JPH0493381A - ホットメルト接着剤及び剥離方法 - Google Patents
ホットメルト接着剤及び剥離方法Info
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- JPH0493381A JPH0493381A JP20992090A JP20992090A JPH0493381A JP H0493381 A JPH0493381 A JP H0493381A JP 20992090 A JP20992090 A JP 20992090A JP 20992090 A JP20992090 A JP 20992090A JP H0493381 A JPH0493381 A JP H0493381A
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Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
ホットメルト接着剤に関し、
高温加熱が困難な材料間にても適用可能なホットメルト
接着剤を提供することを目的とし、可塑性樹脂に磁性粉
を混合して接着剤を作り、この接着剤を用いて既に接着
してある物体を剥離する際に要する熱エネルギーを、高
周波誘導加熱より得ることを特徴としてホットメルト接
着剤の剥離方法を構成する。
接着剤を提供することを目的とし、可塑性樹脂に磁性粉
を混合して接着剤を作り、この接着剤を用いて既に接着
してある物体を剥離する際に要する熱エネルギーを、高
周波誘導加熱より得ることを特徴としてホットメルト接
着剤の剥離方法を構成する。
本発明はホットメルト接着剤の構成に関する。
ホットメルト接着剤はポリプロピレンやポリエチレンな
と比較的軟化温度の低い熱可塑性ポリマーを構成材とす
る接着剤てあって、溶射機に接着剤を充填し、加熱溶融
した状態で被接着物上に噴射し、これに接着物を当接さ
せるもので、溶融したポリマーか冷却固化することによ
り接着か行われている。
と比較的軟化温度の低い熱可塑性ポリマーを構成材とす
る接着剤てあって、溶射機に接着剤を充填し、加熱溶融
した状態で被接着物上に噴射し、これに接着物を当接さ
せるもので、溶融したポリマーか冷却固化することによ
り接着か行われている。
そして、プラスチックシートの接着や段ボール包装の接
着などに使用されている。
着などに使用されている。
か−る接着剤の特徴は、エポキシ樹脂よりなる接着剤の
ように硬化工程を必要としないために短時間で接着を行
うことができ、また被接着物または接着物を加熱して接
着剤を溶融させることより剥離を行うことかできる。
ように硬化工程を必要としないために短時間で接着を行
うことができ、また被接着物または接着物を加熱して接
着剤を溶融させることより剥離を行うことかできる。
また、この接着剤は溶剤を含まないし、有害な物質も含
んでいないために無公害であり、また乾燥装置を必要と
しないなどの特徴かある。
んでいないために無公害であり、また乾燥装置を必要と
しないなどの特徴かある。
す、そのため剥離が事実上てきないことが問題である。
上記のようにホットメルト接着剤は軟化温度か低い熱可
塑性ポリマーからなっており、無公害であり、溶射機に
充填し、加熱溶融させた状態で噴射すればよいことから
、取扱いが簡便である。
塑性ポリマーからなっており、無公害であり、溶射機に
充填し、加熱溶融させた状態で噴射すればよいことから
、取扱いが簡便である。
また、この接着剤の特徴は熱可塑性であるために加熱す
ることにより接着物の剥離が可能である。
ることにより接着物の剥離が可能である。
然し、材料によっては一定温度以上に加熱すると変形し
たり変質するものがある。
たり変質するものがある。
例えば、プラスチックス材料かこれに当たり、そのため
、剥離かできないと云う問題がある。
、剥離かできないと云う問題がある。
ホットメルト接着剤は接着材料を加熱により溶融状態に
して接着させるもので、接着物は加熱により剥離かでき
ると云う特徴をもっている。
して接着させるもので、接着物は加熱により剥離かでき
ると云う特徴をもっている。
然し、一定温度以上には加熱できない材料もあ〔課題を
解決するための手段〕 上記の課題は可塑性樹脂に磁性粉を混合して接着剤を作
り、この接着剤を用いて既に接着してある物体を剥離す
る際に要する熱エネルギーを、高周波誘導加熱より得る
ことを特徴としてホットメルト接着剤の剥離方法を構成
することにより解決することかできる。
解決するための手段〕 上記の課題は可塑性樹脂に磁性粉を混合して接着剤を作
り、この接着剤を用いて既に接着してある物体を剥離す
る際に要する熱エネルギーを、高周波誘導加熱より得る
ことを特徴としてホットメルト接着剤の剥離方法を構成
することにより解決することかできる。
本発明はホットメルト接着剤にこの接着剤の溶融温度に
近似したキュリー温度をもつ磁性粉を混合しておくもの
で、このホットメルト接着剤を用いて接着した接着物を
高周波磁場の中に置くと、磁性材料のキュリー温度（Ｔ
ｃ）に達するまでは高周波エネルギーを吸収して磁性粉
の温度か急速に上昇するが、Ｔｃに達すると材料の結晶
構造か変化して常磁性体となることから、高周波磁場を
加え続けてもＴｃ以上には温度か上からない特徴を利用
するものである。
近似したキュリー温度をもつ磁性粉を混合しておくもの
で、このホットメルト接着剤を用いて接着した接着物を
高周波磁場の中に置くと、磁性材料のキュリー温度（Ｔ
ｃ）に達するまでは高周波エネルギーを吸収して磁性粉
の温度か急速に上昇するが、Ｔｃに達すると材料の結晶
構造か変化して常磁性体となることから、高周波磁場を
加え続けてもＴｃ以上には温度か上からない特徴を利用
するものである。
すなわち、溶融温度か約１５０°Ｃのホットメルト接着
剤に対してはＴｃか約１５０°Ｃの磁性体からなる磁性
粉を混ぜてホットメルト接着剤を形成しておけばよい。
剤に対してはＴｃか約１５０°Ｃの磁性体からなる磁性
粉を混ぜてホットメルト接着剤を形成しておけばよい。
そして、か＼る接着剤を用いて従来のように接着してお
くもので、剥離か必要な場合は高周波磁場中に置けば、
接着剤か約１５０°Ｃまて急速に温度上昇する結果、容
易に剥離することかてきる。
くもので、剥離か必要な場合は高周波磁場中に置けば、
接着剤か約１５０°Ｃまて急速に温度上昇する結果、容
易に剥離することかてきる。
なお、磁性粉の温度上昇により接着剤を構成する熱可塑
性樹脂を溶融させるためには、接着剤の接着効果を低下
させない範囲でなるへく多く磁性粉を添加することか必
要であり、実験の結果は２０〜４０％が適当であった。
性樹脂を溶融させるためには、接着剤の接着効果を低下
させない範囲でなるへく多く磁性粉を添加することか必
要であり、実験の結果は２０〜４０％が適当であった。
実施例１：
軟化温度が１４５°Ｃのポリプロピレンをを主材とし、
これにＴｃか１５０°Ｃのフェライト粉末を３０重量％
混入してホットメルト接着剤を形成した。
これにＴｃか１５０°Ｃのフェライト粉末を３０重量％
混入してホットメルト接着剤を形成した。
ニーで、フェライト粉の粒径は１０〜５０μｍでありマ
ンガンフェライトと亜鉛フェライトで構成されている。
ンガンフェライトと亜鉛フェライトで構成されている。
（ＭｎＦｅ２０３： ＺｎＦｅ２０ａ ＝５８ ： ４
２ｗｔ％）そして、これを用いてプラスチックス片を従
来のように溶射機を用いて接合した。
２ｗｔ％）そして、これを用いてプラスチックス片を従
来のように溶射機を用いて接合した。
この接着強度は約９０Ｋｇ／ｃｍ２てあり、フェライト
粉を加えないホットメルト接着剤と殆と変わななかった
。
粉を加えないホットメルト接着剤と殆と変わななかった
。
次に、これを高周波誘導炉に入れ、磁場を加えた結果、
容易に剥離することかでき、一方、プラスチックス片に
は異常は認められなかった。
容易に剥離することかでき、一方、プラスチックス片に
は異常は認められなかった。
実施例２：
融点か２００°Ｃのポリ塩化ビリニデンを主材とし、こ
れにＴｃが２００℃の鉄・ニッケル（Ｆｅ−Ｎｉ ）合
金粉末を３０重量％混入してホットメルト接着剤を形成
した。
れにＴｃが２００℃の鉄・ニッケル（Ｆｅ−Ｎｉ ）合
金粉末を３０重量％混入してホットメルト接着剤を形成
した。
こ＼で、Ｆｅ−Ｎｉ合金粉の粒径は１０〜５０μｍてあ
り２１．５ ： ７８．５ｗｔ％の成分比で構成されて
いる。
り２１．５ ： ７８．５ｗｔ％の成分比で構成されて
いる。
Claims (2)
- （１）可塑性樹脂に磁性粉を混合してなることを特徴と
するホットメルト接着剤。 - （２）請求項１記載の接着剤を用い、既に接着してある
物体を剥離する際に要する熱エネルギーを高周波誘導加
熱より得ることを特徴とするホットメルト接着剤の剥離
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20992090A JPH0493381A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | ホットメルト接着剤及び剥離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20992090A JPH0493381A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | ホットメルト接着剤及び剥離方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0493381A true JPH0493381A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16580857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20992090A Pending JPH0493381A (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | ホットメルト接着剤及び剥離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0493381A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0840611A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-13 | Koenig & Bauer Albert Ag | 巻取紙貯蔵ロールの巻取紙の始端部を固定するための装置 |
| JPH0840610A (ja) * | 1994-07-14 | 1996-02-13 | Koenig & Bauer Albert Ag | 巻取紙貯蔵ロールの巻取紙の始端部を固定するための固定材料 |
| JPH09161930A (ja) * | 1995-12-12 | 1997-06-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 剥離方法 |
| WO2009119885A1 (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-01 | リンテック株式会社 | 接着剤組成物、接着シート及び接着成形品 |
| WO2011030876A1 (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | リンテック株式会社 | スライドレール用接着剤組成物、接着シート及びスライドレール固定方法 |
| US8022692B2 (en) | 2009-01-19 | 2011-09-20 | Allegro Microsystems, Inc. | Direction detection sensor |
| US8754640B2 (en) | 2012-06-18 | 2014-06-17 | Allegro Microsystems, Llc | Magnetic field sensors and related techniques that can provide self-test information in a formatted output signal |
| JP2016079361A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-16 | Dic株式会社 | 粘着テープ、粘着テープを用いて得られる物品及び物品の解体方法 |
| US9817078B2 (en) | 2012-05-10 | 2017-11-14 | Allegro Microsystems Llc | Methods and apparatus for magnetic sensor having integrated coil |
-
1990
- 1990-08-07 JP JP20992090A patent/JPH0493381A/ja active Pending
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| JP2011057915A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Lintec Corp | スライドレール用接着剤組成物、接着シート及びスライドレール固定方法 |
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