JPH0486970A - くじ付印刷物選別区分機 - Google Patents

くじ付印刷物選別区分機

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JPH0486970A
JPH0486970A JP2201469A JP20146990A JPH0486970A JP H0486970 A JPH0486970 A JP H0486970A JP 2201469 A JP2201469 A JP 2201469A JP 20146990 A JP20146990 A JP 20146990A JP H0486970 A JPH0486970 A JP H0486970A
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JP
Japan
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lottery
printed matter
postcard
image
imaging
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Pending
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JP2201469A
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Inventor
Yoshikatsu Nakamura
中村 好勝
Masato Suda
正人 須田
Nobuaki Takagi
宣明 高木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、くじ付印刷物、例えばくじ付葉書等からく
じ番号を読取って当選番号と照合し、照合結果別に区分
するくじ付印刷物選別区分機に関する。
(従来の技術) 文字を自動的に認識する文字読取装置の技術は手書き漢
字の領域まで認識技術が発展している。
文字読取装置は、例えばOAの分野においては、帳票上
に記入された文字を撮像センサで撮像して認識し、その
認識結果をホストコンピュータに出力するデータエント
リーに用いるもの等がある。
このような、OAの分野等に用いられる文字読取装置に
おいて、その運用は専任のオペレータにより行われてお
り、大量の帳票がバッチ処理されている。また、このよ
うな文字読取装置において帳票上の一部分の文字行を撮
像し、認識処理するものにあっては、撮像センサでその
部分のみの撮像が行われている。このような場合、帳票
の上下、左右、又は表裏を合わせることが必須であり、
これが合わない帳票は読取不能又は誤読の原因となる。
一般の文字読取装置における帳票では、これを防ぐため
にみみ切りが行われている。
ところで、近時、くじ付印刷物として、郵政省が発行す
る年賀葉書、暑中見舞用のかもめ−る、新入学等に用い
るさくらめ−る等のくじ付葉書や、各自治体が発行する
宝くじ等、各種のものが流通している。しかし、このよ
うな一般大衆を対象にしたくじ付印刷物に対し文字読取
装置を応用した自動化は殆んど手がつけられていない。
そのため、このようなくじ付印刷物に対しては、個々人
が当選番号とのチエツクを行っているのが現状である。
このような目視チエツクでは当選番号を見落すおそれが
あり、早期の自動化が望まれている。
(発明が解決しようとする課題) くじ付葉書等のくじ付印刷物からくじ番号を自動的に認
識、照合し、区分する装置を考えたとき、その装置の操
作者は素人になることが考えられるため、前述の帳票の
みみ切り等と同様な処理により、くじ付印刷物の取揃え
に完全を期すことは難しい。このため、くじ付印刷物が
、装置に上下反転して入力されても、くじ番号を正常に
撮像、認識できて操作性、読取信頼性の高いものが求め
られる。
また、操作者が素人の場合、数枚のくじ付葉書等をホッ
チキス又はクリップで止めたものが、そのまま装置に入
力されることも考えられる。このような場合、装置の故
障やくじ付葉書等の破損等が起ることが考えられる。こ
のため、ホッチキスの針やクリップ等のついた異常くじ
付印刷物が装置に入力されたとき、これを直ちに検出し
て異常くじ付印刷物の取込み、搬送を停止させ、装置故
障等を未然に防止することのできる信頼性の高いものが
求められる。
そこで、この発明は、くじ付印刷物が上下反転して入力
されても、くじ番号を正常に撮像、認識す−ることがで
き、また、ホッチキスの針やクリップ等のついた異常く
じ付印刷物が入力されたときは、これを直ちに検出して
搬送を停止させることができて操作性、信頼性の優れた
くじ付印刷物選別区分機を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、この発明は、第1に、くじ
付印刷物を搬送させ、当該搬送されるくじ付印刷物から
くじ番号を撮像して認識し、当該認識したくし番号を当
選番号と照合して当該くじ付印刷物をその照合結果に基
づいて判別するくじ付印刷物選別区分機であって、前記
くじ付印刷物のくじ番号を撮像する撮像手段と、前記く
じ付印刷物を前記搬送方向と直交する方向に2分した一
方の領域及び他方の領域にそれぞれ対応して設けられた
2個の固定ミラーと、該2個の固定ミラーからの反射光
を前記撮像手段に選択的に切換入射させて当該撮像手段
への撮像光路を前記一方の領域側と他方の領域側との間
で切換える可動ミラーと、搬送される前記くじ付印刷物
が前記撮像手段でその搬送方向に半分まで撮像されたと
き当該半分の撮像領域に前記くじ番号が存在するか否か
を検出するくじ番号検出手段と、該くじ番号検出手段に
より当初の前記半分の撮像領域にくじ番号なしと判定さ
れたとき前記可動ミラーを駆動して前記撮像手段への撮
像光路を切換える可動ミラー駆動手段とを有することを
要旨とする。
第2に、供給部に供給されたくじ付印刷物を取出して搬
送させ、当該くじ付印刷物から読取ったくじ番号を当選
番号と照合し、当該くじ付印刷物をその照合結果に基づ
いて判別するくじ付印刷物選別区分機であって、前記く
じ付印刷物を前記搬送方向と直交する方向に複数に分割
した各分割部の厚み変化を検出する複数の厚み変化検出
手段と、該複数の厚み変化検出手段の厚み変化検出結果
に所定の差異があるとき前記くじ付印刷物の搬送を停止
させる搬送停止手段とを有することを要旨とする。
(作用) 第1に、くじ付印刷物として、例えばくじ付葉書は、く
じ番号がその表面の下辺にそった片側の領域に印刷され
ている。撮像手段により、搬送されるくじ付印刷物のく
じ番号部分が撮像されるように準備される。くじ付印刷
物が正常姿勢で入力・搬送されると当初の半分の撮像領
域内にくじ番号が存在してそのくじ番号が正常に撮像さ
れる。
くじ番号検出手段により当初の半分の撮像領域にくじ番
号なしと判定されたときは、可動ミラー駆動手段により
可動ミラーが駆動されて撮像手段への撮像光路が切換え
られ、後半の撮像領域にあるくじ番号が正常に撮像され
る。このように、2個の固定ミラーと1個の可動ミラー
により撮像手段に対し2つの異なる撮像光路が生成され
、1つの撮像手段によってくじ付印刷物上の2つの異な
った点対称領域が撮像可能となり、くじ付印刷物が上下
反転して入力されてもくじ番号を正常に撮像することが
可能となる。
第2に、ホッチキスの針やクリップ等の異物のついたく
じ付印刷物は、その異物の部分で部分的に厚みが増す。
供給部から1枚づつ取出されて搬送されるくじ付印刷物
が、複数の厚み変化検出手段により、その搬送方向と直
交する方向に複数に分割された各分割部の厚み変化が検
出される。複数の厚み変化検出手段の検出結果に所定の
差異があってくじ付印刷物に部分的な厚み変化があると
きは、ホッチキスの針やクリップ等のついた異常くじ付
印刷物と判定され、搬送停止手段によりそのくじ付印刷
物の搬送が停止されて装置故障等の発生が未然に防止さ
れる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、くじ付印刷物として年賀葉書等のくじ付
葉書に適用されている。
第1図ないし第8図は、この発明の第1実施例を示す図
である。
まず、第1図は、くじ付葉書を“当り”外れ°  “読
取不能”に選別区分するくじ付印刷物選別区分機の外観
を示している。同図において、1は筐体であり、筐体1
前面の上部には、くじ付葉書11が供給される供給部2
が設けられ、その下方には、くじ付葉書11を照合結果
別に格納する外れ集積部3、読取不能集積部4及び当り
集積部5が設けられている。
第2図は、内部構成の全体をブロックで示している。同
図において、10は撮像レンズ、20は撮像センサとし
てのCCDラインセンサであり、撮像レンズ10及びC
CDラインセンサ20で撮像手段が構成されている。撮
像手段は、供給部2から取出されたくじ付葉書11が搬
送される搬送経路の途中に配設されている。30は光電
変換部であり、撮像手段及び光電変換部30で得られた
くじ番号を示す文字画像信号は汎用CPU等からなる判
別部40に入力されている。判別部40で文字認識が行
われてくじ番号が認識され、その認識されたくじ番号と
当選番号との照合処理が行われるようになっている。ま
た、判別部40は、後述するように、くじ付葉書11が
撮像手段でその搬送方向に半分まで撮像されたとき、そ
の当初の半分の撮像領域にくじ番号が存在するか否かを
検出するくじ番号検出手段としても機能するようになっ
ている。
判別部40での照合結果は機構制御部50に入力されて
いる。機構制御部50の制御により、供給部2に供給さ
れたくじ付葉書11が1枚づつ取出されて搬送され、ま
た、そのくじ付葉書11が判別部40での照合結果別に
、当り集積部5、外れ集積部3及び読取不能集積部4に
区分して格納されるようになっている。60はマスク制
御部であり、後述する可動ミラーを駆動する可動ミラー
駆動手段としての機能及びマスク信号生成機能等を有し
ている。
第3図は、くじ付葉書11の撮像領域の切換えを説明す
るための図である。くじ付葉書11は、くじ番号aがそ
の表面の下辺に沿った片側の領域に印刷されている。第
3図の(A)、(B)は、供給部2から1枚づつ短辺方
向に取出されたくじ付葉書11が、撮像手段の前をY方
向に搬送される場合を示しており、同図(A)は正常姿
勢で搬送された場合、同図(B)は上下反転して搬送さ
れた場合をそれぞれ示している。12は搬送されるくじ
付葉書11の先端縁を検知する先端検知センサであり、
くじ付葉書11を間に挟むようにして対向配置された投
光ランプと受光センサとで構成されている。くじ付葉書
11がY方向に搬送されて搬送方向先端縁が先端検知セ
ンサ12で検知されると、この位置から、くじ付葉書1
1の短辺方向長さ分に対応した時間Mだけ、撮像手段か
らのくじ番号を示す文字画像信号記憶のためのメモリマ
スク信号VMSKが発生する。また、くじ付葉書11の
後半部分の長さに対応した時間幅Eのメモリマスク信号
CMSKが発生する。撮像手段でくじ付葉書11が拳の
搬送方向に半分まで撮像されたとき、その当初の半分の
撮像領域にくじ番号aが存在するか否かが検出され、く
じ番号なしと判定されたときは、撮像手段への撮像光路
が切換えられる。これにより、後半の撮像領域における
対称中心Cを中心とした点対称領域が撮像可能となって
、第3図(B)に示すように、くじ付葉書11が上下反
転して入力されてもくじ番号aを正常に撮像することが
できるようになっている。
第4図は、上述のマスク信号等を生成するマスク制御部
60の回路構成を示している。同図において、14は先
端検知センサ12からの先端検知信号EDSの入力端子
、15はCCDラインセンサ20の1ライン同期信号S
YCの入力端子、16は判別部40の電源立上りに同期
した初期化信号INTの入力端子、17は同じく判別部
4゜からのくじ番号の在否を示すくじ番号在否信号SE
Lの入力端子、18はバッファ、21.22はDフリッ
プフロップ、23はカウンタであり8ビツトで0から2
55までカウントする機能を有している。24はコンパ
レータ、25はインバータ、26はNORゲート、27
.28はANDゲート、29はスイッチングゲートであ
る。
そして、搬送されるくじ付葉書11により、その先端縁
から後端縁まで先端検知センサ12の透過光が遮断され
たとき、論理“1”の先端検知信号EDSが入力される
。一方、くじ付葉書11が先端検知センサ12上にない
ときは論理″0”の先端検知信号EDSが入力される。
同期信号syCは、くじ付葉書11の搬送方向長さを計
測する基本タイミング信号として入力される。判別部4
0の電源立上り時に同期した初期化信号INT“0”が
入力されるとDフリップフロップ21.22がダイレク
トクリヤされ、その結果としてカウンタ23もクリヤさ
れる。先端検知信号EDSが“0”である期間、同期信
号SYCの入力毎にDフリップフロップ21.22、カ
ウンタ23は初期化されたままの状態で推移する。
先端検知信号EDSが“1“となり撮像位置にくじ付葉
書11が搬送されたことが分ると、先端検知信号EDS
 “1′はバッファ18を介してDフリップフロップ2
1.22の0人力となり、同期信号SYCに同期して、
それぞれのQ出力を論理“1”とする。これにより、カ
ウンタ23のイネーブル人力EにDフリップフロップ2
2のQ出力“1′が入力され、且つ同期信号sYcがタ
イミング信号として入力することで同期的にカウンタ2
3はインクリメント動作に入る。前述したように、カウ
ンタ23は8ビツトで0がら255までのカウント機能
を有しており、このカウント値は8ビツトの信号として
コンパレータ24のA端子に入力する。コンパレータ2
4のB端子には、この実施例の場合r200Jの値が8
ビツトの入力データとして予め設定されている。この設
定値r2C)OJの値は、くじ付葉書のくじ番号読取り
において、そのくじ付葉書が短辺方向に搬送される場合
、短辺の長さを100 m mとし、4本/mmの分解
能で撮像するものとすれば、その半値幅は、長さにして
50mmで、くじ付葉書先端縁からの計数値としてr2
00Jに達した位置がくじ付葉書11上の中点Cを示す
値となる。
カウンタ23の計数によってその値がr200Jになっ
たとき、コンパレータ24のA、8人力は一致し、その
イネーブル端子Eに入力する同期信号SYCに同期して
EQ端子に論理“1”の信号出力がなされる。この論理
“1”の信号出力は、インバータ25及びNORゲート
26を介してDフリップフロップ22にクリヤ入力とし
て供給され、そのQ出力が“0”にクリヤされる。この
Q出力“0”は、カウンタ23のイネーブル人力Eを“
0”とすることになり、カウンタ23の計数動作は停止
する。したがって、カウンタ23、コンパレータ24、
Dフリップフロップ22は、それぞれ計数値r200J
、EQ出力、Qa力は“0゛の状態を保持する。この状
態は、先端検知信号EDSが“0°、つまりくじ付葉書
の後端縁が検知されるまで継続する。
先端検知信号EDSが“0”になれば、Dフリップフロ
ップ21は同期信号SYCに同期してそのQ出力が“0
゛となり、その結果、カウンタ23がクリヤされる。こ
の状態は、初期状態と同一の状態であり、次のくじ付葉
書の先端縁が先端検知センサ12で検知されるまで続く
。これらの動作によって、Dフリップフロップ21の出
力は、撮像手段からのくじ番号を示す文字画像信号記憶
のためのメモリマスク信号VMSKとして判別部40に
出力される。また、Dフリップフロップ21のQ出力と
他のDフリップフロップ22の0出力はANDゲート2
7を介してメモリマスク信号CMSKとして判別部40
に出力される。
判別部40は、メモリマスク信号CMSKの立上りを用
いて内蔵する文字画像信号の解析動作を行い、その結果
、くじ番号を示す文字画像信号が取込まれていればくじ
番号在合信号SEL “Omを出力し、取込まれていな
ければくじ番号在合信号SEL“1”を出力する。この
くじ番号在合信号SELは、入力端子17からマスク制
御部60に入力し、ANDゲート28でメモリマスク信
号CMSKとのANDがとられ、スイッチングゲート2
9の制御信号となる。そしてくじ番号在合信号SELが
“1”のとき、その制御信号は′1”となってスイッチ
ングゲート29から、後述する可動ミラー駆動用の駆動
信号DCL“1゛が出力される。
上記マスク制御部60の一連の動作を要約すれば、くじ
付葉書後半分のマスク信号CMSKの立上りによって判
別部40に取込まれたくじ付葉書前半分の画像信号を解
析し、その画像信号中にくじ番号を示す文字画像信号が
無かった場合、くじ付葉書が上下反転して人力されたも
のと判断して可動ミラーを駆動し、くじ付葉書における
異なった点対称領域を撮像してくじ番号を撮像しようと
するものである。
第5図は、判別部40に取込まれたくじ付葉書前半分の
画像信号を解析し、その画像信号中にくじ番号を示す文
字列が存在するか否かを判定する処理を説明するための
図である。
判別部40における画像メモリに入力された2値化され
た画像31を読取り、垂直方向のプロフィル32を作成
する。プロフィル32から、予め与えられた閾値によっ
て2値化された射影33を求める。この求めた射影33
が読取対象文字高さの許容検出範囲であればその値をh
とし、その幅において再度画像31のh幅内の領域を走
査し、水平方向の射影34を生成する。この射影34を
分析し、黒射影のブロック数、全体の長さ斐等が読取対
象文字列の条件を満すか否かを判定する。
くじ付葉書前半分の撮像領域中に、上記文字列が検出さ
れれば、可動ミラーを駆動することなく、この前半の撮
像領域における画像信号を用いて認識処理を継続する。
文字列が検出できなければ、異なった点対称領域を撮像
すべく、くじ番号在否信号SEL “1“を出力し、可
動ミラーを動作することになる。
第6図は、固定ミラー及び可動ミラー等の機構的な構成
を示している。同図において、35.36は固定ミラー
であり、くじ付葉書を搬送方向Yと直交する方向に2分
した一方の領域及び他方の領域にそれぞれ対応して設け
られている。37は可動ミラーであり、両固定ミラー3
5.36の中間にほぼ90@の範囲で回動可能に設けら
れている。38は回転軸受、39は可動ミラー37の側
部に突設された可動片であり、可動片39は摺動片41
に自在連結されている。摺動片41の一端側は電磁クラ
ッチ42に連結され、他端側にはスプリング43が連結
されている。44は可動ミラー37の回動を規定するス
トッパ、45は照光ランプである。
そして、くじ付葉書が搬送方向Yに定速で搬送され、そ
の搬送されるくじ付葉書に正常姿勢で入力されたくじ付
葉書11aと上下反転した姿勢で入力されたくじ付葉書
11bとが混在する場合に、それぞれのくじ付葉書11
a、llbにおけるくじ番号部分を撮像すべく、2個の
固定ミラー35.36.1個の可動ミラー37及び1個
の撮像手段10.20で2つの撮像光路が形成されてい
る。
電磁クラッチ42が非励磁のとき、摺動片41がスプリ
ング43で第6図右方に引張られ、可動ミラー37は図
示の状態で回動され、正常姿勢のくじ付葉書11aにお
けるくじ番号部分が撮像可能となる。一方、電磁クラッ
チ42が、マスク制御部60から出力される駆動信号D
CLで励磁されると、摺動片41がスプリング43の張
力に抗して第6図の左方に移動し、可動ミラー37が時
計方向にほぼ90″回動じて撮像光路が切換えられる。
これにより、上下反転した姿勢で入力されたくじ付葉書
11bにおけるくじ番号部分が撮像可能となる。第7図
は、正常姿勢で搬送されたときのくじ番号文字画像の撮
像例であり、第8図は、上下反転した姿勢で搬送された
ときのくじ番号文字画像の撮像例である。何れの文字画
像も左方から右方に撮像走査したものである。
次に、第9図ないし第14図には、この発明の第2実施
例を示す。
なお、第9図等において、前記第1図における部材及び
部位等と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以
って示し、重複した説明を省略する。
この実施例は、ホッチキスの針やクリップ等の異物のつ
いたくじ付葉書が入力されたとき、これを直ちに検出し
て搬送を停止し、機器故障等を未然に防止しようとする
ものである。
第9図において、筐体1の前面にはスタート釦6が配設
され、上部には異常くじ付葉書等が検出されたとき点灯
する異常表示ランプ7及びその異常表示ランプ7点灯時
の異常内容、操作説明等を表示する表示部8が設けられ
ている。スタート釦6が抑圧操作されると、自動的に起
動して供給部2に供給されたくじ付葉書がその下端から
1枚づつ取出されて搬送され、内蔵された前記第2図に
示したものと同様の判別部により、くじ番号の認識及び
予め格納された当選番号との照合等が行ゎれ、くじ付葉
書がその照合結果別に、当り集積部5、外れ集積部3及
び読取不能集積部4に区分して格納されるようになって
いる。
第10図及び第11図は、供給部2からの取出し部及び
厚み変化検出手段等の構成を示している。
供給部2からくじ付葉書を1枚づつ取出すための取出し
ローラ51が、その供給部2の底板から突出するように
配設されている。48.49は上下2つのベルトからな
る搬送ベルトであり、平行して2組設けられている。供
給部2の下端から取出しローラ51により1枚づつ取出
されたくじ付葉書が搬送ベルト48.49の間に挟み込
まれるようにして搬送が行われる。供給部2と初段の搬
送ベルト48.49との間には厚み変化検出手段となる
上下2つのローラからなる異物検知ローラが配設されて
いる。第10図に示すように、異物検知ローラは、搬送
方向と直交方向に3つに分割されて3組52aと53a
、521)と53b152cと53c設けられている。
52aと53aの組の異物検知ローラについて説明する
と、下側のローラ53gはベース側に回転自在に固定さ
れ、上側のローラ52aは、ローラ軸がスプリング55
により支持されて下側のローラ53aに常時押付けられ
ている。56は、上側のローラ52aの振動を検知する
ための磁気的ピックアップであり、その振動片57が上
側のローラ52aのローラ軸に連結されている。58は
マグネット、59はピックアップコイル、61はバッフ
ァアンプである。上側のローラ52aの振動に応じて振
動片57が振動し、ピックアップコイル59に起電力が
発生する。この起電力はバッファアンプ61を介して後
述する論理的判定回路に送られるようになっている。磁
気的ピックアップ56は、他の組の異物検知ローラ52
bと53b、52Cと53cに対してもそれぞれ付加さ
れている。
第12図は、搬送停止手段となる論理的判定回路、第1
3図はその各信号のタイミングチャートを示している。
第12図において、62.63はコンパレータ、64.
65は各コンパレータ62.63に設定電位を与えるた
めの分圧器、66はフリップフロップであり、コンパレ
ータ62.63及びフリップフロップ66は、3組の異
物検知ローラに対応して3組#1〜#3設けられている
67はカウンタ、68.69はANDゲート、71.7
2はNORゲートである。
そして、磁気的ピックアップ56の出力は、第13図(
a)に示すように、異物検知ローラを通過するくじ付葉
書の先端縁と後端縁において正極性又は負極性の信号を
出力する。この信号は各コンパレータ62.63の一方
の入力となる。各コンパレータ62.63の他方の入力
は、分圧器64.65によって予め所定の電位VRに設
定されており、上記の信号入力は、この設定電位VRと
比較されることにより、各コンパレータ62.63から
、くじ付葉書の先端縁及び後端縁において確実にパルス
状の論理信号が得られるようになっている。この先端縁
及び後端縁を示す各論理信号はフリップフロップ66の
セット側入力、クリヤ側入力として与えられ、第13図
(b)に示すように、くじ付葉書の先端縁検知より後端
縁検知までの間、フリップフロップ66のQ出力は論理
“1”の出力状態に保たれる。
取出しローラ51の駆動によって供給部2の下端から取
出されたくじ付葉書は、3組の異物検知ローラにほぼ同
時又は許容限度内の傾きをもって入力される。したがっ
て取出されたくじ付葉書にホッチキスの針やクリップ等
の異物がついていなければ、先端縁及び後端縁の端部だ
けの厚み変化で、3組の各ピックアップ56の出力は一
様となり、これに応じて3組の各フリップフロップ66
の出力も、端部で多少の時間ずれはあるものの第13図
(b)の出力が一様に得られる。これに対し、くじ付葉
書の一部に異物が付いているとそれに接触した異物検知
ローラのみで厚み変化が検知され、それに対応した磁気
的ピックアップのみが第13図(c)に示すような異常
出力となり、そのフリップフロップのQ出力“1”は同
図ω)に示すように異常に短かくなる。
後段のANDゲート68.69、NORゲート71.7
2、カウンタ67の回路は、上記の異常状態のみを選択
的に検出するためのものであり、3組のフリップフロッ
プにおける各Q出力、0出力がANDゲート68とNO
Rゲート71にそれぞれ入力されている。3組の磁気的
ピックアップの各出力を第13図の(a)、(c)、(
e)とし、そのときの3組の各フリップフロップのQ出
力を同図の(b)、(d)、(f)とすれば、NORゲ
ート71の出力は同図(g) 、ANDゲート68の出
力は同図(h)のようになる。この両ゲート68.71
のの出力はさらにANDゲート69の入力となり、その
出力は同図(i)のようになる。
ANDゲート69の出力(第13図(i))は、カウン
タ67のイネーブル端子Eに直接入力され、NORゲー
ト72を介してクリヤ入力端子Cに入力されている。そ
してカウンタ67は搬送同期パルスCP(第13図(k
))によってカウントUPされる。カウンタ67は予め
定めた値でキャリーが出力されるように設定されており
、ANDゲート69の出力が“0”となれば初期化され
る。
このカウンタ67の動作は、第13図(j)に示すよう
にイネーブル人力E(第13図(i))の連続状態を計
数することになる。したがって、異常検出のための閾値
TH1つまりカウンタ67のキャリー出力を、予め設定
した計数値で出力するようにすれば、その出力時点で異
常検出ができることになる。第13図(愛)は、この異
常検出の結果、カウンタ67から出力される取出し、搬
送機構停止用の停止信号5TOPを示している。
なお、フリップフロップ66を含むそれぞれの検知論理
は、電源ONの立上り制御信号又は他の制御回路からの
INT信号で初期化されるようになっている。また、上
述のように異常が検出されたとき、その異常状態は、第
9図に示した異常表示ランプ7の点灯により報知され、
また、そのときの異常内容、操作説明等が表示部8に表
示される。
第14図に示すように、初段の搬送ベルト48.49は
、供給部2から取出されるくじ付葉書を正常な姿勢状態
、つまり平行につかみ取る構造になっているとともに、
上下のベルト48.49が独立した構造となっている。
そして、上述の表示部8への異常内容、操作説明等に基
づいて、上部カバー9を持上げると、初段の搬送ベルト
48.49が上下に分離されて、異常くじ付葉書を容易
に取出すことができるようになっている。
なお、上述の各実施例において、くじ付印刷物としてく
じ付葉書を適用したが、宝くじ等も適用することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、第1に、2個
の固定ミラーと1個の可動ミラーにより、撮像手段に対
しくじ付印刷物を搬送方向に直交する方向に2分した一
方の領域及び他方の領域からの2つの異なる撮像光路を
切換可能に生成し、くじ番号検出手段により搬送方向当
初の半分の撮像領域にくし番号なしと判定されたとき、
可動ミラー駆動手段により可動ミラーを駆動して撮像手
段への撮像光路を切換えるようにしたため、くじ付印刷
物の中心に対し2つの点対称領域が撮像可能となってく
じ付印刷物が上下反転して入力されてもくじ番号を正常
に撮像することが可能となり、優れた操作性及び信頼性
を得ることができる。
第2に、供給部から取出されて搬送されるくじ付印刷物
を、複数の厚み変化検出手段により、その搬送方向と直
交する方向に複数に分割した各分割部の厚み変化を検出
し、複数の厚み変化検出手段の検出結果に所定の差異が
あってくじ付印刷物に部分的な厚み変化があるときは搬
送停止手段によりそのくじ付印刷物の搬送を停止させる
ようにしたため、ホッチキスの針やクリップ等の異物の
ついたくじ付印刷物が入力されても、これを直ちに検出
して搬送を停止させ、取出す等の操作により機器故障等
の発生を未然に防止することができて優れた操作性及び
信頼性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの発明に係るくじ付印刷物選別
区分機の第1実施例を示すもので、第1図は供給部及び
集積部等を示す外観斜視図、第2図は全体構成を示すブ
ロック図、第3図はくじ付葉書及びその撮像領域の切換
えを説明するための図、第4図はマスク制御部の回路構
成を示す回路図、第5図はくじ番号を示す文字列の在合
判定処理を説明するための図、第6図は固定ミラー及び
可動ミラー等の構成を示す構成図、第7図及び第8図は
くじ番号を示す文字画像の撮像例を示す図、第9図ない
し第14図はこの発明の第2実施例を示すもので、第9
図は外観斜視図、第10図は複数組設けられた異物検知
ローラ等の構成を示す斜視図、第11図は磁気的ピック
アップ等の構成を示す構成図、第12図は論理的判定回
路を示す回路図、第13図は上記論理的判定回路の異常
判定動作を説明するための各信号のタイミングチャート
、第14図は異常くじ付葉書の取出し構造を示す斜視図
である。 2:供給部、  3:外れ集積部、 4:読取不能集積部、  5:当り集積部、10:撮像
レンズ、 11:くじ付葉書(くじ付印9)物)、20:撮像レン
ズとともに撮像手段を構成するCCDラインセンサ、 35.36:固定ミラー 37;可動ミラー 40;照合及びくじ番号検出手段としての機能を有する
判別部、 51:取出しローラ、 52a〜52c、53a〜53c:複数の厚み変化検出
手段となる複数の異物検知ローラ、56:磁気的ピック
アップ、 60:マスク制御部(可動ミラー駆動手段)、62.6
3ニコンパレータ、 66:フリップフロップ、 67:コンパレータ、フリッププロップ等とともに搬送
停止手段となる論理的判定回路を構成するカウンタ。 第3図[al 第3図fc)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)くじ付印刷物を搬送させ、当該搬送されるくじ付
    印刷物からくじ番号を撮像して認識し、当該認識したく
    じ番号を当選番号と照合して当該くじ付印刷物をその照
    合結果に基づいて判別するくじ付印刷物選別区分機であ
    って、 前記くじ付印刷物のくじ番号を撮像する撮像手段と、前
    記くじ付印刷物を前記搬送方向と直交する方向に2分し
    た一方の領域及び他方の領域にそれぞれ対応して設けら
    れた2個の固定ミラーと、該2個の固定ミラーからの反
    射光を前記撮像手段に選択的に切換入射させて当該撮像
    手段への撮像光路を前記一方の領域側と他方の領域側と
    の間で切換える可動ミラーと、搬送される前記くじ付印
    刷物が前記撮像手段でその搬送方向に半分まで撮像され
    たとき当該半分の撮像領域に前記くじ番号が存在するか
    否かを検出するくじ番号検出手段と、該くじ番号検出手
    段により当初の前記半分の撮像領域にくじ番号なしと判
    定されたとき前記可動ミラーを駆動して前記撮像手段へ
    の撮像光路を切換える可動ミラー駆動手段とを有するこ
    とを特徴とするくじ付印刷物選別区分機。
  2. (2)供給部に供給されたくじ付印刷物を取出して搬送
    させ、当該くじ付印刷物から読取ったくじ番号を当選番
    号と照合し、当該くじ付印刷物をその照合結果に基づい
    て判別するくじ付印刷物選別区分機であって、 前記くじ付印刷物を前記搬送方向と直交する方向に複数
    に分割した各分割部の厚み変化を検出する複数の厚み変
    化検出手段と、該複数の厚み変化検出手段の厚み変化検
    出結果に所定の差異があるとき前記くじ付印刷物の搬送
    を停止させる搬送停止手段とを有することを特徴とする
    くじ付印刷物選別区分機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6036511A (en) * 1997-03-24 2000-03-14 The Whitaker Corporation Card connector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6036511A (en) * 1997-03-24 2000-03-14 The Whitaker Corporation Card connector

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