JPH0492719A - 車両用サイドインパクトビーム - Google Patents

車両用サイドインパクトビーム

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JPH0492719A
JPH0492719A JP20946990A JP20946990A JPH0492719A JP H0492719 A JPH0492719 A JP H0492719A JP 20946990 A JP20946990 A JP 20946990A JP 20946990 A JP20946990 A JP 20946990A JP H0492719 A JPH0492719 A JP H0492719A
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beam body
door
reinforcing material
side impact
impact beam
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Shigeru Kuroda
茂 黒田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、自動車等の車両のドアに内蔵されるサイドイ
ンパクトビームに関する。
[従来の技術] 自動車のドアを補強するための手段として、サイドイン
パクトビームが知られている。従来のサイドインパクト
ビームは、高張力鋼板を凹凸状にプレス成形したものを
、ドア内部に前後方向にわたって配置することにより、
ドア側面方向からの入力に対し高剛性化を図っている。
すなわち側面衝突時のエネルギーか上記サイドインパク
トビームの変形によって吸収され、ドアの変形が最小限
に押さえられることにより、乗員の安全性が確保される
[発明か解決しようとする課題] 従来のサイドインパクトビームは鋼板のプレス成形品で
ある。従って所定のエネルギー吸収量とドア変形量を満
足するために狭いドア内部にレイアウトするには、かな
り幅の広いサイドインパクトビームか必要となり、しか
も1枚あたりの重量が5〜8kgf前後とかなり重くな
るという欠点があった。また、プレス成形によってサイ
ドインパクトビームに凹凸が設けられていたとしても、
側面衝突時の局部的な大荷重によって凹凸が平坦になる
方向に変形が生じた場合、その部位の断面係数が極端に
低下するため比較的小さな荷重で変形が進行するように
なり、所望のエネルギー吸収性能を発揮できなくなるお
それがあった。
従って本発明の目的は、比較的軽量でありながら所望の
強度を発揮できるようなサイドインバクトビームを提供
することにある。
[課題を解決するだめの手段] 上記目的を果たすために開発された本発明のサイドイン
パクトビームは、ドア内部に前後方向にわたって配置さ
れかつ両端がドアのフレームに固定されるビーム本体と
、上記ビーム本体の長手方向中間部に所定長さにわたっ
て取着された補強材とを具備している。なお、ビーム本
体と補強材の材質は、要求される剛性やドア内部の許容
スベス等に応じて適宜に選定される。
[作用コ 本発明のサイドインパクトビームは、ビーム本体の全長
のうち、側面衝突時に応力が高くなる部位の剛性が補強
材によって高められ、ドア側面方向から加わる大荷重に
対してもビーム本体の断面が平坦状に漬れることか抑制
され、適正な荷重撓み特性が発揮される。本発明のサイ
ドインパクトビームは、応力的に余裕のある部位の材料
使用量を節約でき、比較的軽量でありながら所望のドア
補強機能が発揮される。
[実施例] 以下にこの発明の一実施例について、第1図ないし第3
図を参照して説明する。
第1図に示されるように、自動車のドア1の内部に、本
発明に係るサイドインパクトビーム2かドア1の前後方
向にわたって配置されている。この実施例のサイドイン
パクトビーム2は、ビーム本体3と、ビーム本体3の長
手方向中間部に挿入された補強材4とによって構成され
ている。ビム本体3は、熱処理された断面円形の肉厚一
定の鋼製パイプ材からなる。補強材4にも熱処理された
断面円形の鋼製パイプ材が使われるとよい。補強材4の
肉厚も管軸方向に一定である。
第2図に示されるように、ビーム本体3の後端5は、高
張力鋼板からなるブラケット6を介して、ドアの後側サ
イドフレーム7に溶接によって固定されている。ビーム
本体3の後端5とブラケット6は、互いに溶接によって
固定されている。ブラケット6は、ビーム本体3の外形
に応した断面円弧状の部分6aと、サイドフレーム7に
固定される平板状の部分6bとを有している。図中の符
号8.9は、それぞれ溶接部を示している。
ビーム本体3の前端11は、ブラケット12を介してド
ア1の前側サイドフレーム13に溶接によって固定され
ている。ブラケット12は高張力鋼板からなり、ビーム
本体3の外形に応じた断面円弧状の部分12aと、サイ
ドフレーム13に固定される平板状の部分12bとを有
している。このブラケット12の前端11は、前述した
ブラケット6と同様に、溶接によってビーム本体3に固
定されている。
補強材4はビーム本体3の内部に挿入され、適宜の固定
手段によってビーム本体3に固定されている。固定手段
の一例として、この補強材4をビーム本体3に圧入する
ことによって固定してもよいが、例えば第4図ないし第
6図に示されるように、ビーム本体3の内部に補強材4
を挿入した状態で、ビーム本体3の一部を外側からかし
めることによって、ビーム本体3と補強材4の一部を凹
ませ、潰し部20.21を設けるようにしてもよい。
本実施例におけるビーム本体3の一例は、外径30m1
11、内径21+0111%有効長1000mmである
。補強材4の一例は、外径20mm、内径15.4mm
、長さ285■であり、ビーム本体3の長さ方向中央に
配置される。
このサイドインパクトビーム2の重量は3.IJI3 
kgである。これに対し、本実施例と同等の強度(耐荷
重)を発揮する第1の比較例(補強材が無く、1本のパ
イプからなるもの)は、外径30avの場合に内径14
++vの厚肉管を用いる必要があり、重さが4.340
 kgになる。すなわち本実施例は、上記比較例に比べ
て約28%の軽量化が図れる。この比較例のように1本
のパイプのみて剛性を上げるためには、外径か一定であ
るなら肉厚を厚くするしか方法かない。肉厚が大きくな
ると、パイプの成形性に問題がでてくる。
サイドインパクトビームの強度を評価する場合、第7図
に示されるようなラム30を用いて、サイドインパクト
ビームの長手方向中央部に、側面衝突時のエネルギーに
相当する荷重Wを負荷する試験か行われる。この場合、
荷重Wの増加に伴って、サイドインパクトビームが撓み
、U字状に塑性変形か進行する。ラム30の先端部半径
の一例は150I、支持台31の直径は50■である。
同第7図において、ラム30の先端中心位置を01ラム
30とインパクトビーム2との接点をA。
B、接線角度をθとすると、A点からB点までの湾曲し
た領域は塑性変形がおおむね終了しており、荷重Wとつ
り合うためには次式■を満足しなければならない。但し
、支持台31とインパクトビーム2との間の摩擦は無視
する。
(W/2Xcosθ×S ) / Z −a m  −
■Z:サイドインパクトビームの断面係数S:支持台と
ラムの接点間距離 σl11=インパクトビームの平均変形抵抗本実施例の
サイドインパクトビーム2は、ビム本体3の長手方向中
央部、すなわちラム30が接触する部位に補強材4が付
加されていることにより、当該部位の断面係数Zか増加
するため、同−撓みてあれば、より大きな荷重Wを支持
することがてきる。しかも、ビーム本体3が荷重Wによ
って偏平に潰されてしまうことが抑制されるため、座屈
による荷重−撓み特性の悪化を回避できる。
第8図は、上記補強材4が内挿されている本実施例のサ
イドインパクトビーム2と、補強材が無くビーム本体3
のみの第2の比較例を撓ませた場合の荷重−撓み特性を
示している。本実施例は、この比較例に比べて耐荷重が
約25%向上する。
補強材4の長さし、を設定する場合、ビーム本体3のみ
て前記0式を満足するS値を、支持点Cから補強材4の
端4a、4bまでの最大距Mr=。
として、Llを求めることができる。
なお、第9図に示されるようにビーム本体3の外側に補
強材4を被せ、適宜の固定手段によって補強材4をビー
ム本体3に固定するようにしてもよい。この場合、溶接
によって補強材4の固定を容易に行なうことができる。
ビーム本体3の断面形状は、例えば第10図ないし第1
4図に示されるような非円形状の閉断面であってもよい
。この場合の補強材4の形状は、ビーム本体3の断面形
状に応じた形状のものを適宜に選定して使用する。これ
ら各図示例のビーム本体3は、丸バイブをプレスするこ
となどによって成形してもよいし、あるいは型材等を用
いてもよい。また、ビーム本体3の内部に補強材4を挿
入する場合には、補強材4が中実の棒であってもよい。
ビーム本体3の断面形状は閉断面に限ることなく、例え
ば第15図あるいは第16図に例示されるような開断面
であってもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、ドアの側面方向からの荷重に対して大
きな強度を発揮でき、高負荷がかかる部分に座屈を生じ
ることなく適度なエネルギー吸収性能を発揮できる。し
かも従来品に比べて、強度一定であるなら軽量に構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すサイドインパクトビー
ムを備えたドアの斜視図、第2図は第1図に示されたサ
イドインパクトビームとドアフレムとの連結部を示す斜
視図、第3図は第1図に示されたサイドインパクトビー
ムの一部を示す斜視図、第4図はビーム本体と補強材と
の固定部を示す平面図、第5図は第4図に示されたビー
ム本体と補強材との固定部の正面図、第6図は第5図中
のVl−Vl線に沿う断面図、第7図はサイドインパク
トビームをラムによって変形させた状態の平面図、第8
図は本発明によるサイドインパクトビムと比較例の荷重
−撓み特性を示す図、第9図は補強材をビーム本体の外
側に設けた場合の斜視図、第10図ないし第16図はそ
れぞれビーム本体の互いに異なる変形例を示すそれぞれ
断面図である。 1・・・ドア、2・・・サイドインパクトビーム、3・
・・ビーム本体、4・・補強材、7.13・・・ドアの
フレム。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 し−一一一−−□ 一一−レ 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ドア内部に前後方向にわたって配置されかつ両端がドア
    のフレームに固定されるビーム本体と、上記ビーム本体
    の長手方向中間部に所定長さにわたって取着された補強
    材とを具備したことを特徴とする車両用サイドインパク
    トビーム。
JP2209469A 1990-08-07 1990-08-07 車両用サイドインパクトビーム Expired - Lifetime JP3002508B2 (ja)

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