礎織物を構成する糸
よりも太い導電性の糸を織り込んだ静電気散逸織物が記
載されている。
の糸から構成された基礎織物に、基礎織物を構成する糸
よりも太い導電性の糸を織り込んだ静電気散逸織物が記
載されている。
［発明が解決しようとする課題］
上記従来の技術による静電気散逸織物は、通常の繊維と
導電性炭素をドープした導電性繊維を撚り合わせた導電
性の糸を、非導電性の糸の中に何本おきかに縦糸または
横糸の何れか、又は両方として混ぜて織った織物であっ
て、主目的は、クリーンルームや手術室の内部で着用す
るための塵埃が付着し難い衣服とか、クリーンルームに
清浄な空気を送るダクト内に設けるフィルタのためのも
のである。したがって、上記主目的には好適であっても
、前記陰極線管の表示面上に静電気によって吸着された
塵埃の清掃除去などの用途には、例えば、やや硬いため
に、隅などに溜った塵埃がうまく容易に除去できないな
どの問題があった。また、現在、上記のような導電性の
糸の価格は通常の非導電性の糸に比べてかなり高価であ
り、このような糸を織り込んだ特殊な織物は生産量が少
ないこともあって、非常に高くなる。
導電性炭素をドープした導電性繊維を撚り合わせた導電
性の糸を、非導電性の糸の中に何本おきかに縦糸または
横糸の何れか、又は両方として混ぜて織った織物であっ
て、主目的は、クリーンルームや手術室の内部で着用す
るための塵埃が付着し難い衣服とか、クリーンルームに
清浄な空気を送るダクト内に設けるフィルタのためのも
のである。したがって、上記主目的には好適であっても
、前記陰極線管の表示面上に静電気によって吸着された
塵埃の清掃除去などの用途には、例えば、やや硬いため
に、隅などに溜った塵埃がうまく容易に除去できないな
どの問題があった。また、現在、上記のような導電性の
糸の価格は通常の非導電性の糸に比べてかなり高価であ
り、このような糸を織り込んだ特殊な織物は生産量が少
ないこともあって、非常に高くなる。
一方、近年、非常に細い繊維を使用した布（必ずしも織
っである必要はなく、いわゆる不織布でも何等差支えな
い）で、物体の表面に付着した塵埃を拭い去るのに好適
な清掃布が開発されている。
っである必要はなく、いわゆる不織布でも何等差支えな
い）で、物体の表面に付着した塵埃を拭い去るのに好適
な清掃布が開発されている。
しかし、従来のこのような清掃布は、細かい塵埃の除去
には適していても、塵埃付着の原因となる静電気を一緒
に除去することまでは出来ないという問題があった。
には適していても、塵埃付着の原因となる静電気を一緒
に除去することまでは出来ないという問題があった。
本発明は、静電気が帯電している物体の表面から、静電
気に吸着された塵埃と共に、静電気を同時に除去できる
静電気除去機能つき清掃布を提供することを目的とする
。
気に吸着された塵埃と共に、静電気を同時に除去できる
静電気除去機能つき清掃布を提供することを目的とする
。
［課題を解決するための手段］
上記目的を達成するために本発明においては、被清掃物
体の表面に付着した通常の塵埃や汚れを拭いて除去する
のに適した布を基礎とし、この基礎布の両表面の上に、
導電性を有し且つ静電気散逸性に優れた糸（静電気放電
糸と略称する）で、基礎布の表面に沿い且つ静電気放電
糸の少なくとも表面の一部が確実に其処の基礎布の表面
よりも突出しているように、任意の方向、形状の縫いを
施すことによって、被清掃物体の表面に付着した微細な
塵埃を容易に拭い去るのと同時に、静電気の帯電量を大
幅に低下させ得るようにした。
体の表面に付着した通常の塵埃や汚れを拭いて除去する
のに適した布を基礎とし、この基礎布の両表面の上に、
導電性を有し且つ静電気散逸性に優れた糸（静電気放電
糸と略称する）で、基礎布の表面に沿い且つ静電気放電
糸の少なくとも表面の一部が確実に其処の基礎布の表面
よりも突出しているように、任意の方向、形状の縫いを
施すことによって、被清掃物体の表面に付着した微細な
塵埃を容易に拭い去るのと同時に、静電気の帯電量を大
幅に低下させ得るようにした。
［作用］
本発明に係る清掃布は、被清掃物体の表面に付着した通
常の塵埃や汚れを拭いて除去するのに適した布を基礎と
しているから、塵埃や汚れを除去し易いことは言うまで
もない、一方、塵埃除去に適した基礎布の表面に、静電
気放電糸による縫いが、はぼ糸径だけ突出して施されて
いるから、被清掃物体表面の静電荷は此の静電気放電糸
に接触した際に清掃布の側に移動し、更に此の糸の優れ
た静電気散逸特性によって大気中に、多分、コロナ放電
などエネルギー密度が低い放電によって、上記糸の針状
突起から安全に（爆発の原因となり易い強い火花を発生
せずに）散逸される。
常の塵埃や汚れを拭いて除去するのに適した布を基礎と
しているから、塵埃や汚れを除去し易いことは言うまで
もない、一方、塵埃除去に適した基礎布の表面に、静電
気放電糸による縫いが、はぼ糸径だけ突出して施されて
いるから、被清掃物体表面の静電荷は此の静電気放電糸
に接触した際に清掃布の側に移動し、更に此の糸の優れ
た静電気散逸特性によって大気中に、多分、コロナ放電
などエネルギー密度が低い放電によって、上記糸の針状
突起から安全に（爆発の原因となり易い強い火花を発生
せずに）散逸される。
また、静電気放電糸は比較的高価なものであるが、本発
明ではその使用量は極めて僅かであり、しかも縫い自体
は極めて簡単なもので差支えないから、原価を押し上げ
るようなことはない。
明ではその使用量は極めて僅かであり、しかも縫い自体
は極めて簡単なもので差支えないから、原価を押し上げ
るようなことはない。
基礎布の表面の極めて僅かな部分を、静電気放電糸で覆
うだけでも、この糸を多量に用いた場合とあまり変わら
ない静電気除去効果が得られることは、本発明者が多数
の実験から発見、確認したところである。
うだけでも、この糸を多量に用いた場合とあまり変わら
ない静電気除去効果が得られることは、本発明者が多数
の実験から発見、確認したところである。
［実施例コ
第１図は本発明の一実施例を示す平面図である。
静電気放電糸として、本実施例では、日本養毛染色（株
）製の、アクリルニトリル−硫化銅複合体繊維より成り
商品名サンダーロンと称するものを用いた。サンダーロ
ンに関しては１９８５年、１０月３日の静電気学会研究
会資料の６〜１３頁に記載されている。１は３００ｍｍ
Ｘ３００ｍｍの大きさで、三菱レイヨン（株）製のミニ
ミニ・フレンドと称する不織布よりなる基礎布である。
）製の、アクリルニトリル−硫化銅複合体繊維より成り
商品名サンダーロンと称するものを用いた。サンダーロ
ンに関しては１９８５年、１０月３日の静電気学会研究
会資料の６〜１３頁に記載されている。１は３００ｍｍ
Ｘ３００ｍｍの大きさで、三菱レイヨン（株）製のミニ
ミニ・フレンドと称する不織布よりなる基礎布である。
２は上記サンダーロンでロックミシンにより基礎布１の
縁に４ｍｍ幅でかがり縫いを施したものである。
縁に４ｍｍ幅でかがり縫いを施したものである。
さらに３は、同じくサンダーロンで基礎布１の縁から５
０ｍｍの箇所と、１００ｍｍの箇所に、幅４ｍｍでジグ
ザグ縫いを施したものである。なお、上記研究会資料で
は、静電気放電糸としては単に導電性が良好な金属繊維
を用いたものよりも、「制電抵抗」の低いもの例えばア
クリルニトリル−硫化銅複合体繊維の方が静電気除去能
力が高いと述べられている。
０ｍｍの箇所と、１００ｍｍの箇所に、幅４ｍｍでジグ
ザグ縫いを施したものである。なお、上記研究会資料で
は、静電気放電糸としては単に導電性が良好な金属繊維
を用いたものよりも、「制電抵抗」の低いもの例えばア
クリルニトリル−硫化銅複合体繊維の方が静電気除去能
力が高いと述べられている。
本実施例製品を使用してみたところ、容易に塵埃と一緒
に静電気を除去することができ、かつ此の清掃布の静電
気除去機能は水洗いしても変わらなかった。また、ある
種の布製品では、ガラス表面を擦るとガラス表面に静電
気を生じさせてしまうことさえあるが、本発明清掃布で
は其のようなことは勿論みられなかった。
に静電気を除去することができ、かつ此の清掃布の静電
気除去機能は水洗いしても変わらなかった。また、ある
種の布製品では、ガラス表面を擦るとガラス表面に静電
気を生じさせてしまうことさえあるが、本発明清掃布で
は其のようなことは勿論みられなかった。
［発明の効果］
以上説明したように本発明によれば、物体表面に付着し
た塵埃や汚れを容易に拭い去ることができると共に、表
面に帯電した静電気を同時に除去し、しかも自体に移動
して来た静電気を速やかに大気中に放電散逸させてしま
うことができる安価な清掃布が得られる。
た塵埃や汚れを容易に拭い去ることができると共に、表
面に帯電した静電気を同時に除去し、しかも自体に移動
して来た静電気を速やかに大気中に放電散逸させてしま
うことができる安価な清掃布が得られる。
第１図は本発明一実施例の平面図である。
■・・・基礎布、 ２・・・静電気放電糸によるかが
り縫い、 ３・・・静電気放電糸によるジグザグ縫い。
り縫い、 ３・・・静電気放電糸によるジグザグ縫い。
Claims (1)
- １、被清掃物体の表面に付着した通常の塵埃や汚れを拭
いて除去するのに適した布を基礎とし、この基礎布の両
表面の上に、導電性を有し且つ静電気散逸性に優れた糸
で、基礎布の表面に沿い且つ前記糸の少なくとも表面の
一部が確実に其処の基礎布の表面よりも突出しているよ
うに、任意の方向、形状の縫いを施したことを特徴とす
る静電気除去機能つき清掃布。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21169390A JPH0496723A (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | 静電気除去機能つき清掃布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21169390A JPH0496723A (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | 静電気除去機能つき清掃布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0496723A true JPH0496723A (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=16610024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21169390A Pending JPH0496723A (ja) | 1990-08-13 | 1990-08-13 | 静電気除去機能つき清掃布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0496723A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04102955U (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-04 | 東洋紡績株式会社 | 清掃布 |
| US5495633A (en) * | 1993-06-14 | 1996-03-05 | Speer; Kandi L. | Portable anti-static device |
| JP2008278915A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Yamazaki Corp | 清掃布 |
| CN103054525A (zh) * | 2012-12-25 | 2013-04-24 | 苏州铭晋纺织有限公司 | 一种快干无尘布 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6325950B2 (ja) * | 1981-08-13 | 1988-05-27 | Fuji Xerox Co Ltd |
-
1990
- 1990-08-13 JP JP21169390A patent/JPH0496723A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6325950B2 (ja) * | 1981-08-13 | 1988-05-27 | Fuji Xerox Co Ltd |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04102955U (ja) * | 1991-02-13 | 1992-09-04 | 東洋紡績株式会社 | 清掃布 |
| US5495633A (en) * | 1993-06-14 | 1996-03-05 | Speer; Kandi L. | Portable anti-static device |
| JP2008278915A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Yamazaki Corp | 清掃布 |
| CN103054525A (zh) * | 2012-12-25 | 2013-04-24 | 苏州铭晋纺织有限公司 | 一种快干无尘布 |
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