JPH0494939A - 印刷用マスタの製造方法および製造装置 - Google Patents

印刷用マスタの製造方法および製造装置

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JPH0494939A
JPH0494939A JP2212837A JP21283790A JPH0494939A JP H0494939 A JPH0494939 A JP H0494939A JP 2212837 A JP2212837 A JP 2212837A JP 21283790 A JP21283790 A JP 21283790A JP H0494939 A JPH0494939 A JP H0494939A
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JP
Japan
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printing
thermal transfer
transfer sheet
master
forming material
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Pending
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JP2212837A
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English (en)
Inventor
Hideaki Iwanaga
岩永 秀明
Toshiiku Itou
伊藤 俊郁
Toru Kusumoto
楠本 徹
Hiromitsu Shimazaki
大充 島崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は印刷用の画線をレーザ光を照射することにより
印刷用マスタのペース上に熱転写させて直接印刷用画線
を形成するようにしたオフセット印刷用マスタの製造方
法および印刷用マスタの製造装置に関する。
従来の技術 現在、商業印刷、企業内印刷などに代表される軽印刷分
野において、コンピュータ内で編集した印刷原稿や画像
を直接マスタと呼ばれる刷版材に出力し、このマスタを
用いてオフセット平版印刷を行う手法がある。
上記のマスタ上に印刷原稿や画像を形成する方法(以下
製版と呼ぶ)として銀塩を用いる方法。
電子写真を利用した方法および熱転写方法などがある。
以下に簡単にこれらの製版方法について説明する。
第4図に銀塩を用いる製版方法のマスタの構成を示す。
第4図に示すように、支持体21の上にハレーション防
止層22と、ハロゲン化銀24を含む乳剤層3が塗布さ
れている。物理現像核層25は物理現偉核26を有する
。第5図は第4図に示されたマスタを露光し液体現像し
た後の状態を示す。露光部27は現像時に乳剤層中で黒
化銀28となり微細な凹凸をもつ非溶解性の親水性表面
27を形成する。一方、露光を受けなかった部分29の
ハロゲン化銀は現像時に溶解し表面に拡散して移動し親
油性の膜29を形成する。このようにしてポジ型のダイ
レクトオフセット印刷版の機能が実現されることになる
つぎに電子写真を利用したダイレクト製版について説明
する。第6図〜第10図はこの電子写真製版の原理を示
した図である。第6図に示すように砂目室て処理された
アルミ基板30上に有機半導体(OPC)31が塗布さ
れている。この基板に電荷を与える。これに印刷原稿の
文字や画像に併せてレーザ光32で露光し潜像を形成後
(第7図)、トナー粒子33にて現像しく第8図)、ト
ナー粒子を定着14後(第9図)露光部をエツチング処
理(第10図)することによりトナー粒子による親油性
の部分34とエツチングによる親水性の部分15が形成
されダイレクトオフセット印刷版となる。
また、第11図は熱転写方式によるダイレクト製版の原
理を説明した図である。第11図に示すように熱転写シ
ート36はヘースシート37の表面に親油性の画線形成
材料38が塗布されて構成されている。この熱転写シー
ト36は外部信号39により駆動されるサーマルヘッド
40によりマスタが加熱され、溶融した画線形成材料3
8aがベースシート41上に選択的に熱転写される。ヘ
ースシート41に予め親水性処理を施したものを用いる
と画像形成材料の部分が親油性となり、それ以外は親水
性となりマスタが製造される。
つぎに上記のマスタを使用したオフセット平版印刷につ
いて説明する。
第12図はマスタの概略断面図である。第12図に示す
ようにマスタのベース材42上に親油性を有する画線部
43と親水性を有する非画線部44が形成されている。
第13図〜第17図に上記のマスタを使用した印刷工程
を説明する。第13図はマスタの表面を湿らせるため水
で濡らしている様子を示し、湿し水ローラ45により湿
し水46が塗布される。この湿し水ローラ45の表面に
は水と少量の添加物からなる湿し水が薄く付着している
。そしてマスタの表面に湿し水ローラ45を通すことで
、親水性を有する表面画線部44の表面に薄い湿し水の
層46が吸着形成される。ここで画線部43の表面は親
油性であるため湿し水ローラ45が通過しても画線部4
3の表面に湿し水は付着しない。第14図はマスタの表
面にインキを付着させている状態を示す。第14図に示
すように、インキローラ47の表面には印刷インキ48
が薄い被膜状に付着している。この印刷インキ48はア
マニ油などの油を主成分としたものにカーボンブラック
などの顔料を分散させたものからできていて、インキロ
ーラ47が親油性を有する画線部43の上を通過する時
画線部43に印刷インキ48を付着させる。一方、イン
キローラ47が親水性を有する部分である非画線g44
の上を通過する時、非画線部44には表面に形成された
薄い湿し水46の層があるため、印刷インキ48の層は
付着しない。第15図はマスタの表面に印刷インキ48
を付着させた後の状態を示すものである。第16図はマ
スタから印刷インキ48をブランケット胴49に転移す
る状態を示すもので、第17図はブランケット胴29よ
り紙上に印刷インキ48を転写する動作を示す。第17
図に示すようにブランケット胴49と圧胴51の間に紙
50を通すことにより、ブランケット胴49に付着した
印刷インキ48は紙50に転写されオフセット印刷が完
了する。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成の軽印刷におけるマスタ製版方法
では、コスト、操作性、解像度などに問題があった。
まず銀塩を使用した製版方法ではマスタのへ一ス材料に
高価な銀塩を使用するため、マスタ自体のコストが高(
なる。また、露光後の現像が液体現像であるため操作性
が悪い。
つぎに、電子写真を用いる製版方法においては、マスタ
自体は銀塩に比べて安価であるが、現像時に液体トナー
を使用するため操作性が悪くなる。−また、操作性を良
好にするため、乾式トナーにより現像する方法が試みら
れているが、乾式トナーではトナー粒径が大きいため解
像度に限界がある。
さらに、サーマル熱転写による製版方法では、コスト、
操作性においては良好であるがマスタの解像度はサーマ
ルヘッドの解像度で決まり、解像度に期待をもてないサ
ーマルヘッドではオフセット平版印刷に適した解像度を
得ることはできない。
本発明は、このような課題を解決するもので、安価で操
作性に冨み、かつ高解偉度が得られるマスタ製版方法お
よびマスタ製造装置を提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 本発明は、このような課題を解決するもので少なくとも
親油性の画線形成材料と近赤外線吸収色素よりなる熱転
写シートにレーザ光を照射して、この熱転写シートの画
線形成材料を印刷用ベース上に直接印刷用画線を形成す
るようにしたものである。
作用 この構成により、熱転写シートにレーザ光を照射するこ
とによって、レーザ光は近赤外線吸収色素に吸収され、
その部分は発熱し親油性の画線形成材料は熱軟化して印
刷用マスタヘース上に転写される。印刷用マスタベース
を予め装本処理を施しておくと、熱転写部分は親油性、
非転写部分は親水性を示し親油性部分に印刷インキがの
り、印刷用マスタとなる。
実施例 以下に本発明の印刷用マスタの製造方法および製造装置
について図面を参照にしながら説明する。
第1図に本発明の一実施例である印刷用マスタの製版法
を示す。第1図に示すように熱転写シートlは表面に親
油性の画線形成材料を含む層を、その裏面には近赤外線
吸収色素を含む発熱層を有し、巻取りローラ2により熱
転写シート1を巻取る。この途中に加圧ローラ3と画像
信号に応じてレーザ光が照射されるレーザ光照射装置4
が設けられていて、親油性の印刷用マスタヘースシート
5に転写する構成になっている。
第2図に本発明の実施例をさらに詳細に説明する。
熱転写シート1はベースシート6の片面に近赤外線吸収
色素7を含む発熱層8がありこの発熱層8の裏面に親油
性を示す画線形成材料9が塗布されている。この熱転写
シート1に画像信号に応じてレーザ光を照射すると、そ
の被照射部分10が発熱し、その部分の画線形成材料1
1は溶解し、加圧ローラ3により加圧され印刷用マスタ
ベースシート5の表面に選択的に親油性の画線形成材料
12が転写される。
ベースシート6は、耐熱性を有する高分子フィルムであ
れば特に限定されるものではない。例えばポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンテレフタレートポリカー
ボネートなどのエステル系高分子、アセチルセルロース
、セロハンなどのセルロース誘導体、ポリオキシメチレ
ン、ポリアセタールなどのエーテル系高分子、ポリフッ
化ビニリデン、テフロンなどのフッ素系高分子などを用
いることができる。
近赤外線吸収色素7は、レーザ光を吸収し発熱する化合
物であれば特に限定するものではない。
例えば、半導体レーザ光の波長域770〜830rtm
付近に吸収をもつポリメチン系色素、ニトロ化合物、ス
クワリリウム系色素、チオールニッケル系錯塩、ベンゼ
ンチオールニッケル系錯塩、フタロシアニン系色素また
はアントラキノン系色素などが用いられる。
発熱層8は近赤外線吸収色素7を、耐熱性の優れたポリ
サルホン、ポリエーテルサルポン、ポリカーボネート、
ポリフェニレンオキサイド、ポリアクリレートあるいは
酢酸セルロースなどの高分子中に溶解して製膜して形成
される。
つぎに画線形成材料としては、例えば顔料、カルナウバ
ワックス、エステルワックス、オイルなどを混合したも
のは優れた親油性があり耐酸性。
耐アルカリ性も優れている。なお、本発明にはその他多
くのwi線影形成材料使用できることはもちろんのこと
である。
第3図に上記の熱転写シートを用いた印刷用マスタ製造
装置の構成を示すレーザ光源13より照射されたレーザ
光は光学系14で収束され、偏向装置15を経て熱転写
シート1に照射される。このレーザ光は熱転写シート1
の近赤外線吸収色素7により吸収され、その部分が発熱
lOし発熱部分にある画線形成材料9が印刷用マスタベ
ース5上に転移し、信号に応じた原稿画線が形成され印
刷用マスタとなる。また、レーザ光のスポット径を制御
することにより、網点原稿なども容易に形成できる。
レーザ光源としては、近赤外線吸収色素の吸収域の波長
を有するものであれば、特に限定されるものではない。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明の印刷
用マスタの製造方法および製造装置により製版したマス
タは、安価であり、全工程が乾式法であるため操作性が
簡便である。また、解像度は照射レーザ光のスポット径
により決まるので、高解像度の印刷用マスタが得られる
また、本発明の印刷用マスタ製造装置は熱転写シートの
画像形成材料にカーボンブラックなとの顔料を含んだ組
成物を用いているので、紙に転写するとプリンタとして
も使用できる。このように、印刷枚数が少ないときはプ
リンタとして使用し、印字枚数が多くなると印刷用マス
タ製造装置として使用でき、このマスタを用いてオフセ
ット平版印刷を行うことができ、1台の製造装置で広い
範囲のコピー枚数に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の印刷用マスタの製造方法を
示す図、第2図は同印刷用マスタの製造方法の詳細を示
す図、第3図は本発明の熱転写シートを用いた印刷用マ
スタ製造装置の構成図、第4図は従来の銀塩を用いた印
刷用マスタの断面図、第5図は第4図のマスタを露光し
、液体現像した状態の断面図、第6図〜第10図は電子
写真製版の原理を示す工程図、第11図は熱転写方式に
よる印刷用マスタの製造原理を示す図、第12図は従来
の印刷用のマスタの断面図、第13図〜第17図は従来
の印刷用マスタを使用した印刷工程図である。 1・・・・・・熱転写シート、2・・・・・・巻取りロ
ーラ、3・・・・・・加圧ローラ、4・・・・・・レー
ザ光照射装置、5・・・・・・印刷用マスタベースシー
ト、6・・・・・・熱転写シートのベースシート、7・
・・・・・近赤外線吸収色素、8・・・・・・発熱層、
9・・・・・・画線形成材料、10・・・・・・レーザ
光照射による発熱部、11・・・・・・レーザ光照射に
より溶解した画線形成材料、12・・・・・・転写され
た画線形成材料。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか18鮪転写シー
ト g!lヌリローラ 加圧ローラ し−Tfた皓ngi El’l刷用フスタベーズシ ト 臨1図 鮪転写シートのベースシート 刀ツ15タト撞 発侮阪^陽 IMl動−形inデ手 第 図 第5図 塚 漏向 8 置 21゜ 第 図 は

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも親油性の画線形成材料と近赤外線吸収
    色素よりなる熱転写シートにレーザ光を照射することに
    より、前記熱転写シートの画線形成材料を、印刷用マス
    タのベース上に印刷用画線を直接形成するように転写す
    る印刷用マスタの製造方法。
  2. (2)少なくとも親油性の画線形成材料と近赤外線吸収
    色素よりなる熱転写シートにレーザ光を照射して、前記
    熱転写シートの画線形成材料を印刷用マスタのベース上
    に印刷用画線を直接記録させる印刷用マスタ製造装置。
JP2212837A 1990-08-10 1990-08-10 印刷用マスタの製造方法および製造装置 Pending JPH0494939A (ja)

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