JPH0486973A

JPH0486973A - 郵便物宛名読取装置

Info

Publication number: JPH0486973A
Application number: JP2201473A
Authority: JP
Inventors: Nobuaki Takagi; 宣明高木; Yoshikatsu Nakamura; 中村　好勝; Masato Suda; 正人須田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-07-31
Filing date: 1990-07-31
Publication date: 1992-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、郵便物の宛名を読み取り区分する郵便物宛名
読取装置に関する。

（従来の技術）郵便物の宛名は手書きのものもあれば、印刷されたもの
もあり、その文字の大きさは千差万別である。

また、郵便物の宛名は縦書きのものもあれば、横書きの
ものもある上に、記載方法は特に規定されずに自由であ
る。そして、宛名は一般に相手の住所と相手の名前から
なり、通常２．３行となるが、この２．３行で記載され
る宛名領域には、各行の間が極端に空いて空白領域がで
きたり、または短い行と長い行とがある場合には短い行
の後には空白領域ができたりするというように空白領域
が存在することが多々ある。

郵便物の宛名の続み取りにおいては、郵便物をカメラ等
の撮像装置で撮像した画像から宛名領域を切り出し、こ
の切り出した宛名領域に記載されている文字を読み取っ
て認識し、この認識した文字を宛名メモリに記憶するよ
うになっている。

（発明が解決しようとする課題）大きな文字があったり、小さな文字があるような種々の
大きさの宛名文字をそのまま読み取って認識し記憶する
と、大きな文字の場合には、大きなメモリ容量を必要と
するため、メモリとしては、この大きな文字に合わせた
容量を設けておくことが必要となり、非常に非経済的で
あるという問題がある。

また、宛名領域内に空白領域があると、この空白領域も
従来メモリに記憶していたので、メモリ容量が大きくな
り、非常に非経済的であるという問題がある。

本発明は、上記に２みてなされたもので、その目的とす
るところは、宛名を記憶する宛名メモリの容量を低減し
て経済化および高速化を図った郵便物宛名読取装置を提
供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明の郵便物宛名読取装置
は、宛名が記載された郵便物をＭｌ摩してｍｆｆＡｆｆ
上して入力する入力手段と、該入力手段からの郵便物の
画像情報から宛名領域を切り出す宛名領域切り出し手段
と、該切り出された宛名領域に記数されている宛名の文
字の大きさを測定する測定手段と、該測定手段で測定し
た宛名の文字の大きさが所定の大きさより大きい場合、
この大きい文字を所定の大きさに圧縮する圧縮手段とを
有することを要旨とする。

また、本発明の郵便物宛名読取装置は、宛名が記載され
た郵便物を撮像して画像情報として入力する入力手段と
、該入力手段からの郵便物の画像情報から宛名領域を切
り出す宛名領域切り出し手段と、該切り出された宛名領
域に存在する空白領域を検出する検出手段と、前記宛名
領域から文字を切り出す文字切り出し手段と、この切り
出した文字を認識する認識手段と、この認識した文字を
記憶する宛名パターンメモリと、該宛名パターンメモリ
に文字を記憶するとき、前記空白領域を除外した残りの
領域のみを記憶するように制御する制御手段とを有する
ことを要旨とする。

（作用）本発明の郵便物宛名読取装置では、宛名の文字の大きさ
を測定し、該文字の大きさが所定の大きさより大きい場
合、この大きい文字を所定の大きさに圧縮している。

また、本発明の郵便物宛名読取装置では、宛名領域に存
在する空白領域を検出し、該空白領域を除外した残りの
宛名領域のみを記憶している。

（実施例）以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例に係わる郵便物宛名読取装置
の構成を示すブロック図である。同図に示す郵便物宛名
読取装置は、処理対象物である郵便物１０を例えばＴＶ
右カメラからなる画像入力装置１１で撮像して該郵便物
１０を画像情報として入力し、この入力された画像情報
を画像メモリ１２に記憶する。そして、画像メモリ１２
に記憶された郵便物の画像情報から、宛名領域検出装置
１３によって宛名領域を検出し、該宛名領域の座標値を
宛名領域座標記憶袋Ｗ１１４に記憶するとともに、文字
サイズ判定装置１６によって宛名を構成する文字の大き
さを判定する。この判定結果、宛名か大きな文字で記載
されている場合には、前記画像メモ。す１２に記憶され
ている画ｆ！情報を画像圧縮装置１５を介して圧縮しな
がら前記宛名領域座標記憶装置１４に記憶されている座
標値を基に宛名領域の画像情報のみを画像選択装置１７
で選択して文字パターンメモリ１８に転送記憶する。

なお、宛名の文字が小さい場合には、前記画像圧縮装置
１５を介して圧縮することなく、元の大きさの文字のま
ま、文字パターンメモリ１８に記憶する、そして、この
ように文字パターンメモリ１８に記憶された文字パター
ンを文字識別装置で個々の文字パターンを認識し、この
認識された文字を宛名識別装置１ｉｆ１９に供給し、宛
名の識別を行うようになっている。

第２図は前記文字サイズ判定装置１６の処理を示す説明
図である。前記宛名領域検出装置１３によって検出され
た宛名領域内において、すなわち第２図において矩形の
枠で囲んで宛名領域内において、宛名の行方向に射影を
求める。この結果の射影が第２図の右側に斜線を施して
示されているか、この射影のピークの幅ｅ、、ｅ２およ
び４゜を計算し、所定値より大きな値の文字に対しては
、前記画像圧縮装置１５で圧縮する。

この圧縮の方法は、例えば第３図に示されているように
、２×２の４画素ａ　ｌ＋　／Ｌ２　＋　ａｓ　＋ａ４
の濃淡の平均値を１画素値しに置き換える（　ｂ　４　
Ｐ　＋　）ことにより実施する。具体的には、前記文字
サイズ判定装置１６で所定値より大きいと判定された文
字で記載される宛名領域は、２×２の４画素の濃淡値の
平均値を算出し、この平均値を１画素値に置き換えて、
元の画像の１／４の画像データに圧縮するようにしてい
る。

なお、圧縮は、上述しなように、２×２の４画素の濃淡
値の平均値を求める代わりに、例えば３×３の９画素の
濃淡値の平均値を求めて、１画素値に置き換えて、元の
画像の１／９の画像データを転送記憶してもよい。

第４図は本発明の他の実施例に係わる郵便物宛名読取装
置の構成を示すブロック図である。同図に示す郵便物宛
名読取装置は、宛名領域内の空白領域を除去して記憶す
るものであり、第１図の場合と同様に、処理対象物であ
る郵便物１０を例えばＴＶ右カメラからなる画像入力装
置１１で撮像して該郵便物１０を画像情報として入力し
、この入力された画像情報を画像メモリ１２に記憶し、
この画像メモリ１２に記憶された郵便物の画像情報から
、宛名領域検出装置１３によって宛名領域を検出し、該
宛名領域の座標値を宛名領域座標記憶装置１４に記憶す
る。そして、宛名領域座標記憶装置１４に記憶された宛
名領域の座標を基に前記画像メモリ１２に記憶された郵
便物の画像情報から宛名の記載されていない空白領域を
空白領域判定装置２１によって検出する。そして、前記
宛名領域座標記憶装置１４に記憶されている宛名領域か
ら空白領域判定装置２１で検出した空白領域を除去した
画像情報のみを宛名領域パターンメモリ２２に転送記憶
する。更に、この宛名領域パターンメモリ２２に記憶さ
れた宛名領域の画＠情報から文字検出装置２３によって
文字パターンを切り出し、文字パターンを文字パターン
メモリ１８に記憶し、該文字パターンメモリ１８の中の
文字パターンを用いて、文字識別装置２４で個々の文字
パターンを認識し、この認識された文字識別結果２５を
宛名識別装置１９に供給し、宛名識別結果２０を得るよ
うになっている。

次に、前記空白領域判定装置２１による空白領域判定処
理について第５図以降を参照して説明する。

第５図は前記画像メモリ１２に記憶された郵便物の画像
情報から、宛名領域座標記憶装置１４に記憶されている
宛名領域を抜き出した画像である。

この画像に対して、第６図に示すように宛名の記載方向
の射影を求め、同図の右側部分で示す射影値か０となる
領域Ｓを空白領域と判定する。

次に、射影値の存在した領域、すなわち宛名文字の存在
する領域Ａｌ、Ａ２　（第６図の右側に示す）に対して
は、第７図（ａ）、（ｂ）にそれぞｔし示すように宛名
記載方向に垂直な方向の射影を計算し、上述したと同様
に射影値が０の領域を空白＠域と判定する。そして、上
述した各処理の結果残った領域が第８図で点線で囲まれ
た領域となり、この領域のみが、すなわち空白領域が除
去された領域のみが宛名領域として宛名領域パターンメ
モリ２２に転送記憶されるのである。この例では、初め
の宛名領域に比較して、空白領域を除去して求まった宛
名領域は約半分の面積となり、画像転送時間を大幅に短
縮できるとともに、メモリ容量もかなり低減することが
できる。なお、本実施例は、小さな印刷活字で記載され
ている宛名で行間を広くとり、郵便物中の広い領域にわ
たって記載されているものに対して特に有効である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、宛名の文字の大
きさを測定し、該文字の大きさか所定の大きさより大き
い場合、この大きい文字を所定の大きさに圧縮したり、
または宛名領域に存在する空白領域を検出し、該空白領
域を除外した残りの宛名頭載のみを記憶しているので、
メモリ容量を節約し、経済化を図ることができるととも
に、メモリへの転送時間も短縮し、高速化を図ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わる郵便物宛名読取装置
の構成を示すブロック図、第２図は第１図の郵便物宛名
読取装置に使用されている文字サイズ判定装置の処理を
示す説明図、第３図は第１図の郵便物宛名読取装置に使
用されている画像圧縮装置による几縮処理の説明図、第
４図は本発明の他の実施例に係わる郵便物宛名読取装置
の構成を示すブロック図、第５図は第４図の郵便物宛名
読取装置に使用されている画像メモリに記憶された郵便
物の画像情報から宛名領域を抜き出した画像を示す図、
第６図および第７図は第５図の宛名領域の画像から空白
部分を判定する説明図、第８図は第５図の宛名領域の画
像から空白領域を分離した宛名領域の画像を示す図であ
る。１２・・・画像メモリ、１３・・・宛名領域検出装置、１４・・−宛名領域座標記憶装置、１５・・・画像圧縮装置、１６・・・文字サイズ判定装置、１８・・・文字パターンメモリ、１９・・・宛名識別装置、２１・・・空白領域判定装置、２２・・・宛名領域パターンメモリ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）宛名が記載された郵便物を撮像して画像情報とし
て入力する入力手段と、該入力手段からの郵便物の画像
情報から宛名領域を切り出す宛名領域切り出し手段と、
該切り出された宛名領域に記載されている宛名の文字の
大きさを測定する測定手段と、該測定手段で測定した宛
名の文字の大きさが所定の大きさより大きい場合、この
大きい文字を所定の大きさに圧縮する圧縮手段とを有す
ることを特徴とする郵便物宛名読取装置。
（２）宛名が記載された郵便物を撮像して画像情報とし
て入力する入力手段と、該入力手段からの郵便物の画像
情報から宛名領域を切り出す宛名領域切り出し手段と、
該切り出された宛名領域に存在する空白領域を検出する
検出手段と、前記宛名領域から文字を切り出す文字切り
出し手段と、この切り出した文字を認識する認識手段と
、この認識した文字を記憶する宛名パターンメモリと、
該宛名パターンメモリに文字を記憶するとき、前記空白
領域を除外した残りの領域のみを記憶するように制御す
る制御手段とを有することを特徴とする郵便物宛名読取
装置。