JPH0489929A - プレキャストコンクリート製地下室 - Google Patents
プレキャストコンクリート製地下室Info
- Publication number
- JPH0489929A JPH0489929A JP2203034A JP20303490A JPH0489929A JP H0489929 A JPH0489929 A JP H0489929A JP 2203034 A JP2203034 A JP 2203034A JP 20303490 A JP20303490 A JP 20303490A JP H0489929 A JPH0489929 A JP H0489929A
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- JP
- Japan
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- basement
- precast concrete
- wall
- heat insulating
- lower beam
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、プレキャストコンクリート板を組み立てて
設置するプレキャストコンクリート製の地下室に関する
ものである。
設置するプレキャストコンクリート製の地下室に関する
ものである。
従来の技術
この発明の発明者らは、比較的狭小な敷地であっても、
かつ、短期間で地下室を施工可能にした方法として、予
めプレキャストコンクリート板からなる地下室壁を地上
で組み立て、この組み立てた地下室壁体に圧入力を与え
ることによって地中へ進入させるとともに、この進入と
同時に壁体によって囲まれる地盤を掘削する工法を発明
し、特願昭63−38326号(特開平1−21052
2号)として出願した。この場合上記プレキャストコン
クリート板からなる地下室壁の外表面には、断熱材は設
けられていなかった。
かつ、短期間で地下室を施工可能にした方法として、予
めプレキャストコンクリート板からなる地下室壁を地上
で組み立て、この組み立てた地下室壁体に圧入力を与え
ることによって地中へ進入させるとともに、この進入と
同時に壁体によって囲まれる地盤を掘削する工法を発明
し、特願昭63−38326号(特開平1−21052
2号)として出願した。この場合上記プレキャストコン
クリート板からなる地下室壁の外表面には、断熱材は設
けられていなかった。
発明が解決しようとする課題
一般に、コンクリートは熱容量が大きく、このコンクリ
ートを畜熱層として利用することによって結露防止を図
ることが出来るとされている。他方、地下の場合は比較
的温度変化が少なく結露の問題は少ないと考えられてい
る。しかしながら、やはり地下においても地中深いとこ
ろは別として、地表面近くにおいては結露を生ずるので
あって、従来においては、このようなプレキャストコン
クリート製地下室の結露対策が充分でないという欠点が
あった。この発明は、かかる従来の欠点を解消すること
を目的としてなされたものである。
ートを畜熱層として利用することによって結露防止を図
ることが出来るとされている。他方、地下の場合は比較
的温度変化が少なく結露の問題は少ないと考えられてい
る。しかしながら、やはり地下においても地中深いとこ
ろは別として、地表面近くにおいては結露を生ずるので
あって、従来においては、このようなプレキャストコン
クリート製地下室の結露対策が充分でないという欠点が
あった。この発明は、かかる従来の欠点を解消すること
を目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段
上記従来の課題を解決するため、この発明では、プレキ
ャストコンクリートからなる地下室壁の外側面上部側に
断熱板を張り付けたことを特徴とする。
ャストコンクリートからなる地下室壁の外側面上部側に
断熱板を張り付けたことを特徴とする。
また、この出願の第2の発明では、上記第1の発明にお
いて、鉄骨製の下部梁の上部にプレキャストコンクリー
ト板を組み立てた地下室壁において、上記下部梁の地下
室壁外方の端部を前記断熱板の外表面より外側に突出さ
せたことを特徴とする。
いて、鉄骨製の下部梁の上部にプレキャストコンクリー
ト板を組み立てた地下室壁において、上記下部梁の地下
室壁外方の端部を前記断熱板の外表面より外側に突出さ
せたことを特徴とする。
作 用
上記この発明によれば、プレキャストコンクリートから
なる地下室壁の外側面に断熱材が設けられているので、
結露の発生を抑えることができる。
なる地下室壁の外側面に断熱材が設けられているので、
結露の発生を抑えることができる。
また、前記第2の発明では、圧入力によって地中へ進入
させる際、断熱材より外方に突出する下部梁で形成され
る中空部をその断熱材が通るので、外周の地盤によって
この断熱材が剥がされる虞がない。
させる際、断熱材より外方に突出する下部梁で形成され
る中空部をその断熱材が通るので、外周の地盤によって
この断熱材が剥がされる虞がない。
実施例
第4図〜第6図は、この発明に使用される地下室工法の
概略を示したものである。まず、第4図のように地盤上
に地下室壁に沿って下部梁を設置し、次にこの下部梁1
上にプレキャストコンクリート板からなる壁パネル2.
2・・・を組み立て(第5図)、更に、第6図のように
壁パネル2上端間に下部梁3を取り付けて地下室壁体4
を構築する。
概略を示したものである。まず、第4図のように地盤上
に地下室壁に沿って下部梁を設置し、次にこの下部梁1
上にプレキャストコンクリート板からなる壁パネル2.
2・・・を組み立て(第5図)、更に、第6図のように
壁パネル2上端間に下部梁3を取り付けて地下室壁体4
を構築する。
このようにして構築した地下室壁体4の上端に押さえ梁
5を取り付け、地下室壁体4より突出するこの押さえ梁
5端邪の上に油圧ジヤツキ6を設置するとともに、この
油圧ジヤツキ6のロッド7を、地中に設置したアンカー
杭8の上端に連結し、このアンカー杭8で反力を支持さ
せながら油圧ジヤツキ6を作動させて、地下室壁体4を
進入させるものである。第3図が、この進入時の状態を
示しており、このように圧入と同時に掘削機等で内部の
土を排出して地下室空間を形成する。
5を取り付け、地下室壁体4より突出するこの押さえ梁
5端邪の上に油圧ジヤツキ6を設置するとともに、この
油圧ジヤツキ6のロッド7を、地中に設置したアンカー
杭8の上端に連結し、このアンカー杭8で反力を支持さ
せながら油圧ジヤツキ6を作動させて、地下室壁体4を
進入させるものである。第3図が、この進入時の状態を
示しており、このように圧入と同時に掘削機等で内部の
土を排出して地下室空間を形成する。
第2図は、地下室壁体4の要部の外観を示しており、外
壁パネル2は、プレキャストコンクリート板からなる直
線状のものと、同じくプレキャストコンクリート板から
なるコーナー用のL形のものからなり、これらを各コー
ナ一部に埋設したボックス状連結金具11を介してボル
ト12で相互に連結して地下室壁体4を組み立てるもの
である。
壁パネル2は、プレキャストコンクリート板からなる直
線状のものと、同じくプレキャストコンクリート板から
なるコーナー用のL形のものからなり、これらを各コー
ナ一部に埋設したボックス状連結金具11を介してボル
ト12で相互に連結して地下室壁体4を組み立てるもの
である。
一部の外壁パネル2には開口部13が形成されている。
そして、各外壁パネル2の外側面には、その上端部近傍
から上下方向の中間部よりもやや上部側までの深さの範
囲において、この発明の断熱板14が張り付けられてい
る。この断熱板14は、発泡合成樹脂からなる断熱材本
体15とその表面に貼着した合板等の表面板16からな
る。
から上下方向の中間部よりもやや上部側までの深さの範
囲において、この発明の断熱板14が張り付けられてい
る。この断熱板14は、発泡合成樹脂からなる断熱材本
体15とその表面に貼着した合板等の表面板16からな
る。
次に、第1図において、前記の下部梁1は、H形鋼をそ
のフランジ16.16が内外平行となるようにして配置
したものであるが、その外側の7ランジ16の外側面は
、その上部の外壁パネル2に張り付けた断熱板14の外
表面よりもLだけ外方に突出している。17は、下部梁
1の下面に固着した断面V字形の刃口粱である。この図
で示すように、前記のボックス状連結金具11を介して
この下部梁1へ外壁パネル2が固定されている。
のフランジ16.16が内外平行となるようにして配置
したものであるが、その外側の7ランジ16の外側面は
、その上部の外壁パネル2に張り付けた断熱板14の外
表面よりもLだけ外方に突出している。17は、下部梁
1の下面に固着した断面V字形の刃口粱である。この図
で示すように、前記のボックス状連結金具11を介して
この下部梁1へ外壁パネル2が固定されている。
18は、外壁パネルの下端より内方に突出させたアンカ
ー筋で、地下室空間の底部に打設した逆版コンクリート
19へ埋設されて、これら外壁パネル2と逆版コンクリ
ート19とを一体化させるものである。また、20は、
下部梁と同じくH形鋼からなる下部梁3の上面に、水平
プレート21を介してボルト22で固定した土台梁で、
H形鋼をその7ランジが上下平行となるようにして配置
している。
ー筋で、地下室空間の底部に打設した逆版コンクリート
19へ埋設されて、これら外壁パネル2と逆版コンクリ
ート19とを一体化させるものである。また、20は、
下部梁と同じくH形鋼からなる下部梁3の上面に、水平
プレート21を介してボルト22で固定した土台梁で、
H形鋼をその7ランジが上下平行となるようにして配置
している。
上記において、下部梁1の外表面が、断熱板14よりも
外方に突出しているので、地盤へ圧入した際にこの下部
梁1の上方に第3図の如く中空部23が、外壁パネル2
の外側に出来るので、断熱板14の下端が地盤の周壁に
引っかかって剥がれる虞がない。この場合、断熱板14
の下部と下部梁1の上部との間にその空間が残るが、こ
れは、後からパイプ等でセメントミルクを充填して埋め
る。
外方に突出しているので、地盤へ圧入した際にこの下部
梁1の上方に第3図の如く中空部23が、外壁パネル2
の外側に出来るので、断熱板14の下端が地盤の周壁に
引っかかって剥がれる虞がない。この場合、断熱板14
の下部と下部梁1の上部との間にその空間が残るが、こ
れは、後からパイプ等でセメントミルクを充填して埋め
る。
発明の効果
以上のように、この発明によれば、プレキャストコンク
リートからなる地下室壁の外側面に断熱板を張り付けて
いるので、外部の温度変化に基づく結露の発生を低減で
きるという効果がある。その際、この発明では、外気温
の影響を受ける地表面側の地下室壁上部側に設けて、結
露の発生を有効に防止しながら断熱板の張り付は面積を
少なくしているので、それだけ低コストに実施出来ると
いう効果がある。更に、この出願の第2の発明では、地
下室壁下端の下部梁の外端を断熱板よりも突出させてい
るので、予め組み立てた地下室壁を地中へ圧入させる際
に、この断熱板が剥がれる虞がないという効果がある。
リートからなる地下室壁の外側面に断熱板を張り付けて
いるので、外部の温度変化に基づく結露の発生を低減で
きるという効果がある。その際、この発明では、外気温
の影響を受ける地表面側の地下室壁上部側に設けて、結
露の発生を有効に防止しながら断熱板の張り付は面積を
少なくしているので、それだけ低コストに実施出来ると
いう効果がある。更に、この出願の第2の発明では、地
下室壁下端の下部梁の外端を断熱板よりも突出させてい
るので、予め組み立てた地下室壁を地中へ圧入させる際
に、この断熱板が剥がれる虞がないという効果がある。
第1図は、この発明の実施例を示す地下室壁の要部の縦
断面図、第2図は、地下室壁の要部の斜視図、第3図は
、地下室壁の圧入方法を示す全体縦断面図、第4図〜第
6図は、地下室壁の組立方法を示す概略斜視図である。 1・・・下部梁、2・・・外壁パネル、4・・・地下室
壁体、 4・・・断熱板。 特 許出願人
断面図、第2図は、地下室壁の要部の斜視図、第3図は
、地下室壁の圧入方法を示す全体縦断面図、第4図〜第
6図は、地下室壁の組立方法を示す概略斜視図である。 1・・・下部梁、2・・・外壁パネル、4・・・地下室
壁体、 4・・・断熱板。 特 許出願人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、プレキャストコンクリートからなる地下室壁の外側
面上部側に断熱板を張り付けたことを特徴とするプレキ
ャストコンクリート製地下室。 2、鉄骨製の下部粱の上部にプレキャストコンクリート
板を組み立てた地下室壁において、上記下部粱の地下室
壁外方の端部を前記断熱板の外表面より外側に突出させ
たことを特徴とする請求項1記載のプレキャストコンク
リート製地下室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2203034A JPH0489929A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | プレキャストコンクリート製地下室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2203034A JPH0489929A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | プレキャストコンクリート製地下室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489929A true JPH0489929A (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=16467257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2203034A Pending JPH0489929A (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | プレキャストコンクリート製地下室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0489929A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084918A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Hiroshi Saito | 地下構造物の施工方法及びこの施工方法により得られた地下構造物 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP2203034A patent/JPH0489929A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084918A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Hiroshi Saito | 地下構造物の施工方法及びこの施工方法により得られた地下構造物 |
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