JPH0489107A - 熱間圧延における鋼片の連結方法 - Google Patents
熱間圧延における鋼片の連結方法Info
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- JPH0489107A JPH0489107A JP20400190A JP20400190A JPH0489107A JP H0489107 A JPH0489107 A JP H0489107A JP 20400190 A JP20400190 A JP 20400190A JP 20400190 A JP20400190 A JP 20400190A JP H0489107 A JPH0489107 A JP H0489107A
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- steel
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B15/00—Arrangements for performing additional metal-working operations specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B15/0085—Joining ends of material to continuous strip, bar or sheet
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、熱間圧延における鋼片の連結方法に関し、
先行して搬送される鋼片とこれに続く後続の鋼片との連
結作業の迅速、簡便化を図ったものである。
先行して搬送される鋼片とこれに続く後続の鋼片との連
結作業の迅速、簡便化を図ったものである。
(従来の技術)
従来、鋼片の熱間圧延に際しては、加熱炉から抽出した
鋼片を一本づつ圧延していたが、かような方法では、鋼
片の搬送トラブルなどにより圧延効率の向上を図るのが
難しいことから、最近では熱間仕上げ圧延機の入側搬送
ラインにおいて、先行する鋼片の後端部と後続の鋼片の
先端部とを順次連結して仕上げ圧延に供する連続圧延方
法が採用されつつある。これに関する文献としては、例
えば特開昭55−22465号公報、特開昭53−13
8960号公報などが参照される。
鋼片を一本づつ圧延していたが、かような方法では、鋼
片の搬送トラブルなどにより圧延効率の向上を図るのが
難しいことから、最近では熱間仕上げ圧延機の入側搬送
ラインにおいて、先行する鋼片の後端部と後続の鋼片の
先端部とを順次連結して仕上げ圧延に供する連続圧延方
法が採用されつつある。これに関する文献としては、例
えば特開昭55−22465号公報、特開昭53−13
8960号公報などが参照される。
(発明が解決しようとする課題)
上記の特開昭55−22465号公報に開示の技術は、
仕上げ圧延機の入側で、先行する鋼片の後端部と後続の
鋼片の先端部との突き合わせ状態で、かすがい状の連結
金具を介して連結しようとするものであって、かかる手
法によれば、鋼片を一本づつ圧延していた従来法に比較
し圧延効率を格段に改善することができた。しかしなが
ら、鋼片の連結を司る連結金具は、圧延の際の変形抵抗
が鋼片と異なり、また温度も同等ではないためにこれが
外乱となり仕上げ圧延機内での圧下スピードのバランス
を崩しやすく、しかも連結金具の圧延によって、ロール
にきすがつくおそれがあった。
仕上げ圧延機の入側で、先行する鋼片の後端部と後続の
鋼片の先端部との突き合わせ状態で、かすがい状の連結
金具を介して連結しようとするものであって、かかる手
法によれば、鋼片を一本づつ圧延していた従来法に比較
し圧延効率を格段に改善することができた。しかしなが
ら、鋼片の連結を司る連結金具は、圧延の際の変形抵抗
が鋼片と異なり、また温度も同等ではないためにこれが
外乱となり仕上げ圧延機内での圧下スピードのバランス
を崩しやすく、しかも連結金具の圧延によって、ロール
にきすがつくおそれがあった。
一方、特開昭53−138960号公報に開示の技術は
、鋼片の各端部をそれぞれ凹凸形状に加工し、これを突
き併せて接合しようとするものであるが、かかる手法に
おいては、鋼片の端部を所定の形状に加工するのに多大
な加工時間を必要とすること、また加工による切捨て部
分があるため歩留り損が大きいこと、鋼片の加工部分を
噛み合わせるためにはどちから一方の鋼片を搬送パスラ
インより幾分持ち上げる必要性からそのための装置が必
要になること、さらに、加工部分の位置合わせに高い精
度が要求されること、等から実操業には適用し難い。
、鋼片の各端部をそれぞれ凹凸形状に加工し、これを突
き併せて接合しようとするものであるが、かかる手法に
おいては、鋼片の端部を所定の形状に加工するのに多大
な加工時間を必要とすること、また加工による切捨て部
分があるため歩留り損が大きいこと、鋼片の加工部分を
噛み合わせるためにはどちから一方の鋼片を搬送パスラ
インより幾分持ち上げる必要性からそのための装置が必
要になること、さらに、加工部分の位置合わせに高い精
度が要求されること、等から実操業には適用し難い。
この発明の目的は、熱間仕上げ圧延機の入側で、先行す
る鋼片と後続の鋼片を簡便かつ迅速に連結し、鋼片の連
続熱間圧延を実現するのに有利な新規な連結方法を提案
するところにある。
る鋼片と後続の鋼片を簡便かつ迅速に連結し、鋼片の連
続熱間圧延を実現するのに有利な新規な連結方法を提案
するところにある。
(課題を解決するための手段)
この発明は、熱間仕上げ圧延機の入側にて、先行して搬
送される鋼片とこれに引き続いて搬送される後続の鋼片
とを連結するに当たり、両端に釘状の金具を有するセラ
ミックファイバー製ワイヤを準備して、該セラミックフ
ァイバー製ワイヤの各金具を、上記各鋼片の後端部と先
端部それぞれの両側面に打ち込むことにより両鋼片を連
結することを特徴とする熱間圧延における鋼片の連結方
法である。
送される鋼片とこれに引き続いて搬送される後続の鋼片
とを連結するに当たり、両端に釘状の金具を有するセラ
ミックファイバー製ワイヤを準備して、該セラミックフ
ァイバー製ワイヤの各金具を、上記各鋼片の後端部と先
端部それぞれの両側面に打ち込むことにより両鋼片を連
結することを特徴とする熱間圧延における鋼片の連結方
法である。
(作用)
この発明においては、仕上げ圧延機の入側に第1図に示
すような、両端に釘状の金具を有し、かつ鋼片の仕上げ
板厚よりも小さいサイズになる、強度の高いセラミック
ファイバー製のワイヤを複数本準備しておき、このワイ
ヤの各金具を鋼片の各端部それぞれの両側面に打ち込ん
で連結するようにしたから、鋼片同士を迅速かつ確実に
連結でき、したがって、かすがい状の連結金具を用いた
場合に懸念された圧下スピードのバランスが崩れるよう
な問題はなく、また鋼片の端部に煩雑な加工を施す必要
もない。
すような、両端に釘状の金具を有し、かつ鋼片の仕上げ
板厚よりも小さいサイズになる、強度の高いセラミック
ファイバー製のワイヤを複数本準備しておき、このワイ
ヤの各金具を鋼片の各端部それぞれの両側面に打ち込ん
で連結するようにしたから、鋼片同士を迅速かつ確実に
連結でき、したがって、かすがい状の連結金具を用いた
場合に懸念された圧下スピードのバランスが崩れるよう
な問題はなく、また鋼片の端部に煩雑な加工を施す必要
もない。
上述のような連結方式は、鋼片の端部間にすき間がある
ため、とくに端部同士を突き合わせ接合するような方式
において不可欠な切断処理を要することがないから、連
結時間の短縮化や歩留りを改善できるメリットがある。
ため、とくに端部同士を突き合わせ接合するような方式
において不可欠な切断処理を要することがないから、連
結時間の短縮化や歩留りを改善できるメリットがある。
仕上げ圧延の入側における鋼片の温度は、通常1000
〜1100℃程度であり、上記のワイヤはこの温度域で
耐え得るものであればよく、とくにこのような条件を満
足するものとしてはセラミックファイバー製のワイヤが
好適である。
〜1100℃程度であり、上記のワイヤはこの温度域で
耐え得るものであればよく、とくにこのような条件を満
足するものとしてはセラミックファイバー製のワイヤが
好適である。
この発明の実施に用いて好適なワイヤの模式を示した第
1図における1はセラミックファイバーを繕り合わせた
ワイヤ本体、2a、2bはワイヤ本体1の両端にそれぞ
れ固定保持される釘状の金具である。
1図における1はセラミックファイバーを繕り合わせた
ワイヤ本体、2a、2bはワイヤ本体1の両端にそれぞ
れ固定保持される釘状の金具である。
ワイヤ本体1に固定保持した金具2a、2bを鋼片に打
ち込む際の具体的な打ち込み要領としては、第2図(a
)(b)に示すように、先行する鋼片3の後端部が仕上
げ圧延機の圧延ロール4に噛み込む前のデイレ−テーブ
ル(図示は省略)上で、鋼片3の搬送を−たん停止する
か、もしくはその搬送に同期した状態で該端部の両側面
にワイヤの一端の金具2aを打ち込み、次いで後続の鋼
片5の近接状態においてその先端部の両側面にワイヤの
他端の金具2bを打ち込むようにするのが好ましい。
ち込む際の具体的な打ち込み要領としては、第2図(a
)(b)に示すように、先行する鋼片3の後端部が仕上
げ圧延機の圧延ロール4に噛み込む前のデイレ−テーブ
ル(図示は省略)上で、鋼片3の搬送を−たん停止する
か、もしくはその搬送に同期した状態で該端部の両側面
にワイヤの一端の金具2aを打ち込み、次いで後続の鋼
片5の近接状態においてその先端部の両側面にワイヤの
他端の金具2bを打ち込むようにするのが好ましい。
なお、金具2a、2bを打ち込むにあたっては、鋼片の
側面に予め該金具よりも幾分サイズの小さい開孔を設け
ておき、ここに打ち込むようにしてもよい。
側面に予め該金具よりも幾分サイズの小さい開孔を設け
ておき、ここに打ち込むようにしてもよい。
(実施例)
幅1200閣、厚み35m、仕上げ圧延機の入側におけ
る温度が1050℃になる低炭素鋼シートバーを、ハイ
ス鋼よりなるサイズ:長さ10腫、径1.5閣、の金具
を備えた直径2.0mのセラミックファイバー製のワイ
ヤを用いて、第3図(a)〜(C)に示す手順にしたが
って連結して板厚2.0mの熱延板に仕上げた。その結
果、鋼片の連結にかかる時間は5秒程度であり、この連
結鋼片の圧延中においては圧下スピードのバランスが崩
れるようなことはなかった。とくに、鋼片の端部を凹凸
形状に加工して接合する方式に比較した場合において、
鋼片の連結にかかる時間を約15秒程短縮できることが
、また同一の処理量にして0.2%程度の歩留りが改善
されることが確かめられた。
る温度が1050℃になる低炭素鋼シートバーを、ハイ
ス鋼よりなるサイズ:長さ10腫、径1.5閣、の金具
を備えた直径2.0mのセラミックファイバー製のワイ
ヤを用いて、第3図(a)〜(C)に示す手順にしたが
って連結して板厚2.0mの熱延板に仕上げた。その結
果、鋼片の連結にかかる時間は5秒程度であり、この連
結鋼片の圧延中においては圧下スピードのバランスが崩
れるようなことはなかった。とくに、鋼片の端部を凹凸
形状に加工して接合する方式に比較した場合において、
鋼片の連結にかかる時間を約15秒程短縮できることが
、また同一の処理量にして0.2%程度の歩留りが改善
されることが確かめられた。
(発明の効果)
かくしてこの発明によれば、熱間仕上げ圧延機の入側で
、先行する鋼片と後続の鋼片を簡便かつ迅速に連結きる
ので、圧延効率を格段に改善できる。また、先行の鋼片
と後続の鋼片をつなぐワイヤが圧延の際に悪影響を及ぼ
すことがないので安定した圧延が可能であり、また鋼片
の連結に際して各端部に余計な加工を施す必要がないの
で、連結の際の歩留り損は全くない。
、先行する鋼片と後続の鋼片を簡便かつ迅速に連結きる
ので、圧延効率を格段に改善できる。また、先行の鋼片
と後続の鋼片をつなぐワイヤが圧延の際に悪影響を及ぼ
すことがないので安定した圧延が可能であり、また鋼片
の連結に際して各端部に余計な加工を施す必要がないの
で、連結の際の歩留り損は全くない。
第1図は、この発明の実施に用いて好適なワイヤの模式
図 第2図(a)(b)、第3図(a) 〜(C)は、コノ
発明に従う連結要領の説明図である。 1・・・ワイヤ本体 3・・・先行する鋼片 5・・・後続の鋼片
図 第2図(a)(b)、第3図(a) 〜(C)は、コノ
発明に従う連結要領の説明図である。 1・・・ワイヤ本体 3・・・先行する鋼片 5・・・後続の鋼片
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱間仕上げ圧延機の入側にて、先行して搬送される
鋼片と、これに引き続いて搬送される後続の鋼片とを連
結するに当たり、 両端に釘状の金具を有するセラミックファ イバー製ワイヤを準備して、 該セラミックファイバー製ワイヤの各金具 を、上記各鋼片の後端部と先端部それぞれの両側面に打
ち込むことにより両鋼片を連結することを特徴とする熱
間圧延における鋼片の連結方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20400190A JPH0489107A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 熱間圧延における鋼片の連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20400190A JPH0489107A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 熱間圧延における鋼片の連結方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489107A true JPH0489107A (ja) | 1992-03-23 |
Family
ID=16483134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20400190A Pending JPH0489107A (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 熱間圧延における鋼片の連結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0489107A (ja) |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP20400190A patent/JPH0489107A/ja active Pending
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