JPH0491210A - 布受渡し装置 - Google Patents

布受渡し装置

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Publication number
JPH0491210A
JPH0491210A JP20069890A JP20069890A JPH0491210A JP H0491210 A JPH0491210 A JP H0491210A JP 20069890 A JP20069890 A JP 20069890A JP 20069890 A JP20069890 A JP 20069890A JP H0491210 A JPH0491210 A JP H0491210A
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JP
Japan
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cloth
roller
wide belt
belt
wide
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Pending
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JP20069890A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Fukao
博昭 深尾
Hirokazu Ogaki
大垣 博計
Takashi Sakai
隆司 酒井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0491210A publication Critical patent/JPH0491210A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 x服の亘的 [産業上の利用分野] 本発明(よ広幅ベルトの表面に設けた係止手段にて布を
広げて係止し、該布への縫製情報の書き込み等の各種処
理に供する回転式布保持装置に対し、前記布を受渡し、
係止させるための布受渡し装置に関する。
[従来の技術] 従来より、アパレル産業やホームソーイングで(上布の
切断パターンや縫目のパターン等を布上に記入するため
、型紙とチャコあるいはチャコペーパが使用されている
。また、その地縫製時に必要となる情報、例えば縫い合
わせ箇所や縫い方の種類等の情報も必要となることから
、これらを型紙やマニュアルに記載している。
このため従来(飄型紙を製作する必要があり、また切断
パターン等を布へ記入しなければならず、加えてマニュ
アルも用意し、これを参照しつつ縫製しなければならな
いため不便であった。
そこで、本出願人1上 これらの不便を解消し、型紙や
マニュアルを不要とすることのできる新規な装置として
、特願平1−305932号[縫製情報マーキング装置
」の8願をした この縫製情報マーキング装置の8願で(よ実施例におい
て、非伸縮性シートを広幅ベルト状に回転可能に配設し
、その表面に布を係止するための手段を設け、これに布
を係止して広げ、縫製情報のマーキングに供するための
回転式布保持装置の利用を一例として提案した [発明が解決しようとする課題] しかし、この回転式布保持装置に対して布を広げた状態
に係止させる手段が示されていないため、作業者が手で
広げて係止させるしかなかった この布は、等置火の情
報を記入するものであるから、かなり大きなものとなり
、取り扱いが簡単ではなかった このため、回転式布保持装置に係止された布にしわがで
きたり、広幅ベルトとして非伸縮性シートを用いたにも
係わらず、係止する時点で布が伸ばされてしまうという
ことが考えられた本発明の目的1よ かかる問題点を解
決し、回転式布保持装置の広幅ベルトの表面1ミ しわ
や伸びのない状態で、簡単に布を係止することができる
装置を提供することにある。
聚肌Ω講威 [課題を解決するための手段] この目的を達成するためになされた本発明の布受渡し装
置(上 広幅ベルトの表面に設けた係止手段にて布を広
げて係止し、該布への縫製情報の書き込み等の各種処理
に供する回転式布保持装置に対し、前記布を受渡し、係
止させるための布受渡し装置であって、前記広幅ベルト
に対して幅方向平行で所定距離離間した待機位置に配設
された対峙ローラと、該対峙ローラを、該待機位置から
前記広幅ベルトに対して接触する接触位置へ移動するロ
ーラ移動手段と、該接触位置に移動された前記対峙ロー
ラを、前記広幅ベルトの移動速度に合わせて、該接触位
置において該広幅ベルトの移動方向と同方向へ回転させ
るローラ回転手段とを備えたことを特徴とする。
[作用] 本発明の布受渡し装置によれ(戴待機位置にある対峙ロ
ーラと広幅ベルトとの間に布の先端部を準備し、ローラ
移動手段を作動させて対峙ローラを待機位置から広幅ベ
ルトに対して接触する接触位置へ移動させることで布の
先端部を広幅ベルトに接触させて係止させ、ざらにロー
ラ回転手段を作動させて、接触位置に移動された対峙ロ
ーラを、広幅ベルトの移動速度に合わせて、接触位置に
おいて広幅ベルトの移動方向と同方向へ回転させること
で、布をこの接触位置へ送り込みつつ広幅ベルトに順次
係止させていく。このとき、対峙ローラ1上広幅ベルト
に対して幅方向平行に配設されているから布には広幅ベ
ルトの移動方向以外の力は作用しない。従って、係止の
際に布にしわができることがない。また、対峙ローラの
回転速度を広幅ベルトの移動速度と合わせであるから、
布には係止を妨げる力は加わらず、伸びることなく係止
されていく。
[実施m1 以上説明した本発明の構成・作用・効果を一層明らかに
するために、以下本発明の布受渡し装置と縫製情報マー
キング装置とからなるマーキングシステムとしての好適
な一実施例につき説明する。
第1図は布受渡し装置1の構成を、第2図は布受渡し装
置]と縫製情報マーキング装置2の回転式布保持装置3
との配置関係を、第3図は縫製情報マーキング装置2の
構成を、第4図は縫製情報マーキング装置2のインクジ
ェットヘッド4の構成を表している。
まず、布受渡し装置1の構成から説明する。
布受渡し装置1 (、t、全部は図示しない本体フレー
ムFRにより縮型に構成されており、本体フレームFR
の上部左右にそれぞれ配設された上ブーツ]]と、本体
フレームの下部にそれぞれの上プーリ11に対向して配
設された左右の下プーリ12と、これら上下プーリ11
.12の中間において回転式布保持装置3側に配設され
た左右の中プーリ13とを備え、これらプーリ11〜]
3にタイミングベルト14を掛は渡して駆動する様にな
されている。なお、タイミングベルト14に張りを与え
るためのテンション用プーリ15が、下プーリ12と中
プーリ13との中間位置においてタイミングベルト14
を外周から押圧する様に配設されている。また、左右の
各プーリ11〜13を結ぶ軸線が、回転式布保持装置3
の広幅ベルト5の幅方向と平行となる様に配置されてい
る。
左右の下プーリ12は一本の軸16により連結されてお
り、第1図左側の下プーリ12に形成した駆動ギヤ]7
に噛み合うモータギヤ18aを介して駆動モータ]8か
らの動力を受け、左右同時に回転される。
中プーリ]3(表支軸]9により一部だけ示した本体フ
レームF’Rに支持されており、この本体フレームFR
側に形成された中プーリギヤ20を有する。
また、支軸]9(上申プーリ13と反対側において、即
ち本体フレームFRの内側において、所定間隔をおいて
二つのローラ21,22を支持した支持板23の中央を
も軸支している。第1図において上側のローラ(以下、
布屈曲ローラという)21(よ単に左右の支持板23の
間に軸支されたものである。一方、下側のローラ(以下
、布接触ローラという)22(、t、左右の支持板23
間に軸支されると共に、その支軸24にネジ25で取り
付けられた従動ギヤ26を介して中プーリギヤ20から
の駆動力が伝達される様に構成されている。
ここで、従動ギヤ26(よ ネジ25による取り付けの
際に、支持板23との間にバネ座金27を介在させであ
る。また、従動ギヤ26と中プーリ度で回転する様に設
定されている。
この様に構成された結果、駆動モータ18が駆動さね 
モータギヤ]8a、駆動ギヤ17及び下プーリ12を介
してタイミングベルト14が第1図矢印へ方向に移動す
るとき、中プーリ]3が図示矢印B方向に回転し、中プ
ーリギヤ20を介して従動ギヤ26が回転されようとす
る。しかし、従動ギヤ26は、バネ座金27により支持
板23に結合されているからギヤとして回転することが
できず、中プーリギヤ20と噛み合ったままで、支持板
23を支軸19周りに回動させることになる。この結果
、布接触ローラ22が広幅ベルト5に接触する側へ回動
されると共に布屈曲ローラ21が広幅ベルト5から離れ
る方向へ回動される。
しかし、支持板23がある程度回動して布接触ローラ2
2が広幅ベルト5に接触したときに、本体フレームFR
の所定位置に設けたストッパ28に布屈曲ローラ21が
当接する。このため、支持板23はこれ以上回動するこ
とができない。従って、これより先(よ バネ座金27
の押圧力に抗しある。
一方、上プーリ]1の近傍において、タイミングベルト
14の回転式布保持装置3とは反対側1:。
布支持軸31がタイミングベルト]4と一体に移動する
様に、軸支え32を介して左右でネジ33により水平に
タイミングベルト14に止められている。この布支持軸
31に1よ布支持ローラ34が回転自在に支持されてい
る。また、この布支持ローラ34に1友 本体フレーム
FRの上下のワイヤ支柱36間に張設された左右のワイ
ヤ35がそれぞれ−巻きされている。
従って、前述の様に、駆動モータ18が駆動されてタイ
ミングベルト14が第2図矢印へ方向に移動されるとき
、布支持軸3]はその速度と同一速度で下降する。一方
、布支持ローラ34は、ワイヤ35が−巻きされている
から、その抵抗で図示矢印C方向に回転する。このとき
の回転周速度は、動滑車における場合と同様にタイミン
グベルト14の移動速度の2倍となる。
次に、縫製情報マーキング装置2の構成を説明する。
第3図に示す様1:、縫製情報マーキング装置21よ布
CLを回転自在に広げて保持する広幅ベルト5を中心に
構成された回転式布保持装置3と、インクジェットヘッ
ド4とを備えている。
回転式布保持装置31友 広幅ベルト5を掛は渡す上下
のスプロケット付ローラ41,42と、両スプロケット
付ローラ41,42の中間位置で上側スプロケット付ロ
ーラ4]よりも布受渡し装置1側にシフトした位置に配
設された面像止用ローラ43と、下側スプロケット付ロ
ーラ42と略水平に並んで配設された第4のローラ44
とを備え、サーボモータ45により上側スプロケット付
ローラ4]を回転させて広幅ベルト5を移動させる様に
構成されている。
ここで、広幅ベルト5は、非伸縮性のポリエステルシー
トで構成されると共に、その外側の面像止面5aには、
両面テープ等を利用した粘着剤47が付着されている。
従って、布孫止面5a上に布CLが接触すると、この粘
着剤47によりその接触位置に布CLが接着され係止さ
れる。また、広幅ベルト5の両側端部には、スプロケッ
ト付ローラ41,42と係合する係合孔48が配列され
ている。
インクジェットヘッド4は、上側スプロケット付ローラ
41の長軸に沿って、その上方に所定距離だけ離れて配
置されている。このインクジェットヘッド4(よ 広幅
ベルト5の幅方向に沿って移動可能な様に、両端がプー
リ51,52で支持されたタイミングベルト53に、ア
タッチメント54の取付孔を介して取り付けられている
このタイミングベルト53の一方のプーリ5](上 サ
ーボモータ55の回転軸55aに結合・固定されている
。従って、インクジェットヘッド4(よ サーボモータ
55の作動によって、広幅ベルト5とは所定距離を保っ
たままで、その幅方向に沿って水平に移動することがで
きる。
このインクジェットヘッド4には、エアーコントロール
用バルブVLを備えた配管57を介して、エアーコンプ
レッサ58が接続されている。エアーコンプレッサ58
から供給されるエアーの圧力は、そのエアー圧力調整弁
59にて調整可能とされている。また、エアーコントロ
ール用バルブVLに(よ バルブソレノイドvSが付設
されており、インクジェットヘッド4へのエアーの供給
、中断が行われる。
インクジェットヘッド4(よ 第4図の断面図に示す様
に、ニードルキャップ61.ノズルキャップ62が取り
付けられ且つそれらのキャップ6]。
62の開口61x、62xに向かって流れるエアーの入
口となるエアー挿入口63が取り付けられた筒状体64
と、筒状体64の後方側(即ち筒状体64の上記両キャ
ップ61.,62と反対側)の開口64Vに嵌合されて
いる後端キャップ65とによって、外側構造が構成され
ている。
筒状体64の内部には、インクを貯蔵し且つ噴霧するた
めのインク供与手段ISが設置されている。そのインク
供与手段IsI&  インクカセット66と、つば部6
7aを持つ細管67等とからなる。このインクカセット
66の開口66xには、細管67が、そのつば部67a
とインクカセット66先端との間に液漏れ防止用パツキ
ン68を介した状態で挿入されている。さらに、この細
管67の先端部には、ノズルキャップ62の開口62X
に先端を臨ませたフェルト芯69が取り付けられている
。−尚、筒状体64と後端キャップ65との間にはコイ
ルバネ70が設置さ札 また、細管67のつば部67a
と筒状体64の先方で内部に向かって設けられたつば部
64aとの間にもコイルバネ7]が設置されている。こ
れら両コイルバネ70,71によってインクカセット6
6は位置決めされている。
この様に構成されたインクジェットヘッド4では、配管
57を介してエアー挿入口63からエアーが挿入される
と、そのエアーは、ノズルキャップ62の開口62×及
びニードルキャップ6]の開口61xに向かって流れる
。このエアーの流れによって、ノズルキャップ62の開
口62x付近で負圧が生じ、その負圧によって、インク
カセット66内のインクが細管67、フェルト芯69を
通って二〜ドルキャップ61の開口61xから噴霧され
る。この噴霧されたインクによって、布CLに着色する
ことが可能である。なお、着色線の太さ(山 エアー圧
力調整弁59によるエアーコンプレッサ58からのエア
ーの圧力変更またはインクジェットヘッド4の先端と布
CLとの距離変更によって調整可能である。
また、インクジェットヘッド4で使用するインクとして
(表水溶性のインクを用いた。従って、このインク(表
布に付着後、必要に応じて簡単に洗い落とすことができ
る。尚、インクとしては後に除去可能なものであれば、
光や熱等によって除去するものであっても良い。
本実施例のマーキングシステムの駆動制御は、第3図に
示す様に、制御回路80によって実行される。
この制御回路80に(上布受渡し装置]を駆動する駆動
モータ]8と、回転式布保持装置3を駆動するサーボモ
ータ45と、インクジェットヘッド4を水平方向に移動
させるサーボモータ55と、このインクジェットヘッド
4からインクを噴霧させるバルブソレノイドvSとが、
駆動回路81を介して接続されている。
また制御回路80は、周知のCPUやメモリ等を内蔵し
た電子制御回路である。そのメモ1月よ布CLから縫製
用の布片を作製するために、布CLに描くべき切断パタ
ーンや縫目パターン等の縫製情報を記憶している。この
縫製情報1上布CL上に実際に切断パターン等を描く際
に(よ サーボモータ45.55への作動制御情報ある
いはバルブソレノイドvSへの作動制御情報となる。
尚、制御回路80には、種々のスイッチ82゜83等が
設けられている。これらの中には、縫製情報をマーキン
グする前準備として回転式布保持装置3へ布受渡し装置
1から布CLを受は渡す動作を実行させるための布受渡
しスイッチ82と、こうして受は渡された布CL上に縫
製情報をマキングするために回転式布保持装置3とイン
クジェットヘッド4とを駆動するマーキング実行スイッ
チ83が含まれている。また、その他には、縫製情報選
択スイッチ群84もある。この縫製情報選択スイッチ群
84が設けられた理由は、本実施例の装置が、作成しよ
うとする種々の縫製用布片に応じた縫製情報をそれぞれ
1群の情報として記憶しているものだからである。従っ
て、マーキング実行スイッチ83を操作する前に、この
縫製情報選択スイッチ群84を操作して、例えばワンピ
ースであるとか、ズボンであるといった縫製情報を選択
することになる。
次に、布受渡し装置1を用いて、回転式布保持装置3の
広幅ベルト5の面像止面5aに布CLを広げて係止する
手順について、第2図及び第5図〜第7図に基づいて説
明する。
布受渡し装置1(よ初期状態として、第2図に示す様に
、布支持ローラ34が上昇位置にあり、かつ布接触ロー
ラ22がストッパ28に下から当接する状態にセットさ
れる。そして、布CLは、その先端CLaが布接触ロー
ラ22と布屈曲ローラ21との間に挿入さね、中央CL
bが布支持ローラ34に上から掛けら札 後端CLcが
そこから垂れ下がった状態となる様にセットされる。な
おこのとき、布CLが鉛直方向に対してゆがまない様に
垂れ下がらせる必要があるが、広幅ベルト5に係止され
たときにはみ呂さなければセツティング上は十分であり
、この作業は簡単である。
こうしてセットされた布CLは、自重により適度な張り
を持った状態である。
次に、布受渡しスイッチ82を操作する。すると、布受
渡し装置1を駆動する駆動モータ]8と、回転式布保持
装置3F駆動するサーボモータ45とに、制御回路80
から駆動信号が出力される。
この結果、タイミングベルト]4が図示矢印A方向へ移
動し始め、広幅ベルト5が図示矢印り方向に移動し始め
る。なお、タイミングベルト]4の移動速度は、広幅ベ
ルト5の移動速度の1/2になる様に設定されている。
こうして駆動モータ18が駆動を開始すると、布受渡し
装置1においては、布支持ローラ34がタイミングベル
ト14の移動と共に、広幅ベルト5の1/2の速度で下
降し始める。このとき、布支持ローラ34はワイヤ35
の抵抗によって広幅ベルト5の移動速度と同一の周速度
をもって図示矢印C方向に回転し始める。従って、布C
Lはその先端CLaが下降する様に、広幅ベルト5の移
動速度と同一速度で繰り呂されていく。
また、中プーリギヤ20の回転により、布接触ローラ2
2と布屈曲ローラ21とが支持板23ごと図示矢印B方
向に回転し始める。従って、上述の様に繰り出されてい
る布CLt& 布接触ローラ22により先端CLaを掛
は上げられると共に、先端CLaから所定距離の位置を
斜め上から押しのけられながら繰り呂されることになる
この結果、第5図に示す様に、布CLLt、  中央C
Lbを布支持ローラ34に下から支えられう 先端CL
aを広幅ベルト5に接触させら札先端CLaから所定距
離の位置で図示左の方へ屈曲された状態となる。なお、
この布屈曲ローラ21の作用により、布支持ローラ34
が下降して布接触ローラ22との間の布CLが下方にた
わむ量に対応した屈曲がなさ札 布CLは全体として適
度な張りのある状態となる様に支持板23の寸法を決定
しである。
こうして布接触ローラ22が布CLを掛は上げつつ広幅
ベルト5へ接近し、ついに布CLの先端CLaが広幅ベ
ルト5の面像止面5aに接触されると、布CLの先端C
Laはその接触位置で粘着剤47により接着さ札 広幅
ベルト5の面像止面5aに係止される。
先端CLaが接着・係止された後(よ ストッパ28に
より支持板23が停止された状態であるから、今度は従
動ギヤ26が図示矢印E方向へ回転し始める。このとき
、中プーリギヤと従動ギヤ26とギヤ比の関係から、布
接触ローラ22は図示矢印E方向に広幅ベルト5の移動
速度と同一の周速度で回転する。
従って、布支持ローラ34での布CLの繰り出し速度と
、これが布接触ローラ22の回転により広幅ベルト5の
面像止面5aに受は渡される速度と、これを受は取る広
幅ベルト5の移動速度の三者が一致することから、第6
図に示す様に、布CLはたわんだり伸びたりすることな
く広幅ベルト5の面像止面5aに順次接触さね係止され
ていく。
また、このとき、布支持ローラ34が広幅ベルト5の移
動速度の]/2の速度で下降してくるから、ここに支持
された布CLO後端CLcが上述の繰り出しに伴って外
れ落ちるということがない。
この結果、係止されつつある布CLはずっと同じ張りの
状態で伸びたりたわんだりすることがないのである。な
お、後端CLcは最後には外れ落ちるが、このときには
布CLのほとんどの部分が広幅ベルト5に係止されてし
まっているから、これによりいびつな力が加わって布C
Lにしわができたりするといった問題はない。
こうして、布CLの後端CLcまでが係止された状態が
第7図である。
この様に、実施例の布受渡し装置]によれば、広幅ベル
ト5に対して簡単に、布CLをしわや伸びのない状態で
広げて係止させることができる。
こうして布CLの係止が完了した後は、広幅ベルト5上
での布CLの先端CLaまたは後端CLCをマーキング
開始のための初期位置に移動させ、縫製情報選択スイッ
チ群84を操作して任意の縫製情報を選択した後、エア
ーコンプレッサ58を作動させ、マーキング実行スイッ
チ83を操作して縫製情報のマーキングを実行する。
その制御処理は、まず、メモリから選択に対応する縫製
情報を1ステップ分読み込み、この読み込んだ縫製情報
に従って、駆動回路8]を介してサーボモータ45.5
5を駆動しつつバルブソレノイドVSをオン・オフする
といった具合いに実行される。この結果、布CLが1i
i(上下)方向に、またインクジェットヘッド4が水平
方向に移動されつつ、インクジェットヘッド4から所定
のタイミングで噴霧されるインクにより、布CL上に縫
製情報のマーキングが実施される。以上の処理を対応す
る縫製情報の最後のステップまで繰り返し、選択された
縫製情報の総てについてマーキングが完了したら動作を
終了する。
以上説明した本実施例のマーキングシステムによれ1ヱ
縫製情報を布CLに直接描くことができるから型紙やマ
ニュアルの作成が不要となり、これらを作成する手間を
省くことができる。また、縫製をする一般需要者の側で
も、型紙からの写し取り作業が不要となり、また、型紙
やマニュアル等を参照する手間を省くことができ、極め
て便利である。従って、需要を増大せしめる。
そして、こうした便利で快適な効果を得るために(よ布
CLを回転式布保持装置3の広幅ベルト5に対してしわ
や伸びのない状態で布を広げて係止しなければならない
が、実施例の布受渡し装置1によれli  この作業を
簡単・確実に実行することができる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に侮辱限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る
ことは勿論である。
特に、本発明は、この実施例でいうならば、布接触ロー
ラ22を、中プーリ20. 従動ギヤ26゜支持板23
.バネ座金27及びストッパ28の作用により、広幅ベ
ルト5に対して所定距離をおいて対峙した位置から接触
する位置まで移動させると共に、接触した後は広幅ベル
ト5の移動速度と同じ周速度で布CLを送り出すように
構成したことをポイントとしている。そして、この結果
、最初の布CLのセットを簡単にし、カリ、布CLと広
幅ベルト5の移動速度の差に基づく不釣合いな力が作用
しない様にすることで、上述の布の受渡しに関する作用
・効果を実現しようとしたものである。
従って、布支持ローラ34を持たない装置として構成し
てもよく、その場合(よ対峙位置にある布接触ローラ2
2の広幅ベルト5側に布CLの先端CLaを準備し、布
接触ローラ22が広幅ベルト5に接触するまではその布
CLを手で持つなどして保持し、接触後は垂れ下がらせ
ておくという使い方の装置としても構わないのである。
この場合(表布CLは自重で適度な張りのある状態とな
るから、布屈曲ローラ21の構成は必要ではなくなる。
なお、実施例の様に、広幅ベルト5の]/2の速度で下
降する布支持ローラ34を設けておけば、最初の布CL
の準備段階で、作業者が布CLを手で支えておく必要も
なくなり、極めて便利で、かかる変形例よりさらなる作
用・効果が存在する。
また、布支持ローラ34ではなく、上方に固定した布支
持部材に布CLを掛けておく構成でもよい。反物の様な
ロール状の布CLをセットする場合は、布CLO後端C
Lcが外れ落ちるといったことを考慮しなくてもよいか
ら、布支持部材が上方固定のものであっても構わないの
である。
さらに、縫製情報マーキング装置で使用する回転式布保
持装置に限らず、布を広げて広幅ベルト表面に係止する
必要のあ6何等かの装置におけるその回転式布保持装置
に対して布を受は渡すために本発明を適用すればよく、
係止された布に対してその後どの様な処理を施しても構
わない。
聚眠の効是 以上詳述したように、本発明の布受渡し装置によれば、
回転式布保持装置の広幅ベルトの表面に布を広げて係止
する際に、しわや伸びが発生することなく簡単・確実に
布を受渡し、係止させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の布受渡し装置の構成を表す正面構造図
、−第2図は実施例としてのマーキングシステムにおけ
る布受渡し装置と回転式布保持装置との配置状況及びこ
れらの構成を表す側面構造図、第3図は実施例で用いた
縫製情報マーキング装置の全体構成を表す斜視旦 第4
図はそこに用いられるインクジェットヘッドの断面図、
第5図、第6は第7図は第2図と共に実施例の布受渡し
動作の進行状況を表す側面構造図である。 ]・・・布受渡し装置 2・・・縫製情報マーキング装置 3・・・回転式布保持装置 4・・・インクジェットヘッド 5・・・広幅ベルト    5a・・・布孫止面O・・
・中プーリ     2]・・布屈曲ローラ2・・・布
接触ローラ   23・・支持板6・・・従動ギヤ  
   27・・・バネ座金8・・・ストッパ     
34・・・布支持ローラ7・・−粘着剤      8
0・・・制御回路L・・・布

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 広幅ベルトの表面に設けた係止手段にて布を広げて
    係止し、該布への縫製情報の書き込み等の各種処理に供
    する回転式布保持装置に対し、前記布を受渡し、係止さ
    せるための布受渡し装置であつて、 前記広幅ベルトに対して幅方向平行で所定距離離間した
    待機位置に配設された対峙ローラと、該対峙ローラを、
    該待機位置から前記広幅ベルトに対して接触する接触位
    置へ移動するローラ移動手段と、 該接触位置に移動された前記対峙ローラを、前記広幅ベ
    ルトの移動速度に合わせて、該接触位置において該広幅
    ベルトの移動方向と同方向へ回転させるローラ回転手段
    と を備えたことを特徴とする布受渡し装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040027053A (ko) * 2002-09-27 2004-04-01 현대자동차주식회사 자동차 엔진용 타이밍 체인의 윤활 장치
US6766714B2 (en) 2000-06-01 2004-07-27 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Case member mounting structure

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