JPH0488069A - 香料インキ - Google Patents

香料インキ

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JPH0488069A
JPH0488069A JP2201209A JP20120990A JPH0488069A JP H0488069 A JPH0488069 A JP H0488069A JP 2201209 A JP2201209 A JP 2201209A JP 20120990 A JP20120990 A JP 20120990A JP H0488069 A JPH0488069 A JP H0488069A
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JP
Japan
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ink
water
fragrance
printing
perfumery
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Pending
Application number
JP2201209A
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English (en)
Inventor
Takahiro Suzuki
貴博 鈴木
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長時間の香気の揮散が可能である香料入り印刷
インキに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、ファンシー商品等に香気を付すために、香料入り
の印刷インキが用いられている。この種の印刷インキに
は、大きく分けて次のようなものがある。例えば、シル
クスクリーン、グラビア印刷用としては、香料をセルロ
ース系インキなどの無臭性インキ中に添加したものや、
無機多孔質体に香料を吸着させインキ中に添加したもの
が用いられる。又、シルクスクリーン印刷専用としては
、香料をマイクロカプセル化してインキ中に添加したも
のが用いられる。更に、オフセット、活版印刷用として
は、インキ中に香料を直接添加したものが用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術においては、インキ中の香料の香気の持
続性が1週間程度しかないため、インキが印刷された商
品の香気揮散防止措置としてそれら商品を密封する必要
がある。又、マイクロカプセル化以外の香料インキの印
刷では、香料インキを被印刷物に印刷する際に香気が揮
散し、作業環境を悪化させる原因ともなっている。
一方マイクロカプセル方式を用いたものは、マイクロカ
プセルの破壊が容易に起こるため、強い圧力のかかる印
刷方式、例えば活版、オフセソ1゜グラビア印刷方式に
は応用できない欠点がある。
しかも印刷ができた場合も香気を発生させるためには爪
によりマイクロカプセルを破壊する必要があった。
〔課題を解決するための手段〕
」1記の問題点を解決するために種々研究の結果、水又
はアルコール−水の混合溶液に香料を溶解させ、それを
吸水性樹脂に吸着させた後、印刷インキ中に分散させる
ことにより問題を解決できることを見出し、本発明を完
成したものである。
すなわち、本発明は、色料、ビヒクル、及び香料を溶解
又は分散させた水又はアルコール−水混合溶液を吸収さ
せた吸水性樹脂からなる印刷インキを要旨とするもので
ある。
〔作用〕
上記の本発明について、以下に更に詳しく説明する。
先ず、本発明において吸水性樹脂とは、デンプン−ポリ
アクリル酸ナトリウムグラフト化物2 デンプン−ポリ
アクリロニトリルグラフト化物のケン化物、セルロース
−ポリアクリル酸すトリウムビニルアルコール=(メタ
)アクリル酸すI・リウム〜(メタ)アクリル酸共重合
体、架橋ポリ (メタ)アクリル酸すトリウム、架橋イ
ンブヂレン無水マレイン酸共重合体のアルカリ中和物、
架橋カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、架橋
ポリオキシエチレンオキシド。架橋ポリオキシエしレン
鎖含有ウレタン系樹脂等であり、従来公知のものはいず
れも使用でき、この吸水性樹脂に香料を溶解さ・Uた水
又はアルコール−水混合溶液を吸着させることにより、
香気の長期保持が可能となるわけである。
又、印刷インキ中の吸水性樹脂の含を比は0.5〜15
%が好ましい。これは0.5%以下では香料の香気が感
じられず、15%以上では吸水性樹脂の印刷インキへの
分散が難しくなるためである。
さらに、本発明での香料とは、アルコール可溶性香料で
ある。例としてはイソオイゲノール イソ吉草酸イソア
ミル、イソ吉草酸エチル、イソヂオシアン酸アリル、ウ
ンデカラクトン エチルバニリン、エチレンブラシレー
)・、オイゲノールカプリル酸エチル、カプロン酸エチ
ル、ギ酸ゲラニル、ギ酸シトロネリル、クマリン、ケイ
皮アルデヒド、ケイ皮酸、ケイ皮酸エヂル、ケイ皮酸メ
チル、酢酸イソアミル、酢酸オイゲノール、酢酸シトロ
ネリル、酢酸シンナミル、酢酸ジメチルベンジルカルビ
ニル、酢酸チルビニル、酢酸ベンジル、酢酸リナリル、
サリチル酸イソアミル、サリチル酸ベンジル、サリチル
酸メチル2 シクロへキシルプロピオン酸アリル、シク
ロペンタデカノリド、シトロネラール、シI・ロネロー
ル等があり、他のアルコール可溶性香料はいずれも使用
できる。
この時、アルコール−水混合溶液のアルコール重量比は
70%以下であるが、これは70%以上では吸水性樹脂
への吸収が困難になるためである。又、ここでのアルコ
ールには、メタノール2 エタノール等の低級アルコー
ル、ヘプタツール、オクタツール等の高級アルコール、
エチレングリコールグリセリン等の多価アルコールなど
公知のアルコールはいずれも使用でき、このアルコール
に香料を溶解又は分散させ、その復水に溶解又は分散さ
せることにより、印刷時の香気揮散は防止できる。
すなわち、水への溶解が印刷時の香気揮散防止の王たる
要因となっているわけで、香料として最も好ましいのは
水溶性香料ということになる。例としては、ギ酸イソア
ミル、バニリン、β−フェニルエチルアルコール、プロ
ピオン酸エチル、天然香料などがある。
香料の水又はアルコール−水混合溶液への混入比は、水
又はアルコール−水混合溶液40〜90重量部に対して
、この香料を10〜60重量部が好ましく、そして、こ
の香料溶液を吸水性樹脂1重量部に対して10〜300
重量部吸着さゼ、その吸水性樹脂を印刷インキ中に先に
述べた比率で分散させることにより、本発明は達成され
る。
又、色料は既知の顔料や染料から任意のものを選ぶこと
ができる。例として、ジスアゾイエローカーミン6B、
  シアニンブルー等の有機顔料、カーボンブラック、
酸化チタン、炭酸マグネシウム等の無機顔料等がある。
ビヒクルも既知のビヒクルから印刷様式にあわせて、任
意のものを選ぶことができる。例として、ニトロセルロ
ース、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン
ポリアミド等のグラビア印刷用ビヒクル、セルロース系
樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アマニ油、
アルキッド樹脂、エポキシ樹脂メラミン樹脂、尿素樹脂
1石油樹脂、鉱物油、U■硬化アクリル樹脂等のシルク
スクリーン印刷用ヒヒクル、ロジン変性フェノール樹脂
、アルキッド樹脂、植物油等のオフセット印刷用ビヒク
ル、石油樹脂、ギルツナイト、鉱物油等の活版印刷用ビ
ヒクルがある。添加剤も既知のワックス、ドライヤー、
増粘剤、増感剤、乾燥抑制剤、沈降防止剤、消泡剤等か
ら任意のものを選ぶことができる。
なお印刷様式として、オフセット印刷は湿し氷が必要で
あるが、本発明に用いる吸水性樹脂はこの湿し水に影W
を与える場合がある。またグラビア印刷は印刷後に印刷
物をオーブンに通して乾燥させるため、オーブンの熱に
より香気が揮散し、香料インキとしての効力を減少させ
てしまうことがある。それに対し、ソルクスクリーン印
刷及び活版印刷では、酸化重合型や浸透乾燥型インキを
使用することにより、熱や水を必要としないため、オフ
セット印刷、グラビア印刷に比べ、本発明の香料インキ
の印刷様式としてより好ましいといえる。
〔実施例〕
上記の本発明について、以下に実施例をあげて、更に具
体的に本発明を説明する。
実施例1 エトセルスタンダードN−7(バーキュレス社製)15
重量部をエチレングリコールアセテート(ダイセル(株
)製)75重量部にホモミキサーを用いて溶解し、次い
で三本ロールを用い常法でベントン500  (N1.
Chemicals製)5重量部を練肉してベースイン
キを得た。
次に、60%メタノール水溶液50重量部に、香料Or
ange3229 (小林香料(株)製)50重量部を
溶解した香料溶液10重量部を吸水製樹脂スミカゲル5
50(住人化学工業(株)製)1重量部に吸着させ、こ
れを5重量部、ホモミキサーを用いて上記ベースインキ
95重量部に分散させインキ1を得た。
又、このインキ1を200 メソシュのスクリーンを用
い銀還」二質紙(重陽国策バルブ(株)製)上に印刷を
行い、香気持続性試験を行った。
実施例2 実施例1におけるメタノールのかわりにエチレングリコ
ール(日本乳化剤(株)製)を用いて香料溶液を作成し
、その他は実施例1と全く同様の方法によりインキ2を
得た。
又、このインキ2も実施例1と同様の香気持続性試験を
行った。
実施例3 実施例2の香料溶液100重量部をスミカゲルS50の
1重量部に吸着さゼ、これを実施例1と同様にインキベ
ースに分散させインキ3を得た。
又、このインキ3も実施例1と同様の香気持続性試験を
行った。
実施例4 実施例2と同様に香料溶液を吸着したスミカゲル5−5
0の5重量部を諸星インキ(株)製HG多色機用OPニ
ス95重量部に三本ロールを用い常法で分散させ活版イ
ンキを得た。
この活版インキについてはR1テスター(明製作所製)
を用い」−記銀還」−質紙に印刷を行い、香気持続性試
験を行った。
比較例1 実施例1と同様に作成したベースインキに実施例]と同
様な香料溶液を直接添加したものを比較インキとして、
実施例1と同様の香気持続性試験を行った。
試験結果 上記の香気持続性試験の結果を以下にあげる。
なお香気の評価は香気を感じるか否かをQ、xで表した
(以下余白) 混合溶液に香料を溶解させ、それを吸水性樹脂に吸着さ
セた後、印刷インキ中に分散させた本発明の香料インキ
は印刷時においては低臭であり、長期間に渡り香気を持
続し続けることができる。
特許出願人 大日本印刷株式会社 代理人 弁理士 小 西 淳 美 以上試験結果から、本発明で得られたインキは長期間に
渡り香気を持続しつづけることがわかる。
又、印刷時においては低臭であったことから、作業性も
改善できる。
〔発明の効果〕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 色料、ビヒクル、及び香料を溶解又は分散させた水或い
    はアルコール−水混合溶液を吸収させた吸水性樹脂から
    なる香料インキ。
JP2201209A 1990-07-31 1990-07-31 香料インキ Pending JPH0488069A (ja)

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JP2201209A JPH0488069A (ja) 1990-07-31 1990-07-31 香料インキ

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JP2201209A JPH0488069A (ja) 1990-07-31 1990-07-31 香料インキ

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JPH0488069A true JPH0488069A (ja) 1992-03-19

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003064317A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Toppan Forms Co Ltd 高吸水性ポリマー微粒子を含む塗液およびその製法
JP2003064393A (ja) * 2001-08-29 2003-03-05 Toppan Forms Co Ltd 香料を担持した高吸水性ポリマー微粒子を含む香料組成物およびその製法
JP2010521499A (ja) * 2007-03-16 2010-06-24 アプセン ファーマシューティカ エス.エー. シトロネラエキスを含有する抗真菌活性を有する医薬組成物、シトロネラエキスの製造方法、及び、シトロネラエキスの使用
JP2021172056A (ja) * 2020-04-30 2021-11-01 博行 荘司 マーカーペン型香り付き塗布具及びそれを用いた使用方法

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