JPH048738Y2 - - Google Patents

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JPH048738Y2
JPH048738Y2 JP1986156879U JP15687986U JPH048738Y2 JP H048738 Y2 JPH048738 Y2 JP H048738Y2 JP 1986156879 U JP1986156879 U JP 1986156879U JP 15687986 U JP15687986 U JP 15687986U JP H048738 Y2 JPH048738 Y2 JP H048738Y2
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fertilizer
hopper
rotating disk
motor housing
spreader
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、肥料散布機に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来の肥料散布機は、例えば、実開昭61−
472237号公報の考案に示されるように、ホツパー
内の肥料を最後まで残らず散布するために、振動
機や、振動機により振動される振動網や振動コイ
ル等の装置をホツパー内に複雑に配設していた。
このため、異なる種類の肥料を散布しようとす
る際、ホツパー内の清掃が不便で、迅速な肥料替
えを行なうに手間がかかつていた。
又、従来の散布機では、散布範囲が機械任せで
あり、精々回転円盤の回転速度を制御して散布範
囲を制御する外はなかつた。
しかし、回転速度を低くすると、散布範囲は小
さくできるが、散布密度が不均一となり、肥料の
無駄使いが少なくなかつた。
本考案はかかる問題の解決を目的とするもので
ある。
(考案の構成) 本考案は、肥料が投入されるホツパーの内部底
面にモーターハウジングを設け、該モーターハウ
ジング内に設置したモーターの出力軸をホツパー
の内部底面から外部に向けて垂直に貫通させ、該
出力軸の先端に羽根を上面に設けた回転円盤を水
平に軸着し、内部底面の排出穴から落下する肥料
を前記回転円盤上に受けて、回転円盤の羽根によ
つて肥料を円盤周辺方向に飛散させる肥料散布機
に於て、 上記モータハウジングは、ホツパーの内部底面
を左右に2分割するように内部底面から盛り上げ
た鞍型に形成し、 左右に2分割された内部底面のそれぞれに排出
穴を設けるとともに、当該内部底面の裏面側に、
上記排出穴と連通する通し穴を穿つた摺動可能な
シヤツター板を設け、 更に、上記回転円盤からの肥料の飛散を一定幅
内に制限する一対の規制板を、回転円盤に相対す
るよう当該散布機の進行方向の前後方向から回転
円盤に向けて配設したことを特徴とする構成のも
のである。
(実施例) 以下、本考案をトラツクターに搭載した実施の
一例を示す図面に基づいて説明する。
第1図及び第3図に於て、10は一般に普及し
ているトラツクターの最前部の一部を示すもの
で、11はトラツクター10の最前部に装備され
ている錘取付装置である。
一般にトラツクター10は、その後部側に各種
の機械装置を連結して牽引するため、牽引する各
種機器の負荷に応じてトラツクター10自体のバ
ランスをとる必要がある。
錘取付装置11は、そのバランスをとるための
装置であり、通常、錘が取付けられる取付板12
を有している。
取付板12は、図示の通り、板の幅方向が垂直
で、長手方向がトラツクター10の車幅方向に横
たえられた状態で、トラツクター10の最前部か
ら更に前方に差出されている。
図中の13,13は、取付板12の両端を支え
る支持腕である。尚、錘は取付板12にボルト締
で取付られる(図示せず)。
第1図乃至第3図に於て、100は肥料散布機
であり、肥料散布機100は、散布される肥料が
投入されるホツパー30と、ホツパー30を支持
する機枠40と、ホツパー30の下部に装着され
る散布装置50とから成つている。
ホツパー30は、上部に大きく開放された投入
口31を有し、ホツパー30の内部底面32の中
央にはモータハウジング33を有している。
このモータハウジング32は後述する散布装置
50の駆動源たるモータ51を納めるためのもの
である。
実施例のホツパー30は、頂部を水平に切つた
四角錐逆さにした形状をしており、その内部底面
32は四角形となつている。
そして、上記のモータハウジング33は鞍形状
に形成されており、その鞍がホツパー30の内部
底面32に設けられた際に占める領域は、四角形
をした内部底面32の中心部を帯状に通り、当該
内部底面32を横断するように構成されている。
即ち鞍は、四角形の内部底面32の中央を横断
して延在し、鞍の両端がホツパー30を形成する
4つの斜面のうち相対する2つの斜面に接続して
いる。
従つて、ホツパー30の内部底面32は、その
底面から盛り上げられた鞍型のモータハウジング
33によつて2分割されている。
ホツパー30の排出穴34,34は、この2分
された内部底面32のそれぞれの領域に、その中
央に位置するように穿つてある。
そして、これらの排出穴34,34からホツパ
ー30内の肥料が滞留することなく排出されるよ
う、2分割された内部底面32のそれぞれの領域
を占める下部空間、即ち、当該領域を底面とし前
記鞍型モータハウジング33と略同等の高さ迄の
下部空間に、ホツパー30内に於るホツパーとし
ての内部ホツパー35,35を設けている。
この内部ホツパー35,35は、前記ホツパー
30と同様の逆四角錐型で、ホツパー35を構成
する斜面の一方は、鞍型モータハウジング33の
側面の斜面の裾を排出穴34に近接する位置まで
延在させており、このモータハウジング33の側
面の斜面と相対するホツパー30の斜面の裾をも
排出穴34に近接する位置まで延在させている。
そして、残る斜面の2方向は、ホツパー30の
斜面の途中から排出穴34に近接する位置まで斜
面部材36を掛け渡して、内部ホツパー35を構
成している。
実施例ではホツパー30及びその内部ホツパー
35を逆四角錐型にしているが、合成樹脂等の射
出成形により円錐型や多角形型に形成してもよ
い。
ホツパー30の外側の底には、前記排出穴3
4,34を開閉するためのシヤツター板37がホ
ツパー30の外側の底に密着しながら摺動可能に
設けてある。
このシヤツター板37には、前記排出穴34,
34と一致する通し穴38,38が打抜いてあ
り、シヤツター板37の摺動量に応じて、排出穴
34,34と通し穴38,38とが次第にズレて
いき、遂にはシヤツター板37が排出穴34,3
4を塞ぐようになつている。実施例では2つの排
出穴34,34の中間点を軸としてシヤツター板
37が回動するように構成してあり、その操作レ
バー39をホツパー30の外部側面に延在させて
ある。
ホツパー30から排出される肥料の流量は、操
作レバー39を手動操作することによつて行な
う。
散布装置50は、モータ51と当該モータ51
により回転させられる回転円盤52を主たる構成
要素としている。
モータ51は、前記のモータハウジング33内
に納められ、その出力軸53は、2つの排出穴3
4と排出穴34との間の中央にあつて、ホツパー
30の底板32を垂直に貫通して、ホツパー30
の底板32の外部裏面側に延在させてある。
回転円盤52は、出力軸53の先端に、円盤5
2が水平となるよう円盤中心が軸着されている。
そして、円盤上には、落下した肥料を円盤52の
周辺に跳飛ばすための羽根54が回転円盤52の
概ね半径方向に向けて複数設けてある。
更に本考案では、肥料がトラツクター10の進
行方向の左右両側に帯状に均等散布されるよう、
ホツパー30の2つの排出穴34,34を当該進
行方向の左右両側に設定する一方、回転円盤52
に対しては、当該進行方向の前後方向から回転円
盤52に向けて一対の規制板55A,55Bを対
向配置させてある。
排出穴34,34から円盤52上に落された肥
料は、円盤52上に略半径方向に設けられた羽根
54によつて、円周方向に跳飛ばされるが、トラ
ツクター10の進行方向の前後方向に跳飛ばされ
た肥料は、前記の規制板55A,55Bに衝突し
て前後方向への飛散が阻止されると共に、規制板
55A,55Bへの衝突角度に応じて進行方向の
左右両側方向へと弾き飛ばされる。
従つて大半の肥料は、前後に配設された規制板
55A,55Bの間から進行方向の左右両側へ散
乱し、進行に従つて両側に帯状に散布されて行
く。
尚、肥料の飛距離は、円盤52の回転速度の調
整によつて行なわれる。
又、モータ51の電源は、トラツクター10の
バツテリーを用い、モータ51からの接続コード
の端に設けたクリツプ式端子をバツテリーターミ
ナルに噛ませている(図示せず)。
図中の機枠40は、前記散布装置50が装着さ
れたホツパー30を保持するためのものである。
実施例の機枠40は、四角形状に組んだ枠を、ホ
ツパー30の底に当てがい、ホツパー30を当該
機枠40の上に乗せるようにして固定している。
実施例では、トラツクター10に搭載するに当
つて、簡単な作業で着脱ができるようにするた
め、機枠40に、垂直な姿勢の板状部材に対し、
その上方から食込可能な切れ込み部42を形成し
た係止具41を固定してある。
実施例の係止具41は、機枠40に取付られる
基部43に板状の係止部材44を垂直に固着し、
この係止部材44に下方に向けて開口するコ字状
をした切れ込み部42を形成したものである。
上記の肥料散布機は係止具41の切れ込み部4
2を、トラツクター10の車体の最前部に装備さ
れている錘取付装置11の取付板12に、その取
付板12の上方から切れ込み部42を差し込むだ
けで、容易に搭載させることができ、その着脱が
極めて容易となる。
実施例の第3図では、機枠40に2つの係止部
材44を有する係止具41を取付ているおり、そ
の係止部材44が取付板の左右端を支持する支持
腕13,13に接していないが、当該左右の支持
腕13,13に係止部材44が接するように配設
すると、横揺れが確実に防止できるというい利点
がある。
係止具41は、その基部43を機枠40にボル
トで止着してあり、必要なければ係止具41を取
外しておいてもよい。
尚、上記実施例では、モータ51の電源として
トラツクター10のバツテリー(図示せず)を借
用しているが、前記モータハウジング内33或い
は、機枠40の適当部位に電池を装備させてもよ
い。
(考案の効果) 本考案によれば、 モータハウジングが、ホツパーの内部底面を左
右に2分割するように内部底面から盛り上げられ
た鞍型に形成され、左右に2分割された内部底面
のそれぞれに排出穴を設けた構成としてあるの
で、 モータの振動で鞍型のモータハウジングが振動
し、従来のように、わざわざ振動器等の装置を設
けなくとも、ホツパー内の肥料を残すことなく排
出し、散布させることができる。
又、上記の内部底面の裏面側には、上記排出穴
と連通する通し穴を穿つた摺動可能なシヤツター
板を設けてあるので、このシヤツター板の開閉に
よつて、散布量を任意に調整することができる。
しかも、このシヤツター板による排出量の調整に
より、回転円盤の回転速度を低下させることなく
肥料を散布することができるので、肥料の散布密
度を従来のものに較べて、より均一にすることが
できる。
更に又、規制板を当該散布機の進行方向の前後
方向側から回転円盤に対向するように配設してあ
るので、回転円盤の回りに飛散する肥料を、進行
方向の左右両側へ向け、一定幅で飛散するよう規
制することができ、トラツクター等、肥料散布機
の運搬手段の前進方向の左右両側にそれぞれ1条
づつ、当該運搬手段の前進に応じて、肥料を帯状
に散布して行くことができる。
従つて、トラツクター等の運搬手段の通り道、
即ち、育成植物の存在しない領域へ肥料が無駄に
散布されることがないばかりか、予め、運搬手段
の通り道の両側へ育成植物を植えておくことによ
つて、一度の運行によつて左右2条の育成植物群
に散布することができ、肥料の有効散布とともに
散布作業の効率化をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものにして、第
1図は側面図、第2図は正面図、第3図は平面図
である。 10……トラツクター、11……錘取付装置、
12……取付板、13……支持腕、30……ホツ
パー、31……投入口、32……底面、33……
モータハウジング、34……排出穴、35……内
部ホツパー、36……斜面部材、37……シヤツ
ター板、38……通し穴、39……レバー、40
……機枠、41……係止具、42……差し込み
穴、43……基部、44……係止部材、50……
散布装置、51……モータ、52……回転円盤、
53……出力軸、54……羽根、55A,55B
……規制板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 肥料が投入されるホツパーの内部底面にモータ
    ーハウジングを設け、該モーターハウジング内に
    設置したモーターの出力軸をホツパーの内部底面
    から外部に向けて垂直に貫通させ、該出力軸の先
    端に羽根を上面に設けた回転円盤を水平に軸着
    し、内部底面の排出穴から落下する肥料を前記回
    転円盤上に受けて、回転円盤の羽根によつて肥料
    を円盤周辺方向に飛散させる肥料散布機に於て、 上記モータハウジングは、ホツパーの内部底面
    を左右に2分割するように内部底面から盛り上げ
    た鞍型に形成し、 左右に2分割された内部底面のそれぞれに排出
    穴を設けるとともに、当該内部底面の裏面側に、
    上記排出穴と連通する通し穴を穿つた摺動可能な
    シヤツター板を設け、 更に、上記回転円盤からの肥料の飛散を一定幅
    内に制限する一対の規制板を、回転円盤に相対す
    るよう当該散布機の進行方向の前後方向から回転
    円盤に向けて配設したことを特徴とする肥料散布
    機。
JP1986156879U 1986-10-14 1986-10-14 Expired JPH048738Y2 (ja)

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JPS6363330U JPS6363330U (ja) 1988-04-26
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JP2017060433A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社 マルナカ 目土散布機

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JPS6363330U (ja) 1988-04-26

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