JPH0494794A - 生活排水の処理方法及び装置 - Google Patents

生活排水の処理方法及び装置

Info

Publication number
JPH0494794A
JPH0494794A JP20923790A JP20923790A JPH0494794A JP H0494794 A JPH0494794 A JP H0494794A JP 20923790 A JP20923790 A JP 20923790A JP 20923790 A JP20923790 A JP 20923790A JP H0494794 A JPH0494794 A JP H0494794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
wastewater
water
waste
kitchen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20923790A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Nonaka
野中 英市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIHARA NEO KOGYO KK
Original Assignee
NISHIHARA NEO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIHARA NEO KOGYO KK filed Critical NISHIHARA NEO KOGYO KK
Priority to JP20923790A priority Critical patent/JPH0494794A/ja
Publication of JPH0494794A publication Critical patent/JPH0494794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
小型合併処理浄化槽
【従来の技術】
小型合併処理浄化槽の構造については、昭和63年3月
8日付、建設省告示第342号によって、昭和55年7
月14日付建設省告示第1292号(し尿浄化槽構造基
準)が改正され、処理対象人員か5人から50人までの
ものの構造か指定されている。 処理方式としては、分離接触曝気方式と嫌気濾床接触曝
気方式があり、いずれの方式もし尿排水と台所排水、浴
室排水、洗濯排水などの雑排水を併せて処理している。
【発明が解決しようとする課題】
家庭用合併処理浄化槽に例を取ると、家庭排水の水量・
水質のモデルは第1表のようになる。 し圧排水と台所排水は、濃度が濃く、汚濁負荷量(BO
D負荷量)としては大きいか、水量は多くないので、流
量変動は大きくない。一方、浴室排水と洗濯排水は、濃
度は低いが水量が多く、しかも短時間で排出される。こ
のなめ、浄化槽内か撹乱されて、処理機能が低下し、所
定の放流水質か得られなくなる例がしばしば見られる(
第1図参照)。 すなわち、第1図に示すように、浴槽水がドレーンされ
ると、200eはどの水か5〜6分で排出され、毎分4
0〜45gはどの流量となって浄化槽に流入する。これ
は〜約30(M/時の処理水量に相当する。また、洗濯
排水は毎分10〜15I2の流量で30〜60分にわた
って排出される。 これは、約7506/時の処理水量に相当する。 これらの流量は、ピーク係数(流量/24時間平均流量
)でいうと数10倍にもなる。これにより処理BODが
上昇することが判る。 したがって、家庭用合併処理浄化槽の処理機能を低下さ
せて処理水質を悪くする最も大きな原因の一つは浴槽水
をドレーンしたときの排水と洗濯排水である。これらの
排水流量のピークカットを行い、負荷の均一化を図るこ
とにより処理機能を安定させることか望まれる。 負荷の均一化に関して、大型の合併処理浄化槽では、流
入部に微細目スクリーンと流量調整槽を設けるか、小形
のものでは高価について実用的でないという問題点があ
る。また、小形のもので全排水を一緒にして沈澱分離槽
または嫌気濾床槽を通過、させてから貯留槽に入れて定
流量化することもできるか、沈澱分離槽や嫌気濾床槽に
対するピーク流量の悪影響が大きく、以降の生物処理機
能を低下させてしまうし、ポンプの稼動時間も長くなり
、不経済である。
【課題を解決するための手段】
したかって、本発明では、処理機能低下の最大の原因と
なる浴槽排水と洗濯排水を別記管で切離し貯留槽を設け
ておいてここに一旦貯留する。貯留槽には流量調整装置
を設けておいて一定流量に調整できるようにする。流量
調整装置はポンプと針板装置で構成できる。すなわち、 本発明の生活排水の処理方法では、生活排水の内、し圧
排水と台所排水は直接に合併処理浄化槽へ流入させ、浴
室排水と洗濯排水は一旦貯留槽に溜めておき、上記し圧
排水と台所排水がほとんど流入しない時間帯に上記合併
処理浄化槽に流入させて処理する。 さらに、し圧排水と台所排水を一緒にして処理し、浴室
排水と洗濯排水を別系統にして一緒に処理する方法もあ
る。 また、前記生活排水の処理方法を実施する為に、沈澱分
離槽または嫌気濾床槽、接触曝気槽、沈殿槽および消毒
槽をこの順序に組み合せた合併処理浄化槽と、浴室排水
と洗濯排水の貯留槽との組み合せから成る処理装置が用
いられる。 そして、貯留槽の内部に流量調整装置か組み込まれ、該
流量調整装置はポンプと計量装置で構成てきる。
【作用】
し尿排水は、窒素濃度か高いなめにBOD/N比が小さ
くて微生物の栄養としてのバランスが悪い。 台所排水はBODは高いが、窒素分は非常に少ないので
、やはりバランスが悪い。 これらの排水を一緒にすることによって栄養バランスか
よくなり、生物処理機能が良好に行われる。 し尿排水と台所排水は、−回の排水量もそれほど多くな
いので、流量変動も小さく、処理機能は安定する。 一回の排水量か大きい浴室排水と洗濯排水は、し尿排水
と台所排水がほとんど流入して来ない時間帯、例えは夜
半から早朝にかけて、タイマーなどによってポンプを稼
動し、一定流量に調整して処理することによって、安定
した良好な処理水質を得ることができる。
【実施例】
本発明による生活排水の処理方法と、本処理方法による
合併処理浄化槽の実施例について図面を参照して説明す
る。 第2図に、本発明による合併処理浄化槽の処理フローチ
ャー1〜を示ず。 第2図において、生活排水の内、し尿排水と台所排水は
、Xラインに沿って、直接に合併処理浄化槽の嫌気濾床
槽または沈殿分離槽2へ流入させ、浴室排水と洗濯−排
水は、Yラインに沿って、貯留槽15に溜めておき、ポ
ンプ1つ及び流量調整装置16を経て沈殿分離槽2へ流
入させるようになっている。 嫌気濾床槽または沈殿分tlif槽2から接触曝気槽8
へ処理排水か送られ、ここで接触曝気され、さらに接触
曝気槽8から沈殿槽11に入って、ここで沈殿処理され
る。沈殿槽11の上澄液が消毒槽12を介して放流され
る。沈殿槽11の沈殿汚泥か接触曝気槽8に戻され、ま
た接触曝気槽8の剥離汚泥か嫌気濾床槽または沈殿分離
槽2に移送されて、生物処理に利用される。 第3(a)図〜第3(b)図に、し原作化槽構造基準に
よる嫌気濾床接触曝気方式の家庭用合併処理浄化槽の例
を示す6 第3a図〜第3b図において、排水は流入管1から嫌気
濾床槽(第1室)2に流入し、下向流で濾材3の間を流
下し、次に移流管4によって下向流となって嫌気濾床槽
(第2室)5の上部へ移流する。第2室も下向流となっ
て濾材6の間を流下し、移流管7て上向流となって接触
曝気槽8に入る。 嫌気濾床槽2では、濾材3によるSS(浮遊物質)の捕
捉と濾材3の表面および濾材3間に生育する嫌気性微生
物によって排水中の有機物(BOD)か分解される。 接触曝気槽8では、散気管9から曝気用の空気が散気さ
れ、接触材10表面の生物膜に生育する好気性微生物に
よってBODが酸化され、排水は浄化される。 次に、沈殿槽11で処理水に含まれるSSが分離され、
上澄水は沈殿槽11の表面から越流して消毒槽12に入
り、ここで薬剤1!j13から溶解してくる塩素剤と接
触して消毒され、流出管14から放流される。 第4a図〜第4c図は、本発明による浴室排水と洗濯排
水の貯留槽15と流量調整装置16の例を示す。 排水は流入管17から流入し、メツシュの細かいスクリ
ーンかご18を通して、貯留槽15内に一旦貯留される
。 貯留された排水は、ポンプ19て流量調整装置すなわち
定流量装置16へ送り、ここで流量を調整して、管路2
1で合併処理浄化槽へ流入さぜる。 流量の調整は、三角ぜきとオーバーフロー管20による
方法て、一般にし原作化種の流量調整装置(し原作化種
の構造基準・同解説1984年版P180、日本建築セ
ンター)と同じものを用いている。 ポンプ1つはタイマーなどにより予め定められた時刻に
起動し、低水位(LWL)になったら停止するようにし
ておく。流量は、浄化槽への注入時間を設定して、三角
せきとオーバーフロー管20の水位で調整する。 ポンプ1つを細かく間欠的に稼動させることにより、特
別な定流量装置16か無くても時間当りの流量を設定し
た量にすることもできる。 したがって、本発明に於ける流量調整装置にはポンプ自
体も含まれる。 また、し尿排水と台所排水の流路等にセンサーを設け、
これらの排水が流入しない時にのみポンプ19を稼動さ
ぜることもできる。
【発明の効果】
家庭用合併処理浄化槽の処理機能を低下させて処理水質
を悪くする最も大きな原因の一つである浴槽水をドレー
ンしたときの排水と洗濯排水の排水流量のピークカット
を行い、負荷の均一化を図ることにより処理機能が安定
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、家庭排水の処理パターンと処理BODの経時
変化を示すグラフである。 第2図は、本発明による合併処理浄化槽の処理フローチ
ャートである。 第3a図は、し原作化槽構造基準による嫌気濾床接触曝
気方式の家庭用合併処理浄化槽の例を示ず平面図である
。 第3b図は、第3a図の家庭用合併処理浄化槽の側断面
図である。 第4a図は、本発明による浴室排水と洗濯排水の貯留槽
と流量調整装置の断面略図である。 第4b図は、第4a図の貯留槽と流量調整装置の平面図
である。 第4C図は、第4a図の貯留槽と流量調整装置のA−A
断面図である。 (この頁以下余白) 1つ 流入管 嫌気濾床槽 濾材 嫌気濾床槽 濾材 接触曝気槽 散気管 沈殿槽 薬剤筒 貯留槽 流入管 ポンプ オーバーフロー管 流出管  22・・ 点検蓋

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生活排水の内、し尿排水と台所排水は直接に合併
    処理浄化槽へ流入させ、浴室排水と洗濯排水は一旦貯留
    槽に溜めておき、上記し尿排水と台所排水がほとんど流
    入しない時間帯に上記合併処理浄化槽に流入させて処理
    することを特徴とする生活排水の処理方法。
  2. (2)請求項第1項に記載の処理方法において、し尿排
    水と台所排水を一緒にして処理し、浴室排水と洗濯排水
    を別系統にして一緒に処理する生活排水の処理方法。
  3. (3)沈澱分離槽または嫌気濾床槽、接触曝気槽、沈殿
    槽および消毒槽をこの順序に組み合せた合併処理浄化槽
    と、浴室排水と洗濯排水の貯留槽との組み合せから成り
    、請求項第1項に記載の生活排水の処理方法に使用する
    装置。
  4. (4)貯留槽の内部に流量調整装置が組み込まれた請求
    項第3項に記載の装置。
JP20923790A 1990-08-09 1990-08-09 生活排水の処理方法及び装置 Pending JPH0494794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20923790A JPH0494794A (ja) 1990-08-09 1990-08-09 生活排水の処理方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20923790A JPH0494794A (ja) 1990-08-09 1990-08-09 生活排水の処理方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0494794A true JPH0494794A (ja) 1992-03-26

Family

ID=16569635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20923790A Pending JPH0494794A (ja) 1990-08-09 1990-08-09 生活排水の処理方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0494794A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001276807A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Hitachi Chem Co Ltd 排水管
CN110818215A (zh) * 2019-11-11 2020-02-21 大连理工大学 一种两相式高含固餐厨垃圾及城市剩余污泥厌氧产甲烷技术

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001276807A (ja) * 2000-03-31 2001-10-09 Hitachi Chem Co Ltd 排水管
CN110818215A (zh) * 2019-11-11 2020-02-21 大连理工大学 一种两相式高含固餐厨垃圾及城市剩余污泥厌氧产甲烷技术
CN110818215B (zh) * 2019-11-11 2022-01-11 大连理工大学 一种两相式高含固餐厨垃圾及城市剩余污泥厌氧产甲烷技术

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070289922A1 (en) Modular wastewater treatment system
TWI233429B (en) Method and apparatus for treating waste water
JPH0494794A (ja) 生活排水の処理方法及び装置
JPH0647398A (ja) 有機性汚水の処理方法
CN208747870U (zh) 一体化污水处理设备
JP2002096090A (ja) 浄化槽
JPH08290184A (ja) 浄化槽
JPH0671284A (ja) 有機性汚水の高度浄化装置
JPH09323091A (ja) 好気性生物処理装置
KR100316688B1 (ko) 오수처리장치
JPH0717438Y2 (ja) 有機性汚水の処理装置
JP2601391B2 (ja) 生物学的硝化脱窒素装置
JPH0639391A (ja) 汚水の処理方法
KR200182581Y1 (ko) 오수처리장치
JPH0642793Y2 (ja) 好気性浸漬▲ろ▼床装置
JP2755507B2 (ja) 汚水処理装置
JPH06198295A (ja) 有機性汚水の生物処理方法
JP2001310194A (ja) 浄化槽及びその運転方法
JPH04317796A (ja) 浄化槽およびその運転方法
JPH0717439Y2 (ja) 有機性汚水の処理装置
JP2771732B2 (ja) 浄化槽
Smith et al. The development of an aerated filter package plant
JPH10180274A (ja) 生物濾過装置
JP3329664B2 (ja) 浄化槽
JP2001269690A (ja) 汚水処理のろ過分離方法及びその装置