JPH0489225A - シート厚み制御装置および制御方法 - Google Patents

シート厚み制御装置および制御方法

Info

Publication number
JPH0489225A
JPH0489225A JP2205868A JP20586890A JPH0489225A JP H0489225 A JPH0489225 A JP H0489225A JP 2205868 A JP2205868 A JP 2205868A JP 20586890 A JP20586890 A JP 20586890A JP H0489225 A JPH0489225 A JP H0489225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
thickness
take
lip
average
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2205868A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Wakatake
昌一 若竹
Masashi Takeda
武田 正志
Tetsuo Hasegawa
哲郎 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Original Assignee
Toray Industries Inc
Hitachi Zosen Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc, Hitachi Zosen Industry Co Ltd filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2205868A priority Critical patent/JPH0489225A/ja
Publication of JPH0489225A publication Critical patent/JPH0489225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/92Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92009Measured parameter
    • B29C2948/92114Dimensions
    • B29C2948/92152Thickness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92323Location or phase of measurement
    • B29C2948/92361Extrusion unit
    • B29C2948/92409Die; Nozzle zone
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92504Controlled parameter
    • B29C2948/9258Velocity
    • B29C2948/9259Angular velocity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92504Controlled parameter
    • B29C2948/92609Dimensions
    • B29C2948/92647Thickness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92819Location or phase of control
    • B29C2948/92857Extrusion unit
    • B29C2948/92904Die; Nozzle zone
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92819Location or phase of control
    • B29C2948/92923Calibration, after-treatment or cooling zone
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2948/00Indexing scheme relating to extrusion moulding
    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92819Location or phase of control
    • B29C2948/92933Conveying, transporting or storage of articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、合成樹脂シートを形成する際に、その厚みの
凹凸が小さくなるように制御するシートの厚み制御装置
および制御方法に関する。
従来の技術 従来、シートの厚み制御装置は、厚み測定器からの厚み
測定信号を入力し、リップ開度の操作信号および引取速
度の操作信号を出力することによってシートの厚みを制
御するようにしたものであった。
そして、この制御装置の制御ループにおいては、リップ
開度を調節するアクチュエータから厚み測定器へシート
が移動する距離りがあり、アクチュエータを操作してか
ら厚み測定結果が現われるまでのむだ時間(L/v)が
存在するので、制御はむだ時間以上の周期を持って行わ
れている。
このシート厚み制御装置における従来の厚み制御方法は
、シート幅方向の厚みの凹凸に対しては測定した厚みの
平均値を目標厚みとして、厚い部分はリップ開度を挟め
る方向にアクチュエータを操作し、薄い部分は広げる方
向に操作することによって行われている。
測定した厚みの平均値と目標厚みとの偏差に対しては、
測定平均厚みか目標値よりも厚い時は弓取速度を上げて
引落とし率を上げることによって、薄い時は速度を下げ
て引き落とし率を下げることによって制御か行われてい
る。
第5図はある時点で測定した厚みに対して行われる制御
の動作例を示す。
第5図において、縦軸は厚み、横軸はシート幅方向の位
置を表わし、矢印aの範囲かシート幅方向の範囲を示し
、N011〜No、Hの位置が各アクチュエータの位置
を表わしている。
幅方向の凹凸に対する制御は、矢印すの方向に厚みが変
化するようにアクチュエータを操作し、平均厚みの制御
は矢印Cの方向に平均厚みが変化するように引取速度が
制御される。
発明が解決しようとする課題 上記の制御方法によると、幅方向の厚み制御ループと平
均厚み制御ループとは互いに独立して制御動作が行われ
ており、押出量か一定で、かつ目標厚みが同しでも、両
方の制御が整定した時の平均的なリップ開度と引取速度
の組合わせは無限に存在する。
したがって、長期間の運転において、制御か繰り返して
行われると、たとえ押出量か一定であっても、シートの
厚みは目標値に制御されるか平均的なリップ開度は徐々
に開方向または閉方向に移行し、それぞれ引取速度は遅
くなるかまたは早くなってしまうため、シート物性に変
化を生ずるという欠点かあった。また、リップ開度が閉
方向に移行するとアクチュエータの操作トルクか大きく
なり、このため調整不良(動作不良)か生して厚み制御
が不能になるという欠点もあった。
さらに、次工程の発泡においては、平均リップ開度の変
化は異常発泡(斜行、蛇行)、フオーム品質異常(フオ
ーム厚み不良、幅不良、長さ不良)を引き起こす要因に
なるという欠点があった。
そこで、本発明は上記課題を解消し得るシート厚み制御
装置および制御方法を提供することを目的とする。
課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するため、本発明のシート厚み制御装置
は、ダイスのリップ幅方向に沿って複数個配置されてフ
レキシブルリップ側を押圧することによりリップ開度を
調節する複数個のアクチュエータと、上記ダイスから押
し出されたシートを引き取る引取機とを制御してシート
を所定厚さに維持するためのシート厚み制御装置であっ
て、上記引取機によって引き取られたシートの厚みを、
上記各アクチュエータに対応する複数箇所でそれぞれ測
定するシート厚み測定器と、厚み目標値および上記各シ
ート厚み測定器から得られた厚み測定値を入力して所定
の演算を行うとともに、この演算値に基づき上記アクチ
ュエータおよび引取機に制御信号を出力する演算処理部
とから構成し、かつこの演算処理部に、上記各測定器で
測定されたシートの平均厚みを演算するとともに、この
平均厚みとそれぞれの測定箇所における測定厚みとの差
を無くすように上記各アクチュエータを作動させる幅方
向厚み制御ループと、上記シートの平均厚みに基づき引
取機の引取速度を制御するシート平均厚み制御ループと
、上記各測定箇所におけるリップ開度の合計値またはリ
ップ平均開度が設定値以上になった場合に、各アクチュ
エータを一斉に所定値分だけ作動させる平均リップ開度
制御ループとを有せしめたものである。
また、本発明のシート厚み制御方法は、ダイスのリップ
部から押し出されて成形される合成樹脂シートの厚みを
制御するシート厚み制御方法であって、シート幅方向の
厚みの凹凸については、厚み測定器で得られた幅方向に
おける複数箇所の測定値に基づき、フレキシブルリップ
を押圧する複数個のアクチュエータを作動させてリップ
開度を調節することにより制御し、シート幅方向の平均
厚みについては、上記測定器からの測定値に基づき、シ
ートを引き取る引取機の引取速度を調節することにより
制御し、かつ上記厚み制御時に、各測定箇所に対応する
場所のリップ開度の合計値またはその開度平均値が、設
定値から所定値以上の偏差か生じた時に、各アクチュエ
ータを一斉に作動させてリップ開度を所定値分だけ修、
正する制御方法である。
さらに、他のシート厚み制御方法は、上記制御方法にお
いて、合成樹脂シートとして、ポリオレフィン発泡シー
トである制御方法である。
作用 上記のシート厚み制御装置および制御方法によると、シ
ート幅方向厚み制御および引取機の引取速度の調節によ
るシート平均厚み制御においては、リップ開度を調節す
る各アクチュエータの開度合計値またはその開度平均値
と設定値とが比較されて、その設定値に対して所定範囲
外にある場合には、アクチュエータを所定量だけ、例え
ばその調節可能最小単位分だけ各アクチュエータが一斉
に作動されて、リップ開度が過度とならないように修正
される。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づき説明
する。
まず、第2図に基づきシート製造設備のシート押出し部
の要部概略構成について説明する。
なお、このシート製造設備において製造されるシートと
しては、合成樹脂シート、例えばポリオレフィン発泡シ
ートがある。
上記ポリオレフィン樹脂は、低、中、高密度ポリエチレ
ン樹脂、α−オレフィンが共重合されたポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、エチレンブテンが0.5〜2
.0%ランダムブロック状に共重合されたポリプロピレ
ン樹脂およびこれらの樹脂に相溶性のあるエチレンを主
成分とする共重合樹脂を混合したものである。
上記シート製造設備の要部は、固定側リップ3および先
端に複数個のアクチュエータ5によってその開度が調節
される可動側リップすなわちフレキシブルリップ4が設
けられたダイス2と、このダイス2から引き出されたシ
ート1を引き取るための引取機(シート引取成形用ロー
ラと駆動用電動機とから構成されている)6と、この引
取機6によって引き取られたシート1の厚みを、上記各
アクチュエータ5に対応する複数箇所でそれぞれ測定す
る厚み測定器(例えば、渦電流式またはリニアゲージ式
のもの)7と、この厚み測定器7からの信号および設定
された厚み目標値に基づき、両リップ3.4の開度(以
下、単にリップ開度という)および引取速度の信号をそ
れぞれアクチュエータ5、引取機6に出力する厚み制御
装置8とから構成される装置 なお、リップ開度を調節するアクチュエータ5は、第3
図に示すように、シートの幅方向で複数個設けられると
ともに、シートの厚みの測定点Xも、アクチュエータ5
に対応して複数箇所とされる。
また、上記アクチュエータ5は、両リップ3゜4間の間
隔を調節するために、ダイス上にシート幅方向に設けら
れた複数本の調節ボルトを駆動させるアームと、その連
動機構などから構成されている。さらに、上記厚み制御
装置8は、主としてコンピュータ(演算処理部)により
構成されている。
次に、上記シート製造設備における厚み制御方法を第1
図に基づき説明する。
第1図は厚み制御方法を示すブロック図で、制御アルゴ
リズムと制御対象との関係を原理的に近似式で示したも
のである。
木実施例における厚みの制御アルゴリズムは、大きく分
けて、シート平均厚み制御ループ10と、シート幅方向
厚み制御ループ20と、平均リップ開度制御ループ30
とから成り、また上記シート平均厚み制御ループ10に
は、設定された厚み目標値40およびシート幅方向厚み
制御ループ20からの入力信号に基づいて得られるシー
ト平均厚み50かそれぞれ入力されている。
以下、上記各制御ループを詳しく説明する。
まず、シート平均厚み制御ループ10について説明する
11はあらかじめ設定された厚み目標値t、と測定され
た厚み1.の平均値t、、および現在の引取速度Vから
修正すべき速度ΔVを求めるブロックである。
ブロック内の式 %式% は押出量が一定であるという前提で下記(2)式から導
かれたものである。
wXtXv−(一定)=(押出量)  ・(2)但し、
W−シートの幅、t−シートの厚み、V−引取速度 (2)式から t、、xv=t、X (v+ΔV)・・・(3)12は
引取速度の手動設定値V。と修正すべき速度ΔVを加算
する回路であり、出力信号V□十ΔVが引取機6の速度
を制御するマイナーループ13に送られる。13のマイ
ナーループは速度を常に■7+ΔVに維持する一般的な
制御ループであり連続制御ループである。
次に、シート幅方向厚み制御ループ20について説明す
る。
21は測定されたシートの平均厚みt ayからその測
定位置の厚みtlを減算し偏差e、を出力する部分であ
る。
22は偏差e、からアクチュエータ5の操作量Δ11を
計算するブロックで、偏差e1を単位操作量分操作した
時に変化する厚みdtで割った値に平均リップ開度制御
の出力dlを加算したものを出力する。
平均リップ開度が上下限値の範囲内にある時は、diは
Oであり、diが±dGになった時に通常の操作量e 
+ / d tに±dGを加味した形で偏差移動を行な
う。
23はアクチュエータ5の操作入力Δ11とリップ開度
1.Jの関係を表わす伝達関数で、初期リップ開度り、
に操作量Δ11を積算したものと外乱da、を加えたも
のがリップ開度11 となる。
24はリップ開度11′および引取速度Vとシートの厚
みt、lの関係すなわち成形時の伝達関数を示す。シー
ト厚みt、L はリップ開度1 、 L に比例し引取
速度■に反比例し、これに外乱dbを加えたものとなる
25はリップを出たシートが厚み測定器7まて移動する
輸送遅れを表わしており、このむだ時間はリップから厚
み測定器7までのシート長さしを弓取速度Vで割った値
Tdとなる。
したがって、シート平均厚み制御ループ10およびシー
ト幅方向厚み制御ループ20の制御動作はこのむだ時間
Td以上の間隔て間欠的に繰り返される。
シート幅方向厚み制御ループ20はアクチュエー夕5の
数だけあり、それぞれ独立して制御が行なわれる。
次に、平均リップ開度制御ループ30について説明する
31は平均リップ開度を求めるために各アクチュエータ
5の位置の現在開度を計算しているブロックである。
60は各アクチュエータ5位置におけるリップ開度の合
計値Ssを求めるブロックである。
70は運転開始初期にオペレータが押しその時点のリッ
プ開度の合計値すなわち平均リップ開度値を目標リップ
開度値として記憶されるスイッチである。
80はスイッチ70が押された時点でリップ開度の合計
値の上下限値を計算し記憶するブロックである。上限値
S U M Hはスイッチ70が押された時点のリップ
開度の合計値Ssに(アクチュエータの数N)X (1
操作単位の開度変化量(以下、単位操作量という)dG
)x (係数k)を加えた値、下限値SUMLは減算し
た値とする。また係数には0.5〜1.0の範囲であら
かじめ設定されているものとする。
このように、偏差移動を行なう時点を決めるための開度
の上限値および下限値はそれぞれ目標リップ開度に(ア
クチュエータの数)X(単位操作量)×(係数0.5〜
1.0)を加算および減算したものとすることによって
、平均リップ開度を(目標平均開度)±((アクチュエ
ータの数)X(単位操作量)×(係数0.5〜1.0)
)の範囲におさめることができる。係数 0.5〜1.
0は、平均リップ開度の収束範囲を決めるものである。
なお、目標リップ開度は、あらかじめ設定しておくかま
たは運転開始後はぼ制御が整定した時点でオペレータが
スイッチ70を押しその時点の平均リップ開度を目標値
として制御装置に記憶せしめるものとする。
80は制御周期毎にその時点のリップ開度の合計値Ss
と上下限値SUMIIおよびSUMLとの比較を行い、
SUMII以上の時は出力dI!を負の単位操作量−d
Gとし、SUML以下の時は正の単位操作量+dGとし
、SUM、IとSUMLの範囲内にある間は出力diを
0とするブロックである。
なお、全アクチュエータ5を同時に同方向に操作した場
合、シートの厚みは全幅にわたって一度に変化するが、
その影響を最小にするため各アクチュエータ5の操作量
はアクチュエータ5が開度を変え得る最小単位分とする
本制御アルゴリズムをむだ時間Td以上の周期で繰り返
すと、リップ開度の合計値SsがSUM、とS U M
 Lの範囲内にある間は従来通りの厚み制御が行われ、
合計値SsがSUM、〜SUML間の範囲外になった時
には、dlが−dGまたは+dGになるので、全アクチ
ュエータ5の操作量に偏差移動分の操作量を加味した形
で各アクチュエータ5が操作され、リップ開度の合計値
すなわち平均リップ開度値の偏りを修正することができ
る。
第4図は第1図のブロック図に示す実施例の制御アルゴ
リズムで制御をおこなった時の平均リップ開度制御のタ
イムチャートを示す例である。縦軸は、開度の合計値、
横軸は時間である。
A時点は、運転開始初期にオペレータが平均開度記憶ス
イッチ70を押した時点である。その時点の各アクチュ
エータ5のリップ開度の合計値をSsiとする。
A時点で計算されたリップ開度の合計値の上限および下
限をそれぞれSUM、、SUMLで示す。
ここでは、SUMR、SUMLの計算式の係数kを1.
0としておりSsiとの関係式は次の通りである。
SUMH=Ss i+NxdGx1.O8UML =S
s 1−NxdGxl、Qこの制御は上述の通り周期的
におこなわれるので、リップ開度の合計値は第4図に示
すように段階的に変化する。
第4図においては、A時点から制御を繰り返していくう
ちにリップ開度の合計値すなわち平均リップ開度値が下
がり続け、B時点で開度を広げる方向に偏差移動を行っ
ている。
偏差移動を行なった後のリップ開度の合計値は、各アク
チュエータ5の通常の操作量の和にN×dGを加えたも
のとなるので、目標値Ssの近辺になる。
B時点からC時点も同様の例を示しており、C時点から
D時点およびD時点からE時点の例はリップ開度の合計
値が徐々に増える方向に移行した例を示す。
第4図はに=1の例を示しておりリップ開度の合計値の
振れ範囲は、SUM、−8UML =2NXdGとなる
か、k=0.5の場合はSUMH−8UM、=NXdG
となる。
上述した平均リップ開度制御を使用した場合(実施例)
と、使用しない場合(比較例1,2)とのリップ開度の
24時間後を第1表に示す。
〈以下余白〉 比較例1,2の場合、リップ開度は大きく変化したか、
実施例の場合、設定値から殆どずれていないのがよく分
かる。
このように、上記の平均リップ開度制御ループによると
、長期間の連続的な厚み制御において平均リップ開度を
目標開度近辺に抑えることができる。
また、合成樹脂の押出量が徐々に変化した場合において
も、リップ開度を目標開度近辺に収束させる力か働くの
で、引取速度の方が自動的に修正され、目標開度は維持
される。
このように、平均リップ開度を目標開度近辺に制御する
ことにより、シートの引落とし率(シート厚み/リップ
開度)を長期的に監視てき、したがって後工程の発泡時
の3次元各方向の発泡倍率の制御が可能となり、異常発
泡(斜行、蛇行)などが無くなり、フオーム厚み、幅、
長さ不良などの品質異常を防止することかできる。
発明の効果 以上のように本発明のシート厚み制御装置および制御方
法によると、シート幅方向厚み制御および引取機の引取
速度の調節によるシート平均厚み制御の他に、リップ開
度を調節する各アクチュエータの開度合計値またはその
平均値か考慮されて、リップ開度が所定値以上になるの
か防止されるため、従来のような過度なリップの開閉状
態が無(なり、したがってシートの物性の変化、アクチ
ュエータの作動不良およびシートの品質不良などを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はシート厚みの各制御ループを示すブロック図、第2
図はシート製造設備の概略構成を示す側面図、第3図は
アクチュエータと厚み測定点を示す平面図、第4図はシ
ート厚みの制御例を示すタイムチャート、第5図は従来
例のシート厚み制御例を示すグラフ図である。 1・・・シート、2・・・ダイス、4・・・フレキシブ
ルリップ、5・・・アクチュエータ、6・・・引取機、
7・・・厚み測定器、8・・厚み制御装置、10・・・
シート平均厚み制御ループ、20・・・シート幅方向厚
み制御ループ、3G・・・平均リップ開度制御ループ、
40・・・厚み目標値、50・・・シート平均厚み。 代理人   森  本  義  弘 第3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ダイスのリップ幅方向に沿って複数個配置されてフ
    レキシブルリップ側を押圧することによりリップ開度を
    調節する複数個のアクチュエータと、上記ダイスから押
    し出されたシートを引き取る引取機とを制御してシート
    を所定厚さに維持するためのシート厚み制御装置であっ
    て、上記引取機によって引き取られたシートの厚みを、
    上記各アクチュエータに対応する複数箇所でそれぞれ測
    定するシート厚み測定器と、厚み目標値および上記各シ
    ート厚み測定器から得られた厚み測定値を入力して所定
    の演算を行うとともに、この演算値に基づき上記アクチ
    ュエータおよび引取機に制御信号を出力する演算処理部
    とから構成し、かつこの演算処理部に、上記各測定器で
    測定されたシートの平均厚みを演算するとともに、この
    平均厚みとそれぞれの測定箇所における測定厚みとの差
    を無くすように上記各アクチュエータを作動させる幅方
    向厚み制御ループと、上記シートの平均厚みに基づき引
    取機の引取速度を制御するシート平均厚み制御ループと
    、上記各測定箇所におけるリップ開度の合計値またはリ
    ップ平均開度が設定値以上になった場合に、各アクチュ
    エータを一斉に所定値分だけ作動させる平均リップ開度
    制御ループとを有せしめたことを特徴とするシート厚み
    制御装置。 2、ダイスのリップ部から押し出されて成形される合成
    樹脂シートの厚みを制御するシート厚み制御方法であっ
    て、シート幅方向の厚みの凹凸については、厚み測定器
    で得られた幅方向における複数箇所の測定値に基づき、
    フレキシブルリップを押圧する複数個のアクチュエータ
    を作動させてリップ開度を調節することにより制御し、
    シート幅方向の平均厚みについては、上記測定器からの
    測定値に基づき、シートを引き取る引取機の引取速度を
    調節することにより制御し、かつ上記厚み制御時に、各
    測定箇所に対応する場所のリップ開度の合計値またはそ
    の開度平均値が、設定値から所定値以上の偏差が生じた
    時に、各アクチュエータを一斉に作動させてリップ開度
    を所定値分だけ修正することを特徴とするシート厚み制
    御方法。 3、合成樹脂シートは、ポリオレフィン発泡シートであ
    ることを特徴とする請求項2に記載のシート厚み制御方
    法。
JP2205868A 1990-08-01 1990-08-01 シート厚み制御装置および制御方法 Pending JPH0489225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2205868A JPH0489225A (ja) 1990-08-01 1990-08-01 シート厚み制御装置および制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2205868A JPH0489225A (ja) 1990-08-01 1990-08-01 シート厚み制御装置および制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0489225A true JPH0489225A (ja) 1992-03-23

Family

ID=16514057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2205868A Pending JPH0489225A (ja) 1990-08-01 1990-08-01 シート厚み制御装置および制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0489225A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207348A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Konica Minolta Opto Inc 樹脂フィルムの製造方法、樹脂フィルム、偏光板及び液晶表示装置
JP2019524485A (ja) * 2016-07-01 2019-09-05 ブリュックナー・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー 樹脂箔を形成しかつ/又は処理する制御装置及び樹脂箔成形制御法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207348A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Konica Minolta Opto Inc 樹脂フィルムの製造方法、樹脂フィルム、偏光板及び液晶表示装置
JP2019524485A (ja) * 2016-07-01 2019-09-05 ブリュックナー・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー 樹脂箔を形成しかつ/又は処理する制御装置及び樹脂箔成形制御法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0035356B1 (en) Method and apparatus for controlling the thickness of a film product
JPH0489225A (ja) シート厚み制御装置および制御方法
US5205345A (en) Method and apparatus for slab width control
KR100398765B1 (ko) 연속압연기의 판두께 제어방법, 패스스케줄 산출방법 및 판두께 제어장치
JP2794934B2 (ja) 圧延機の板厚制御装置
JP2853881B2 (ja) プラスチックフィルムのプロファイル制御方法
JP3402340B2 (ja) 口金間隙調整方法および樹脂薄肉体の製造方法および成形装置
JP2000094497A (ja) フィルムの厚み制御装置
JP2001030340A (ja) フィルムの厚さ制御装置及び制御方法
JPS5839649B2 (ja) ネツカソセイジユシエンシンフイルム ノ タンブアツサチヨウセイホウホウ
JPH05309717A (ja) シート状部材の製造設備における厚み制御方法および厚み制御装置
JPS5844463B2 (ja) ネツカソセイジユシフイルムノアツサチヨウセイホウホウ
JPH0815753B2 (ja) フイルム幅制御装置
JPS5839650B2 (ja) ネツカソセイジユシエンシンフイルム ノ タンブアツサチヨウセイホウホウ
JPH0286535A (ja) フィルム巻密度を自動制御する巻取り装置
JPS5839050B2 (ja) 熱可像性樹脂フイルムの厚さ調整方法
JP3297616B2 (ja) 発泡成形機の移動ダイプレート停止位置制御方法とその装置
JPS6319220A (ja) 熱可塑性樹脂シ−トの厚さ調整方法
JP2822087B2 (ja) 押出成形フィルムの巻こぶ巻ずれ防止方法
JPH0370922U (ja)
JPS6359855B2 (ja)
JP2899491B2 (ja) 押出しシート成形装置、及びそれを用いた歩止まり良くシートを押出し成形する方法
JPH07108586A (ja) プラスチツクフイルムの巻物プロフアイル制御方法
SU960747A1 (ru) Устройство дл регулировани толщины издели
JPS6359856B2 (ja)