JPH04907B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シート等を集めて多数シート印刷
物、特に新聞や雑誌や定期刊行物等を形成するた
めの新規かつ改良した方法及び装置に関する。

シート集合装置としてこれまで知られたもので
は、異なつたシートが、集束ベルト若しくはバン
ドによつて相互連結した個々の堆積内に重ねられ
て位置するものがある。各堆積の一時的に最も下
のシートが、引出され集束バンド上の到着した重
ねられたシートに載置され、これは前の堆積から
引抜かれ、もう一つの上に置かれる。堆積は分離
されたシートから成るから、堆積の形成のために
シートを個々に扱うことが必要であり、その結果
装備及び制御に或る消費が必要である。

本発明の第１の目的はシート等の集めて多シー
ト印刷物特に新聞及び雑誌にすることを極めて信
頼性良好にかつ十分に行う新規かつ改良した方法
を提供することにある。

本発明の他のもつと特定した目的は上にシート
を次々に重ねることによつて最も単純化した完全
な印刷物の形成を行い得る新規改良した方法及び
装置を提供することである。

本発明のこれらの目的及び他の目的は以下の本
発明の記載から明らかであり、本発明におけるシ
ート等を印刷物特に新聞及び雑誌に形成する方法
の特徴は次の点にある。即ち、ジグザグに折曲さ
れた少くとも２つのウエブ−その各々はウエブの
長さ方向に対して横方向に延びる折曲位置で相互
に連結されている−は折曲位置、特に各々第２の
折曲位置（第１の折曲位置は支持されていない折
曲位置である。）で間隔をおいて支持され或る折
曲位置、特に支持された折曲位置で好ましくは切
断される。切断操作に引続いてウエブのシートは
次のウエブと整列した位置に来て、ここでこのシ
ート上に次のウエブから分離されたシートが置か
れる。

上述のように本発明は方法の実施の装置にも係
わるものであつて、その装置では、ウエブの長さ
方向に関し横方向に延びた折曲位置で相互連結し
たシートより成る各ジグザグウエブのための支持
装置を有している。支持装置は折曲位置、特に各
各の第２折曲位置でのウエブの間隔をおいた支持
のため働く。また折曲位置、好ましくは各支持位
置でウエブを切断す分離器もしくはカツタを有す
る。これに加え、コンベヤ手段が設けられ、これ
はシートの分離切断に引続いて一つのウエブを次
のウエブと整列した位置にもつてくる。

シート等は現実のシート集合操作の直前までジ
グザグ折曲ウエブを形成するよう相互に連結され
ているから、シートを個々に扱う必要はなくその
複合形成において接合して取扱いできる。これ
は、処理を容易にする。なぜなら、ウエブ内のシ
ートは一定の相互位置を常にとり、集めるか伸ば
すかによつてウエブを困難なく開くことができ
る。

本発明の好ましい構成では、全ての支持装置は
回転する被駆動ドラムによつて構成され、その周
上に支持部材が配され、これは好ましくはドラム
の軸方向に延びるウエブ若しくはリブとして作ら
れる。これらの支持リブ上にウエブが折曲位置で
支障される。これは異なつたウエブの個々の上に
分離されたシートを次々に重ね置くことを可能と
する。

以下本発明を詳細に図面を参照にしながら説明
する。

図面を参照すると、先ず第１〜４図において、
ジグザグ曲折とそれに引続く印刷紙ウエブの堆積
が示される。

第１図において、番号１′は印刷された紙であ
つて回転印刷機、若しくはプレスから到着したと
ころを示す。この紙ウエブ１′は次は概略的に示
した折曲ロール２及び３間を進む。ロール２及び
３は矢印で示すように反対方向に廻るように駆動
される。各折曲ロール２及び３は折曲ナイフ４及
び折曲溝若しくはチヤンネル５を有する。折曲ロ
ール２及び３の回転中に良く知られているように
一つの折曲ロールに折曲ナイフ４の回転中に周知
の如く一つの折曲ナイフ４が他の折曲ロールの折
曲溝５と係合状態となり、これにより、紙ウエブ
１中に折曲げが形成される。このようにして形成
した折曲げ位置は番号６によつて示す。折曲げナ
イフ４を孔あきナイフ若しくはカツタとして構成
し、折曲げ位置６に孔を形成することが可能であ
る。更に、折曲ナイフ４を、紙ウエブ１′が折曲
位置６で双方の縁側からその幅と一部分中心に向
け切断されるように、構成することができる。折
曲位置６で相互に連結した個々のシートは番号７
で示す。

第１，２図から最も良く理解されるように、折
曲装置８は折曲ロール２及び３の下に位置し紙ウ
エブ１′をジグザグに折曲するように働く。折曲
装置８は大直径の第１の折曲ウオーム９を有し、
このウオームはその軸９ａの廻りで矢印Ａの様に
回転する。この第１の折曲ウオーム９に対抗して
小直径の２つの折曲ウオーム１０及び１１が在
り、夫々の軸１０ａ，１１ａの廻りで矢印Ｂの如
く回転駆動される。折曲ローラ２及び３間の通過
の際に予折曲された紙ウエブ１′は、次の折曲ウ
オーム９，１０及び１１の間の通過時に、実質上
ジグザグに折曲されデポジツト装置１２上に一時
的に載せられる。

デポジツト装置１２は第２図から特に明瞭とな
るように２つの対のロツド１３ａ，１３ｂ及び１
４ａ，１４ｂを有している。各対１３ａ，１３ｂ
及び１４ａ，１４ｂのロツドは以後より詳しく説
明するように本質的に相互に平行に動き、かかる
動きの最中に多数の堆積シート７の支持手段とし
て一時的に働く。ロツド１３ａ，１３ｂ，１４
ａ，１４ｂは軸受ジヤーナル１５によつて如何な
る場合にも夫々駆動ドラム１６，１７，１８及び
１９の一側に回転可能に取付けられる。双方のド
ラム１６及び１９は伝導装置２１若しくはこれと
等価な装置の助けによつて駆動原動機２０によつ
て反時計方向に回転駆動される。他のドラム１７
及び１８の双方は軸受２２内で自由に回転するよ
うに支承されている。

ドラム１６，１７，１８及び１９の回転中にロ
ツドの対１３ａ，１３ｂ，１４ａ，１４ｂは、こ
れらが、ある時間周期だけ、紙ウエブ１′の進路
に交互に導入されるように動かされ、その結果ど
の場合にもロツド対に部分的な堆積が形成され、
これは第１図から特に明らかである。各部分的な
堆積２３は複数の重ねられたシート７から成る。

各々の部分的堆積物２３の一側領域は、その堆
積物２３を支承しているロツド対１３ａ，１３ｂ
若しくは１４ａ，１４ｂが堆積物２３の下方から
去るように動くに先立つて、搬送装置２５のグリ
ツパ部材２４と係合する。搬送装置２５は公知の
構造のもので、単なる例示であつても少しも限定
の意図はないけれど、独国特許公報第2922450号
及びこれに対応する米国特許出願第051344号に開
示のように構成できる。搬送装置の個々のグリツ
パ２４は搬送方向に順次配置され、第１図の如く
案内チヤンネル２６に案内した回転けん引部材に
取付けられる。ジグザグに折曲された紙ウエブは
以後は番号１で表わされ、搬送装置２５で運び去
られ、すでに述べたように各グリツパエレメント
２４は多数のシートを一緒に把持している。

第３，４図から最も良く理解されるように、搬
送装置２５は一端で偏倚輪若しくは歯車２７又は
等価構造で案内され、かつ紙ウエブ１を中間堆積
装置２８及び堆積装置２９へ搬送する。中間堆積
装置２８は好ましくは２股に若しくはフオーク状
に形成した支持エレメント３０を有し、該エレメ
ント３０は案内もしくは案内手段３１内に案内さ
れ、かかる案内手段３１の空気駆動シリンダ３２
によつて前後に動かされる。支持部材３０、案内
手段３１及び空気駆動シリンダ若しくはシリンダ
ユニツト３２は略示のみした普通の昇降装置３３
（単に待ち上げ移動装置とよぶこともある）によ
つて上下に動かすことができる。

堆積装置２９は、中間堆積装置と同じように、
好ましくは２股の支持部材３４を有し、この部材
３４は案内若しくは案内手段３５内に案内され空
気駆動シリンダ３６によつて前後に移動するよう
駆動可能である。支持部材３４、案内手段３５及
び空気駆動シリンダ３６は、同様略示のみした昇
降装置３７によつて上下できる。更に、回転自在
取付の支持ロール３８及び３９があり、これらの
機能は以後詳細に説明する。これに加えて、略示
した分離部材若しくはカツタ４１、例えば回転分
離デイスク、を有した分離装置４０がある。この
分離部材４１は全体を４２で示す進路に沿つて動
かされる。

第３図において、支持部材３０はその伸長位置
で示す。搬送装置２５で供給されかつグリツパ２
４で解放された紙ウエブ１は今は、支持部材３０
上に部分的堆積として中間的に積まれる。前に仕
上つた成形堆積物４４はその下端で支持ロール３
９に側部では支持ロール３８に当接しているが、
これはその間に図に垂直な方向に、例えば支持ロ
ール３９の駆動若しくは適当な押出装置によつ
て、搬送される。完成堆積物の搬送に引続いて戻
つた支持部材３４は上昇装置３７によつて再び上
端若しくは端部位置に戻り、ここで空気駆動シリ
ンダ３６の働きで再び伸長される。中間堆積装置
２８の支持部材３０は、部分堆積物４３の高さ増
大に応じて昇降装置３３によつて下降され、その
下端で部分堆積物４３を堆積装置２９の支持部材
３４に搬送する。その後、支持部材３０は引込
み、第４図に最も良く示す、上端位置に再び戻
る。堆積装置２９の支持部材３４は今度はその上
に載せられる堆積の高さの増大に応じ今度は下降
される。もし支持部材３４がその下端に達する
と、支持ローラ３９に完成堆積物４４の上述した
搬送が行われる。

支持部材３４上に形成された堆積物４４が所定
の高さに達したら、中間堆積装置２８の支持部材
３０は第４図の如く再び伸長する。前に述べたよ
うに新らしい部分堆積がこの支持部材３０上に形
成される。分離器もしくはカツタ部材４１は支持
部材３０の反対側に位置し、完成堆積物４４の上
端シートを次のシート７から双方のシート間の連
結位置若しくは折曲げ部６で切断する。

上述の様にして、搬送装置２５によつて連続供
給される紙ウエブから個々の堆積物４４が形成さ
れ、これは中間的に貯蔵されるか別の処理装置に
供給される。

第５図から第８図に基づき次に相互に連結され
て別のジグザグ折曲ウエブを形成するシートの集
合又は組立てについて述べる。異なつたウエブの
折曲及び堆積は第１〜４図について以前に述べた
ように達成される。

第５〜８図に示すように、ドラム４５が設けら
れ、これは処理すべきウエブの支持装置として役
立つ。ドラム４５の軸４５ａは４６で示す適当な
駆動装置に連結される。この駆動装置４６はドラ
ム部材４５を矢印Ｃの方向に廻す。ドラム部材４
５の周上に支持部材４７が設けられ、この部材４
７はドラム４５の軸方向にその全幅にわたつて延
びる半径方向突出ウエブ若しくはリブとしての形
態である。ドラム部材４５は３つの供給セクシヨ
ン４８，４９及び５０を有しこれらはドラムの軸
方向に相互に近接して位置していて、かつ供給部
４８，４９及び５０に対して軸方向においてずれ
た除去部５１を有する。各供給セクシヨン４８，
４９及び５０は実質的にジグザグ曲折された紙ウ
エブ１ａ，１ｂ及び１ｃが供給される。この目的
のために、各供給セクシヨン４８，４９及び５０
の前方に夫々の搬送装置５２，５３及び５４が配
置され、これらは供給方向において次々に配置し
たグリツパ５５を有している。搬送装置５２，５
３及び５４は第１〜４図に示す搬送装置の構成に
相当する。

第６図に最も良く示すように、各搬送装置５
２，５３及び５４はこれと作動連結した対応する
供給セクシヨン４８，４９及び５０を紙ウエブ１
ａ，１ｂ，１ｃ夫々のための供給源に相互連結す
る。この実施例では、供給源はどの場合でも堆積
物４４で構成され、この堆積物は第３，４図で示
した前に説明のように作られる。第６図からも最
も良く理解されようが、ウエブ連続供給のため連
結装置５６があり、これは公知のように常に２つ
の堆積物４４及び４４′を相互に連結する。

しかしながら、堆積物４４からの代りに印刷機
によつて直接供給される中間貯蔵部からのウエブ
１ａ，１ｂ及び１ｃの供給も可能である。この場
合、連続到着ウエブの個々の堆積物への分離は生
じない。

第６，７図から理解されるとおり、グリツパ５
５は各々第２の折曲位置６（第１の折曲位置はグ
リツパ５５で掴まれない折曲位置を指す）でウエ
ブ１ａ，１ｂ及び１ｃを掴み、ウエブをアコーデ
オン状に、対応する入口セクシヨン４８，４９及
び５０に夫夫供給する。各入口セクシヨン４８，
４９及び５０で、支持部材４７上に対応するウエ
ブ１ａ，１ｂ及び１ｃが載せられ、各々第２の折
曲げ位置６′が支持エレメント４７上に当接する。
各々の２つの近接支持エレメント４７間に折曲げ
部６で相互に連結した２つのシートが当接する。

供給セクシヨン４８，４９及び５０の各ウエブ
１ａ，１ｂ及び１ｃに対向して分離器若しくは切
断装置５７，５８及び５９が位置し、これは支持
部材４７に当接する各折曲位置で対応するウエブ
１ａ，１ｂ及び１ｃに接触する。必然的に、折曲
位置６で相互連結した２つのシート７より成る成
形した個々のシート６０，６１及び６２が形成さ
れる。各シート６０，６１及び６２は、各場合に
ついて隣り合つた２つの支持部材４７によつて形
成された隔室６３内に位置するようになる。

各隔室６３に略示した加圧フインガ６４が操作
連結され、このフインガ６４は軸６４ａの廻りで
回動可能である。加圧フインガ６４の制御は独国
特許第2604101号及び対応する米国特許第4058202
号に教示のように行われる。

第６図に最も良く示すように、ドラム部材４５
の回転中に、個々のシート６０は隔室６３の壁を
形成する支持部材４７に当接するようになる。こ
れに加えて、接触フインガ６４の圧力は、これが
支持エレメント４７に対しシートを加圧する有効
若しくは作動位置に回動し、その結果シート６０
は隔室６３から落下しないよう保持される。ドラ
ム部材４５が更に回転する際に、シート６０は隣
接の供給セクシヨン４９に向つてドラム４５の軸
方向に変位し、ウエブ１ｂの下側にしかもこのウ
エブ１ｂとは長手方向に整列して位置する。この
状態が第７図においてドラム４５の上方部分に示
されている。ドラム部材４５の最下位置への到達
後、加圧フインガ６４は次第に休止位置に向けロ
ツクバツクされ、印刷シートは第７図の如く同一
の隔室６３で他の支持エレメント４７に当接す
る。

供給セクシヨン４９に供給された第２のウエブ
１ｂは、第１の紙ウエブ１ａについて説明したの
と同様、支持エレメント４７に当接する折曲位置
６′で切断装置５８によつて切断される。

第７図の説明から明らかなように、この切断さ
れたシート６１が最初、ウエブ１ａから切断され
たシート６０の上に載り、さらにドラム４５の回
転に伴いこれらシート６０，６１が隔室６３内で
移動して最終的には各隔室６３内で、シート６１
上に第１のウエブ１ａから切断されたシート６０
が載せられるようになる。この状態が第７図にお
けるドラム４５の右側部分に示されている。尚シ
ート６１は第２のウエブ１ｂから切断されたもの
である。第６図に関連して既に述べたように、重
ねられたシート６０及び６１の双方は加圧フイン
ガ６４によつて保持され、ドラム部材４５の次の
回転中に第３の供給セクシヨンに向け軸方向に一
緒に前進される。この第３の供給セクシヨン５０
では、相互に重ねられたこれらのシート６０及び
６１の双方は第３のシート６２上に載せられる。
尚、この第３のシート６２はウエブ１ｃの切断に
よつて前の様に得られる。この３個の相互に重ね
られたシート６０，６１及び６２は、ドラムの次
の回転中に、取出セクシヨン５１に向けて軸方向
に前進される。そして、このセクシヨン５１でこ
れらは搬送装置によつて、第８図に最も良く示す
ように、ドラム部材から取出される。搬送装置６
５は、その構成が第１〜４図について前に述べた
搬送装置２５に対応しており、供給方向において
次々に配置したグリツパ６６を有する。その各々
は、隔室６３から重ねられたシート６０，６１及
び６２を除去し、これをここには図示しない別の
処理セクシヨンへ供給する。

ドラム部材４５の軸方向へのシート６０，６１
及び６２の搬送は独国特許公報第2447336号（対
応米国特許第3951399号）、独国特許公報第
2604101号（対応米国特許第4058202号）に記載の
ように基本的には行われる。

このシート６０，６１及び６２のドラム部材４
５の軸方向への搬送機構の概要を第９，１０図を
参照して説明すると、加圧フインガ６４の軸６４
ａが、ドラム部材４５の軸方向に移動自在に案内
されるキヤリツジ７０に取付けられ、このキヤリ
ツジ７０の各々にドラム部材４５の半径方向に延
びるアーム７１が設けられ、このアーム７１の内
端に従動ローラ７２が回転自在に取付けられてい
る。この従動ローラ７２はドラム部材４５の軸４
５ａに取付けられた別のドラム７３の外側面に形
成されたカム溝７４に嵌合されている。カム溝７
４はドラム７３の一端から他端に延びドラムを一
周した後上記一端に戻る連続した無端溝となつて
いる。したがつて、ドラム７３の回転により従動
ローラ７２がカム溝７４に案内され、加圧フイン
ガ６４がキヤリツジ７０を介してドラム部材４５
の軸方向に往復動し、シート６０，６１及び６２
をドラム部材４５の軸方向に搬送することができ
る。第５図において、かかる搬送手段は一つの隔
室６３について番号100をもつて例示している。

前述の原理をベースにすれば他の種々の変形実
施例が容易に可能である。即ち、個々のウエブ１
ａ，１ｂ及び１ｃは図の如き単一積層である必要
はなく、多積層とできる。後者の場合は、ウエブ
はその折曲位置で相互に連結した多数の重ねられ
た部分的ウエブによつて形成する。

支持部材４７をドラム４５の周上に、言換えれ
ば曲面に沿つて配置する代りに、支持部材を平坦
面に沿つて、例えば梯子の横棒のように配置する
ことも可能である。すなわち第１１図に示すよう
に、支持部材４７をベルトコンベア上に配置し、
搬送装置５３，５４及び６５をコンベアの走行方
向上流側から順次配設し、切断されたシート６
０，６１及び６２を重ね合わせて搬送装置６５に
より次の部署に送るようにする。

また第７図に示すように、ドラムの回転中に適
当な位置で隔室中に位置するシート若しくはパネ
ル上にインサート８０を置くことができるが、こ
れらのインサート８０はドラム部材の外側外周か
ら押し込み装置８１により導入する。

この開示の内容において“シート”とは広い意
味で用いられ、本発明の装置で取扱うことのでき
る種々のタイプのシート、パネル、シート状平坦
体を意味する。

以上本発明を好適実施例について説明したが本
発明はこれに限定されず、その範囲内で種々の変
形が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は印刷紙のウエブを実質上ジグザグに折
曲する装置の側面図、第２図は第１図の上面図、
第３，４図は第１図の装置で折曲された紙ウエブ
の堆積装置の異つた作動局面を夫々示す、第５図
は異つたジグザグウエブの折曲位置で相互連結し
たシートの集合装置の上面図、第６図は第５図の
−線に沿う断面図、第７図は第５図の−
線に沿う断面図、第８図は第５図の−線に沿
う断面図、第９図はシート横送り機構の概略図、
第１０図は第９図の機構の一部拡大縦断面図、第
１１図は第５図から第８図に示す具体例とは異な
る他の例を示す断面図である。 １……紙ウエブ、６……紙ウエブの折曲位置、
４１……ドラム、４７……支持部材、４８，４
９，５０……供給部、５７，５８，５９……切断
装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数のシートを集めて多数シート印刷物、特
   に新聞、雑誌及び定期刊行物を形成する方法であ
   つて、 横方向の折目６，６′によつて相互に連結され
   た連続する多数の印刷シート６０，６１からなる
   少なくとも２つのウエブ１ａ，１ｂの各々を、そ
   の所定の折曲線６′で相互に独立して支持し、 各ウエブ１ａ，１ｂを前記折曲線６′のうちの
   与えられた１ケ所で相互に独立して切断し、 前記ウエブの第１ウエブ１ａの切断後、このウ
   エブ１ａの切断されたシート６０を他のウエブ１
   ｂの切断前にこの他のウエブ１ｂの長手方向に整
   列しかつこの他のウエブ１ｂの下側位置に連続し
   て持ち込み、第１のウエブ１ａから切断された前
   記シート６０の折曲線６が前記他のウエブ１ｂの
   長手方向に対し横方向に延びるようにし、 第１のウエブ１ａから切断されたシート６０に
   前記他のウエブ１ｂから分離されたシート６１を
   載せる ことからなる多数シート印刷物の形成方法。 ２ 所定の折曲線６′で第１及び第２のウエブ１
   ａ，１ｂとは独立して、少なくとも第３のジグザ
   グに折曲されたウエブ１ｃを支持し、 前記第３のウエブ１ｃを他のウエブ１ａ，１ｂ
   とは独立して前記折曲位置６′のうちの与えられ
   た１ケ所で切断し、 前記第１及び第２のウエブ１ａ，１ｂの切断さ
   れ重ねられたシート６０，６１を前記第３のウエ
   ブ１ｃと長手方向に整列したその下側位置に連続
   して持ち込み、 前記第１及び第２のウエブ１ａ，１ｂから切断
   されたシート６０，６１に前記第３のウエブ１ｃ
   から切断されたシート６２を載せることを含む特
   許請求の範囲第１項記載の方法。 ３ 前記ウエブ１ａ，１ｂ，１ｃが各第２の折曲
   線６′で切断される特許請求の範囲第１項記載の
   方法。 ４ ウエブ１ａ，１ｂ，１ｃが各第２の折曲線
   ６′で支持される特許請求の範囲第１項記載の方
   法。 ５ ウエブ１ａ，１ｂ，１ｃの切断が各支持され
   た折曲線６′で行われる特許請求の範囲第１項又
   は第２項記載の方法。 ６ 複数のシートを集めて多数シート印刷物、特
   に新聞、雑誌及び定期刊行物を形成する装置であ
   つて、 横方向の折曲線６，６′で連結された多数の連
   続する印刷シート６０，６１からなる少なくとも
   ２つのジグザグ折曲されたウエブ１ａ，１ｂの
   各々を所定の折曲線６′で独立して支持する相互
   に間隔をおいて配された支持体４７を有している
   支持手段４５と、 各ウエブ１ａ，１ｂを前記支持体４７によつて
   支持された前記折曲線６′のうちの与えられた１
   ケ所で相互に独立して切断する切断手段５７，５
   ８と、 前記ウエブ１ａ，１ｂの第１のウエブ１ａから
   切断されたシート６０を他のウエブ１ｂの長手方
   向に整列しかつこの他のウエブ１ｂの下側位置に
   連続して持ち込み、前記第１のウエブ１ａから切
   断されたシート６０に前記他のウエブ１ｂから切
   断されたシート６１を載せる、前記第１のウエブ
   １ａに当てがわれた切断手段５７に続く搬送手
   段、 とを具備している多数シート印刷物の形成装置。 ７ 所定の折曲線６′で前記第１及び第２のウエ
   ブ１ａ，１ｂとは独立して少なくともジグザグに
   折曲された第３のウエブ１ｃを支持する、相互に
   間隔をおいて配された支持体４７を有している支
   持手段４５と、 前記第３のウエブ１ｃを前記支持体４７によつ
   て支持された折曲線６′のうちの与えられた１ケ
   所で切断する切断手段５９と、 前記第１及び第２のウエブ１ａ，１ｂの切断さ
   れ重ねられたシート６０，６１を前記第３のウエ
   ブ１ｃと長手方向に整列したその下側位置に連続
   して持ち込み前記第１及び第２のウエブ１ａ，１
   ｂから切断されたシート６０，６１に前記第３の
   ウエブ１ｃから切断されたシート６２を載せる搬
   送手段 とを具備する特許請求の範囲第６項記載の装置。 ８ 前記切断手段５７，５８，５９が各第２の折
   曲線６′でウエブ１ａ，１ｂ，１ｃを切断する作
   用をする特許請求の範囲第７項記載の装置。 ９ 支持手段４５の支持体４７が各第２の折曲線
   ６′でウエブ１ａ，１ｂ，１ｃを支持する特許請
   求の範囲第８項記載の装置。 １０ 搬送手段が支持手段を相互に連結するベル
   トコンベアを具備する特許請求の範囲第６項記載
   の装置。 １１ 各支持手段が回転ドラム４５であり、支持
   部材４７はこのドラム４５の周りに配置されかつ
   ドラム４５の軸方向に延びるリブ手段である特許
   請求の範囲第６、７、８又は９項記載の装置。 １２ ドラム４５が個々のウエブ１ａ，１ｂのた
   めの少なくとも２つの供給部分４８，４９と重ね
   られたシート６０，６１のための１つの除去部分
   ５１とを具備し、供給部分４８，４９と除去部分
   ５１とがドラム４５の軸方向で相互に対し偏倚し
   ている特許請求の範囲第１１項記載の装置。 １３ 搬送手段が、各ウエブ１ａ，１ｂ，１ｃの
   ために設けられかつ作動的に対応する支持手段４
   ５の前方に配置された搬送装置５２，５３，５４
   を具備し、搬送手段５２，５３，５４が、ウエブ
   １ａ，１ｂ，１ｃを把持しかつウエブ１ａ，１
   ｂ，１ｃの供給方向において相互に後方に配置さ
   れた制御可能なグリツパ５５を具備している特許
   請求の範囲第６項に記載の装置。 １４ 搬送手段６５がドラム４５の下流側の除去
   部分５１に配置され、この搬送手段６５が重ねら
   れたシート６０，６１，６２の供給方向において
   相互に後方に配置されかつ重ねられたシート６
   ０，６１，６２と係合する制御可能なグリツパ６
   ６を含んでいる特許請求の範囲第１１項又は第１
   ２項記載の装置。 １５ 少なくとも１つの各切断手段５７，５８，
   ５９が各供給部分４８，４９，５０に設けられか
   つ対応するウエブ１ａ，１ｂ，１ｃに対してドラ
   ム４５の反対側に設けられている特許請求の範囲
   第６、１１又は１２項に記載の装置。 １６ 搬送手段が、ドラム４５の回転と同期して
   駆動されかつドラム４５の軸方向に有効な供給手
   段を具備している特許請求の範囲第６、１０又は
   １２項記載の装置。 １７ ２つの隣接支持部材４７が１つの隔室を形
   成し、連結可能なホルダ装置６４が各隔室６３に
   配置されドラム４５の回転中のある時期にシート
   ６０，６１，６２を保持するようにしている特許
   請求の範囲第１１項又は第１２項に記載の装置。