JPH0487508A - 碍子汚損量測定装置 - Google Patents
碍子汚損量測定装置Info
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- JPH0487508A JPH0487508A JP2195155A JP19515590A JPH0487508A JP H0487508 A JPH0487508 A JP H0487508A JP 2195155 A JP2195155 A JP 2195155A JP 19515590 A JP19515590 A JP 19515590A JP H0487508 A JPH0487508 A JP H0487508A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/12—Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing
- G01R31/1227—Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials
- G01R31/1245—Testing dielectric strength or breakdown voltage ; Testing or monitoring effectiveness or level of insulation, e.g. of a cable or of an apparatus, for example using partial discharge measurements; Electrostatic testing of components, parts or materials of line insulators or spacers, e.g. ceramic overhead line cap insulators; of insulators in HV bushings
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Insulators (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は懸垂碍子や長幹碍子などに付着した塩分、硫
化物、硫酸塩、石膏あるいはセメントなどを含んだ汚損
物の量を測定することができるX線式碍子汚損量測定装
置に関するものである。
化物、硫酸塩、石膏あるいはセメントなどを含んだ汚損
物の量を測定することができるX線式碍子汚損量測定装
置に関するものである。
一般に、送電線用支持碍子の塩害などによる絶縁低下に
起因する地絡事故を未然に防止するため、碍子に付着し
た汚損物を等価塩分付着密度として正確に把握すること
が重要となる。このような汚損量測定装置として、被測
定碍子を水を貯留した洗浄槽内で超音波振動作用を利用
して洗浄し、洗浄後の水の電導度を測定して汚損量を求
める測定装置や、前もって複数の電極が焼き付けである
被測定碍子を使用して表面を均等に湿潤させた状態で電
極間の抵抗を測定して汚損量を求める測定装置があった
。
起因する地絡事故を未然に防止するため、碍子に付着し
た汚損物を等価塩分付着密度として正確に把握すること
が重要となる。このような汚損量測定装置として、被測
定碍子を水を貯留した洗浄槽内で超音波振動作用を利用
して洗浄し、洗浄後の水の電導度を測定して汚損量を求
める測定装置や、前もって複数の電極が焼き付けである
被測定碍子を使用して表面を均等に湿潤させた状態で電
極間の抵抗を測定して汚損量を求める測定装置があった
。
ところが、前者の超音波洗浄方式は、累積汚損量を直接
測定することができないという問題があった。
測定することができないという問題があった。
又、後者の測定方式は汚損物を洗浄しないため、累積汚
損量が測定できる反面、碍子表面を均等に湿潤させるの
に時間がかかり、又、表面抵抗から汚損量に換算するた
め測定精度が低く、汚損分布が測定できないという問題
があった。
損量が測定できる反面、碍子表面を均等に湿潤させるの
に時間がかかり、又、表面抵抗から汚損量に換算するた
め測定精度が低く、汚損分布が測定できないという問題
があった。
前述した問題点を解消するため、近年、蛍光X線を利用
した定量分析装置に使用されるX線管球からX線を被測
定碍子に照射して被測定碍子から発生する蛍光X線を計
数管に入力し、蛍光X線の強度により被測定碍子の汚損
量を演算する演算制御装置を備えた碍子汚損量測定装置
が提案された。
した定量分析装置に使用されるX線管球からX線を被測
定碍子に照射して被測定碍子から発生する蛍光X線を計
数管に入力し、蛍光X線の強度により被測定碍子の汚損
量を演算する演算制御装置を備えた碍子汚損量測定装置
が提案された。
前記X線管球は高精度な定量、定性分析を行うため高出
力なX線を照射する必要があり、このため、X線管球が
非常に高温となり、X線管球から発生する熱を冷却媒体
(水、油)を使用して吸収しており、X線管球を連続で
長時間運転することができる。この分析装置を送電用碍
子の汚損量測定に適用する際、水や油等の冷却媒体を循
環させる装置を必要とするので、測定装置全体が大型、
大重量化し、特に、送電用鉄塔に装着するためには非常
に不都合であり、小型、軽量化を図る必要が生じる。又
、このようなX線式測定装置を送電用鉄塔に装着すると
、冷却媒体の補充又は交換の頻度が多くなり、保守、点
検上も非常に問題となる。
力なX線を照射する必要があり、このため、X線管球が
非常に高温となり、X線管球から発生する熱を冷却媒体
(水、油)を使用して吸収しており、X線管球を連続で
長時間運転することができる。この分析装置を送電用碍
子の汚損量測定に適用する際、水や油等の冷却媒体を循
環させる装置を必要とするので、測定装置全体が大型、
大重量化し、特に、送電用鉄塔に装着するためには非常
に不都合であり、小型、軽量化を図る必要が生じる。又
、このようなX線式測定装置を送電用鉄塔に装着すると
、冷却媒体の補充又は交換の頻度が多くなり、保守、点
検上も非常に問題となる。
この発明の目的は測定装置の小型、軽量化を図ることか
でき、送電用鉄塔へ装着する際、鉄塔の補強を少なくす
ることができるとともに、装着作業を容易に行うことが
でき、さらに、冷却媒体の補充・交換が不要となり、鉄
塔上での保守・点検作業を容易に行うことができる碍子
汚損量測定装置を提供することにある。
でき、送電用鉄塔へ装着する際、鉄塔の補強を少なくす
ることができるとともに、装着作業を容易に行うことが
でき、さらに、冷却媒体の補充・交換が不要となり、鉄
塔上での保守・点検作業を容易に行うことができる碍子
汚損量測定装置を提供することにある。
この発明は上記目的を達成するため、X線管球からX線
を被測定碍子に照射して被測定碍子から発生する蛍光X
線を計数管に入力し、蛍光X線の強度により被測定碍子
の汚損量を演算する演算制御回路を備えた碍子汚損量測
定装置において、X線管球本体に放熱フィンを設け、こ
の放熱フィンに向かって空気を吹き付ける冷却ファンを
配置するという手段をとっている。
を被測定碍子に照射して被測定碍子から発生する蛍光X
線を計数管に入力し、蛍光X線の強度により被測定碍子
の汚損量を演算する演算制御回路を備えた碍子汚損量測
定装置において、X線管球本体に放熱フィンを設け、こ
の放熱フィンに向かって空気を吹き付ける冷却ファンを
配置するという手段をとっている。
この発明は碍子に付着した汚損物にX線を照射して、そ
の碍子から発生した蛍光X線を計数管に入力して蛍光X
線の強度により被測定碍子の汚損量を演算するようにし
たもので、定量分析装置と比較してX線の強度をそれほ
ど高くしなくてもよく、従って、X線管球か発生する熱
が比較的低くくなり、冷却ファンからの冷却空気を放熱
フィンに当てることにより、X線管球を所定温度に冷却
して、汚損量の測定動作を行うことができる。このため
測定装置が小型、軽量化され、鉄塔等の高所への装着が
機械的補強をすることなく、容易に行える。
の碍子から発生した蛍光X線を計数管に入力して蛍光X
線の強度により被測定碍子の汚損量を演算するようにし
たもので、定量分析装置と比較してX線の強度をそれほ
ど高くしなくてもよく、従って、X線管球か発生する熱
が比較的低くくなり、冷却ファンからの冷却空気を放熱
フィンに当てることにより、X線管球を所定温度に冷却
して、汚損量の測定動作を行うことができる。このため
測定装置が小型、軽量化され、鉄塔等の高所への装着が
機械的補強をすることなく、容易に行える。
以下、この発明の碍子汚損量測定装置を具体化した一実
施例を図面に基づいて説明する。
施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、収納ケース1の上部内側には測定
室2が区画形成され、該測定室2内にはX線管球3が装
設されている。このX管球3を測定時にのみ該測定室2
に移動できるようにしてもよい。前記測定室2の上部に
は被測定碍子を出し入れするための蓋4が蓋開閉機構5
により開閉可能に装設されている。
室2が区画形成され、該測定室2内にはX線管球3が装
設されている。このX管球3を測定時にのみ該測定室2
に移動できるようにしてもよい。前記測定室2の上部に
は被測定碍子を出し入れするための蓋4が蓋開閉機構5
により開閉可能に装設されている。
前記収納ケースlの側壁には支持アーム6によりダミー
碍子7が所定位置に支持されている。又、該ダミー碍子
7の上部の気中暴露位置に配置されたダミー碍子8と、
被測定碍子9は、碍子位置切換機構10により前記暴露
位置から前記測定室2内の測定位置へ移動可能である。
碍子7が所定位置に支持されている。又、該ダミー碍子
7の上部の気中暴露位置に配置されたダミー碍子8と、
被測定碍子9は、碍子位置切換機構10により前記暴露
位置から前記測定室2内の測定位置へ移動可能である。
次に、第1図により前記X線管球3の構成を説明する。
管球本体11の内部にはフィラメント12が収容され、
該フィラメントI2は導線13により高電圧発生装置1
4に接続されている。前記X線管球本体11の内項部に
は前記フィラメント12と対応してターゲット15が取
り付られている。そして、前記フィラメント12に高電
圧が印加されて該フィラメント12から電子がターゲッ
ト15に照射されると、ベリリウム窓I6及び照射筒1
6aからX線17が管球本体11の外部に照射され、こ
のX線17が被測定碍子9の表面に照射されるようにな
っている。
該フィラメントI2は導線13により高電圧発生装置1
4に接続されている。前記X線管球本体11の内項部に
は前記フィラメント12と対応してターゲット15が取
り付られている。そして、前記フィラメント12に高電
圧が印加されて該フィラメント12から電子がターゲッ
ト15に照射されると、ベリリウム窓I6及び照射筒1
6aからX線17が管球本体11の外部に照射され、こ
のX線17が被測定碍子9の表面に照射されるようにな
っている。
前記管球本体11の外端面には多数の放熱フィン18が
互いに平行に取り付けられている。又、測定室2の内壁
にはモータ19が支持され、該モ−タ19の回転軸20
には冷却ファン21が取着されている。そして、前記冷
却ファン21が回転されると、前記放熱フィン18に冷
却用空気が吹き付けられて、前記ターゲット15付近に
発生する高熱により加熱された管球本体11の熱を放散
してX線管球3を所定温度以下に保持できるようにして
いる。
互いに平行に取り付けられている。又、測定室2の内壁
にはモータ19が支持され、該モ−タ19の回転軸20
には冷却ファン21が取着されている。そして、前記冷
却ファン21が回転されると、前記放熱フィン18に冷
却用空気が吹き付けられて、前記ターゲット15付近に
発生する高熱により加熱された管球本体11の熱を放散
してX線管球3を所定温度以下に保持できるようにして
いる。
なお、本実施例では、モータ19を測定室2の内壁に取
り付けているが、モータ19はX線管球3又は図示して
いないX線管球支持物に取り付けてもよく、放熱フィン
18に冷却用空気が吹き付けられれば、特にその取付位
置を限定するものではない。
り付けているが、モータ19はX線管球3又は図示して
いないX線管球支持物に取り付けてもよく、放熱フィン
18に冷却用空気が吹き付けられれば、特にその取付位
置を限定するものではない。
第3図に示すように、X線管球3の近傍には碍子9表面
からの蛍光X線17aを入力するための計数管22が配
置されている。この計数管22には電源24、アンプ2
5が接続され、アンプ25にはCI−にα蛍光X線を分
離するためのPHA26、C1−にα蛍光X線の強度を
求めるためのスケーラ27が接続されている。又、前記
高電圧発生装置14、計数管22の電源24及びスケー
ラ27には演算制御装置28が接続され、X線管球3、
計数管22などの動作制御を行うとともに、スケーラ2
7から出力された蛍光X線の強度から碍子9表面の塩分
付着量を演算して出力する機能を備えている。
からの蛍光X線17aを入力するための計数管22が配
置されている。この計数管22には電源24、アンプ2
5が接続され、アンプ25にはCI−にα蛍光X線を分
離するためのPHA26、C1−にα蛍光X線の強度を
求めるためのスケーラ27が接続されている。又、前記
高電圧発生装置14、計数管22の電源24及びスケー
ラ27には演算制御装置28が接続され、X線管球3、
計数管22などの動作制御を行うとともに、スケーラ2
7から出力された蛍光X線の強度から碍子9表面の塩分
付着量を演算して出力する機能を備えている。
次に、前記のように構成した碍子汚損量測定装置につい
て、その動作を説明する。
て、その動作を説明する。
今、第4図の実線で示すようにダミー碍子8と被測定碍
子9が長期間自然暴露位置に保持されている状態で、図
示しないスイッチから演算制御装置28に測定指令が入
力されると、開閉機構5により蓋4が開放されるととも
に、碍子位置切換機構10によりダミー碍子8と被測定
碍子9が前記暴露位置から第4図に鎖線で示す測定室2
内の測定位置に移動停止される。
子9が長期間自然暴露位置に保持されている状態で、図
示しないスイッチから演算制御装置28に測定指令が入
力されると、開閉機構5により蓋4が開放されるととも
に、碍子位置切換機構10によりダミー碍子8と被測定
碍子9が前記暴露位置から第4図に鎖線で示す測定室2
内の測定位置に移動停止される。
次に、高電圧発生装置14からX線管球3に高電圧が供
給され、フィラメント12から電子がターゲット15に
照射され、ベリリウム窓16を通ってX線17が前記被
測定碍子9の表面に照射され、そこで発生した蛍光X#
17aが計数管22に入力され、アンプ25により増幅
されるとともに、CI−にα蛍光X線がPHA26によ
り分離される。次いで、スケーラ27によりCI−にα
蛍光X線の強度が求められ、これが演算制御装置28に
入力され、該制御装置28により碍子の塩分付着量が演
算され、この演算結果が碍子の汚損量として表示される
。
給され、フィラメント12から電子がターゲット15に
照射され、ベリリウム窓16を通ってX線17が前記被
測定碍子9の表面に照射され、そこで発生した蛍光X#
17aが計数管22に入力され、アンプ25により増幅
されるとともに、CI−にα蛍光X線がPHA26によ
り分離される。次いで、スケーラ27によりCI−にα
蛍光X線の強度が求められ、これが演算制御装置28に
入力され、該制御装置28により碍子の塩分付着量が演
算され、この演算結果が碍子の汚損量として表示される
。
前記ターゲット15に電子が照射されてX線17が発生
すると、X線管球本体11が高温に加熱されるが、この
熱は放熱フィン18に伝達され、該フィン18は冷却フ
ァン21により吹き付けられる空気(風速は、2m/s
ec程度)より冷却されるため、X線管球本体11が異
常に加熱されることはない。
すると、X線管球本体11が高温に加熱されるが、この
熱は放熱フィン18に伝達され、該フィン18は冷却フ
ァン21により吹き付けられる空気(風速は、2m/s
ec程度)より冷却されるため、X線管球本体11が異
常に加熱されることはない。
なお、前記X線管球3による汚損量の測定動作が終了す
ると、碍子位置切換機構lOによりダミー碍子8及び被
測定碍子9が測定室2内から暴露位置に移動されるとと
もに、蓋4が開閉機構5により閉鎖される。
ると、碍子位置切換機構lOによりダミー碍子8及び被
測定碍子9が測定室2内から暴露位置に移動されるとと
もに、蓋4が開閉機構5により閉鎖される。
さて、この発明の実施例においては、X線管球本体11
に放熱フィン18を多数取付け、冷却ファン21からの
空気により冷却を行うようにしたので、X線管球3を冷
却するための水や油等の特別な冷却媒体が不要となり、
この結果、測定装置の小型、軽量化を図ることができ、
送電用鉄塔に対し碍子汚損量測定装置を取り付ける際、
鉄塔の補強を少なくすることができるとともに、取付作
業を容易に行うことができる。
に放熱フィン18を多数取付け、冷却ファン21からの
空気により冷却を行うようにしたので、X線管球3を冷
却するための水や油等の特別な冷却媒体が不要となり、
この結果、測定装置の小型、軽量化を図ることができ、
送電用鉄塔に対し碍子汚損量測定装置を取り付ける際、
鉄塔の補強を少なくすることができるとともに、取付作
業を容易に行うことができる。
又、冷却媒体の補充や交換作業も不要となり、鉄塔上で
保守、点検を行う頻度を少なくすることもできる。
保守、点検を行う頻度を少なくすることもできる。
ところで、碍子の汚損量を監視する場合には、定期的に
汚損量を測定すればよいので、X線管球3を長時間連続
して動作させる必要はなく、この発明のように放熱フィ
ン18と冷却ファン21によるX線管球3の冷却方式に
より対応することができる。
汚損量を測定すればよいので、X線管球3を長時間連続
して動作させる必要はなく、この発明のように放熱フィ
ン18と冷却ファン21によるX線管球3の冷却方式に
より対応することができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば、収納ケースlからX線管球3及び計数管22
を分離してユニット化し、このユニットを鉄塔(図示略
)に装着するとともに、このX線測定ユニットと、高電
圧発生装置14及び制御装置28とをケーブル(図示略
)により接続することもできる。
、例えば、収納ケースlからX線管球3及び計数管22
を分離してユニット化し、このユニットを鉄塔(図示略
)に装着するとともに、このX線測定ユニットと、高電
圧発生装置14及び制御装置28とをケーブル(図示略
)により接続することもできる。
以上詳述したように、この発明は水や油等の特別な冷却
媒体を不要にして、X線式碍子汚損量測定装置を小型、
軽量化することができ、この結果、送電用鉄塔へ装着す
る際、鉄塔の補強を少なくすることができるとともに、
装着作業を容易に行うことができ、さらに、冷却媒体の
補充・交換が不要となり鉄塔上での保守・点検を容易に
行うことができる効果がある。
媒体を不要にして、X線式碍子汚損量測定装置を小型、
軽量化することができ、この結果、送電用鉄塔へ装着す
る際、鉄塔の補強を少なくすることができるとともに、
装着作業を容易に行うことができ、さらに、冷却媒体の
補充・交換が不要となり鉄塔上での保守・点検を容易に
行うことができる効果がある。
第1図はX線管球の断面図、第2図は放熱フィンの取付
状態を示す正面図、第3図は碍子汚損量測定装置のブロ
ック回路図、第4図は碍子汚損量測定装置全体を示す断
面図である。 2・・・測定室、3・・・X線管球、8・・・ダミー碍
子、9・・・被測定碍子、11・・・X線管球本体、1
2・・・フィラメント、14・・・高電圧発生装置、1
5・・・ターゲット、17・・・X線、17a・・・蛍
光X線、18・・・放熱フィン、21・・・冷却ファン
、22・・・計数管、28・・・演算制御装置。 特許出願人 東京電力 株式会社 日本碍子 株式会社 代 理 人 弁理士 恩1)薄型(ほか1名) 塩分付着量
状態を示す正面図、第3図は碍子汚損量測定装置のブロ
ック回路図、第4図は碍子汚損量測定装置全体を示す断
面図である。 2・・・測定室、3・・・X線管球、8・・・ダミー碍
子、9・・・被測定碍子、11・・・X線管球本体、1
2・・・フィラメント、14・・・高電圧発生装置、1
5・・・ターゲット、17・・・X線、17a・・・蛍
光X線、18・・・放熱フィン、21・・・冷却ファン
、22・・・計数管、28・・・演算制御装置。 特許出願人 東京電力 株式会社 日本碍子 株式会社 代 理 人 弁理士 恩1)薄型(ほか1名) 塩分付着量
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、X線管球からX線を被測定碍子に照射して被測定碍
子から発生する蛍光X線を計数管に入力し、蛍光X線の
強度により被測定碍子の汚損量を演算する演算制御回路
を備えた碍子汚損量測定装置において、 X線管球本体に放熱フィンを設け、この放熱フィンに向
かって空気を吹き付ける冷却ファンを配置したことを特
徴とする碍子汚損量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19515590A JPH07118852B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 碍子汚損量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19515590A JPH07118852B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 碍子汚損量測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487508A true JPH0487508A (ja) | 1992-03-19 |
JPH07118852B2 JPH07118852B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=16336349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19515590A Expired - Lifetime JPH07118852B2 (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 碍子汚損量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH07118852B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103736692A (zh) * | 2013-12-26 | 2014-04-23 | 马东升 | 电力机车车顶绝缘子高压热空气清洁系统 |
CN113932740A (zh) * | 2021-09-17 | 2022-01-14 | 国网江苏省电力有限公司盐城供电分公司 | 一种用于绝缘子污闪的预警装置 |
-
1990
- 1990-07-24 JP JP19515590A patent/JPH07118852B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103736692A (zh) * | 2013-12-26 | 2014-04-23 | 马东升 | 电力机车车顶绝缘子高压热空气清洁系统 |
CN113932740A (zh) * | 2021-09-17 | 2022-01-14 | 国网江苏省电力有限公司盐城供电分公司 | 一种用于绝缘子污闪的预警装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07118852B2 (ja) | 1995-12-18 |
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