JPH049565Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH049565Y2
JPH049565Y2 JP15034385U JP15034385U JPH049565Y2 JP H049565 Y2 JPH049565 Y2 JP H049565Y2 JP 15034385 U JP15034385 U JP 15034385U JP 15034385 U JP15034385 U JP 15034385U JP H049565 Y2 JPH049565 Y2 JP H049565Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
pressure
pressure sensor
pressure receiving
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15034385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6258725U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15034385U priority Critical patent/JPH049565Y2/ja
Publication of JPS6258725U publication Critical patent/JPS6258725U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH049565Y2 publication Critical patent/JPH049565Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <考案の分野> 本考案は、圧力センサ、特に、圧力を検出し、
これに対応する光量信号を出力する圧力センサに
関するものである。
<従来技術> 従来、この種の圧力センサとして、例えば第3
図ないし第5図に示すものがある。この従来の圧
力センサは、ガラス基台1の一側面にY字形に形
成された導波路2とこれを横切る凹溝5とを形成
し、分岐された一対の測定値検出用分岐導波路3
と、基準値検出用分岐導波路4をその凹溝5で入
力側導波路3a,4aと出力側導波路3b,4b
に分断し、前記ガラス基台1の導波路形成面側に
受圧ダイヤフラム20を有する受圧シリンダ6を
固定し、この受圧シリンダ6により駆動される遮
光体7を前記凹溝5の測定値検出用分岐導波路3
の入力側導波路3aと出力側導波路3bの間に出
退させるように構成されている。
このような従来の圧力センサでは、前記受圧シ
リンダ6の受圧に対応して遮光体7の前記凹溝5
への進出量が変化させられる結果、該凹溝5を通
過する光量が前記受圧シリンダ6の受圧に対応す
ることになる。
ところで、一般に、導波路を用いる光信号の伝送
において、導波路の周面が導波路よりも高屈折率
の物質で覆われると、導波路を介して伝送される
光の一部分がその周囲の高屈折率物質に入射して
吸収されることが知られている。しかるに、この
ような従来の圧力センサでは、第4図に示すよう
に、前記受圧シリンダ6が接着剤8を用いてガラ
ス基台1の導波路形成面側に接着され、前記各導
波路と受圧シリンダ6の端面との間には接着剤8
(図中ではその厚さを誇張して示す)が充鎮され
る。通常、接着剤8の屈折率は導波路のそれより
も高く、従つて、前記各導波路を介して伝送され
る光の一部がこの接着剤8と受圧シリンダ2とに
よつて吸収されるので、圧力センサ内の光伝送損
失が大きいのが通例である。その結果、このよう
な従来の圧力センサは伝送距離の増大を図る上で
不利になる。
<考案の目的> 本考案は、上記の事情を考慮して、圧力センサ
内の光伝送損失が少ない圧力センサを提供するこ
とを目的としている。
<考案の構成> 本考案は、このような目的を達成するために、
ガラス基台に導波路と、この導波路を横切る凹溝
とを形成するとともに、このガラス基台の前記導
波路形成面側に受圧ダイヤフラムが有する受圧ス
リーブを接着固定する一方、前記受圧ダイヤフラ
ムに前記凹溝に出退される遮光体を取付け、前記
受圧スリーブの受圧に対応して遮光体を変位させ
て前記凹溝を通過する光量を変化させる圧力セン
サにおいて、前記受圧スリーブの導波路との対向
部にこの導波路と所定空間を離てる間隙を形成し
たことを特徴とする。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る圧力センサの
縦断面図であり、第2図はその斜視図である。
この圧力センサでは、ガラス基台1の一側面に
例えば、イオン交換法等の公知の方法で作られた
Y字形に導波路2が形成される。この導波路2は
入力端の近傍で一対の測定値検出用分岐導波路3
と、基準値検出用分岐導波路4に分岐され、分岐
された各分岐導波路3,4は、ガラス基台1導波
路形成面にこれらを横切るように形成された凹溝
5によつて、それぞれ入力側導波路3a,4aと
出力側導波路3b,4bに分断されている。前記
ガラス基台1の導波路形成面側には受圧シリンダ
6が接着剤8(図中ではその厚さを誇張して示
す)を用いて固定され、この受圧シリンダ6によ
り駆動される遮光体7が測定値検出用分岐導波路
3の入力側導波路3aと出力側導波路3b間で前
記凹溝5に出退可能に設けられる。各分岐導波路
3,4の各入力側岐導波路3a,4aは、一まと
めにして、入力カプラ9及び光フアイバコード1
0を介して光源11に接続され、各分岐導波路
3,4の各出力側導波路3b,4bはそれぞれ出
力カプラ12及びそれぞれ基準光信号、測定値光
信号を伝送する光フアイバコード13a,13b
を介して、後段の各光電変換回路14a,14b
に接続される。前記受圧シリンダ6は、接続ソケ
ツト15と、これに外嵌状に固定されたスリーブ
16を有し、前記接続ソケツト15の外端面15
aには接続用ねじ穴17が、内端面15bには受
圧室18がそれぞれ凹設されている。前記受圧室
18は接続ソケツト15内に形成された連通路1
9を介してねじ穴17に連通され、その内端面は
受圧ダイヤフラム20で密封されている。この受
圧ダイヤフラム20にステム21を介して前記遮
光体7が結合される。
前記スリーブ16のガラス基台1側の端面16
aの両分岐導波路3,4に対向する各部分には接
続ソケツト15側に凹入する各切欠22が形成さ
れ、スリーブ16と各分岐導波路3,4の間に所
定の間隙23が形成される。この間隙23の大き
さは、各分岐導波路3,4から漏れて放射され、
スリーブ16で乱反射され、ノイズとして再度各
分岐導波路3,4に入射する光の光量を無視し得
る程度に減少させるに足る大きさが必要であり、
ガラス基台1とスリーブ16とを接着する接着剤
8の厚さよりもかなり大きい間隙23が必要とさ
れる。
このように構成された圧力センサでは、各分岐
導波路3,4とスリーブ16との間に間隙23が
形成されているので、各分岐導波路3,4の導波
路形成面側の表面が各分岐導波路3,4よりも低
屈折率の空気で覆われることになり、各分岐導波
路3,4からその周囲への光の吸収が格段に減少
する。その結果、圧力センサ内の光伝送損失が格
段に減少される。また、前記間隙23が、各分岐
導波路3,4から漏れて放射され、スリーブ16
の端面で乱反射され、ノイズとして再度導波路に
入射する光の光量が無視し得る程度に減少するに
足る大きさを有しているので、ノイズの発生も少
なくなる。
もちろん、本考案は上述の一実施例に限定され
るものではなく、上述の実用新案登録請求の範囲
内で当業者が容易になし得る変形や修正を加えた
ものを包含するものである。例えば、圧力センサ
内での光伝送損失を一層少なくするために、導波
路2の表面に低屈折率の被膜を付着することが可
能である。
<効果> 本考案は以上のように、受圧シリンダの導波路
に対向する部分と導波路との間に所定の間隙を形
成して、導波路の表面をこれよりも低屈折率の空
気で覆い、導波路の表面からその周囲への光の吸
収を減少させるので、圧力センサ内の光伝送損失
が格段に減少され、圧力センサ以後の光伝送距離
の増大を図る上で有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る圧力センサの
縦断面図、第2図はその斜視図、第3図は従来例
の斜視図、第4図はその縦断面図、第5図はその
要部の斜視図である。 1……ガラス基台、2……導波路、3,4……
分岐導波路、3a,4a……入力側導波路、3
b,4b……出力側導波路、5……凹溝、6……
受圧シリンダ、7……遮光体、20……受圧ダイ
ヤフラム、23……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス基台に導波路と、この導波路を横切る凹
    溝とを形成するとともに、このガラス基台の前記
    導波路形成面側に受圧ダイヤフラムが有する受圧
    シリンダを接着固定する一方、前記受圧ダイヤフ
    ラムに前記凹溝に出退される遮光体を取付け、前
    記受圧シリンダの受圧に対応して遮光体を変位さ
    せて前記凹溝を通過する光量を変化させる圧力セ
    ンサにおいて、前記受圧シリンダの導波路との対
    向部にこの導波路と所定空間を離てる間隙を形成
    したことを特徴とする圧力センサ。
JP15034385U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH049565Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15034385U JPH049565Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15034385U JPH049565Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6258725U JPS6258725U (ja) 1987-04-11
JPH049565Y2 true JPH049565Y2 (ja) 1992-03-10

Family

ID=31066400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15034385U Expired JPH049565Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH049565Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6258725U (ja) 1987-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1290166C (en) Optical pressure-sensing system
CA2088167A1 (en) Fibre-optical pressure sensor
CN103487200B (zh) 法布里-珀罗式压强感测腔及应用其的光纤压强传感器
SE8400366D0 (sv) Fiberoptisk accelerometer
JPS6158001B2 (ja)
CN107014522A (zh) 一种回音壁模式光学谐振腔温度传感系统
JPH02116716A (ja) ファイバ光学センサ
CN101833016A (zh) 基于熔嵌芯式双芯保偏光纤的微加速度传感器
JPH049565Y2 (ja)
CN210803798U (zh) 应用于otdr测距收发同波长bosa光器件
CN108709572B (zh) 一种一体式微位移光纤传感探头
CN214372917U (zh) 一种传感光纤、传感组件及基于传感光纤的传感器
CN210802682U (zh) 一种光纤干涉式水听器探测系统
CN111024211A (zh) 一种高灵敏度差动式光纤f-p微振动传感器及其解调方法
JPS601398Y2 (ja) 圧力計
CN110794528A (zh) 应用于otdr测距收发同波长bosa光器件
CN112816094B (zh) 传感光纤、传感组件、传感器及其解耦方法
JPS61176424U (ja)
CN220271604U (zh) 一种高方性的分光光功率探测器
JPH0446178Y2 (ja)
JPS5821181Y2 (ja) 反射型光電センサ−
JPH10268159A (ja) 光ファイバユニット
JPS627020A (ja) 光フアイバハイドロホン
JPH03156332A (ja) 温度センサ
JPH0327054B2 (ja)