JPH0491956A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0491956A
JPH0491956A JP20871690A JP20871690A JPH0491956A JP H0491956 A JPH0491956 A JP H0491956A JP 20871690 A JP20871690 A JP 20871690A JP 20871690 A JP20871690 A JP 20871690A JP H0491956 A JPH0491956 A JP H0491956A
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弘文 平野
Yoji Ara
洋治 荒
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野] 本発明は、インクジLット5;1録装置に関するもので
ある。 [従来の技術] 従来、紙、OHP用シートなどの記録媒体(以下記U用
紙または単に紙ともいう)に対しで8[1,録を行う記
録装置は、種々の記録75式による記録ヘッドを搭紅し
、た形態で捉案されている。この記録ヘッドには、ワイ
ヤードット力式、感熱す式、熱転写方式、インクジェッ
ト方式によるものなどがある。 特にインクジェット方式は、記録用紙に直接インクを噴
射するものであるので、ランニングココストが安く、静
かな記録力演とl、7て、注目されでいる。 かかるインクジェット方式による工己録装置に−J9い
ζは、記録ヘッドどし、2て一穀に微細な口」出[」を
配列したものが用いられるので、吋出口内力への気泡や
塵埃の混入が佳じた場合、あるいはインク溶剤の蒸発に
伴う増粘智によってインクが口1出ないし記録に適さな
い状態となった場合等において、インクをリフレッシュ
することによりそれら吐出不良要因を除去する処理(吐
出口(V処理)がなさねるようにしでいる。 [発明が解決しようとする課題1 このような吐出回復処理を行う手段の一形態として、記
録ヘッドの吐出口形成面を覆うことが可能なギャップと
、このキャップに連通し吸引力を作用するポンプとを設
けたものがある。そし5で、ギャップを吐出[口形成面
に対向させた状態で吐出[−]内方のインク吐出エネル
ギ発生素工を駆動することにより、インクを吐出させ、
あるいはキャップによって吐出l−」形成面を覆った状
態で吸引力を作用させて吐出口より吸引を行うことによ
りインクを強制排出させて、インクとともに吐出不良要
因を除去上んどするものである。 一力、装置の適宜の部位には、1記吐出回復処理によっ
て−4,じた廃インクを貯留するための廃インクタンク
が設けられている。また、吐出回復処理によってキャッ
プやポンプ、およびこれらを連通する廃インクチューブ
等を含む吐出回復装置に受容されたインクを廃インクタ
ンクへと導く処理を行うために、キャップを大気に開放
しまた状態でポンプを作動させる所謂空吸引という動作
が行われることもある。これは、吐出回復処理によって
吐出回復装置内に受容されたインクを放置しまた場合、
残留した廃インクの固化が生じたりキャップから外力に
廃インクが漏洩するのを防U−するために極めて有効な
動作である。 本発明の目的は、効率よく確実に空吸引を行い、吐出回
復処理時の廃インク、ないし2は該処理によって吐出回
復装置内に受容した廃インクを確実に廃インクタンクへ
導入できるようにすることにある。 [課題を解決するための手段] そのために、本発明は、吐出口よりインクを吐出しで記
録を行)a(j録ヘッドの前記吐出口よりインクを吸引
t7てインク吐出状態を良好1こする吸引ポンプを貝え
たインクジェットを己B RWにi3いて、iffff
用ポンプはシリンダと、該シリンダ内を往復動するピス
トンとを有L、1、前記シリンダ内のインク排出部に吸
収体を配置t、たことを特徴とする。 [作 用] 本発明によれば、吸引ポンプのシリンダ内のインク排出
部側に吸収体を配設したことにより、流入部側ないし、
はギャップに至る吸引経路側に廃インクが逆流1するこ
とか防止される。また、そのような吸収体を配設したこ
とにより、これを廃インクタンク内の吸収体と結合、も
しくは廃インクタンクに至る流路内の・インク吸収体と
結合させれば、表面張力によ−)で廃インクが廃インク
タンク内に導かわるので、逆流を一層有効に防止できる
。 [実施例] 以−]が、同図を参照しτ本発明の実施例を詳細に説明
する。 第1図は本発明のm=一実施例に関するインクジェット
記録装置の外観斜視図、第2図は、第1図に示した装置
のり゛−ス笠を除いた装置主要部の斜視図、第3図(A
)および(13)は同様に第1図に示し7た装置の主に
排紙糸を示す図である。 第1図において、100はインクジェット記録装置を示
し2、この装置]、 00は、同図に示すように載置さ
れて使用される場合と、後述されるように垂直に載置さ
ねて、使用される場合等があり、比較的小型なものであ
る。 1、01は装置ケース、1(〕2は外蓋、103は内蓋
であり、非使用時等には内蓋103の」」ご外蓋102
が型骨されて装置010は=lンバクトなものとなる。 こオ目こより、例えば記録装置を専用の収納バックに人
第1、ユーザーが持ち運びすることもできる。 また、外5102は、同図に示すように記録に140の
給紙ガイドとして兼用することができ、この場合、図中
106が給紙口となる。さらに、外蓋102は、後述さ
れるように排紙トレイとしても兼用することもできる。 上記いずれの場合にも、図中107が排紙口となる。 105は上蓋102の位置固定フック、また、104は
操作キー、表示部等である。 次に、第2図を参照して装置要部の構成を説明する。 図において、1はシャーシであり、紙等の記録媒体のガ
イドを兼ねた左側板1a、右側板1bが奥側に立設され
ている。また、シャーシ1には後述するキャリアモータ
を回動可能に支持するためのモータ取付穴が設けられて
いるが、図示は省略する。 1hは後述するリードスクリューを、軸方向および径方
向で支持するリードアームであり、軸受部(図示省略)
に軸支されている。 2はリードスクリューであり、リード溝2aが記録範囲
に相対して所定のピッチで形成されている。また、リー
ドスクリュー2のキャリアホームポジション側には、キ
ャップおよび吐出回復を行う位置を設定するためのポジ
ションJ3bがスクリュー軸に垂直な断面の周りに沿っ
て形成されている。さらに、リード溝2aとポジション
溝3bとは導入溝30により滑らかに連続している。 リードスクリュー2の右端には軸2gが設けられるとと
もに左端側にも軸が設けられ、それぞれ、前側板1cお
よびリードアームlbに設けられた軸受部に嵌入され、
それらに対して回転自在に支持される。3は上記溝3b
’、’3cを含み、リードスクリュー2の軸に設けられ
たり−ドブーりであり、その端部にプーリ3aが設けら
れている。そして、そのプーリ3aにモータ11よりタ
イミングベルト13を介して駆動力が伝達される。 また、リードスクリュー2の右端側の軸2gは、シャー
シ右側板1bとシャーシ1とに接続するガイド板1cの
横溝と摺動可能に係合し、板ばね10の押え部10aに
よりスラスト方向に押圧されると共に、さらに軸2gは
ガイド板ICに設けられた軸に回動自在に軸支されたカ
ム溝板50aのカム溝と係合している。カム溝板50a
の周囲には、かみ合い歯が形成され、これと板ばねlO
のラチェット部10cとがかみ合うことによりカム溝板
50aを所望の回転位置で掛止することができる。この
結果、カム溝に係合する軸2gは、ガイド板1cの横溝
における位置が定められ、従って、リードスクリュー2
の装置右端での位置が定められる。この構成は、後述の
記録ヘッドとプラテンとのギャップ調整に用いられる。 4はクラッチギヤであり、リードプーリ3に対して軸方
向に摺動自在に支持され、回転方向には第11図にて後
述されるリードプーリ3に設けられたキ一部によって係
合しリードスクリュー2の回動力が伝達されるようにな
っている。5はクラッチばねであり、クラッチギヤ4を
リード溝方向に付勢する圧縮スプリングとしている。な
お、クラッチギヤ4が軸方向に所定の範囲内しか移動し
ないようにする規制部材がクラッチギヤ4とリードプー
リ3との間に形成されている。 6はキャリアであり、リードスクリュー2に摺動自在に
取り付けられる。6aはクラッチギヤ4の端面を押圧す
るための押圧部であり、キャリアの左側に一体に形成さ
れている。7はリードビンであり、リードスクリュー2
のリード溝2aに係合しており、キャリア6のガイド穴
(図示せず)にてその押圧力向が案内されている。8は
リードビンばねであり、キャリア6にその一端が取り付
けられており、他端でリードビン7を押圧している。 9はキャリア6に搭載される記録ヘッドであり、本例で
はインク吐出を行うためのヘッドエレメント9aとイン
ク供給源をなすインクタンク9bとを一体化してキャリ
ア6に着脱可能としたカートリッジの形態を有し、イン
クが消費されたとき等に交換可能な使い捨て型のものと
しである。なお、ヘッドエレメント9aに配設されてイ
ンクに吐出エネルギを作用させる吐出エネルギ発生素子
としては、電気熱変換素子や電気機械変換素子が用いら
れるが、インク吐出口等の高密度実装化が可能であるこ
と、製造工程が簡略であること等の理由により、前者が
好ましく用いられる。 6cはフックであり、キャリア6の一部に固定され、後
述されるようにキャリア6の移動において記録ヘッド9
のキャップ位置等で安定して停止するため用いられる機
構である。 51はキャリアガイド軸であり、キャリア6の後端部に
設けられたガイドビン6bと摺動可能に係合する。ガイ
ド軸51は、第4図にて後述されるように偏心した軸5
1aを有し、これら軸51aはシャーシ1の端部に設け
られる側板51b、 51cによって回動自在に軸支さ
れる。さらに、側板51cによって軸支される軸51a
の端部は、位置決めノブ51dに固定され、ノブ51d
に設けられた突起と側板51cに設けられた穴51eと
が係合することにより軸51の回転位置が定められる。 第4図(A)および(B)に示すように、上述した構成
は、記録紙40の種類に応じて、記録紙40の記録面と
ヘッドエレメント9aの吐出口との間隔を適切なものと
するためのものである。すなわち、ノブ51dを手動で
回転させることにより、軸51を第4図(A)に示すよ
うに軸51aとビン6bとの距離が最小の位置、また、
第4図(B)に示すように同距離が最大の位置に固定す
ることができる。これに応じて、記録ヘッド9は、リー
ドスクリュー2を回動軸として回動し、記録紙40が比
較的薄い普通紙に対応した位置(第4図(A) ) 、
または、封筒等の比較的厚い配録紙に対応した、間隔を
大きくとった位置(第4図(B))に固定される。 しかしながら、上述した構成は記録時の記録紙に対応し
た構成である。すなわち、吐出回復処理時には第2図の
左端に示される回復処理系の位置まで記録ヘッド9を移
動させる。このとき、記録ヘッド9と回復系とは常に所
定の位置関係になければならない。従がって第4図(A
)または(B)に示した位置にかかわらず、吐出回復処
理時には、記録ヘッド9は一定の位置をとる必要がある
。そのための構成を第5図(A)および(B)に示す。 第5図(A)および(B)は、それぞれ第4図(A)お
よび(Blに対応した図を示している。 第5図(A)の場合、軸51とビン6bとの係合位置の
高さを変化させずに軸51aとビン6bとが係合可能と
なる。このとき、その係合位置の高さを維持するために
、台形カム51gの平行面もビン6bに係合させるよう
にする。 第5図(B)の場合、記録ヘッド9が移動してビン6b
が軸51aに係合しようとするとき、ビン6bの係合位
置の高さは変化する。このため軸51にはテーパ部51
fが設けられており、これに応じて台形カム51gには
テーバ面が設けられている。これにより、ビン6bの軸
51(テーパ部51f 、軸51a )との係合位置の
高さが変化するのに伴なって、その高さが維持される。 以上の構成により、記録ヘッド9が吐出回復系の位置に
至ったとき、常に所定の高さ、従って、回復系との所定
の位置関係を保つことができる。 なお、配録ヘッド9の回動固定位置は、上述のように2
つに限られるものでな(、その中間位置で固定し様々な
厚さの記録紙に対応させるようにすることもできる。こ
の場合には、ノブ51dの突起と側板51cの穴51e
の係合位置を増せばよい。 また、ノブ51dの回転は手動に限定されず、例えば用
いる記録紙に対応したキー人力に応じて紙送りモータ等
の駆動力を用いノブ51dを回転させることもできる。 再び、第2図を参照すると、11は、例えば、パルスモ
ータよりなるキャリアモータであり、この前面および後
面の下部に回動ビンllaがアライメントをとった状態
で設けられており、それら回動ビン1la(後面側のも
のは図示せず)がシャーシ1上を移動可能な回復系ベー
ス50に設けたモータ取付穴に回動自在に取り付けられ
ている。もちろん、回動ビンが回復系ベース50に設け
られ取付は穴がモータ側に取り付けられていてもよい。 そして、キャリアモータ11は、回動ビンllaを中心
にして回動可能に取り付けられている。llbはばね受
けであり、キャリアモータ11に一体に形成され、後述
するモータばね14を受けるべくモータ軸と平行に立設
されている。そしてそのばね受は部には円柱状の突起が
形成され、コイル状のモータばねI4の端部が固定され
でいる。 12はモータブーりであり、ギヤリアモータ11のモー
タ軸に固着している。13はタイミングベルトであり、
モータプーリ12とリードスクリュー2の軸に設けたプ
ーリ3dとの間に張架されている。 モータばね14は、本例の構成において圧縮ばねであり
、リードアーム1h(7)一端と、ギヤリアモ・−タ1
1のばね受けllbとの間に取り付けられており、これ
によってキャリアモータ11を図中へ方向にイづ勢し、
タイミングベルト13に張力が与えられる。 15はセット軸であり、ベース50に固定される不図示
の側板に立設されて吐出I]形成面を良好にするための
手段や、ギャップおよび吐出回復に係るいわゆる回復系
機構が取り(−(けらオ]る。 ところで、[111述したように、この回復系機構ど記
録ヘッド9との位置関係は重要である。例えば、記録ヘ
ッド9の吐出口面を拭うブL=−ドの機能を良好に発揮
する−1で吐H,u [,1面どの位置関係は重要なも
のであり、また、D」出[′1面のギヤッピング機能を
良好にするl二でキャップと吐出口1h1どの間隔は重
要である。従−リで、これら回復系機構と記録ヘッド9
との位置関係は常に一定に保たれることが望ましい。 方、記録ヘッド9は、リードスクリュー2を介してその
駆動力が伝達されることにより、リー、〜トスクリユー
2に沿って移動しながら記録を(ゴう。このとき、記録
紙40ど記録ヘラF 9の吐出1]との距離は、移動の
どの位置においでも等しいことが望ましいことは明らか
である。従って記録ヘッド9の記録紙に対する距離を調
整して、記録/\ラッド記録紙に対して平?−コに移動
できるような調整機構を設けることができるが、この調
整は土用回復系との一定の位置関係を損なうこともあり
得る。 そこで、本実施例では、キャリアモータ11および後に
詳述される回復系機構が設けられた回復糸ベース50を
シャーシ1に対し、で移動可能と1”る。 このベース50の移動と、前述したカム溝++’=i 
50 aによる調節によ−)て、リードスクリュ−2の
位置をその両端においで調整し、記録ヘッド9力鋪己縁
紙40に対し2て平行に移動するようにする6(のため
のべ〜ス50における機構の詳細を第6図に小ず。 第6図は回復系ベース50の第2図とは反対の方向から
の斜視図であり、一部破断図で小ず。 図において、50eはベース50の裏面側に設けた溝の
側面に固定されたガイド溝部材であり、この部材50e
の溝と、シャーシJに置注“[,7たカギ型のガイド部
材1にのガイド部とが係合することにJ゛す、ベース5
0の移動方向が規制され、目だベース50のシャーシ1
からの浮」二すをiM止することがで−きる。 上記機構において、第2図にその詳細が示さ第1るよう
に、カム板50bをベース50に取(iけた軸50dの
廻りに回動させることにより、千のカム面をシャーシ1
のカム溝1βのいずれか一方のimi;y当接させなが
ら当該面を押L1ンする5、このどき、ベース50は、
押汁力の反力によって、部材!]Oeと部材1にとによ
っ又案内される方向に移動4゛る。 なお、i記カムの構成は、カム様に形成さ第1だ所定の
カム溝と係6i″る軸を動作さゼることによりカム十及
を)11T定軸廻りに回動させるようにしてもよい。 この移動に伴なって、ベース50に取付けらtlだギヤ
リアモー・夕11とモータ11の駆動にかかる駆動系、
すなわちタイミングベルト13.プーリ312、リード
ツクリュー2等、および同様にベース50に取(・月プ
らね、た回復系機構が共に移動りながらリードノ、クリ
クー209一端の位置が調整される。 力、リードスクリュー2のイ也端の位置調整は、カム溝
様502)を回動させることによりTイjう。 以上の調整によ)でリードアーム−□’−2を記録紙と
■′(−]にすることができ、釘って記録ヘッドがg1
1!録紙し、対1、て甲イー)↓こ移動できるよりにな
る。 なお、この調整は、記録装置の製j6過程にj、にいて
組立ロボットにより行ね才1、るものであるが、ユーザ
ーサイドにおいでも、例えば長期間、装置を使用した後
等の修理等でこの調整をiブー)でもよい。 次に、第2図および第7図fA)〜(C)を参照して回
復系機構の】・つである駆出「]形成面を良好にするた
めの手段を説、明する。 16はブし/−ドレパーであり(第7図(A)参照)、
ボス部16aがセット軸15に回動自在に取り付けられ
る。、16bはアーム部、1.6cはフック部である。 17は[]−1: 74; D形成面をぬぐうためのブ
レードであり、シリ:コ・″二2°ムやタロロブレン・
(CR)ゴム等の弾性部+4で形成することができる。 18はブレード軸であり、ブlノード17を回転軸と平
行に中心部でクランプしでおり、ブレードレバー16に
回動自在に取りイー1←づられている。また、18aは
回動台であり、ブレード軸18ヒ一体に形成されている
。 19ζJインクキヤリアであり、親水性の多孔質+
A料(プラスチック焼結体、・りL/タンフオーム等)
で形成されており、ブレー ドL/バー16に固定きれ
でいる。なお、ブL/−ド17および、インクキャリア
19は、後述するキャップと重畳する位置に配置されで
いる。 201;jセットレバ−であり、セット軸15に回動自
在に取り付けられる。20a、 2[1bはセットレバ
・〜20に設けられた停止歯、20Cは同じくスタート
歯。 20dは同じく回動歯であり、スター ト歯20cの歯
厚は他の約1′2分としである。20eはアーム部であ
り、その一部を板厚ブー)向に切欠くことにより、セッ
ト面20fおよびリセット面20gが形成さ第1ており
、ブレードレバー16に取り付けられたブシ/−ド軸1
8のLL)]動ハ18aが嵌合されてこれを駆動するよ
うに組もわされる。 21はタイミングギヤであり、不図小の支持部材によっ
てベース50に回動自在に取り付番つられている。 タイミングギヤ21は、第7図(B)に示1ように外周
の一部に」8述したセットレバ−20の停止歯20a、
20bど係合するための停止カム21aが形成さ第1で
いる。また、一部を欠歯にした3種類の駆動歯21h、
、 21b2.2113.が形成さね、さらに後述する
ギャップしバーを揺動さセるためのキャップカム21(
・カ禅月定のイ装置に形成さ才1ている。加えで、後述
するポンプのピストンを抑圧するだめのピストンセット
カム2 ]、 fがフェースカムとして形成され、また
ピストンセットカム21fに対応し2所定の間隔をおい
でビスI・ンリセットカム21gが一体に形成されてい
る。 22はインク吸収体ばねて・あり、ベース50の所定の
イめ置に固定され、第7図((:)に示すように、嘔収
体保持部22aと、後述するポンプを回動するためのば
ね部221)どを有しでいる。、23はインク吸収体η
・あり、前述したインクキャリア19と同様に親水性の
多孔質材料で形成されでいる。このインク吸収体2:3
には前述したブレー ド17が当接する清拭部23aが
形成されでおり、さらに下部には前述したインクギヤリ
ア19が当接し、で・インクの受は渡しを行う吸収面2
31)が形成さオフでいる。なお、インク吸収体ばね2
2の吸収体保持部は上刃に’P1’−1の弾性方をもつ
で付勢さノしており、図示(、ないスト・ツバにより所
定のイN′1置に係止さ第1ている。そのため、前述し
2.たインクキャリア19が当接したときには、インク
吸収体23ば・インク吸収体ばね22をたわまゼて下方
に変位し5、当接状態が確保さ第1るようにな−)でい
る。 次に、主として第8図および第29図を参照して回復系
機構の1つである回復系ユニットについて述べる。 第8図(A)、(B)および第9図(Jおいて、24け
シリンダであり、円筒状のシリンダ部24aと、後述す
るビスI・ン吸収体241.流路吸収体242を保持す
るためのシリンダ流路241)どをイ1シ5.ており、
後述する流路吸収体242が嵌入される部分には一部突
起24(・を軸方向に延在形成し2、流路吸収体の外周
とシリンダ流路内径との間に軸方向の空隙が形成される
ようにしている。24dはギャップレバー受けであり、
後述するレバーシールが嵌入されるように形成されてい
る。J、た、24e letインク流路であり、シリ:
/ダ部り4a内の所定の位置に開[117ている。24
fは回動し・バーであり、シリンダ24に一体に形成さ
れ、前述したインク吸収体ばね22のばね部22bによ
り同動力が(=1与される。なお、この回動力を与える
のに引張コイルばね等を用いてもよい。 241は第9図中ピストン右側のシリンダ内のインク排
出部側に設Cづた吸収体(以下ピストン吸収体という)
であり、前述したインクキャリア19と同様に、親水性
の多孔質材料(ポリオレフィン等の微粒子粒を焼結した
ものや、ウレタンフオーム等)で形成されており、前述
したシリンダ24のシリンダ流路24bに嵌入さねてい
る。このピストン吸収体241はシリンダ24に固着さ
れていてもよいし、逆に遊嵌状態でもよい。ピストン吸
収体241には、後述するピストン軸の端部形状より茗
千寸法の大きい略円すい状の開口部241a、前述した
シリンダ流路24bに嵌入する支持部241b、および
空気抜き241Cが形成さ第1る。 242は流路吸収体であり、前述したシリンダ流路24
hに嵌入さオ]、一端部はピストン吸収体241の端面
に接し、他端部は後述する廃インク吸収体に確実に接触
するように、シリンダ24  の端面より若干突出する
ように全長が設定されている。流路吸収体242はメラ
ミンフオームやウレタンフオーム等の弾性を有する連通
孔をも−)だ多孔質体で形成される。 25はシリンダギャップであり、シリンダ24の端部に
圧入または溶@等で固着されている。25aはレバーガ
イドであり前述したシリンダ24のAヤツブレバー受け
24dと対向した位置に配置される。 26はシリンダ241に嵌入されるピストンシールであ
り、その内径を若干小とし5て後述するピストン軸と所
定の圧接力が得られるようにする。また、表面に潤滑塗
装を施してピストン軸の摺動力が低減されるようにして
もよい。 27けピストン軸であり、動作軸27a、ピストン押え
27h、ピストン受←′、+270.および連結軸27
dが形成されており、さらにインク流路となる溝27f
が連結軸27dに沿って形成されている。27gは回り
1」めであり、動作軸27aに溝として形成される。ま
た動作軸27aの端面には軸受部27 hが設(jらね
ている。2 28はピストンであり、NBRやCR等のゴムを用いて
、円筒状にかつ、シリンダ24の内径J2り戸力定量大
きく形成されて、シリンダ24に挿入されたときは適度
に圧縮された状態となる。また外周面と、端面のピスト
ン軸27のピストン押え27bと接触する面は、平滑に
するのが望ましいが、1本または数本のリブを設けてシ
ール性を確保し、でいもよい。ピストン28の全長はピ
ストン軸27の連結軸27dより所定量短(形成されて
おり、軸方向に若干の遊びが生じるようになっている。 42はポンプ室である。、29はピストン押圧ローラで
あり、ピストン軸27の端部に回動自在に取付けられる
。30はピストン復帰ローラであり、同様にピストン軸
27の端部に回動自在に取付りられる。 3jは−tiらローラの軸である。 32はAヤップレバーであり、回転軸32a、インクガ
イド32bおよびレバーガイド32eが形成さオ′1て
いる。また、その先端部には後述するキャップのデユー
プ部に挿入さ第1る円筒部:32dが中央fインク流路
用の穴を形成した状態で設けられ、また後述するキャッ
プホルダの球面状の凹部ど当接(るための凸形の球面状
ガイド面32eが前面に形成されている。さらに、側面
には、一部を円筒面状にし、た横係止面32fおよび略
半円形状の段差部である紺係止面32gが、対向側面と
対をなして設;・jられている。また、インク流路32
hが前述しまた円筒部32dよりし・バー内部を通り、
途中で直角に曲がってインクガイド321)の中心を通
り、その端面に開口している。なおインクガイド32b
O)rOIIIニは切欠32gが第9りである。 33ハレバーシールであり、インクガイl〜321〕が
嵌入されるとともにAヤップレバー受け24(1内に圧
入される。33aは連通穴であり、インクガイド321
)の切欠き32gとインク流路24eとを連通する。 341」ギャップホルダであり、キャップレバー32の
横係止面32f、縦係止面32gと係合するフック部3
4aが対向し7た位置に設Gノられる。また、キャップ
レバー32のガイド而32eと当接できるように球面状
の凹部を有し、たホルダーガイド部34bが形成さ第1
る634Cは後述する六ヤツブ取(11用の開[」部で
ある。 3!〕はキャップであり、シール面35a、キャップ内
の残存、インクを集めるためのスリット形状の溝部(以
下スリットという) 35b 、および吸引のための吸
引[,135cがゴ・部に設けられ、後方には内部をイ
ンク流路どしたチューブ部35dが形成されている。な
お、本例では、スリット356はキャップ内壁面の中央
部−上下方向にほぼ全域に設けられ、吸引[]35c+
:jスリット幅と同じ幅をもって長円形に形成さオフて
いる。また、スリット35bが設けられる内壁面には、
シール面35aの設けられた側壁部との境界からスリッ
ト351)に至る部分に向むブてテーバ面を形成し、で
いる。しかし受容インクを良好に捕集できるのであれば
、スリットの本数、形状はどのように定めることもでき
る。例えば、吸引「]から放射状に形成されでもよい。 また、吸弓[−jが必ずし、もスリット内になくてもよ
い。 35eは゛ノランジ部であり、Aサップホルダ34に取
付けたときの外ね止め部材となる。デユープ部35dは
前述し、たAヤップレパー32の円筒部32dに挿入さ
れる。なお、ギャップ35をAヤップポルダ34に取付
番づ、その状態でキャップレバー32に対し取付けを行
うと、デユープ部35dでキャップレバー32のインク
流路3211と連結し、キャップボルダ34がホルダガ
イド部34bによりイコライズ1゛るとともに、フック
部34aがキャップレバー32の縦係止面32gと係合
して外れ止めになる。なお、キャップがヘッド吐出口形
成面にイコライズするとき、デユープ部35dの変形、
もしくはキャップレバー32の円筒部32dとの相対移
動を伴うので、イコライズが円滑に行われる。 なお、第8図(C)および(D)は、それぞれ、キャッ
プ35を上方から見たとき、および側方から見たときの
当該イコライズ状態を示す図である。 本例では、ギャップ側、インク連通部であるチューブ部
35dは弾性を有するものとし、キャップ1、・バー側
インク連通部である円筒部32dはチス7−ブ部35d
の弾f1に対し、剛体とhなしつる材料で形成し、た。 従って、非キャップ状態における
【、・バー32に対す
るギャップ35の保持精度、1なわちヘッド吐出口形成
面に対するキャップ3!lの面精度はギャップレバー円
筒部32dによって確保さ、tl、、、、−Vヤップ時
にお6づるヘッド吐出口形成面に対するキャップ35の
イコライズはデユープ部35dの変形によ−)で許容さ
れる。 これに刻し、ギャップ、ギャップしバー双方の連通部を
弾性部材とした場合には、保持性およびイコライズ性の
双方を十分に渦庁する十で両連通部の弾性率を考慮しな
ければならないことになり、材料選択の幅が狭(、設H
−、、、f不利である。 方1.ギャップ側連通部を剛体、キャップレバー側連通
部を弾性部材としまた場合には、キャップ側連通部とキ
ャップ本体とが別体の部月となり、これらを結合I2.
でキャップを構成することになるので製造ト不利であり
、さらには、ギャップを保持しか−〉へヤップにキー・
ツビ゛/グカをイ(1〕)するべきレバー側連通部が弾
性をイ]すると保持精度の点で問題が′1.しることに
なる。 さらに、本例では、保希精用およびイニ″I−/イズ性
がキャップホルダ34およびキャップレバー32の構成
に関連して一層良好なものとなる。すなわち、ホルダー
ガイド部34bの球面状凹部とレバー32の凸形球面状
ガイド面32eとが当接しているため、キャップ35が
口」出口形成面に接触するとき。 ホルダ34ないしキャブ35は球面に沿って変位すると
ともに、ホルダ34のフック部34aおよびレバー32
の縦、横係止面32g、 32fは外れ止めとじでの機
能を果たしつつ、」−紀球面に沿−)だ変位を39容す
るからである。ホルダーレバー間の取付は部に関してW
にその外れ止めだけの機能を1・1うする場合には、取
付は部の寸法精度や経時変化に起因して吐出口形成面に
対するキャップの面出し精度が不良となり(特に、イコ
ライズ性を考慮して上記球面状接触面に潤滑剤を塗布し
たような場合には層これが甚だし7い)、イコライズも
不完全となるおそれがあるが、本例によればそのような
不都合が生じない。 さて、再び第2図を参照するに、36は紙等の記録媒体
を搬送するだめの紙送りローラであり、例えばアルミニ
ウムの引抜き管に表面に弾性塗料(ウレタン樹脂、アク
リル樹脂等)を塗布して形成することができる。また、
このローラ36はモの外表面において記録媒体の被記録
面を親制御るプラテンとして機能するとともに、その内
部を廃インクの貯留部としている。37はローラ36の
内部に設けた廃インク吸収部であり、塩化ビニル等のプ
ラスデックで薄く形成した管にポリエステル綿等の吸収
材料を充填し7、軸方向にインクの吸収が良い構成とし
、である。なお、廃インク吸収部37内にはシリンダ2
4の廃インク管24gが挿入されるが、ベース50の動
きに伴なって回復系機構が動い°(持される。また、吸
収材料の繊維自体は樹脂や金属等のJト吸液+4料であ
ることが好ましいが、わずかに吸液性τ゛もよい。 ココで、紙どの摩擦によって発生する静電気によって紙
送りローラ36が帯電し、放電が生じて[61路素イを
破壊することを防封するために、紙送りローラ(以−)
’PFローラどもいう)36を例えばプリンタのシャー
シ(金属製)を介して接地する方法について、第23図
(A) 、 (B)を用いて述べる。 第23図(A)、 (B)において、361はPFロー
ラキャップであり、ギヤ361aと軸361bとをプラ
スチック材1等で一体に形成したもので、前述したアル
ミ間でなるPFローラ36に圧入、またはカシメ、また
は接着等により固着される。また、361cは廃インク
吸収体37が所定の位置よりPFローラAヤップ361
側に移動しないように内周に複数本設けら第1たストッ
パであり、PFローラキャップ361に一体に形成され
ている。 さらに、PFローラキャップ361には後述するPFロ
ーラ接地部材([)Fローラアース)を数句けるための
穴361dを2個形成してあり、その中間部に突起部3
61eが軸361b端部より所定量突出して形成さねで
いる。361fは廃インク吸収体37からの蒸発を促進
するだめの大気開放穴である。362はPFn −ラア
ースであり、SUS等の弾性のある金属線で形成し、前
述しまた1〕ト1】−ラAヤツブ3ら1の穴361dl
こしy′r部362aが挿入され、先端部362b力月
)ト箋」−936の内面にyコバ定の11力で接触する
ように途中に所定の曲げ部を設けである。 なお、PFローラキャップ361の突起部361eはθ
1〕述しまた板ばねlOのスラスト押圧部10bどPF
口−ラア・−・ス362とが当接[2やすくするために
、PFローラアース362を突出した位置に固定させる
ため番7′設けたものである。 38はフッ素樹脂、カーボン繊維混人材等J4つなろ紙
押え板であり、第3図番ごて詳述されるように4つの部
分に分りられて、シャーシJに取すイ・農づらねる。ま
た、紙押え板38の押汁力を解除するための軸38Aの
一端にはギア38Bが固定され、他端は軸38Aを軸支
する軸受け38Gと係合1゛る。軸で38cはシャーシ
]に固定される。なお、ギア38Bにはリリースレバー
のギア部が1自しているがここでは図示されない、 3
9i、j紙送りモータであり、紙送りロー536と0]
斤′L1:の減速機構を介しで連結し1ている。 4(li;1紙、フィルム等の記録紙である。 次に、以]゛の構成に゛ついてその動作を説明1”る。 まず、通常の記録動作時には、キャリアモル夕11の軸
の回転によりタイミングベルト13を介し7で)−一−
トスクリユー2が回転するので、リード溝2aに係合し
たリードビン7によりキャリア6が印字桁方向に記録紙
40に沿−)て走査される。ここで、キャリアモータ1
1はモータばね14により付勢さノ1でいるので、タイ
ミングベルト13は常に張られでおり、良好な伝動がな
される。 キャリア6の移動の際、起動時および停止時に慣性力が
働(が、キャリアモータ11の重さがこの慣性力を吸収
するのでモータばね14にかかる荷重は少なくてすみ、
モータの回転にかかる負荷も少なくで1む。また、この
ばねに関連し、でJ−アダンバあるいは油I」、ダンパ
等を設ければ、キャリア6の起動・停」1時にモータ1
1のロータの振動にJ、る騒高が低減できる。このモー
タの重量、キャリア部分の重Ilおよびモータばねダン
パの係数を適切に選定すればL2−夕のオーバーシュー
トを少な(することができ、低騒音化が可能となる。 次に、第10図〜第16図を参照して本実施例の11′
記録時における動作を説明する。 第10図は各部の動作タイミングを示すタイミングチャ
ートであり、モータ1]に与えるパルス数によって図示
のような各部の動作タイミングを定めることができる。 第11図は、上述したツタラッチギア4とタイミングギ
ア21の詳細な構成を示す斜視図であり、クラッチギア
4は、そのキー溝4dがリードスクリュー2のキ一部2
hと係合することにより、リードスクリュー2上を摺動
し、かつ共に回転する。 また、クラッチギア4は、ばね5によってキャリア6方
向に付勢されており、通常、記録時にはリードスクリュ
ー2の溝21によって所定位置にあってリードスクリュ
ー2と共に回転する。記録ヘッド9がホームポジション
に移動するときには、こt口・ご伴な−)でクラッチギ
ア4はキャリア6に押されてタイミングギア21と係合
し始める。 クラッチギア4(」、スタート歯4e+と通常の駆動歯
4c2を有し、スタート歯4e+ と駆動歯4cxどは
クラッチギアの幅方向に異なる位置に形成さ第1る。ま
た、駆動歯4e2はギアの全周にわな・)て同様に形成
されるものではなく、その一部に曲面部4bを有する部
分がある。さらに、クラッチギア4の端部には全周にわ
たって、つば4aが形成されでいる。 タイミングギア21は、第7図(B)に示したように、
スタート歯21b、、および位置の昇なる2種類の駆動
歯21b、、 21bmを有し、これら歯21k)21
b、、 21b、は、ギア21の幅方向に異なった位置
に形成される。 第12図(A)〜(C)、および第13図(A) 、 
 CB)は、それぞれツタラッチギア4とタイミングギ
ア21どの係合状態を示す図である。 通常の配録時には、第12図(A)および第13図(A
)に示すような係合状態にある。イエ1シ、このとき、
第13図(A)において、リードビン7はこの位置にな
く、また、インク吸収体23の上部に図示はされないが
ブレード17およびインク虞ヤリア19が位置している
。 このどき、クラッチギア4はリードスクリュー2の回動
に伴なって回動するが、スタート歯4e+とスタート歯
21b、が係合する位置関係にはない(第13図(A)
 参照)。このため、タイミングギア21は回転せず、
しかもタイミングギア21のだ端部の駆動歯21baお
よびつば21hがクラッチギア4のつば4aどわずかな
隙間を隔てて当接可能な位置関係にあるため、タイミン
グギア21はどちら方向にも回転することができない。 これにより、タイミングギア21に何らかの回動力が作
用したり、あるいは人為的な力が作用しても不用意には
回転せず、回復系機構の動作位置の誤差が生じることな
どを防止することができる。 記録ヘッド9がホームポジション力向へ移動し、キャリ
ア6がクラッチギア4を押すと、クラッチギア4とタイ
ミングギア21との位置関係は最終的に第13図(Bl
に示すようになる。この過程で、)、タート歯4c+ 
と2 l b +とは係合可能な位置関係となる(但し
、このときリードビン7は未だこの位置にない)。 次に、リードビン7が11!t:(eがら溝3bへ移動
するのに伴なって、クラッチギア4は第12図中右廻り
に回転し、その位置関係は、第12図(A)から同図(
C)に示す状態へと順次変化する。このとき、スタート
歯4ct と21b+とが係合するまでは、第11図に
示した非歯合部としての曲面部4bがタイミングギア2
1に最も近接して当面するような位置にあるため、不用
意にタイミングギアが動いて他の駆動歯どうしが最初に
係合することIt ttい。 これにまり、クラッチギア4とタイミングギア21との
ギアのかみ合いは、常にスター1〜歯どうしで飴まり、
従って、タイミングギア21の回転が常に正しい位置か
ら開始される。 この結果、タイミングギア21を介しで駆動される回復
系機構の動作が止確叡7なる。 また、クラッチギア4お−2びタイ−こングギア21の
取付精度をそれ程高くする必要がない等の利点が得らオ
lる。 なお、第7図(B)に小したJ2つにタイミングギア2
1の駆動歯のうちその位置を異ならせる駆動歯21b3
は、上2曲面部41)が再びタイミングギア21に当面
する際に係合する駆動歯である。すなわち、通常の駆動
歯21b2と同じ位置にこれら駆動歯があると、曲面部
4bど当接し、でしまうため、その位置をずらして駆動
歯どうしを係合させる。 また、駆動歯どうしが係合して、タイミングギア21が
回転している間は、キャリア6に取イス」けられたフッ
ク6cがタイミングギア21の側面を摺動する。 これにより、例えば所序の歯どうしが噛合する前にリー
ドビン7が溝3bを離れることによって記録ヘッド9が
ホームポジションから離れるのを防止することができる
。これ(」、記録ヘッド9がボームポジションにあって
一連の回復処理なt−)う際にリードスクリューは2回
転するため、リードビン7がff13cへ移動する場合
があるからである。 なお、−1例では一連の回復処理をリードスクリューの
2回転で行うようにしたが、これに限定されるもので(
」なく、任意の回転を設定するごどができ、これにより
クラッチ機構等の殺到」8の自由度を増すことができる
。 第14図(A、)〜(D)はブレード17等に係る機構
の順次の動作状態を示す説明図、第15図(A)〜fc
)(」キャップ35に係る機構の順次の動作状態を示1
説明図、第16図(A)およびCB)は廃インクなロー
ラ36内の廃インク収容部37に導入するための機構の
動作を説明するための説明図であり、これら図と」述し
た第12図および第13図を参照し2で動作を説明オる
。 まず、ギヤリア6がポームボジシ5ン方向(矢印B方向
)に移動する。このとき、第13図(A)に示すように
、リードビン7はリード溝2aに係合し。 ており、ヘッドエレメント9aの吐出[’、]9Cはイ
ンクキャリア19(第14図(A) e照)と対向し7
た位置にある。ここで、この位W ’TF ’\ラッド
レメント9aの吐出エネルギ発生素子のAべでを駆動し
2て吐出動作(以”ト予備吐出とい))を行い、?1丁
−増粘したインク等がその吐出力で吐出され、このY・
備吐出による回復動作を終〕′できる。また、通常記録
の途中で未使用の吐出1〕のインクが増粘するのを防ぐ
たべ旨、一定期的に行う予備吐出もこの位置で行う。な
お、第14図(A)は同位置の周辺の側面図である。 さらに、第13図(B)に示1ように、リードスクリュ
ー2を回転し2でギヤリア6をB方向に移動すると、押
斤部6aによりクラッチギヤ4が押圧され、同じ< 1
3方向に移動し1で子のスタート歯4cがタイミングギ
ヤ21のスタート・歯21b1ど係合b]能な位置とな
る。その後、クラッチギヤ4はリードスクリュー2と同
期して回転し、スタート歯どうしが係合し1てタイミン
グギヤ21は第14図(B)に小すようにDh向に同転
する。一方、リードビン7は導入溝3cからポジション
溝3bに入り込んでいるので、リードスクリュー2が回
転してもキャリア6は移動り、、、 ttい。 タイミングギヤ21が■)方向に回転すると、そのギヤ
部とセットレバ−2()のギヤ部とが噛合しているので
、セラ1〜レバー20はEb向に回動し始める。このと
きまで、ブレードレバー16はフック部16cがシャー
シの爪部に係合しでいるためセットレバ−20のみが回
転し2、ブレードレバー16は停止しでいるが、やがで
、セットレバ−20のセット面20fはブレード軸18
の回動片18aを押し下げつつF方向に回動するので、
ブレー・ド17はG方向に回転して吐出[、]面と係合
可能な状態にセットされる。 さらにタイミングギヤ21がD方向に回転すると、ブレ
ードしバー16のフック部16がシャーシのつめ部から
はずオ]セットレバ−20とブレー ド1/バー・16
もさらに回転シ、7、第14図(C)に示1ようにブレ
ー ド17によってヘッド9の吐出[1面を清拭する。 このとき、ブL/−1−17の清拭によって除去される
インク液等は、−ブノ向のみ、すなわちこの場合下”方
のみに排除され、この期除されたインク液等はインクキ
ャリア19の土部においで吸収またζj保保香4れシ)
6また、このときインクキャリア19はインク吸収体2
3と接触し始める6さらにセットレバ−20が回転する
と第14図(D)に示すように、インクキャリア19お
よびブレード17はインク吸収体23の清拭部23aの
面と摺動するため予備吐出時にインクキャリア19に受
容されたインクや、吐出り形成面からブレード17にぬ
ぐわれた塵埃等が清拭部23aによって受けられるとと
もに、吐出口面に付着していたインク滴も吸収される。 これにより、インクキャリア19のインク吸収能力は長
期間その能力を保持することができる。 さらに夕、イミングギャ21はD方向に回動するが、セ
ットレバ−20の停止歯20a、 20bど、タイミン
グギヤ21の停止カム21aとが対向し2て接するので
、セットレバ−20の回動が規制されるのと同時に、タ
イミングギヤ21の駆動歯が欠歯部分になるので、回動
させる力も働かない。 上述したように、ブレードおよびブレードによって除去
されるインク液等を保持する吸収体を、予備吐出時のイ
ンク受けと同 のものとしたので装置を小型化し、こt
lら回復動作の時間な短縮することができる。 タイミングギヤ21がさらに回動すると、当初はタイミ
ングギア21のキャップカム21cが第8図に示したキ
ャップレバー32cの回転軸32aを規制し2ているの
で、第15図(A)に示すようにキャップ35はヘッド
エレメント9aの吐出Lj面から離れた位置に停止して
いる。次に、タイミングギヤ21がさらにD方向に回動
するとキャップカム21cから外れるため、規制状態が
解除されるので、第15図(B)に示すように、シリン
ダ24の回動レバー24fばインク吸収体ばね22のば
ね部22bにより付勢されて、シリンダ24がF方向に
回動し、キャップ35Q)キャップ部35aが吐出口面
にh−接し、キャップ動作が終了する。なお、第13図
(B)はこのときの上面図を示すものである。 さて、以上がノズル面の清拭とAヤツブ動イ1であり、
通常はここで停止して次の記録(U号の入力に応じて以
上の動作を逆に行い、記録動作に入るわけである。 次に予備吐出によっても削出状態が良好とならなかった
ような場合等に行われる吸引回復動作(、゛ついて述べ
る。 これを起動するどきには、キャップ位置からさらにタイ
ミングギヤ21を回転させ、キャップカム21fにより
キャップレバー32を押圧しで第15図(C1に示すよ
うにキャップ35を吐出口形成面より君子に離隔させる
。 タイミングギヤ21がさらにD方向に回転すると、再び
キャップカム21fより外れるので、キャップ部35a
は吐出11面に圧接する。 さて、ポンプ動作についで述べるに、前述した密閉キャ
ップが終”」′し5た後に回復動作に入ると吸引動作に
入ることになる。 このどき、まず、タイミングギヤ21の回動によりピス
トンセットカム2 ]、 gがピストン軸27に取り付
けられたピストン押圧ローラ29を押すので、ピストン
軸27は第16図(A)に示すようにH方向に移動する
。そしてピストン28ζ」ピストン押え27bにより押
圧されてHh向に移動し、ポンプ室42は負圧状態とな
る。1 また、シリンダ24のインク流路24eはビスL・ン2
8により閉塞さt1τいるので、ポンプ室42の負圧が
高まるのみでピストン28は移動用油な状態である。−
万、前述しまた$Jギャップの後に第16図(A)に示
すように、インク流路24eが開くので、ギャップ35
の吸引口351〕よりヘッド9のインクが吸引される。 吸引されたインクはAヤップレパー32の内部に形成さ
れたインク流路32fを通り、レバーシール33の連通
穴を通り、さらにシリンダ24のインク流路24eを通
って、ポンプ室42に流入する。 この時、従来では第24図(A)に示すようにキャップ
35の下部にインクがとり残されてし7まうことがある
。また、吸引1′1をキャップ1:端部側に偏倚さゼで
設けることも考えられるが、プリンタを縦置きにした場
合に第24図(11)に示すように、吸引L1の土8部
にインクが残留し2てしまり。 こ7′11ご対して本実施例のギャップでは、1・端縁
側に偏倚させて吸引口35cが設りられるとともに、こ
れに関連してインク捕集用のスリッI□35bを設けた
ので(第8〜i fA)参照)、第24図(C)に示す
ように、表面張力τ′スリットにインクを集め、下部の
吸引[]で残残存ンクを吸引できる。 従って、プリンタが横置きで使用されるものであっても
、縦置きで使用されるものであっても、キャップの性能
の劣化がない。なお、スリット35;〕の幅は細いほど
インクの引張り力が強(なるが、0.4〜0.7111
111で良好な結果が得られた。 さらにタイミングギヤ21が回動すると、再びキャップ
カム21hによりキャップ35が吐出[1面より2″i
]−離れ、ポンプ室の残存負圧により吐出口面、キャッ
プ部35a内のインクが吸引されてこれら部分のインク
の残留をなくす。 次に、タイミングギヤ2jを逆方向(第14図(1〕)
中矢印■で示す方向)に回動させると、ピストンリセッ
トカム21iがピストン復帰ローラ30を引っ張り、第
16図(B)に示すように矢印、J方向にピスト軸27
を移動さゼる。このとき、ピストン28はピストン軸2
7のピストン受け27cが接してから移動するので、ピ
ストン28の端面28bとピストン押え2711と間に
間隙Δ℃が生じる。 しかして、ピストン軸27およびピストン28の移動に
より、ポンプ室42内に吸引されている廃インクは、前
述した間隙△Cを通り、ピストン軸の溝27fを通り、
シリンダ24のインク流路24eを通り、さらに廃イン
ク管24gを通って廃インク吸収体37の中央付近に排
出される。なお、このどき、ピストン28の動作初期に
シリンダ24のインク流路24eはピストン28により
閉塞されるので、キャップ方向に廃インクが逆流するこ
とはない。 なお、ポンプ動作が終了すると、ピストン28がさらに
移動して、シリンダ24のインク流路24eの閉塞は行
わなくなるが、キャップ35から人気までの連通経路に
廃インク吸収体37が存在し、Aヤップ内部は湿潤な雰
囲気に保たれるため、インクの蒸1発はほとんど行われ
ず、吐出口ないしは液路が乾燥することはない。 また、シリンダ24内に残存するインクは、ピストン吸
収体241に捕年さ第1、さらに表面張力により流、路
吸収体242を介して廃インク吸収体37に導かれるた
め、シリンダ24内の残存インクがA−ヤップブj向に
逆流するごとが防什さ第1る。 なお、かかる逆流防止等の構成は第9図i4”のみ限ら
れず、例えば第25図(A)〜(C)のよう番、°構成
することもできる。 まず、同図(A、)はピストン吸収体241を延長しで
、廃インク吸収体37に直接当接するようにしたもの、
すなわち流路吸収体242を一体化し、たものである。 次に、同図(Biは、ピストン吸収体241の軸フッ−
向のずれを規制するべく、シリンダ24の端面に内側を
向いた爪24gを設け、ピストン吸収体241を差し込
むとそこに喰い込んで抜けJJ−めどなるようにしまた
ものである。また、同図(〔:)は、同様にピストン吸
収体241の彷は止め用に、弾性14¥−1(・形成し
7た薄板に爪を数カ所設げでなるJlめ具24mをあと
からピストンリングに挿入して固定するようにしまたも
のである。 第17図(」以上の予備吐出ないし吸引回復のシーラン
スをまとめ°C示ずものである。ただし2、図]ビはブ
し・−ド17がワイピング可能な状態(セット状態。第
14図(13)参照)で待機し、ワイピングの後1・こ
ブし・−ド17が吸収体2:3に対して傾く状態(リセ
ット状態。第14図(A、)参照)となり、その後セッ
トレバ−20が元の位置にIM帰する直がノにブし−ド
17がワイピング可能なセット状態どされるシーランス
に−)いて示している。 なお、回復動作は、例λば311以上電源ONされなか
った場名に次に電源(INL、た直後に1度行うものと
することができる。また、適宜の起動スイッチの操作に
応じて行われるものでもよい。 また、ブレードによるワイピングはギヤツブ閉1白前、
印字開始直前に行う他、印′?中は約60秒に1回吐出
[−1配列方向(縮方向)に拭くものと一4′ることか
て゛きる。 さらに、予備吐出は、例えば、 (1)電源ON而 50発×64吐出[’、’、、] (5001(z)(
2)印字開始直前 50発×64吐出D (500Hz) (3)印字中 約12秒間毎に15発×64吐出口(500Hz)とす
ることができる。 なお、ヘッドに対するブレード侵入量は0.7±0.3
 [mml 、吸収体に対するブレード侵入量1.15
±0.6 [mml とすることができる。ただし、待
期状態では、ブレードが吸収体に接していないフリーの
状態であることが望ましい。 また、吸引圧カー4〜−6 [mAql  (このとき
キャップ圧接力60(g1以上)であり、インク吸弓量
は0.1 (+ 0.04.−0.025) [cc]
程度である。 次に、第3図(A)および(B)を参照して、本実施例
装置の記録から排紙に到る記録紙搬送機構について説明
する。 これら図において38は上述したようにフッソ樹脂、カ
ーボン繊維混人材等よりなる紙押え板であり、給紙され
る記録紙に押圧力を作用させることによって記録ヘッド
9の吐出口面と記録紙とが所定間隔を有すようにする。 この紙押え板38の押圧力は、ばね板38Dの弾性力に
よっている。この機構の詳細を第18図(A)および(
B)に示す。 第18図(A)は、紙押え板38が紙送りローラに押圧
力を作用している状態の図である。この場合、円周の一
部を直線的に切欠いた0字形状を有し、紙押え板38と
回転方向に摺動可能な軸38Aの切欠き部がばね板38
Dの端部38Fと当面する位置にあり、このとき、紙押
え板の端部38Eは、ばね板38Dにより図中上方へ付
勢力を受ける。これにより、紙押え板38は軸38Aを
中心に時計方向へ回転しようとし紙送りローラ36へ押
圧力を作用させる。 一方、第18図(B)は、紙押え板38による押圧力の
作用を解除した状態を示す。この場合、軸38Aが回転
し、軸38Aの円弧部が端部38Fを押圧する。このと
き、ばね板38Dは全体的に図中下方へ押下げられてい
る。この結果、端部38Eはばね板38Dから付勢力を
受けない。 この付勢力が解除された状態では、軸38Aと紙押え板
38とはある程度の摩擦力を有して係合しているため紙
押え板38が太き(その回転位置を変化させることはな
い。これにより、紙押え板38の押圧力を解除する必要
が生じたときにも、紙押え板によって記録ヘッドの移動
等を妨げることがない。 また、上記した紙押え機構は、限られたスペースの中で
紙送りローラ36による記録紙の搬送を適切に行うのを
妨げない程度の押圧力を与えることが可能な機構である
。 すなわち、紙押え板そのものには弾性部材を用いずに、
押圧力は通常デッドスペースとなる装置底部シャーシ1
上に沿って配した板ばねによって発生させるため、板ば
ねの長さの調整による押圧力設定の自白度が増し、かつ
紙押え部材を小型なものとすることができる。 なお、板ばね38Dは不図示の固定部材によってシャー
シ1に取付けられている。 第3図(A)および(B)を再び参照すると、60は記
録された記録紙を排紙するための排紙ローラ、61は排
紙ローラ60によって搬送される記録紙に押圧力を与え
記録紙の排紙方向を規制しかつ搬送力を生じさせるため
の拍車である。 62は、排紙ローラ60と紙送りローラ36との中間部
に配され、紙送りローラ36の回転を排紙ローラ60に
伝達するための伝達ローラである。これら回転の伝達は
、相互が当接することによる摩擦力によって行われる。 排紙ローラ60は、その形状が両端部と中間部とでは半
径の異なる円筒形であり、伝達ローラ62は排紙ローラ
60の径の小さな方の中間部と当接する。従って、記録
紙の搬送を行う径の大きな方の両端部は、紙送りローラ
36の周速よりやや大きな周速で回転する。この結果、
排紙の際には記録紙を引っ張りぎみに搬送することにな
り、記録面を良好に形成することができる。 なお、伝達ローラ62および拍車61の回転軸には、そ
れぞれ適切な弾性係数を有するコイルばねを用いる。そ
の機構の詳細を拍車61の場合を例にとり第19図を参
照して説明する。 第19図において、61Aはコイルばねよりなり拍車6
1の中心を通ってその両側に延在する軸であり、拍車6
1とは互いに回動自在に係合する。103Bは回転軸6
1Aの両端を軸支する軸支部材であり、第1図に示した
内蓋103の一部として形成される。軸支部材103B
は軸61Aをその軸方向に摺動可能に軸支する。 10
3cは拍車61の回転軸方向およびこれと垂直な方向へ
の動きを規制するための規制部材であり、拍車61の両
側に設けられる。規制部材103Cも軸支部材103B
と同様に内蓋103の一部として形成される。 上記構成とすることにより、軸61Aは拍車61を軸支
すると共に、その曲げ弾性力によって拍車61の排紙ロ
ーラ60への押圧力を得る。 内蓋103は、第3図(A)に示すようにその後端部に
ばね部材103Aを有し、ケース101との反作用によ
って排紙ローラ方向への押圧力を受ける。この押圧力と
回転軸61Aの弾性力との相互作用によって拍車61は
適切な押圧力を排紙ローラ60に作用させる。 また、内蓋103が上記押圧力を受けることにより、第
3図(A)に示すように内蓋103の固定部材103D
と排紙ローラ60の回転軸60Cとの係合が確実になる
。この結果、拍車61と排紙ローラ60との位置関係は
常に一定に保たれる。もしくは、回転軸60Cを掛止す
る部材などに突きあてて固定することにより内蓋の精度
にかかわらず精度のよい関係を保てる。 伝達ローラ62においても、コイルばねよりなる回転軸
62Aの機能は同様であり、軸62Aの弾性力によって
、紙送りローラ36および排紙ローラ60への当接力を
得ている。 排紙ローラ60は、前述したように、その中間部の径が
両端部より小さな形状である。この構成の詳細を第20
図に示す。 第20図において、60Aは、ゴム材よりなるカバ一部
材であり、60Dは中間部を両端部より径を小とした円
筒形状の芯部材である。芯部材600に、パイプ形状の
カバ一部材60Aを被覆することによって、排紙ローラ
60を形成する。 この結果、このような形状をゴム部材等によって一体に
成形せずに済み、比較的容易かつ廉価に排紙ローラを得
ることができる。 なお、排紙ローラ60の一端に連続して設けられる溝部
60Bは、排紙ローラ60によって記録紙が排紙される
際に、その終端部を掛止することができ、記録紙の位置
がずれたときなど、その排紙を確実なものとすることが
できる。 なお、芯部材60Dの形状は上記に限られず1例えば溝
部60Bの形状をそのまま延長した形状で、中間部を小
さくしたものであってもゴム材の被覆によって円筒形状
を得ることもできる。 次に、本例インクジェット記録装置を立てて用いる場合
について第21図および第22図を参照して説明する。 装置を立てて用いる場合としては、これら図に示される
ようにオートフィーダ200と共に用いる場合や、封筒
等の厚紙を装置裏側の給紙口から給紙する場合がある。 オートフィーダを用いるような通常の記録紙の場合、上
蓋102を排紙された言己録紙のスタッカとして用いる
ことができる。この際、第1図に示したように上蓋10
2を給紙の紙ガイドとして用いる場合とは異なる角度で
固定する。 上蓋102をスタッカとして用いる場合の条件は以下の
ようになる。 すなわち、排紙された記録紙が自身のこしの強さである
程度空中を搬送され最初に上蓋102ないしは既に積層
された記録紙に接する位置を上蓋102の上端部102
A近傍となるようにする。これにより、排紙される記録
紙が既に積層された記録紙等上を摺動するのが記録紙先
端部に限られ、摺動を極力避けることができ、未定着イ
ンクによる記録紙の汚れを防止できる。 このための構成としては、排紙方向、すなわち本例の場
合、紙送りローラ36と排紙ローラ60の共通接線の近
傍に上端部102Aが位置し、下端部102B、>5下
がっていることが要件となる。 さらに、上端部102A上で停止した記録紙の後端が完
全に排紙されたとき、その位置で下降し摺動なく積層さ
れるようにする。 このための構成としては、上蓋102の排紙方向の長さ
(上端102Aから下端102Bまでの長さ)が要件ど
なり、通富よく用いられる記録紙を用い、本例のように
ほぼ水平に排紙さ第1る場合、その長さはa[記録紙の
長さの60%〜90%、より好ましくは70%〜80%
どなる。 なお、記録装置の構成、あるいは使用条件が異なり排紙
方向が]記と異なる場合には、」記載1の要件を考慮し
つ−)スタッカの長さを定めるようにすればよい。 また、第21図および第22図に示される10gは、巻
込み防止昌であり、l1層さjする記録紙が給紙口10
6へ入り込むのを防止できる。 (その他) なお、本発明は、特にインクジェット・記録方式の中で
もバブルジェット乞フ”式の記録ヘッド、記録装置にお
い″C優、11だ効果をもたらすものである。 かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成で
きるからであり、配録パターンによっで層定着の遅速が
生じるニー′が予測されるからである。 その代表的な構成N)原理1”ついては、例えば、米国
特誇第4723129号明細書、同第4 ’i 407
96ぢ明細書に開小きねでいる基本的な原理を用いて行
で)ものが好ましい。この方式は所謂オンデマ°/ド型
、′Jンディニュアス型のいすね、にも適用用m・て・
あるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(イン
ク)が保持されているシートや液路に対応して配置さね
でいる電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰
を越える急速な温度、1′昇を!jえる少なくとも1つ
の駆動信号を印加するごど(こよって、電気熱変換体に
熱エネルギを5r′、牛ぜし2め、記録ヘッドの熱作用
面に膜沸騰をtトじさ+j゛て、結W的にこの駆動イコ
;号に〜対〜・対応した液体(インク)内の気泡を形成
できるのでイ1効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用量[二1を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも】つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状どすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の口」出が達成
でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信ぢとして
も」、釆国特鵠第4463359号明細書、同第434
5262号明細書に記載さilているようなものが適し
ている。な4号、−上記熱1’+川面の温度上W率に関
する発明の米国特許第4313124号明細書に記載さ
れている条件を採用すると、さらに優ねた記録を行うこ
とができる。 記録ヘッドの構成どし2でIJ: 、 J−、i’j’
の各明細書に開示されているような吐出口、液路、電気
熱変換体の組合せ構成(@線状液流路または直角液流路
)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成
を開示する米同字−1許第4558333号明細書、米
国特=1第4459600号明細書を用いた構成も本発
明に含まねるものである。7711えて、複数の電気熱
変換体に対しで、共辿゛するスリットを電気熱変換体の
吐出部とする構成を開示する特開昭5912367n号
公報や熱エネルギの11−力波を吸収する開孔を吐出部
に対応させる構成を開示する特開昭59−13.’14
62号公報に基いた構成とL4’も本発明の効果は有効
である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのようなもの
であ−)でも、記録を確実に効率よく行いi)るからて
・ある。 カ[1えて、1例のようなシリアルタイプのものであ一
〕で装置本体に装着さA1、ることで、装置本体どの電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録/\ラッドあるいi:l
l I−例のような記録ヘッド自体に一体的に設けらね
たカー トリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明(ま有効である。 また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応し2て1個のみが設けら
れたものの他、記録色や濃度を異にする枠数のインクに
対応し、2で複数個散設けらt′Lるものであってもよ
い。 さらに9口えて、本発明インクジェット記U、装置の形
態としでは、コンビコータ等の情報処理機器の画像出力
端末どして用いられるものの他、り一ダ等と組f+!た
複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装
置の形態を採るものでありCもよい。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、吸引ポンプのシ
リンダ内のインク排出部側に吸収体を西己設したことに
より、流入部側ないしはキャップに至る吸引経路側に廃
インクが逆流することが防止される。また、そのような
吸収体を配設したことにより、これを廃インクタンク内
の吸収体と結合、もしくは廃インクタンクに至る流路内
のインク吸収体と結合させれば、表面張力によって廃イ
ンクが廃インクタンク内に導かれるので、逆流を一層有
効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るインクジェット記録装置の一実施
例を示す外観斜視図、 第2図は、第1図に示した装置の主要部を示し、カバー
をはずした状態の斜視図、 第3図(A)は第1図に示した装置の主に排紙系を示す
斜視図、 第3図CB)は第3図(A)に示した図の側面図、 第4図(A)および(B)はそれぞれ記録紙に対応する
記録ヘッドの一実施例を示す側面図、第5図(A+およ
び(B)はそれぞれ記録紙に対応したホームポジション
での記録ヘッドの一実施例を示す背面図、 第6図は回復系機構を搭載したベースのシャーシに対す
る係合状態の一実施例を示す一部破断斜視図、 第7図(A)〜(C)は記録ヘッドに対するブレードお
よびインクキャリア部の一実施例を示す部分斜視図、 第8図(A)およびCB)はそれぞれ記録ヘッドに対す
る吸引回復系の一実施例を示す分解斜視図およびそのキ
ャップ部周辺の断面図、 第8図(C)および(D)はそれぞれキャップのイコラ
イズ状態を示す上面図および側面図、第9図は本例に係
る吸引回路系における吸引ポンプ周辺の断面図、 第1O図は実施例に係る各部の動作タイミングを示すタ
イミングチャート。 第11図は回復系機構に駆動力を伝達するためのクラッ
チ機構の一実施例を示す斜視図、第12図(Al〜fG
)は第11図に示したクラッチ機構におけるクラッチギ
アおよびフックとタイミングギアとの係合状態を示す側
面図、 第13図(A)および(B)は第12図と同様の正面図
、 第14図(A)〜(D)はブレードおよびインクキャリ
ア部の順次の動作を説明するための側面図、第15図(
A)〜(C)はキャップ部の順次の動作を説明するため
の側面図、 第16図(A)および(B)は吸引回復を行うためのポ
ンプ部の動作を説明するための側断面図、第17図は本
例(一部他の実施例)に係る予備吐出ないし吸引回復処
理時のシーケンスを説明するタイミングチャート、 第18図(A)および(B)は、紙押え板の押圧動作機
構の一実施例を示す側面図、 第19図は、排紙系における拍車の支持状態の一実施例
を示す斜視図、 第20図は排紙ローラの一実施例を示す正面図、 第21図は本例装置の使用状態の他の例を示す斜視図、 第22図は第21図に示した状態の側断面図、第23図
(A>および(B)は紙送りローラを接地するための構
成の一例を示す断面図および斜視図、 第24図(A)および(B)は従来構成に係るキャップ
において生じるインク残留状態を説明するための斜視図
、 第24図(C)は本例に係るキャップを採用した場合の
効果の説明図、 第25図(A)〜(C)は吸引回路系におけるポンプの
他の3例を示す断面図である。 1・・・シャーシ、 2・・・リードスクリュー 2a・・・リード溝、 3a・・・リードプーリ、 3b・・・ポジション溝、 3c・・・導入溝、 4・・・クラッチギヤ、 5・・・クラッチばね、 6・・・キャリア、 6c・・・フック、 7・・・リードビン、 9・・・記録ヘッド、 9a・・・ヘッドチップ(吐出エレメント)、9b・・
・インクタンク部、 9c・・・吐出[:]、 9d・・・吐出口形成面、 11・・・キャリアモータ、 13・・・タイミングベルト、 15・・・セット軸、 16・・・ブレードレバー 17・・・ブレード、 19・・・インクキャリア、 20・・・セットレバ− 361・・・PFローラギャップ。 362・・・PFローラアース、 37・・・済インク吸収体部、 38・・・紙押え板、 40・・・記紅紙、 50・・・ベース、 51・・・ガイド軸、 60・・・排紙ローラ、 61・・・拍車、 62・・・伝達ローラ、 100・・・インクジェット記録装置、102・・・上
蓋、 103・・・内蓋。 21・・・タイミングギヤ、 22・・・インク吸収体ばね、 23・・・インク吸収体、 24・・・シリンダ、 241・・・ピストン吸収体、 242・・・流路吸収体、 27・・・ピストン軸、 28・・・ピストン、 29・・・ピストン押圧ローラ、 32・・・キャップレバー 32f・・・横係止面、 32g・・・縦係止面、 34・・・キャップホルダ、 34a・・・フック部、 34e・・・ホルダーガイド部、 35・・・キャップ、 35b・・・スリット、 35c・・・吸引口、 35a・・・キャップ部、 36・・・紙送りローラ (PFローラ) 第 図 (B) 第4図(A) 第4図(B) 第5図(A) 一〜\−−− 第 図(B) 第 図 第8図(B) 32d 第8図(C) 第8図(D) 第13区(A) 第 図(B) ty 0D 第23図(A) 第24図(B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)吐出口よりインクを吐出して記録を行う記録ヘッド
    の前記吐出口よりインクを吸引してインク吐出状態を良
    好にする吸引ポンプを具えたインクジェット記録装置に
    おいて、 前記吸引ポンプはシリンダと、該シリンダ内を往復動す
    るピストンとを有し、前記シリンダ内のインク排出部に
    吸収体を配置したことを特徴とするインクジェット記録
    装置。 2)前記吸収体はポリオレフォン焼結体で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記
    録装置。
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